JP2015226276A - 複写機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複写禁止画像に関連する複写禁止情報を複写機に容易に記憶させることを実現して、複写機の使い勝手を向上させるための技術を提供すること。
【解決手段】 複写機CMは、ドライバプログラム76を備えるコンピュータCPにおいて、ドライバプログラム76に従って実行される処理によって、コンピュータCPに表示される設定画面上で、対象画像がユーザによって新たに設定される場合に、コンピュータCPから、対象画像に関連する対象関連情報を取得する。複写機CMは、対象関連情報を新たな複写禁止情報としてメモリ34に記憶させる。そして、複写機CMは、原稿のスキャンによって得られるスキャン画像がメモリ34内の1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断する場合に、当該スキャン画像の印刷を実行せずに、当該スキャン画像を印刷不可能であることをユーザに通知する。
【選択図】 図1

Description

本明細書では、複写禁止画像を含む原稿の複写を禁止可能な複写機を開示する。
特許文献1に開示されている画像処理装置は、出力を禁止するための地紋パターンを記憶している。画像処理装置は、原稿を読み取ることによって得られる原稿画像が、記憶済みの地紋パターンと同一の地紋パターンを含む場合に、当該原稿の出力を禁止する。
特開2004−164538号公報
特許文献1には、画像処理装置が地紋パターンを記憶するための手法について、何ら開示されていない。
本明細書では、複写禁止画像に関連する複写禁止情報を複写機に容易に記憶させることを実現して、複写機の使い勝手を向上させるための技術を開示する。
本明細書によって開示される複写機は、スキャン実行部と、印刷実行部と、メモリと、取得部と、メモリ制御部と、スキャン制御部と、第1の判断部と、印刷制御部と、通知部と、を備える。メモリは、1個以上の複写禁止画像に関連する1個以上の複写禁止情報を記憶する。取得部は、複写機の印刷実行部を制御するためのドライバプログラムを備えるコンピュータにおいて、ドライバプログラムに従って実行される処理によって、コンピュータに表示される設定画面上で、対象画像がユーザによって新たに設定される場合に、コンピュータから、対象画像に関連する対象関連情報を取得する。メモリ制御部は、対象関連情報を新たな複写禁止情報としてメモリに記憶させる。スキャン制御部は、第1の原稿のスキャンをスキャン実行部に実行させて、第1のスキャンデータを生成する。第1の判断部は、メモリ内の1個以上の複写禁止情報を利用して、第1のスキャンデータによって表わされる第1のスキャン画像が、1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むのか否かを判断する。印刷制御部は、第1のスキャン画像が1個以上の複写禁止画像のいずれも含まないと判断される場合に、第1のスキャン画像の印刷を印刷実行部に実行させ、第1のスキャン画像が1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断される場合に、第1のスキャン画像の印刷を印刷実行部に実行させない。通知部は、第1のスキャン画像が1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断される場合に、第1のスキャン画像を印刷不可能であることをユーザに通知する。
上記の構成によると、複写機は、メモリ内の1個以上の複写禁止情報に基づいて、第1の原稿の複写を禁止することができる。特に、複写機は、コンピュータのドライバプログラムによって表示される設定画面上で、対象画像がユーザによって新たに設定される場合に、コンピュータから、対象画像に関連する対象関連情報を取得し、対象関連情報を新たな複写禁止情報としてメモリに記憶させる。従って、ユーザは、例えば複写機を操作して複写禁止情報を複写機に記憶させずに済むので、複写禁止情報を複写機に容易に記憶させることができる。このために、複写機の使い勝手を向上させることができる。
上記の複写機を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の複写機と、上記のコンピュータと、を備えるシステムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 電子透かし機能の設定を実行するための設定画面を示す。 複写機及びコンピュータに記憶されるテーブルの一例を示す。 複写機の複写管理処理のフローチャートを示す。 第1画像解析処理のフローチャートを示す。 第1画像解析処理の具体例を示す。 第1画像解析処理の具体例を示す。 第1解析結果処理のフローチャートを示す。 第2画像解析処理のフローチャートを示す。 第2解析結果処理のフローチャートを示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、複写機CMと、コンピュータCPと、を備える。各デバイスCM,CPは、LAN4に接続されており、LAN4を介して、相互に通信可能である。LAN4は、有線LANであっても、無線LANであってもよい。
(複写機CMの構成)
複写機CMは、印刷機能、スキャン機能、複写機能を実行可能な周辺機器(即ちコンピュータCP等の周辺機器)である。複写機CMは、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、ネットワークインターフェース20と、制御部30と、を備える。
操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を複写機CMに入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェットヘッド方式、レーザ方式等の印刷機構を備え、制御部30からの指示に従って印刷を実行する。スキャン実行部18は、CIS(contact image sensorの略)、CCD(Charge Coupled Deviceの略)等のスキャン機構を備え、原稿をスキャンする。ネットワークインターフェース20は、LAN4に接続されている。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行するプロセッサである。また、メモリ34は、登録情報(図3のRGI参照)が登録されるテーブルTaを記憶する。テーブルTa内の登録情報は、原稿の複写を禁止すべきか否かを判断するために利用される。
(コンピュータCPの構成)
コンピュータCPは、デスクトップPC(Personal Computerの略)、ノートPC、タブレットPC等のコンピュータである。コンピュータCPは、操作部62と、表示部64と、制御部70と、を備える。
操作部62は、マウス、キーボード等によって構成される。ユーザは、操作部62を操作することによって、様々な指示をコンピュータCPに入力することができる。表示部64は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。制御部70は、CPU72と、メモリ74と、を備える。CPU72は、メモリ74に記憶されているプログラム(例えばドライバプログラム76等)に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。ドライバプログラム76は、複写機CMの印刷実行部16を制御するためのプログラムである。即ち、ドライバプログラム76は、複写機CMに印刷機能を実行させるためのプログラムである。ドライバプログラム76は、複写機CMと共に出荷されるメディアからコンピュータCPにインストールされてもよいし、複写機CMのベンダによってインターネット上に設置されるサーバからコンピュータCPにインストールされてもよい。また、メモリ74は、さらに、登録情報(図3のRGI参照)が登録されるテーブルTbを記憶する。テーブルTb内の登録情報は、いわゆる電子透かしの印刷を実行するために利用される。
例えば、ユーザは、コンピュータCPに記憶されている画像データによって表わされる目的画像の印刷を複写機CMに実行させることを望む場合に、当該画像データを指定するための指定操作と、印刷開始操作と、を操作部62に実行する。この場合、CPU72は、ドライバプログラム76に従って、当該画像データを変換して、複写機CMが解釈可能なデータ形式を有する印刷データを生成する。次いで、CPU72は、LAN4を介して、印刷データを複写機CMに供給する。これにより、複写機CMにおいて、印刷データによって表わされる上記の目的画像の印刷が実行される。
特に、本実施例では、ユーザは、目的画像の印刷を複写機CMに実行させる際に、テーブルTb内の登録情報によって表わされる登録画像(例えば文字列「CONFIDENTIAL」を含む画像等)を選択することができる。この場合、CPU72は、選択済みの登録画像が上記の目的画像に合成されている合成画像を表わす印刷データを生成して、当該印刷データを複写機CMに供給する。これにより、複写機CMにおいて、上記の合成画像の印刷が実行される。このような機能は、いわゆる電子透かしと呼ばれることがある。電子透かしは、ヒトが印刷物において登録画像を視認できる可視型の透かしと、ヒトが印刷物において登録画像を視認できない不可視型の透かしと、に分類される。本実施例の電子透かしは、可視型でも不可視型でもよい。ただし、技術の理解を容易にするために、可視型の透かしが採用される場合を例として、以下の説明を続ける。詳しくは後述するが、複写機CMは、電子透かしによって印刷された合成画像を含む原稿の複写を禁止し得る。
(設定画面;図2)
続いて、図2を参照して、コンピュータCPのドライバプログラム76によって、表示部64に表示される各設定画面100,200の内容を説明する。各設定画面100,200は、電子透かしの設定を実行するための画面である。
第1の設定画面100は、タイトル選択領域102と、プレビュー表示領域104と、新規登録ボタン106と、更新ボタン108と、消去ボタン110と、を含む。タイトル選択領域102は、メモリ74内のテーブルTbに現在登録されている1個以上の登録情報に含まれる1個以上のタイトル(例えば「COPY」等)を表示するための領域である。ユーザは、タイトル選択領域102に表示されている1個以上のタイトルの中から1個のタイトルを選択することができる。プレビュー表示領域104は、タイトル選択領域102で現在選択されている1個のタイトルを含む1個の登録情報(以下では「選択済み登録情報」と呼ぶ)によって表わされる登録画像のプレビューを表示するための領域である。新規登録ボタン106は、新たな登録情報をテーブルTbに登録するためのボタンである。更新ボタン108は、選択済み登録情報を更新するためのボタンである。消去ボタン110は、選択済み登録情報を消去するためのボタンである。
CPU72は、更新ボタン108がユーザによって選択される場合に、第1の設定画面100に代えて、第2の設定画面200を表示部64に表示させる。第2の設定画面200は、複数個の項目(X、Y、角度、利用フラグ、タイトル、属性、指定テキスト、フォント、サイズ、スタイル、R、G、B、指定画像、スケール、及び、透過率)と、プレビュー表示領域202と、を含む。上記の複数個の項目のそれぞれには、選択済み登録情報に含まれる各項目の各値が記述される。プレビュー表示領域202は、上記の複数個の項目のそれぞれに現在記述されている情報に従った画像のプレビューを表示するための領域である。
項目「X」、項目「Y」は、それぞれ、合成画像内で登録画像が配置されるべきX座標、Y座標を示す。項目「角度」は、X軸に対する角度を示す。項目「利用フラグ」は、複写機CMが複写禁止画像として利用すべきか否かを示す。項目「利用フラグ」が値「ON」であることは、複写機CMが複写禁止画像として利用すべきことを意味し、項目「利用フラグ」が値「OFF」であることは、複写機CMが複写禁止画像として利用すべきでないことを意味する。項目「タイトル」は、登録情報を識別するための名称である。項目「属性」は、値「テキスト」又は値「画像」を示す。項目「属性」が値「テキスト」である場合には、テキストに基づいて登録画像が決定されることを意味する。項目「属性」が値「テキスト」である場合には、「テキスト」に対応する7個の項目(即ち、「指定テキスト」、「フォント」、「サイズ」、「スタイル」、「R」、「G」、及び、「B」)に値が記述されるが、「画像」に対応する3個の項目(即ち、「指定画像」、「スケール」、及び、「透過率」)に値が記述されない。また、項目「属性」が「画像」である場合には、画像データに基づいて登録画像が決定されることを意味する。項目「属性」が「画像」である場合には、上記の3個の項目に値が記述されるが、上記の7個の項目に値が記述されない。
項目「指定テキスト」は、文字列を示す。項目「フォント」は、文字列を構成する各文字のフォントを示す。項目「サイズ」は、文字列を構成する各文字のサイズを示す。項目「スタイル」は、文字列を構成する各文字のスタイル(例えば、標準、太字、斜体等)を示す。項目「R」、項目「G」、項目「B」は、それぞれ、文字列を構成する各文字のR値、G値、B値を示す。CPU72は、これらの項目に記述される各値に基づいて、文字列を含む登録画像を決定することができる。
また、項目「指定画像」は、画像データの位置情報(例えばURL等)を示す。項目「スケール」は、項目「指定画像」で指定される画像データによって表わされる画像をどれだけ拡大又は縮小するのかを示す。項目「透過率」は、当該画像の透過率を示す。CPU72は、これらの項目に記述される各値に基づいて、当該画像データによって表わされる登録画像を決定することができる。
ユーザは、第2の設定画面200に表示されている各項目の各値を変更することができる。そして、CPU72は、第2の設定画面200内のOKボタン204がユーザによって選択される場合に、テーブルTb内の選択済み登録情報を更新する。具体的には、CPU72は、テーブルTb内の選択済み登録情報に代えて、第2の設定画面200に現在記述されている各項目の各値を含む登録情報を新たに登録する。
図3に示されるように、テーブルTbは、1個以上の登録情報RGIを含む。1個以上の登録情報RGIのそれぞれは、上記の各項目(例えば「利用フラグ」、「タイトル」等)の各値を含む。以下では、登録情報RGIに含まれる各項目の各値のうち、項目「利用フラグ」の値を除いた各値を「関連情報RLI」と呼ぶことがある。上述したように、項目「利用フラグ」が値「ON」である場合には、複写機CMが登録情報(即ち関連情報RLI)によって表わされる画像を複写禁止画像として利用すべきことを意味する。このために、以下では、項目「利用フラグ」として値「ON」に関連付けられている関連情報RLIのことを「複写禁止情報」と呼ぶ。一方、項目「利用フラグ」として値「OFF」に関連付けられている関連情報RLIのことを「非利用情報NI」と呼ぶ。
(複写機CMのメモリ制御処理)
CPU72は、図2の第2の設定画面200内のOKボタン204が選択される場合に、さらに、第2の設定画面200に現在記述されている各項目の各値を含む登録情報を複写機CMに供給する。これにより、複写機CMにおいて、当該登録情報がテーブルTaに新たに登録される。
また、CPU72は、図2の第1の設定画面100内の新規登録ボタン106がユーザによって選択される場合に、第1の設定画面100に代えて、第2の設定画面200を表示部64に表示させる。ただし、ここで表示される第2の設定画面200では、項目「利用フラグ」にデフォルトの値「ON」が記述されると共に、項目「属性」にデフォルトの値「テキスト」が記述されるが、他の各項目(例えば項目「X」等)に値が記述されない。CPU72は、ユーザによって各項目に各値が入力された後に、OKボタン204が選択される場合に、テーブルTb内に登録情報を新たに登録する。具体的には、CPU72は、第2の設定画面200に現在記述されている各項目の各値を含む登録情報を新たに登録する。また、CPU72は、当該登録情報を複写機CMに供給する。これにより、複写機CMにおいて、当該登録情報がテーブルTaに新たに登録される。
また、CPU72は、第1の設定画面100内の消去ボタン110がユーザによって選択される場合に、メモリ74内のテーブルTbから選択済み登録情報を消去する。また、CPU72は、選択済み登録情報が消去されたことを示す消去情報を複写機CMに供給する。これにより、複写機CMにおいて、当該登録情報がテーブルTaから消去される。
上述したように、第1の設定画面100内の消去ボタン110が選択されると、コンピュータCPから複写機CMに選択済み登録情報の消去を示す消去情報が供給される。複写機CMのCPU32は、コンピュータCPから消去情報を取得する場合に、消去情報によって示される選択済み登録情報をメモリ34内のテーブルTaから消去する。このように、ユーザは、複写機CMの操作部12を操作して、登録情報をテーブルTaから消去せずに済む。即ち、ユーザは、登録情報を複写機CMから容易に消去することができる。このために、複写機CMの使い勝手を向上させることができる。なお、変形例では、CPU32は、コンピュータCPから消去情報を取得する場合に、消去情報が示す選択済み登録情報をメモリ34内のテーブルTaから消去しなくてもよい。この場合でも、複写機CMは、古い登録情報(即ち、メモリ74内のテーブルTbから消去された選択済み登録情報)を利用して、原稿の複写を禁止すべきか否かを判断することができる。従って、複写機CMは、古い登録情報に従った電子透かしの印刷によって形成された原稿の複写を適切に禁止することができる。
上述したように、第1の設定画面100内の新規登録ボタン106が選択された後、又は、第1の設定画面100内の更新ボタン108が選択された後に、第2の設定画面200内のOKボタン204が選択される場合に、コンピュータCPから複写機CMに登録情報が供給される。複写機CMのCPU32は、コンピュータCPから登録情報を取得する場合に、メモリ34内のテーブルTaに現在登録されている全ての登録情報を維持しつつ、取得済みの登録情報をメモリ34内のテーブルTaに新たに登録する。即ち、CPU32は、コンピュータCP内のテーブルTbにおいて、登録情報が新たに登録される場合でも、登録情報が更新される場合でも、当該登録情報をテーブルTaに新たに登録する。従って、テーブルTb内の登録情報が更新されるにも関わらず、テーブルTa内の登録情報が更新されずに(即ち古い登録情報が消去されずに)、テーブルTa内に登録情報が新たに登録されることがあり得る。このために、テーブルTa内の各登録情報と、テーブルTb内の各登録情報と、が一致しないことがあり得る。このように、本実施例では、コンピュータCPにおいて古い登録情報が新たな登録情報に更新されても、複写機CMにおいて古い登録情報が維持される。このために、複写機CMは、古い登録情報を利用して、原稿の複写を禁止すべきか否かを判断することができる。従って、複写機CMは、古い登録情報に従った電子透かしの印刷によって形成された原稿の複写を適切に禁止することができる。
取得済みの登録情報に含まれる項目「利用フラグ」が値「ON」を示す場合には、取得済みの登録情報に含まれる関連情報RLIが新たな複写禁止情報(図3のCI参照)としてテーブルTa内に登録される。従って、ユーザは、例えば複写機CMを操作して複写禁止情報CIを複写機CMに新たに記憶させずに済む。このために、複写機CMの使い勝手を向上させることができる。また、取得済みの登録情報に含まれる項目「利用フラグ」が値「OFF」を示す場合には、取得済みの登録情報に含まれる関連情報RLIが新たな非利用情報(図3のNI参照)としてテーブルTa内に登録される。即ち、この場合、関連情報RLIが新たな複写禁止情報CIとして複写機CMに記憶されない。このように、複写機CMは、ユーザによって設定される項目「利用フラグ」の値に応じて、複写禁止情報を記憶するのか、非利用情報を記憶するのか、を変えることができる。即ち、項目「利用フラグ」が登録情報に含まれることによって、ユーザは、電子透かしの印刷を実行するために利用したい情報であって、複写を禁止するために利用したくない情報もドライバプログラム76によって複写機CMに記憶させることができる。
また、ユーザは、コンピュータCPにおいて、電子透かしの設定を実行するための設定画面100,200を利用して、コンピュータCPに記憶されているテーブルTb内の登録情報の更新又はテーブルTb内への新たな登録情報の登録を実行すれば、複写機CM内のテーブルTaに新たな複写禁止情報CIを自動的に登録することができる。このために、ユーザは、複写禁止情報CIを複写機CMに容易に記憶させることができる。従って、複写機CMの使い勝手を向上させることができる。
なお、図3に示されるように、複写機CMのメモリ34内のテーブルTaは、コンピュータCPから登録情報RGIが取得される前の段階、即ち、複写機CMの出荷段階において、デフォルトの関連情報DRI、即ち、デフォルトの複写禁止情報CIを予め記憶している。また、コンピュータCPのメモリ74内のテーブルTbも、デフォルトの関連情報DRIを予め記憶している。このために、ユーザは、登録情報をテーブルTb内に登録する作業を実行しなくても、デフォルトの関連情報DRIを含む登録情報を利用して、電子透かしの印刷を複写機CMに実行させることができる。また、複写機CMは、デフォルトの関連情報DRI(即ちデフォルトの複写禁止情報CI)を利用して、原稿の複写を禁止すべきか否かを判断することができる。即ち、ユーザが登録情報をコンピュータCP及び複写機CMに記憶させなくても、電子透かしの印刷と、当該印刷で得られる原稿の複写の禁止と、を実現することができる。
(複写機の複写管理処理;図4)
続いて、図4を参照して、複写機CMのCPU32が実行する複写管理処理の内容について説明する。S10では、CPU32は、ユーザから複写指示が与えられることを監視する。CPU32は、ユーザによって操作部12に複写開始操作が実行される場合に、S10でYESと判断して、S12に進む。
S12では、CPU32は、原稿のスキャンをスキャン実行部18に実行させる。そして、CPU32は、スキャン実行部18からスキャン結果を取得し、例えばシェーディング補正等の処理を実行して、スキャン結果からスキャンデータを生成する。以下では、ここで生成されるスキャンデータ、当該スキャンデータによって表わされるスキャン画像のことを、それぞれ、「特定スキャンデータ」、「特定スキャン画像」と呼ぶ。
S14では、CPU32は、禁止スキャンデータがメモリ34に記憶されているのか否かを判断する。禁止スキャンデータは、後述のS60において、メモリ34に記憶されるデータである(図8のS64参照)。CPU32は、禁止スキャンデータがメモリ34に記憶されていると判断する場合(S14でYES)に、S80において、第2画像解析処理(図9参照)を実行する。一方において、CPU32は、禁止スキャンデータがメモリ34に記憶されていないと判断する場合(S14でNO)に、S20において、第1画像解析処理(図5参照)を実行する。
CPU32は、S20の第1画像解析処理を実行した後に、S50において、禁止フラグをメモリ34に記憶しているか否かを判断する。当該禁止フラグは、第1画像解析処理で記憶され得る(図5のS48参照)。CPU32は、禁止フラグを記憶していると判断する場合(S50でYES)に、S60において、第1解析結果処理(図8参照)を実行する。第1解析結果処理が終了すると、S10に戻る。一方において、CPU32は、禁止フラグを記憶していないと判断する場合(S50でNO)に、S70において、S12で生成された特定スキャンデータによって表わされる特定スキャン画像の印刷を印刷実行部16に実行させる。これにより、S12でスキャンされた原稿の複写が実行される。S70が終了すると、S10に戻る。
また、CPU32は、S80の第2画像解析処理を実行した後に、S100において、禁止フラグをメモリ34に記憶しているか否かを判断する。当該禁止フラグは、第2画像解析処理で記憶され得る(図9のS98参照)。CPU32は、禁止フラグを記憶していると判断する場合(S100でYES)に、S110において、第2解析結果処理(図10参照)を実行する。第2解析結果処理が終了すると、S10に戻る。一方において、CPU32は、禁止フラグを記憶していないと判断する場合(S100でNO)に、S20の第1画像解析処理に進む。
また、S120では、CPU32は、禁止時刻から所定期間が経過することを監視する。当該禁止時刻は、S20の第1画像解析処理で記憶され得る(図8のS68参照)。CPU32は、メモリ34内の禁止時刻から所定期間が経過したと判断する場合(S120でYES)に、S122において、メモリ34内から禁止スキャンデータを消去すると共に、メモリ34内から禁止時刻を消去する。当該禁止スキャンデータは、S20の第1画像解析処理で記憶され得る(図8のS64参照)。S122が終了すると、S10に戻る。また、CPU32は、メモリ34に禁止時刻が記憶されていない場合(S120でNO)、又は、メモリ34内の禁止時刻から所定期間が経過していないと判断する場合(S120でNO)に、S10に戻る。
(第1画像解析処理;図5)
続いて、図5を参照して、図4のS20で実行される第1画像解析処理の内容について説明する。S22では、CPU32は、全ての禁止画像データを生成する。具体的には、CPU32は、メモリ34内のテーブルTaに登録されている1個以上の登録情報RGI(図3参照)のうち、項目「利用フラグ」の値「ON」を含む1個以上の登録情報(即ち1個以上の複写禁止情報CI)を抽出する。なお、CPU32は、項目「利用フラグ」の値「OFF」を含む登録情報を抽出しない。次いで、CPU32は、抽出済みの1個以上の複写禁止情報CIを利用して、1個以上の禁止画像データを生成する。より具体的には、CPU32は、1個の複写禁止情報CIに含まれる項目「属性」が値「テキスト」を示す場合に、当該複写禁止情報CIに含まれる7個の項目の7個の値(即ち、項目「指定テキスト」、項目「フォント」、項目「サイズ」、項目「スタイル」、項目「R」、項目「G」、及び、項目「B」の各値)を利用して、1個の禁止画像データを生成する。例えば、CPU32は、図3の項目「タイトル」として値「COPY」を含む複写禁止情報CIに基づいて、文字列として「COPY」を示し、フォントして「MSPゴシック」を示し、サイズとして「72」を示し、スタイルとして「太字」を示し、かつ、RGBの各値として「204」を示す文字列を表わす1個の禁止画像データを生成する。一方において、CPU32は、1個の複写禁止情報CIに含まれる項目「属性」が値「画像」を示す場合に、当該複写禁止情報CIに含まれる3個の項目の3個の値(即ち、項目「指定画像」、項目「スケール」、及び、項目「透過率」)を利用して、1個の禁止画像データを生成する。即ち、CPU32は、項目「指定画像」が示す値(即ちURL等の位置情報)に記憶されている画像データを取得し、項目「スケール」が示す値と、項目「透過率」が示す値と、を利用して、当該画像データに対する画像処理を実行して、1個の禁止画像データを生成する。
次いで、S24では、CPU32は、カウンタCNT1の初期値として「0」を設定する。S26では、CPU32は、S22で生成された1個以上の禁止画像データのうち、1個の禁止画像データを特定する。以下では、ここで特定される1個の禁止画像データのことを、「対象禁止画像データ」と呼ぶ。また、S22で対象禁止画像データを生成するための元の複写禁止情報のことを、「対象複写禁止情報」と呼ぶ。図6には、対象禁止画像データによって表わされる対象禁止画像TI(即ち文字列「COPY」を示す画像)の一例が示されている。
続いて、図5のS28では、CPU32は、位置情報によって示される位置と、対象禁止画像データのサイズと、に基づいて、特定スキャン画像内の部分領域を特定する。位置情報は、対象複写禁止情報に含まれる3個の項目(即ち、項目「X」、項目「Y」、及び、項目「角度」)の3個の値である。図6の例では、CPU32は、対象複写禁止情報に含まれる項目「X」の値(例えばX座標「0」)と項目「Y」の値(例えばY座標「10」)とを利用して、特定スキャン画像SIのうち、上記のX座標及びY座標を中心として、対象禁止画像TIのサイズと同じサイズを有する矩形領域を特定する。当該矩形領域は、横方向に伸びる辺と、縦方向に伸びる辺と、によって画定される。そして、CPU32は、対象複写禁止情報に含まれる項目「角度」の値がゼロであれば、上記の矩形領域を部分領域として特定する。一方、CPU32は、対象複写禁止情報に含まれる項目「角度」の値がゼロ以外であれば(例えば45度であれば)、項目「角度」の値を利用して、上記の矩形領域を回転させる。そして、CPU32は、回転済みの矩形領域を部分領域として特定する。図6では、特定スキャン画像SIの中から、部分領域PAが特定される様子が示されている。
次いで、図5のS30では、CPU32は、対象禁止画像データを構成する複数個の画素のうちの1個の画素を特定する。以下では、ここで特定される1個の画素のことを「対象画素」と呼ぶ。S32では、CPU32は、対象画素の輝度値と対応画素の輝度値との差分の絶対値が、予め決められた閾値Th1以下であるのか否かを判断する。ここで、対応画素は、S28で特定された部分領域を表わす複数個の画素(即ちスキャンデータを構成する複数個の画素)のうち、対象禁止画像データ内での対象画素の位置と同じ位置に存在する画素である。CPU32は、対象画素のRGB値を輝度値に変換する。輝度値は、数式「0.299×R値+0.587×G値+0.114×B値」によって算出される。同様に、CPU32は、対応画素のRGB値を輝度値に変換する。次いで、CPU32は、対象画素の輝度値と対応画素の輝度値との差分の絶対値を算出する。そして、CPU32は、上記の絶対値がTh1以下であると判断する場合(S32でYES)には、S34において、カウンタCNT1の現在の値に「1」を加算して、S36に進む。ここで、上記の絶対値がTh1以下であることは、対象画素の輝度値と対応画素の輝度値とが近似すること、即ち、対象画素によって表わされる色と対応画素によって表わされる色とが近似することを意味する。また、CPU32は、上記の絶対値がTh1より大きいと判断する場合(S32でNO)に、S34をスキップして、S36に進む。図6では、上記の絶対値がTh1以下であると判断された対応画素が黒塗りで示されている。また、上記の絶対値がTh1よりも大きいと判断された対応画素が白塗りで示されている。
図5のS36では、CPU32は、対象禁止画像データ内の全ての画素を対象画素として特定済みであるのか否かを判断する。CPU32は、全ての画素を特定済みでないと判断する場合(S36でNO)には、S30において、新たな1個の画素を対象画素として特定する。一方において、CPU32は、全ての画素を特定済みであると判断する場合(S36でYES)には、S38に進む。
S38では、CPU32は、対象禁止画像データ内の全画素数に対するカウンタCNT1の値の割合が、予め決められた閾値Th2以上であるのか否かを判断する。ここで、上記の割合がTh2以上であるということは、対象画素の色に近似する色を有する対応画素の数が比較的に多いことを意味しており、この結果、特定スキャンデータによって表わされる特定スキャン画像が対象禁止画像を含むこと(即ち、S28で特定された部分領域が対象禁止画像を含むこと)を意味する。CPU32は、上記の割合がTh2以上であると判断する場合(S38でYES)には、S48において、禁止フラグをメモリ34に記憶させる。禁止フラグは、スキャン画像を印刷不可能であることを示す情報である。S48が終了すると、図5の処理が終了する。図6では、部分領域PAが対象禁止画像TIを含むので、対象禁止画像データ内の全画素数に対するカウンタCNT1の値の割合がTh2以上であると判断される例が示されている。
一方において、CPU32は、上記の割合がTh2未満であると判断する場合(図5のS38でNO)には、S40において、カウンタCNT1の値を「0」にリセットする。次いで、S42では、CPU32は、特定スキャン画像の180度の回転を実行済みであるのか否かを判断する。CPU32は、特定スキャン画像の回転を実行済みである判断する場合(S42でYES)に、S46において、S22で生成された全ての禁止画像データがS26で特定済みであるのか否かを判断する。CPU32は、全ての禁止画像データが特定済みでないと判断する場合(S46でNO)に、S26において、新たな禁止画像データを対象禁止画像データとして特定する。一方において、CPU32は、全ての禁止画像データが特定済みであると判断する場合(S46でYES)に、図5の処理を終了する。
また、CPU32は、特定スキャン画像の回転を実行済みでないと判断する場合(S42でNO)に、S44において、特定スキャン画像の180度の回転を実行する。そして、S44が終了すると、S28に進む。例えば、図7の特定スキャン画像SIにおいて、図5の1回目のS28で特定される部分領域PA1は、対象禁止画像TI(即ち文字列「COPY」)を含まない。このため、CPU32は、図5のS38でNOと判断する。そして、CPU32は、S42でYESと判断し、S44において、特定スキャン画像SIの180度の回転を実行する。その結果、2回目のS28で特定される部分領域PA2は、特定スキャン画像SIの2本の対角線Lの交点を対象点として、部分領域PA1と点対称である。そして、部分領域PA2は、対象禁止画像TI(即ち文字列「COPY」)を含む。従って、CPU32は、2回目のS38でYESと判断し、S48で禁止フラグを記憶する。このように、本実施例では、複写機CMは、原稿がスキャンされる向きに関わらず、特定スキャン画像SIが対象禁止画像TI(即ち複写禁止画像)を含むのか否かを適切に判断することができる。
(第1解析結果処理;図8)
続いて、図8を参照して、図4のS60で実行される第1解析結果処理の内容について説明する。S62では、CPU32は、メモリ34に予め記憶されている第1の通知画像データによって表わされる第1の通知画像NI1の印刷を印刷実行部16に実行させる。第1の通知画像N1は、スキャン画像を印刷不可能であること、即ち、原稿の複写を実行不可能であることを示す。これにより、CPU32は、スキャン画像を印刷不可能であることをユーザに通知することができる。
S64では、CPU32は、特定スキャンデータを禁止スキャンデータとしてメモリ34に記憶させる。禁止スキャンデータは、印刷不可能(即ち複写不可能)と判断されたスキャンデータである。禁止スキャンデータがメモリ34に記憶されている状態では、図4のS14でYESと判断され、後述の第2画像解析処理(図4のS80、図9参照)が実行される。S66では、CPU32は、図5のS48で記憶された禁止フラグをメモリ34から消去する。S68では、CPU32は、現在時刻を禁止時刻としてメモリ34に記憶する。ここで記憶される禁止時刻が、図4のS120で利用される。S68が終了すると、図8の処理が終了する。
(第2画像解析処理;図9)
続いて、図9を参照して、図4のS80で実行される第2画像解析処理の内容について説明する。S82では、CPU32は、カウンタCNT2の初期値として「0」を設定する。S84では、CPU32は、メモリ34から禁止スキャンデータ(図8のS64参照)を読み出し、当該禁止スキャンデータ内の1個の画素を特定する。以下では、ここで特定される1個の画素のことも、「対象画素」と呼ぶ。
S86では、CPU32は、対象画素の輝度値と対応画素の輝度値との差分の絶対値が、予め決められた閾値Th1以下であるか否かを判断する。ここで、対応画素は、特定スキャンデータ内の複数個の画素のうち、禁止スキャンデータ内での対象画素の位置と同じ位置に存在する画素である。CPU32は、対象画素のRGB値を輝度値に変換し、対応画素のRGB値を輝度値に変換する。次いで、CPU32は、対象画素の輝度値と対応画素の輝度値との差分の絶対値を算出する。そして、CPU32は、上記の絶対値がTh1以下であると判断する場合(S86でYES)には、S88において、カウンタCNT2の現在の値に「1」を加算して、S90に進む。また、CPU32は、上記の絶対値がTh1より大きいと判断する場合(S86でNO)に、S88をスキップして、S90に進む。
S90では、CPU32は、禁止スキャンデータ内の全ての画素を対象画素として特定済みであるのか否かを判断する。CPU32は、全ての画素を特定済みでないと判断する場合(S90でNO)には、S84において、新たな1個の画素を対象画素として特定する。一方において、CPU32は、全ての画素を特定済みであると判断する場合(S90でYES)には、S92に進む。
S92では、CPU32は、禁止スキャンデータ内の全画素数に対するカウンタCNT2の値の割合が、予め決められた閾値Th3以上であるのか否かを判断する。ここで、上記の割合がTh3以上であるということは、今回の複写対象の原稿が前回の複写対象の原稿と同一であること、即ち、特定スキャンデータと禁止スキャンデータとが近似することを意味する。換言すると、上記の割合がTh3以上であるということは、特定スキャン画像が複写禁止画像を含むことを意味する。CPU32は、上記の割合がTh3以上であると判断する場合(S92でYES)には、S98において、禁止フラグをメモリ34に記憶させる。S98が終了すると、図9の処理が終了する。
一方において、CPU32は、上記の割合がTh3未満であると判断する場合(S92でNO)には、S93において、カウンタCNT2の値を「0」にリセットする。次いで、S94では、CPU32は、特定スキャン画像の180度の回転を実行済みであるのか否かを判断する。CPU32は、特定スキャン画像の回転を実行済みである判断する場合(S94でYES)に、図9の処理を終了する。
一方において、CPU32は、特定スキャン画像の回転を実行済みでないと判断する場合に(S94でNO)、S96において、特定スキャン画像の180度の回転を実行する。そして、S96が終了すると、S84に進む。このように、本実施例では、図5の第1画像解析処理と同様に(即ち図7の例と同様に)、複写機CMは、原稿がスキャンされる向きに関わらず、今回の複写対象の原稿が前回の複写対象の原稿と同一であるのか否かを適切に判断することができる。
なお、図5のS28〜S38では、特定スキャン画像のうちの一部である部分領域と対象禁止画像とが比較される。これに対し、図9のS84〜S92では、特定スキャン画像の全体と禁止スキャンデータによって表わされる禁止スキャン画像の全体とが比較される。このために、今回の複写対象の原稿と前回の複写対象の原稿とが同一であるのか否かが適切に判断される。ただし、変形例では、S84〜S92において、特定スキャン画像のうちの一部の領域(例えば中心部の領域)と禁止スキャン画像のうちの一部の領域(例えば中心部の領域)とが比較されてもよい。この構成によると、特定スキャン画像の全体が処理の対象でないので、S84〜S92の処理を迅速に実行することができる。
(第2解析結果処理;図10)
続いて、図10を参照して、図4のS110で実行される第2解析結果処理の内容について説明する。S112では、CPU32は、メモリ34に予め記憶されている第2の通知画像データによって表わされる第2の通知画像NI2の印刷を印刷実行部16に実行させる。第2の通知画像N2は、スキャン画像を印刷不可能であること、即ち、原稿の複写を実行不可能であることを示す。これにより、CPU32は、スキャン画像を印刷不可能であることをユーザに通知することができる。特に、第2の通知画像N2は、第1の通知画像N1(図8参照)とは異なる。具体的には、第2の通知画像N2に含まれる各文字のサイズは、第1の通知画像N1に含まれる各文字のサイズよりも大きい。また、第1の通知画像N1の背景は印刷媒体の色である白色であるが(即ち色材によって背景が形成されないが)、第2の通知画像N2の背景は白色とは異なる色である(即ち色材によって背景が形成される)。このために、ユーザが前回の複写対象の原稿と同じ原稿の複写を指示する場合に、複写を実行不可能であることをユーザに強く通知することができる。また、S112では、CPU32は、図示省略のスピーカから警告音を出力させる。これにより、複写を実行不可能であることをユーザに強く通知することができる。
S114では、CPU32は、図9のS98で記憶された禁止フラグをメモリ34から消去する。S114が終了すると、図10の処理が終了する。
(複数ページ分の原稿の複写)
続いて、複数ページ分の原稿の複写が実行される状況を説明する。図4のS12では、複数ページ分の原稿のスキャンが実行されるので、特定スキャンデータによって表わされる特定スキャン画像は、複数ページ分の複数個のページ画像を含む。図5のS28では、複数個のページ画像のそれぞれから、部分領域が特定される。即ち、複数個のページ画像から複数個の部分領域が特定される。複数個の部分領域のそれぞれについて、S30〜S38の処理が実行される。即ち、CPU32は、複数個の部分領域のうちの少なくとも1個の部分領域が複写禁止画像を含むと判断する場合(S38でYES)に、S48において、禁止フラグを記憶する。この場合、CPU32は、図4のS50でYESと判断し、複数個のページ画像のいずれの印刷も印刷実行部16に実行させない(S60)。このように、本実施例では、複写機CMは、複数ページ分の原稿のうちの少なくとも1ページ分の原稿の複写が禁止されるべき場合に、当該原稿の全ての複写を禁止する。このために、複写機CMは、原稿の複写を適切に禁止することができる。
(実施例の効果)
本実施例では、複写機CMは、メモリ34内の1個以上の複写禁止情報に基づいて、原稿の複写を禁止することができる(図4のS60)。特に、複写機CMは、コンピュータCPのドライバプログラム76によって表示される設定画面100,200(即ち電子透かし機能の設定画面)上で、登録画像がユーザによって新たに設定される場合に、コンピュータCPから、登録画像に関連する登録情報RGIを取得し、登録情報RGIを新たな複写禁止情報CIとしてメモリ34に記憶させる。従って、ユーザは、例えば複写機CMを操作して複写禁止情報CIを複写機CMに記憶させずに済むので、複写禁止情報CIを複写機CMに容易に記憶させることができる。このために、複写機CMの使い勝手を向上させることができる。
(対応関係)
項目「フォント」、項目「サイズ」、項目「スタイル」、項目「R」、項目「G」、及び、項目「B」が、「形態情報」の一例である。項目「X」、項目「Y」、及び、項目「角度」が、「位置情報」の一例である。対象禁止画像TI、部分領域PAが、それぞれ、「特定の複写禁止画像」、「第1の部分領域」の一例である。「部分領域PA1」、「部分領域PA2」のうちの一方が、「第1の部分領域」の一例であり、他方が、「第2の部分領域」の一例である。「禁止フラグ」が、「第1の設定値」の一例である。
図4のS12、S70、S80が、それぞれ、「スキャン制御部」、「印刷制御部」、「第2の判断部」によって実行される処理の一例である。図4のS12、図5のS22,S28,S38が、「第1の判断部」によって実行される処理の一例である。図8のS62、及び、図10のS112が、「通知部」によって実行される処理の一例である。
(第2実施例)
第1実施例では、第1の設定画面100内の更新ボタン108が選択された後に、第2の設定画面200内のOKボタン204が選択される場合に、コンピュータCPから複写機CMに更新済みの登録情報が供給される。そして、図3に示されるように、複写機CMのCPU32は、コンピュータCPから更新済みの登録情報を取得する場合に、メモリ34内のテーブルTaに現在登録されている全ての登録情報を維持しつつ、更新済みの登録情報をメモリ34内のテーブルTaに新たに登録する。これに対し、本実施例では、CPU32は、コンピュータCPから更新済みの登録情報を取得する場合に、メモリ34内のテーブルTaに現在登録されている登録情報を更新する。具体的には、CPU32は、例えば、更新済みの登録情報に含まれる項目「タイトル」と同じ項目「タイトル」を含む登録情報がテーブルTaに登録されている場合に、当該登録情報を登録する。本実施例によると、メモリ34内のテーブルTaに古い登録情報が維持されないので、メモリ34に記憶される情報量を少なくすることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の実施例では、複写機CMのCPU32は、コンピュータCPにおいて、図2の第2の設定画面200内のOKボタン204が選択される場合に、コンピュータCPから登録情報を取得する。即ち、CPU32は、登録情報の要求をコンピュータCPに供給することなく、コンピュータCPから登録情報を取得する。これに代えて、変形例では、CPU32は、登録情報の要求をコンピュータCPに供給して、当該要求の応答として、コンピュータCPに記憶されているテーブルTbを取得してもよい。そして、CPU32は、テーブルTbに登録されている各登録情報のうち、テーブルTaに登録されていない登録情報が存在すれば、当該登録情報をテーブルTaに新たに登録してもよい。なお、CPU32は、上記の要求を定期的に供給してもよいし、複写機CMの電源がONされることをトリガとして上記の要求を供給してもよい。即ち、「取得部」は、対象関連情報の要求をコンピュータに供給することなく、コンピュータから対象関連情報を自動的に取得してもよいし(上記の実施例)、対象関連情報の要求をコンピュータに供給して、コンピュータから対象関連情報を取得してもよい(本変形例)。
(変形例2)上記の実施例では、複写機CMのCPU32は、コンピュータCPから、図3の各項目の各値を含む登録情報を取得する。これに代えて、以下のような処理が実行されてもよい。即ち、コンピュータCPのCPU72は、登録情報を複写機CMに供給する代わりに、当該登録情報を利用して、当該登録情報によって表わされる画像(例えば図6の複写禁止画像TI)を表わす画像データを生成してもよい。そして、複写機CMのCPU32は、コンピュータCPから当該画像データを取得して、当該画像データを複写禁止情報としてメモリ34に記憶させてもよい。この場合、CPU32は、例えば図5のS22において、当該画像データをそのまま禁止画像データとして利用することができる。一般的に言うと、「対象関連情報」は、「対象画像」を表わす画像データそのものであってもよい。
(変形例3)上記の実施例では、複写機CMのCPU32は、1個のコンピュータCPから登録情報RGIを取得する。これに代えて、CPU32は、複数個のコンピュータCPのそれぞれから登録情報を取得して、各登録情報をメモリ34に記憶させてもよい。
(変形例4)上記の実施例では、図5の第1画像解析処理において、複写機CMのCPU32は、対象禁止画像データ内の全画素について、S30〜S34(又はS30,S32)の処理を実行している。変形例では、CPU32は、当該全画素について、当該処理を実行しなくてもよい。例えば、CPU32は、対象禁止画像データ内の全画素数に対するカウンタCNT1の値の割合がTh2以上となった時点で、当該処理を中止し、S38に進んでもよい。
(変形例5)上記の実施例では、図8のS62において、複写機CMのCPU32は、スキャン画像を印刷不可能であることを示す第1の通知画像NI1を印刷する。これに代えて、例えば、CPU32は、スキャン画像を印刷不可能であることを示す警告音を発してもよいし、スキャン画像を印刷不可能であることを示すメッセージを表示部14に表示させてもよい。また、第1の通知画像NI1は、白紙画像であってもよい。即ち、CPU32は、S62において、単なる排紙処理を実行するだけでもよい。即ち、「通知部」は、第1のスキャン画像を印刷不可能であることをユーザに通知すればよい。
(変形例6)上記の実施例では、関連情報RLIは、項目「利用フラグ」に関連付けられているが、項目「利用フラグ」に関連付けられなくてもよい。この場合、関連情報RLIの全てが複写禁止情報CIとして扱われてもよい。即ち、「複写機」は、「第1の設定値」及び「第2の設定値」を取得しなくてもよい。別の実施例では、電子透かしの設定を実行するための設定画面100,200に加えて、複写禁止の設定を実行するための設定画面が、コンピュータCPのドライバプログラム76によって表示されてもよい。そして、当該設定画面で設定された情報が複写禁止情報CIとして扱われてもよい。
(変形例7)上記の実施例では、複写機CMのCPU32は、スキャン画像が複数ページ分の複数個のページ画像を含む場合に、当該複数個のページ画像のうちの少なくとも1個のページ画像が対象禁止画像を含むと判断すると(S38でYES)、複数個のページ画像のいずれの印刷も実行しない。しかしながら、変形例では、CPU32は、複数個のページ画像のうち、対象禁止画像を含むページ画像の印刷を実行せずに、対象禁止画像を含まないページ画像の印刷を実行してもよい。
(変形例8)上記の実施例では、複写機CMのCPU32がプログラム(即ちソフトウェア)を実行することによって、図4,図5,図8〜図10の各処理が実現される。これに代えて、図4,図5,図8〜図10の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:LAN、12,62:操作部、14,64:表示部、16:印刷実行部、18:スキャン実行部、20:ネットワークI/F、30,70:制御部、34,74:メモリ、36:禁止フラグ、76:ドライバプログラム、100,200:設定画面、102:タイトル選択領域、104:プレビュー表示領域、106:新規登録ボタン、108:更新ボタン、110:消去ボタン、202:プレビュー表示領域、204:OKボタン、CI:複写禁止情報、CM:複写機、CNT1,CNT2:カウンタ、CP:コンピュータ、DRI:デフォルトの関連情報、L:対角線、N1:通知画像、N2:通知画像、NI:非利用情報、NI1,NI2:通知画像、PA,PA1,PA2:部分領域、RGI:登録情報、RLI:関連情報、SI:特定スキャン画像、Ta,Tb:テーブル、TI:対象禁止画像

Claims (10)

  1. 複写機であって、
    スキャン実行部と、
    印刷実行部と、
    1個以上の複写禁止画像に関連する1個以上の複写禁止情報を記憶するためのメモリと、
    前記複写機の前記印刷実行部を制御するためのドライバプログラムを備えるコンピュータにおいて、前記ドライバプログラムに従って実行される処理によって、前記コンピュータに表示される設定画面上で、対象画像がユーザによって新たに設定される場合に、前記コンピュータから、前記対象画像に関連する対象関連情報を取得する取得部と、
    前記対象関連情報を新たな複写禁止情報として前記メモリに記憶させるメモリ制御部と、
    第1の原稿のスキャンを前記スキャン実行部に実行させて、第1のスキャンデータを生成するスキャン制御部と、
    前記メモリ内の前記1個以上の複写禁止情報を利用して、前記第1のスキャンデータによって表わされる第1のスキャン画像が、前記1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1のスキャン画像が前記1個以上の複写禁止画像のいずれも含まないと判断される場合に、前記第1のスキャン画像の印刷を前記印刷実行部に実行させ、前記第1のスキャン画像が前記1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断される場合に、前記第1のスキャン画像の印刷を前記印刷実行部に実行させない印刷制御部と、
    前記第1のスキャン画像が前記1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断される場合に、前記第1のスキャン画像を印刷不可能であることを前記ユーザに通知する通知部と、
    を備える、複写機。
  2. 前記スキャン制御部は、さらに、第2の原稿のスキャンを前記スキャン実行部に実行させて、第2のスキャンデータを生成し、
    前記メモリ制御部は、さらに、前記第1のスキャン画像が前記1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断される場合に、前記第1のスキャン画像のうちの少なくとも一部の領域であって、前記1個以上の複写禁止画像のうちのいずれかを含む前記領域を表わす禁止画像データを前記メモリに記憶させ、
    前記複写機は、さらに、
    前記第1のスキャン画像が前記1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断されてから所定期間が経過する前に、前記第2の原稿のスキャンが実行される場合に、前記メモリ内の前記禁止画像データと前記第2のスキャンデータとを利用して、前記第2の原稿が前記第1の原稿と同じであるのか否かを判断する第2の判断部を備え、
    前記印刷制御部は、前記第2の原稿が前記第1の原稿と同じであると判断される場合に、前記第2のスキャン画像の印刷を前記印刷実行部に実行させず、
    前記通知部は、
    前記第1のスキャン画像が前記1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断される場合に、前記第1のスキャン画像を印刷不可能であることを示す第1の通知画像の印刷を前記印刷実行部に実行させ、
    前記第2の原稿が前記第1の原稿と同じであると判断される場合に、前記第2のスキャン画像を印刷不可能であることを示す第2の通知画像の印刷を前記印刷実行部に実行させる、請求項1に記載の複写機。
  3. 前記第2の通知画像は、前記第1の通知画像とは異なる、請求項2に記載の複写機。
  4. 前記1個以上の複写禁止情報のそれぞれは、当該1個の複写禁止情報に関連する1個の複写禁止画像に含まれる文字の形態を示す形態情報と、前記文字の位置を示す位置情報と、を含み、
    前記第1の判断部は、前記1個以上の複写禁止情報のうちの特定の複写禁止情報を利用して、前記第1のスキャン画像が、前記特定の複写禁止情報に関連する特定の複写禁止画像を含むのか否かを判断すべき際に、
    前記特定の複写禁止情報に含まれる前記形態情報を利用して、前記特定の複写禁止画像を表わす特定の画像データを生成し、
    前記特定の複写禁止情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記第1のスキャン画像内の第1の部分領域を特定し、
    前記第1のスキャンデータのうちの前記第1の部分領域を表わす第1の部分データと、前記特定の画像データと、を利用して、前記第1のスキャン画像が前記特定の複写禁止画像を含むのか否かを判断する、請求項1から3のいずれか一項に記載の複写機。
  5. 前記第1の判断部は、さらに、
    前記第1のスキャン画像内の第2の部分領域を特定し、
    前記第1のスキャンデータのうちの前記第2の部分領域を表わす第2の部分データと、前記特定の画像データと、を利用して、前記第1のスキャン画像が前記特定の複写禁止画像を含むのか否かを判断し、
    前記第2の部分領域は、前記第1のスキャン画像の2本の対角線の交点を対称点として、前記第1の部分領域と点対称である領域である、請求項4に記載の複写機。
  6. 前記メモリ制御部は、
    前記コンピュータから、前記ユーザによって設定される第1の設定値が、前記対象関連情報と共に取得される場合に、前記対象関連情報を前記新たな複写禁止情報として前記メモリに記憶させ、
    前記コンピュータから、前記ユーザによって設定される第2の設定値であって、前記第1の設定値とは異なる前記第2の設定値が、前記対象関連情報と共に取得される場合に、前記対象関連情報を前記新たな複写禁止情報として前記メモリに記憶させない、請求項1から5のいずれか一項に記載の複写機。
  7. 前記第1のスキャン画像は、複数ページ分の複数個の画像を含み、
    前記印刷制御部は、前記複数個の画像のうちの少なくとも1個の画像が、前記1個以上の複写禁止画像のいずれかを含むと判断される場合に、前記複数個の画像のいずれの印刷も前記印刷実行部に実行させない、請求項1から6のいずれか一項に記載の複写機。
  8. 前記メモリは、前記コンピュータから前記対象関連情報が取得される前に、デフォルトの複写禁止情報を予め記憶している、請求項1から7のいずれか一項に記載の複写機。
  9. 前記取得部は、さらに、前記1個以上の複写禁止情報が前記メモリに記憶されている状態で、前記コンピュータにおいて、前記1個以上の複写禁止情報のうちの1個の複写禁止情報が新たな複写禁止情報に前記ユーザによって更新される場合に、前記コンピュータから、前記新たな複写禁止情報を取得し、
    前記メモリ制御部は、さらに、前記1個以上の複写禁止情報が前記メモリに記憶された状態を維持しながら、前記新たな複写禁止情報を前記メモリに記憶させる、請求項1から8のいずれか一項に記載の複写機。
  10. 前記取得部は、さらに、前記1個以上の複写禁止情報が前記メモリに記憶されている状態で、前記コンピュータにおいて、前記1個以上の複写禁止情報のうちの1個の複写禁止情報が前記ユーザによって消去される場合に、前記コンピュータから、前記1個の複写禁止情報の消去を示す消去情報を取得し、
    前記メモリ制御部は、さらに、前記消去情報が取得される場合に、前記メモリから前記1個の複写禁止情報を消去する、請求項1から9のいずれか一項に記載の複写機。
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