JP2008165481A - 印刷システム、印刷制御装置、印刷制御用プログラム及びその記憶媒体 - Google Patents

印刷システム、印刷制御装置、印刷制御用プログラム及びその記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 カラー印刷の制限を効果的に行う。
【解決手段】 モノクロ印刷モードで印刷を実行することを表すカラー制限属性を有するウォーターマークが付加された印刷画像については(S390:YES、又は、S410:YES)、モノクロ印刷モードで印刷を行う(S360)。これにより、カラー印刷の必要性が低い印刷画像に対して、カラー制限属性を有するウォーターマークを付加すれば、その印刷画像はモノクロ印刷モードで印刷が実行されるので、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷部、及び印刷部を制御する印刷制御部を有する印刷システム、印刷制御装置、印刷制御用プログラム並びにその記憶媒体に関する。
印刷システムとして、例えば特許文献1に記載の発明では、印刷部数の値に基づいて、印刷部の印刷モードを、カラー印刷モード及び単色(モノクロ)印刷モードのうち何れかに切り替えている。具体的に説明すると、特許文献1に記載の発明では、一部(原本)をカラーで印刷し、残りの部数(複写物)についてはモノクロで印刷することで、カラー印刷を制限している。
ここで、通常、カラー印刷においては、シアン、マゼンダ、イエロー、及びブラックの4色のトナーあるいはインクを重ねて記録媒体上に塗布することにより画像データに基づく画像を形成している。また、モノクロ印刷においては、ブラックの単色トナーあるいはインクを記録媒体上に塗布することにより画像データに基づく画像を形成している。一般に、モノクロ印刷はトナーやインクを重ねる必要がなく、ブラックのトナーあるいはインクを単層で記録媒体上に塗布すればよいため、カラー印刷に比較して、印刷コストが安くなる。
特開平06−64248号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、一部以外は全てモノクロで印刷されてしまうので、例えば、使用者が全ての部数に対してカラーで印刷したい場合や、一部しか印刷しない場合であって、カラーで印刷するほどでは無いような場合等には、使用者の要望に応えることができず、カラー印刷の制限を効果的に行うことができない。
本発明は、上記点に鑑み、カラー印刷の制限を効果的に行うことを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷部、及び印刷部を制御する印刷制御部を有する印刷システムであって、印刷制御部に設けられ、印刷画像と共に被記録媒体へ印刷されるウォーターマークが、単色印刷を実行することを表す属性のものであるか否かを判断するウォーターマーク判断手段と、印刷制御部に設けられ、印刷ウォーターマーク判断手段によりウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判断された場合に、印刷部に単色印刷モードで印刷画像の印刷を実行させるカラー制限手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、単色印刷を実行することを表す属性のウォーターマークが付加される印刷画像については、単色印刷モードで印刷が行われるので、カラー印刷の必要性が低い印刷画像に対して、単色印刷を実行することを表す属性のウォーターマークを付加することにより、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。その結果、印刷に関わる全体的なコストを低下させることができる。
なお、特許請求の範囲に記載された「ウォーターマーク」は、一般に「透かし」と呼ば
れるウォーターマークは勿論のこと、ヘッダーやフッター等の単に印刷画像と共に被記録媒体へ印刷される付加画像等も含んだ印刷用付加マークである。
請求項2に記載の発明では、カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷装置に接続され、印刷装置を制御する印刷制御装置であって、印刷画像と共に被記録媒体へ印刷されるウォーターマークが、単色印刷を実行することを表す属性のものであるか否かを判断するウォーターマーク判断手段と、ウォーターマーク判断手段によりウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判断された場合に、印刷装置に単色印刷モードで印刷画像の印刷を実行させるカラー制限手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、単色印刷を実行することを表す属性のウォーターマークが付加される印刷画像については、単色印刷モードで印刷が行われるので、カラー印刷の必要性が低い印刷画像に対して、単色印刷を実行することを表す属性のウォーターマークを付加することにより、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。その結果、印刷に関わる全体的なコストを低下させることができる。
請求項3に記載の発明では、ウォーターマーク判断手段は、ウォーターマークが、コピーを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合、又は、ドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合に、そのウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判定することを特徴とする。
すなわち、コピー(複写)用の印刷物やドラフト(下書き)用の印刷物は、一般的にカラー印刷を必要としない可能性が高い。このため、請求項3に記載の発明では、コピーを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマーク又はドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークが印刷画像に付加されていた場合に単色印刷モードで印刷が実行されるので、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。
請求項4に記載の発明では、使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によってウォーターマーク及びその属性を取得可能なウォーターマーク取得手段を備えたことを特徴とする。
これにより、予め記録装置に記憶されているウォーターマークに限らず、使用者により入力されたウォーターマークに対しても、カラー制限を適用することができるので、カラー制限の機能を向上させることができる。
請求項5に記載の発明では、使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によって文字列からなるウォーターマークを受け付けた場合に、その文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知する属性検知手段と、属性検知手段により受け付けられたウォーターマーク、及び属性検知手段により検知された属性を取得するウォーターマーク取得手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の発明と同様に、予め記録装置に記憶されているウォーターマークに限らず、使用者により入力されたウォーターマークに対しても、カラー制限を適用することができるので、カラー制限の機能を向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、ウォーターマークの文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知するので、使用者はウォーターマークの属性を入力する手間を省くことができる。
請求項6に記載の発明では、ウォーターマーク取得手段により取得されたウォーターマークとその属性とを対応付けて登録するウォーターマーク登録手段を有していることを特徴とする。
これにより、使用者により入力されたウォーターマークを、その後も使用することが可能となるので、印刷制御装置の使い勝手が向上する。また、使用者により入力されたウォーターマークについても、属性と対応付けられて登録されるので、ウォーターマーク判断手段は、ウォーターマークによる判断処理を容易に行うことができる。
請求項7に記載の発明では、ウォーターマークの属性を、単色印刷を実行することを表す属性に設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
これにより、単色印刷を実行することを表す属性を有するウォーターマークを、使用者が適宜設定変更することができるので、使用者の希望に沿ったカラー制限を行うことができる。
請求項8に記載の発明では、カラー制限手段の作動を禁止する禁止手段を備えているので、より使用者の希望に沿ったカラー制限が可能となる。
請求項9に記載の発明では、複数の使用者により印刷装置が使用される場合において、印刷を行う使用者が特定の使用者であるか否かを判断する特定使用者判断手段と、特定使用者判断手段により印刷を行う使用者が特定の使用者であると判断された場合に、カラー制限手段の作動を禁止するか否かを設定可能な禁止設定手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、特定の使用者は、他の使用者とは別にカラー制限手段の作動を禁止するか否かを設定することができるので、特定の使用者にとって使い勝手のよいものとなる。
請求項10に記載の発明では、カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷部を有する印刷システムに用いられ、印刷部を制御するための印刷制御用プログラムであって、コンピュータを、印刷画像と共に被記録媒体へ印刷されるウォーターマークが、単色印刷を実行することを表す属性のものであるか否かを判断するウォーターマーク判断手段、及びウォーターマーク判断手段によりウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判断された場合に、印刷部に単色印刷モードで印刷画像の印刷を実行させるカラー制限手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、単色印刷を実行することを表す属性のウォーターマークが付加される印刷画像については、単色印刷モードで印刷が行われるので、カラー印刷の必要性が低い印刷画像に対して、単色印刷を実行することを表す属性のウォーターマークを付加することにより、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。その結果、印刷に関わる全体的なコストを低下させることができる。
請求項11に記載の発明では、ウォーターマーク判断手段は、ウォーターマークが、コピーを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合、又は、ドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合に、そのウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判定することを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の発明と同様に、コピーを意味する文字列あるいは画像か
らなるウォーターマーク又はドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークが印刷画像に付加されていた場合に単色印刷モードで印刷が実行されるので、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。
請求項12に記載の発明では、使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によってウォーターマーク及びその属性を取得可能なウォーターマーク取得手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の発明と同様に、予め記録装置に記憶されているウォーターマークに限らず、使用者により入力されたウォーターマークに対しても、カラー制限を適用することができるので、カラー制限の機能を向上させることができる。
請求項13に記載の発明では、使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によって文字列からなるウォーターマークを受け付けた場合に、その文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知する属性検知手段、及び属性検知手段により受け付けられたウォーターマークと属性検知手段により検知された属性とを取得するウォーターマーク取得手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項5に記載の発明と同様に、ウォーターマークの文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知するので、使用者はウォーターマークの属性を入力する手間を省くことができる。
請求項14に記載の発明では、カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷部を有する印刷システムに用いられ、印刷部を制御するための印刷制御用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータを、印刷画像と共に被記録媒体へ印刷されるウォーターマークが、単色印刷を実行することを表す属性のものであるか否かを判断するウォーターマーク判断手段、及びウォーターマーク判断手段によりウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判断された場合に、印刷部に単色印刷モードで印刷画像の印刷を実行させるカラー制限手段として機能させる印刷制御用プログラムを記録したことを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、単色印刷を実行することを表す属性のウォーターマークが付加される印刷画像については、単色印刷モードで印刷が行われるので、カラー印刷の必要性が低い印刷画像に対して、単色印刷を実行することを表す属性のウォーターマークを付加することにより、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。その結果、印刷に関わる全体的なコストを低下させることができる。
請求項15に記載の発明では、ウォーターマーク判断手段は、ウォーターマークが、コピーを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合、又は、ドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合に、そのウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判定することを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の発明と同様に、コピーを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマーク又はドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークが印刷画像に付加されていた場合に単色印刷モードで印刷が実行されるので、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。
請求項16に記載の発明では、使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によっ
てウォーターマーク及びその属性を取得可能なウォーターマーク取得手段として機能させる印刷制御用プログラムを記録したことを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の発明と同様に、予め記録装置に記憶されているウォーターマークに限らず、使用者により入力されたウォーターマークに対しても、カラー制限を適用することができるので、カラー制限の機能を向上させることができる。
請求項17に記載の発明では、使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によって文字列からなるウォーターマークを受け付けた場合に、その文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知する属性検知手段、及び属性検知手段により受け付けられたウォーターマークと属性検知手段により検知された属性とを取得するウォーターマーク取得手段として機能させる印刷制御用プログラムを記録したことを特徴とする。
これにより、請求項5に記載の発明と同様に、ウォーターマークの文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知するので、使用者はウォーターマークの属性を入力する手間を省くことができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態では、本発明に係る印刷制御用プログラムを、プリンタに接続されたコンピュータに組み込む(インストールする)ことにより、コンピュータ及びプリンタを印刷システムとして機能させた場合を例として説明する。そして、この印刷システムは、複数の使用者により共有されている。
(第1実施形態)
1.印刷システムの概要
図1は、本実施形態に係る印刷システムの概要を示す図であり、この印刷システムは、コンピュータ10及びプリンタ20等を有して構成されている。なお、以下の説明では、コンピュータ10をPC10という。
PC10は、図1に示すように、画像及び文字を表示するLCD(液晶表示パネル)やCRT(ブラウン管)等にて構成された表示装置11、表示装置11の特定部位を指し示すポインタ(図示省略)を移動させるポインティング手段をなすマウス(図示省略)及びキーボード(図示省略)等にて構成された操作部12、CPU(中央演算装置)13、ROM(読み込み専用記憶装置)14、RAM(随時読み書き可能な記憶装置)15、HDD(磁気記憶装置)16、並びにプリンタ20が接続されるプリンタポートI/F(Interface)17等を有して構成されている。
また、PC10は、使用者がこのPC10にログインする際に入力されるログイン名及びパスワードに基づいて、プリンタ20を使用する使用者が特定の使用者(以下、管理者という。)であるか否かを判断する。
本実施形態に係るプリンタ20は、カラー印刷モードとモノクロ印刷モードとを切り替えて実行することが可能なものであり、このプリンタ20は、図1に示すように、プリンタ20が備える機能を選択等するための操作キー21、操作内容や作業状況を表示する表示パネル22、記録用紙等の被記録媒体に文字や画像等を印刷する印刷部23、CPU24、ROM25、RAM26、HDD27、電力の供給が停止した場合であっても記憶された内容を保持することが可能な不揮発性RAM28、並びにプリンタ20をPC10に直接接続するためのプリンタポートインターフェース29等を有して構成されたプリンタ
である。
なお、印刷部23は、例えば、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のトナーを被記録媒体に塗布、定着するものである。カラー印刷モードにおいては、これら4色のトナーを多層に重ねて塗布することにより、印刷する画像データに応じた色を出すことができる。一方、モノクロ印刷モードにおいては、ブラックのトナーを単層で塗布、定着する。また、印刷部23は、トナーに限らずインクを用いて印刷を行うものであってもよい。
2.カラー制限印刷機能
本実施形態のPC10には、モノクロ印刷を実行することを表す属性(以下、カラー制限属性という。)を有するウォーターマークが、印刷画像に付加されている場合に、その印刷画像については、仮にカラーのデータからなる印刷画像であってもモノクロ印刷モードで印刷する、といったカラー制限印刷機能が設けられている。
つまり、カラー制限印刷機能とは、印刷モードにかかわらず、カラー制限属性を有するウォーターマークが付加されている入力画像(印刷画像)については、原則、プリンタ20に対してモノクロ印刷モードで印刷を実行させる機能のことである。
また、本実施形態では、管理者のみが、カラー制限印刷機能の内容を設定変更することができる。具体的には、カラー制限印刷機能の実行の有無、及びカラー制限属性の設定等を設定変更することができる。換言すると、本実施形態では、管理者を除く使用者はカラー制限印刷機能の内容を設定変更することができない。
そして、カラー制限印刷機能の内容は、後述する印刷設定ウインドウ30(図3参照)のカラー制限印刷設定ボタン42(図3参照)が選択(クリック)された場合に表示装置11に表示されるカラー制限設定ダイアログ70(図4参照)にて設定変更を行うことができる。
3.ウォーターマーク
本実施形態のウォーターマークは、印刷画像と重ねて透過印刷される「透かし」としてのウォーターマークであり、ウォーターマークは、PC10のHDD16に複数種類(本実施形態では4種類)標準で記憶されている。
具体的には、図2に示すように、「CONFIDENTIAL」の文字列からなるウォーターマーク、「COPY」の文字列からなるウォーターマーク、「DRAFT」の文字列からなるウォーターマーク、及び「社外秘」の文字列からなるウォーターマークの4種類のウォーターマークがHDD16に記憶されている。
また、これら4種類のウォーターマークは、図2に示すように、ID(識別番号)、タイトル名、保存形式、記録用紙への表示位置、傾斜角度、フォント及びグループ情報等と対応付けられてHDD16に記憶されている。
ここで、グループ情報とは、ウォーターマークをグループ分けするための識別子のことであり、このグループ情報には、コピー(複写)を意味するウォーターマークが属する「コピー」、及びドラフト(下書き)を意味するウォーターマークが属する「ドラフト」等がある。なお、上記4種類のウォーターマークは、メーカ側で予め用意されたウォーターマークであることを表すグループ「BuiltIn」に属している。
4.印刷設定ウインドウ30の説明
本実施形態では、使用者が操作部12を操作することにより、印刷画像の印刷設定を行うための印刷設定指令が入力された場合に、後述するプログラムに基づいて、図3に示す印刷設定ウインドウ30が表示装置11に表示される。
この印刷設定ウインドウ30は、図3に示すように、記録用紙のサイズ(寸法)やコピー部数やカラー制限印刷機能の設定等の印刷に関する基本項目を設定するための基本設定ウインドウ40(図3(a)参照)、印刷画像の解像度やウォーターマーク等を設定するための拡張機能設定ウインドウ50(図3(b)参照)、サポート用のウインドウ(図示省略)、OKボタン60及びキャンセルボタン62等にて構成されている。
そして、本実施形態では、印刷設定ウインドウ30のOKボタン60が選択(クリック)された場合に、基本設定ウインドウ40及び拡張機能設定ウインドウ50、すなわち印刷設定ウインドウ30にて設定された内容で、印刷画像の印刷が実行される。
なお、印刷設定ウインドウ30は、使用者が操作部12を操作することによって、表示画面が、基本設定ウインドウ40、拡張機能設定ウインドウ50、及びサポート用のウインドウのうち何れかに選択的に切り替わるようになっている。
基本設定ウインドウ40には、カラー制限印刷機能の内容を設定変更するためのカラー制限設定ボタン42が設けられており、カラー制限設定ボタン42が選択(クリック)されると、図4に示すカラー制限設定ダイアログ70が表示される。
カラー制限設定ダイアログ70は、図4に示すように、カラー制限印刷機能の実行の有無、及びカラー制限属性の設定等のカラー制限印刷機能の内容を管理者が設定するためのものである。なお、管理者を除く使用者についてはカラー制限設定ダイアログ70の閲覧のみが許可される。
また、カラー制限設定ダイアログ70では、ウォーターマークの有無にかかわらず全ての印刷画像に対してモノクロ印刷を実行する場合と、カラー制限属性を有するウォーターマークが付加された印刷画像に対してモノクロ印刷を実行する場合とのうち、何れかに設定(選択)することができるようにされている。
そして、カラー制限属性を有するウォーターマークが付加された印刷画像に対してモノクロ印刷を実行する場合には、図2に示される記憶内容に基づいて、グループ情報が「コピー」である(「COPY」の文字列からなる)ウォーターマーク、あるいはグループ情報が「ドラフト」である(「DRAFT」の文字列からなる)ウォーターマークが、カラー制限属性を有するウォーターマークとして設定可能に構成される。
具体的に、カラー制限ダイアログ70では、管理者を除く使用者に対してカラー制限印刷機能を適用する場合と、管理者を含む全ての使用者に対してカラー制限印刷機能を適用する場合とのうち、何れか一方が選択されるようになっている。
以上のようなカラー制限設定ダイアログ70について具体的に説明すると、このカラー制限設定ダイアログ70は、『カラー制限モード』71、『常に白黒』72、『「COPY」付加時は白黒』73、『「Draft」付加時は白黒』74、『管理者にも適用』75、OKボタン76及びCancelボタン77の7つの入力オブジェクト(選択肢)を有して構成されている。
カラー制限設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜76のうち、『カラー制限モード』71は、カラー制限印刷機能の実行の有無を設定するためのものであり、この『カ
ラー制限モード』71の左側に設けられているチェック項目71Aが選択(クリック)される度に、このチェック項目71Aに符号(レ点)が反転表示される。
そして、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aに符号が表示されている状態では、カラー制限印刷機能が実行される。
『常に白黒』72、『「COPY」付加時は白黒』73、及び『「Draft」付加時は白黒』74は、カラー制限属性を選択するためのものである。『常に白黒』72の左側に設けられているチェック項目72Aは、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aに符号が表示されている場合に選択可能にされている。
そして、『常に白黒』72のチェック項目72Aがクリックされる度に、このチェック項目72Aに符号(丸印)が反転表示され、『常に白黒』72のチェック項目72Bに符号が表示されている状態では、全ての印刷画像がモノクロ印刷モードで印刷される。
『「COPY」付加時は白黒』73の左側に設けられているチェック項目73Aは、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aに符号が表示され、かつ、『常に白黒』72のチェック項目72Aに符号が表示されていない場合に選択可能にされている。
そして、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aがクリックされる度に、このチェック項目73Aに符号(丸印)が反転表示され、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aに符号が表示されている状態では、「COPY」の文字列からなるウォーターマークが付与された印刷画像がモノクロ印刷モードで印刷される。
『「Draft」付加時は白黒』74は、の左側に設けられているチェック項目74Aは、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aに符号が表示され、かつ、『常に白黒』72のチェック項目72Aに符号が表示されていない場合に選択可能にされている。
そして、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aがクリックされる度に、チェック項目74Aに符号(丸印)が反転表示され、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aに符号が表示されている状態では、「DRAFT」の文字列からなるウォーターマークが付与された印刷画像がモノクロ印刷モードで印刷される。
つまり、本実施形態では、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73A、又は、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aに符号が表示されている場合に、その符号が表示されているチェック項目に対応するグループ情報のウォーターマークが、初めてカラー制限属性を有するウォーターマークとなる。
『管理者にも適用』75は、管理者を含めた全ての使用者に対してカラー制限印刷機能を適用するためのものであり、『管理者にも適用』75の左側に設けられているチェック項目75Aが選択(クリック)される度に、このチェック項目75Aに符号(レ点)が反転表示される。
そして、『管理者にも適用』75のチェック項目75Aに符号が表示されている状態では、管理者を含めた全ての使用者に対してカラー制限印刷機能が適用され、逆にこのチェック項目75Aに符号が表示されていない状態では、管理者を除く使用者に対してカラー制限印刷機能が適用される。
そして、入力ダイアログ71〜75のチェック項目71A〜75Aの表示内容(符号の有無)は、カラー制限設定ダイアログ70のOKボタン76が選択(クリック)されたと
きにHDD16に記憶され、この記憶内容は、次回カラー制限設定ダイアログ70が表示されるときに反映される。
因みに、管理者を除く使用者がカラー制限設定ダイアログ70を表示した場合には、この使用者がカラー制限印刷機能を設定できないように、OKボタン76及びCancelボタン77を除く入力オブジェクト71〜75が選択不能(無効)にされている。なお、本実施形態では、入力オブジェクトをグレーアウト表示することにより、そのグレーアウト表示された入力オブジェクトを使用者が選択できないようにしている。
5.印刷制御用プログラムの特徴的作動
5.1.カラー制限印刷機能設定処理
次に、本実施形態に係るPC10において、使用者がカラー制限印刷機能の設定を行うためのプログラム(カラー制限印刷機能設定処理)の作動を説明する。なお、図5は、カラー制限印刷機能設定処理を示すフローチャートである。
図5に示すカラー制限印刷機能設定処理は、PC10が管理者に使用されている状態で、カラー制限設定ボタン42(図3(a)参照)が選択(クリック)されたときに実行する処理であり、このカラー制限印刷機能設定処理が開始されると、まずカラー制限設定ダイアログ70(図4参照)が表示される(S110)。
そして、カラー制限設定ダイアログ70が表示されると(S110)、この設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜77のうち何れかが選択されるまでの間、S120〜S180の処理が繰り返し実行される。
具体的に説明すると、S120の処理では、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aがクリックされたか否かが判定され、S130の処理では、『常に白黒』72のチェック項目72Aがクリックされたか否かが判定され、S140の処理では、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aがクリックされたか否かが判定される。
また、S150の処理では、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aがクリックされたか否かが判定され、S160の処理では、『管理者にも適用』75のチェック項目75Aがクリックされたか否か判定され、S170の処理では、OKボタン76がクリックされたか否かが判定され、S180の処理では、Cancelボタン77がクリックされたか否かが判定される。
そして、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aがクリックされたと判定された場合には(S120:YES)、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aの符号が反転表示されるとともに、カラー制限印刷機能を実行することを表すカラー制限実行フラグが反転される(S190)。
すなわち、S190では、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aに符号が表示されていた場合に、この符号の表示が中止されるとともにカラー制限実行フラグがリセットされ、逆に『カラー制限モード』71のチェック項目71Aに符号が表示されていなかった場合には、このチェック項目71Aに符号が表示されるとともにカラー制限実行フラグがセットされる。
そして、S190にて、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aの符号が反転表示されるとともにカラー制限実行フラグが反転されると、この反転によりカラー制限実行フラグがセットされたか否かが判定される(S200)。
そして、カラー制限実行フラグがセットされたと判定された場合には(S200:YES)、カラー制限設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜77のうち何れかがクリックされるまで、S120〜S180の処理が繰り返し実行される。
一方、カラー制限実行フラグがセットされていないと判定された場合には(S200:NO)、カラー制限設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜77のうち、『カラー制限モード』71、OKボタン76、Cancelボタン77以外の入力オブジェクトがグレーアウト表示(無効化)される(S210)。
そして、S210にて、『カラー制限モード』71、OKボタン76、Cancelボタン77以外の入力オブジェクトが無効化されると、そのS210においてグレーアウト表示にされた入力オブジェクト以外の入力オブジェクトのクリックを検出するために、S120〜S180の処理が繰り返し実行される。
また、『カラー制限モード』71のチェック項目71Aがクリックされていないと判定された場合には(S120:NO)、『常に白黒』72のチェック項目72Aがクリックされたか否かが判定される(S130)。そして、『常に白黒』72のチェック項目72Aがクリックされたと判定された場合には(S130:YES)、『常に白黒』72のチェック項目72Aの符号が反転表示されるとともに、全ての印刷画像に対してモノクロ印刷を行うことを表す全白黒フラグが反転される(S220)。
すなわち、S220では、『常に白黒』72のチェック項目72Aに符号が表示されていた場合に、この符号の表示が中止されるとともに全白黒フラグがリセットされ、逆に『常に白黒』72のチェック項目72Aに符号が表示されていなかった場合には、このチェック項目72Aに符号が表示されるとともに全白黒フラグがセットされる。
そして、S220にて、『常に白黒』72のチェック項目72Aの符号が反転表示されるとともに全白黒フラグが反転されると、この反転により全白黒フラグがセットされたか否かが判定される(S230)。
そして、全白黒フラグがセットされていないと判定された場合には(S230:NO)、カラー制限設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜77のうち何れかがクリックされるまで、S120〜S180の処理が繰り返し実行される。
一方、全白黒フラグがセットされたと判定された場合には(S230:YES)、カラー制限設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜77のうち、『「COPY」付加時は白黒』73及び『「Draft」付加時は白黒』74がグレーアウト表示(無効化)された後(S240)、そのS240においてグレーアウト表示にされた入力オブジェクト以外の入力オブジェクトのクリックを検出するために、S120〜S180の処理が繰り返し実行される。
また、『常に白黒』72のチェック項目72Aがクリックされていないと判定された場合には(S130:NO)、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aがクリックされたと判定されたか否かが判定される(S140)。
そして、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aがクリックされたと判定された場合には(S140:YES)、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aの符号が反転表示されるとともに、グループ情報が「コピー」であるウォーターマークをカラー制限属性にすることを表すコピーフラグが反転される(S250)。
すなわち、S250では、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aに符号が表示されていた場合に、この符号の表示が中止されるとともにコピーフラグがリセットされ、逆に『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aに符号が表示されていなかった場合には、このチェック項目73Aに符号が表示されるとともにコピーフラグがセットされる。したがって、印刷画像に付加されているウォーターマーク(コピー)がカラー制限属性を有するウォーターマークとして設定されているかを判断する場合には、このコピーフラグがセットされた状態であるかを参照すればよい。
そして、S250にて、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aの符号が反転表示されるとともにコピーフラグが反転されると、カラー制限設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜77のうち何れかがクリックされるまで、S120〜S180の処理が繰り返し実行される。
また、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73Aがクリックされていないと判定された場合には(S140:NO)、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aがクリックされたか否かが判定される(S150)。
そして、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aがクリックされたと判定された場合には(S150:YES)、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aの符号が反転表示されるとともに、グループ情報が「ドラフト」であるウォーターマークをカラー制限属性にすることを表すドラフトフラグが反転される(S260)。
すなわち、S260では、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aに符号が表示されていた場合に、この符号の表示が中止されるとともにドラフトフラグがリセットされ、逆に『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aに符号が表示されていなかった場合には、このチェック項目74Aに符号が表示されるとともにドラフトフラグがセットされる。したがって、印刷画像に付加されているウォーターマーク(ドラフト)がカラー制限属性を有するウォーターマークとして設定されているかを判断する場合には、このドラフトフラグがセットされた状態であるかを参照すればよい。
そして、S260にて、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aの符号が反転表示されるとともにドラフトフラグが反転されると、カラー制限設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜77のうち何れかがクリックされるまで、S120〜S180の処理が繰り返し実行される。
また、『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74Aがクリックされていないと判定された場合には(S150:NO)、『管理者にも適用』75のチェック項目75Aがクリックされたか否かが判定される(S160)。
そして、『管理者にも適用』75のチェック項目75Aがクリックされたと判定された場合には(S160:YES)、『管理者にも適用』75のチェック項目75Aの符号が反転表示されるとともに、カラー制限印刷機能を管理者に対しても適用する、すなわち全ての使用者に対してカラー制限印刷機能を適用することを表す管理者フラグが反転される(S270)。
すなわち、S270では、『管理者にも適用』75のチェック項目75Aに符号が表示されていた場合に、この符号の表示が中止されるとともに管理者フラグがリセットされ、逆に『管理者にも適用』75のチェック項目75Aに符号が表示されていなかった場合には、このチェック項目75Aに符号が表示されるとともに管理者フラグがセットされる。
そして、S270にて、『管理者にも適用』75のチェック項目75Aの符号が反転表示されるとともに管理者フラグが反転されると、カラー制限設定ダイアログ70の入力オブジェクト71〜77のうち何れかがクリックされるまで、S120〜S180の処理が繰り返し実行される。
また、『管理者にも適用』75のチェック項目75Aがクリックされていないと判定された場合には(S160:NO)、OKボタン76がクリックされたか否かが判定される(S170)。そして、OKボタン76がクリックされたと判定された場合には(S170:YES)、カラー制限印刷機能設定処理で変更された各種フラグの変更結果(各チェック項目71A〜75Aの表示内容)が最新の情報としてHDD16に記憶(更新)され、カラー制限印刷機能設定処理が終了する。そして、画像情報の印刷時には、その最新情報としてHDD16に記憶(更新)された内容に基づいて、後述する印刷処理(図6参照)が行われる。
また、OKボタン76がクリックされていないと判定された場合には(S170:NO)、Cancelボタン77がクリックされたか否かが判定される(S180)。そして、Cancelボタン77がクリックされたと判定された場合には(S180:YES)、カラー制限印刷機能設定処理で変更された各種フラグの変更結果が消去(破棄)され、カラー制限印刷機能設定処理が終了する。
すなわち、Cancelボタン77がクリックされることでカラー制限印刷機能設定処理が終了した場合には、カラー制限印刷機能設定処理で変更された各種フラグの変更結果ではなく、カラー制限印刷機能設定処理が起動する前にHDD16に記憶されている各種フラグの状態(各チェック項目71A〜75Aの表示内容)が、後述する印刷処理(図6参照)に反映される。
5.2.印刷処理
次に、本実施形態に係るPC10において、印刷設定ウインドウ30のOKボタン60(図3参照)が使用者により選択(クリック)されたときに実行されるプログラム(印刷処理)の作動を説明する。
図6は、印刷処理を示すフローチャートであり、この印刷処理が開始されると、まずHDD16に記憶されている各種フラグが読み込まれ、カラー制限実行フラグがセットされているか否かが判定される(S310)。
そして、カラー制限実行フラグがセットされていないと判定された場合には(S310:NO)、使用者により設定された印刷モードで印刷画像の印刷が行われ(S320)、印刷処理が終了する。
つまり、S320では、使用者がモノクロ印刷モードを設定していた場合には、モノクロで印刷画像が印刷され、使用者がカラー印刷モードを設定していた場合には、印刷画像がカラーで印刷される。
一方、カラー制限実行フラグがセットされていると判定された場合には(S310:YES)、使用者がPC10にログインする際に入力したログイン名に基づいて、プリンタ20の使用者が管理者であるか否かが判定される(S330)。
そして、プリンタ20の使用者が管理者であると判定された場合には(S330:YES)、管理者フラグがセットされているか否かが判定される(S340)。そして、管理
者フラグがセットされていないと判定された場合には(S340:NO)、処理がS320へ移行され、逆に管理者フラグがセットされていると判定された場合には(S340:YES)、全白黒フラグがセットされているか否かが判定される(S350)。
一方、プリンタ20の使用者が管理者ではないと判定された場合には(S330:NO)、処理がS350へ移行され、全白黒フラグがセットされていると判定された場合には(S350:YES)、モノクロ印刷モードで印刷画像の印刷が行われ(S360)、印刷処理が終了する。
また、全白黒フラグがセットされていないと判定された場合には(S350:NO)、印刷画像にウォーターマークが付加されているか否かが判定される(S370)。
そして、印刷画像にウォーターマークが付加されていないと判定された場合には(S370:NO)、使用者により設定された印刷モードで印刷画像の印刷が行われ(S320)、印刷処理が終了する。
一方、印刷画像にウォーターマークが付加されていると判定された場合には(S370:YES)、その付加されているウォーターマークのグループ情報が「ドラフト」であるか否かが判定される(S380)。
そして、ウォーターマークのグループ情報が「ドラフト」であると判定された場合には(S380:YES)、ドラフトフラグがセットされているか否かに基づいて、印刷画像の印刷をモノクロ印刷モードで行うか否かが判定される(S390)。
すなわち、S390では、ドラフトフラグがセットされていると判定された場合には(S390:YES)、印刷画像に付加されているウォーターマークのグループ情報が「ドラフト」の場合に、カラー制限を実行するように制御されるため、その印刷画像の印刷がモノクロ印刷モードで行われる(S360)。
また、S390では、ドラフトフラグがセットされていないと判定された場合に(S390:NO)、使用者により設定された印刷モードで印刷画像の印刷が行われる(S320)。
また、ウォーターマークのグループ情報が「ドラフト」ではないと判定された場合には(S380:NO)、印刷画像に付加されているウォーターマークのグループ情報が「コピー」であるか否かが判定される(S400)。
そして、ウォーターマークのグループ情報が「コピー」ではないと判定された場合にも(S400:NO)、使用者により設定された印刷モードで印刷画像の印刷が行われ(S320)、印刷処理が終了する。
一方、ウォーターマークのグループ情報が「コピー」であると判定された場合には(S400:YES)、コピーフラグがセットされているか否かに基づいて、印刷画像の印刷をモノクロ印刷モードで行うか否かが判定される(S410)。
すなわち、S410では、コピーフラグがセットされていると判定された場合に(S410:YES)、印刷画像に付加されているウォーターマークのグループ情報が「コピー」の場合に、カラー制限を実行するように制御されるため、その印刷画像の印刷がモノクロ印刷モードで行われる(S360)。
また、S410では、コピーフラグがセットされていないと判定された場合に(S410:NO)、使用者により設定された印刷モードで印刷画像の印刷が行われる(S320)。
6.本実施形態に係る印刷システムの特徴
本実施形態では、カラー制限属性を有するウォーターマーク、すなわち、カラー制限設定ダイアログ70において、チェック項目73Aあるいはチェック項目74Aがクリックされることで、カラー制限を行うべきウォーターマークの種別が設定され、そこで設定されたウォーターマークが付加された印刷画像、又は、全ての印刷画像に対してカラー制限(モノクロ印刷)を実行する(S360)。
このため、カラー制限属性を有するウォーターマークが付加される印刷画像については、モノクロ印刷モードで印刷が行われるので、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。その結果、印刷に関わる全体的なコストを低下させることができる。なお、カラー制限属性を有するウォーターマークであるか否かは、本実施形態では、フラグのセット状態を参照することで、容易に判断できる。
また、本実施形態では、全ての印刷画像(S350:YES)、又は、「COPY」の文字列からなるウォーターマークが付加された印刷画像(S410:YES)、又は、「DRAFT」の文字列からなるウォーターマークが付加された印刷画像(S390:YES)に対して、モノクロ印刷を実行する(S360)。
したがって、「コピー」や「ドラフト」のようにカラー印刷の必要性が低い印刷画像については、管理者によるカラー制限印刷機能の設定によりモノクロ印刷モードで印刷することができるので、カラー印刷の制限を効果的に行うことができる。
また、本実施形態では、『「COPY」付加時は白黒』73のチェック項目73A(図4参照)や『「Draft」付加時は白黒』74のチェック項目74A(図4参照)を管理者がクリックすることにより、カラー制限の内容を適宜設定変更することができるので、管理者の希望に添ったカラー制限を行うことができる。
また、本実施形態では、『カラー制限モード』71のチェック項目74(図4参照)に符号が表示されていなければ(S310:NO)、カラー制限が行われず、使用者により設定された印刷モードで印刷画像の印刷が行われるので(S320)、より管理者の希望に沿ったカラー制限が可能となる。
また、本実施形態では、『管理者にも適用』75のチェック項目75A(図4参照)に符号が表示されていなければ(S340:NO)、管理者に対してはカラー制限印刷機能が無効となり、使用者(管理者)により設定された印刷モードで印刷画像の印刷が行われるので(S320)、管理者にとって使い勝手のよいものとなる。
7.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、PC10が特許請求の範囲に記載された印刷制御部及び印刷制御装置に相当し、プリンタ20が特許請求の範囲に記載された印刷装置に相当する。また、S370〜S410の処理が特許請求の範囲に記載されたウォーターマーク判断手段に相当し、S360の処理が特許請求の範囲に記載されたカラー制限手段に相当する。
また、カラー制限設定ダイアログ70が特許請求の範囲に記載された設定手段に相当し、S310の処理が、特許請求の範囲に記載された禁止手段に相当し、S330の処理が特定使用者判断手段に相当し、S340の処理が特許請求の範囲に記載された禁止設定手
段に相当する。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、HDD16に予め記憶(登録)されているウォーターマークの中から、印刷画像に付加するウォーターマークを設定(選択)していたが、本実施形態は、印刷画像に付加するウォーターマークを使用者が新規に登録することができるようにしたものである。
図7は、ウォーターマーク及びグループ情報等のウォーターマークに関する情報を設定するためのウインドウ(ウォーターマーク設定ダイアログ)を説明する説明図であり、ウォーターマーク設定処理を示すフローチャートである。
ウォーターマーク設定ダイアログ80は、上述した拡張機能設定ウインドウ50に設けられたウォーターマーク設定用の設定ボタン(図示省略)が選択(クリック)されたときに、表示装置11に表示される。
そして、このウォーターマーク設定ダイアログ80は、印刷画像の印刷時に使用するウォーターマークの文字列を入力するための文字列入力部81、ウォーターマークのグループ情報を「コピー」や「ドラフト」等の複数の候補の中から選択するためのグループ情報選択部82、及びOKボタン83等の複数の入力オブジェクトにて構成されている。
そして、本実施形態では、ウォーターマーク設定ダイアログ80のOKボタン83がクリックされると、図8に示すウォーターマーク設定処理が開始され、まず予めHDD16に記憶されている内蔵のウォーターマークのうち「COPY」の文字列からなるウォーターマークが選択されたか否かが判定される(S510)。また、文字列の他に、ビットマップデータ等の画像も指定可能である。
そして、内蔵のウォーターマーク(「COPY」)が選択されたと判定された場合には(S510:YES)、印刷画像に付加されるウォーターマークが「COPY」の文字列からなるウォーターマークに設定され、ウォーターマーク設定処理が終了する。
一方、内蔵のウォーターマーク(「COPY」)が選択されていないと判定された場合には(S510:NO)、グループ情報選択部82で「COPY」が選択されたか否かが判定される(S520)。
S520の処理では、グループ情報選択部82で「COPY」が選択されたと判定された場合に(S520:YES)、今回使用者により新規に設定された、すなわち文字列入力部81に入力された文字列がウォーターマークを示す文字列として判断されると共に、そのグループ情報が「コピー」であると判断される。
そして、図9に示すように、その判断結果(グループ情報)や今回使用者により設定されたウォーターマーク等のウォーターマーク設定ダイアログ80にて設定された内容がそれぞれ対応付けられてHDD16に記憶(登録)される。そして、印刷画像に付加されるウォーターマークが、今回使用者により新規に設定されたウォーターマークに設定され(S530)、ウォーターマーク設定処理が終了する。
一方、グループ情報選択部82で「COPY」が選択されていないと判定された場合には(S520:NO)、予めHDD16に記憶されている内蔵のウォーターマークのうち「DRAFT」が選択されたか否かが判定される(S540)。
そして、内蔵のウォーターマーク(「DRAFT」)が選択されたと判定された場合には(S540:YES)、印刷画像に付加されるウォーターマークが「DRAFT」の文字列からなるウォーターマークに設定され、ウォーターマーク設定処理が終了する。
一方、ウォーターマーク(「DRAFT」)が選択されていないと判定された場合には(S540:NO)、グループ情報選択部82で「DRAFT」が選択されたか否かが判定される(S550)。
S550の処理では、グループ情報選択部82で「DRAFT」が選択されたと判定された場合に(S550:YES)、今回使用者により新規に設定された、すなわち文字列入力部81に入力された文字列がウォーターマークを示す文字列として判断されると共に、そのグループ情報が「ドラフト」であると判断される。
そして、図9に示すように、その判断結果(グループ情報)や今回使用者により設定されたウォーターマーク等のウォーターマーク設定ダイアログ80にて設定された内容がそれぞれ対応付けられてHDD16に記憶(登録)される。そして、印刷画像に付加されるウォーターマークが、今回使用者により新規に設定されたウォーターマークに設定され(S560)、ウォーターマーク設定処理が終了する。
一方、グループ情報選択部82で「DRAFT」が選択されいていないと判定された場合には(S550:NO)、印刷画像に付加されるウォーターマークが使用者により設定されたウォーターマークに設定されて、ウォーターマーク設定処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、ウォーターマークを新規に登録することができるとともに、その登録したウォーターマークにグループ情報を付与するようにしている。このため、予めHDD16に記憶されているウォーターマークに限らず、使用者により入力されたウォーターマークに対しても、カラー制限を適用することができるので、カラー制限の機能を向上させることができる。
また、本実施形態では、使用者により新規に登録された入力されたウォーターマークを、その後も使用することが可能となるので、印刷システムの使い勝手が向上する。また、使用者により入力されたウォーターマークについてもグループ情報と対応付けられて登録されるので、PC10は、ウォーターマークによる判断処理(図6に示すS380及びS400の処理)を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、S530及びS560の処理が特許請求の範囲に記載されたウォーターマーク取得手段及びウォーターマーク登録手段に相当する。
(第3実施形態)
上記第2実施形態では、使用者がウォーターマークのグループ情報を選択(入力)するようにしていたが、本実施形態では、使用者がウォーターマークの文字列を入力した場合に、その文字列に基づいてウォーターマークのグループ情報が検知(推定)されるようにしたものである。
図10は、ウォーターマーク設定ダイアログ80(図7参照)の文字列入力部81に文字列が入力されたときに実行される制御フローであり、この制御フローが開始されると、まず文字列入力部81に入力された文字列と「COPY」に関連する文字列とが比較される(S610)。
なお、ここでいう『「COPY」に関連する文字列』とは、「COPY」、「Copy
」、「copy」、「複写」、「写し」及び「コピー」等の「コピー」を意味する文字列のことであり、予めプログラムにおいて複数種類用意されている。
そして、S610の比較結果に基づいて、文字列入力部81に入力された文字列に「COPY」に関連する文字列が含まれているか否かが判定され(S620)、「COPY」に関連する文字列が含まれていると判定された場合には(S620:YES)、文字列入力部81に入力された文字列(ウォーターマーク)のグループ情報を「コピー」にしてもよいか否かを問い合わせるための確認用ダイアログ(図示省略)が表示装置11に表示される(S630)。
続いて、文字列入力部81に入力された文字列のグループ情報を「コピー」にすることを表すグループ情報付加許可指令が、使用者により入力されたか否かが判定される(S640)。
なお、本実施形態では、OKボタン及びCancelボタンが確認用ダイアログに設けられており、OKボタンが選択(クリック)された場合に、グループ情報付加許可指令が入力されたと判定し、Cancelボタンが選択(クリック)された場合に、グループ情報付加許可指令が入力されていないと判定する。そして、このことは、後述するS690の処理についても同様である。
そして、グループ情報付加許可指令が入力されたと判定された場合には(S640:YES)、文字列入力部81に入力された文字列(ウォーターマーク)のグループ情報が「コピー」としてHDD16に記憶され(S650)、文字列入力部81に入力された文字列と「DRAFT」に関連する文字列とが比較される(S660)。
なお、ここでいう『「DRAFT」に関連する文字列』とは、「DRAFT」、「Draft」、「draft」、「ドラフト」、及び「下書き」等の「DRAFT」を意味する文字列のことである。
一方、グループ情報付加許可指令が入力されていないと判定された場合には(S640:NO)、文字列入力部81に入力された文字列のグループ情報が記憶されずに、文字列入力部81に入力された文字列と「DRAFT」に関連する文字列とが比較される(S660)。
また、「COPY」に関連する文字列が含まれていないと判定された場合には(S620:NO)、文字列入力部81に入力された文字列と「DRAFT」に関連する文字列とが比較される(S660)。
そして、S660の比較結果に基づいて、文字列入力部81に入力された文字列に「DRAFT」に関連する文字列が含まれているか否かが判定され(S670)、「DRAFT」に関連する文字列が含まれていないと判定された場合には(S670:NO)、本制御フローが終了する。
一方、「DRAFT」に関連する文字列が含まれていると判定された場合には(S670:YES)、文字列入力部81に入力された文字列(ウォーターマーク)のグループ情報を「ドラフト」にしてもよいか否かを問い合わせるための確認用ダイアログ(図示省略)が表示装置11に表示される(S680)。
そして、文字列入力部81に入力された文字列のグループ情報を「ドラフト」にすることを表すグループ情報付加許可指令が、使用者により入力されたか否かが判定され(S6
90)、グループ情報付加許可指令が入力されていないと判定された場合には(S690:NO)、本制御フローが終了する。
一方、グループ情報付加許可指令が入力されたと判定された場合には(S690:YES)、文字列入力部81に入力された文字列(ウォーターマーク)のグループ情報が「ドラフト」としてHDD16に記憶され(S700)、本制御フローが終了する。
以上説明したように、本実施形態では、文字列入力部81に入力されたウォーターマークの文字列に基づいて、ウォーターマークのグループ情報を検知するので、使用者はウォーターマークのグループ情報を入力する手間を省くことができる。
なお、本実施形態では、S610、S620、S660及びS670の処理が属性検知手段に相当し、S650及びS700の処理が特許請求の範囲に記載されたウォーターマーク取得手段及びウォーターマーク登録手段に相当する。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、印刷画像と重ねて透過印刷される「透かし」をウォーターマークとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ウォーターマークとは、上述したように、ヘッダーやフッター等の単に印刷画像と共に記録用紙に印刷される付加画像も含む意味である。
また、上記実施形態では、PC10側でカラー制限印刷機能の設定を行うようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、プリンタ20側でカラー制限印刷機能の設定を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、HDD16に記憶されたウォーターマークのグループ情報に基づいて、カラー制限属性を判定するようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ウォーターマークの文字列に基づいてカラー制限属性を判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、管理者と他の使用者とに分けて、管理者においては、他の使用者に対してカラー印刷を許可しない場合であってもカラー印刷を可能とする権限を付加可能としている。この管理者は、OSの管理者として登録された使用者である必要はない。例えば、プリンタドライバ内に使用者毎に上記権限を持つか否かを管理するデータベースを備え、そのデータに基づき特定の使用者に対して上記権限を与えるような構成であってもよい。
また、プリンタとしては、インク滴を記録用紙等の被記録媒体に噴射することにより被記録媒体に画像を形成するインクジェットプリンタでもよいし、レーザービームで感光体上を走査して画像を形成するレーザープリンタでもよい。
また、カラー制限印刷機能を行う際に印刷画像をカラーからモノクロに変換する処理としては、どのような方法をとってもよい。例えば、PC10側で印刷画像をカラーからモノクロに変換し、プリンタ20側で印刷画像とウォーターマークとを合成するようにしてもよいし、プリンタ20側で印刷画像をカラーからモノクロに変換するようにしてもよいし、PC10側で印刷画像をモノクロに変換するとともに、その変換した印刷画像とウォーターマークとを合成するようにしてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る印刷システムの模式図である。 第1実施形態のHDDに記憶されたウォーターマークの説明図である。 印刷設定ウインドウの説明図である。 カラー制限設定ダイアログの説明図である。 カラー制限印刷機能設定処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。 ウォーターマーク設定ダイアログを説明する説明図である。 ウォーターマーク設定処理を示すフローチャートである。 第2実施形態のHDDに記憶されたウォーターマークの説明図である。 第3実施形態のウォーターマーク設定ダイアログの文字列入力部に文字列が入力されたときに実行される制御フローを示すフローチャートである。
符号の説明
10…コンピュータ、11…表示装置、12…操作部、13…CPU、14…ROM、15…RAM、16…HDD、17…プリンタポートI/F、20…プリンタ、21…操作キー、22…表示パネル、23…印刷部、24…CPU、25…ROM、26…RAM、27…HDD、28…不揮発性メモリ、29…プリンタポートI/F、30…印刷設定ウインドウ、40…基本設定ウインドウ、42…カラー制限設定ボタン、50…拡張機能設定ウインドウ、60…OKボタン、70…カラー制限設定ダイアログ、71〜77…入力ダイアログ、80…ウォーターマーク設定ダイアログ、81…文字列入力部、82…グループ情報選択部、83…OKボタン。

Claims (17)

  1. カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷部、及び前記印刷部を制御する印刷制御部を有する印刷システムであって、
    前記印刷制御部に設けられ、印刷画像と共に被記録媒体へ印刷されるウォーターマークが、単色印刷を実行することを表す属性のものであるか否かを判断するウォーターマーク判断手段と、
    前記印刷制御部に設けられ、前記ウォーターマーク判断手段により前記ウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判断された場合に、前記印刷部に単色印刷モードで印刷画像の印刷を実行させるカラー制限手段と
    を備えたことを特徴とする印刷システム。
  2. カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷装置に接続され、前記印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    印刷画像と共に被記録媒体へ印刷されるウォーターマークが、単色印刷を実行することを表す属性のものであるか否かを判断するウォーターマーク判断手段と、
    前記ウォーターマーク判断手段により前記ウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判断された場合に、前記印刷装置に単色印刷モードで印刷画像の印刷を実行させるカラー制限手段と
    を備えたことを特徴とする印刷制御装置。
  3. 前記ウォーターマーク判断手段は、ウォーターマークが、コピーを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合、又は、ドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合に、そのウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判定することを特徴とする請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によってウォーターマーク及びその属性を取得可能なウォーターマーク取得手段を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の印刷制御装置。
  5. 使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によって文字列からなるウォーターマークを受け付けた場合に、その文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知する属性検知手段と、
    前記属性検知手段により受け付けられたウォーターマーク、及び前記属性検知手段により検知された属性を取得するウォーターマーク取得手段と
    を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の印刷制御装置。
  6. 前記ウォーターマーク取得手段により取得されたウォーターマークとその属性とを対応付けて登録するウォーターマーク登録手段を有していることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の印刷制御装置。
  7. ウォーターマークの属性を、単色印刷を実行することを表す属性に設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項2ないし請求項6の何れか1項に記載の印刷制御装置。
  8. 前記カラー制限手段の作動を禁止する禁止手段を備えたことを特徴とする請求項2ないし請求項7の何れか1項に記載の印刷制御装置。
  9. 複数の使用者により前記印刷装置が使用される場合において、
    印刷を行う使用者が特定の使用者であるか否かを判断する特定使用者判断手段と、
    前記特定使用者判断手段により印刷を行う使用者が特定の使用者であると判断された場合に、前記カラー制限手段の作動を禁止するか否かを設定可能な禁止設定手段と
    を備えたことを特徴とする請求項2ないし請求項8の何れか1項に記載の印刷制御装置。
  10. カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷部を有する印刷システムに用いられ、前記印刷部を制御するための印刷制御用プログラムであって、
    コンピュータを、
    印刷画像と共に被記録媒体へ印刷されるウォーターマークが、単色印刷を実行することを表す属性のものであるか否かを判断するウォーターマーク判断手段、及び
    前記ウォーターマーク判断手段により前記ウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判断された場合に、前記印刷部に単色印刷モードで印刷画像の印刷を実行させるカラー制限手段
    として機能させることを特徴とする印刷制御用プログラム。
  11. 前記ウォーターマーク判断手段は、ウォーターマークが、コピーを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合、又は、ドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合に、そのウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判定することを特徴とする請求項10に記載の印刷制御用プログラム。
  12. 使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によってウォーターマーク及びその属性を取得可能なウォーターマーク取得手段として機能させることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の印刷制御用プログラム。
  13. 使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によって文字列からなるウォーターマークを受け付けた場合に、その文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知する属性検知手段、及び
    前記属性検知手段により受け付けられたウォーターマークと、前記属性検知手段により検知された属性とを取得するウォーターマーク取得手段
    として機能させることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の印刷制御用プログラム。
  14. カラー印刷モードと単色印刷モードとを切り替えて実行可能で、かつ、印刷画像を被記録媒体へ印刷する印刷部を有する印刷システムに用いられ、前記印刷部を制御するための印刷制御用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    コンピュータを、
    印刷画像と共に被記録媒体へ印刷されるウォーターマークが、単色印刷を実行することを表す属性のものであるか否かを判断するウォーターマーク判断手段、及び
    前記ウォーターマーク判断手段により前記ウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判断された場合に、前記印刷部に単色印刷モードで印刷画像の印刷を実行させるカラー制限手段
    として機能させる印刷制御用プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  15. 前記ウォーターマーク判断手段は、ウォーターマークが、コピーを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合、又は、ドラフトを意味する文字列あるいは画像からなるウォーターマークである場合に、そのウォーターマークが単色印刷を実行することを表す属性のものであると判定することを特徴とする請求項14に記載の記録媒
    体。
  16. 使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によってウォーターマーク及びその属性を取得可能なウォーターマーク取得手段として機能させる印刷制御用プログラムを記録したことを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の記録媒体。
  17. 使用者による入力操作を受け付け、その入力操作によって文字列からなるウォーターマークを受け付けた場合に、その文字列に基づいて、ウォーターマークの属性を検知する属性検知手段、及び
    前記属性検知手段により受け付けられたウォーターマークと、前記属性検知手段により検知された属性とを取得するウォーターマーク取得手段
    として機能させる印刷制御用プログラムを記録したことを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の記録媒体。
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