JPH01170957A - カラー印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー複写機などの４カラー印刷装置に間す
るものである。。

従来の技術 カラー原稿や白黒原稿を固体撮像素子で読みとり色信号
に分解した後、デジタル信号に変換し、その後電子写真
装置で再びカラー画像を再現する複写機がある。このよ
うな複写機では、白黒で印刷するモードとカラーで印刷
するモードの２つモードを有する。これは、カラーモー
ドで印刷すると、白黒モードより印刷時閉やコストが多
くかかるためであり、白黒原稿をカラーで印刷すると、
無駄が多くなるからである。そのために、このような装
置においては、カラーで印刷する場合と白黒のみで印刷
する場合とに使い分けていた。このような装置を用いて
、カラーと白黒の原稿が混在した複数枚の原稿を印刷し
ようとすると、利用者が操作に手間がかかった。すなわ
ち、従来は、このような場合において、ｌ）利用者が白
黒でよいと判断した場合には、白黒モード、カラーで印
刷したい場合には、カラーモードを選択していた、２）
固体撮像素子を用いて一度原稿を走査し色分解した結果
に基づいてカラー成分があると認識された場合において
自動的にカラーモードとなる、等の方式があった。

発明が解決しようとする問題点 このような方式では、次のような問題点があった。利用
者が白黒かカラーかを選択しモードを切り替える方法で
は、原稿が多数枚存在しかつその原稿の中に白黒とカラ
ーの原稿が混在する場合においては、利用者がそのたび
毎にモードの切り替えを行なわねばならず非常にわずら
れしい作業となる。また固体撮像素子を用いて自動的に
カラーと白黒を判別する方法では、ｌ）色付きの紙の上
に印刷された白黒原稿は自動的にカラーとなる、２）カ
ラーか否かを判定するために完全に原稿１画面を走査し
なければならず、時閉がよけいにかかる、３）カラーで
印刷すする必要のないカラー原稿までカラーで印刷して
しまう等の多くの問題点が発生した。

本発明の目的は、利用者が、望む原稿のみをカラーで印
刷し、それ以外の原稿は白黒で印刷するカラー印刷装置
を提供することにある。

問題点を解決するための手段　　。

本発明は、カラー印刷するモードと白黒印刷するモード
とを有し、カラー固体撮像素子を用いて原稿を色分解し
ながら読み取り信号化し、前記信号を用いカラー画像を
印刷する装置であって、予め原稿の特定箇所に特定色の
マークを貼りつけて、前記固体撮像素子による読み取り
の際、原稿の前記特定箇所での特定色の有無を識別し、
その識別結果より、カラー印刷するモードで印刷するか
白黒印刷するモードで印刷するかを決定し印刷するカラ
ー印刷装置である。

作用 本発明では、カラーで印刷したい原稿の特定位置に予め
利用者が特定色のマークを貼る。固体撮像素子で原稿の
特定位置を走査し、この特定位置の特定色のマークを認
識すれば、自動的に装置をカラーモードにする。この方
法によれば、ｌ）カラー原稿であってもカラーで印刷す
る必要のないカラー原稿はマークを貼らなければ白黒で
印刷される１、２）カラー像の認識のために原稿を全面
走査する必要がない、３）この処理がなされた複数の原
稿を、例えば自動原稿送り装置に設置しても、毎回マー
クの有無を判定するので、自動的に望みの原稿のみがカ
ラー化されて複写されることになる等の利点がある。

実施例 図に示すように原稿の左上の５センチ四方を識別領域と
設定した。この識別領域に１平方センチ以上の赤の色信
号がある場合を、自動的にカラー原稿と判別しカラー印
刷し、それ以外は白黒で印刷する論理にした。

本発明に用いた装置は通常、デジタルカラー複写機、あ
るいはインテリジェントカラー複写機と呼ばれる電子写
真装置である（例えば、特開昭６２−１０７５６８号公
報に示されるデジタルカラー電子写真装置等）。これは
原稿を１次元のカラー固体撮像素子（例えば電荷結合素
子）で読み取り色信号に分解し、デジタル信号化した後
画像処理を行ない、この信号をカラーのレーザプリンタ
等で印刷する装置である。

この装置を用い、利用者が予めカラー印刷したいカラー
原稿の特定位置に５センチ四方の赤のマ一りをはりつけ
、この赤マークの貼った原稿と、貼っていない原稿すな
わち白黒原稿と利用者が白黒でよいと判断したカラー原
稿とを重ね合わせ、自動原稿送り装置にセツティングし
印刷を開始した。固体撮像素子がまず原稿の先端部５セ
ンチを走査し色分解後、特定領域の赤マークの有無を判
定した。このとき赤マークがあると判定された原稿につ
いては、自動的に装置をカラー印刷モードに設定した。

また、赤マークがないと判定された場合には、白黒モー
ドに設定し印刷した。　　こうすることにより、自動的
に白黒画像は白黒に、利用者が白黒でよいと考えたカラ
ー原稿は白黒に、またカラー印刷したいと考えたカラー
原稿はカラーに印刷された。

発明の効果 本発明によれば、利用者が、望む原稿のみをカラーで印
刷し、それ以外の原稿は白黒で印刷するカラー印刷装置
が得られる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の実施例のカラー印刷装置におけるカラー
かまたは白黒かを判定する方法を説明した概念図である
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カラー印刷するモードと白黒印刷するモードとを有し、
   カラー固体撮像素子を用いて原稿を色分解しながら読み
   取り信号化し、前記信号を用いカラー画像を印刷する装
   置であって、予め原稿の特定箇所に特定色のマークを貼
   りつけて、前記固体撮像素子による読み取りの際、原稿
   の前記特定箇所での特定色の有無を識別し、その識別結
   果より、カラー印刷するモードで印刷するか白黒印刷す
   るモードで印刷するかを決定し印刷するカラー印刷装置
   。