JP2001268367A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

Info

Publication number
JP2001268367A
JP2001268367A JP2000080855A JP2000080855A JP2001268367A JP 2001268367 A JP2001268367 A JP 2001268367A JP 2000080855 A JP2000080855 A JP 2000080855A JP 2000080855 A JP2000080855 A JP 2000080855A JP 2001268367 A JP2001268367 A JP 2001268367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
edge amount
document
subject
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000080855A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hashimoto
好之 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2000080855A priority Critical patent/JP2001268367A/ja
Publication of JP2001268367A publication Critical patent/JP2001268367A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り装置において、原稿下地濃度が
原稿台濃度に近かったり、原稿端に高濃度領域があって
も、誤りなく原稿サイズ検出を行えるようにする。 【解決手段】 背景となる原稿台6に高エッジ量パター
ン領域17を施し、読み取り画像データについて特定の
ラプラシアンフィルタを用いて画像処理することで、原
稿と高エッジ領域の背景とのエッジ量差を検出する。こ
れにより、誤りなく原稿と背景との分離が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やスキャナ
ー等の画像読み取り装置における被写体領域の検出精度
向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読み取り装置において、被写
体である原稿のサイズ検出の技術分野では、見開きブッ
ク原稿を上方より読み取る読み取り装置や、特開平5−
161003号公報、特開平5−161004号公報に
示されるように、原稿とその背景(原稿台)とのコント
ラスト差を用いて原稿サイズを検出する方法が提案され
ている。
【0003】また、特開平9−65063号公報や、特
開平10−255024号公報に示されるように、背景
パターンのマッチング検出に基づき原稿の副走査方向サ
イズを検出する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の原稿サイズ検出方法では、原稿下地濃度が原稿台濃
度に近かったり、原稿の端部に高濃度領域がある場合、
原稿と原稿台とのコントラスト差による境界が検出でき
ないという問題があった。また、背景パターンと類似の
画像が原稿上に存在する場合、背景の検出を誤るという
問題があった。また、従来の装置では、検出に専用回路
が必要で、コストアップになるという問題もあった。
【0005】本発明は、上記問題点を解消するものであ
り、原稿の端部に高濃度領域があるような場合であって
も、低コストに精度良く被写体領域(サイズ)を検出す
ることが可能な面像読み取り装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮像センサを用いて被写体を撮影する画
像読み取り装置において、前記撮像センサから見て被写
体の後方に配置された特定のパターン手段と、前記撮像
センサにより撮影した画素データに基づき、隣接する画
素濃度差に相当するエッジ量を検出するエッジ量検出手
段と、前記エッジ量検出手段により検出された前記被写
体と前記パターン手段とのエッジ量差に基づいて、撮影
画像の中から被写体領域を抽出する被写体領域抽出手段
とを備えたものである。
【0007】上記構成においては、撮像センサは被写体
とその背景部となる特定のパターンとを撮影し、その画
素データより被写体と特定のパターンの各エッジ量を検
出し、その差に基づいて被写体領域を抽出する。これに
より、誤りなく被写体とその背景との分離が可能にな
る。
【0008】前記エッジ量検出手段として、前記パター
ン手段のパターンを高エッジ量領城であると検出するよ
うに適応させたラプラシアンフィルタを用いればよい。
これにより、背景部分に施した特定パターンを最も高エ
ッジと検出するため、精度良く被写体領域を検出するこ
とができる。
【0009】前記エッジ量検出手段に用いるラプラシア
ンフィルタの縦横比を異ならせたものとすればよい。こ
れにより、類似の高エッジパターンが被写体上に存在す
る可能性は極めて少ないので、エッジ検出の精度はより
一層高まる。
【0010】前記パターン手段は、色及びパターンを異
ならせた少なくとも2つ以上のパターンを重ね合わせて
形成し、それそれの色パターン毎に適応する異なったラ
プラシアンフィルタを前記エッジ量検出手段として用い
るものとすればよい。これにより、被写体がカラーであ
っても精度良く被写体領域を検出することができる。
【0011】前記エッジ量検出手段と、画像処理回路中
のエッジ強調画像処理手段は、少なくとも一部を共通の
回路として用いるものとすることが望ましい。これによ
り、エッジ量検出に使用するラプラシアンフィルタを、
エッジ強調画像処理の回路に流用でき、構成を簡素化で
きる。
【0012】また、本発明は、撮像センサを用いて被写
体を撮影する画像読み取り装置において、前記撮像セン
サから見て被写体の後方に設けられ、装置に対して脱着
・交換可能な特定のパターン部材と、前記撮像センサに
より撮影した画素データに基づき、隣接する画素濃度差
に相当するエッジ量を検出するエッジ量検出手段と、前
記エッジ量検出手段により検出された前記被写体と前記
パターン手段とのエッジ量差に基づいて、撮影画像の中
から被写体領域を抽出する被写体領域検出手段とを備え
たものである。この構成においては、被写体の種類に応
じて特定のパターン部材を装置に対して脱着・交換する
ことで、被写体の種類を問わずに最適なエッジ検出が可
能となる。
【0013】前記エッジ量検出手段として、前記パター
ン部材のパターンに応じたラプラシアンフィルタを選択
して用いればよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態について図面を参照して説明する。図1は一実施の形
態に係るブックスキャナー型の画像読み取り装置の外観
を示す。本装置は、画像を読み取るイメージセンサ(CC
D)を有したスキャナーユニット1が原稿台6の上方に
設けられ、原稿台6の上に設置された上向き原稿(被写
体)を、露光ランプユニット2から放たれた光の原稿台
6及び原稿からの反射光をイメージセンサにより受光す
ることで、原稿を読み取る装置である。本装置には、各
種モードの設定と装置の状態・エラー・警告等を表示す
るコントロールパネル3、画像の濃度補正時に使用され
るシェーディング板4、ブック原稿面の高さを検出する
ための測距板5、原稿台6上に配置された原稿の読み取
りを開始するためのスタートキー8、電源スイッチ9等
が設けられている。原稿台6の中央部7は、昇降自在
で、背(綴じ部)が特殊なバインダーなど、読み取る原
稿の高さが大きくなる場合に背を沈み込ませることがで
きるようになっている。
【0015】スタートキー8が押されると、原稿の読み
取りを開始する。原稿がブックの場合、測距板5には、
ブック原稿の上側面が投影され、イメージセンサでこの
上側面画像を読み取ることにより、ブック原稿の高さ分
布を計測することが可能で、求めたブック原稿高さ分布
に基づいて読み取り中の焦点位置を逐次、自動合焦(A
F)することが可能である。読み取り動作は、予備スキ
ャンと本スキャンの2つの段階がある。予備スキャンで
は、原稿台領域を読み取って原稿サイズ(被写体領
域)、原稿濃度、原稿高さ等を検出し、本スキャン時に
は、予備スキャンで検出された情報に基づき、原稿外領
域の削除や、原稿濃度の自動調整、焦点合わせ等を行
う。
【0016】図2に、ブック原稿BDが原稿台6上に設
置されている様子を示す。多くの場合、図示のようにブ
ック原稿BDのぺージが跳ね上がることを防ぐため、画
像のない余白部分を手(指)で押さえて読み取りを行
う。別のページを読み取るときは、原稿押さえ動作を中
断し、ページをめくってから、再度、手(指)でブック
原稿BDを押さえる。
【0017】図3に、従来の原稿サイズ検出の方法を示
す。原稿台6は、その上に載置される原稿と背景との濃
度コントラスト差が出るように、高濃度に着色されてい
る。同図(A)は一般的な白色の下地に文字が書かれて
いる文字型原稿11が設置されている様子を示す。この
場合、背景と原稿下地との間に十分な濃度コントラスト
差があるので、原稿台の外側方向から内側に向かって画
像データの濃度を所定のしきい値と比較してゆき、しき
い値を超えたポイントが原稿台と原稿の境界と認識する
ことができる。
【0018】図3(B)は色下地の原稿12の場合を示
す。原稿12が色付きであったり、高濃度に退色してい
たりすると、原稿台6とのコントラスト差が少ない。こ
のように、原稿下地濃度が一定以上濃くなると、濃度コ
ントラストによる原稿領域検出を施しても、原稿領域で
濃度がしきい値を超えないため、原稿領域を検出できな
い。通常、しきい値は、原稿台領域に多少の埃や汚れが
あっても、しきい値を超えないように、原稿台濃度に対
して十分に白い値に設定している。そのため一般に、検
出できる原稿下地濃度は、かなり白いものでなければな
らない。
【0019】図3(C)は、原稿下地そのものは十分に
白いが、原稿端にインデックス13や写真領域14等の
高濃度領域がある原稿の場合を示す。高濃度領域以外の
境界部は、原稿台とのコントラストが十分にあるので検
出可能であるが、高濃度領域の部分の境界を検出するこ
とができない。
【0020】図3(B)や(C)のような原稿は、装置に
とってサイズ検出が苦手な原稿であり、このような原稿
を読み取ることも比較的多く、その場合、従来の原稿サ
イズ検出方法を使った読み取り装置では、原稿サイズを
誤り易いため、枠が消去されずに残ったり、自動濃度調
節の領域を誤り易くなることから、読み取り画像の濃度
調整が正常に行われない虞がある。
【0021】上記では、シート原稿を例に説明したが、
原稿がブックであっても苦手原稿の現象は同様に生じ
る。また、上記のような原稿上向き設置タイプのブック
スキャナに限られず、原稿下向きの従来型フラットベッ
ドスキャナであっても、原稿押さえが原稿の背景となる
ことで同様の現象が生じる。
【0022】図4(A)(B)に本発明の一実施形態に
係る本装置での原稿サイズ検出の様子を示す。本装置で
は、図4(A)のように、被写体の後方となる原稿台6
の全域に高エッジ量パターン16(特定のパターン手
段)が均一に施されている。ここに、エッジとは、画像
濃度差のある境界を言い、エッジ量とは、隣接する画素
濃度差に相当する値であって、読み取り対象の原稿領域
とその後方に位置する背景領域とを分離するために用い
られる。高エッジ量パターンとは、高濃度と低濃度の領
域が連続的に繰り返したパターンを言う。高エッジ量パ
ターン16は複数種類が用意されていて、装置に対して
脱着・交換自在に設けられればよい。この高エッジ量パ
ターン16の詳細は後述(図6、図7、図10、図1
1)する。図4(B)は、この高エッジ量パターン16
を施した原稿台6上に非高エッジ量パターン領域18と
なるシート原稿が載置された状態を示す。
【0023】エッジ量は、読み取り画像データをラプラ
シアンフィルタ等により処理することで検出可能であ
る。一般に、原稿は、文字部分、写真部分、下地部分、
べた部分が単独または混在している。後述の網点印刷さ
れた原稿を除けば、写真部分、下地部分、べた部分は微
少領域での急激な濃度変化のない低エッジ量領域であ
る。文字部分は、これらに比べれば、エッジ量は高めで
あるが、文字の形は一定でないため、特定の形のラプラ
シアンフィルタでエッジ量を検出した場合、エッジ量の
高めの部分と低めの部分が混在することになり、高エッ
ジ領域が連続することはない。それに対して、上記のよ
うに、高エッジ量パターン16の施された原稿台6の領
域は、パターンにマッチしたラプラシアンフィルタを用
いれば、全ての領域で高エッジ量となる。よって、原稿
台領域と原稿領域で、明確なエッジ量の差が生まれ、全
ての領域で高エッジ量である原稿台領域と非高エッジ量
領城である原稿領域とを確実に分離することが可能にな
る。
【0024】図5に本発明の他の実施形態として、高エ
ッジ量背景による原稿サイズ検出を行う方式を従来型の
複写機(PPC)21に適用した例を示す。この複写機(P
PC)21では、原稿背景に相当する原稿押え22の内側
に高エッジ量パターン領域17を施す。原稿台ガラス2
3上には非高エッジ量パターン領域18となる原稿24
を下向きに設置する。この構成において、原稿台ガラス
23の下方側から、下向きに設置された原稿24と原稿
押え22の内側画像を同時に読み込み、高エッジ量の原
稿押え22領域と非高エッジ量の原稿24領域とを分離
することで、原稿サイズ検出が可能となる。
【0025】図6に背景部に施す高エッジ量パターン
と、それに適合するラプラシアンフィルタの基本例(こ
こでは3種類)を示す。パターンとラプラシアンフィル
タは対の関係にあり、パターン上のどの位置を読み取っ
ても高エッジ量となるラプラシアンフィルタを検出に用
いることが重要になる。
【0026】の例は、斜め縞のパターンである。斜め
線を高エッジと検出するラプラシアンフィルタには十字
型が適合する。この例は、3×3のラプラシアンで、注
目画素の濃度と隣接の縦横画素の濃度差がエッジ量とな
る。エッジ量kの計算式は、 k=|4e−(a+b+c+d)|・・・[1式] となる。
【0027】の例は横縞パターンである。横縞を高エ
ッジと検出するラプラシアンフィルタには1方向型が適
合する。この例は、3×3のラプラシアンで、注目画素
と、上下と左右斜め上下の画素の濃度差がエッジ量とな
る。エッジ量の計算式は、 k=|6g−(a+b+c+d+e+f)|・・・[2式] となる。
【0028】の例は、斜め縞のパターンの別例であ
る。と比較して縞のサイズが大きくなっている。斜め
線を高エッジと検出するラプラシアンフィルタにはと
同様、十字型が適合する。縞のサイズが大きいため適合
するラプラシアンフィルタは、5×5のサイズになる。
このラプラシアンでは、注目画素の濃度と、一つ飛ばし
た隣接の縦横画素の濃度差がエッジとなる。エッジ量の
計算式は、 k=|4e−(a+b+c+d)|・・・[3式] となる。
【0029】図7に背景部に施す高エッジ量パターン
と、それに適合するラプラシアンフィルタの変形例を示
す。この背景バターンは、高エッジ量画像である網点原
稿においても良好に原稿サイズ検出を可能とする。通
常、網点印刷は、上下左右の網点配置ピッチが同じであ
る。そこで、図示のように背景パターンの上下左右のピ
ッチを変え、縦横比の異なるアナモパターンにする。ア
ナモパターンの網点印刷は存在しないので、背景にアナ
モパターンを用いることで、意図的に原稿端部に背景パ
ターンと同じパターンを用意しない限り、誤検出するこ
とはなくなる。アナモパターンを用いることで、苦手原
稿の発生は更に少なくなり、誤検出はなくなる。
【0030】の例は、アナモ斜め縞のパターンの例で
ある。と比較して左右方向の縞のサイズが大きくなっ
ている。斜め線を高エッジと検出するラプラシアンフィ
ルタには、と同様、十字型が適合するが、縞のサイズ
に適合するラプラシアンフィルタは、3×5の変則サイ
ズになる。このラプラシアンでは、注目画素の濃度と、
上下方向は隣接画素、左右方向は一つ飛ばした隣接画素
との濃度差がエッジ量となる。エッジ量の計算式は、 k=|4e−(a+b+c+d)|・・・[4式] となる。
【0031】の例は、アナモ斜め縞のパターンの別例
である。と比較して縞のサイズが大きくなっている。
とを組み合わせたパターンである。縞のサイズに適
合するラプラシアンフィルタは、5×9の変則サイズに
なる。このラプラシアンでは、注目画素の濃度と、上下
左右方向に離れた画素との濃度差がエッジ量となる。エ
ッジ量の計算式は、 k=|4e−(a+b+c+d)|・・・[5式] となる。
【0032】なお、これら〜に説明したパターンと
ラプラシアンフィルタの大きさは、読み取り画素単位で
分かり易く説明したが、実際の読み取り画素は、例え
ば、400dpiでは、63.5μmが最小単位とな
り、このような細かいパターンを原稿台上に施すのは、
不可能に近い。現実には、検出に使用する予備スキャン
データは、取り扱いデータ削減のため、数ライン/数ド
ット毎に間引いたデータを用いる。例として、予備スキ
ャンでラプラシアンフィルタに副走査16ライン、主走
査16ドットに1回の割合で間引いたデータを代入すれ
ば、原稿台に施すパターンピッチは、約1mm(63.5
μm×16)となり、印刷可能なサイズとなる。
【0033】図8に本発明の実施形態に係る回路ブロッ
クを示す。この例は、モノクロ回路を対象としたもので
ある。CPU25は、データバス30を介してRAM2
7をデータ制御の作業領域として使用しながら、ROM
26上に格納された制御プログラムに従って回路全体の
制御を行う。また、CPU25は画像処理回路の動作モ
ードの設定を行う機能を持ち、照明28やスキャン機構
29を制御する。スキャン機構29は、スキャナーユニ
ット1(図1)のイメージセンサ(CCD)31を駆動
するものであり、副走査方向に読み取り走査を行う。C
CD31は画像の光データを電圧に変換し、光電変換さ
れた画像信号は、A/Dコンバータ32でデジタル画像
データに変換される。変換されたデジタル画像データ
は、画像処理回路(グループ)33に送られ、反射率
−濃度変換、シェーディング補正、照度補正等の画像処
理が施される。
【0034】処理後データは、エッジ量の検出&補正回
路34(エッジ量検出手段)に送られる。ここでは、予
備スキャンと本スキャンとで異なった処理を行う。予備
スキャン時には、「エッジ量の検出」だけを行い、検出
されたエッジ量をCPU25に送出する。エッジ検出用
のラプラシアンフィルタは、エッジ量の検出&補正回路
34に格納されており、原稿台に施された高エッジパタ
ーンにマッチした形のものが選択され、エッジ量データ
作成に使用される。CPU25は、作成されたエッジ量
データに基づいて原稿と背景の境界を求め、原稿サイズ
を検出する(被写体領域抽出手段)。本スキャン時に
は、通常画像処理用のエッジ検出用ラプラシアンフィル
タを選択設定し、エッジ強調と呼ばれる文字画像の先鋭
度を向上させる処理を行う。このラプラシアンフィルタ
は、エッジ検出のフィルタと少なくとも一部が共通の回
路を用いればよい。
【0035】さらに、本スキャン時には、エッジ強調処
理の施されたデータは、後段の画像処理回路(グループ
)35に送られ、拡大/縮小、濃度補正や2値化処理
が施され、画像出力36される。
【0036】図9に本発明に係る装置の原稿サイズ検出
を行う読み取り動作のフローチャートを示す。操作者に
よって読み取り動作開始が装置に指示されると、装置の
照明28のランプを点灯し原稿を照明し(#1)、次
に、CPU25は、エッジ量検出&補正回路34中のラ
プラシアンフィルタを原稿背景パターン検出サイズに設
定し(#2)、予備スキャン動作を開始する(#3)。
予備スキャンでは、原稿台上の画像を、スキャン機構2
9を駆動しながら、1ライン分の画像データを読み取る
(#4)。1ライン毎(間引く場合は複数ライン毎)に
検出したエッジ量データがCPU25に取り込まれる
(#5)。最終読み取りラインに達するまで、読み取り
とエッジ量データの転送が繰り返される(#6)。
【0037】原稿台領域全ての読み取りが終了したら、
予備スキャンを終わる(#7)。次に、予備スキャンで
得られたエッジ量データを分析し、原稿と背景の境界を
求め(#8)、原稿サイズを決定する。背景と原稿との
境界の検出は、原稿の上下左右の4方向からエッジ量デ
ータとしきい値を比較してゆき、最初にしきい値を超え
た位置を境界と決定する。本スキャンの準備として、C
PU25は、エッジ量補正&検出回路34中のラプラシ
アンフィルタをエッジ強調画像処理用のサイズに設定す
る(#9)。
【0038】次いで、本スキャン動作を開始する(#1
0)。位置検出された原稿画像を、スキャン機構29を
駆動しながら、1ラインずつ読み取ってゆき(#1
1)、原稿領域の読み取りが完了するまで走査読み取り
が繰り返される(#12)。読み取りが完了したら、本
スキャンを終了する(#13)。装置の照明ランプ照明
を消灯し(#14)、一連の読み取り動作が完了する。
【0039】図10に背景部に施す高エッジ量パターン
と、それに適合するラプラシアンフィルタの応用例を示
す。このパターンは、複数の色を使い分けて、異なる複
数のパターンを原稿台(背景)に重ね合わせて施される
ものである。読み取りにはカラーCCDが使用される。
異なる色とパターンが重ね合わさったものは、原稿上に
は存在しないので、誤りなく原稿と背景とを分離認識す
ることが可能である。カラーの場合においても、パター
ンとラプラシアンフィルタとは対の関係にあるので、そ
れぞれの色パターンに適合したラブラシアンフィルタを
それぞれ用意する。図10の例を以下に説明する。
【0040】R(赤)のパターンは、斜め縞のパター
ンであり、図6ののパターンと同じで、検出に用いる
フィルタも同じ3×3のラプラシアンである。モノクロ
と同様に、注目画素の濃度と隣接の縦横面素の濃度差が
エッジ量となる。エッジ量の計算式は、 k=|4e−(a+b+c+d)|・・・[6式] になる。
【0041】G(緑)のパターンは、横縞パターンで
あり、図6ののパターンと同じで、検出に用いるフィ
ルタも同じ3×3のラプラシアンである。モノクロと同
様に、注目画素と、上下と左右斜め上下の画素の濃度差
がエッジ量となる。エッジ量の計算式は、 k=|6g−(a+b+c+d+e+f)|・・・[7式] になる。
【0042】原稿台に施すRのパターンとGのパター
ンとの合成パターンを示す。人の目には、色が重なり合
った部分が別の色に見えるが、CCDでそれぞれの色を
読み取る際は、CCDの色フィルタにより、RまたはG
の色だけに反応するので、互いに他の色がデータに干渉
し合うことはない。
【0043】図11に色パターンを用いる方法の別の例
を示す。上記図10と同様、色毎に異なるパターンを用
いる方法であるが、検出するラプラシアンフィルタのサ
イズを異ならせている。
【0044】R(赤)のパターンは、斜め縞のパター
ンであり、図10ののパターンと同じである。フィル
タは3×3のラプラシアンである。エッジ量の計算式
は、 k=|4e−(a+b+c+d)|・・・[8式] になる。
【0045】G(緑)のパターンは、横縞パターンで
あり、図6ののパターンと同じで、検出に用いるフィ
ルタは9×5のラプラシアンである。エッジ量の計算式
は、 k=|4e−(a+b+c+d)|・・・[9式] になる。
【0046】原稿台に施すRのパターンとGのパター
ンとの合成パターンを示す。人の目には、色が重なり合
った部分が別の色に見えるが、CCDでそれぞれの色を
読み取る際は、CCDの色フィルタにより、RまたはG
の色だけに反応するので、互いに他の色がデータに干渉
し合うことばない。
【0047】図12に、図10及び図11に示したカラ
ーパターンを扱うための回路ブロックを示す。基本的な
部分は、図8のモノクロ用回路ブロックと同じである。
相違する点は、カラーCCD31を使用するため、CC
D[R]、CCD[G]」、CCD[B]それぞれの出
力毎に、A/Dコンバータ32があり、3色の画像デー
タを切り替えて画像処理回路に導くRGB切り替え回路
38があることである。読み取り動作は、予備スキャン
2回、本スキャン3回で成り立つ。1回目の予備スキャ
ンは、CCD[R]に設定し、原稿台上のRパターンを
検出し、2回目の予備スキャンはCCD[G]に切り替
え、原稿台上のGパターンを検出し、RとGパターンと
も高エッジ領域と検出された領域を背景と判定する。本
スキャンでは、検出された原稿領域をR,G,B毎の画
像を読み取って出力する。出力された3色の面像データ
は、合成されて1枚のカラー画像として取り扱われる。
【0048】図13に複数のカラー高エッジパターンを
用いた原稿領域検出を行う読み取り動作のフローチャー
トを示す。操作者によって読み取り動作開始が指示され
ると、装置の照明ランプを点灯し(#21)、原稿を照
明する。次に、CPU25は「エッジ量検出&補正回路
34中のラプラシアンフィルタをR色の原稿背景パター
ン検出サイズに設定する(#22)。次いで、1回目の
予備スキャン動作が行われ(#23)、原稿領域のエッ
ジ量データの取り込みが行われる。R色のCCDを用い
て読み取られた画像は、赤色にだけ反応するため、青色
で施されたバターンは取り込まれない。詳細動作は、図
9のデータ取り込みと同じである。
【0049】1回目の予備スキャンが終了すると、CP
U25は、エッジ量検出&補正回路34中のラプラシア
ンフィルタをG色の原稿背景パターン検出サイズに変更
設定する(#24)。次いで、2回目の予備スキャン動
作が行われ(#25)、原稿領域のエッジ量データの取
り込みが行われる。G色のCCDを用いて読み取られた
画像は、青色にだけ反応するため、赤色で施されたパタ
ーンは取り込まれない。2回の予備スキャンが終了した
ら、R,Gパターン毎のエッジ量データを分析し、それ
ぞれ独立に高エッジ領域と非高エッジ領域に分離する。
次に、Rのデータを用いて検出された高エッジ領域と、
Gのデータを用いて検出された高エッジ領域の重なって
いる領域を原稿台背景と判断し、それ以外の領域を原稿
領域として抽出する(#26)。
【0050】本スキャンの準備として、CPU25は、
エッジ量検出&補正回路34中のラプラシアンフィルタ
を画像処理用サイズに変更設定する(#27)。1回目
の本スキャン動作を行い、R色を読み取り、出力する
(#28)。2回目の本スキャン動作を行い、G色を読
み取り、出力する(#29)。3回目の本スキャン動作
を行い、B色を読み取り、出力する(#30)。3回の
本スキャンが終了したら、装置のランプ照明を消灯し
(#31)、一連の読み取り動作を完了する。
【0051】上述したように各種実施形態において、読
み取り対象の背景に、特定のラプラシアンフィルタを用
いることで高エッジ領域と判断される、固定または脱着
・交換可能な高エッジパターンを施し、更には、類似の
高エッジパターンが原稿上に存在することを避けるた
め、パターンの縦横比を異ならせたり、あるいは、異な
る色を用いた形状の異なる複数の高エッジパターンを重
ね合わせて背景部分に施したことにより、誤りなく原稿
と背景とを分離することが可能となる。 なお、本発明
は上記実施形態に限られず種々の変形が可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像読み取
り装置によれば、画像処理を行うことで高エッジ量と検
出される特定のパターンを被写体の背景に施し、高エッ
ジ量領域を抽出することで、誤りのない原稿領域(サイ
ズ)検出が可能となる。また、特定のパターンと適応さ
せたラプラシアンフィルタを用いることで、誤りなく原
稿サイズ検出することが可能となり、特に、縦横サイズ
の異なったラプラシアンフィルタを用いることで、網点
原稿等の高エッジ画像も、誤りなく原稿サイズ検出する
ことが可能となる。また、色とパターンを異ならせた重
ね合わされたパターンを色分離して、それぞれに適合す
るラプラシアンフィルタを用いて高エッジ領域を検出す
ることで、誤りのない原稿サイズ検出が可能となる。ま
た、エッジ検出用ラプラシアンフィルタをエッジ強調回
路の一部に流用することで、回路のコスト低減が可能と
なる。また、被写体の背景部材を装置に脱着・交換可能
とし、装着されている背景部材の高エッジパターンに対
応したラプラシアンフィルタを選択使用することで、原
稿サイズ検出の最適化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る画像読み取り装
置の外観図。
【図2】 ブック原稿が本装置の原稿台上に設置されて
いる様子を示す図。
【図3】 従来の原稿サイズ検出の方法を示す図。
【図4】 本装置での原稿サイズ検出の様子を示す図。
【図5】 本発明を従来型複写機に適用した他の実施形
態を示す図。
【図6】 背景部に施す高エッジ量パターンと、それに
適合するラプラシアンフィルタの基本例を示す図。
【図7】 背景部に施す高エッジ量パターンと、それに
適合するラプラシアンフィルタの変形例を示す図。
【図8】 本発明の実施形態に係る回路ブロック図。
【図9】 本発明に係る装置の原稿サイズ検出を行う読
み取り動作のフローチャート。
【図10】 背景部に施す高エッジ量パターンと、それ
に適合するラプラシアンフィルタの応用例を示す図。
【図11】 色パターンを用いる方法の別の例を示す
図。
【図12】 図10及び図11に示したカラーパターン
を扱うための回路ブロック図。
【図13】 複数のカラー高エッジパターンを用いた原
稿領域検出を行う読み取り動作のフローチャート。
【符号の説明】
1 スキャナーユニット 6 原稿台 16 高エッジ量パターン(特定のパターン手段) 25 CPU(被写体領域検出手段) 34 エッジ量の検出&補正回路(エッジ量検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BB02 BC14 CA14 5B057 BA19 CE03 DA08 DC16 5C072 AA01 CA02 DA02 EA05 LA12 RA01 RA06 WA04 5C077 LL13 MM03 MM27 MP08 PP01 PP03 PP25 PP32 PP47 PP60 PQ08 SS01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像センサを用いて被写体を撮影する画
    像読み取り装置において、 前記撮像センサから見て被写体の後方に配置された特定
    のパターン手段と、 前記撮像センサにより撮影した画素データに基づき、隣
    接する画素濃度差に相当するエッジ量を検出するエッジ
    量検出手段と、 前記エッジ量検出手段により検出された前記被写体と前
    記パターン手段とのエッジ量差に基づいて、撮影画像の
    中から被写体領域を抽出する被写体領域抽出手段とを備
    えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記エッジ量検出手段として、前記パタ
    ーン手段のパターンを高エッジ量領城であると検出する
    ように適応させたラプラシアンフィルタを用いることを
    特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記エッジ量検出手段に用いるラプラシ
    アンフィルタの縦横比を異ならせたことを特徴とする請
    求項2に記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記パターン手段は、色及びパターンを
    異ならせた少なくとも2つ以上のパターンを重ね合わせ
    て形成し、それそれの色パターン毎に適応する異なった
    ラプラシアンフィルタを前記エッジ量検出手段として用
    いることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装
    置。
  5. 【請求項5】 前記エッジ量検出手段と、画像処理回路
    中のエッジ強調画像処理手段は、少なくとも一部を共通
    の回路として用いることを特徴とする請求項1に記載の
    画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 撮像センサを用いて被写体を撮影する画
    像読み取り装置において、 前記撮像センサから見て被写体の後方に設けられ、装置
    に対して脱着・交換可能な特定のパターン部材と、 前記撮像センサにより撮影した画素データに基づき、隣
    接する画素濃度差に相当するエッジ量を検出するエッジ
    量検出手段と、 前記エッジ量検出手段により検出された前記被写体と前
    記パターン手段とのエッジ量差に基づいて、撮影画像の
    中から被写体領域を抽出する被写体領域検出手段とを備
    えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記エッジ量検出手段として、前記パタ
    ーン部材のパターンに応じたラプラシアンフィルタを選
    択して用いることを特徴とする請求項6に記載の画像読
    み取り装置。
JP2000080855A 2000-03-22 2000-03-22 画像読み取り装置 Pending JP2001268367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000080855A JP2001268367A (ja) 2000-03-22 2000-03-22 画像読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000080855A JP2001268367A (ja) 2000-03-22 2000-03-22 画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001268367A true JP2001268367A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18597888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000080855A Pending JP2001268367A (ja) 2000-03-22 2000-03-22 画像読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001268367A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003283766A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Ricoh Co Ltd 画像入力装置
JP2008271332A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Pfu Ltd 画像読取装置
JP2009164805A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置
JP2009164809A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置
JP2009164806A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置
JP2009164807A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置
US20100284043A1 (en) * 2009-05-07 2010-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, program, and storage medium
US8077349B2 (en) 2006-06-12 2011-12-13 Fuji Xerox Co., Ltd Image processing apparatus and computer readable medium storing image processing program
US8102575B2 (en) 2006-07-28 2012-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
US8174737B2 (en) 2007-12-28 2012-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US8284463B2 (en) 2007-12-28 2012-10-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
JP2013102267A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置、原稿サイズ検出方法及び原稿サイズ検出プログラム
US10623599B2 (en) 2016-12-12 2020-04-14 Pfu Limited Document reader

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003283766A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Ricoh Co Ltd 画像入力装置
US8077349B2 (en) 2006-06-12 2011-12-13 Fuji Xerox Co., Ltd Image processing apparatus and computer readable medium storing image processing program
US8102575B2 (en) 2006-07-28 2012-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
JP2008271332A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Pfu Ltd 画像読取装置
US8174737B2 (en) 2007-12-28 2012-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
JP2009164807A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置
JP2009164806A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置
JP2009164809A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置
JP2009164805A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置
US8284463B2 (en) 2007-12-28 2012-10-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US20100284043A1 (en) * 2009-05-07 2010-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, program, and storage medium
US8717635B2 (en) * 2009-05-07 2014-05-06 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, method, program and storage medium for determining an image area read by a reading device corresponding to an original image area
JP2013102267A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置、原稿サイズ検出方法及び原稿サイズ検出プログラム
US10623599B2 (en) 2016-12-12 2020-04-14 Pfu Limited Document reader

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3436025B2 (ja) 読取り画像の修正方法及び画像読取り装置
JP7155737B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、プログラムおよび画像処理方法
US7072506B1 (en) Image processing apparatus image forming apparatus and color image determination method thereof
JP2001268367A (ja) 画像読み取り装置
JPH0490258A (ja) 画像処理装置
CN113810557B (zh) 图像处理装置及图像读取方法
JP2006203701A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像読取処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2010109448A (ja) 画像処理方法及び画像読取装置
US10430974B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP5228705B2 (ja) 画像読み取り装置、画像読み取り方法、画像読み取りプログラム、画像読み取りプログラムが記憶された記憶媒体
US20100165417A1 (en) Image processing method, image processing apparatus, and computer-readable storage medium
JP4759181B2 (ja) 画像読取方法、装置、プログラム及びプログラムを記憶した媒体
JP5020777B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP3637592B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像入出力装置
JP2005260530A (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム
US8422785B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
JP2006270148A (ja) 画像処理方法および画像処理装置並びに画像形成装置
JP2005167934A (ja) 画像読取装置
JP2005027110A (ja) 画像処理装置及びそれを備えた画像読取装置、画像形成装置、並びに画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
US20050152007A1 (en) Scanner and method for scanning an image or images
JP3963853B2 (ja) 画像読取装置
US7262884B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
US20210385350A1 (en) Image reading apparatus, image forming apparatus, and image reading method
JP2908662B2 (ja) カラー画像読み取り装置
US10003713B2 (en) Image forming method and image forming apparatus comprising a scanner section and a light reflection area determination section

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050614