JP2005167934A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿台ガラス上のどの様な位置に、どの様な状態でセットされていても正確に原稿サイズを検出でき、かつ、不定形原稿原稿であっても読取イメージに対する編集を容易にする。
【解決手段】 ラインCCDを用いた第一読取手段とエリアCCDを用いた第二読取手段を有し、第二読取手段により第1の読取手段で読み取るべき領域及び原稿サイズを決定し、第1の読取手段による読取時の照明制御とエリアCCDの駆動制御を行うことによって不定形原稿の読み取りを行なう。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ等により原稿読取部にセットされた原稿サイズを検出する検出装置構成と原稿イメージに対する最適用紙サイズ設定、及び、簡易画像編集を行うことができるユーザーインターフェイスに関する。
上述した様な、原稿サイズ検出手段と検出結果を表示する表示手段を持った原稿読取装置において、従来の原稿サイズ検出結果は操作部上の表示手段に対して検出した原稿の用紙サイズのみを表示していた。
従来の原稿サイズ検出手法としては大きく3通りのタイプが知られている。
第1の手法は、プレスキャンを行い、CCDで読み取った原稿イメージと原稿外(色付き圧板、銀圧板等)の読み取り値の違いから原稿の位置、サイズを検出する手法であり、本スキャン以外に原稿情報を読み取るスキャンを事前に行わなければならない。即ち、ファーストコピータイムが遅くなる物である(例えば、特許文献1参照)。装置イメージとしては図13(a)に図示したイメージの原稿サイズ検出検出を行っていた。即ち、原稿1301をセットする際、原稿基準1302を意識しないでセットした場合を想定した図であるが、原稿押さえ手段が銀圧板の様な鏡面構成を持っていた場合、原稿照射光が原稿読取装置に戻っていかない(原稿照射光が全て正反射する為)ことから原稿外が実質黒レベルとなることから、プレスキャンイメージによる原稿サイズ検出を行う。図示しないが、検出結果は、操作パネルに用紙サイズのみ表示されるタイプのものである。
第2の手法は、主走査、副走査方向の原稿幅を検出可能な位置に複数の原稿サイズ検知センサを配置した構成で実現される手法であり、原稿からの反射光を検出した場合にセンサがONすることから、各々のセンサの検出結果の組み合わせから原稿サイズを判別する物である。この場合の判定手法は、圧板の開閉動作と同期が取られており、圧板が閉じかけられた時から、完全に閉じられた時までに検出結果に変化が無かった部分には原稿がセットされていると判断して原稿サイズを検出する(例えば、特許文献2参照)。こちらの装置構成は、図13(b)に示す通りである。このタイプは、原稿基準1308に不図示の原稿が突き当てた状態でセットされていることが原稿サイズ検出の条件となり、主走査幅検出用の1304,1305の原稿サイズ検出センサと、副走査幅検出用の1306,1307の原稿サイズ検出センサの検出結果の状態変化を元に原稿サイズを検出するものである。
第3の手法は、主走査原稿幅をCCDで検出し、副走査原稿幅を原稿サイズ検知センサの検出結果を用いて判断する物である。即ち、圧板が閉じかかった状態で原稿幅を検出することで、原稿外領域は照射光の戻り光が無い為に原稿主走査幅が検出可能であり、副走査原稿幅は原稿サイズ検知センサ出力によって、検出された主走査幅に相当する原稿副走査幅を判定する手法を用いる。これは、一般的に使用している定型用紙サイズの種類が比較的少ない為、主走査原稿幅が特定できれば副捜査側の検出・未検出の結果から原稿サイズが特定可能となることを利用している(例えば、特許文献3参照)。こちらの装置構成は図13(c)に示す通りであり、このタイプも原稿基準1309に不図示の原稿が突き当てられてセットされることが原稿サイズを正しく検出する為の条件となる。1310h原稿種走査幅を検出するCCD読み取りラインを示しCCDで読み取られる原稿幅と副走査幅検出用の原稿サイズ検出センサ1311,1312の検出結果の状態変化を元に原稿サイズ検出を行うものである。
又、従来の原稿サイズ検知は上述した3タイプに大別されるが、表示手段に於ける原稿サイズ検出結果の表示イメージは、図13(d)に示すように、図中オート用紙となっている部分にA4、A3等の検出結果が表示されるだけで、原稿が不定形サイズであっても定型用紙検出しかオペレータに戻せない上に、原稿が選択用紙で全てカバーできる物かどうかの判断もできなかった。
又、原稿サイズ検出を目的としたものではないが、プレスキャンを行うことを前提とした処理時間の短縮を目的として、エリアCCD等の撮像手段を持った画像読み取り装置の提案が過去になされている(例えば特許文献4参照)。こちらは、オートカラーセレクト(ACS)等、装置のプロセス条件を設定する為に、本スキャンの前に原稿走査を行うプレスキャンの操作時間の短縮を目的とした提案であり、第二撮像手段を用いて抽出した原稿情報に対してオペレータの意思を反映させる手段(選択・編集設定手段)を持っていなかった。
更に、原稿セット状態の原稿イメージを表示する手段を持ち、ミスコピーを防止する提案、即ち、原稿押さえ手段を閉じた際の原稿ズレを検出する手段を持ったスキャナ装置として、の提案がなされている(例えば特許文献5参照)。この提案に関してはエリアセンサで読み取った原稿イメージを操作パネル上に表示するだけの構成であり、表示データからの原稿情報抽出や、原稿セットズレ補正等の発展的な生産機能を持たない為、エリアセンサを搭載するコストに見合った機能を実現できてはいない。
特開昭63−280569号公報 特開平8−95171号公報 特開平8−79463号公報 特開2001−24862号公報 特開平10−126577号公報
以上に、従来の原稿サイズ検出手法を3タイプ示したが、原稿サイズ検出手法として、原稿のセット位置に関わらず原稿サイズを検出可能な手法は第1の手法のみであり、第2、第3の手法は、原稿サイズ検出基準位置から原稿が大きくずれないことがサイズ検出を正確に行う為の条件となる。これは、検出手段が原稿の傾きや、基準位置からのオフセット成分を検出可能な構成を持っていないことに起因する。但し、この手法は原稿ズレには対応が取れないものの、圧板を閉じ終わった時には原稿サイズ検出が完了していることもあり、ファーストコピータイムのロスは生じない。
又、第1の手法においては、プレスキャンを前提としており、圧板を元に原稿を判別することから、原稿のセット状態に関わらず、原稿サイズを検出することが可能となる。
その為、プレスキャンに掛かる時間分、ファーストコピータイムが遅くなると言うデメリットと、圧板が特殊な物になると言うコスト面のデメリットを持っていた。
更に、原稿のセット位置に関わらずに読み取った原稿イメージをずれ量の補正を施した上で表示手段に表示し、かつ原稿サイズ情報の提供と原稿イメージに対する編集処理の提供を可能とした原稿読取装置はオペレータが本当に必要な部分を最適用紙に出力する上で必要不可欠な機能である。
本発明は、上述した従来技術の有する問題点を解消する為になされた物で、その目的は以下に列記した通りである。
1.原稿サイズ検出動作の為にファーストコピータイムを遅くしない。
2.原稿セット状態に関わらず、常に正確な原稿サイズ検出を行う。
3.原稿セット状態がオフセットや傾きを持っていた場合にも、ズレを補正した原稿走査を可能とする。
4.不定形原稿と定型用紙サイズの関係をインターフェイス上に表示すると共に、編集処理機能を提供することで、検出原稿サイズに対する原稿イメージのセンターリングが可能となる。
5.原稿上の画像領域を抽出し、画像領域に最適な定型用紙を選択可能となる。
6.原稿サイズ検出を行うと同時に、ACS(Auto color select)を実行できることによって、装置側のカラー制御と白黒制御を事前切り替え可能となる。
7.表示装置に表示された原稿イメージ(プレビュー)に対して編集処理設定を行うと共に、処理結果のプレビューを行うことができる。
等の機能・効果を比較的簡単な構成で提供することである。
上記目的を達成する為に、本発明は二次元撮像手段であるエリアCCDセンサを用い、撮像イメージ中のエッジ検出を行うと供に、検出したエッジ部の連続点を結び原稿状態と原稿サイズを検出することを特徴とする。
又、上記目的を達成する為に、原稿イメージ内部の輝度濃度変化を検出することによって画像領域を検出することを特徴とする。
又、上記目的を達成する為に、上記抽出した原稿領域の表示手段、及び、原稿ズレ等のデータ補正処理手段によって、原稿状態を補正した原稿イメージと原稿サイズ等の原稿情報を操作パネル上の表示手段に表示可能とすることを特徴とする。
又、上記目的を達成する為に、原稿読取装置としての原稿イメージ走査は一次元撮像手段であるラインCCDセンサを用い、エリアCCDセンサを用いて事前検出した原稿情報に応じた走査範囲の読取を行うことを特徴とする。
又、上記目的を達成する為に、本発明の原稿読取装置は、原稿イメージを読み取る二つの読取手段と、該読取手段により読み取られたイメージから原稿のサイズを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記データの読取領域を設定する読取領域設定手段と、読み取りデータ補正情報算出手段を持ち、上記情報の読み取りに用いなかった読取手段の走査設定を施すことを特徴とする。
又、上記目的を達成する為、本発明の原稿読み取り手段(エリアCCD系とラインCCD系)は双方のイメージデータに対する基準位置を原稿台ガラス上に設定し、各々の撮像手段の解像度に合わせた変換処理を行うことにより、読み取り範囲の合わせ込みを行うことを特徴としている。
又、上記目的を達成する為、原稿イメージを出力する際の用紙サイズを選択する手段と、選択用紙サイズに対して読み取った原稿イメージの配置を設定する手段と原稿イメージの読み取り倍率を設定する手段を持ったことを特徴としている。
又、上記目的を達成する為、走査手段に表示された原稿イメージに対する領域指定手段と、指定領域に対する編集処理を行うことを特徴としている。
又、上記目的を達成する為、原稿イメージを撮像する手段は各々別々に駆動制御され、同時に原稿走査を行わないことを特徴としている。
以上説明したように本発明によれば、原稿サイズ検出動作(プレスキャン等)の為にファーストコピータイムを遅くしないで、常に正確な原稿サイズ検出を行うことが可能となる。更に、原稿セット状態がオフセットや傾きを持っていた場合にも、ズレを補正した原稿走査を可能とし、不定形原稿と定型用紙サイズの関係をインターフェイス上に表示することによる不定形原稿の画像欠落等を事前予防可能となる。又、原稿上の画像領域の抽出が可能なことから画像領域に最適な定型用紙を選択可能となる。更に、原稿サイズ検出を行うと同時に、ACS(Auto color select)を実行できることによって、装置側のカラー制御と白黒制御を事前切り替え可能となり、トータルでの動作時間の短縮化を実現可能となる。更に、表示装置に表示された原稿イメージ(プレビュー)に対して編集処理設定を行うと共に、処理結果のプレビューを行うことができることから原稿に対する付加価値を容易に設定可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置の概略構成を示す側面図である(図1には表示手段は非図示。)。
尚、原稿自動搬送装置を用いて原稿読み取りを行っても、原稿台に原稿を置いて原稿読み取りを行っても、画像形成装置の実動作に違いは生じない。そこで、説明の簡略化のため、以下、原稿台に原稿を置いて原稿イメージの読み取りを行った場合の原稿読取装置の構成として説明する。
図1に於いて、101は第二の原稿読取手段による原稿走査状態を示し、102は第一の原稿読取手段による原稿走査の様子を示している。
先ず、本発明に於ける原稿読取装置の第二原稿読取手段の動作を図1−101によって説明する。110は原稿をセットする原稿台ガラスを示し、111はセットされた原稿である。装置には、セットされた原稿の浮きを無くす為の原稿圧板が存在するが、図1に於いては図示していない。又、圧板開閉検出手段も図1から省いてある。第二の原稿読取手段は113に示す様な原稿台ガラス全域を走査可能な位置に配置されたエリアCCD等の二次元センサを用いて構成されている。114はエリアセンサの駆動制御基板(ドライバ基板)である。原稿読取装置は小さな撮像領域に原稿台ガラス全域のイメージを光学的に結蔵させる必要があり、112に示す結像レンズはかなり画角の広いレンズを用いて構成される。ここで126は上記レンズの焦点調整機構であり、原稿面にセットされた原稿を最適なピントで結像可能なように調整されるものである。(焦点を逐次調整可能な構成を持つ様に構成することも可能であるが、本件では装置組み立て時の調整用として焦点調整機構を持たせている。)。127はエリアセンサが原稿を撮像する際に、撮像条件、即ち露出制御を行うセンサ手段を示している。125は原稿台ガラス上の原稿セット領域外に設けられた原稿読取レベル調整用の基準濃度ラベルを示している。エリアセンサ101の使用用途は、原稿イメージを不図示の原稿圧板開閉動作中に走査する様な用途に用いる。
その為、106に示す様な、ライン状の照明ランプと反射笠109、スリット108、105の第1ミラー台、107の第2・第3ミラーを持って構成される第1ミラー台ユニットを104に示すSP(サイズ検出ポジション)に配し、113のエリアCCDによる撮像の瞬間に反射ミラー117に照射した照射光が拡散ミラー116に導かれ、原稿台ガラス全域を照明するものである。このような構成によって、第二の原稿読取手段によって原稿を読み取ることが可能である。
次に、第一原稿読取手段の動作を図1−102を用いて説明する。第一原稿読取手段の撮像デバイスはラインCCDである。動作時には106に示す様な、ライン状の照明ランプと反射笠109、スリット108、第1ミラー台105、107の第2・第3ミラーを持って構成される第1ミラー台ユニットをレール121に沿って副走査方向へ走査することによって原稿反射光をCCDユニット119を構成するレンズ鏡筒122を介してラインCCD123に結像される。又、第一原稿読取手段によって原稿を読み取る際には、HP(ホームポジション)103に於いて、白色基準板118を読み取り、シェーディング補正により光源の配光の影響やラインCCDを構成する個々の光電変換素子の感度ムラなどの要因を補正する。これによって、第一原稿読取手段は安定した原稿走査を可能とする。124は上述したミラー台ユニットを走査制御する不図示のモータによってベルト制御された駆動軸を示している。
因みに、125の原稿読取レベル調整用の基準濃度ラベルに関しては、本件では原稿外のモニタ領域を設定し、基準濃度ラベルの読み取りレベルが常に同等レベルに成る様に逐次モニタを行うと共に、不図示の電気処理回路の回路ゲイン制御によって画像イメージデータの最適化を行っている。尚、115,120は撮像デバイスに対する外乱光が直接入射しないように、設けた遮光フードである。
即ち、第二原稿読取手段によって読み取った原稿イメージを元に、原稿情報を検出し、不図示の操作部上に表示する(プレスキャン)と共に、表示された原稿イメージに対する原稿走査(本スキャン)を第一原稿読取手段によって実行するものであり、ユーザーにとってはエリアCCDの走査を意識させること無く、原稿イメージを確認しながら複写操作を設定することが可能となる。
次に、図4を用いて本発明の前半部分である原稿情報表示に至るまでの不図示のオペレーターの操作を説明する。図4(a)は原稿読取装置405の原稿圧板401が開放されている状態を示している。この状態でオペレーターは原稿台ガラス403上に原稿402をセットする。この際の原稿にセット基準位置は図上の左上とし、原稿をセットするオペレーター側から見て突き当て基準と呼ぶ。画像出力装置407であり、操作パネル上の表示部406にセットされた内容に沿ってコピーボタン409同期で画像形成を行う。本件は、圧板401が閉じられ、圧板開閉レバー404を押し込んだことをトリガとして、上記説明した第二原稿読取手段によって402の原稿を走査し、図4(b)に示す様な圧板が閉じられた状態で408に示す様な原稿情報表示を行うことを一つの目的としている。因みに、ここで記載した原稿情報とは以下の項目を示している。
・原稿イメージ(検出した原稿サイズのプレビューイメージ)
・原稿サイズ
・装置で使用可能な全用紙サイズ枠
・原稿上の画像領域枠(原稿上の余白を除いた領域)
又、オペレーターは原稿セット後の圧板閉状態で操作パネルを見ながらイメージプレビューに対して、原稿画像領域に対する変倍処理や用紙サイズ変更、原稿イメージのセンターリング、レイアウト変換等の編集処理を施すことを容易に実現可能で切るものである。
以上に本発明の画像読取装置の実動作を大まかに説明したので、次に本発明のハード構成の一例を図2にて説明する。
図2は、上述した図1の構成と図1で不図示であった表示手段の構成と第一原稿読取手段と第二原稿読取手段の構成をブロック図で示している。202は原稿読取装置の原稿台ガラスを示しており、201がセットされた原稿である。ここで、246に示したマークは、第二原稿読取手段と第一原稿読取手段の基準位置を揃える為のマークであり、原稿台ガラスに貼り付けられた指標板の突き当て基準位置に撮像手段側から読み取れる位置に設けられた輝度濃度ラベルである。又、247は第二原稿読取手段の白レベルを調整する為の輝度濃度ラベルであり、撮像領域内の原稿セット領域以外の領域に設けられている。即ち、このレベルを適正値として読み取れるようにCCD出力信号の読み取り値が適正と成るようにゲイン調整245を行っている。203は圧板の状態(開閉状態)を検出する為の圧板開閉検出SWであり、上記図4−404に相当するものである。図4(a)で401の圧板が開状態から徐々に閉じられていき、所定の角度になったときに圧板閉状態になった事を読取制御手段221に知らせるものである。図2では読取制御手段221に直接入力されているが、CPUの入力ポートを割り当てても同様な検出は行える。この圧板閉状態をトリガとして、読取制御手段221は229の駆動パルスジェネレータ2に対し第二原稿読取手段の駆動制御を開始させ、同時に露出制御手段227(図1−127)から撮像条件を求め、自然光(機外から入ってくる光)のみでの撮像の可否を判定する。その結果、画像読み取り装置が配置されている部屋の照明が落ちている状態など、明らかに光量が不足している状況下では、第1ミラー台205をSPポジション(サイズ検出ポジション:図1−104)に配置した状態で原稿照明手段208を点灯制御する。原稿照明手段から照射された拡散光は間接照明として原稿201に照射され、露出制御手段227によって導かれたシャッタータイミングに応じた撮像タイミングで原稿反射光をエリアCCD216に結像させる。214は、画角が広い結像レンズ215とエリアCCD216で構成される第二原稿読取手段の光学ユニットを示している。言うまでも無いが、229の駆動パルスジェネレータ2はエリアCCDセンサ216の駆動パルスと、CCD出力信号に対するアナログ信号処理用の制御パルス、A/D_2(アナログ・ディジタル変換器)230の制御クロックを出力している。エリアCCDからの出力信号は不図示のアナログ信号処理回路を介し、レベルクランプ、サンプルホールドを施しゲイン可変アンプ245に入力され、後段のA/Dコンバータ230の入力レンジをフルに使えるレベルとなるように読取制御手段221によってゲイン設定値を調整される。A/D変換器230によってディジタル信号化された撮像イメージ(原稿領域が分離されていないイメージ=撮像領域全体のイメージデータ)はハードディスク232や半導体メモリ等の記憶手段であるメモリ2に一度格納される。この232のメモリ2に格納された撮像イメージは、第二原稿読取手段が撮像した生の撮像イメージが格納されている為、原稿セット位置のズレもそのままの状態で入っている。この撮像イメージに対して、231のメモリ制御回路から242の原稿・イメージ抽出手段に原稿情報抽出要請が発せられ、232のメモリ2に格納された撮像イメージからエッジ抽出と抽出エッジの連続点を検出し繋ぐことで、原稿の輪郭を求め、求めた輪郭から、原稿のズレ量(オフセット、傾き)と、原稿の主走査幅・副走査幅を算出し、原稿サイズの特定を行っている。この状態で、撮像イメージから原稿イメージ(原稿領域のみを)が切り分けられる。又、上記原稿イメージ領域に対して、メモリ制御回路231によって輝度濃度変化をモニタしつつ、領域判定処理を施すことによって、原稿イメージ領域に対する画像領域の抽出を行うことが可能である。
続いて、分離された画像イメージを241表示手段に表示する制御を以下に説明する。232メモリ2に読み取られた撮像イメージから切り出された原稿イメージは、読取制御手段221によって一旦、RAM222に格納する為の処理を行うと共にRAM222に格納された画像データに対し、原稿サイズに応じた間引き処理、及び回転処理を行う。(この際の回転処理とは、原稿台ガラス上に配置された原稿が、例えばA4原稿なのか、又はA4R原稿かによって原稿の上下が変わる場合がある為、オペレーターが直感的にイメージをつかみやすくする為の回転処理機構を意味している。)処理された画像データは表示用のVRAM233に書き込まれる。VRAM233内の画像データは、CPU240からの指示に基づき液晶表示部234に読み込まれ、読み込まれたデータは液晶ドライバ235に送られる。液晶ドライバ235は入力された画像データに基づき液晶表示手段241を駆動し、液晶表示手段241は、原稿イメージ及び、原稿情報(原稿サイズ枠情報等)と共に、設定されたモード情報、及び、入力情報等を合わせて表示する。CPU240は、ROM236に格納されている制御プログラムに基づき装置全体の制御を実行し、制御の実行に伴う演算処理の結果などは、作業記憶領域として用いられるRAM237に格納される。RAM237には前記演算処理の結果と入力データ等も格納される。ROM236に格納されている制御プログラムには、表示手段241に原稿イメージを表示する表示制御プログラムと、表示手段241の画面に表示された原稿イメージに対する原稿サイズ選択、原稿位置の移動、編集指定等の選択制御プログラムが含まれている。又、CPU240に対する指示入力、データ入力等は表示手段241を含む操作パネル上のキー入力部から行われる。キー入力部241は、表示手段の画面上に設けられた複数のタッチキーとパネル上に設けられた複数のキーとを有し、各キー操作によって指示入力、データ入力が行われる。キー入力部241は、上述の表示手段と共働して操作パネルを構成する。キー入力部241から入力された指示、入力されたデータはI/O238を介してCPU240に与えられる。
続いて、第一読取手段の制御について説明する。上述した第二原稿読取手段によって原稿サイズが確定し、オペレータによるコピーボタン409が押されると、駆動パルスジェネレータ1_220によって、ラインCCD212の駆動パルス信号を発生させる。ラインCCD212は縮小光学系のCCDユニット210として構成され、主な構成部品はレンズ211とラインCCD212とCCD基板213となる。原稿走査は読取制御手段221によってモータ制御パルスが生成され、モータドライバ226によって生成されたモータ励磁信号によって光学モータ(パルスモータ)207を駆動制御する。この光学モータ207が制御されることによって、不図示のプーリーと同じく不図示の駆動軸のプーリー間に渡されたベルト242を介して、ワイヤー206によって第一ミラー台ユニット205と不図示の第二・第三ミラー台ユニットを205に示す第一ミラー台ユニットの近傍に記載した矢印の方向(副走査方向)へ等速度で走査させながら原稿201を読み取り、原稿反射光はレンズ210を介してラインCCD212に結像される。即ち、コピーボタン409を押された時点では第一ミラー台205はHPセンサ204を切る位置に待機しており、そのポジションで、原稿照明手段208を未点灯の状態でラインCCD212を駆動し黒補正、続いて、読取制御手段221によって原稿照明手段へのランプON信号がインバータ209に入力されると、インバータ209は原稿照明手段208に対して高圧給電を開始する。この状態で、基準白色版243を読みながら白補正を行い、原稿読み取り系の読み取りレベルの適正化を行う。この補正は通常シェーディング補正と呼ばれており、ラインCCDの画素感度のバラツキや、原稿照明手段の配光平滑補正等含めて行われる。原稿201を走査する範囲に関しては、上述した第二原稿読取手段によって判別された原稿サイズ、及び設定された用紙サイズを読み取るのに適正な走査幅が読取制御手段221で自動的に設定される物とし、原稿201が傾いてセットされている場合でも、検出された最もホームポジション(HPセンサー位置)204から遠い位置まで走査できる走査範囲が設定されるものである。原稿201を走査しながら読み取られた原稿イメージは244のゲイン可変アンプによって黒レベル・白レベルが後段のA/Dコンバータ218の入力レンジいっぱいに入力されるように、読取制御手段221によってゲイン調整され、218に示したA/D_1によってディジタル信号に変換され、画像処理手段画像セレクタ219によってハードディスク等の記憶手段であるメモリ1_223への格納及び、I/F_224への出力、原稿イメージに対する編集処理を制御する。又、本件では詳細には説明を行わないが、本件ではセットされた原稿201が斜めにセットされた場合に、第二原稿読取手段によって検出されたズレ量・傾き量から算出される補正処理を画像処理手段画像セレクタ219にフィードバックすることによって、主走査方向の原稿走査を行いながら上記補正処理を必要な画素領域に施すことで、原稿イメージ領域を抽出しながら原稿を正しくセットした原稿イメージへの変換をメモリ1_223への書き込み時に行う物とする。
補正イメージを図5に示す。図5に於いて、501は原稿台ガラスに原稿503が突き当て基準502に揃えられて配置した例を示している。その際のメモリ−内部配列は読み取ったイメージ504で配列されている物とする。又、506は原稿台ガラスに原稿507が45度の角度を持って配置されたイメージを示している。この場合は突き当て基準506は全く意味をなしていない。実際に読み取る順番は507の原稿内部にふった番号の並びに読み取られることになるので、読みながら補正をする為には、508に示すような順番でメモリに書き込んでいく必要がある。
又、この第一原稿読取手段による原稿走査範囲の決定には図16に示す様な走査範囲検出を行う必要がある。即ち、原稿台ガラス1601上にセットされた傾き・offsetを持った原稿1603に対して、不図示の第二原稿読取手段による撮像領域1602に於ける原稿領域の抽出と、抽出した原稿領域に対する原稿位置基準1608からの画素数で表した
(後述するが、本件の説明で第二原稿読取手段の解像度は25dpiとして説明を行っている為、約1mm/画素の読み取り精度となる。)原稿の副走査方向の走査幅を決定する原稿4角の内の最も距離が離れている2角に相当する1604(Xa,Ya)、1605(Xb,Yb)を検出する。この2点に挟まれた副走査範囲に原稿が傾いてセットされていることになる。これより、第一原稿読取手段による原稿走査開始ポジションはITOP信号1606に始まり、1607で示される走査範囲を定速度で走査することによって読み取られる。尚、第二原稿読取装置と第一原稿読取装置の座標変換は後述する図9の説明で述べる。
I/F_224は読取制御手段221の制御に基づいて出力手段225への画像イメージの転送を行う。上記説明を行った構成を持って、本発明は実現されている。
次に、画像処理手段219に於ける基本的な処理の流れ(画像処理手段の内部処理部)を図3によって説明する。尚、図中のブロック図は(R)、(G)、(B)で同じ構成を持っているため、説明は(R)ブロックのみを説明する。301は画像処理手段の内部処理部、302(R)のRIN[9:0]は、10ビット(bit)のビデオ(video)信号の入力を表している。303(R)は黒オフセット補正部であり、信号線304(R)のCCDHsyncxに同期してラインCCD212のodd,even出力のレベル差及び、黒基準レベルへの併せ込みを行っている。305(R)はFIFO制御部であり、(1)1ライン遅延モード、(2)周波数変換モード、の2つのモードを持たせている。1ライン遅延モードは、後段の線形補間部308(R)においてラインデータ間の補正に用いられる。周波数変換モードは、下記に示す通りFIFOの入出力のクロックを別のクロックで制御できる構成を持っていることを示している。306(R)はDualPort_RAMである。
IPHenablex(主走査有効画像イネーブルパルス)307(R)によって有効画像領域(原稿領域)を選択して、DualPort_RAM306(R)に書き込み、読み出し制御可能な構成である。また、DualPort_RAM306(R)は、書き込み、読み出しクロックを別々に設定することが可能であり、放射ノイズ低減手段として用いられるSSCGクロックを読み出しに用いることによって、画像処理部の後段の処理にSSCGを掛けることも可能な構成である。
FIFO制御部305(R)の後段の308(R)は線形補間部である。この線形補間部308(R)で設定される係数は1/(10bit)から1迄であり、FIFO制御部305(R)で1ライン遅延したデータに対して補正を行うものである。5×1フィルタ309(R)は、フラグパルス(IPRFlag・Enablex)によって指定した領域に予め設定された係数を掛けて処理するもので,画像上の特異点に対するフィルタ処理として使用可能である。311(R)は画像置換部であり、フラグパルスで指定したエリア外の両側のデータをエリア内の両端部から内側に順次置換機能を有している。即ち、aaa xxxxx xxxxx bb(指定エリアデータ:x,エリア外両端データ:a,b)を置換後は、aaa aaaaa bbbbb bbのような変換を行う。フィルタ処理で補正できないデータを不都合の無いように修正する手法である。 尚、5×1フィルタ309(R)及び画像置換部311(R)は、図3中の矢印に示した通り、不図示のモード設定によって、シェーディング補正部312(R)の前後に選択的に切り換えることが可能である。シェーディング補正部312(R)は、メモリI/F312(R)aを介して、シェーディングRAM313(R)に対して所定のライン数分の累積加算を行い、平均値化を容易にするため、加算ライン数は1,2,4,8,16,32,64のいずれかとする。シェーディングRAM313(R)は、入力10ビット(bit)に対して16ビット(bit)幅/画素とし、リード(read)/ライト(write)を2画素パラレルで行うため、メモリは32ビット(bit)幅に設定するものとする。シェーディングRAM313(R)に加算されたデータは平均値化のため、ビットシフトによって平均値を求め、補正係数算出後にシェーディングRAM313(R)に上書きされる。
尚、算出係数にはリミッタが設定され、異常な係数は上限値に抑えられる。
シェーディング補正が完了した後に、スムージング部315によって主走査方向に隣接する2画素、若しくは4画素を用いてスムージング処理を施し、10→8bit変換部316に送られる。この10→8bit変換部316は、幾つかの機能を持たせて構成されている。各々の機能は、不図示のモード設定手段によって、以下の機能を逐次選択可能としている。
<ビット処理のモード選択>
“00”=出力000hに固定(10bitマスク)
“01”=スルー(下位2bitを参照しなければ、当然切り捨てとなる。)
“10”=四捨五入。(下位2bit目が“1”のとき)
“11”=切り上げ。(下位2bitが“00”でないとき)
上記、10→8bit変換部316に送られた原稿イメージは上述した第二原稿読取手段の原稿サイズ検出結果に沿って主走査・副走査の不図示のEnable信号によって同期を取られた原稿イメージ信号317(R)として出力される。Memory_R[9:0]信号319はメモリ1_223用の入出力端子であり、メモリI/F−2_318を介して原稿イメージ信号317(R)として出力するか、312(R)に示すシェーディング補正ループに戻すかを切り替える機能を持たせてある。因みに、314はメモリーバスの動作の整合性を取る為のCPU−CLKである。
続いて、原稿押さえ手段の開閉動作に伴う原稿読取装置の動作を図11に示すフローチャートを用いて説明する。(フローチャートは制御の流れを示した物であり、必ずしも一様に決まる物では無い為、一例を紹介する。)
原稿イメージ表示フローの開始1101、1102,1103(1102,1103はフィードバックポイント)を経て、1104に於いて原稿給送装置に対して原稿のセットが行われたかどうかを検出する。ここで、Yesであれば、原稿サイズは原稿給送手段によって検出されるため、本件の第二読取手段は用いられない。原稿給送装置にセットされた原稿は、原稿積載トレーのガイドをオペレータによって原稿サイズに合わせてもらうことによって主走査幅を特定し、1106にて記憶する。1107に於いて、コピーボタンが押されるまでは待機状態となる。(所定時間の間オペレータからのアプローチが無い場合には制御が停止し、スタンバイ状態となるが、本フローチャート上には反映していない。)
1107はコピーボタンが押されたかどうかを判定する条件フローであり、コピーボタンが押されるまで1107から1102のルーチンを回ることになる。コピーボタンが押されると、第一読取手段の駆動制御が開始される1108。ラインCCDの駆動制御が完了し、原稿照明手段が点灯制御されシェーディング調整(光学調整)が終了すると、原稿給送装置から原稿の送り動作が開始され1109、原稿の先端・後端の送り時間から原稿副走査幅が判別でき、原稿サイズが特定される1110。1111は副走査幅、及び原稿サイズ検出結果(確定結果)を記憶する。原稿サイズが確定すれば、第一読取手段によって原稿を相対的に副走査方向に走査し1113、読み取った撮像イメージの内、原稿イメージを抽出し伝送1114することによって、読取動作を終了する1115。続いて、1104に於いて、原稿給送装置に原稿がセットされていない場合、1116を介して1117のコピーボタン判定に移り、コピーボタンが押されなければ1130の原稿給送装置の開閉検出判定に進む。1130で原稿給送装置の開閉検出が行われない場合、1102を介して処理が元の開始フローに戻る。1117に於いてコピーボタンが押された場合には、原稿給送装置の開閉動作を検出されていないため、1119に示す様な「原稿をセットしてください」と言うメッセージを表示手段に示し、1120にて連続して2回目のコピーボタンが押されたことを検出しない場合には、1103を介して処理が元の開始フローに戻る。但し、1120に於いて2回目のコピーボタンを検出した場合には1121にて第二原稿読取手段の駆動制御、露出制御・照明手段の点灯制御が行われ、最適露出条件となるようなシャッター速度を設定し、1122にて原稿走査を開始する。1123に於いて走査した撮像イメージ(撮像イメージと原稿イメージは意識的に使い分けている。撮像イメージは原稿を含めた撮像可能領域全体のイメージとして表現している。)から原稿情報を検出し、抽出結果から1124にて原稿の有無を検出する。尚、1124にて、原稿が検出されなかった場合には、1141にて「原稿がありません」のメッセージを表示手段に示し、1118にフィードバックされる。又、1124にて、原稿が検出された場合には1125によって原稿サイズを検出し、1126に原稿イメージ、画像領域等の原稿情報を表示し、1128にて第一読取手段の駆動制御を行うと共に、原稿走査範囲を設定1129し、1113以降の原稿走査を実行する。最後に、原稿給送装置の開閉動作に伴う原稿サイズ検出に於けるフローであるが、1130に於いて原稿給送装置が開かれた場合、1131によってオペレータによる原稿設定が行われる。1132は原稿給送装置が閉じられた(閉じかけ)状態を検出する判断部であり、原稿給送値が開いた状態のままであれば1116、1117、1130、1131、1132のルーチンを回ることになる。又、1132にて、原稿給送装置が閉じかけ状態になった場合、1133に於いて第二原稿読取手段の駆動制御、露出制御・照明手段の点灯制御が行われ、最適露出条件となるようなシャッター速度を設定し、原稿走査1134を行う。この撮像イメージを元に、原稿情報を抽出する1135。原稿情報抽出後、1136を介して原稿情報を記憶する1137。上記原稿情報の抽出中にコピーボタンが押された場合1138には、1127を介して1128にて第一読取手段の駆動制御を行うと共に、原稿走査範囲を設定1129し、1113以降の原稿走査を実行する。又、1138にてコピーボタンが押されなかった場合には、1139にて原稿イメージを表示手段に示すと共に、オペレータが望む用紙設定・編集作業の入力画面になり、コピーボタンが押されるまで1136,1137、1138、1139、1140のループ処理が行われる。ここで、一連の設定を行った後にオペレータがコピーボタンを押すと1138、1127を介して、1128にて第一読取手段の駆動制御を行うと共に、原稿走査範囲を設定1129し、1113以降の原稿走査を実行する。以上に説明したように、原稿給送装置の状態と露出条件から第二原稿読取手段で原稿走査する駆動走査条件(原稿照明手段の点灯制御、シャッター制御等)の最適化を行い、原稿イメージを表示手段に表示するオペレータの視覚に訴えかけることができる原稿サイズ検出装置を構成可能となる。
以上、本発明の構成、及び制御を説明したが、次に、第一原稿読取手段と第二原稿読取手段に於ける原稿イメージの位置調整の手法を説明する。図8は第一原稿読取手段と第二原読取手段による撮像領域の違いを示した図である。図8−801は原稿読取装置の枠体を表しており、第一原稿読取手段のラインCCDユニット802と、第二原稿読取手段であるエリアCCDセンサに原稿反射光を結像させる画角の広いレンズ803、及び、エリアCCDセンサに対する露光条件を検出するセンサ812は図のように配置されており、原稿811が原稿台ガラス上の指標板804の左隅に設定された突き当て基準位置807に配置された状態を図示している。809はITOPであり、は第一読取手段に於ける画先を示している。第一ミラー台ユニット810はHP(ホームポジション)808よりもやや撮像領域の外側に位置している物とし、このポジションに於いて原稿照明ランプを点灯制御することで、拡散光が撮像領域に照射される構成となっている。又、第一原稿読取手段の撮像領域805と第二原稿読取手段の撮像領域806はずれており、第二原稿読取手段で抽出した原稿イメージに基づいた原稿走査領域のみの原稿走査を実現する為には双方の撮像領域のイメージを807の様な両方の撮像領域に共通な基準位置を用いて合わせ込みを行う必要がある。
図9に示した図が、実際の撮像領域の変換(合わせ込みをイメージした図である。)図9に於いて、説明の為に第一原稿読取手段と第二原稿読取手段の解像度、センサの画素数等は以下の通りと仮定して説明している。因みに、原稿台ガラス901に対して、突き当て基準904に対して、原稿台ガラス対角点909と、A3原稿対角点905、第一原稿読取手段の対角限界点908、907、エリアCCD撮像限界の対角点911、910と設定する。
<第一原稿読取手段>
7500画素ラインCCD 、読取解像度:600dpi(42.3μm/画素)
902、915に図示。
<第二原稿読取手段>
撮像領域をA3サイズとした場合、25dpi相当の読取解像度とした場合、
約12万4740画素(1mm/画素) 903に図示。
撮像領域マージンを含んで、438mm×310mm程度の領域(917,916)を撮影可能とすると
約13万5780画素程度のエリアCCDとなる。
又、ラインCCDの907の0画素からのoffset914をd画素と設定すると、突き当て基準位置904のラインCCDの読取位置は、A3領域全域と考えると、第一原稿読取手段による撮像領域は、
(d、0)画素 〜(d+7021、9929)画素 の対角点で表される領域となる。
但し、y座標(副走査方向)は、画先位置904のy座標を0画素と仮定している。
更に、第二原稿読取手段の撮像原点910に対して、突き当て基準位置を912,913に示す通り(α,β)画素≒mmと仮定すると(25dpiと仮定している為)、第二原稿読取手段による撮像領域は、
(β、α)画素 〜(β+297、α+420)画素 の対角点で表される領域となる。
又、図9ではエリアCCDの撮像領域を310mm×438mm_916,917と仮定しているが、このサイズは、原稿台ガラス上の原稿搭載領域を確実に撮像できるように仮定した値である。
上記説明した、撮像領域の設定を前提条件として、第一原稿読取手段と第二原稿読取手段に於けるA4R原稿とA3原稿の読取領域変換の例を以下に示す。
[ A4R原稿 ]
904(0mm、0mm)、906(210mm、297mm)の2点に於いて、第二原稿読取手段の撮像範囲として各々の座標(画素領域)は、
(β、α)−(β+210、α+297)
第一原稿読取手段の撮像範囲として各々の座標(画素領域)は、
(d、0)−(d+4965、7021)
ここで、第一原稿読取手段の主走査offset量 “d”、第二原稿読取手段の主走査offset量“β”、副走査offset量“α”は固定値であるから、実際には各々の読み取った原稿幅の画素比率の変換を行えば良いことになる。
主走査比率 : 4965(画素) ÷ 210(画素) ≒ 23.64
副走査比率 : 7021(画素) ÷ 297(画素) ≒ 23.64
[ A3原稿 ]
904(0mm、0mm)、905(297mm、420mm)の2点に於いて、第二原稿読取手段の撮像範囲として各々の座標(画素領域)は、
(β、α)−(β+297、α+420)
第一原稿読取手段の撮像範囲として各々の座標(画素領域)は、
(d、0)−(d+7021、9929)
主走査比率 : 7021(画素) ÷ 297(画素) ≒ 23.64
副走査比率 : 9929(画素) ÷ 420(画素) ≒ 23.64
以上のことから、第二原稿読み取り手段によって読み取った原稿座標から第一原稿読み取り手段の読み取り領域を指定する場合、座標変換は以下の通り処理することになる。
第二原稿読み取り手段によって読み取った原稿の座標を以下の通り設定すると、
座標(a1,b1)、(a2,b2)、(a3,b3)、(a4,b4)
変換された第一原稿読み取り手段の読み取り範囲:
(a1−β)×23.64 + d 、(b1−α)×23.64 )
( (a2−β)×23.64 + d 、(b2−α)×23.64 )
( (a3−β)×23.64 + d 、(b3−α)×23.64 )
( (a4−β)×23.64 + d 、(b4−α)×23.64 )
以上、説明したように、これらの変換式は、第一原稿読取手段と第一原稿読取手段の読み取り解像度と基準点(本件では原稿台ガラス上の突き当て基準位置に設けたマーク)迄のoffset量によって変化する事は言うまでも無く、上記返還式も装置構成で変化する物とする。又、この座標変換は、原稿が傾きを持ってセットしている場合にも適用される物である。
以上の手法によって求められた第二原稿読取手段によって検出された原稿領域から第一原稿読取手段による原稿走査位置(第一原稿読取手段の走査範囲における原稿座標)は、CPU240によってRAM237に記憶され、第一原稿読取手段が原稿走査を開始する際に参照される。
続いて、原稿サイズ検出時の表示装置の説明を行う。図6−601が説明に用いる原稿サンプルである。既に説明を行ったが、原稿601が図4(a)の様な状態で原稿台ガラス上にセットされている時、不図示のオペレータが原稿圧板401を閉じた際、原稿圧板401によって圧板開閉レバー404が押し込まれ、第二原稿読取手段の撮像制御される。撮像イメージは、原稿厚板が閉状態となる図4(b)に至るまでの時間に、原稿領域の抽出と原稿領域中の画像領域の抽出、及び、原稿サイズ検出を行い、図4−408に示す表示手段に図6−602の様な原稿イメージ表示を行う。実際に抽出された原稿イメージは605に表示されており、原稿イメージ中点線で覆われた領域606が抽出された画像領域と(実際には抽出領域に色を付ける事で、より視覚的なイメージ表示を行うことが可能となる。)、原稿イメージから検出した原稿サイズ枠の輪郭を強調したイメージ607、検出原稿サイズ603を合わせて表示している。ここで、604の空き領域にB5R,A4R,B4,A3等の用紙枠を表示しているが、ここに表示される用紙枠は装置で使用可能な用紙サイズを表示している。(例えば、出力装置の用紙カセットでB4用紙がセットされていない場合には表示しない場合もある。又、ネットワークスキャナー等、プリント出力を伴わない場合には全ての用紙サイズを表示選択することも可能である。)608の用紙選択キーは、用紙種類を選択可能なプルダウンメーニュー(不図示)、若しくは用紙サイズ一覧表ウインドウ(不図示)を開く為の操作キーである。609も原稿サイズを選択するカーソルキーであり、自動検出された原稿サイズより一つ小さい用紙サイズを検出する際には左カーソルを選択し、自動検出された原稿サイズより一つ大きい用紙サイズを検出する際には右カーソルを選択することによって、選択された用紙枠の輪郭の色又は太さ、線種を変更しながら任意に設定可能とする用紙選択機能を実現している。610はイメージ領域最適用紙選択キーを示しており、ここで言うイメージ領域とは原稿イメージの中から抽出された画像イメージ領域606の部分であり、余白の多い原稿など、実際に必要な原稿情報が小さい用紙サイズに収まる場合に自動的に用紙サイズの最適化を行う物である。611に示すセンター配置キーは、原稿イメージの選択用紙に対するセンターリングキーである。センターリングイメージは615に示している。図中原稿イメージの左の辺と上の辺がややシフトし、原稿イメージ中の画像領域が選択用紙の真中に来るように移動処理を施している。616はB5用紙サイズの輪郭線、617は抽出された画像領域、618は自動検出された選択中の用紙枠を示し、619に用紙種が表示されている。620は選択されたセンター配置が反転している状態を示している。612の原稿領域外指定キーは、不定形サイズ原稿の原稿外領域を選択的に白にとばす等の処理を選択ボタンである。(原稿給送装置等のベルと汚れ等を原稿イメージデータ化しない様に補正する機能である。)因みに、613は612で処理が選択される原稿領域外の処理イメージの選択キーであり、例えば、ベタ白、ベタ黒、斜線パターン等を選択可能なキーである。614はイメージ領域変倍キーであり、キーを押すことによって選択用紙に最適な変倍率にてイメージをセット可能な機能を提供する物である。615はマニュアル設定キーであり、右カーソルで拡大側に、左カーソルで縮小側に画像領域イメージの変倍制御を設定する。原稿領域に対するイメージ領域変倍624ボタンが選択された時のイメージを621に示す。623、625は用紙サイズを示し、622が606、617で選択されていた画像領域イメージを拡大したイメージである。
以上に、原稿サイズ検出と原稿領域イメージの用紙レイアウト変更について説明を行った。ここまでで、表示手段に対する第二原稿読取手段による原稿イメージ表示について説明を行ったが、第二原稿読取手段の表示結果を見れば一目瞭然となるが、この原稿イメージの表示の際に原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを判別することは容易である。即ち、この原稿種検出を行うことによって、後段の処理お行う上で必要となるパラメータの設定などは自動的に設定可能となり、他の検出手段を用いて処理を行うのに対して処理時間が短縮されるばかりではなく、例えば、カラー原稿と白黒原稿で原稿走査速度を変える様な原稿読取装置に於いては駆動速度の自動切換を実行可能となる。これは、ある程度高速な原稿読取装置に於いて、白黒原稿はS/Nの劣化を許容してもさほど画質の劣化が顕著ではないが、カラー原稿に関してはS/Nを優先しスピードを落としてでも綺麗に原稿を読むような装置に於いて適応可能な機能である。更に、プリント手段との接続がある場合には、プリント部のプロセス条件がカラーと白黒で異なり、事前にACS(オートカラーセレクト)を行うことによって、複写時間の短縮が可能となる。
続いて、図7に原稿台ガラス上にセットされた原稿配置状態に関わらず表示手段上の突き当て基準位置に原稿イメージを表示する表示補正手段と、表示された原稿イメージに対するトリミングやレイアウト変換等の編集機能の実行イメージを示した。
図7−705は、原稿台ガラス上の原稿イメージを主走査方向にスライドして配置したイメージを表しており、716に示したエリアCCD撮像領域に対する原稿領域のoffset725を抽出し、上述した第二原稿読取手段と第一原稿読取手段の読み取り位置を原稿台ガラス上で合わせ込む為の変換処理と同様な手法で実行するものとする。但し、標示手段上の基準位置である突き当て位置は表示手段でも同じ扱いで標示されるものとする。即ち、座標1_720,座標2_721,座標3_722,座標4_723の各々の座標に対してx座標で示される主走査オフセット分を差し引いた座標系に変換し、704に示すずれの無い原稿イメージ719を表示手段に701の様に表示するものである(原稿種操作幅719,726、原稿副走査幅715、727)。又、撮像イメージに於けるエッジ抽出イメージは724に示した通りであり、717の原稿イメージが抽出される。(エッジ抽出自体は特に詳細な説明は省略する。)
図14に10型相当(640×480ドット相当_1404,1405)の表示手段1401のイメージを図示した。本説明に於いては、主走査方向480ドット_1404、副走査方向640ドット_1405程度の解像力を持った表示部のおよそ400×566ドット範囲をA3原稿イメージ1402、400×283ドット範囲をA4原稿イメージ1403として表示に用いるものとする。
第二原稿読取手段の解像度を25dpi相当とすると、
297mm≒297画素 を 400ドットで、
420mm≒420画素 を 566ドットで表現することになり、変換率は以下の通りとなる。
400÷297≒1.35
566÷420≒1.35
以上のことから、図7−720,721,722,723の各座標を(s1、t1)、(s2、t2)、(s3、t3)、(s4、t4)と仮定しoffset_725を“u”画素と仮定した場合、第二画像読取手段で読み取った撮像イメージから抽出された原稿イメージの上記座標は、offset座標を変換し、表示手段への解像度変換を施された後に表示手段へ表示イメージとして伝送されることになる。
720 ⇒ 1406 ( (s1−u)×1.35 、t1×1.35 )
721 ⇒ 1407 ( (s2−u)×1.35 、t2×1.35 )
722 ⇒ 1408 ( (s3−u)×1.35 、t3×1.35 )
723 ⇒ 1409 ( (s4−u)×1.35 、t4×1.35 )
1410 ( (s5−u)×1.35 、t5×1.35 )
1411 ( (s6−u)×1.35 、t6×1.35 )
1410,1411はA3原稿イメージの時の座標変換を示す。
この様な座標変換を行うことによって、第二原稿読取手段から表示手段には、第二原稿読取手段から第一原稿読取手段への座標変換とは異なる演算処理によって解像度変換を行った原稿イメージを伝送している。1412,1413は、第二原稿読取手段の解像度を表示手段のドットイメージに重ねて示した例である。又、先に表示装置での表示制御を説明したが、以上に説明した解像度変換は、画像記憶用のRAM222と読取制御手段221によって変換処理が施された後に表示装置に転送される。
図7−706は原稿718が傾きを持って置かれた場合のイメージを示している。この様な場合、エッジ抽出によっても読められた原稿イメージから求められる座標5_728、座標6_729、座標7_730、座標8_731、を用い、732に示す傾き角θを検出する。図15を用い、原稿イメージの回転の様子を説明する。
図15に於いて、728,729,730,731の座標を各々1505、1506、1507、1508と仮定して、各々(p1、q1)、(p2、q2)、(p3、q3)、(p4、q4)、の座標で表すと、この座標から以下のパラメータが算出できる。
R1=√( (p3−p1) +(q3−q1) )=R1’
R2=√( (p2−p1) +(q2−q1) )=R2’
R3=√( (p4−p1) +(q4−q1)
このことから、傾いた原稿1501が傾きを補正した原稿1502に補正される場合の回転角度θ1504は、以下の式で求まる。
θ=tan−1((p2−p1)/(q2−q1))= tan−1( N/M )
(x、y座標の差分が距離となる為、図15参照)
又、1505の座標を回転座標の原点1503と仮定して角度を算出した。
又、この様に傾き角が求まると、座標の回転移動は以下の式で表現される。
Figure 2005167934
この回転移動の式に、移動前の原稿イメージ座標1505、1506、1507、1508と仮定して、各々(p1、q1)、(p2、q2)、(p3、q3)、(p4、q4)、をx、yに入力することによって、1505,1506‘、1507’、1508‘の座標が求まり、傾き補正処理が可能となる。
又、上記算出したR1,R2は各々原稿種走査幅714、733、原稿副走査幅715、718を示している。この様な手法により傾き補正を行い、更にOffset成分を補正することによって、719に示す様な原稿イメージとすることで、原稿セット位置に関わらず、常に表示手段の基準位置(突き当て基準)に原稿イメージを表示することが可能となる。
更に、701に表示手段に表示された原稿イメージ707に対して、トリミング編集を行った例を702に示す。702に於いて、オペレータが不図示の編集モード選択キーを押し、編集モードの中からトリミングキー710を押すと表示手段は編集モードとなり領域指定を受け付ける。ここで、例として領域指定をS1,S2の2ポイントの座標指定を不図示のポイントペンによって行うと選択領域が708に示す様に輪郭強調され、隣接表示部にトリミングイメージ709が表示される。同様に703はレイアウト変換の例を示した図である。操作としては、選択領域1としてS3,S4で囲まれた領域711をS8ポジションに不図示のポイントペンで配置し、続いて、S5,S6で囲まれた領域712をS7ポジションに不図示のポイントペンで配置することによって操作することが可能である。その他、トリミング画像の変倍制御、選択領域の画像を消去するマスキング処理、選択領域の色変換処理(バックグランドに色を付ける、文字の色を変える等)、指定領域のみ画像をネットワークスキャンする等の機能を提供可能とする。(編集機能を全て記載することは種類が多すぎて困難な為、常識的に従来行われている編集処理は実現可能であることとして、説明は以上に留める。)
上述した原稿読取装置は、第一原稿読取手段と第二原稿読取手段に於いて、原稿照明手段を共有することを主眼として構成を考え、説明した。しかし、第二原稿読取手段による原稿読み取り画質をより鮮明なものとするためには共通高原を用いる構成は不十分な場合がある。そこで、第一原稿読取手段と第二原稿読取手段で原稿照明手段を別々に持たせた例として図10に示した画像読み取り装置を示す。
図10−1001の原稿読取装置枠体に於いて、1006は原稿をセットする原稿台ガラスを示し、1005はセットされた原稿である。第二の原稿読取手段は1009に示す様な原稿台ガラス全域を走査可能な位置に配置されたエリアCCD等の二次元センサを用いて構成されている。1010はエリアセンサの駆動制御基板(ドライバ基板)である。原稿読取装置は小さな撮像領域に原稿台ガラス全域のイメージを光学的に結蔵させる必要があり、1011に示す結像レンズはかなり画角の広い短焦点レンズを用いて構成される。1018はエリアセンサが原稿を撮像する際に、撮像条件、即ち露出制御を行うセンサ手段を示している。1017は原稿台ガラス上の原稿セット領域外に設けられた原稿読取レベル調整用の基準濃度ラベルを示している。エリアセンサ1009の使用用途は、原稿イメージを不図示の原稿圧板開閉動作中に走査する様な用途に用いる。ここで、1013は遮光フードを示しており、原稿照明手段1012a、1012bから照射された光以外の外光等の影響を遮る目的を持っている。この構成に於いて、第二原稿読取手段は、不図示の原稿圧板が閉じ始めた時にエリアCCD1009の駆動制御を開始し、駆動制御直後、若しくは、完全に圧板が閉じた状態で原稿照明手段1012a、1012bを点灯制御し、原稿反射光を基にした露光制御手段1018の検出結果に応じたシャッター制御を行って原稿を含んだ撮像領域のイメージを撮像する。尚、ここではエリアCCD内臓のインターライン方式のシャッター(電子シャッター)を用いることとする。次に、第一原稿読取手段の動作を説明する。第一原稿読取手段の撮像デバイスはラインCCDである。動作時には1003に示す様な、ライン状の照明ランプと反射笠1007、ミラーユニット1008によって構成される光学ユニットによって原稿を副走査方向に走査することによって原稿反射光をCCDユニット1014に結像させて原稿を読み取る。又、第一原稿読取手段によって原稿を読み取る際には、HP(ホームポジション)1002に於いて、白色基準板1004を読み取り、シェーディング補正により光源の配光の影響やラインCCDを構成する光電変換素子の感度ムラなどの要因を補正する。これによって、第一原稿読取手段は安定した原稿走査を可能とする。又、1016は第一原稿読取手段の副走査スキャンを行う為のモータ駆動軸、1015はCCDユニット1014の遮光フードを示している。この様な装置構成によっても本発明の目的は達成される上、第二原稿読取手段の配置が原稿読取装置枠体の底面よりも低く構成可能となりレンズ1011の設計がやりやすくなる。又、ここで、1012a、1012bの原稿照明手段については特に限定を加えていないが、拡散型の点光源で形成しても目的を達成することも可能であるし、カメラ等のフラッシュ高原、反射光正を持って形成しても同様な効果を実現できることは言うまでも無い。
同様に、図12に上記説明した図2のハード構成に対する若干の変更構成の例を示した。説明を簡便にする為、図12の中で構成が変わっていない部分は全て図2と同じ番号を振っている。図2からの大きな変更点は、第一原稿読取手段と第二原稿読取手段の読取画像の記憶手段を別々としないで一つにまとめた部分とCCD出力信号の後段に設けていたゲイン可変アンプの構成を止め、A/D変換器のVTOP調整による制御系に変えたところである1202。既に説明したとおり、本件では第一原稿読取手段と第二原稿読取手段の同時撮像制御は行っていない。その為、画像データを別々に保持する必要は無く、メモリ構成は削減しても信号セレクタ1201を持たせることによって同様な効果を持たせることは可能である。
(その他の実施の形態)
本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェイス機器、リーダー、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
また、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムコードを記憶できるものであれば良く、或いはネットワークを介したダウンロード等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係るハード構成を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置の画像処理回路のブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置の外観を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置の原稿走査イメージとメモリ記録イメージを示す図である。 本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置の表示手段における表示例と操作例を示した図である。 本発明の一実施の形態に係る原稿セット状態・原稿ズレの補正表示イメージと編集処理を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る第一原稿読取手段と第二原稿読取手段の撮像領域の違いを示す図である。 本発明の一実施の形態に係る第二原稿読取手段の読取画像領域から第一原稿読取手段の原稿読み取り領域を求める変換方法の説明図である。 本発明の一実施の形態に係る第二原稿読取手段専用の原稿照明手段を構成した別の実施形態の原稿読取装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置のフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る他のハード構成を示したブロック図である。 従来の原稿サイズ検出方式と判定結果表示手段のイメージを説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る第二原稿読取装置と表示手段の座標変換方法を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る画像処理装置における傾いてセットされた原稿の補正制御を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る画像処理装置における第二原稿読取手段の原稿イメージから第一原稿読取装置の走査範囲を決定する方法を説明する図である。

Claims (22)

  1. 原稿台ガラス上にセットされた原稿を照射可能な照明手段と、該原稿からの反射光を走査可能な第一の読取手段と、第二の読取手段と、原稿押さえ手段を持って構成される原稿読取装置に於いて、
    原稿押さえ手段の開閉動作検出手段、又は、原稿読取開始指示手段をトリガとして該第二の読み取り手段を駆動制御する手段と、該第二の読み取り手段によって読み取られた原稿イメージを記憶する手段、該記憶手段に取り込まれた原稿イメージを元に原稿情報抽出手段、抽出された原稿イメージ情報を表示可能とした操作パネル上に設けられた表示手段、該表示手段に示された情報を元にして新たな用紙サイズを設定可能な手段、該原稿領域イメージ情報に対して複数領域指定手段、指定領域毎に所望の画像処理を設定する手段によって構成され、該読み取り開始制御手段に同期して、該第一の読み取り手段の駆動制御、及び、原稿走査を行うことを特徴とした原稿読取装置。
  2. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、該第一の読取手段と該第二の読取手段が同時に原稿走査を行わないことを特徴とした原稿読取装置。
  3. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、該原稿押さえ手段とは原稿台ガラス上にセットされた原稿のガラス面からの浮きを無くす為に原稿上方より圧を掛けて押し付ける手段であり、圧板、若しくは、原稿給送装置等を用いた事を特徴とした原稿読取装置。
  4. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、該開閉動作検出手段とは、該原稿押さえ手段の閉じかけ、又は開きかけ状態を検出可能なセンサ手段であり、該センサ手段と、該原稿押さえ手段によって作用されるセンサ手段の被検出部材を該画像読取装置側に構成したことを特徴とした原稿読取装置。
  5. 上記、請求項4記載の原稿読取装置に於いて、該原稿押さえ手段が原稿給送装置以外の原稿押さえ手段を実装できない形態の場合には、該センサ手段と、該原稿押さえ手段によって作用されるセンサ手段の被検出部材を該原稿給送装置側、若しくは、該原稿読取装置側のどちらかに構成することを特徴とした原稿読取装置。
  6. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、読取開始指示手段として操作パネル上に構成されたコピーボタンを用いると共に、該原稿押さえ手段の開閉動作検出手段の検出状態に応じて、該第一の読取手段と該第二の読取手段の駆動制御シーケンスを変化させることを特徴とした原稿読取装置。
  7. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、該第二の読取手段によって原稿セット可能領域を全て走査可能な光学レンズと該原稿の光イメージを該第二の読取手段を構成する撮像手段に結像させる調整機構を持つと共に、撮像された走査イメージを記憶する手段と、該記憶装置に記憶された撮像イメージから原稿の輪郭を抽出する手段と、原稿イメージ・イメージ領域を分離する手段と原稿イメージの主走査幅、副走査幅を求め原稿サイズを検出する手段によって構成される該原稿情報抽出手段を持ったことを特徴とした原稿読取装置。
  8. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、該原稿イメージ情報として抽出された原稿領域イメージと、該原稿情報抽出手段によって求められた原稿サイズ検出結果と、原稿上の画像領域と、使用可能な用紙サイズ等の情報を選択する手段と、該情報を選択的に表示可能な液晶等の表示手段と、原稿台ガラス上の突き当て基準位置に対するセット原稿のズレ量(オフセット移動量と傾き)を検出する手段と、ズレ量を補正した上で表示手段の基準位置に該原稿イメージを表示する手段と、該表示手段の任意の複数領域指定可能な入力手段を持って構成されたことを特徴とした原稿読取装置。
  9. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、新たな用紙サイズを設定可能な手段として、該表示手段に表示された情報を元に、原稿イメージの編集処理を行った際に最適な用紙設定を行うことを可能とする用紙サイズ指定手段を持ったことを特徴とした原稿読取装置。
  10. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、該領域指定手段によって設定された原稿上の指定領域に対して、変倍やマスキング、トリミング、移動、等の所望の画像処理・編集処理を施すことを特徴とした原稿読取装置。
  11. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、原稿を副走査方向に相対的に移動制御される光学系を持ち、かつ、原稿反射光をライン撮像手段に導くことを特徴とした第一の読取手段と、原稿を一括して走査可能な二次元撮像手段を用い、走査時に制御可能なシャッター手段と原稿領域を全て結像可能な画角の広い結像レンズによって構成されることを特徴とした第二の読取手段によって構成されることを特徴とした原稿読取装置。
  12. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、該第一の読み取り手段と、該第二の読み取り手段によって走査することが可能であり、各々の走査イメージに対して原稿イメージの相対位置を合わせ込む基準を設けたことを特徴とした原稿読取装置。
  13. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、照明手段として放電管(キセノン管)、若しくは、LED光源を用い、かつ、該原稿読取装置の原稿走査領域外に設けた原稿サイズ検出ポジションにて照明手段を点灯制御することによって走査領域全面に照射光を拡散させることが可能な拡散手段を持たせ、かつ、該照明手段の光量に応じた回路ゲインを調整する手段と調整基準を走査範囲内に配置すると共に、該第二の読取手段の補助照明を行うことを特徴とした原稿読取装置。
  14. 上記、請求項1記載の原稿読取装置に於いて、該第2の読み取り手段によって読み取られた原稿イメージを該表示手段に表示すると共に、原稿がカラー原稿か、白黒原稿かを判別し、原稿読取装置の走査制御を切り替えることを特徴とした原稿読取装置。
  15. 原稿台ガラス上にセットされた原稿を照射可能な複数の照明手段と、該原稿からの反射光を走査可能な第一の読取手段と、第二の読取手段と、原稿押さえ手段を持って構成される原稿読取装置に於いて、
    原稿押さえ手段の開閉動作検出手段、又は、原稿読取開始指示手段をトリガとして該第二の読み取り手段を駆動制御する手段、該第二の読取手段によって読み取られた原稿イメージを記憶する手段、該記憶手段に取り込まれた原稿イメージを元に原稿情報と原稿イメージを抽出する手段、原稿イメージと原稿情報を同一の表示手段に表示し、かつ、原稿台ガラス上の突き当て基準位置に対するセット原稿のズレ量(オフセット移動量と傾き)を検出し、ズレ量を補正した上で表示手段の基準位置に該原稿イメージを表示する手段と、表示装置上で複数領域を入力する手段、原稿領域・指定領域に対する編集処理設定手段によって構成され、該読み取り開始制御手段に同期し、該第二の読取手段によって得られた結果に基づいた走査エリアに対して該第一の読み取り手段の駆動制御、及び、原稿走査を行うことを特徴とした原稿読取装置。
  16. 上記、請求項15記載の原稿読取装置に於いて、該第二の読取手段を構成する撮像手段の近傍に配置された第二の照明手段である拡散型点光源と、該第二の読取手段を構成する撮像手段の近傍に配置された機外光検出手段を用い、機外光量に応じて該第二の照明手段の点灯制御を行うと共に、光量に応じた回路ゲイン調整を行う手段と、該第二の照明手段の点灯時には点灯光量に見合った回路ゲイン調整を行う手段と、該第二の照明手段によって照射された原稿反射光を該第二の読取装置を構成する撮像手段に結像可能な画角の広いレンズを用いて構成することを特徴とした原稿読取装置。
  17. 上記、請求項15記載の原稿読取装置に於いて、第二の照明手段として高輝度LEDを用いると共に、撮像領域内に設けた基準ラベルを元に光学読取レベルを一定に調整可能な手段を持ったことを特徴とした原稿読取装置。
  18. 上記、請求項15記載の原稿読取装置に於いて、第一の読取手段としてライン光源である放電管(キセノン管)を用いると共に、基準白板の読み取り値が所定のレベルとなるように回路ゲインを調整する手段を持ったこと特徴とした原稿読取装置。
  19. 上記、請求項15記載の原稿読取装置に於いて、第一の読取手段と第二の読取手段を同時に走査制御しないと共に、照明手段の点灯制御も同時には行わないことを特徴とした原稿読取装置。
  20. 上記、請求項15記載の原稿読取装置に於いて、該第一の読み取り手段と、該第二の読み取り手段によって走査することが可能であり、各々の走査イメージに対して原稿イメージの相対位置を合わせ込む基準を設けたことを特徴とした原稿読取装置。
  21. 上記、請求項15記載の原稿読取装置に於いて、該第一の読み取り手段と、該第二の読み取り手段を構成する各々の撮像手段の解像度が異なると共に、第二の読取手段によって読み取られた原稿イメージを該表示手段に表示する際に、データの間引き処理、若しくはデータの補間処理を行うことを特徴とした原稿読取装置。
  22. 上記、請求項15記載の原稿読取装置に於いて、該第2の読み取り手段によって読み取られた原稿イメージを該表示手段に表示すると共に、原稿がカラー原稿か、白黒原稿かを判別し、原稿読取装置の走査制御を切り替えることを特徴とした原稿読取装置。
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