JP6102317B2 - 画像処理装置、その制御方法、プログラム、および、画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、プログラム、および、画像処理システム Download PDF

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Description

本開示は、遠隔端末と画面を共有する画像処理装置に関する。
従来、遠隔端末と画面を共有する画像処理装置において、画像処理装置から遠隔端末への機密情報の漏えいを回避するための技術が種々検討されている。
たとえば、特開2009−253651号公報(特許文献1)は、ネットワークを介して接続されたコンピューターにより遠隔制御される画像処理装置を開示している。当該画像処理装置は、特許文献1の請求項1等に記載されるように、第1表示用画像と、当該第1表示用画像の少なくとも一部を別の画像で置き換えた第2表示用画像とを生成し、第1表示用画像に含まれるデータが所定の条件を満たすか否かの判断結果に基づいて、第1表示用画像と第2表示用画像とのいずれか一方をコンピューターに表示させる。
また、特開2012−048442号公報(特許文献2)は、表示手段を備え、ネットワークを介して接続された端末に対し前記表示手段に表示された表示画面を共有させる画像処理装置を開示している。当該画像処理装置は、特許文献2の請求項1等に記載されるように、表示画面内で表示される表示データ毎に、当該表示データを前記端末に対し表示させるか又は非表示させるかを規定した非表示規定情報を記憶し、表示手段及び端末に共有表示させる表示画面データを生成し、表示手段及び端末に、生成された表示画面データを送信する。そして、当該画像処理装置は、非表示規定情報によって非表示させると規定された表示データである非表示データを含む表示画面データを生成するとき、当該非表示データを含む第1の表示画面データを表示手段に送信し、当該非表示データを含まない第2の表示画面データを端末に送信する。
特開2009−253651号公報 特開2012−048442号公報
ユーザーは、提供することを希望されない情報が遠隔端末に提供されてしまった場合や、状況の変化等によって遠隔端末に提供することを希望されない情報の範囲が変化する場合など、遠隔端末に提供する情報を変更することを希望するときがある。特に、状況の変化等によって、遠隔端末にすでに提供された情報の中に提供されるべきでなくなった情報が含まれる場合には、ユーザーは、迅速に、遠隔端末に提供された情報を訂正したいと考える。しかしながら、従来の技術では、遠隔端末に提供する情報を迅速に変更することについては、十分には検討されていなかった。
本開示は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、画像処理装置において、遠隔端末に提供する情報を迅速に変更できるようにする技術を提供することである。
ある局面に従うと、遠隔端末と画面を共有する画像処理装置が提供される。画像形成装置は、表示装置と、画像処理装置についての情報を示す第1の画面情報を生成するように構成された生成手段と備え、第1の画面情報は、1以上のオブジェクトを含み、生成手段は、第1の画面情報に、遠隔端末における表示が不可であるオブジェクトが含まれるかどうかを判断し、当該判断の結果に基づいて、表示が可であるオブジェクトについては第1の画面情報を遠隔端末において視認できる情報を生成し、表示が不可であるオブジェクトについては当該第1の画面情報を遠隔端末において視認できなくする情報を生成することにより、遠隔端末に送信する第2の画面情報を生成し、第1の画面情報において、第1の画面情報に基づいて表示される画面と第2の画面情報に基づいて表示される画面との相違点の表示態様が第1の画面情報による表示態様から変更された第3の画面情報を生成するように構成され、第3の画面情報を表示装置に表示するように構成されており、
第3の画面情報に対して、遠隔端末における表示の可否の表示態様を変更する部位を指定する入力を受け付ける入力手段をさらに備え、生成手段は、入力手段が受け付けた入力に従って第2の画面情報を調整することにより、第4の画面情報を生成するように構成されており、画像処理装置は、第4の画面情報を遠隔端末に送信する送信手段をさらに備える。
好ましくは、生成手段は、第1の画面情報に含まれるオブジェクトごとに遠隔端末における表示の可否を判断する。
好ましくは、オブジェクトごとに遠隔端末における表示の可否を指定する情報を格納する記憶装置をさらに備える。
好ましくは、送信手段は、第4の画面情報の生成に先立って第2の画面情報を遠隔端末に送信し、第2の画面情報の送信から予め定められた時間内に、入力手段に、第1の画面情報の遠隔端末への送信を禁止する情報が入力されなかったことを条件として、第1の画面情報を遠隔端末に送信する。
好ましくは、送信手段は、第1の画面情報を、オブジェクトごとに遠隔端末に送信し、予め定められた時間は、オブジェクトごとに異なる。
好ましくは、生成手段は、遠隔端末における表示を禁止される部位をダミー画像に置き換えることにより、第4の画面情報を生成するように構成されている。
好ましくは、第4の画面情報は、入力手段が受け付けた入力によって表示態様を変更される部位の画面情報である。
好ましくは、秘密情報の条件を特定する情報を記憶する記憶部をさらに備え、生成手段は、第2の画面情報に含まれる情報が、記憶部に記憶される条件に該当するか否かを判断し、当該条件に該当する情報であると判断したときには、当該情報を遠隔端末において視認できなくする情報を生成することによって第4の画面情報を生成するように構成されている。
好ましくは、表示装置は、タッチパネルであり、入力手段は、タッチパネルに対するタッチ操作を受け付け、生成手段は、入力手段が受け付けたタッチ操作の種類に基づいて、部位を特定する。
好ましくは、入力手段は、第3の画面情報に対して図形を描く情報の入力を受け付け、生成手段は、入力手段が入力を受け付けた図形に基づいて、部位を特定する。
他の局面に従うと、遠隔端末と画面を共有する画像処理装置のコンピューターによって実行される、当該画像処理装置の制御方法が提供される。画像処理装置は、表示装置を備え、制御方法は、コンピューターが、画像処理装置についての情報を示す第1の画面情報を生成するステップを含み、第1の画面情報は、1以上のオブジェクトを含み、制御方法は、さらに、コンピューターが、第1の画面情報に、遠隔端末における表示が不可であるオブジェクトが含まれるかどうかを判断し、当該判断の結果に基づいて、表示が可であるオブジェクトについては第1の画面情報を遠隔端末において視認できる情報を生成し、表示が不可であるオブジェクトについては当該第1の画面情報を遠隔端末において視認できなくする情報を生成することにより、遠隔端末に送信する第2の画面情報を生成するステップと、コンピューターが、第1の画面情報において、第1の画面情報に基づいて表示される画面と第2の画面情報に基づいて表示される画面との相違点の表示態様が第1の画面情報による表示態様から変更された第3の画面情報を生成するステップと、コンピューターが、第3の画面情報を表示装置に表示するステップと、コンピューターが、第3の画面情報に対して、遠隔端末における表示の可否の表示態様を変更する部位を指定する入力を受け付けるステップと、コンピューターが、入力に従って第2の画面情報を調整することにより、第4の画面情報を生成するステップと、コンピューターが、第4の画面情報を遠隔端末に送信するステップとを含む。
好ましくは、第1の画面情報に遠隔端末における表示が不可であるオブジェクトが含まれるかどうかの判断は、第1の画面情報に含まれるオブジェクトごとに遠隔端末における表示の可否を判断することを含む。
さらに他の局面に従うと、遠隔端末と画面を共有する画像処理装置のコンピューターによって実行されるプログラムがで提供される。プログラムは、上記した制御方法をコンピューターに実行させる。
別の局面に従うと、遠隔端末と、当該遠隔端末と画面を共有する画像処理装置とを備える画像処理システムが提供される。画像処理装置は、第1の表示装置と、画像処理装置についての情報を示す第1の画面情報を生成するように構成された生成手段とを含み、第1の画面情報は、1以上のオブジェクトを含み、生成手段は、第1の画面情報に、遠隔端末における表示が不可であるオブジェクトが含まれるかどうかを判断し、当該判断の結果に基づいて、表示が可であるオブジェクトについては第1の画面情報を遠隔端末において視認できる情報を生成し、表示が不可であるオブジェクトについては当該第1の画面情報を遠隔端末において視認できなくする情報を生成することにより、遠隔端末に送信する第2の画面情報を生成し、第1の画面情報において、第1の画面情報に基づいて表示される画面と第2の画面情報に基づいて表示される画面との相違点の表示態様が第1の画面情報による表示態様から変更された第3の画面情報を生成するように構成され、第3の画面情報を第1の表示装置に表示するように構成されており、画像処理装置は、第3の画面情報に対して、遠隔端末における表示の可否の表示態様を変更する部位を指定する入力を受け付ける入力手段をさらに備え、生成手段は、入力手段が受け付けた入力に従って第2の画面情報を調整することにより、第4の画面情報を生成するように構成されており、画像処理装置は、第4の画面情報を遠隔端末に送信する送信手段をさらに備え、遠隔端末は、第4の画面情報を表示する第2の表示装置を含む。
画像処理システムの一実施の形態の構成を概略的に示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像処理装置の主要機能を示す機能ブロック図である。 画像処理装置において表示される画面の例を示す図である。 PC(パーソナルコンピューター)において表示される画面の例を示す図である。 画像処理装置において表示される画面の例を示す図である。 画像処理装置において表示される画面に対する操作の内容を説明するための図である。 PCにおける更新後の表示画面の一部分を示す図である。 PCにおいて表示される画面の情報の生成のために、画像処理装置において実行される処理のフローチャートである。 図9に示された処理の第1の変形例のフローチャートである。 図9に示された処理の第2の変形例のフローチャートである。 画像処理装置における部位の指定の変形例を説明するための図である。
以下、画像処理装置を含む画像処理システムの実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、同一の機能および作用を有する部品は、各図を通して同じ符号を付し、重複する説明を繰返さない。
[画像処理システムの概略構成]
図1を参照して、画像処理システムの構成を説明する。図1は、画像処理システムの一実施の形態の構成を概略的に示す図である。
図1に示されるように、画像処理システムは、画像処理装置1と、PC(パーソナルコンピューター)2とを含む。画像処理装置1とPC2とは、ネットワーク3を介して接続され、画面情報を共有する。ネットワーク3には、インターネット、通信端末網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、パケット通信網、およびこれらの組み合わせ、などが含まれる。
画像処理装置1は、たとえば、コピー、スキャナー、プリンタ、ファックスなどの複数の機能を一つの筐体内に収納した装置、いわゆるMFPによって構成され得る。本明細書および図面では、画像処理装置1が「MFP」と表現される場合もある。なお、画像処理装置は、MFPのように複数の画像処理機能を有する必要はなく、少なくとも一つの画像処理機能を備えていれば良い。
PC2は、遠隔端末の一例である。遠隔端末の他の例としては、たとえば、通信機能を有する端末装置であれば、スマートフォン(高機能携帯電話)、PDA(Personal Digital Assistants)やノート型PC(パーソナルコンピューター)、書籍閲覧装置、ゲーム機などが挙げられる。PC2は、汎用の情報処理端末によって実現することができ、少なくとも、コンピュータープログラム実行可能な演算装置と、当該演算装置によるプログラムの実行に必要な記憶装置と、情報を表示する表示装置とを含む。
ネットワーク3は、LAN(Local Area Network)及びWAN(Wide Area Network)を含むネットワークであり、画像処理装置1とPC2はネットワーク3を介し相互に通信を行う。但し本実施形態においては、画像処理装置1とPC2は離れた場所にあるため、具体的にはサービス用WAN回線が想定される。
[画像処理装置のハードウェア構成]
図2を参照して、画像処理装置1のハードウェア構成について説明する。図2は、画像処理装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置1は、操作パネル11と、記憶メディアI/F(インターフェース)12と、コントローラー13と、データ通信I/F14と、スキャナー15と、プロッター16と、HDD(Hard Disk Drive)17とから構成され、それぞれ相互に接続されている。
操作パネル11は、入力装置11aと表示装置11bとを有している。入力装置11aは、ハードウェアキーなどで構成され、画像処理装置1に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置11bは、ディスプレイなどで構成され、例えば画像形成動作に関する各種情報を表示する。操作パネル11は、たとえばタッチパネル式ディスプレイを搭載している。このディスプレイ上表示される画面は、PC2と共有される。
データ通信I/F14は、インタフェース装置14aを有しており、画像処理装置をネットワークやファックスなどのデータ伝送路に接続するインタフェースである。HDD17は、各種プログラム、画像処理装置で取り扱われる受信文書データや読み取り画像データ、各アプリケーションにより利用されるデータなど、各種データを格納している。画像処理装置1は、画面操作される側であるため、各種プログラムには、上述遠隔操作のサーバソフトを含む。また、HDD17は、これらの各種データを、所定のファイルシステムやDB(Data Base)により管理している。
HDD17に格納される各種データの中には、記録媒体12bから入力されるデータを含む。記録媒体12bは、記憶メディアI/F12が有するドライブ装置12aにセットされ各種データが記録媒体12bからドライブ装置12aを介してHDD17に格納される。
コントローラー13は、ROM(Read Only Memory)13a、RAM(Random Access Memory)13b、及びCPU(Central Processing Unit)13cとを有する。ROM13aは、画像処理装置が起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納している。RAM13bは、ROM13aやHDD17から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。CPU13cは、RAM13bが一時保持しているプログラムを実行する。コントローラー13は、例えば、データ通信I/F14を介して印刷データを受信した場合に、ROM13aからRAM13b上に読み出された、PDL(Page Description Language)を解釈可能なプログラム(PDLパーサー)をCPU13cにより実行し、印刷データを解釈してビットマップイメージを生成する。
スキャナー15は、画像読取装置15aを有しており、読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り画像データを生成する。プロッター16は、印刷装置16aを有しており、例えば、電子写真プロセス方式によってビットマップイメージを記録紙に印刷する。
上記のように、画像処理装置1は、上記ハードウェア構成により、コピー、スキャナー、プリント、ファクシミリなど画像形成に係る基本的な機能を実現している。
[画像処理装置の機能構成]
図3を参照して、画像処理装置1の主要な機能構成について説明する。図3は、画像処理装置1の主要機能を示す機能ブロック図である。
図3に示されるように、画像処理装置1は、主要な機能として、表示部101、通信部102、入力イベント受信部103、制御部104、画面生成部105、画面用メモリー106、表示画面データ処理部107、および、記憶部108を含む。
表示部101は、画像処理装置1本体の操作パネル11の表示装置11bに相当し、ユーザーインターフェースとして機能する。表示部101には、各種の操作画面を含む、画像処理装置1についての情報が表示される。
通信部102は、ネットワーク3に接続され、PC2との通信のやり取りを行う通信手段である。
入力イベント受信部103は、PC2との遠隔操作に係る通信や入力イベントを受信、解析し、制御部104へ伝達する。
制御部104は、画像処理装置1における処理全般を司る演算部であり、各機能部の処理を制御する。
画面生成部105は、表示画面データ(画像)を生成する。表示画面データには、画像処理装置1本体の表示部101用の通常画面データおよび修正画面データと、PC2の表示部用のセキュリティー画面データ、とがある。
画面用メモリー106は、画面生成部105が表示画面データ(画像)を生成する際に使用する作業スペースである。画面用メモリー106には、通常画面データ、セキュリティー画面データ等の各データ用の記憶領域が設けられている。
表示画面データ処理部107は、通信部102を介して、PC2に画面データを送信するための処理を実行する。
記憶部108は、表示画面データ(画像)を生成するに必要な各種情報が蓄積されている。例えば、表示画面内の表示アイテム(部品)と、画面レイアウト情報と、画面内アイテムテーブルと、セキュリティー対象項目の制御方法を管理するためのテーブル(以下、「管理テーブル」という)とが蓄積されている。管理テーブルは、画像処理装置1のために生成された表示画面に含まれるオブジェクト(ボタン、画面タイトル、スキャン画像のサムネイル、等)ごとに、当該表示画面がPC2と共有された場合のPC2における表示の可否を特定する情報を含む。
入力イベント受信部103、制御部104、画面生成部105、および、表示画面データ処理部107は、たとえば、CPU13c(図2参照)が所与のプログラムを実行することによって実現される。
[画面例]
図4〜図8を参照して、画像処理システムにおいて画像処理装置1において表示される画面とPC2において表示される画面について説明する。図4および図6は、画像処理装置1において表示される画面の例を示す図である。図5は、PC2において表示される画面の例を示す図である。図7は、画像処理装置1において表示される画面に対する操作の内容を説明するための図である。図8は、PC2において表示される画面の一部を模式に示す図である。
図4の画面150は、画像処理装置1において表示されるスキャンのプレビュー画面の一例であって、通常画面データに基づく表示画面の一例である。画面150は、スキャン画像のサムネイル151と、ボタン152〜154とを含む。
本実施の形態の管理テーブルに登録されている情報によれば、オブジェクト「ボタン」についてはPC2における表示が許可されるが、オブジェクト「プレビュー画面のサムネイル」はPC2における表示が禁止される。これにより、画面生成部105(図3参照)によって生成されるセキュリティー画面データは、画面150を、サムネイル151が視認されないように修正されたものである。
図5には、画面250が示されている。画面250は、図4の画面150に対応するセキュリティー画面データに基づく表示画面の一例である。画面250は、図4の画面150のボタン152〜154のそれぞれに対応するボタン252〜254を含む。画面250における領域251は、画面150のサムネイル151に対応する。領域251は、サムネイル151の画像が表示されないように、特定の色で塗りつぶされている。
画像処理システムでは、画面生成部105は、通常画面データに基づく表示画面のうち、PC2では表示態様を変更される部位が理解されるような画面データを生成する。本明細書では、このような画面データを「修正画面データ」と言う。図4の画面150と図5の画面250とを比較すると、画面150ではスキャン画像のサムネイル151が表示されているのに対し、画面250では当該サムネイル151に対応する部分が領域251として塗りつぶされて表示される点が相違する。これにより、画面生成部105は、画面150が、相違点であるサムネイル151が薄い色や点滅表示等の特別の態様で表示されるような修正画面データを生成する。図6は、修正画面データによる表示画面の一例を示す。
図6の画面150Aは、図4の画面150におけるサムネイル151の代わりに、サムネイル151Aを含む。サムネイル151Aは、スキャン画像のサムネイルの点滅表示である。
画像処理装置1は、画面150Aのように修正画面データに対応する表示画面に対する、ユーザーからの、PC2における表示/非表示を切り替えたい部位の入力を受け付ける。画面生成部105は、セキュリティー画面データを、当該入力によって特定される部位のPC2における表示/非表示を切り替えるように更新する。当該入力は、管理テーブルの更新であっても良いし、操作パネル11に対するタッチ操作であっても良い。図7には、タッチ操作の一例が示されている。
図7のサムネイル151Aは、操作パネル11の中の、図6のサムネイル151Aに相当する。図7において、軌跡151Xは、ユーザーが操作パネル11に対して行ったドラッグ操作の軌跡の一例である。軌跡151Xは、サムネイル151Aにおける「社外秘」の文字が配置された部分を囲っている。また、当該ドラッグ操作について、当該ドラッグ操作によって特定される部分のPC2における表示状態を「非表示」から「表示」に変更するように、画像処理装置1において別途設定されているとする。そして、画面生成部105は、当該ドラッグ操作に応じて、当該囲われた部分の表示状態が「非表示」から「表示」に変更されるように、セキュリティー画面データを更新する。表示画面データ処理部107は、更新後のセキュリティー画面データを、通信部102を介してPC2に送信する。図8は、更新後のPC2の表示画面の中の一部分を示す。図8の領域251Aは、画面250(図5)における領域251の更新後の状態に相当する。
領域251Aでは、図7の軌跡151Xによって囲まれた領域に対応する領域251Xが、サムネイル151の対応する部分を表示している。より具体的には、領域251Xは、サムネイル151中の「社外秘」という文字を表示している。
[画面情報の生成処理]
図9を参照して、画像処理装置1において、PC2において表示される画面の元となる画面情報の生成のために実行される処理について説明する。図9は、当該処理のフローチャートである。
図9を参照して、まずステップS10において、CPU13cは、画像処理装置1において入力された画面遷移のためのイベントの種類に応じて、遷移する画面を特定して、ステップS20へ制御を進める。画面遷移のためのイベントは、管理テーブルの更新イベントも含まれる。
ステップS20では、CPU13cは、遷移後の画面に対応する通常画面データを生成し、当該データの画面を操作パネル11に表示して、ステップS30へ制御を進める。
ステップS30では、CPU13cは、ステップS20で生成された通常画面データに、管理テーブルにおいてPC2における表示態様として、値「非表示」を設定されているオブジェクトが含まれるかどうかを判断する。値「非表示」の設定は、「非表示制御コマンド」に相当する。そして、CPU13cは、通常画面データに値「非表示」を設定されているオブジェクトが含まれると判断すると、ステップS40へ制御を進め、そのようなオブジェクトが含まれないと判断するとステップS20へ処理を戻す。
ステップS40では、CPU13cは、ステップS20において値「非表示」が設定されているオブジェクトについての、管理テーブルにおける設定内容(セキュリティー設定情報)を参照して、ステップS50へ制御を進める。管理テーブルでは、表示/非表示を特定する値の他に、セキュリティー設定情報として、たとえば、PC2においてログインしているユーザーの種類に応じた表示の程度等の情報が登録されている場合がある。ステップS40では、このような情報が参照される。
ステップS50では、CPU13cは、ステップS20で生成した通常画面データの各オブジェクトについて、管理テーブルに従った態様でデータを変更することにより、セキュリティー画面データ(配信用画面(PC2における表示画面)を表示するためのデータ)を生成する。そして、CPU13cは、当該セキュリティー画面データをPC2に送信した後、ステップS60へ制御を進める。
セキュリティー画面データは、PC2の表示画面全体に対応する画像データである場合もあれば、通常画面データにおいて「非表示」とされた部分をPC2において視認できなくするために表示されるダミーの画像データである場合もあれば、当該部分にPC2等において格納されているダミーの画像データを表示することを指示するデータである場合もある。
ステップS60では、CPU13cは、修正画面データ(MFP用画面を表示するためのデータ)を生成し、操作パネル11に表示させる。そして、CPU13cは、ステップS70へ制御を進める。
ステップS70では、CPU13cは、PC2において表示される画面に対して、マスク領域編集モードに従った処理を実行して、ステップS80へ制御を進める。マスク領域編集モードにおいて、CPU13cは、配信用画面における表示/非表示を切り替える部分を特定する情報の入力(第1の情報の入力)、および、当該部分の表示状態を「表示」へと切り替えるのか「非表示」へと切り替えるのかを特定する情報の入力(第2の情報の入力)を取得し、取得した入力の内容に応じてセキュリティー画面データを調整するデータを生成し、そして、生成したデータをPC2に送信する。
マスク領域編集モードにおけるCPU13cの処理内容は、たとえば、画面250(図5参照)に対応するセキュリティー画面データを、図7の軌跡151Xで示されるような操作パネル11に対する操作に応じて、画面250の領域251が領域251X(図8参照)となるように、変更することである。これにより、セキュリティー画面データが更新される。この例では、画像処理装置1において、デフォルトで、操作パネル11に対する操作によって特定された部分のPC2における表示態様を「非表示」から「表示」に切り替える情報が設定されている。CPU13cは、マスク領域編集モードで、当該情報を読み込むことにより、上記第2の情報の入力を取得する。上記第2の情報は、PC2における表示態様を「表示」から「非表示」に切り替える情報である場合もあり得る。
また、マスク領域編集モードにおいて生成されるデータは、PC2の表示画面全体に対応する画像データである場合もあれば、新たに「非表示」とされた部分をPC2において視認できなくするために表示されるダミーの画像データである場合もあれば、当該部分にPC2等において格納されているダミーの画像データを表示することを指示するデータである場合もある。
また、図7の例では、操作パネル11に対する「長方形」の操作の軌跡(軌跡151X)に基づいて、当該「長方形」囲まれた部分が、新たに「表示」として指定される部位として特定される。この点、CPU13cは、上記軌跡の図形に基づいて、新たに「表示」(または、「非表示」)として指定される部位を特定するが、当該「図形」とは、ユーザーがタッチパネルをなぞった軌跡を意味するものであって、フリーハンドで記載された軌跡など、三角形や四角形などの特定の形状を構成しないものも含む。操作パネル11上のドラッグ等の操作の軌跡に基づいて、操作パネル11上の部位(領域)を特定する方法については、公知の技術を採用することができるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
図9に戻って、ステップS70でマスク領域編集モードに従った処理を実行した後、ステップS80で、CPU13cは、管理テーブル(セキュリティー設定情報)を、ステップS70のマスク領域編集モードにおける処理内容に応じて更新して、ステップS20へ制御を戻す。これにより、たとえば、管理テーブルにおける各オブジェクトの設定内容のうち、ステップS70で「表示」と「非表示」との間で設定情報を切り替えられた部位の情報が、新たに管理テーブルに登録される。切り替えられた部位とは、オブジェクト全体に対応する場合もあれば、オブジェクトの一部である場合もある。たとえば、図4〜図8を参照して説明した例であれば、サムネイル151(領域251)というオブジェクトのうち、軌跡151Xで囲まれた部位(領域251X)についての新たな設定情報(「表示」)が追加されることにより、管理テーブルが更新される。
以上説明した図9の処理は、画面遷移のための新たなイベントが入力されるまで継続される。そして、画面遷移のための新たなイベントが入力されると、再度ステップS10から、当該処理が実行される。
[第1の変形例]
図10を参照して、画像処理装置1における処理の第1の変形例を説明する。以下の説明では、図1〜図9を参照して説明した画像処理装置1に対する変更箇所を、主に説明する。図10は、図9に示された処理の第1の変形例のフローチャートである。
図10を参照して、第1の変形例では、ステップS110で、CPU13cは、ステップS10(図9)と同様に、画像処理装置1において入力された画面遷移のためのイベントの種類に応じて、遷移する画面を特定して、ステップS120へ制御を進める。ステップS110では、CPU13cは、通常画面データを生成し、そして、当該データの画面を操作パネル11に表示してもよい。
ステップS120では、CPU13cは、ステップS40(図9)と同様に、管理テーブルにおける設定内容(セキュリティー設定情報)を参照して、ステップS130へ制御を進める。
ステップS130では、CPU13cは、ステップS50(図9)と同様に、セキュリティー画面データを生成する。そして、CPU13cは、当該セキュリティー画面データをPC2に送信した後、ステップS140へ制御を進める。
ステップS140では、CPU13cは、ステップS60(図9)と同様に、CPU13cは、修正画面データを生成し、操作パネル11に表示させる。そして、CPU13cは、ステップS150へ制御を進める。
ステップS150では、CPU13cは、ステップS140で表示された修正画面データがPC2で表示される設定を維持する指示の入力に対して、予め定められた一定時間待機する。一定時間とは、たとえば10秒〜30秒程度である。そして、CPU13cは、当該一定時間内に上記入力があったと判断するとステップS170へ制御を進め、なかったと判断するとステップS160へ制御を進める。
ステップS160では、CPU13cは、PC2に対して、通常画面データと同様の画面を表示するためのデータを送信して、ステップS120へ制御を戻す。
ステップS170では、CPU13cは、ステップS70(図9)と同様に、マスク領域編集モードに従った処理を実行して、ステップS180へ制御を進める。
ステップS180では、CPU13cは、ステップS80(図9)と同様に、管理テーブルを更新して、ステップS120へ制御を戻す。
以上説明した第1の変形例では、セキュリティー画面データ(第2の画面情報)の送信から予め定められた時間内に、入力手段に、通常画面データ(第1の画面情報)のPC2(遠隔端末)への送信を禁止する情報が入力されなかったことを条件として、通常画面データ(第1の画面情報)がPC2(遠隔端末)に送信される。
なお、ステップS150における判断は、セキュリティー画面データに含まれるオブジェクトごとに異なっても良い。たとえば、管理テーブルに、オブジェクトごとの重要度が登録され、当該重要度が高いものほど、ステップS140で修正画面データの画面が表示されてから長い時間、ステップS150における入力が待たれても良い。これにより、ユーザーは、重要度の高いオブジェクトほどより長い時間をかけて、PC2に配信してよいかどうかを検討できる。
[第2の変形例]
図11を参照して、画像処理装置1における処理の第2の変形例を説明する。以下の説明では、図10を参照して説明した画像処理装置1の第1の変形例に対する変更箇所を、主に説明する。図11は、図9に示された処理の第2の変形例のフローチャートである。
図11を参照して、第2の変形例のステップS110とステップS120は、第1の変形例と同様である。つまり、CPU13cは、ステップS110で、画像処理装置1において入力された画面遷移のためのイベントの種類に応じて、遷移する画面を特定し、そして、ステップS120で、管理テーブルにおける設定内容(セキュリティー設定情報)を参照する。そして、CPU13cは、ステップS132へ制御を進める。
ステップS132では、CPU13cは、セキュリティー画面データを生成して、ステップS140へ制御を進める。第2の変形例のステップS132では、CPU13cは、第1の変形例のステップS130において実行したのとは異なり、セキュリティー画面データの生成のみ実行し、当該データのPC2への送信は行なわない。
ステップS140では、CPU13cは、第1の変形例のステップS140と同様に、修正画面データを生成し、操作パネル11に表示させる。そして、CPU13cは、ステップS150へ制御を進める。
ステップS150では、CPU13cは、第1の変形例のステップS150と同様に、ステップS140で表示された修正画面データがPC2で表示される設定を維持する指示の入力に対して、予め定められた一定時間待機する。そして、CPU13cは、そして、CPU13cは、当該一定時間内に上記入力があったと判断するとステップS162へ制御を進め、なかったと判断するとステップS160へ制御を進める。ステップS160では、CPU13cは、PC2に対して、通常画面データと同様の画面を表示するためのデータを送信して、ステップS120へ制御を戻す。
ステップS162では、CPU13cは、ステップS132で生成したセキュリティー画面データをPC2に送信して、ステップS170へ制御を進める。
ステップS170では、CPU13cは、第1の変形例のステップS170(図10)と同様に、マスク領域編集モードに従った処理を実行して、ステップS180へ制御を進める。
ステップS180では、CPU13cは、第1の変形例のステップS180(図10)と同様に、管理テーブルを更新して、ステップS120へ制御を戻す。
以上説明した第2の変形例では、CPU13cは、画面が遷移する条件が成立してステップS110の処理を開始してから、遷移画面を操作パネル11に表示するためのデータを生成し(ステップS110)、セキュリティー画面データを生成し(ステップS132)、セキュリティー画面データに対応する操作パネル11用の画面データを生成し(ステップS140)、その後、一定時間待機する。そして、一定時間内に、セキュリティー画面データをPC2に送信する指示が入力されなければ(ステップS150でNO)、CPU13cは、遷移画面そのもののデータ、つまり、操作パネル11にもともと表示される画面に対して情報をマスクする処理がなされない画面のデータを、PC2へ送信する(ステップS160)。一方、上記の一定時間内に上記指示が入力されれば、CPU13cは、セキュリティー画面データをPC2に送信する(ステップS162)。
したがって、第2の変形例では、PC2において、操作パネル11に表示される画面のデータと同じデータが送信されるのは、少なくとも画面遷移のためのイベントが発生してから一定時間が経過した後となる。このため、ユーザーは、操作パネル11に表示される内容にPC2へ送信するべきではない内容が含まれているか否かを判断するための時間として、一定時間を確保できる。
[実施の形態および変形例についてのまとめ]
以上説明した本実施の形態において、「通常画面データ」、「セキュリティー画面データ」、「修正画面データ」は、それぞれ、第1の画面情報、第2の画面情報、第3の画面情報に相当する。なお、「セキュリティー画面データ」のうち、操作パネル11に対する操作に基づいて更新されたものについては、第4の画面情報に相当する。
本開示に従った画像処理装置によれば、ユーザーは、操作パネル11に表示された情報のうち、PC2へ送信すべきではないと考えられる情報を、オブジェクト単位で指定することもできれば、操作パネル11に表示された画面の部位を指定することによって指定することもできる。送信すべきでない情報が、オブジェクト単位でなくとも、部位で指定できることにより、ユーザーは、より容易に、そして早期に、当該情報を指定できる。これにより、画像処理装置は、迅速に、セキュリティー画面データを修正するための情報を取得できる。結果として、画像処理装置は、迅速に、セキュリティー画面データを修正し、当該データを遠隔端末へ送信できる。
画像処理装置1における上記部位を指定するための操作は、図4〜図8を参照して説明したような形状を描画する操作の他に、図12に示されるような、フリーハンドの線の描画も含む。図12において、領域151は、修正画面データが表示された画面の一部分である。領域251は、当該修正画面データに対応してPC2において表示された画面の一部分である。画像処理装置1では、領域151に対して、フリーハンドで線151Yが描画されると、これに応じて、セキュリティー画面データが修正され、修正後のセキュリティー画面データがPC2へ送信される。これにより、PC2では、線151Yに対応する領域である、線251Yで示される部分が、「非表示」から「表示」に、状態を変更される。
「表示」/「非表示」を切り替える部位を特定するための入力は、図4〜図8を参照して説明された操作パネル11に対するドラッグ操作の他に、操作パネル11において他の操作に影響のないハードキーに対する操作であっても良いし、操作パネルに表示された画面において部位を特定するためのアイコンに対するタッチ操作であっても良いし、コマンドを呼び出すための操作(スワイプ操作などのジェスチャ操作)であっても良い。
また、PC2へ送信すべきではない情報の指定方法の例として、上記したオブジェクトや操作パネル11における画面の部位の他に、予め送信が禁止される画像のIDを設定しておき、画面に利用される画像のID(利用描画オブジェクト識別ID)を当該設定と比較することを挙げることもできる。ユーザーは、PC2に送信されることを禁止する画像のIDを、予め画像処理装置1に登録しておく。そして、ユーザーは、ハードキーへの操作等により、修正画面データを見ながら、送信を禁止する画像のIDを指定する。これに応じて、CPU13cは、既に生成したセキュリティー画面データにおいて上記のように登録されたIDで特定される画像が使用される場合には、当該画像の部分をダミー画像で覆う等により、セキュリティー画面データを変更する。
また、PC2へ送信すべきではない情報の指定方法の他の例として、画面に使用されるデータの保存場所を指定することもできる。ユーザーは、PC2に送信されることを禁止する情報が保存される場所を予め画像処理装置1に登録しておく。登録される場所は、たとえば、HDD17における、画像処理システムのユーザーのメールアドレスや氏名等の個人情報を保存する記憶領域である。そして、ユーザーは、ハードキーへの操作等により、修正画面データを見ながら、PC2に送信されることを禁止する情報の保存場所を指定する。これに応じて、CPU13cは、既に生成したセキュリティー画面データにおいて上記のように登録された場所から引きされた情報が使用される場合には、当該情報が表示される部分をダミー画像で覆う等により、セキュリティー画面データを変更する。
これにより、特定の記憶領域に格納された情報(たとえば、ユーザーのメールアドレス等の個人情報)のPC2への送信を制御できる。特に、特定の記憶場所が、ユーザー等の秘密情報を含む場合には、有効である。CPU13cは、既に生成したセキュリティー画面データにおいて上記のように登録された場所から引き出された情報が使用されているか否かを判断することは、既に生成したセキュリティー画面データが秘密情報を含むか否かを判断することを意味する。そして、秘密情報を含むと判断すると、CPU13cは、当該秘密情報をダミー画像で多い隠す等によって視認不能になるように、セキュリティー画面データを生成する。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
1 画像処理装置、2 PC、3 ネットワーク、11 操作パネル、11a 入力装置、11b 表示装置、12a ドライブ装置、12b 記録媒体、13 コントローラー、13a ROM、13b RAM、14a インタフェース装置、15 スキャナー、15a 装置、16 プロッター、16a 印刷装置、101 表示部、102 通信部、103 入力イベント受信部、104 制御部、105 画面生成部、106 画面用メモリー、107 表示画面データ処理部、108 記憶部。

Claims (14)

  1. 遠隔端末と画面を共有する画像処理装置であって、
    表示装置と、
    前記画像処理装置についての情報を示す第1の画面情報を生成するように構成された生成手段とを備え、
    前記第1の画面情報は、1以上のオブジェクトを含み、
    前記生成手段は、
    前記第1の画面情報に、前記遠隔端末における表示が不可であるオブジェクトが含まれるかどうかを判断し、当該判断の結果に基づいて、表示が可であるオブジェクトについては第1の画面情報を前記遠隔端末において視認できる情報を生成し、表示が不可であるオブジェクトについては当該第1の画面情報を前記遠隔端末において視認できなくする情報を生成することにより、前記遠隔端末に送信する第2の画面情報を生成し、
    前記第1の画面情報において、前記第1の画面情報に基づいて表示される画面と前記第2の画面情報に基づいて表示される画面との相違点の表示態様が前記第1の画面情報による表示態様から変更された第3の画面情報を生成するように構成され、
    前記第3の画面情報を前記表示装置に表示するように構成されており、
    前記第3の画面情報に対して、前記遠隔端末における表示の可否の表示態様を変更する部位を指定する入力を受け付ける入力手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記入力手段が受け付けた入力に従って前記第2の画面情報を調整することにより、第4の画面情報を生成するように構成されており、
    前記第4の画面情報を前記遠隔端末に送信する送信手段をさらに備える、画像処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記第1の画面情報に含まれるオブジェクトごとに前記遠隔端末における表示の可否を判断する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記オブジェクトごとに前記遠隔端末における表示の可否を指定する情報を格納する記憶装置をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記送信手段は、
    前記第4の画面情報の生成に先立って前記第2の画面情報を前記遠隔端末に送信し、
    前記第2の画面情報の送信から予め定められた時間内に、前記入力手段に、前記第1の画面情報の前記遠隔端末への送信を禁止する情報が入力されなかったことを条件として、前記第1の画面情報を前記遠隔端末に送信する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記送信手段は、前記第1の画面情報を、オブジェクトごとに前記遠隔端末に送信し、
    前記予め定められた時間は、オブジェクトごとに異なる、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記生成手段は、前記遠隔端末における表示を禁止される部位をダミー画像に置き換えることにより、前記第4の画面情報を生成するように構成されている、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記第4の画面情報は、前記入力手段が受け付けた入力によって表示態様を変更される部位の画面情報である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 秘密情報の条件を特定する情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記生成手段は、前記第2の画面情報に含まれる情報が、前記記憶部に記憶される条件に該当するか否かを判断し、当該条件に該当する情報であると判断したときには、当該情報を前記遠隔端末において視認できなくする情報を生成することによって前記第4の画面情報を生成するように構成されている、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記表示装置は、タッチパネルであり、
    前記入力手段は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を受け付け、
    前記生成手段は、前記入力手段が受け付けたタッチ操作の種類に基づいて、前記部位を特定する、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記入力手段は、前記第3の画面情報に対して図形を描く情報の入力を受け付け、
    前記生成手段は、前記入力手段が入力を受け付けた図形に基づいて、前記部位を特定する、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 遠隔端末と画面を共有する画像処理装置のコンピューターによって実行される、当該画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置は、表示装置を備え、
    前記コンピューターが、前記画像処理装置についての情報を示す第1の画面情報を生成するステップを含み、
    前記第1の画面情報は、1以上のオブジェクトを含み、
    前記制御方法は、さらに、
    前記コンピューターが、前記第1の画面情報に、前記遠隔端末における表示が不可であるオブジェクトが含まれるかどうかを判断し、当該判断の結果に基づいて、表示が可であるオブジェクトについては第1の画面情報を前記遠隔端末において視認できる情報を生成し、表示が不可であるオブジェクトについては当該第1の画面情報を前記遠隔端末において視認できなくする情報を生成することにより、前記遠隔端末に送信する第2の画面情報を生成するステップと、
    前記コンピューターが、前記第1の画面情報において、前記第1の画面情報に基づいて表示される画面と前記第2の画面情報に基づいて表示される画面との相違点の表示態様が前記第1の画面情報による表示態様から変更された第3の画面情報を生成するステップ
    と、
    前記コンピューターが、前記第3の画面情報を前記表示装置に表示するステップと、
    前記コンピューターが、前記第3の画面情報に対して、前記遠隔端末における表示の可否の表示態様を変更する部位を指定する入力を受け付けるステップと、
    前記コンピューターが、前記入力に従って前記第2の画面情報を調整することにより、第4の画面情報を生成するステップと、
    前記コンピューターが、前記第4の画面情報を前記遠隔端末に送信するステップとを含む、画像処理装置の制御方法。
  12. 前記第1の画面情報に前記遠隔端末における表示が不可であるオブジェクトが含まれるかどうかの判断は、前記第1の画面情報に含まれるオブジェクトごとに前記遠隔端末における表示の可否を判断することを含む、請求項11に記載の画像処理装置の制御方法。
  13. 遠隔端末と画面を共有する画像処理装置のコンピューターによって実行されるプログラムであって、請求項11または請求項12に記載の制御方法を前記コンピューターに実行させる、プログラム。
  14. 遠隔端末と、当該遠隔端末と画面を共有する画像処理装置とを備える画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    第1の表示装置と、
    前記画像処理装置についての情報を示す第1の画面情報を生成するように構成された生成手段とを含み、
    前記第1の画面情報は、1以上のオブジェクトを含み、
    前記生成手段は、
    前記第1の画面情報に、前記遠隔端末における表示が不可であるオブジェクトが含まれるかどうかを判断し、当該判断の結果に基づいて、表示が可であるオブジェクトについては第1の画面情報を前記遠隔端末において視認できる情報を生成し、表示が不可であるオブジェクトについては当該第1の画面情報を前記遠隔端末において視認できなくする情報を生成することにより、前記遠隔端末に送信する第2の画面情報を生成し、
    前記第1の画面情報において、前記第1の画面情報に基づいて表示される画面と前記第2の画面情報に基づいて表示される画面との相違点の表示態様が前記第1の画面情報による表示態様から変更された第3の画面情報を生成するように構成され、
    前記第3の画面情報を前記第1の表示装置に表示するように構成されており、
    前記画像処理装置は、前記第3の画面情報に対して、前記遠隔端末における表示の可否の表示態様を変更する部位を指定する入力を受け付ける入力手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記入力手段が受け付けた入力に従って前記第2の画面情報を調整することにより、第4の画面情報を生成するように構成されており、
    前記画像処理装置は、前記第4の画面情報を前記遠隔端末に送信する送信手段をさらに備え、
    前記遠隔端末は、前記第4の画面情報を表示する第2の表示装置を含む、画像処理システム。
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