JP2005332072A - データ処理装置、カード型リムーバブル記憶装置及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置、カード型リムーバブル記憶装置及びデータ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 データ処理装置における機能の設定を柔軟に制限することができるようにする。
【解決手段】ICカードがデジタル複合機のICカードスロットに挿入されると、ICカードのプログラム処理部12は、「コピー機能画面のみを表示し、コピー部数以外の入力を禁止する」処理を実行するための画面制御プログラムをプログラム記憶装置36から読み出して実行する。デジタル複合機の機器制御部16は、その実行結果に基づいて、タッチパネルである表示装置45にコピー画面を表示させる。すなわち、デジタル複合機の機器制御部16は、コピー部数のみを設定でき、他の設定項目については、グレー表示にするなどして設定できないようにするコピー画面を表示させる。これにより、デジタル複合機における機能の設定を、ICカード内のプログラムを書き換えるだけで制限できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データ処理装置、カード型リムーバブル記憶装置、データ処理方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、データ処理装置の動作設定を行うために用いて好適なものである。
一般に、デジタル複合機などのデータ処理装置を動作させる際には、ユーザが各種の設定を行うようにしている。
特許文献1には、印刷条件の設定を行うためのメニュー画面を、データ処理装置の表示部(ユーザインタフェース)に表示するための技術が開示されている。具体的に特許文献1には、メニュー画面を表示させるためのテキスト化されたデータをデータ処理装置内に保持しておく。その後、テキスト化されたデータからなるメニュー記述ファイルがデータ処理装置に入力されると、データ処理装置のCPUが、入力されたメニュー記述ファイルを解釈して、前記保持しておいたデータの一部に組み込み、メニュー画面表示用の新たなデータを作成する。そして、この作成したメニュー画面表示用の新たなデータに基づくメニュー画面を表示部(ユーザインタフェース)に表示する。このように、特許文献1に記載の技術では、ユーザが、データ処理装置の新規な機能の設定を容易に行うことができるようにしている。
また、特許文献2には、複数のデータ処理装置のうちの1つを、動作させるデータ処理装置として、ユーザが選択できるようにするための技術が開示されている。具体的に特許文献2には、ホストコンピュータとデータ処理装置とが、ネットワークを介して相互に接続されたシステムについて記載されている。かかるシステムでは、ホストコンピュータが、データ処理装置の種別情報や位置情報を取得して、選択可能なデータ処理装置の一覧を、前記位置情報とともに種別毎に表示装置(ユーザインタフェース)に表示するようにしている。このように、特許文献2に記載の技術では、ユーザが、所望のデータ処理装置を容易に選択することができるようにしている。
特開平9−167061号公報 特開平8−6884号公報
しかしながら、前述した従来の技術では、データ処理装置における機能の設定を柔軟に制限することが困難であった。例えば、特許文献1に記載の技術では、メニュー画面を作成するためのデータをデータ処理装置において生成するようにしている。このため、データ処理装置の機能の一部をユーザに使わせないようにするためのメニュー画面を作成する場合、データ処理装置は、メニュー画面を作成するためのデータを更新する必要がある。したがって、例えば、データ処理装置が提供する機能をユーザによって異ならせるようにする場合、データ処理装置は、メニュー画面を作成するためのデータを、ユーザが異なるたびに更新しなければならない。つまり、個人用のカスタマイズデータは、常にデータ処理装置側で用意しなければならず、機能の変更に素早く対応するのが困難であった。
また、デジタル複合機などのデータ処理装置は、多種多様な機能を有しているため、ユーザが行う設定も複雑になる場合がある。しかしながら、例えば、特許文献1に記載の技術では、ユーザは、所望の設定を行うために、メニュー画面に表示されている複数の項目の1つを選択するなどの操作を繰り返し行わなければならない。このため、データ処理装置における機能を設定するための操作が複雑になる虞があった。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたものであり、データ処理装置における機能の設定を柔軟に制限することができるようにすることを第1の目的とする。
また、データ処理装置における機能を設定するための操作を容易に行えるようにすることを第2の目的とする。
本発明のデータ処理装置は、ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースと、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するためのプログラムが記憶されているカード型リムーバブル記憶装置との間で情報を転送するための接続インタフェースと、前記接続インタフェースに接続されたカード型リムーバブル記憶装置で実行された前記プログラムの実行結果に基づいて、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースと、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するための制御記述データが記憶されているカード型リムーバブル記憶装置との間で情報を転送するための接続インタフェースとを有し、前記ユーザインタフェースは、前記接続インタフェースに接続されたカード型リムーバブル記憶装置に記憶されている前記制御記述データに従った表示を行い、前記制御記述データは、前記ユーザインタフェースにおけるユーザの操作手順に関わるデータを含むことを特徴とする。
本発明のカード型リムーバブル記憶装置は、ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースを有するデータ処理装置との間で情報を転送するための接続インタフェースと、前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するためのプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段に記憶されているプログラムを読み出して実行するプログラム実行手段と、前記プログラム実行手段によるプログラムの実行結果に基づいて、前記データ処理装置に対し、制御指示を行う制御指示手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースを有するデータ処理装置との間で情報を転送するための接続インタフェースと、前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するための制御記述データを記憶する制御記述データ記憶手段と、前記制御記述データ記憶手段に記憶されている制御記述データに従って、前記データ処理装置のユーザインタフェースの表示内容を制御する表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明のデータ処理方法は、ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースを有するデータ処理装置とカード型リムーバブル記憶装置とが接続されたか否かを判定する接続判定ステップと、前記接続判定ステップにより、前記データ処理装置と前記カード型リムーバブル記憶装置とが接続されたと判定された場合に、前記カード型リムーバブル記憶装置が、前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するためのプログラムを実行するプログラム実行ステップと、前記プログラム実行ステップによるプログラムの実行結果に基づいて、前記カード型リムーバブル記憶装置から前記データ処理装置に制御指示を行う制御指示ステップと、前記制御指示ステップによる制御指示に基づいて、前記データ処理装置が、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースを有するデータ処理装置とカード型リムーバブル記憶装置とが接続されたか否かを判定する接続判定ステップと、前記接続判定ステップにより、前記データ処理装置と前記カード型リムーバブル記憶装置とが接続されたと判定された場合に、前記カード型リムーバブル記憶装置が、前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するための制御記述データに従って、前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御する表示制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、前記何れかに記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、データ処理装置とカード型リムーバブル記憶装置とが接続された場合に、前記カード型リムーバブル記憶装置が、前記データ処理装置のユーザインタフェースの表示内容を制御するためのプログラムを実行し、実行した結果に基づいて、前記データ処理装置が、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するようにしたので、カード型リムーバル装置に記憶されているプログラムにより、ユーザインタフェースを用いてユーザが操作することができる内容を制限することができるようになる。これにより、データ処理装置を大幅に変更することなく、データ処理装置の一部又は全部の使用をユーザ毎に容易に制限することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、データ処理装置とカード型リムーバブル記憶装置とが接続された場合に、前記カード型リムーバブル記憶装置が、前記データ処理装置のユーザインタフェースの表示内容を制御するための制御記述データに従って、前記データ処理装置のユーザインタフェースの表示内容を制御するようにしたので、ユーザは、カード型リムーバル記憶装置に記憶されている制御記述データに従った表示に基づいてユーザインタフェースを操作することにより、所望の操作を行うことができる。これにより、データ処理装置を大幅に変更することなく、データ処理装置の操作を容易にサポート(ガイド)することができる。
(第1の実施形態)
次に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、データ処理装置の一形態であるデジタル複合機の構成の一例を示すブロック図である。
図1において、デジタル複合機は、出力装置41と、入力装置42と、中央処理装置43と、記憶装置44と、表示装置45と、入力装置46と、インタフェース装置47とを有している。
入力装置42は、原稿の画像を読み取るための装置である。入力装置42は、例えば、原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像に応じた画像データを生成して、出力装置41や中央処理装置43に出力する。なお、本実施形態では、入力装置42をスキャナとしている。
出力装置41は、画像を形成するための装置である。出力装置41は、例えば、入力装置42で読み取られた画像データに応じた画像を記録紙上に形成する。なお、本実施形態では、出力装置41を、プリンタ、FAX、複写機としている。
中央処理装置(CPU)43は、デジタル複合機における処理動作を統括制御するものである。デジタル複合機におけるソフトウェア処理は、この中央処理装置43と後述する制御プログラムとを用いることにより実現される。
記憶装置44は、中央処理装置43で実行される前記制御プログラムや、各種のデータを記憶したり、中央処理装置43がソフトウェア処理を実行する際のワークエリアとして機能したりする。本実施形態では、記憶装置44をROM及びRAMにより構成するようにしている。
表示装置45は、デジタル複合機における設定等を表示するための装置である。本実施形態では、表示装置45をタッチパネル方式のディスプレイとしている。
入力装置46は、デジタル複合機に対して各種の設定を行う際にユーザにより設定されるユーザインタフェースである。本実施形態では、入力装置46をボタンとしている。なお、前述したように、本実施形態では、表示装置45として、タッチパネル方式のディスプレイを用いているので、表示装置45にも入力装置46としての機能が備わっている。また、入力装置46をボタンにしたが、キーボードやマウスなどであってもよいということは言うまでもない。
インタフェース装置47は、デジタル複合機が外部の装置と通信する際のインタフェースとなるものである。すなわち、デジタル複合機は、このインタフェース装置47を介して外部とデータのやり取りを行う。本実施形態のインタフェース装置47は、カード型リムーバブル記憶装置の一形態であるICカードに記憶されているデータを読み出すことができるICカードスロットを有している。そして、このICカードスロットに、ICカードが差し込まれると、デジタル複合機とICカードとが通信を行い、データのやり取りを行うことができるようになっている。
図3は、ICカードの構成の一例を示すブロック図である。
図3において、ICカードは、中央処理装置35と、プログラム記憶装置36と、データ記憶装置37と、インタフェース装置38とを有している。
中央処理装置(CPU)35は、ICカードにおける処理動作を統括制御するものである。ICカードにおけるソフトウェア処理は、この中央処理装置35と後述する制御プログラムとを用いることにより実現される。
プログラム記憶装置36は、前記制御プログラムを記憶する装置である。本実施形態では、プログラム記憶装置36をROMにより構成するようにしている。
なお、本実施形態では、ICカードに記憶される前記制御プログラムを画面制御プログラムとする。ここで、本実施形態における画面制御プログラムとは、デジタル複合機内の中央処理装置35に用意されているAPI(Application Programming Interface)を用いてタッチパネルに表示される画面の内容の制御を行えるようなプログラムである。
データ記憶装置37は、各種データを記憶する装置である。本実施形態では、データ記憶装置37を不揮発性メモリにより構成するようにしている。データ記憶装置37内のユーザ情報記憶部31は、ユーザIDを記憶する領域である。ユーザデータ記憶部33は、ユーザが所有するクライアントのメールアドレスなどのユーザに固有の宛先データなどを記憶する領域である。この他、図3に示すように、データ記憶装置37に、画面制御プログラムを実行する際に必要なデータなどを記憶する領域であるUIフロー制御情報記憶部32や、画面のデータなどを記憶する領域であるUIリソースデータ記憶部34などを設けるようにしてもよい。
インタフェース装置38は、ICカードが外部の装置と通信する際のインタフェースとなるものである。すなわち、ICカードは、このインタフェース装置38を介してデジタル複合機などとデータのやり取りを行う。前述したように、ICカードは、デジタル複合機のICカードスロットに差し込まれると、インタフェース装置38を介してデジタル複合機と通信を行い、データのやり取りを行うことができるようになっている。
図2は、デジタル複合機とICカードとの機能構成を含むブロック図である。なお、図2において、図1及び図3に示したものと同一の部分については、図1及び図3に付した符号と同一の符号を付している。
図2において、ICカードに設けられている中央処理装置35は、機器制御指令部11と、プログラム処理部12とを有している。
プログラム処理部12は、プログラム記憶装置36に記憶されている前記制御プログラムを実行する。
機器制御指令部11は、プログラム処理部12による前記制御プログラムの実行結果に従って、デジタル複合機の機能を制御するための制御指令を、デジタル複合機に発信する。
デジタル複合機の中央処理装置43は、機器制御部16とユーザ認証部15とを有している。
機器制御部16は、表示装置45に設けられているタッチパネルの表示に従ってユーザにより指定された処理を実現すべく、入力装置42や出力装置41を制御する。具体的に説明すると、機器制御部16がユーザによる指定に基づいて出力装置41を制御することにより、コピー機能、プリント機能、電子メール送信機能、及びFAX送信機能などが実現される。また、機器制御部16がユーザによる指定に基づいて入力装置42を制御することにより、スキャン機能などが実現される。
ユーザ認証部15は、表示装置45に設けられているタッチパネルのユーザによる操作に基づいて入力されたユーザ情報、またはカード型リムーバル記憶装置として用いられるICカードから入力されたユーザ情報によって、個人認証を行う。
(第1の動作例)
まず、図4のフローチャートを参照しながら、ICカードを用いてデジタル複合機の使用を制限する際の第1の動作例について説明する。なお、ここでは、「コピー機能画面のみを表示し、コピー部数以外の入力を禁止する」処理を実行するための画面制御プログラムが、ICカードに記憶されている場合を例に挙げて説明する。
まず、ICカードの機器制御指令部11は、ユーザによりICカードがデジタル複合機のICカードスロットに挿入されたかどうかを判定する(ステップ51)。そして、ICカードがICカードスロットに挿入されたと判定されると、ICカードのプログラム処理部12は、前記「コピー機能画面のみを表示し、コピー部数以外の入力を禁止する」処理を実行するための画面制御プログラムをプログラム記憶装置36から読み出し、読み出した画面制御プログラムを実行する(ステップ52)。
前述したように、この画面制御プログラムは、デジタル複合機の機器制御部16に用意されるAPIを直接呼び出すプログラムである。このため、前記画面制御プログラムが実行されると、このAPIが呼び出され、このAPIに基づいて、デジタル複合機の機器制御部16は、タッチパネルである表示装置45にコピー画面を表示させる。そして、デジタル複合機の機器制御部16は、前記表示させたコピー画面に従ってユーザにより入力された部数のコピーを出力装置41に行わせる(ステップ53)。
このコピー画面では、コピー部数のみをユーザが入力できるようになっており、他の設定項目については、グレー表示にするなどして設定できないようになっている。つまり、このICカードを用いれば、カードの所有者に対してのデジタル複合機の使用制限を、ICカード内のプログラムを書き換えるだけで実現することが可能になる。
(第2の動作例)
次に、図5のフローチャートを参照しながら、ICカードを用いてデジタル複合機の使用を制限する際の第2の動作例について説明する。なお、ここでは、ICカードは、複数の画面制御プログラムを記録することが可能であるものとする。また、「コピー機能画面のみを表示し、コピー部数以外の入力を禁止する」処理を実行するための画面制御プログラムと、「ある特定のアドレスにのみ電子メールの送信を可能にする」処理を実行するための画面制御プログラムとが、ICカードに記憶されている場合を例に挙げて説明する。
まず、ICカードの機器制御指令部11は、ユーザによりICカードがデジタル複合機のICカードスロットに挿入されたかどうかを判定する(ステップ61)。そして、ICカードがICカードスロットに挿入されたと判定されると、デジタル複合機の機器制御部16は、ICカードの機器制御指令部11からの指令に基づいて、前記2つの画面制御プログラムの一覧を、選択可能なリストとして、タッチパネルである表示装置45に表示させる(ステップ62)。このステップ62における制御も、機器制御部16に用意されているAPIを呼び出す形で実現される。なお、本実施形態では、前記2つの画面制御プログラムの一覧として、前記2つの画面制御プログラムで実現される機能の一覧を表示させるようにしている。
そして、デジタル複合機の機器制御部16は、ユーザによるタッチパネルの操作に基づいて、前記2つの画面制御プログラムのどちらかが選択されるまで待機し(ステップ63)、前記2つの画面制御プログラムのどちらかが選択されれば、デジタル複合機の機器制御部16は、前記選択された画面制御プログラムをICカードに伝える。
そして、例えば、ユーザが「ある特定のアドレスにのみ電子メールの送信を可能にする」処理を実行するための画面制御プログラムを選択したとすると、ICカードのプログラム処理部12は、この画面制御プログラムをプログラム記憶装置36から読み出して実行する(ステップ64)。
前述したように、この画面制御プログラムは、デジタル複合機の機器制御部16に用意されるAPIを直接呼び出すプログラムである。このため、前記画面制御プログラムが実行されると、このAPIが呼び出され、このAPIに基づいて、デジタル複合機の機器制御部16は、タッチパネルである表示装置45に電子メール送信画面を表示させる。この電子メール送信画面では、前記画面制御プログラムの制御に従って、限定したアドレスにのみ電子メールを送信することが可能であることを表示する。そして、デジタル複合機の機器制御部16は、前記表示させた電子メール送信画面に従ってユーザにより入力された内容に基づいて、電子メールを特定のアドレスに送信させる処理を出力装置41に行わせる(ステップ65)。
そして、機器制御指令部11は、デジタル複合機のICカードスロットからICカードがはずされたかどうかを判定し(ステップ66)、はずされるまでステップ62〜S66の処理を繰り返し行う。
このように複数の画面制御プログラムをICカードに記憶させ、記憶させた複数の画面制御プログラムの何れかを、ユーザの好みに合わせて呼び出すことにより、柔軟性を保ちつつデジタル複合機の使用制限を行うことが可能となる。
(第3の動作例)
次に、図6のフローチャートを参照しながら、ICカードを用いてデジタル複合機の使用を制限する際の第3の動作例について説明する。この例では、前述した第2の動作例に対して、ユーザ認証の概念を追加している。
まず、ICカードの中央処理装置35は、ユーザIDとして表現されたユーザ情報を、データ記憶装置37内のユーザ情報記憶部31に記憶させる(ステップ71)。
次に、「コピー機能画面のみを表示して、コピー部数以外の入力を禁止する」処理を実行するための画面制御プログラムを、プログラム記憶装置36に記憶させる(ステップ72)。なお、ステップ71、72における記憶動作は、例えば、パーソナルコンピュータのキーボードなどを用いてユーザにより入力されたIDを、ICカードに記憶させるようにすることで実現することができる。
次に、ICカードの機器制御指令部11は、ユーザによりICカードがデジタル複合機のICカードスロットに挿入されたかどうかを判定する(ステップ73)。そして、ICカードがICカードスロットに挿入されたと判定されると、デジタル複合機のユーザ認証部15は、前記ユーザ情報と、デジタル複合機に登録されている認証情報とを照合してユーザの認証(個人認証処理)を行う(ステップ74)。
ユーザが認証されなかった場合(ステップ75でNOの場合)、デジタル複合機の中央処理装置43は、ユーザが認証されなかったことを示す認証エラー画面を、表示装置45に表示させるなどの認証エラー処理を実行して処理を終了する(ステップ78)。すなわち、ユーザが認証されなかった場合には、画面制御プログラムは実行されることなく処理は終了する。
一方、ユーザが認証された場合(ステップ75でYESの場合)、ICカード内のプログラム処理部12は、前記「コピー機能画面のみを表示して、コピー部数以外の入力を禁止する」処理を実行するための画面制御プログラムをプログラム部35から読み出して実行する(ステップ76)。
前述したように、この画面制御プログラムは、デジタル複合機の機器制御部16に用意されるAPIを直接呼び出すプログラムである。このため、前記画面制御プログラムが実行されると、このAPIが呼び出され、このAPIに基づいて、デジタル複合機の機器制御部16は、タッチパネルである表示装置45にコピー画面を表示させる。そして、デジタル複合機の機器制御部16は、前記表示させたコピー画面に従ってユーザにより入力された部数のコピーを出力装置41に行わせる(ステップ77)。
なお、前述した第1の動作例と同様に、このコピー画面では、コピー部数のみをユーザが入力できるようになっており、他の設定項目については、グレー表示にするなどして設定することができないようになっている。
このように、ユーザの認証を行った後に、コピー部数のみを入力できるコピー画面を表示するようにしたので、ICカードの所有者に対してのデジタル複合機の使用制限をより確実に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、カード型リムーバブル記憶装置内に記憶された機器制御記述データを用いて、データ処理装置の一例であるデジタル複合機を制御する場合について説明する。前述した第1の実施形態では、ICカードからの指示に基づいて、デジタル複合機が表示の制御を行うようにしたが、本実施形態では、前記表示の制御をICカードが行うようにしている。このように、本実施形態と、前述した第1の実施形態とは、ソフトウェアの処理が異なるだけであるので、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図6に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
本実施形態では、「画面制御プログラムで制御」するのではなく、「機器制御記述で制御」することが特徴である。ここで、機器制御記述とは、機器の制御フローに結びつけられたデータであり、そのデータに記述された通りに機器を制御するためのものである。機器制御記述データとしては、様々な形態が考えられるが、ここでは、タッチパネルの画面を制御するための画面制御記述データを例に挙げて説明を行う。
ここで、画面制御とは、デジタル複合機のタッチパネルに表示される画像の制御であり、画像データの表示順番、表示・消去のタイミング、及び表示項目の選択など、画面表示に関する全ての事柄に関する制御を含む。
また、ここでは、画面制御記述データを、文字列とする。この文字列は、例えば、XML(extensible markup language)で表記され、ある単語、タグなどが意味を持って制御記述を表現するものであるとする。表記の方法は、特に限定しないが、一般的に人間が見て簡単に意味内容を判断でき、記述できる表記を用いるようにするのが好ましい。入力及び管理が簡単になるという効果が得られるからである。
「画面制御記述データ」の一例を以下の表1示す。ここで、画面制御記述データは、テキストなどで記述された、画面の遷移を決定する記述データを指す。
Figure 2005332072
表1において、「画面名」は実際に表示される各々の画面を示す。「画像データ」はその各々の画面を表示するための画像データもしくは描画データを示す。「画面ID」は画面制御記述の表記を表す。具体的に、コピー基本画面に対する画面IDをC1、コピー応用モード設定画面に対する画面IDをC2、電子メール送信基本画面に対する画面IDをS1、送信宛先設定画面に対する画面IDをS2、電子メール送信スキャン設定画面に対する画面IDをS3等と定義している。
また、画面制御記述には、画面制御のためにいくつかのコマンドが用意される。その一例を以下の表2に示す。
Figure 2005332072
本実施形態の画面制御記述では、各コマンドを()でくくって表記するものとする。また、コマンド間に画面IDを表記し、その画面IDの画面データから画面を表示させるようにする。画面制御記述の実際の表記例を以下に示す。
「C1(3)C2(Action Wait)C1(Start Wait)S1(3)S2(Action Wait)(Auto Start)(logout)」
なお、このような画面制御記述は、ICカードのデータ記憶装置37内の画面制御記述記憶部23に記憶される(図7を参照)。また、画面を生成するためのデータも、データ記憶装置37内に記憶される。
ICカードの中央処理装置35内の画面制御記述解析部22は、画面制御記述記憶部23に記憶されている画面記述を解析する。そして、ICカードの中央処理装置35内の表示制御部21は、画面制御記述解析部22における解析結果に基づいて、デジタル複合機の表示装置45に画面を表示させる。
前記画面制御記述の表記例では、(3)は3秒待つことを表し、(Action Wait)はユーザからの入力待ちを表す。最初の「C1」はコピー基本画面の画面IDである。つまり、コピー基本画面の表示指示を表す。この表示指示は、画面データCopy1000をロードし、ロードした画面データに基づいて、デジタル複合機のタッチパネル(表示装置45)にコピー基本画面を表示させる指示である。
前記画面制御記述の表記例を解析すると、以下のようになる。
「コピー基本画面を3秒表示して、コピー応用モード設定画面を表示する。そして、ユーザによりモードが入力された後に、コピー基本画面を表示し、ユーザによりスタートキーのみの入力を待つ。スタートキーが押されコピーが動作したら、電子メール送信基本画面を表示し、3秒後に送信宛先設定画面を表示する。そして、送信宛先設定画面を用いたユーザによる送信宛先の入力が完了した後に、電子メールを自動的に送信して、ログオフする」。
このようにすると、ユーザは、前記画面制御記述に記述された内容の画面や、設定内容だけにアクセスすることができ、一連の作業はこの操作に従っていけばよい。また、こうすることによって、ユーザに他の操作をさせない制御も可能となる。
(第1の動作例)
次に、図8のフローチャートを参照しながら、画面制御記述に従って画面制御を行う際の第1の動作例について説明する。
まず、ICカードの中央処理装置35は、ICカードのユーザ情報と、画面制御記述データとを入力し、入力したユーザ情報をユーザ情報記憶部31に記憶させるとともに、画面制御記述データを画面制御記述記憶部23に記憶させる(ステップ81、S82)。なお、ここでは、「C1(3)C2(Action Wait)C1(Start Wait)(logout)」という画面制御記述データを入力したとする。
ICカードの中央処理装置35は、ユーザによりICカードがデジタル複合機のICカードスロットに挿入されたかどうかを判定する(ステップ83)。そして、ICカードがICカードスロットに挿入されたと判定されると、画面制御記述解析部22は、それを検知し、前記画面制御記述データを画面制御記述記憶部23から読み出して解析を行う(ステップ84)。
画面制御記述解析部22の解析により、「コピー基本画面」、「コピー応用モード設定画面」が使用されることととなり、画面データCopy1000、Copy2000が表示用に用意される。
この画面制御記述の解析を受け、表示制御部21は、まず画面ID「C1」の記述により画面データCopy1000をロードし、デジタル複合機のタッチパネル(表示装置45)にコピー基本画面を表示する(ステップ85)。これにより、ユーザはコピー基本画面へアクセスすることが可能となる。
ここで、例えば、ユーザが、コピー以外の機能を呼び出すために、例えば「電子メール送信機能呼び出しボタン」を押したとする。この場合、この電子メール送信機能呼び出しボタンの操作に基づく画面の表示指示は、画面制御記述上のこのタイミングには存在しない。このため、画面の切り替えを行わない(ステップ86のNO)。なお、画面を制御させないための方法(画面の切り替えを行わないための方法)としては、「ボタンをグレー表示して押させない」、「ボタンは押させるがエラーメッセージを表示して禁止する」、「必要なボタン以外表示しない」などの全ての方法を含む。
そして、表示制御部21は、画面制御記述解析部22の解析結果に従って、画面制御記述における全ての記述に対する処理を行ったか否かを判定する(ステップ87)。この判定の結果、全ての記述に対する処理を行った場合には、表示制御部21は、画面制御の処理を終了させる。一方、全ての記述に対する処理を行っていない場合には、表示制御部21は、前回処理した記述の次の記述を選択し(ステップ88)、その選択した記述に基づく画面制御を行う(ステップ85)。
前記画面制御記述の例では、画像ID「C1」の次に(3)と、画像ID「C2」とが表記されているので、表示制御部21は、「コピー基本画面」を3秒間表示した後、画面制御記述解析部22の解析結果に従って、「コピー応用モード設定画面」を、デジタル複合機のタッチパネル(表示装置45)に表示させる(ステップ85〜S88)。
さらに、前記画面制御記述の例では、画面ID「C2」の次にコマンド(Action Wait)が表記されているので、コピー応用モード設定画面に対するユーザの入力操作の終了を待つ。ユーザの入力操作が終了すると、表示制御部21は、画面制御記述解析部22の解析結果(コマンド(Action Wait)に続く画像ID「C1」)に従って、「コピー基本画面」をデジタル複合機のタッチパネル(表示装置45)に再び表示させる(ステップ85〜S88)。
次に、表示制御部21は、画面制御記述解析部22の解析結果(画像ID「C1」に続くコマンド(Start Wait))に従って、ユーザによるスタートキーの入力操作を待つ(ステップ85)。そして、スタートキーが押されると、データ処理部28は、コピー動作を出力装置41に実行させる。また、前記画面制御記述に表記されているコマンド(logout)により、自動的にユーザはログアウトされることとなる。ここまでで前記画面制御記述は終了であり、前述したように、画面制御の一連の処理が終了する(ステップ87のYES)。
このように、画面制御記述により、画面を遷移させるための記述を厳密に行うことによって、入力すべき画面に自動的に遷移させることができ、ユーザが行う入力操作をサポートすることができる。
また、画面を遷移させるための記述を厳密に設定することによって、記述された内容以外の入力を禁止することができる。これにより、特定のユーザに対してデジタル複合機の特定の動作の使用をICカードによって制限することが可能となり、セキュリティーの強化に繋がる。
(第2の動作例)
次に、図9のフローチャートを参照しながら、画面制御記述に従って画面制御を行う際の第2の動作例について説明する。この例では、前述した第1の動作例に対して、ユーザ認証を追加している。なお、ここでは、デジタル複合機内のユーザ認証部aに対して、デジタル複合機へのアクセスを可能とするユーザAとユーザBとを登録した場合を例に挙げて説明する。
まず、まず、ICカードの中央処理装置35は、ICカードのユーザ情報と、画面制御記述データとを入力し、入力したユーザ情報をユーザ情報記憶部31に記憶させるとともに、画面制御記述データを画面制御記述記憶部23に記憶させる(ステッ91、S92)。なお、ここでは、「C1(3)C2(Action Wait)C1(Start Wait)(logout)」という画面制御記述データを入力したとする。
ICカードの中央処理装置35は、ユーザによりICカードがデジタル複合機のICカードスロットに挿入されたかどうかを判定する(ステップ93)。そして、ICカードがICカードスロットに挿入されたと判定されると、デジタル複合機のユーザ認証部15は、前記ユーザ情報と、デジタル複合機に登録されている認証情報とを照合してユーザが認証されたか否かを判定する(ステップ94)。
ここで、ユーザCを使用者としたICカードが、ICカードスロットに挿入された場合、前記デジタル複合機のユーザ認証部15にはユーザAとユーザBは登録されているが、ユーザCは登録されていない。これを受け、ユーザCのアクセスを拒否することとなる(ステップ101)。具体的には、例えば、デジタル複合機の中央処理装置43は、ユーザが認証されなかったことを示す認証エラー画面を、表示装置45に表示させるなどの認証エラー処理を実行して処理を終了する。これにより、認証を受けられないユーザのアクセスを排除できる。
一方、ユーザA又はユーザBを使用者としたICカードが、ICカードスロットに挿入された場合には、ICカードの中央処理装置35は、ユーザA又はユーザBのログイン処理を行う(ステップ95)。そして、前述した図8のステップ84〜88と同様に、前記画面制御記述に従った画面制御を行う(ステップ96〜100)。
このように、ユーザの認証を行った後に、画面制御記述に従った画面制御を行うようにしたので、ICカードの所有者に対してのデジタル複合機の使用制限をより確実に行うことができる。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示し、デジタル複合機の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、デジタル複合機とICカードとの機能構成を含むブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ICカードの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ICカードを用いてデジタル複合機の使用を制限する際の第1の動作例について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、ICカードを用いてデジタル複合機の使用を制限する際の第2の動作例について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、ICカードを用いてデジタル複合機の使用を制限する際の第3の動作例について説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示し、デジタル複合機とICカードとの機能構成を含むブロック図である。 本発明の第2の実施形態を示し、画面制御記述に従って画面制御を行う際の第1の動作例について説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示し、画面制御記述に従って画面制御を行う際の第2の動作例について説明するフローチャートである。
符号の説明
11 機器制御指令部
12 プログラム処理部
15 ユーザ認証部
16 機器制御部
21 表示制御部
22 画面制御記述解析部
23 画面制御記述記憶部
31 ユーザ情報記憶部
35、43 中央処理装置
36 プログラム記憶装置
37 データ記憶装置
38、47 インタフェース装置
41 出力装置
42 入力装置
45 表示装置
46 入力装置

Claims (20)

  1. ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースと、
    前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するためのプログラムが記憶されているカード型リムーバブル記憶装置との間で情報を転送するための接続インタフェースと、
    前記接続インタフェースに接続されたカード型リムーバブル記憶装置で実行された前記プログラムの実行結果に基づいて、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御する制御手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記カード型リムーバブル記憶装置に記憶されているプログラムで実現される機能の一覧を、前記カード型リムーバル記憶装置から取得して、前記ユーザインタフェースに表示する表示手段を有し、
    前記制御手段は、前記表示手段によりユーザインタフェースに表示された機能の一覧の中からユーザにより選択された機能に基づくプログラムの実行結果に基づいて、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記接続インタフェースに接続されたカード型リムーバブル記憶装置に記憶されているユーザ情報を用いて、ユーザの認証を行うユーザ認証手段を有し、
    前記制御手段は、前記ユーザ認証手段によりユーザが認証された場合に限り、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースと、
    前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するための制御記述データが記憶されているカード型リムーバブル記憶装置との間で情報を転送するための接続インタフェースとを有し、
    前記ユーザインタフェースは、前記接続インタフェースに接続されたカード型リムーバブル記憶装置に記憶されている前記制御記述データに従った表示を行い、
    前記制御記述データは、前記ユーザインタフェースにおけるユーザの操作手順に関わるデータを含むことを特徴とするデータ処理装置。
  5. 前記接続インタフェースに接続されたカード型リムーバブル記憶装置に記憶されているユーザ情報を用いて、ユーザの認証を行うユーザ認証手段を有し、
    前記ユーザインタフェースは、前記ユーザ認証手段によりユーザが認証された場合に限り、前記制御記述データに従った表示を行うことを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記ユーザインタフェースの表示内容に従ってユーザにより入力された内容に基づいて、画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  7. ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースを有するデータ処理装置との間で情報を転送するための接続インタフェースと、
    前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するためのプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    前記プログラム記憶手段に記憶されているプログラムを読み出して実行するプログラム実行手段と、
    前記プログラム実行手段によるプログラムの実行結果に基づいて、前記データ処理装置に対し、制御指示を行う制御指示手段とを有することを特徴とするカード型リムーバブル記憶装置。
  8. 前記データ処理装置が前記接続インタフェースに接続されたか否かを判定する接続判定手段を有し、
    前記プログラム実行手段は、前記接続判定手段により、前記データ処理装置が前記接続インタフェースに接続されたと判定された場合に、前記プログラム記憶手段に記憶されたプログラムを実行することを特徴とする請求項7に記載のカード型リムーバブル記憶装置。
  9. 前記接続判定手段により、前記データ処理装置が前記接続インタフェースに接続されたと判定された場合に、前記プログラム記憶手段に記憶されたプログラムで実現される機能の一覧を、前記データ処理装置に提供する機能提供手段を有し、
    前記プログラム実行手段は、前記機能提供手段により提供された機能の一覧の中から、前記データ処理装置のユーザインタフェースを用いてユーザにより選択された機能に基づくプログラムを、前記プログラム記憶手段から読み出して実行することを特徴とする請求項8に記載のカード型リムーバブル記憶装置。
  10. ユーザを特定するためのユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記接続判定手段により、前記データ処理装置が前記接続インタフェースに接続されたと判定された場合に、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報を、前記データ処理装置に提供するユーザ情報提供手段とを有し、
    前記プログラム実行手段は、前記ユーザ情報提供手段により提供されたユーザ情報を用いて前記データ処理装置によりユーザが認証された場合に限り、前記プログラム記憶手段に記憶されているプログラムを読み出して実行することを特徴とする請求項8に記載のカード型リムーバブル記憶装置。
  11. 前記プログラムは、前記ユーザインタフェースを用いてユーザにより行われる操作を制限するためのプログラムであることを特徴とする請求項7〜10の何れか1項に記載のカード型リムーバブル記憶装置。
  12. ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースを有するデータ処理装置との間で情報を転送するための接続インタフェースと、
    前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するための制御記述データを記憶する制御記述データ記憶手段と、
    前記制御記述データ記憶手段に記憶されている制御記述データに従って、前記データ処理装置のユーザインタフェースの表示内容を制御する表示制御手段とを有することを特徴とするカード型リムーバブル記憶装置。
  13. 前記データ処理装置が前記接続インタフェースに接続されたか否かを判定する接続判定手段と、
    ユーザを特定するためのユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記接続判定手段により、前記データ処理装置が前記接続インタフェースに接続されたと判定された場合に、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報を、前記データ処理装置に提供するユーザ情報提供手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記ユーザ情報提供手段により提供されたユーザ情報を用いて前記データ処理装置によりユーザが認証された場合に限り、前記データ処理装置のユーザインタフェースの表示内容を制御する請求項12に記載のカード型リムーバブル記憶装置。
  14. 前記制御記述データは、前記ユーザインタフェースに表示する画面、前記画面を表示及び消去する順番、及び前記画面を表示及び消去するタイミングを含む情報が記述されたデータであることを特徴とする請求項12又は13に記載のカード型リムーバブル記憶装置。
  15. ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースを有するデータ処理装置とカード型リムーバブル記憶装置とが接続されたか否かを判定する接続判定ステップと、
    前記接続判定ステップにより、前記データ処理装置と前記カード型リムーバブル記憶装置とが接続されたと判定された場合に、前記カード型リムーバブル記憶装置が、前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するためのプログラムを実行するプログラム実行ステップと、
    前記プログラム実行ステップによるプログラムの実行結果に基づいて、前記カード型リムーバブル記憶装置から前記データ処理装置に制御指示を行う制御指示ステップと、
    前記制御指示ステップによる制御指示に基づいて、前記データ処理装置が、前記ユーザインタフェースの表示内容を制御する制御ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。
  16. 前記接続判定ステップにより、前記データ処理装置と前記カード型リムーバブル記憶装置とが接続されたと判定された場合に、前記プログラムで実現される機能の一覧を、前記カード型リムーバブル記憶装置から前記データ処理装置に提供する機能提供ステップと、
    前記機能提供ステップにより提供された機能の一覧を、前記ユーザインタフェースに表示する表示ステップとを有し、
    前記プログラム実行ステップは、前記表示ステップにより表示された機能の一覧の中からユーザにより選択された機能に基づくプログラムを実行することを特徴とする請求項15に記載のデータ処理方法。
  17. 前記接続判定ステップにより、前記データ処理装置と前記カード型リムーバブル記憶装置とが接続されたと判定された場合に、ユーザを特定するためのユーザ情報を、前記カード型リムーバブル記憶装置から前記データ処理装置に提供するユーザ情報提供ステップと、
    前記ユーザ情報提供ステップにより提供されたユーザ情報を用いて、前記データ処理装置が、ユーザの認証を行う認証ステップとを有し、
    前記プログラム実行ステップは、前記認証ステップによりユーザが認証された場合に限り、前記プログラムを実行することを特徴とする請求項15に記載のデータ処理方法。
  18. ユーザに情報を提供するために当該情報を表示するユーザインタフェースを有するデータ処理装置とカード型リムーバブル記憶装置とが接続されたか否かを判定する接続判定ステップと、
    前記接続判定ステップにより、前記データ処理装置と前記カード型リムーバブル記憶装置とが接続されたと判定された場合に、前記カード型リムーバブル記憶装置が、前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御するための制御記述データに従って、前記データ処理装置の前記ユーザインタフェースの表示内容を制御する表示制御ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。
  19. 前記接続判定ステップにより、前記データ処理装置が前記接続インタフェースに接続されたと判定された場合に、ユーザを特定するためのユーザ情報を、前記カード型リムーバブル記憶装置から前記データ処理装置に提供するユーザ情報提供ステップと、
    前記ユーザ情報提供ステップにより提供されたユーザ情報を用いて、前記データ処理装置が、ユーザの認証を行う認証ステップとを有し、
    前記表示制御ステップは、前記認証ステップによりユーザが認証された場合に限り、前記データ処理装置のユーザインタフェースの表示内容を制御することを特徴とする請求項18に記載のデータ処理方法。
  20. 前記請求項15〜19の何れか1項に記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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