JP4656534B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
従来から、ユーザの認証や承認を行うアクセス制御機能と、ある機能を実行した時の実行ログを取得するログ取得機能と、印刷枚数等により料金を課す課金機能とを備える複合機が普及している。ここで課金機能は、上記アクセス制御機能と上記ログ取得機能の両方の機能を兼ね備えている。かかる複合機では、システム設定画面を操作することにより、上記各機能に関して、その有効・無効の設定を個別に行うことができた(特許文献1参照)。
特開平05−85015号公報
しかしながら、上記従来の複合機において、課金機能を有効にしたまま何らかの事情でログ取得を禁止させたい場合が発生したとする。かかる場合に管理者が、ログ取得機能を無効に設定したとしても、この無効設定は、ユーザによるログ取得要求には何ら禁止効力を発揮せず、ユーザの混乱を招くという解決すべき課題が残されていた。なぜならば、上記のように課金機能はアクセス制御機能及びログ取得機能双方を兼ね備えているため、ログ取得機能の無効設定は課金機能の有効設定までには及ばないためである。
本発明は、複数の設定項目の中から所望する設定項目についての有効、無効の設定の切り替えが可能な画像形成装置であって、前記設定項目は、第1機能項目と、該第1機能項目が有効されると所定の設定なる第2機能項目を有し、前記第1機能項目が有効されると、前記第2機能項目が前記所定の設定になる前に該第2機能項目に設定されている有効、無効いずれかの設定状態を上書き保存する設定項目保存手段と、前記第1機能項目が有効にされた後に無効に変更されると、前記第2機能項目を前記保存された設定状態に復帰させる設定項目復帰手段とを備えることを主要な特徴とする
第1機能項目が有効とされると、該有効設定時における第2機能項目の設定状態を保存する設定項目保存手段と、第1機能項目が無効とされると、第2機能項目は保存された設定状態に復帰させる設定項目復帰手段とを備えるので操作パネルの操作性を向上させるとともに、操作者の混乱を防ぐという効果を得る。
以下、本発明の一実施形態を図を用いて詳細に説明する。
(構成)の説明
図1は、実施例1のプリンタ、スキャナ、ファクシミリ等を備えた複合機の構成を説明するための機能ブロック図である。
図に示すように、実施例1の複合機101は、操作パネル102と、認証制御部103と、暗証番号比較部104と、暗証番号管理部105と、不揮発性メモリ106と、処理設定部107と、処理実行部108と、印刷実行部109と、スキャン実行部110と、ファックス実行部111と、ログ格納部112と、ログ取得部113と、パスワード比較部114と、パスワード管理部115、パラメータ管理部116と、操作パネル制御部117と、表示文字列管理部118とを備える。
操作パネル102は、ユーザまたは管理者(以下両者を含む場合は操作者と記す)による処理の設定や暗証番号等の入力を受け入れる操作盤である。ここで操作パネルの概要について説明する。
図2は、操作パネルの外観構成図である。
操作パネル102は、英数字、または記号を入力するボタン201〜ボタン212と、上カーソルキー213、右カーソルキー214、下カーソルキー215、および左カーソルキー216と、決定を入力するEnterキー217と、表示画面218と、ジョブをキャンセルするボタン219と、ジョブを起動させるボタン220からなる。以下図1に戻って実施例1の複合機101の構成についての説明を続ける。
認証制御部103は、暗証番号やパスワードによる操作者の個人認証を制御する部分である。暗証番号比較部104は操作者が操作パネル102を介して入力した暗証番号を暗証番号管理部105に予め格納されている登録暗証番号と比較し、操作者の認証を行う部分である。暗証番号管理部105は、複合機101に登録された暗証番号を格納し管理する部分である。
不揮発性メモリ106は、操作者の要求に基づいて複合機101が各機能を実行したときのログを記憶する不揮発性のメモリである。処理設定部107は、操作者によって操作パネル102を介して受け入れた処理の設定を行う部分である。処理実行部108は処理設定部107の設定結果に基づいて処理を選択する部分である。印刷実行部109は印刷処理を実行する部分である。スキャン実行部110は、スキャン処理を実行する部分である。ファックス実行部111は、ファックス処理を実行する部分である。
ログ格納部112は、印刷実行部109またはスキャン実行部110またはファックス実行部111が実行したときのログを不揮発性メモリ106に格納する部分である。ログ取得部113は、不揮発性メモリ106に格納されたログを取得する部分である。パスワード比較部114は、操作者が操作パネル102を介して入力したパスワードをパスワード管理部115に予め格納されているパスワードと比較し、操作者の認証を行う部分である。パスワード管理部115は、複合機101に登録されたパスワードを格納し管理する部分である。パラメータ管理部116は、課金機能の有効・無効、アクセス制御の有効・無効、ログ取得機能の有効・無効を表すパラメータを管理する部分である。一例として通常、内部に各制御項目毎に有効・無効を表示するフラグを有している。
操作パネル制御部117は、パラメータ管理部116が管理するパラメータを用いて、操作パネル102に各種の表示を行って、課金機能、アクセス制御機能、及びログ取得機能を制御する部分である。各種の表示は、表示文字列管理部118に予め格納されている文字列を取得して構成される。更に、操作パネル制御部117の内部に、モードON−OFF判断手段117aと、モード表示停止手段117bと、モード状態保存手段117cと、モード状態復帰手段117dとを有し、上記「発明が解決しようとする課題」に対処する部分である。
ここで、モードON−OFF判断手段117aは、パラメータ管理部116が有するフラグを監視し、現状における各種モードの有効・無効を判断する手段である。モード表示停止手段117bは、現状における課金機能が有効である場合に、後述する管理者メニューのシステムセットアップ時にアクセス制御モードとログ取得モードの表示を停止させる手段である。モード状態保存手段117cは、後述する管理者メニューのシステムセットアップ時に課金機能を有効にした場合に、その直前におけるアクセス制御モードとログ取得モードの状態を保存する手段である。この保存は、一例として複合機101に備える図示しないRAMに各項目毎のフラグ状態が保存される。あるいは又、不揮発性メモリ106に書き込み保存しても良い。モード状態復帰手段117dは、上記のように管理者メニューのシステムセットアップ時に有効にされた課金機能が再び無効にされたときに、課金機能が有効にされる直前におけるアクセス制御モードとログ取得モードの状態を復帰させる手段である。
表示文字列管理部118は、操作パネル102に表示する文字列を管理する部分である。以下に、操作パネル制御部117が操作パネル102に表示する各種表示画面の内容について詳細に説明する。
図3は、課金機能、及びアクセス制御機能が無効の場合の表示画面説明図である。
図の機能選択画面301a、301b、301c、および301dは、操作パネル制御部117によって操作パネル102に表示される機能選択画面である。操作者が上カーソルキー213(図2)、または下カーソルキー215(図2)を押下し実行したい機能にカーソルを合わせ、右カーソルキー214(図2)を押下し機能を選択する。また、機能選択画面に表示されている「メニュー」にカーソルを合わせ、右カーソルキー214(図2)を押下することで、各機能の設定を行うメニュー画面305aが表示される。
コピー画面302は、コピー設定画面で、コピーの各設定を行うことができる。コピーを実行したい場合は、コピー画面302でボタン220(図2)を押下することで、コピーを実行することができる。スキャン画面303は、スキャン設定画面で、スキャンの各設定を行うことができる。スキャンを実行したい場合は、スキャン画面303でボタン220(図2)を押下することで、スキャンを実行することができる。ファックス画面304は、ファックス設定画面で、ファックスの各設定を行うことができる。ファックスを実行したい場合は、ファックス画面304でボタン220(図2)を押下することで、ファックスを実行することができる。
図4は、管理者メニュー選択時の表示画面説明図である。
この図は、メニュー画面305bで「管理者メニュー」を選択したときの操作パネル102(図1)の表示画面218に表示される各画面の外観図である。
パスワード入力画面401は、複合機101を使用するユーザが管理者かどうかを認証する際に表示される。「パスワードを入力してください」というプロンプトを表示し、ユーザがパスワードを入力すると、数値の入力ごとに“*”を表示する。管理者メニュー画面402は、パスワード入力画面401で認証が成功すると表示される。管理者メニュー画面402によって、複合機101のシステムの設定や、プリンタ、スキャナ、ファックスの各設定をすることが可能になる。
図5は、システムセットアップ選択時の表示画面説明図である。
501a、501b、および501cは、システムセットアップ画面で、上カーソルキー213(図2)、または下カーソルキー215(図2)を押下し、選択したい項目にカーソルを合わせ、右カーソルキー214(図2)を押下することによって選択される。システムセットアップ画面501で「課金モード」を選択すると、課金モード画面502が表示される。課金モード画面502は、課金機能の有効・無効の切り替えが可能で、有効に変更したい場合は「ON」、無効に変更したい場合は「OFF」を選択する。
システムセットアップ画面501bで「アクセス制御モード」を選択すると、アクセス制御モード画面503が表示される。アクセス制御モード画面503は、アクセス制御機能の有効・無効の切り替えが可能で、有効に変更したい場合は「ON」、無効に変更したい場合は「OFF」を選択する。システムセットアップ画面501cで「ログ取得モード」を選択すると、ログ取得モード画面504が表示される。ログ取得モード画面504は、ログ取得機能の有効・無効の切り替えが可能で、有効に変更したい場合は「ON」、無効に変更したい場合は「OFF」を選択する。
図6は、課金機能またはアクセス制御機能有効時のログイン表示画面説明図である。
暗証番号入力画面601は、複合機101を使用する操作者を認証する際に表示される。「暗証番号を入力してください」というプロンプトを表示し、操作者が暗証番号を入力すると、数値の入力ごとに“*”を表示する。入力番号が図9のテーブルに登録されているとき、操作者のログインが成功となり、機能選択画面301aが表示される。
図7は、課金機能またはアクセス制御機能有効時のログアウト表示画面説明図である。
操作者が機能選択画面301eで「ログアウト」にカーソルを合わせ、右カーソルキー214を押下すると、ログアウト画面701が表示される。ログアウトする場合は「はい」を、ログアウトしない場合は「いいえ」を選択する。ログアウト画面701で「はい」を選択すると、暗証番号入力画面601が表示され、「いいえ」を選択すると、機能選択画面301aが表示される。
図8は、課金機能有効時の管理者メニュー表示画面説明図である。
システムセットアップ画面501dでは「課金モード」のみが選択でき、「課金モード」を選択すると、課金モード画面502が表示される。課金モード画面502は、課金機能の有効・無効の切り替えが可能で、有効に変更したい場合は「ON」、無効に変更したい場合は「OFF」を選択する。図5のシステムセットアップ画面501aではアクセス制御モードとログ取得モードが表示されていたが、ここではシステムセットアップ画面501dにアクセス制御モードとログ取得モードが表示されていないことに留意すべきである。即ち、事前に「課金モード」が設定されている場合にはアクセス制御モードとログ取得モードの設定変更が出来ないことになる。
図9は、暗証番号管理テーブルの説明図である。
図に示すように暗証番号は、4〜9桁の数字で構成されており、その登録数は、ユーザが任意で設定できるものとする。暗証番号管理部105(図1)により、暗証番号を登録する際に不揮発性メモリ106(図1)に書き込まれたり、暗証番号比較部104(図1)で暗証番号を確認する際に暗証番号を不揮発性メモリ106(図1)から読み込まれたりする。
図10は、ログ管理テーブルの説明図である。
ログは、課金機能が有効な場合、またはログ取得機能が有効の場合にコピー、スキャン、ファックスの各機能を実行したときのログID、実行した機能、印刷枚数、開始時刻、終了時刻等のログ情報である。このログ情報には、アクセス制限ONのとき、入力された暗証番号も格納される。印刷実行部109(図1)、スキャン実行部110(図1)、ファックス実行部111(図1)から得られたログ情報は、ログ格納部112(図1)によって不揮発性メモリ106(図1)に書き込まれる。尚、ログIDは実行処理が発生した順に定められるID−No.である。また、不揮発性メモリ106(図1)に書き込まれたログをユーザが確認したい場合は、ログ取得部113(図1)が不揮発性メモリ106(図1)からログを読み込み、操作パネル102(図1)の表示画面218に表示することになる。
図11は、ログ一覧選択時の表示画面説明図である。
「ログ一覧」にカーソルが移動している状態である管理者メニュー画面402bで、ユーザが右カーソルキー214(図2)を押下すると、ログ一覧画面1101が表示される。各機能を実行したときのログID、実行した機能、印刷枚数、開始時刻、終了時刻等のログ情報が不揮発性メモリ106に格納されている場合、ログ一覧画面1101に、そのログIDの一覧が表示される。ユーザがログ情報を確認したい場合、そのログIDにカーソルを合わせ、右カーソルキー214(図2)を押下すると、ログ情報画面1102が表示される。
図12は、管理者パスワード管理テーブルの説明図である。
パスワードは、6桁〜12桁の英数字から構成されており、操作者が任意に設定できるものとする。このパスワードは、パスワード管理部115(図1)により、パスワードを変更する際に不揮発性メモリ106(図1)に書き込まれたり、パスワード比較部114(図1)でパスワードを確認する際に不揮発性メモリ106(図1)から読み込まれたりする。
図13は、文字列管理テーブルの説明図である。
文字列管理テーブル3101は、操作パネル102(図1)の表示画面218に表示される各文字列が並べられており、操作パネル制御部117(図1)で各画面データが生成される際に表示文字列管理部118(図1)により不揮発性メモリ106(図1)から読み込まれる。図3〜図8、および図11の各画面に表示されている文字列は、文字列管理テーブル3101に存在するものである。ただし、コピー画面302(図3)、およびファックス画面304(図4)に表示されている各設定値は、パラメータとして不揮発性メモリ106(図1)に格納されているものであり、また、ログ一覧画面1101(図11)、およびログ情報画面1102(図11)に表示されている各ログの値は、ログ管理テーブル1001(図10)に存在しているものである。以上説明した実施例1の複合機101は、以下のように動作する。
(動作)の説明
図14は、操作パネルに機能選択画面表示のフローチャートである。
操作パネルに機能選択画面が表示される動作についてステップS1301からステップS1306まで図1、図2を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS1301
複合機101は、パラメータ管理部116より、課金機能、およびアクセス制御機能の有効・無効を表すパラメータを読み込み(フラグを監視し)、課金機能、またはアクセス制御機能が有効の場合にはステップS1302へ進み、有効でない場合にはステップS1306へ進む。
ステップS1302
操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「暗証番号を入力して下さい」という文字列を取得し、取得した文字列から暗証番号入力画面601(図6)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示する。
ステップS1303
ユーザは、暗証番号入力画面601(図6)で、操作パネル102のボタン201、ボタン202、ボタン203、ボタン204、ボタン205、ボタン206、ボタン207、ボタン208、ボタン209、およびボタン211を使用して暗証番号を入力し、Enterキー217で決定しステップS1304へ進む。暗証番号の入力が完了するまでは、ステップS1302とステップS1303とで構成されるループを繰り返し、暗証番号が入力が完了された後このループを抜けてEnterキー217で決定しステップS1304へ進む。
ステップS1304
操作パネル制御部117は、入力された暗証番号を認証制御部103に渡し、認証制御部103は、渡された暗証番号を暗証番号比較部104に渡す。暗証番号比較部104は、不揮発性メモリ106に記憶された暗証番号管理テーブル901(図9)を暗証番号管理部105から取得する。暗証番号比較部104は、入力された暗証番号が暗証番号管理テーブル901(図9)に存在する場合にはステップS1306へ進み、存在しない場合にはステップS1305へ進む。
ステップS1305
操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「暗証番号が違います」という文字列を取得し、取得した文字列からメッセージとなるデータを生成し操作パネル102の表示画面218に表示し、再び、操作パネル制御部117によって、暗証番号入力画面601(図6)の画面データが生成され、操作パネル102の表示画面218に表示される。以後ステップS1302、ステップS1303、ステップS1304、ステップS1305とで構成されるループを繰り返し、入力された暗証番号が暗証番号管理テーブル901(図9)に存在した後このループを抜けてステップS1306へ進む。このループを抜けることが出来なかった場合(暗証番号が存在しない)にはフローはステップS1303に戻って中止される。
ステップS1306
操作パネル制御部117は、操作者のログインを許可し、表示文字列管理部118から「機能を選択して下さい」、「コピー」、「スキャン」、「ファックス」、「メニュー」、および「ログアウト」という文字列を取得し、取得した文字列から機能選択画面301a(図6)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示してフローを終了する。
図15は、操作パネルにシステムセットアップ画面表示のフローチャートである。
操作パネルにシステムセットアップ画面を表示される動作についてステップS1401からステップS1412まで図1、図2を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS1401
操作者が、「メニュー」にカーソルが移動している状態である機能選択画面301d(図3)で右カーソルキー214を押下すると、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「メニュー」、「コピーメニュー」、「スキャンメニュー」、「ファックスメニュー」、および「管理者メニュー」という文字列を取得し、取得した文字列からメニュー画面305aの画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示する。
ステップS1402
操作者がメニュー画面305a(図3)で下カーソルキー215を押下し、「管理者メニュー」にカーソルが移動している状態であるメニュー画面305b(図4)で右カーソルキー214を押下すると、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「パスワードを入力して下さい」という文字列を取得し、取得した文字列からパスワード入力画面401(図4)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示する
ステップS1403
操作者は、パスワード入力画面401(図4)で、操作パネル102のボタン202、ボタン203、ボタン204、ボタン205、ボタン206、ボタン207、ボタン208、ボタン209、ボタン210、ボタン211.およびボタン212を使用してパスワードを入力し、Enterキー217で決定してステップS1404へ進む。但し、パスワードが入力されなかった場合には、ステップS1402とステップS1403を繰り返し、パスワードが入力され、Enterキー217で決定されるとステップS1404へ進む。パスワードが入力されなかった場合には、フローは、ステップS1402に止まって中止する。
ステップS1404
操作パネル制御部117によって、メニュー画面305b(図4)の画面データが生成され、操作パネル102の表示画面218に表示される。操作パネル制御部117は、入力されたパスワードを認証制御部103に渡し、認証制御部103は、渡されたパスワードをパスワード比較部114に渡す。パスワード比較部114は、不揮発性メモリ106に記憶されたパスワード管理テーブル1201(図12)をパスワード管理部115から取得する。パスワード比較部114は入力されたパスワードがパスワード管理テーブル1201(図12)に存在するかどうか確認する。入力されたパスワードがパスワード管理テーブル1201(図12)に存在した場合にはステップS1406へ進み、存在しなかった場合にはステップS1405へ進む。
ステップS1405
操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「パスワードが違います」という文字列を取得し、取得した文字列からメッセージとなるデータを生成し操作パネル102の表示画面218に表示し、再び、操作パネル制御部117によって、メニュー画面305bの画面データが生成され、操作パネル102の表示画面218に表示される。以下、ステップS1402からステップS1405で構成されるループを繰り返し、入力されたパスワードがパスワード管理テーブル1201(図12)に存在した場合には、このループを抜けてステップS1406へ進む。このループを抜けることが出来なかった場合(パスワードが存在しない)にはフローはステップS1402に戻ってフローを中止する。
ステップS1406
操作者が管理者であると認証され、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「管理者メニュー」、「システムセットアップ」、「プリンタセットアップ」、「スキャナセットアップ」、および「ファックスセットアップ」という文字列を取得し、取得した文字列から管理者メニュー画面402a(図8)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示される。
ステップS1407
管理者が、「システムセットアップ」にカーソルが移動している状態である管理者メニュー画面402a(図8)で右カーソルキー214を押下するとステップS1408へ進む。
ステップS1408
操作パネル制御部117のモードON−OFF判断手段117aは、課金機能が有効かどうかを判断し、無効な場合にはステップS1409へ進み、有効な場合はステップS1411へ進む。
ステップS1409
操作パネル制御部117によって、表示文字列管理部118から「システムセットアップ」、「課金モード」、「アクセス制御モード」、および「ログ取得モード」という文字列を取得され、取得された文字列からシステムセットアップ画面501a(図5)の画面データが生成され、操作パネル102の表示画面218に表示される。
ステップS1410
モード状態復帰手段117dは、図示しないRAMに「アクセス制御モード」と「ログ取得モード」のモード状態が保存されていればパラメータ管理部116に復帰させてフローを終了する。課金機能が初期設定時に無効であったものが初期設定以後に有効にされるとモード状態が保存されているはずだからである。
ステップS1411
操作パネル制御部117によって、表示文字列管理部118から「システムセットアップ」、「課金モード」という文字列を取得し、取得した文字列からシステムセットアップ画面501d(図8)の画面データが生成され、操作パネル102の表示画面218に表示する。ここでは、モード表示停止手段117bによって「アクセス制御モード」及び「ログ取得モード」の表示が停止されている。
ステップS1412
モード状態保存手段17cは、現状における「アクセス制御モード」と「ログ取得モード」の状態を図示しないRAMに各項目毎のフラグ状態として保存してフローを終了する。
図16は、課金機能またはアクセス制御機能が有効時ログアウトのフローチャートである。
課金機能、またはアクセス制御機能が有効の場合に、複合機にログインしたユーザが操作パネルからログアウトするときの動作についてステップS1501からステップS1504まで図1、図2を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS1501
ユーザが最後にキー操作してから所定のタイムアウト時間が経過していない場合にはステップS1502へ進み、経過した場合にステップS1504へ進む。
ステップS1502
「ログアウト」にカーソルが移動している状態である機能選択画面301e(図7)で右カーソルキー214を押下すると。操作パネル制御部117によって、表示文字列管理部118から「ログアウトしますか?」、「はい」、および「いいえ」という文字列を取得され、その文字列からログアウト画面701(図7)の画面データが生成され、操作パネル102の表示画面218に表示される。
ステップS1503
ユーザがログアウト画面701(図7)で「はい」を押した場合はステップS1504へ進み、「いいえ」を押した場合はステップS1502へ戻り、「はい」が押されるかタイムアウトするとステップS1504へ進む。
ステップS1504
操作パネル制御部117は、認証制御部103にユーザをログアウトするように指示し、認証制御部103は、複合機101からユーザをログアウトしてフローを終了する。
図17は、課金機能またはログ取得機能有効時ログ情報書き込みフローチャートである。
課金機能、またはログ取得機能が有効の場合に、ユーザが各機能を実行したときのログ情報書き込み処理の動作についてステップS1601からステップS1603まで図1、図2を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS1601
例えば、ユーザがコピーを実行したい場合、「コピー」にカーソルが移動している状態である機能選択画面301a(図3)で右カーソルキー214を押下すると、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「コピー」、「コピー枚数」という文字列を取得し、また、パラメータ管理部116から、各設定値を表すパラメータを読み込み、取得した文字列、および設定値からコピー画面302(図3)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示する。コピー画面302(図3)でユーザがコピーの各設定を行うと、操作パネル制御部117は、設定情報を処理設定部107に渡し、処理設定部107は、渡された処理情報に従って各設定を行い、設定後、ボタン220が押下されると、処理実行部108は、印刷実行部109に処理の実行を命令し、ユーザが指定したコピーが実行される。
ステップS1602
コピー処理実行中に、操作パネル制御部117のモードON−OFF判断手段117aが課金機能およびログ取得機能の有効・無効を判断し、課金機能、またはログ取得機能が有効である場合にはステップS1603へ進み、有効でない場合には複合機101は、ログ情報の書き込みを行わずにフローを終了する。
ステップS1603
印刷実行部109は、ログ管理テーブル1001で表されるログID、実行した機能、印刷枚数、開始時刻、終了時刻等のログ情報をログ格納部112に渡し、ログ格納部112は、渡されたログ情報を不揮発性メモリ106に格納する。ログ情報の書き込みが終了すると、複合機101は、コピー処理を終了させてフローを終了する。
図18は、操作パネルにログ情報画面表示時のフローチャートである。
操作パネルにログ情報画面を表示するときの動作について、ステップS1701からステップS1711まで図1、図2を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS1701
操作者が、「メニュー」にカーソルが移動している状態である機能選択画面301d(図3)で右カーソルキー214を押下すると、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「メニュー」、「コピーメニュー」、「スキャンメニュー」、「ファックスメニュー」、および「管理者メニュー」という文字列を取得し、取得した文字列からメニュー画面305a(図3)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示する。
ステップS1702
操作者がメニュー画面305a(図3)で下カーソルキー215を押下し、「管理者メニュー」にカーソルが移動している状態であるメニュー画面305b(図4)で右カーソルキー214を押下すると、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「パスワードを入力して下さい」という文字列を取得し、取得した文字列からパスワード入力画面401(図4)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示する
ステップS1703
操作者は、パスワード入力画面401(図4)で、操作パネル102のボタン201、ボタン202、ボタン203、ボタン204、ボタン205、ボタン206、ボタン207、ボタン208、ボタン209、およびボタン211を使用してパスワードを入力し、Enterキー217で決定するとステップS1704へ進む。但し、パスワードが入力されなかった場合には、ステップS1702とステップS1703を繰り返し、パスワードが入力され、Enterキー217で決定されるとステップS1704へ進む。パスワードが入力されなかった場合には、フローは、ステップS1702に止まって中止する。
ステップS1704
操作パネル制御部117によって、メニュー画面305a(図3)の画面データが生成され、操作パネル102の表示画面218に表示される。操作パネル制御部117は、入力されたパスワードを認証制御部103に渡し、認証制御部103は、渡されたパスワードをパスワード比較部114に渡す。パスワード比較部114は、不揮発性メモリ106に記憶されたパスワード管理テーブル1201(図12)をパスワード管理部115から取得する。パスワード比較部114は入力されたパスワードがパスワード管理テーブル1201(図12)に存在するかどうか確認する。入力されたパスワードがパスワード管理テーブル1201(図12)に存在した場合にはステップS1706へ進み、存在しなかった場合にはステップS1705へ進む。
ステップS1705
操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「パスワードが違います」という文字列を取得し、取得した文字列からメッセージとなるデータを生成し操作パネル102の表示画面218に表示し、再び、操作パネル制御部117によって、メニュー画面305aの画面データが生成され、操作パネル102の表示画面218に表示される。以下、ステップS1702からステップS1705で構成されるループを繰り返し、入力されたパスワードがパスワード管理テーブル1201(図12)に存在した場合には、このループを抜けてステップS1706へ進む。このループを抜けることが出来なかった場合(パスワードが存在しない)にはフローはステップS1702に戻ってフローを中止する。
ステップS1706
操作者が管理者であると認証され、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「管理者メニュー」、「システムセットアップ」、「プリンタセットアップ」、「スキャナセットアップ」、および「ファックスセットアップ」という文字列を取得し、取得した文字列から管理者メニュー画面402a(図5)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示される。
ステップS1707
管理者が、「ログ一覧」にカーソルが移動している状態である管理者メニュー画面402a(図5)で右カーソルキー214を押下するとステップS1708へ進む。
ステップS1708
不揮発性メモリ106にログが格納されている場合にはステップS1710へ進み、格納されていない場合にはステップS1709へ進む。
ステップS1709
操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「ログはありません」という文字列を取得し、取得した文字列からメッセージとなるデータを生成し操作パネル102の表示画面218に表示し、再び、ステップS1706へ戻ってフローを中止する。
ステップS1710
ログ取得部113は、不揮発性メモリ106からログを取得し、取得したログを操作パネル制御部117に渡し、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「ログ一覧」という文字列を取得し、取得した文字列と、取得したログ情報の中から抜き出したログIDの値からログ一覧画面1101(図11)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示する。
ステップS1711
ログ一覧画面1101(図11)で、ユーザが確認したいログのログIDにカーソルを合わせ、右カーソルキーを押下すると、操作パネル制御部117は、表示文字列管理部118から「ログ情報」、「ログID」、「機能」、「印刷枚数」、「開始時刻」、および「終了時刻」という文字列を取得し、取得した文字列と、取得したログ情報の中から抜き出した各ログの値からログ情報画面1102(図11)の画面データを生成し、操作パネル102の表示画面218に表示してフローを終了する。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、課金機能が有効の場合に、操作パネルでのアクセス制御機能、およびログ取得機能の設定画面を非表示にし、操作パネルからアクセス制御機能、およびログ取得機能の設定を不可能にすることによって、操作パネルの操作性を向上させるとともに、操作者の混乱を防ぐという効果を得る。
上記実施例1では、操作者が操作パネル102(図1)を介して複合機に対して直接、各モードの有効・無効を制御する場合のみに本発明を適用することが可能であった。一方本実施例では、操作者が複合機の外部に接続されている上位装置からコマンドを送信して各モードの有効・無効を制御することを可能にする。
(構成)の説明
図19は、実施例2の複合機の構成を説明する機能ブロック図である。
図に示すように、実施例2の複合機1801は、操作パネル102と、暗証番号比較部104と、暗証番号管理部105と、処理設定部107と、処理実行部108と、印刷実行部109と、スキャン実行部110と、ファックス実行部111と、ログ格納部112と、パスワード比較部114と、パスワード管理部115、パラメータ管理部116と、表示文字列管理部118と、認証制御部1803と、不揮発性メモリ1806と、ログ取得部1813と、コマンド受信部1816と、コマンド解析部1817と、コマンド処理部1818と、データ送信部1819と、操作パネル制御部1821とを備える。更に、実施例2の複合機1801は、ログ表示ツール1901と接続して複合機システム2000を構成する。以下に実施例1との相違部分のみについて詳細に説明する。実施例1と同様の部分については、実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
認証制御部1803は、暗証番号やパスワードによる操作者の個人認証を制御する部分である。実施例1の認証制御部103は、操作パネル102を介して操作者の入力する暗証番号やパスワードを受け入れて認証したが、本実施例の認証制御部1803は、更に、ログ表示ツール1901からコマンドを受信して、コマンドに基づく認証をも可能とする部分である。
不揮発性メモリ1806は、操作者の要求に基づいて複合機1801が各機能を実行したときのログを記憶する不揮発性のメモリである。更に、実施例1の不揮発性メモリ106の機能に加えて、コマンド処理部1818を介するログ表示ツール1901による制御をも可能とする。ログ取得部1813は、不揮発性メモリ1806に格納されたログを取得する部分である。但し、実施例1のログ取得部113は、操作パネル102を介する操作者の要求に基づいてのみ動作するが、本実施例ではログ表示ツール1901からの要求に基づく動作をも可能とする部分である。
コマンド受信部1816は、ログ表示ツール1901から送信されるPJLコマンドを受信する部分である。コマンド解析部1817は、コマンド受信部1816が受信したコマンドを解析する部分である。コマンド処理部1818は、コマンド解析部1817が解析したPJLコマンドを処理する部分である。データ送信部1819は、ログ取得部1813から渡されたログ情報をログ表示ツール1901へ送信する部分である。
操作パネル制御部1821は、実施例1の操作パネル制御部117は、操作パネル102から受け入れる制御要求に基づいて、操作パネル102に各種の表示を行って、課金機能、アクセス制御機能、及びログ取得機能を制御していたが、本実施例による操作パネル制御部1821は、装置の外部に接続されるログ表示ツール1901から受け入れるコマンドに基づいて、課金機能、アクセス制御機能、及びログ取得機能を制御する部分である。更に、その内部にデータ送信手段1821aを有し、データ送信部1819を介してログ表示ツール1901へ、認証制御部1803による判断結果、ログ情報、パラメータ管理部116によるモード状態などを含む各種データを送信する部分である。その他の部分は実施例1の対応する部分(同一符号)と同様なので説明を省略する。
ログ表示ツール1901は、通信線路(ネットワークを含む)を介して複合機1801とデータ(コマンドを含む)を送受信し、各種の制御要求を行う部分であり、通常はPC(パーソナルコンピュータ)の機能によって構成される。以下にログ表示ツール1901について詳細に説明する。
図20は、ログ表示ツールの外観説明図(その1)である。
図21は、ログ表示ツールの外観説明図(その2)である。
両図は、ホストPC上に予めインストールされたログ表示ツール1901(図19)の外観を表している。
図20に示すように、ログ表示ツール1901は、ログの一覧を表示する場合に押下するログ一覧ボタン1902と、課金機能、アクセス制御機能、ログ取得機能の各設定を行う場合に押下するシステム設定ボタン1903と、ログの一覧が表示されるログ一覧表示欄1904とを有する。各ボタンの押下により、各ボタンの機能を要求するPJLコマンドが複合機に対して出力される。ログの内容については、実施例1で説明したログの内容と同様なので説明を省略する。暗証番号入力画面1905は、ログ表示ツール1901の起動時に表示される画面で、暗証番号入力欄1906に暗証番号を入力し、OKボタン1917を押下し、操作者のログインが成功すると、ログ表示ツール1901が表示される。又、操作者のログインが失敗すると、暗証番号が違う旨のメッセージ表示画面1907が表示される。暗証番号は、実施例1で説明した暗証番号と同様の機能であるため説明を省略する。
上記ログインが成功した場合に操作者がログ一覧ボタン1902、またはシステム設定ボタン1903を押下すると、図21に示すパスワード入力画面1909が表示される。操作者がパスワード入力画面1909にパスワードを入力し、OKボタン1918を押下し、操作者が管理者として認証されると、図20に示すログ一覧表示欄1904にログの一覧が表示される。または、図21に示すシステム設定画面1913が表示される。システム設定画面1913は、課金機能の設定をするときに押下する課金機能ボタン1914と、アクセス制御機能の設定をするときに押下するアクセス制御機能ボタン1915と、ログ取得機能の設定をするときに押下するログ取得機能ボタン1916とを有する。操作者が管理者として認証されない場合には図21に示すパスワードが異なる旨のメッセージ表示画面1911が表示される。パスワードについては、実施例1で説明したパスワードと同様の内容であるため、説明を省略する。
図22は、システム設定画面の説明図(その1)である。
この図は、システム設定画面1913(図21)で、課金機能ボタン1914を押下したときのログ表示ツール1901の外観図である。
システム設定画面1913で、課金機能ボタン1914を押下すると、課金機能設定画面2001が表示される。課金機能設定画面2001は、ONボタン2002と、OFFボタン2003とからなる。課金機能設定画面2001でONボタン2002を押下すると、メッセージ表示画面2004が表示される。課金機能設定画面2001でOFFボタン2003を押下すると、メッセージ表示画面2006が表示される。
図23は、システム設定画面の説明図(その2)である。
この図は、システム設定画面1913(図21)で、アクセス制御機能ボタン1915を押下したときのログ表示ツール1901の外観図である。
システム設定画面1913で、アクセス制御機能ボタン1915を押下すると、アクセス制御機能設定画面2101が表示される。アクセス制御機能設定画面2101は、ONボタン2102と、OFFボタン2103とを有する。アクセス制御機能設定画面2101でONボタン2102を押下すると、メッセージ表示画面2104が表示される。アクセス制御機能設定画面2101でOFFボタン2103を押下すると、メッセージ表示画面2106が表示される。課金機能が有効の場合に、ONボタン2102、またはOFFボタン2103を押下すると、課金機能が有効のため、アクセス制御機能の設定が出来ない旨のメッセージ表示画面2108が表示される。この状態は実施例1のシステムセットアップ画面501d(図8)にアクセス制御モードとログ取得モードが表示されていないことと同意義である。即ち、事前に「課金モード」が設定されている場合にはアクセス制御モードとログ取得モードの設定変更が出来ないことになる。
図24は、システム設定画面の説明図(その3)である。
この図は、システム設定画面1913(図21)で、ログ取得機能ボタン1916を押下したときのログ表示ツール1901の外観図である。
システム設定画面1913で、ログ取得機能ボタン1916を押下すると、ログ取得機能設定画面2201が表示される。ログ取得機能設定画面2201は、ONボタン2202と、OFFボタン2203とを有する。ログ取得機能設定画面2201でONボタン2202を押下すると、メッセージ表示画面2204が表示される。ログ取得機能設定画面2201でOFFボタン2203を押下すると、メッセージ表示画面2106が表示される。課金機能が有効の場合に、ONボタン2202、またはOFFボタン2203を押下すると、課金機能が有効のため、ログ取得機能の設定が出来ない旨のログ取得機能メッセージ表示画面2208が表示される。これは図23における場合と同意義である。
実施例1で説明した、暗証番号管理テーブル901(図9)、ログ管理テーブル1001(図10)、及び管理者パスワード管理テーブル1201(図12)は、同一の内容で本実施例でも用いられるので説明を省略する。以上説明した複合機システム2000(実施例2の複合機1801を含む)は、以下のように動作する。
(動作)の説明
図25は、ログ表示ツールにおけるログ一覧表示のフローチャートである。
ログ表示ツール1901(図19)にログ情報画面を表示するときの動作について、ステップS2301からステップS2313まで図19を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS2301
操作者がログ表示ツール1901を起動する。
ステップS2302
暗証番号入力画面1905(図20)が表示される。
ステップS2303
操作者は、暗証番号を入力し、OKボタン1917(図20)を押下する。暗証番号が入力されなかった場合は、再びステップS2302へ戻ってログ表示ツール1901(図20)に暗証番号入力画面1905(図20)が表示され、暗証番号が入力されるまで待機し、暗証番号が入力されるとステップS2304へ進む。
ステップS2304
ログ表示ツール1901は、入力された暗証番号を付加したPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信される。コマンド受信部1816は、受信した上記PJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドが暗証番号の入力を表すものだと判断すると、コマンド処理部1818によって、PJLコマンドに付加された暗証番号は認証制御部1803に渡される。認証制御部1803は、渡された暗証番号を暗証番号比較部104に渡す。暗証番号比較部104は、不揮発性メモリ1806に記憶された暗証番号管理テーブル901(図9)を暗証番号管理部105から取得する。暗証番号比較部104は、取得した暗証番号管理テーブル901(図9)に、入力された暗証番号が存在するかどうか確認する。入力された暗証番号が取得した暗証番号管理テーブル901に存在しなかった場合にはステップS2305へ進み、存在した場合にはステップS2307へ進む。
ステップS2305
ログ表示ツール1901は、メッセージ表示画面1907(図20)を表示する。
ステップS2306
操作者によって、OKボタン1908(図20)が押下されると、ステップS2302へ戻って、再び、暗証番号入力画面1905(図20)が表示される。以下、ステップS2302〜ステップS2306を繰り返しながら暗証番号が訂正され、訂正された暗証番号が取得した暗証番号管理テーブル901に存在した場合にはステップS2307へ抜ける。訂正不可能になった場合にはステップS2302へ戻ってフローを中止する。
ステップS2307
操作者のログインを許可し、ログ表示ツール1901(図20)が表示される。
ステップS2308
操作者によって、ログ一覧ボタン1902(図20)が押下されると、パスワード入力画面1909(図21)が表示される。
ステップS2309
操作者によって、ログ一覧ボタン1902(図20)が押下されると、パスワード入力画面1909(図21)が表示される。操作者がパスワードを入力し、OKボタン1918(図21)を押下するとステップS2310へ進む。パスワードが入力されなかった場合はステップS2307へ戻り、パスワードの入力を待って待機する。
ステップS2310
ログ表示ツール1901は、入力されたパスワードを付加したPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信される。コマンド受信部1816は、受信したPJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドがパスワードの入力を表すものだと判断すると、コマンド処理部1818によって、PJLコマンドに付加されたパスワードを認証制御部1803に渡す。認証制御部1803は、渡されたパスワードをパスワード比較部114に渡す。パスワード比較部114は、不揮発性メモリ1806に記憶されたパスワード管理テーブル1201をパスワード管理部115から取得する。パスワード比較部114は、取得したパスワード管理テーブル1201に、入力されたパスワードが存在するかどうか確認する。入力されたパスワードが取得したパスワード管理テーブル1201(図12)に存在しなかった場合はステップS2311へ進む。存在した場合はステップS2313へ進む。
ステップS2311
メッセージ表示画面1911(図21)が表示される。
ステップS2312
操作者によって、OKボタン1912(図21)が押下されると、再び、ログ表示ツール1901(図21)が表示される。以下ステップS2307〜ステップS2312で構成されるループを繰り返し、パスワードが訂正されればステップS2313へ抜ける。訂正されない場合にはメッセージ表示画面1911(図21)が表示されフローは中止する。
ステップS2313
ユーザが管理者として認証され、ログ取得部1813は、不揮発性メモリ1806からログを取得し、データ送信部1819に渡す。データ送信手段1821aは、データ送信部1819を制御し、渡されたログをログ表示ツール1901に送信し、ログ表示ツール1901は、ログ一覧表示欄1904にログの一覧を表示してフローを終了する。
図26は、ログ表示ツールにおけるシステム設定画面表示のフローチャートである。
ログ表示ツール1901(図19)にシステム設定画面を表示するときの動作について、ステップS2401からステップS2413まで図19を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS2401
操作者がログ表示ツール1901を起動する。
ステップS2402
暗証番号入力画面1905(図20)が表示される。
ステップS2403
操作者は、暗証番号を入力し、OKボタン1917(図20)を押下する。暗証番号が入力されなかった場合は、再びステップS402へ戻ってログ表示ツール1901(図20)に暗証番号入力画面1905(図20)が表示される。暗証番号が入力された場合は、ステップS2404へ進む。
ステップS2404
ログ表示ツール1901は、入力された暗証番号を付加したPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信される。コマンド受信部1816は、受信した上記PJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドが暗証番号の入力を表すものだと判断すると、コマンド処理部1818によって、PJLコマンドに付加された暗証番号は認証制御部1803に渡される。認証制御部1803は、渡された暗証番号を暗証番号比較部104に渡す。暗証番号比較部104は、不揮発性メモリ1806に記憶された暗証番号管理テーブル901(図9)を暗証番号管理部105から取得する。暗証番号比較部104は、取得した暗証番号管理テーブル901(図9)に、入力された暗証番号が存在するかどうか確認する。入力された暗証番号が取得した暗証番号管理テーブル901に存在しなかった場合にはステップS2405へ進み、存在した場合にはステップS2407へ進む。
ステップS2405
ログ表示ツール1901は、メッセージ表示画面1907(図20)を表示する。
ステップS2406
操作者によって、OKボタン1908(図20)が押下されると、ステップS2402へ戻って、再び暗証番号入力画面1905(図20)が表示される。以下、ステップS2402〜ステップS2406で構成されるループを繰り返しながら暗証番号が訂正され、訂正された暗証番号が取得した暗証番号管理テーブル901に存在した場合にはステップS2407へ抜ける。訂正不可能になった場合にはステップS2402へ戻ってフローを中止する。
ステップS2407
操作者のログインを許可し、ログ表示ツール1901(図20)が表示される。
ステップS2408
操作者によって、システム設定ボタン1903(図20)が押下されると、パスワード入力画面1909(図21)が表示される。
ステップS2409
操作者によって、ログ一覧ボタン1902(図20)が押下されると、パスワード入力画面1909(図21)が表示される。操作者がパスワードを入力し、OKボタン1918(図21)を押下するとステップS2410へ進む。パスワードが入力されなかった場合は
ステップS2407へ戻り、パスワードの入力を待って待機する。
ステップS2410
ログ表示ツール1901は、入力されたパスワードを付加したPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信される。コマンド受信部1816は、受信したPJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドがパスワードの入力を表すものだと判断すると、コマンド処理部1818によって、PJLコマンドに付加されたパスワードは認証制御部1803に渡される。認証制御部1803は、渡されたパスワードをパスワード比較部114に渡す。パスワード比較部114は、不揮発性メモリ1806に記憶されたパスワード管理テーブル1201をパスワード管理部115から取得する。パスワード比較部114は、取得したパスワード管理テーブル1201に入力されたパスワードが存在するかどうか確認する。入力されたパスワードが取得したパスワード管理テーブル1201(図12)に存在しなかった場合はステップS2411へ進む。存在した場合はステップS2413へ進む。
ステップS2411
メッセージ表示画面1911(図21)が表示される。
ステップS2412
操作者によって、OKボタン1912(図21)が押下されると、再び、ログ表示ツール1901(図21)が表示される。以下ステップS2407〜ステップS2412で構成されるループを繰り返しパスワードが訂正されればステップS2413へ抜ける。訂正されない場合にはメッセージ表示画面1911(図21)が表示されフローは中止する。
ステップS2413
ユーザが管理者として認証され、システム設定画面1913(図21)が表示されフローを終了する。
図27は、ログ表示ツールにおける課金機能有効設定のフローチャートである。
ログ表示ツール1901(図19)で、課金機能を有効に設定するときの動作について、ステップS2501からステップS2507まで図19を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS2501
管理者によって、課金機能ボタン1914(図22)が押下される。
ステップS2502
課金機能設定画面2001(図22)が表示される。
ステップS2503
管理者によって、課金機能設定画面2001(図22)で、ONボタン2002が押下される。
ステップS2504
ログ表示ツール1901は、課金機能を有効に設定するPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信し、コマンド受信部1816は、受信したPJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドが課金機能を有効に設定するものだと判断すると、モード状態保存手段117cは、現状における「アクセス制御モード」と「ログ取得モード」の状態を図示しないRAMに各項目毎のフラグ状態として保存する。
ステップS2505
コマンド処理部1818によって、課金機能が有効に設定され、ログ表示ツール1901は、メッセージ表示画面2004(図22)を表示する。
ステップS2506
管理者によって、OKボタン2005(図22)が押下される。
ステップS2507
メッセージ表示画面2004(図22)が閉じられ、フローを終了する。
図28は、ログ表示ツールにおける課金機能無効設定のフローチャートである。
ログ表示ツールで、課金機能を無効に設定するときの動作について、ステップS2601からステップS2607まで図19を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS2601
管理者によって、課金機能ボタン1914(図22)が押下される。
ステップS2602
課金機能設定画面2001(図22)が表示される。
ステップS2603
管理者によって、課金機能設定画面2001(図22)で、OFFボタン2003が押下される。
ステップS2604
ログ表示ツール1901は、課金機能を無効に設定するPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信し、コマンド受信部1816は、受信したPJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドが課金機能を無効に設定するものだと判断すると、モード状態復帰手段117dは、図示しないRAMに「アクセス制御モード」と「ログ取得モード」のモード状態が保存されていればパラメータ管理部116に復帰させる。課金機能が初期設定時に無効であったものが初期設定以後に有効にされるとモード状態が保存されているはずだからである。
ステップS2605
コマンド処理部1818によって、課金機能が無効に設定され、ログ表示ツール1901は、メッセージ表示画面2006(図22)を表示する。
ステップS2606
管理者によって、OKボタン2007(図22)が押下される。
ステップS2507
メッセージ表示画面2006(図22)が閉じられ、フローを終了する。
図29は、ログ表示ツールにおけるアクセス制御機能有効設定のフローチャートである。
ログ表示ツールで、アクセス制御機能を有効に設定するときの動作について、ステップS2701からステップS2710まで図19を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS2701
管理者によって、アクセス制御機能ボタン1915(図23)が押下される。
ステップS2702
アクセス制御機能設定画面2101(図23)が表示される。
ステップS2703
管理者によって、アクセス制御機能設定画面2101(図23)で、ONボタン2102が押下される。
ステップS2704
モードON―OFF判断手段117aが課金機能が現時点で無効であると判断した場合にはステップS2705へ進み、有効であると判断した場合にはステップS2708へ進む。
ステップS2705
ログ表示ツール1901は、アクセス制御機能を有効に設定するPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信される。コマンド受信部1816は、受信したPJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドがアクセス制御機能を有効に設定するものだと判断すると、コマンド処理部1818は、パラメータ管理部116が有するアクセス制御機能のフラグを有効に設定する。
ステップS2706
管理者によってOKボタン2105(図23)が押下される。
ステップS2707
メッセージ表示画面2104(図23)が閉じられ、フローを終了する。
ステップS2708
ログ表示ツール1901は、課金機能が有効のため、アクセス制御機能の設定が出来ない旨のメッセージ表示画面2108(図23)を表示する。
ステップS2709
管理者によって、OKボタン2109(図23)が押下される。
ステップS2710
メッセージ表示画面2108(図23)が閉じられ、フローを終了する。
図30は、ログ表示ツールにおけるアクセス制御機能無効設定のフローチャートである。
ログ表示ツールで、アクセス制御機能を無効に設定するときの動作について、ステップS2801からステップS2810まで図19を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS2801
管理者によって、アクセス制御機能ボタン1915(図23)が押下される。
ステップS2802
アクセス制御機能設定画面2101(図23)が表示される。
ステップS2803
管理者によって、アクセス制御機能設定画面2101(図23)で、OFFボタン2103が押下される。
ステップS2804
モードON―OFF判断手段117aが課金機能が現時点で無効であると判断した場合にはステップS2805へ進み、有効であると判断した場合にはステップS2808へ進む。
ステップS2805
ログ表示ツール1901は、アクセス制御機能を無効に設定するPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信される。コマンド受信部1816は、受信したPJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドがアクセス制御機能を無効に設定するものだと判断すると、コマンド処理部1818は、パラメータ管理部116が有するアクセス制御機能のフラグを無効に設定する。
ステップS2806
管理者によってOKボタン2107(図23)が押下される。
ステップS2807
メッセージ表示画面2106(図23)が閉じられ、フローを終了する。
ステップS2808
ログ表示ツール1901は、課金機能が有効のため、アクセス制御機能の設定が出来ない旨のメッセージ表示画面2108(図23)を表示する。
ステップS2709
管理者によって、OKボタン2109(図23)が押下される。
ステップS2710
メッセージ表示画面2108(図23)が閉じられ、フローを終了する。
図31は、ログ表示ツールにおけるログ取得機能有効設定のフローチャートである。
ログ表示ツールで、ログ取得機能を有効に設定するときの動作について、ステップS2901からステップS2910まで図19を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS2901
管理者によって、ログ取得機能ボタン1916(図23)が押下される。
ステップS2902
ログ取得機能設定画面2201(図24)が表示される。
ステップS2903
管理者によって、ログ取得機能設定画面2201(図24)で、ONボタン2202が押下される。
ステップS2904
モードON―OFF判断手段117aが課金機能が現時点で無効であると判断した場合にはステップS2905へ進み、有効であると判断した場合にはステップS2908へ進む。
ステップS2905
ログ表示ツール1901は、ログ取得機能を有効に設定するPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信される。コマンド受信部1816は、受信したPJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドがログ取得機能を有効に設定するものだと判断すると、コマンド処理部1818は、パラメータ管理部116が有するログ取得機能のフラグを有効に設定する。
ステップS2906
管理者によってOKボタン2205(図24)が押下される。
ステップS2907
メッセージ表示画面2204(図24)が閉じられ、フローを終了する。
ステップS2908
ログ表示ツール1901は、課金機能が有効のため、アクセス制御機能の設定が出来ない旨のメッセージ表示画面2208(図24)を表示する。
ステップS2909
管理者によって、OKボタン2109(図24)が押下される。
ステップS2910
メッセージ表示画面2208(図24)が閉じられ、フローを終了する。
図32は、ログ表示ツールにおけるログ取得機能無効設定のフローチャートである。
ログ表示ツールで、ログ取得機能を無効に設定するときの動作について、ステップS3001からステップS3010まで図19を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS3001
管理者によって、ログ取得機能ボタン1916(図24)が押下される。
ステップS3002
ログ取得機能設定画面2201(図24)が表示される。
ステップS3003
管理者によって、ログ取得機能設定画面2201(図24)で、OFFボタン2203が押下される。
ステップS3004
モードON―OFF判断手段117aが課金機能が現時点で無効であると判断した場合にはステップS3005へ進み、有効であると判断した場合にはステップS3008へ進む。
ステップS3005
ログ表示ツール1901は、アクセス制御機能を無効に設定するPJLコマンドを複合機1801に送信する。送信されたPJLコマンドは、複合機1801のコマンド受信部1816で受信される。コマンド受信部1816は、受信したPJLコマンドをコマンド解析部1817に渡す。コマンド解析部1817は、受信したPJLコマンドがログ取得機能を無効に設定するものだと判断すると、コマンド処理部1818は、パラメータ管理部116が有するログ取得機能のフラグを無効に設定する。
ステップS3006
管理者によってOKボタン2107(図24)が押下される。
ステップS3007
メッセージ表示画面2206(図24)が閉じられ、フローを終了する。
ステップS3008
ログ表示ツール1901は、課金機能が有効のため、アクセス制御機能の設定が出来ない旨のメッセージ表示画面2208(図24)を表示する。
ステップS3009
管理者によって、OKボタン2109(図23)が押下される。
ステップS3010
メッセージ表示画面2208(図24)が閉じられ、フローを終了する。また、PC上のツールで防止したが、複合機側でコマンドは受信するが、受けすててPC上へ無効であることを通知しても良い。
(効果)の説明
以上説明したように、実施例2によれば、操作者が複合機の外部に接続されているホストPC(上位装置)からコマンドを送信して各モードの有効・無効を制御した場合であっても、課金機能が有効の場合に、PJLコマンドでのアクセス制御機能、およびログ取得機能の設定が出来ないようにし、ログ表示ツールの操作性を向上させるとともに、ユーザの混乱を防ぐという効果が得られる。
実施例1及び実施例2の説明では、本発明を複合機に適用した場合について説明したが、本発明はこの例に限定されるものではない。即ち、コピー機やプリンタ等の印刷装置にも適用可能である。又、上記両実施例では、課金が有効にされると、アクセス制御機能やログ取得機能の表示を停止することとしたが、上記表示を停止することなく、アクセス制御機能やログ取得機能が選択されると、「選択できません」等の表示を行うこととしても良い。
実施例1の複合機の構成を説明するための機能ブロック図である。 操作パネルの外観構成図である。 課金機能、及びアクセス制御機能が無効の場合の表示画面説明図である。 管理者メニュー選択時の表示画面説明図である。 システムセットアップ選択時の表示画面説明図である。 課金機能またはアクセス制御機能有効時のログイン表示画面説明図である。 課金機能またはアクセス制御機能有効時のログアウト表示画面説明図である。 課金機能有効時の管理者メニュー表示画面説明図である。 暗証番号管理テーブルの説明図である。 ログ管理テーブルの説明図である。 ログ一覧選択時の表示画面説明図である。 管理者パスワード管理テーブルの説明図である。 文字列管理テーブルの説明図である。 操作パネルに機能選択画面表示のフローチャートである。 操作パネルにシステムセットアップ画面表示のフローチャートである。 課金機能またはアクセス制御機能が有効時ログアウトのフローチャートである。 課金機能またはログ取得機能有効時ログ情報書き込みフローチャートである。 操作パネルにログ情報画面表示時のフローチャートである。 実施例2の複合機の構成を説明する機能ブロック図である。 ログ表示ツールの外観説明図(その1)である。 ログ表示ツールの外観説明図(その2)である。 システム設定画面の説明図(その1)である。 システム設定画面の説明図(その2)である。 システム設定画面の説明図(その3)である。 ログ表示ツールにおけるログ一覧表示のフローチャートである。 ログ表示ツールにおけるシステム設定画面表示のフローチャートである。 ログ表示ツールにおける課金機能有効設定のフローチャートである。 ログ表示ツールにおける課金機能無効設定のフローチャートである。 ログ表示ツールにおけるアクセス制御機能有効設定のフローチャートである。 ログ表示ツールにおけるアクセス制御機能無効設定のフローチャートである。 ログ表示ツールにおけるログ取得機能有効設定のフローチャートである。 ログ表示ツールにおけるログ取得機能無効設定のフローチャートである。
符号の説明
101 複合機
102 操作パネル
103 認証制御部
104 暗証番号比較部
105 暗証番号管理部
106 不揮発性メモリ
107 処理設定部
108 処理実行部
109 印刷実行部
110 スキャン実行部
111 ファックス実行部
112 ログ格納部
113 ログ取得部
114 パスワード比較部
115 パスワード管理部
116 パラメータ管理部
117 操作パネル制御部
117a モードON−OFF判断手段
117b モード表示停止手段
117c モード状態保存手段
117d モード状態復帰手段

Claims (4)

  1. 複数の設定項目の中から所望する設定項目についての有効、無効の設定の切り替えが可能な画像形成装置であって、
    前記設定項目は、第1機能項目と、該第1機能項目が有効されると所定の設定なる第2機能項目を有し、
    前記第1機能項目が有効されると、前記第2機能項目が前記所定の設定になる前に該第2機能項目に設定されている有効、無効いずれかの設定状態を上書き保存する設定項目保存手段と、
    前記第1機能項目が有効にされた後に無効に変更されると、前記第2機能項目を前記保存された設定状態に復帰させる設定項目復帰手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 外部装置から、前記複数の設定項目の中から所望する設定項目についての有効、無効の設定の切り替えが可能なコマンドを受信するコマンド受信手段と、
    前記第1機能項目が有効されると、前記コマンドに含まれる前記第2機能項目についての定指示を受け捨てて第2機能項目の設定変更を不可すると共に、前記第1機能項目が無効されると、前記コマンドに含まれる前記第2機能項目についての定指示を受け入れて第2機能項目の設定変更を可能するデータ送信手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2機能項目は、前記第1機能項目の構成要素に含まれることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1機能項目は、課金機能を含む項目であり、前記第2機能項目は、アクセス制御機能を含む項目、及びログ取得機能を含む項目の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の画像形成装置。
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