JP2015219033A - 制御棒操作監視システムおよび制御棒個別制御部ならびに制御棒操作監視システムの試験方法 - Google Patents

制御棒操作監視システムおよび制御棒個別制御部ならびに制御棒操作監視システムの試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原子炉内の制御棒の挿入・引抜操作およびその監視を行う制御棒操作監視システムについて、全体の機能確認や制御棒現場伝送装置単体の機能確認試験を行う際に、試験を効率的に運用する。
【解決手段】制御棒操作監視システム50における制御棒現場伝送装置20は、制御棒駆動制御部21と複数の制御棒個別制御部22により構成され、制御棒駆動制御部21を介して制御棒個別制御部22へ入力される制御棒駆動指令に応じた制御棒3の位置変化を演算するソフトシミュレータ23bが各々の制御棒個別制御部22全てに予め内蔵されている。試験時にはソフトシミュレータ有効信号27によりソフトシミュレータ23bを有効にして、模擬制御棒位置信号26を演算によって求め、制御棒位置信号24として出力し、制御棒現場伝送装置20の健全性や制御棒操作監視システム50の健全性の判定に用いる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、原子力発電所における原子炉内の制御棒の挿入・引抜操作およびその監視を行う制御棒操作監視システムおよび制御棒個別制御部ならびに制御棒操作監視システムの試験方法に関する。
特許文献1には、FMCRD機器シミュレータと呼ばれる装置を制御棒現場伝送装置の各アクチュエータや各センサとの入出力部分に接続し、モータ駆動制御部以下の入出力信号を模擬することで、制御棒個別制御部が一度に行える試験を増やし、実際の制御棒モータ駆動制御部および制御棒位置検出器との接続を不要とする技術が開示されている。
特開平11−237490号公報
改良型沸騰水型原子炉(ABWR:Advanced Boiling Water Reactor)等の沸騰水型原子炉や加圧水型原子炉等を備えた原子力発電所における原子炉の出力制御は、原子炉内の燃料集合体に対して複数の制御棒の挿入・引抜によって実現される。制御棒の駆動は、モータの回転運動を直線運動へ変換することにより、上下駆動を行わせることによって行っている。このモータを用いた制御棒駆動の移動速度などの制御には、制御棒駆動部と、この制御棒駆動部を監視制御する制御棒操作監視システムが用いられている。
このような制御棒操作監視システムは、一般的に、制御棒統括制御部、制御棒駆動制御部、制御棒個別制御部、モータ駆動制御部、ブレーキ制御部等によって構成されている。モータ駆動制御部は、インバータおよびインバータ制御部によって構成されており、電動機を制御するために用いられている。ブレーキ制御部は、保持ブレーキの動作を制御するために用いられている。
このような制御棒操作監視システムの全体の機能確認試験、または制御棒現場伝送装置単体の機能確認試験を行う場合、制御棒操作監視システムを構成する全ての制御装置間での入出力信号が正常に伝送されているかということの確認が必要となる。この確認試験での入出力信号には、制御対象である制御棒位置に係わる制御棒駆動指令および制御棒駆動指令に対応した制御棒位置信号が含まれるため、制御棒操作監視システム単体としての健全性確認は行うことができない。
このため、制御棒操作監視システム健全性確認のためには、モータと接続されたモータ駆動制御部、制御棒位置検出部およびブレーキ制御部と制御棒個別制御部との間へ実際に配線を行い、制御棒を駆動させた上で試験を行う必要がある。
ここで、制御棒個別制御部は、各々の制御棒に対して1対1で制御・監視信号の授受を行う。このため、例えばひとつの原子炉内部に205本の制御棒を有するような原子力発電所の場合、制御棒個別制御部は205個存在することになる。この場合、制御棒操作監視システムおよび制御棒現場伝送装置における伝送の機能確認を行うためには、制御棒個別制御部へ連なるモータおよびモータ駆動制御部、制御棒位置検出部、ブレーキ制御部の205組の配線を行う必要がある。このため、機能確認のためにすべての結線を行うことは検査員にとって時間や労力の面で大きな負担となっており、試験が実施できる環境が限られてしまうという欠点があった。
上述した特許文献1に開示された技術では、制御棒モータ駆動制御部および制御棒位置検出部の模擬信号の入出力を行う試験用の設備を必要とするうえ、試験用設備を使用する際には当該試験装置と制御棒個別制御部との配線が必要となる。したがって、試験装置を用いることにより試験時の省スペース化および配線作業頻度の削減による作業効率化を図ることはできる。しかし、依然として配線作業に対する検査員の労力、また試験装置製作のためのコストは無視できない水準のままとなる、との問題がある。
本発明は、原子炉内の制御棒の挿入・引抜操作およびその監視を行う制御棒操作監視システムについて、全体の機能確認や制御棒現場伝送装置単体の機能確認試験を行う際に、試験を効率的に運用することができる制御棒操作監視システムおよび制御棒個別制御部ならびに制御棒操作監視システムの試験方法を提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、原子炉の中央制御室にある上位制御装置より伝送される制御棒駆動指令に応じて原子炉内の複数の制御棒の挿入/引抜を制御する制御棒操作監視システムであって、この制御棒操作監視システムは、制御棒統括制御部と、制御棒駆動制御部および前記複数の制御棒と同数の制御棒個別制御部を有する制御棒現場伝送装置と、モータ駆動制御部と、ブレーキ制御部とを備え、前記制御棒現場伝送装置の前記制御棒個別制御部は、伝送された前記制御棒駆動指令に応じて、前記モータ駆動制御部に対してモータ駆動指令を、前記ブレーキ制御部に対してブレーキ解除指令を送信するとともに、制御棒位置検出部から入力された制御棒位置信号を前記上位制御装置に向けて出力する第1制御部と、伝送された前記制御棒駆動指令に応じた前記制御棒の位置を演算によって求め、この求めた制御棒位置を制御棒位置信号として前記上位制御装置に向けて出力する第2制御部とを有することを特徴とする。
本発明によれば制御棒操作監視システム全体の機能確認や制御棒現場伝送装置単体の機能確認試験を行う際に、試験を効率的に運用することができる。
本発明の実施形態に係わる制御棒操作監視システムと関連機器の概略構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる制御棒現場伝送装置におけるブロック図である。 本発明の実施形態に係わる制御棒現場伝送装置におけるブロック図である。 本発明の実施形態に係わる制御棒操作監視システムの試験方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる制御棒操作監視システムの試験方法の他の一例を示すフローチャートである。
本発明の制御棒操作監視システムおよび制御棒個別制御部ならびに制御棒操作監視システムの試験方法の実施形態を、図1乃至図5を用いて説明する。なお、図1乃至図5においては、原子炉として沸騰水型原子力発電所に適用した場合を例に挙げて説明する。
<制御棒操作監視システムの構成例>
図1は制御棒操作監視システム50の内部構成および制御棒操作監視システム50の制御対象を示すブロック図である。
図1において、原子炉1内には燃料集合体2および制御棒3が設置されている。
制御棒3は制御棒駆動部によって位置調整が行われ、燃料集合体2における核分裂反応の制御を行い、原子炉1が最適な出力を得るように構成されている。
制御棒駆動部は、モータ4と、制御棒3の位置を検出するための制御棒位置検出部6と、制御棒非駆動時において制御棒3を所定の位置で保持する機能を有しているブレーキ5とにより構成されている。制御棒駆動部では、モータ4の回転運動を直線運動に変換することにより制御棒3の挿入・引抜駆動を行い、ブレーキ5によって制御棒3の位置を保持する。
制御棒駆動部のモータ4は、たとえばステップモータまたは誘導電動機が採用された電動駆動源である。モータ4にステップモータを採用した場合、ステップモータの他に、ステップモータに連結されたボールスクリューネジ、ボールスクリューネジと噛み合うボールナット、およびボールナットに取り付けられて軸方向に伸びる連結棒が設けられている。そして、ステップモータが正転又は逆転することにより、制御棒3が炉心に向かう挿入駆動と、制御棒3が炉心から引き抜かれる引抜駆動とが可能となる。
ブレーキ5は、制御棒駆動部におけるモータ4の回転軸上に設置されている。
制御棒位置検出部6は、モータ4の回転軸に取り付けられており、回転軸の角度変化を検出し、制御棒3の上下位置の変化に対応した位置信号を制御棒操作監視システム50内の制御棒個別制御部22に対して出力する。
このような制御棒3の原子炉内の複数の制御棒の挿入/引抜を制御・監視するシステムとして、制御棒操作監視システム50が設けられている。この制御棒操作監視システム50は、制御棒統括制御部10、制御棒駆動制御部21および制御棒個別制御部22を有する制御棒現場伝送装置20、モータ駆動制御部30、ブレーキ制御部40等により構成されている。
制御棒統括制御部10は、A系およびB系と二重化されており、上位制御装置60より伝送される制御棒駆動指令を、複数ある制御棒現場伝送装置20のなかから適切な制御棒現場伝送装置20へと伝える役割を担っている。
ここで、制御棒駆動指令は、上位制御装置60より出力される指令であり、制御棒駆動に関わる複数の情報が含まれている。例えば、原子炉内で多数存在する制御棒のうちどの制御棒を選択しているのかという制御棒座標に関する情報、どのような動作モードで駆動するのかというモード選択に関する情報、挿入駆動か引抜駆動に関わる駆動方向選択についての情報などが含まれている。
次いで、制御棒現場伝送装置20について図2を参照して以下説明する。図2は本実施形態における制御棒現場伝送装置20の構成を示している。
制御棒現場伝送装置20は、二重化された制御棒駆動制御部21と、制御棒3毎に搭載され二重化された複数の制御棒個別制御部22とを有しており、制御棒統括制御部10から入力された制御棒駆動に関わる制御棒駆動指令を内部の制御棒駆動制御部21へ伝送する。
制御棒駆動制御部21は、制御棒統括制御部10から入力された制御棒駆動指令を複数ある制御棒個別制御部22のなかから適切な制御棒個別制御部22へと伝える役割を担っている。
制御棒個別制御部22は、第1制御部23aおよびソフトシミュレータ(第2制御部)23bとを有している。制御棒個別制御部22の第1制御部23aでは、制御棒駆動制御部21より入力された制御棒駆動指令に応じて、モータ駆動制御部30へとモータ駆動指令を送信するとともに、ブレーキ制御部40に対してブレーキ解除指令を送信し、モータ4が駆動可能な状態とする。駆動指令が無い場合は、ブレーキ制御部40へのブレーキ解除指令は送信されないため、モータ4の回転軸はブレーキ5によって固定され、制御棒3の位置が保持される。
また、制御棒個別制御部22は、第1制御部23aにおいて、制御棒駆動に関わる指令送信だけではなく、制御棒3の位置に関する信号の授受も行う。制御棒3の位置は、モータ4の回転軸上に取り付けられた制御棒位置検出部6の出力により制御棒個別制御部22によって計測される。制御棒個別制御部22は、この制御棒位置検出部6からの制御棒位置に関する情報を、制御棒駆動制御部21、制御棒統括制御部10へと送信し、最終的に上位制御装置60の表示部(不図示)を通して中央制御室内の操作員によって観測可能としている。
更に、制御棒個別制御部22は、制御棒3の駆動状態の異常の検出を実施している。例えば、制御棒動作不整合の状態として、「ドリフト」と「スティック」が挙げられる。ドリフトとは制御棒駆動指令が出されていないのに制御棒位置が変化してしまう状態、スティックとは制御棒駆動指令が出ているのに制御棒位置が変化しない状態のことである。これらの不整合状態が生じた場合には、制御棒個別制御部22は、これらの異常信号を制御棒駆動制御部21を介して制御棒統括制御部10へと伝送し、制御棒3の駆動を停止させる。
ソフトシミュレータ23bについては後述する。
モータ駆動制御部30は、インバータおよびインバータ制御部によって構成されており、制御棒現場伝送装置20の制御棒個別制御装置22より出力される制御棒駆動指令に基づいてモータ4を駆動する。
ブレーキ制御部40は、制御棒現場伝送装置20の制御棒個別制御部22より出力されるブレーキ制御信号に基づいてブレーキ5の動作・解除のための電圧をブレーキ5へと供給する。
次に、モータ4にステップモータを採用した場合における制御棒3の操作手順について、図2を参照して以下簡単に説明する。
制御棒3の操作は、制御棒統括制御部10を経由して出力される制御棒駆動指令によって行われる。この制御棒駆動指令は、制御棒駆動制御部21を経て制御棒個別制御部22に入力される。そして、制御棒駆動指令に基づいて、モータ駆動部30への制御棒駆動指令、ブレーキ制御部40へのブレーキ制御指令が制御棒個別制御部22より出力される。ブレーキ制御部40は、制御棒個別制御部22からブレーキ制御指令を受け取るとブレーキ5を解除し、制御棒3の駆動を可能とする。また、モータ駆動制御部30は、制御棒個別制御部22から受け取った駆動指令から読み出したパルス信号に基づいてステップモータ4を回転させる。同時に、制御棒個別制御部22は、制御棒位置検出器6から入力される電圧(位置信号)により制御棒3の現在位置を検出し、制御棒3が目標位置の手前に至るとモータ駆動制御部30に対して周波数の低いパルス信号を出力させ、ステップモータ4の回転数を下げて制御棒の駆動速度を低下させるとともに、ステップモータ4が停止した後にブレーキ5を動作させる。
次いで、本実施形態特有の構成について図3を参照して以下説明する。図3は本実施形態における制御棒現場伝送装置20の構成を示している。
図3において、制御棒現場伝送装置20へ搭載される制御棒個別制御部22には、上述のように、モータ4が駆動可能な状態とするとともに制御棒3の位置に関する信号の授受を行う第1制御部23aに加えて、ソフトシミュレータ23bが内蔵されている。
このソフトシミュレータ23bは、制御棒現場伝送装置20へと入力されるソフトシミュレータ有効信号27により起動される。ソフトシミュレータ23bが起動されると、制御棒駆動指令が入力されても、モータ駆動制御部30に対するモータ駆動指令およびブレーキ制御部40に対するブレーキ解除指令は送信されない状態となる。また、制御棒位置検出部6より入力される制御棒位置信号24に対しての診断・エラーステータスがすべて正常状態へと上書きされる。つまり、制御棒駆動指令が入力されているのに対して、制御棒位置が変化しない状態をスティックとして検出しないということである。
また、ソフトシミュレータ23bは、制御棒個別制御部22へ入力される制御棒駆動指令に対して、予測される制御棒位置変化を演算する。そして、この制御棒位置変化の演算結果を実際の制御棒位置検出部6より入力される制御棒位置情報(固定値)に対して加算し、演算結果を模擬制御棒位置信号26として制御棒駆動制御部21に対して出力する。この模擬制御棒位置信号26は制御棒駆動制御部21において制御棒位置信号24に変換されて制御棒統括制御部10へと送信され、上位制御装置60の表示部を通して中央制御室内の操作員により確認される。
すなわち、制御棒個別制御部22がソフトシミュレータ23bを内蔵していることによって、制御棒個別制御部22とモータ駆動制御部30(モータ4)やブレーキ制御部40(ブレーキ5)とを接続することなく、制御棒駆動指令25に応じた制御棒位置信号24を取得することが可能となる。
更に、制御棒操作監視システム50として、第1制御部23aを無効とし、ソフトシミュレータ23bを有効にするためのソフトシミュレータ有効信号27を制御棒個別制御部22に対して出力するための指令部61が上位制御装置60に設けられている。すなわち、指令部61からのソフトシミュレータ有効信号27の有無によって第1制御部23aとソフトシミュレータ23bとが切り換えられるようになっている。
次に、本実施形態の制御棒操作監視システム50の試験方法について、図4および図5を参照して以下説明する。試験内容は、大別すると、駆動指令信号入力に対する応答の健全性確認と、システム稼働時の異常発生に対する応答の健全性確認との2種類が挙げられる。
まず、駆動指令信号入力に対する応答の健全性確認の試験方法について図4を参照して説明する。図4は制御棒操作監視システム50の駆動指令に対する健全性の確認試験を行うためのフローチャートを示している。
まず、上位制御装置60の指令部61を操作してソフトシミュレータ有効信号27を出力し、制御棒統括制御部10、制御棒現場伝送装置20内の制御棒駆動制御部21を介して制御棒個別制御部22に対してソフトシミュレータ有効信号27を入力する(ステップS11)。これにより、以下接続される全ての制御棒現場伝送装置20へ搭載される制御棒個別制御部22におけるソフトシミュレータ23bを有効の状態とする。
次いで、中央制御室の操作員が上位制御装置60を用いて制御棒駆動指令を入力する(ステップS12)。それに応じて、制御棒駆動指令が対応する制御棒個別制御部22へと入力される。そして制御棒個別制御部22では、ソフトシミュレータ23bによって予測される制御棒位置変化が演算されて、制御棒位置検出部6より入力される制御棒位置情報(固定値)に対して加算され、模擬の制御棒位置信号26が制御棒位置信号24に変換されて上位制御装置60へと入力される。
次いで、中央制御室の操作員は、上位制御装置60の表示部に表示される入力された制御棒位置信号が、制御棒位置の期待値と一致するか否かを判定する(ステップS13)。一致しないときは異常個所を特定した上で修理を行い(ステップS14)、ステップS12に処理を戻す。これに対して一致するときは制御棒駆動に関してシステムは正常に稼働していると判定(ステップS15)し、処理を終了する。これにより、制御棒操作監視システム50の健全性を確認することができる。
この健全性の確認試験の内容としては様々なバリエーションが考えられる。
例えば、ソフトシミュレータ23bを有効状態としたうえで、上位制御装置60から全ての制御棒個別制御部22に対して同じ駆動指令を入力し、上位制御装置60で確認される全ての制御棒位置信号が期待される制御棒位置信号と一致するか、またはバラつきが生じているとして、そのバラつきが規定範囲の値に収まっているか否か(例えば、規定偏差未満に収まっているか否か)ということを確認することがある。これにより、各制御棒個別制御部22の個体差あるいは制御棒駆動制御部21の個体差に関する確認を行うことができる。
この方法では、例えばある制御棒個別制御部22で異常が生じている場合、上位制御装置60では、1本の制御棒に関する位置信号が他と比べて異なる結果となるはずであり、制御棒個別制御部22の異常個所の特定を行うことができる。また、制御棒駆動制御部21で何らかの異常が生じている場合、当該制御棒駆動制御部以下に接続されている全ての制御棒個別制御部22からの制御棒位置信号24について、期待される制御棒位置信号とは異なる結果が得られるはずであり、制御棒駆動制御部21の異常個所を特定することができる。
また、本実施形態においては、更に何らかの異常発生状態時における制御棒操作監視システム50の応答の健全性についても確認することができる。これは、制御棒個別制御部22におけるソフトシミュレータ23bによって、制御棒位置信号24が模擬されるのと同時にモータ4やブレーキ5での実駆動が無いことに伴い生じるエラーを全て正常状態に書き換えた状態となるため、制御棒操作監視システム50は正常なシステムであるとみなせるためである。
以下、システム稼働時の異常発生に対する応答の健全性確認の試験方法について図5を参照して説明する。図5は、制御棒操作監視システム50の何らかの異常発生状態における健全性確認試験を行うためのフローチャートを示している。
まず、上位制御装置60の指令部61を操作してソフトシミュレータ有効信号27を出力し、制御棒統括制御部10、制御棒現場伝送装置20内の制御棒駆動制御部21を介して制御棒個別制御部22へとソフトシミュレータ有効信号27を入力する(ステップS21)。これにより、以下接続される全ての制御棒現場伝送装置20へ搭載される制御棒個別制御部22におけるソフトシミュレータ23bを有効の状態とする。
次いで、ある制御棒現場伝送装置20の電源を切断する(ステップS22)。そして中央制御室の操作員は、上位制御装置60において通知される異常信号、すなわち異常状態に対するシステムの応答が異常内容に対して適切であるか否か(例えば、電源断に伴う異常信号が制御棒統括制御部10を介して上位制御装置60へときちんと入力されているか否か)を判定する(ステップS23)。適切でないときは異常個所を特定した上で修理を行い(ステップS24)、ステップS22に処理を戻す。これに対して適切であると判定されるときはシステム稼働時の異常発生に対する応答は健全であると判定(ステップS15)し、処理を終了する。これにより、異常が生じた場合における制御棒操作監視システム50の健全性を確認することができる。
上述した本実施形態では、制御棒操作監視システム50における制御棒現場伝送装置20は、制御棒駆動制御部21と複数の制御棒個別制御部22により構成され、制御棒駆動制御部21を介して制御棒個別制御部22へ入力される制御棒駆動指令に応じた制御棒3の位置変化を演算するソフトシミュレータ23bが各々の制御棒個別制御部22全てに予め内蔵されている。そして、試験時にはソフトシミュレータ有効信号27によりソフトシミュレータ23bを有効にして、模擬制御棒位置信号26を演算によって求め、制御棒位置信号24として出力し、制御棒現場伝送装置20の健全性や制御棒操作監視システム50の健全性を判定する。
これにより、制御棒現場伝送装置20内部で制御棒駆動指令に応じた制御棒位置信号24の出力が可能となるため、制御棒操作監視システム50では、モータ4や、ブレーキ5との接続を行わずに、システム全体としての機能確認を制御棒操作監視システム50単体で実施することができるようになる。このため、制御棒現場伝送装置20の機能確認が制御棒現場伝送装置20単体で実施可能となることに加え、制御棒操作監視システム50全体としての健全性確認でも数百組にもおよぶモータ4やブレーキ5との配線を行うことなく実施可能となり、試験作業の大幅な合理化を図ることができる。
また、ソフトシミュレータ23bが制御棒個別制御部22に搭載されていることで、最も制御棒3に近い制御部において模擬制御棒位置信号26を演算することができ、上位制御装置60と制御棒個別制御部22との間に存在する装置は通常の制御によって健全性の確認を行うことができるとともに、あいだに配置された装置全ての健全性を評価できるため、効率よく健全性の試験を行うことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限り、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論言うまでもない。上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために装置およびシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、ソフトシミュレータ有効信号27を出力する指令部61が中央制御室の上位制御装置60に設けられている場合について説明したが、指令部の設置位置はこれに限られず、制御棒現場伝送装置20に持ち運び可能なスイッチボックスを直接つなぎ、このスイッチボックスから制御棒個別制御部22に対してソフトシミュレータ有効信号27を出力することができる。
また、ソフトシミュレータ23bが制御棒個別制御部22に搭載されている態様について説明したが、このソフトシミュレータ23bは、(1)モータ駆動制御部30に対するモータ駆動指令およびブレーキ制御部40に対するブレーキ解除指令を送信しないようにする、(2)制御棒位置検出部6より入力される制御棒位置信号24に対しての診断・エラーステータスがすべて正常状態へと上書きする、(3)制御棒個別制御部22へ入力される制御棒駆動指令に応じて、予測される制御棒位置変化を演算し、実際の制御棒位置検出部6より入力される制御棒位置情報(固定値)に対して加算し、演算結果を模擬の制御棒位置信号26として出力する、の3つの手順を実施するプログラムとして、既存の制御棒個別制御部22にロードし、試験時に実行することによっても、上述した実施態様と同様の効果が得られる。
更に、ソフトシミュレータ23bが、予測される制御棒位置変化の演算値を実際の制御棒位置検出部6より入力される制御棒位置情報(固定値)に加算して模擬制御棒位置信号26を求める態様について説明したが、制御棒駆動信号の内容に応じた模擬制御棒位置信号のテーブルを予め記憶しておき、入力された制御棒駆動信号に応じた模擬制御棒位置信号をテーブルから呼び出して出力することも可能である。
1…原子炉、
2…燃料集合体、
3…制御棒、
4…モータ、
5…ブレーキ、
6…制御棒位置検出部、
10…制御棒統括制御部、
20…制御棒現場伝送装置、
21…制御棒駆動制御部、
22…制御棒個別制御部、
23a…第1制御部、
23b…ソフトシミュレータ(第2制御部)、
24…制御棒位置信号、
25…制御棒駆動指令、
26…模擬制御棒位置信号、
27…ソフトシミュレータ有効信号、
30…モータ駆動制御部、
40…ブレーキ制御部、
50…制御棒操作監視システム、
60…上位制御装置、
61…指令部。

Claims (8)

  1. 原子炉の中央制御室にある上位制御装置より伝送される制御棒駆動指令に応じて原子炉内の複数の制御棒の挿入/引抜を制御する制御棒操作監視システムであって、
    この制御棒操作監視システムは、制御棒統括制御部と、制御棒駆動制御部および前記複数の制御棒と同数の制御棒個別制御部を有する制御棒現場伝送装置と、モータ駆動制御部と、ブレーキ制御部とを備え、
    前記制御棒現場伝送装置の前記制御棒個別制御部は、
    伝送された前記制御棒駆動指令に応じて、前記モータ駆動制御部に対してモータ駆動指令を、前記ブレーキ制御部に対してブレーキ解除指令を送信するとともに、制御棒位置検出部から入力された制御棒位置信号を前記上位制御装置に向けて出力する第1制御部と、
    伝送された前記制御棒駆動指令に応じた前記制御棒の位置を演算によって求め、この求めた制御棒位置を制御棒位置信号として前記上位制御装置に向けて出力する第2制御部とを有する
    ことを特徴とする制御棒操作監視システム。
  2. 請求項1に記載の制御棒操作監視システムにおいて、
    前記制御棒個別制御部の前記第1制御部と前記第2制御部との切り換えを指示するための指令部を更に備えた
    ことを特徴とする制御棒操作監視システム。
  3. 原子炉の中央制御室にある上位制御装置より伝送される制御棒駆動指令に応じて原子炉内の複数の制御棒の挿入/引抜を制御する制御棒操作監視システムに設けられた制御棒個別制御部であって、
    伝送された前記制御棒駆動指令に応じて、前記制御棒操作監視システム内のモータ駆動制御部に対してモータ駆動指令を、前記制御棒操作監視システム内のブレーキ制御部に対してブレーキ解除指令を送信するとともに、制御棒位置検出部から入力された制御棒位置信号を前記上位制御装置に向けて出力する第1制御部と、
    伝送された前記制御棒駆動指令に応じた前記制御棒の位置を演算によって求め、この求めた制御棒位置を制御棒位置信号として前記上位制御装置に向けて出力する第2制御部とを有する
    ことを特徴とする制御棒個別制御部。
  4. 制御棒統括制御部と、制御棒駆動制御部および前記複数の制御棒と同数の制御棒個別制御部を有する制御棒現場伝送装置と、モータ駆動制御部と、ブレーキ制御部とを備え、原子炉の中央制御室にある上位制御装置より伝送される制御棒駆動指令に応じて原子炉内の複数の制御棒の挿入/引抜を制御する制御棒操作監視システムの試験方法であって、
    前記制御棒個別制御部において、伝送された前記制御棒駆動指令に応じた前記制御棒の位置を演算によって求める第1工程と、
    この第1工程で求めた制御棒位置から制御棒位置信号を求める第2工程と、
    この第2工程で求めた制御棒位置信号と期待値とを比較することで前記制御棒操作監視システムが健全に機能しているか否かを判定する第3工程とを有する
    ことを特徴とする制御棒操作監視システムの試験方法。
  5. 請求項4に記載の制御棒操作監視システムの試験方法において、
    前記第1工程では、前記複数の制御棒すべてに対して同一の制御棒駆動指令信号を入力し、
    前記第3工程では、前記制御棒個別制御部において求められた前記複数の制御棒ごとの制御棒位置信号のバラつきが、前記複数の制御棒すべてで規定範囲の値に収まっているか否かを判定することで、前記制御棒操作監視システムが健全に機能しているか否かを判定する
    ことを特徴とする制御棒操作監視システムの試験方法。
  6. 請求項4に記載の制御棒操作監視システムの試験方法において、
    前記第3工程では、前記制御棒個別制御部において求めた制御棒位置信号を前記上位制御装置に対して出力させ、この制御棒位置信号と期待値との比較結果を中央制御室の上位制御装置に設けられた表示部に前記制御棒ごとに表示させる
    ことを特徴とする制御棒操作監視システムの試験方法。
  7. 請求項4に記載の制御棒操作監視システムの試験方法において、
    前記第1工程では、前記中央制御室から前記制御棒駆動指令を出力し、
    前記第3工程では、前記制御棒個別制御部から出力された制御棒位置信号と前記期待値と一致するか否かを判定することで、前記制御棒操作監視システムが健全に機能しているか否かを判定する
    ことを特徴とする制御棒操作監視システムの試験方法。
  8. 請求項4に記載の制御棒操作監視システムの試験方法において、
    前記第3工程では、記制御棒操作監視システム内に供えられた機器のうちの何れか一つの機器に異常を意図的に発生させ、その異常に対する前記制御棒操作監視システムの応答が異常内容に対して適切かどうかを判定することで、前記制御棒操作監視システムが健全に機能しているか否かを判定する
    ことを特徴とする制御棒操作監視システムの試験方法。
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