JP2015216625A - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フローティングディフュージョンを共通にする複数のフォトダイオードからの信号をAD変換して出力する撮像素子の、出力に要する時間を短縮する撮像装置を提供する。
【解決手段】複数の光電変換部202、203に共通に設けられたフローティングディフュージョン部206の信号をデジタル信号に変換するAD変換器(列回路103)が列毎に設けられる。AD変換器はフローティングディフュージョン部のリセット信号をデジタル信号に変換する第1の動作と、複数の光電変換部の一部から得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第2の動作と、複数の光電変換部の全てから得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第3の動作とを行う。第1の動作では、カウンタ213は第1の方向にカウント値を増加又は減少させ、第2及び第3の動作では、カウンタは第1の方向とは逆方向にカウント値を増加又は減少させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像素子及び撮像装置に関するものである。
近年、行方向及び列方向に複数の画素が配置され、複数の画素の列毎にアナログ−デジタル変換器(AD変換器)を配置し、画素からのアナログ信号をデジタル信号に変換して出力するCMOSイメージセンサが開発されている。列毎に配置されたAD変換器により信号をAD変換することにより、列毎の画素信号を撮像素子から出力するときに、撮像素子からの画素信号の水平転送をデジタル的に行うことが可能となる。
特許文献1では、AD変換器として、シングルスロープ方式のAD変換器が採用されている。シングルスロープ方式のAD変換器は、比較器とカウンタを有し、比較器の一方の入力にアナログの画素信号を入力した状態で、他方の入力に参照信号として、時間の経過とともに電圧レベルが一定の傾きをもって変化するランプ信号を入力している。比較器の出力は、画素信号と参照信号の大小関係が反転したときに、反転する。カウンタはランプ信号が発生するとカウントを開始し、比較器の出力が反転すると、停止する。カウンタがカウントした値がアナログの画素信号のレベルに相当するデジタル値となる。
さらに、特許文献1では、画素信号のリセット成分とフォトダイオードで発生した信号成分との差分をとるための手段として、アップダウンカウンタのカウント方向を反転させることで、信号成分からリセット成分を差し引く方法をとっている。この方法により、カウンタは一つですみ、信号成分からリセット成分の差分を行う差分器が不要なため、回路規模の縮小を実現できる。
ところで、近年のCMOSイメージセンサの画素の特徴として、フォトダイオードで発生した信号を転送するフローティングディフュージョン以降の読み出し回路を2つ以上のフォトダイオードで共有するものがある。特許文献2では、フローティングディフュージョンを共有する2つのフォトダイオードから信号が出力される際に、最初にリセットレベルが読み出され、次に第1のフォトダイオードの信号が読み出される。さらにフローティングディフュージョンをリセットしない状態で、第1のフォトダイオードの信号に重ねて第2のフォトダイオードの信号が読み出される。それぞれの信号を減算することで、2つのフォトダイオードの信号からそれぞれリセットレベルを除外した信号を読み出している。この方法によって、リセットレベルの読み出しに要する時間を1回分減らすことができるので、画素信号を読み出す時間を短縮できる。
さらに、特許文献3に示すように、CMOSイメージセンサにオートフォーカスのためのフォトダイオードを配置するものがある。特許文献3では、1つのマイクロレンズの下にフォトダイオードを2つ設けている。そして、各フォトダイオードが撮像レンズの異なる瞳面の光を受光するように構成され、2つのフォトダイオードの出力を比較することによって、焦点検出が可能である。また、2つのフォトダイオードの出力を合計して、画像信号として用いることも可能である。
特開2005−278135号公報 特開2004−134867号公報 特開2001−83407号公報
ところが、特許文献1に記載された、アップダウンカウンタを使ったシングルスロープ方式のAD変換器に、特許文献2のような時間を短縮する手法を採用することは出来ない。特許文献1に記載の方法では、リセットレベルを読み出し、次に第1のフォトダイオードの信号の読み出しを行う際に、カウンタを反転させることにより、第1のフォトダイオードの信号からリセットレベルを差分した信号を得る。その結果、リセットレベルの情報が消失される。次に、第1のフォトダイオードの信号に重ねて第2のフォトダイオードの信号をAD変換した時点で、第1のフォトダイオードの信号の値もリセットレベルの信号の値も残っていないから、適切な差分処理をとることが出来ないからである。したがって、特許文献1や特許文献2の技術を、特許文献3に記載されているような、1つのマイクロレンズの下にフォトダイオードを2つ設けたCMOSイメージセンサにおいて、信号を読み出す時間を短縮するために使うことは困難であった。
本発明は、フローティングディフュージョンを共通にする複数のフォトダイオードからの信号をアナログデジタル変換して出力する撮像素子において、出力に要する時間を短縮するのに有利な撮像素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係る撮像素子は、複数の光電変換部と、前記複数の光電変換部に共通に設けられたフローティングディフュージョン部と、前記複数の光電変換部によって発生した電荷を前記フローティングディフュージョン部へ転送する転送部と、前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセット部とを各々が備える複数の画素が行列状に配置され、前記フローティングディフュージョン部の電荷量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器が列毎に設けられ、前記アナログデジタル変換器は、前記アナログ信号を参照信号と比較し、その大小関係によって出力を変化させる比較器と、前記比較器の出力により制御されるカウンタとを含み、前記リセット部によりリセットされた前記フローティングディフュージョン部の電荷量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換する第1の動作と、前記複数の光電変換部の一部から得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第2の動作と、前記複数の光電変換部の全てから得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第3の動作と、を行い、前記第1の動作では、前記カウンタは第1の方向にカウント値を増加または減少させ、前記第2および前記第3の動作では、前記カウンタは前記第1の方向とは逆の方向にカウント値を増加または減少させることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像素子は、複数の光電変換部と、前記複数の光電変換部に共通に設けられたフローティングディフュージョン部と、前記複数の光電変換部によって発生した電荷を前記フローティングディフュージョン部へ転送する転送部と、前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセット部と、を各々が備える複数の画素が行列状に配置され、前記フローティングディフュージョン部の電荷量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器が列毎に設けられ、前記アナログデジタル変換器は、前記アナログ信号を参照信号と比較し、その大小関係によって出力を変化させる比較器と、前記比較器の出力により制御されるカウンタとを含み、前記リセット部によりリセットされた前記フローティングディフュージョン部の電荷量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換する第1の動作と、前記複数の光電変換部の一部から得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第2の動作と、前記複数の光電変換部の全てから得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第3の動作とを行い、前記第2および前記第3の動作において、前記カウンタは前記第1の動作によるカウント値からカウントを開始することを特徴とする。
本発明によれば、フローティングディフュージョンを共通にする複数のフォトダイオードからの信号をアナログデジタル変換して出力する撮像素子において、出力に要する時間を短縮するのに有利な撮像素子を提供することができる。
本発明の実施形態の撮像素子の構成を示す概略図。 実施形態1の画素及び列回路を示す図。 1画素の構成を模式的に説明する図。 実施形態1の撮像素子の駆動方法を示すタイミングチャート。 本発明の実施形態の撮像装置の構成を示す概略図。 実施形態2の画素及び列回路を示す図。 実施形態2の撮像素子の駆動方法を示すタイミングチャート。 実施形態3の画素及び列回路を示す図。 実施形態3の撮像素子の駆動方法を示すタイミングチャート。 実施形態4の画素及び列回路を示す図。 実施形態4の撮像素子の駆動方法を示すタイミングチャート。 実施形態5の画素及び列回路を示す図。 実施形態5の撮像素子の駆動方法を示すタイミングチャート。 実施形態6の撮像素子の構成を示す概略図。
[実施形態1]
以下、本発明の実施形態1について図1〜図4により説明する。図1は、本実施形態における撮像素子100の全体構成を概略的に示す図である。図1において、撮像素子100には、複数の画素が行列状に配置されている画素部101がある。画素部101の周辺には、配置された画素を行単位での選択する垂直選択回路102が配置される。垂直選択回路102により選択された画素からの信号は、画素の列毎に設けられた列回路103に入力される。列回路103は、入力された信号をAD変換して水平出力線106へ出力する回路である。水平選択回路105は、列回路103を順次選択する。選択された列回路103は、画素部101からの信号をAD変換して水平出力線106へ出力する。水平出力線106へ出力された信号は、出力アンプ107を介して撮像素子100から出力される。参照信号発生回路104で発生された、時間の経過とともに電圧レベルが一定の傾きをもって変化する参照信号(ランプ信号)は、列回路103に入力されてAD変換に使用される。なお、撮像素子の各部の制御は、タイミング信号を提供するタイミングジェネレータ或いは制御回路等により行われる。
図2は、本実施形態1の画素及び列回路を示す図である。本実施形態では、画素201に光を電荷に変換する光電変換部である2つのフォトダイオード(以下、「PD」)202、203を設けた例について説明する。なお、PDの数は2つに限らない。視覚的に立体的に見える画像や焦点検出のための信号を得るために、複数のPDを1つの画素に配置して使うこともできる。PD202とPD203とは、フォトダイオードで発生した電荷量を対応した電圧に変換するフローティングディフュージョン部(以下、「FD」)206を共通に用いている。PD202、203とFD206の間には、それぞれ転送トランジスタ204、205が設けられている。転送トランジスタ204、205は、それぞれ転送パルスφTX1、φTX2によって駆動される。そして、転送パルスφTX1、φTX2がハイレベル(Hレベル)になると、転送トランジスタ204、205は、PD202、203で発生した電荷をFD206に転送する転送部として動作する。
FD206には、増幅トランジスタ207、リセットトランジスタ209が接続されている。増幅トランジスタ207の出力は、選択トランジスタ208を介して、列回路103に接続されている列出力線217に出力される。列出力線217には、定電流源210が接続されている。FD206、増幅トランジスタ207及び定電流源210はフローティングディフュージョンアンプを構成する。選択トランジスタ208は、選択パルスφSELがHレベルになるとオンとなり、FD206で電圧に変換されて増幅トランジスタ207で増幅されたPDからの画素信号を、列回路103に出力する。リセットトランジスタ209は、リセットパルスφRESがHレベルになるとオンして、電源電圧VDDによりFD206等をリセットするリセット部である。なお、定電流源210は、列回路と同様に各列に配置されている。
本実施形態では、PD202、203にはそれぞれ転送トランジスタ204、205が接続されているが、FD206、リセットトランジスタ209、増幅トランジスタ207、選択トランジスタ208等からなる信号読み出し回路は共用されている。
次に、列回路103の構成について説明する。選択トランジスタ208から列出力線217を介して列回路103に出力された画素信号は、列回路103に設けられたアンプ211で増幅される。なお、アンプ211は、低ノイズの観点から利得を有するアンプであることが好ましいが、必ずしも必要ではない。アンプ211から出力されるアナログ信号が、比較器212の一方の入力端子へ入力される。比較器212の他方の入力端子へは、参照信号発生回路104から供給される参照信号(ランプ信号)Vslopeが入力される。比較器212は、アンプ211の出力、すなわち増幅されたアナログ信号である画素信号と、参照信号Vslopeの電圧レベルを比較し、アンプ211の出力と参照信号Vslopeの電圧レベルとの大小関係によって、比較出力Coutを出力する。
比較出力Coutは、ローレベル(Lレベル)とハイレベル(Hレベル)の2つの値をとる。本実施形態では、参照信号Vslopeの電圧レベルがアンプ211の出力以下の時は、比較出力CoutはLレベルをとる。また、参照信号Vslopeの電圧レベルがアンプ211の出力に対して大きい時は、比較出力CoutはHレベルをとる。カウンタ213は、カウントアップとカウントダウンの切替えが可能なカウンタであり、クロックCLKが入力されると、クロックCLKをカウントしてカウントアップ又はカウントダウンするプリセッタブルカウンタである。クロックCLKは、参照信号Vslopeの発生開始と同時にカウンタ213に入力される。カウンタ213は、比較出力CoutがHレベルの時にはカウント動作(カウントアップ又はカウントダウン)を行い、比較出力CoutがLレベルになると同時にカウント動作を停止する。カウンタ213は、一般的な回路で実現可能である。カウンタ213により比較器212に入力されたアナログ信号がデジタル信号にデジタル変換される。
以上のように、比較器211とカウンタ213とで、スロープ方式のアナログデジタル変換器が構成される。カウンタ213の出力には、カウンタ213のカウント値を記憶するためのメモリ214〜216が設けられている。つまり、各メモリ214〜216はアナログデジタル変換(AD変換)されたデジタル信号を保持する。各メモリ214〜216は次の機能を有する。メモリ214は、FD206のリセット信号(N信号)レベルをAD変換した結果の値を保持する。メモリ215は、PD202の画素信号とFD206のN信号が重畳された信号(以下、S(A)+N信号)から、FD206のN信号を差し引いた値(以下、S(A)信号)を保持する。メモリ216は、PD203の画素信号S(B)がN信号とS(A)信号にさらに重畳された信号(以下、S(A+B)+N信号)から、N信号を差し引いた値(以下、S(A+B)信号)を保持する。メモリ215、216に保持されたデジタル信号は、水平選択回路105からの信号によって選択されて、水平出力線106と出力アンプ107を介して撮像素子100から読み出される。メモリ216に記憶された全てのPDのデジタル信号S(A+B)信号からメモリ215に記憶された一部のPDのデジタル信号S(A)を差し引けば、PD203からの画像信号S(B)を得ることができる。
画素部101には、PDに光を集光するマイクロレンズが図3のように配置されている。マイクロレンズは、図3(a)のように、PD202、203の各々に配置してもよいし、図3(b)のように、PD202とPD203とでマイクロレンズを共有してもよい。マイクロレンズを共有する図3(b)の場合、PD202とPD203によって焦点検出用の信号と画像信号とを得ることができる。
次に、撮像素子の動作について、図4のタイミングチャートにより説明する。水平同期パルスHsyncがHレベルからLレベルになって、その後またHレベルになるまでが、画素部101の一行の読み出しに係る動作タイミングを示す。一行分の画素からの画素信号の読み出しとAD変換は、列毎に行われる。概略は、選択パルスφSELをLレベルからHレベルにすることにより、選択トランジスタ208をオンし、画素部101の1行の列方向に並ぶ画素を各々列回路103と接続する。その後、1行の画素からの信号のAD変換が終了する時刻t402に、リセットパルスφRESをHレベルにすることにより再びリセットスイッチ209をオンする。FD206からリセットレベルの読み出しを実行後、画素部の1行文の読み出しが終了するまでFD206はリセットされない。それと同時に、選択パルスφSELをLレベルにすることで再び選択トランジスタ208をオフする。以上で1行分の画素からの読み出し動作が終了する。以下、タイミングチャートに沿って、本実施形態の動作について順次説明する。なお、本実施形態に関係する部分について説明し、通常行われている画素からの読み出し動作に関しては説明を省略する。
まず、時刻t401でリセットパルスφRESがHレベルからLレベルになり、リセットトランジスタ209をオンからオフ状態にしてFD206のリセット状態を解除する。時刻t401でリセットトランジスタ209がオフになった状態では、FD206にはリセット信号(N信号)の電圧が書き込まれている。このとき、選択パルスφSELがHレベルになっているので、選択トランジスタ208はオンであり、比較器212の一方の入力端子にアンプ211を介してFD206のN信号に対応した電圧が入力される。その後、N信号のAD変換を開始する。時刻t403から参照信号発生回路104により、時刻とともに初期値から減少するランプ信号Vslopeを発生する。ランプ信号Vslopeは、比較器212の他方の入力端子に入力される。また、ランプ信号Vslopeの発生開始と共に、クロックCLKがカウンタ213に供給される。
最初にカウンタ213をダウンカウントモードとしておくことで、供給されるクロックCLKの数に応じてカウンタ213のカウント値が減少していく。時刻t405で比較器212に入力したランプ信号Vslopeの電圧レベルがN信号の電圧レベルと一致すると、比較器212は出力CoutをHレベルからLレベルに反転する。カウンタ213は、出力CoutがLレベルになると同時にカウントダウン動作を停止する。初期値から時刻t405までカウンタ213がカウントした値が、N信号をAD変換したデジタル値として取得される。時刻t404はN信号をAD変換するのに必要な所定の時刻を表す。ランプ信号Vslopeの発生時刻t403から時刻t404までが、N信号読み出し期間となる。次に、時刻t404でN信号をAD変換したデジタル値に相当するカウンタ213のカウント値をメモリ214にコピーする。カウンタ213のカウント値をメモリ214にコピーするタイミングは、時刻t404より後の後述する期間T406と重なっていてもよい。
次に、時刻t404の後の期間T406の間、転送パルスφTX1をHレベルにすることで、転送トランジスタ204をオンさせ、PD202で光電変換されて蓄積されている画素信号をFD206に転送する。この結果、FD206にはPD202からの画素信号とN信号が重畳したS(A)+N信号が書き込まれた状態になる。比較器212の一方の入力端子にアンプ211を介してFD206のS(A)+N信号に対応した電圧が入力される。この状態で、時刻t407から参照信号発生回路104により、時間の経過とともに初期値から減少する参照信号(ランプ信号)Vslopeの発生を開始する。ランプ信号Vslopeの発生開始と同時にクロックCLKをカウンタ213に供給し、カウンタ213にカウント動作をさせる。このとき、カウンタ213はアップカウントモードとしておくことで、供給されるクロックCLKの数に応じてカウンタ213のカウント値が増加していく。時刻t409で比較器212に入力したランプ信号Vslopeの電圧レベルがS(A)信号のレベルと一致すると、比較器212は、出力CoutをHレベルからLレベルに反転させる。カウンタ213は、出力CoutがLレベルになると同時にカウントアップ動作を停止する。ダウンカウントで得られたN信号に相当する初期値から、時刻t409までカウンタ213がカウントした値が、S(A)+N信号からN信号を減算した、S(A)信号に相当する値としてカウンタ213において取得される。時刻t408はS(A)信号をAD変換するのに必要な所定の時刻を表す。時刻t407から時刻t408までがS(A)信号の読み出し期間となる。次に、時刻t408でS(A)信号読み出し期間が終了した後に、S(A)信号をAD変換したカウンタ213の値をメモリ215にコピーする。メモリ215に記憶されたS(A)信号の値は、水平転送期間T414の間に、水平選択回路105により各列毎に順次選択され、メモリ215から順次読み出されて水平出力線106へ出力される。
時刻408の後、S(A+B)信号のAD変換に先立って、メモリ214に保持しているN信号の値をカウンタ213にセットする。S(A)信号をAD変換したデジタル値に相当するカウンタ213の値をメモリ215にコピーする期間、およびメモリ214に保持しているN信号の値をカウンタ213にセットする期間は、後述する期間T410と重なっていてもよい。
次に、期間T410の間に、転送パルスφTX2をHレベルにすることで、転送トランジスタ205をオンさせ、PD203で蓄積している信号をFD206に転送する。この結果、FD206にはPD202からの信号とN信号に加えて、PD203からの信号が加わり、S(A+B)+N信号が書き込まれている状態になる。比較器212の一方の入力端子にアンプ211を介してFD206のS(A+B)+N信号に対応した電圧が入力される。この状態で、時刻t411から参照信号発生回路104により、参照信号(ランプ信号)Vslopeの発生を開始する。ランプ信号Vslopeの発生開始と同時に、クロックCLKをカウンタ213に供給し、カウンタ213にカウント動作をさせる。このとき、カウンタ213をアップカウントモードに設定する。供給されるクロックCLKの数に応じてカウンタ213のカウント値が、メモリ214からカウンタ213にセットされたN信号の値(リセット信号をダウンカウントして得られた値)から増加する。時刻t413で比較器212に入力したランプ信号Vslopeの電圧レベルがS(A+B)信号のレベルと一致すると、比較器212は、出力CoutをHレベルからLレベルに反転させる。カウンタ213は、出力CoutがLレベルになると同時にカウントアップ動作を停止する。カウンタ213の初期値はダウンカウントし得られたN信号の値だったので、時刻t413までカウンタ213がカウントアップした値は、S(A+B)+N信号からN信号を減算した値になる。したがって、時刻t413でカウンタ213は、S(A+B)信号をAD変換した値を保持している。時刻t412はS(A+B)信号をAD変換するのに必要な所定の時刻を表す。したがって、時刻t411から時刻t412までがS(A+B)信号の読み出し期間となる。次に、時刻t412でS(A+B)信号読み出し期間が終了した後に、カウンタ213の値をメモリ216にコピーする。この結果、メモリ216には、S(A+B)信号をAD変換したデジタル値が記憶される。
上述したように、S(A+B)信号読み出し期間に先立ち、メモリ214に保持したN信号をカウンタ213にセットする。この結果、カウンタによってS(A+B)信号をAD変換するときに、S(A+B)+N信号とリセット電圧であるN信号との差分をとることができる。このような構成によって、N信号読み出し、S(A)信号読み出し、S(A+B)信号読み出しをそれぞれ行うことが可能となる。S(A)信号読み出し及びS(A+B)信号読み出しの度にN信号を読み出して減算するよりも、1回分のN信号を読み出す時間の分、AD変換するのに要する時間を短縮することができる。また、それぞれ読み出された信号の差分から各PDの画素信号に相当するデジタル信号を得ることができるので、焦点検出信号及び画像信号を得ることができる。
メモリ214は、S(A+B)信号読み出し時にカウンタ213にN信号をセットするまでの時間、N信号の値を保持すればよい。メモリ215、216は、各々水平転送期間T414、T415が終わるまでの間、画素の信号の値を保持していればよい。
本実施形態では、参照信号Vslopeを時間の経過と共に電圧レベルが減少するランプ信号として説明したが、時間の経過と共に電圧レベルが増加するランプ信号でもよい。具体的には、アンプ211が非反転アンプの時には、PDの信号が増えるとアンプ211の出力も減るため、参照信号は時間の経過と共に電圧レベルが減少する信号とすることができる。アンプ211が反転アンプの時には、PDの信号が増えるとアンプ211の出力が増えるため、参照信号は時間の経過と共に電圧レベルが増加する信号とすることができる。参照信号Vslopeが時間の経過と共に電圧レベルが増加する電圧の場合には、カウンタ213の進行を制御する出力CoutのLレベルやHレベルを上記に説明したものと逆に機能させるなどの変更が必要であるが、この点についての説明は省略する。
また、カウンタ213の進行方向(アップ又はダウン)も逆にしてもよい。その場合には、AD変換された信号の値の大小関係が逆になるので、撮像素子からの出力信号を処理する撮像信号処理回路506(図5)等で信号を反転させてもよい。
次に、本実施形態の撮像素子を撮像装置500に適用した場合の一実施例について図5により詳述する。光学系を構成するレンズ部501は、被写体の光学像を撮像素子505に結像させる。レンズ駆動装置502によってレンズ部501を駆動してズーム制御、フォーカス制御、絞り制御などが行われる。本実施形態では、メカニカルシャッター503は、シャッター駆動装置504によって制御されてシャッターの開閉や速度を制御される。撮像素子505は、レンズ部501で結像された被写体を画像信号に変換して出力する。本実施形態の場合、撮像素子505からの画像信号は、デジタル値として出力される。撮像信号処理回路506は、撮像素子505より出力される画像信号に各種の補正を行ったり、データを圧縮したりする。タイミング発生部507は、撮像素子505、撮像信号処理回路506など撮像装置の駆動のための各種タイミング信号を出力する。全体制御・演算部509は、各種演算と撮像装置全体を制御する。メモリ部508は、画像データを一時的に記憶する。記録媒体制御I/F部510は、データを記録媒体に記録または読み出しを行う。記録媒体511は、画像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体である。表示部512は、各種情報や撮影した画像を表示する表示部である。
次に、本実施形態の撮像装置の動作について説明する。撮像装置のメイン電源がオンされると、全体制御・演算部509やタイミング発生部507等の制御系の電源がオンし、更に撮像信号処理回路506などの撮像系回路の電源がオンされる。
図示しないレリーズボタンが押されると、測距装置514が、撮像素子からの画像信号に基づいて、全体制御・演算部509と共に動作して被写体までの距離を求める。その後、レンズ駆動装置502によりレンズ部を駆動して、全体制御・演算部509は合焦か否かを判断する。合焦していないと判断したときは、全体制御・演算部509は再び測距を行う。測距を行う際には、メカニカルシャッター503を開き撮像素子505に被写体像を投影させ、撮像信号処理回路506および全体制御・演算部509で撮像信号を処理することにより、被写体までの距離を演算してもよい。焦点の検出は、本実施形態の撮像素子を使う場合、1つのマイクロレンズ下の2つのPDからの画素信号の位相差から行うことができる。この場合は、2つのPDの画素信号を合わせて、画像信号とすることができる。これらの処理は撮像素子から出力されるAD変換された信号を、撮像信号処理回路506、全体制御・演算部509で処理することにより行われる。
合焦が確認された後に撮像動作が開始する。撮像動作を開始するにあたり、カメラで設定されている感度設定に応じて、撮像素子505のゲイン設定が行われる。感度設定は、測光装置513で判断した測光値から求めてもよいし、図示しない感度設定ボタンなどによって設定してもよい。
撮像が終了すると、撮像素子505から出力された画像信号は撮影信号処理回路506で画像処理をされ、全体制御・演算部509によりメモリ部508に書き込まれる。メモリ部508に蓄積されたデータは、全体制御・演算部509の制御により記録媒体制御I/F部510を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体511に記録される。また、図示しない外部I/F部を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
[実施形態2]
次に、本発明の実施形態2について説明する。図6は、本実施形態の撮像素子における画素及び列回路の構成を示す図である。実施形態1で示した図2と同じ構成には同じ参照番号を付与し、重複する説明は省略する。実施形態1との相違点は、S(A)信号の値を保持するメモリ215とS(A+B)信号の値を保持するメモリ216とを共通のメモリ601としている点である。メモリ601は、あるタイミングではS(A)信号をAD変換したデジタル値を保持し、また別のタイミングでは、S(A+B)信号をAD変換したデジタル値を保持する。
本発明の実施形態2の撮像素子の駆動方法を図7により説明する。実施形態1で説明したように、時刻t403からリセット信号(N信号)のAD変換を行う。時刻t405で得られたN信号の値を、時刻t404でメモリ214に記憶する。次に、時刻t407からS(A)信号のAD変換を、カウンタ213のカウント方向を逆にして行う。この結果、時刻t409でカウンタ213にはN信号が差し引かれた、S(A)信号に相当するデジタル値が保持される。その後、時刻t408でS(A)信号読み出し期間が終了した後に、カウンタ213に保持されているS(A)信号に相当するデジタル値をメモリ601にコピーする。メモリ601へS(A)信号に相当するデジタル値をコピーした後、メモリ601に記憶されているS(A)信号の値を、水平転送期間T414の間に水平出力線106へ出力する。
次にS(A+B)信号のAD変換について説明する。最初に、メモリ214に記憶されているN信号の値をカウンタ213に設定する。次に、期間T410の間、転送パルスφTX2をHレベルにする。この結果、FD206にS(A+B)+N信号が書き込まれた状態になる。S(A)信号の値を水平出力線106へ出力する水平転送期間T414の間に、S(A+B)信号のAD変換を、カウンタ213をカウントアップして行う。カウンタ213には初期値としてN信号をダウンカウントして得られた値をセットしてあったので、時刻t413でカウンタ213にはS(A+B)信号に相当する値が保持される。水平転送期間T414が終了した後の時刻t412で、カウンタ213に保持されているS(A+B)信号の値をメモリ601にコピーする。
このように、水平転送期間T414をカウンタ213からS(A+B)信号を読み出すまでの間に終了するように、水平転送を行うことにより、S(A)信号とS(A+B)信号を保持するメモリを共用する。メモリ1つ分の回路規模の縮小が可能となる。水平転送期間T414の終了後からS(A+B)信号読み出しが終了する時刻t412までの間にメモリ601を初期値にリセットして、(A+B)信号に相当する値を記憶する準備をしてもよい。また、本実施形態の撮像素子を実施形態1で説明した撮像装置に用いて、撮像装置を構成することができる。
[実施形態3]
以下、本発明の実施形態3について図面を用いて説明する。図8は、図1に示す撮像素子における画素及び列回路の実施形態3の構成を示す図である。他の実施形態と同一の構成についての説明は省略する。図2で示した実施形態1との相違点は、実施形態1のN信号を保持するメモリ214とS(A+B)信号を保持するメモリ216とを、メモリ801で兼用している点である。メモリ801は、ある時刻では、N信号をAD変換したデジタル値を保持し、また別の時刻では、S(A+B)信号をAD変換したデジタル値を保持する。
本発明の実施形態3の撮像素子の駆動方法を図9により説明する。最初に時刻t403からカウンタ213により、N信号のAD変換を行い、時刻t404でカウンタ213に保持されているN信号の値をメモリ801にコピーする。次に、時刻t407からカウンタ213のカウント方向を逆にしてS(A)信号のAD変換を行う。その結果、時刻t409でカウンタ213にS(A)信号をAD変換した値が保持される。時刻t408でS(A)信号の読み取りを終了し、カウンタ213の値をメモリ215にコピーし、その後S(A+B)信号のAD変換に先立ち、メモリ801に保持しているN信号の値をカウンタ213にセットする。その後はメモリ801に記憶したN信号の値は不要になるので、メモリ801は初期値にリセットしてもよい。次に、期間T410で転送トランジスタ205をオンして、PD203に蓄積されている電荷をFD206に転送し、時刻t411からS(A+B)+N信号のAD変換を開始する。カウンタ213はセットされたN信号の値からアップカウントを開始する。時刻t412でS(A+B)信号読み出し期間が終了した後に、カウンタ213に保持されたS(A+B)信号をAD変換したデジタル値をメモリ801にコピーする。S(A+B)信号のAD変換と並行してS(A)信号の水平転送を行う。その後にS(A+B)信号の水平転送を期間T415に行う。S(A+B)信号の水平転送は、次の行の画素のN信号を読み出してメモリ801にコピーする時刻までに終了していればよい。
このように、水平転送期間T415を次の行のN信号をメモリ801に格納する迄に終了することにより、N信号とS(A+B)信号を保持するメモリを兼用することが可能となり、メモリ1つ分の回路規模の縮小が可能となる。実施形態2では、水平転送期間T414がS(A+B)信号読み出しまでの間に終了する必要があったが、本実施形態では、水平転送期間T415を、次の行のN信号をメモリ801に記憶する迄に終了する必要がある。水平転送期間T414と水平転送期間T415とに要するそれぞれの時間に応じて有利な方を採用して撮像素子からの画素信号の読み出しを高速化できる。本実施形態の撮像素子も、実施形態1で説明した撮像装置に用いて、撮像装置を構成することができる。
[実施形態4]
本発明の実施形態4について図面を用いて説明する。図10は、図1に示す撮像素子における画素及び列回路の実施形態4の構成を示す図である。他の実施形態と同じ構成には同じ参照番号を付与し、重複する説明は省略する。実施形態1との相違点は、N信号を保持するメモリ214がなく、アップダウンカウンタであるカウンタ213に代えて、ダウンカウンタ1001とアップカウンタ1002を設けた点である。
ダウンカウンタ1001とアップカウンタ1002は共にクロックCLKに対応してカウントダウンおよびカウントアップを行う。クロックCLKは、ランプ信号Vslopeの発生開始と同時にカウンタに供給される。ダウンカウンタ1001とアップカウンタ1002は、比較器212の出力CoutがHレベルの時にはそれぞれカウントダウンおよびカウントアップを行い、出力CoutがLレベルになると同時にカウントの進行を停止する。ダウンカウンタ1001とアップカウンタ1002は、カウント動作をするタイミングが異なるので、そのためにそれぞれは独立に制御される。本実施形態では、ダウンカウンタ1001は、制御信号EN_DがHレベルのときにカウント動作を行い、アップカウンタ1002は、制御信号EN_UがHレベルのときにカウント動作を行うように、独立に制御される。また、クロックCLKの入力や出力Coutの入力を各々のカウンタに対して独立に制御することでも、ダウンカウンタ1001とアップカウンタ1002のカウント動作の制御を独立に行うことが可能である。本実施形態について図11により動作説明を行う。
時刻t403からのN信号のAD変換に先立ち、制御信号EN_Dをハイにする。ランプ信号Vslopeが発生して、ダウンカウンタ1001がダウンカウントを開始する。ランプ信号Vslopeの電圧レベルがN信号のレベルと一致すると、時刻t405で比較器212の出力Coutが反転してダウンカウンタ1001はカウントを停止する。次に、時刻t404でN信号のAD変換が終了すると、ダウンカウンタ1001に保持されたN信号のAD変換された値は、アップカウンタ1002にコピーされる。また、時刻t404で制御信号EN_DをLレベルにすることで、ダウンカウンタ1001の動作は停止する。
次に、時刻t407からのS(A)信号のAD変換に先立ち、アップカウンタ1002の制御信号EN_Uをハイにする。アップカウンタ1002によりS(A)信号のAD変換が行われる。アップカウンタ1002は、ダウンカウンタ1001がN信号をダウンカウントした値を初期値としている。ランプ信号Vslopeが発生し、アップカウンタ1002にカウントCLKが入力されて、クロックCLKのカウントが開始される。時刻t409でランプ信号Vslopeの電圧レベルがS(A)信号のレベルと一致すると、比較器212の出力Coutが反転して、アップカウンタ1002はカウント動作を停止する。このときアップカウンタ1002には、S(A)信号をAD変換した値が保持されている。時刻t408でアップカウンタ1002に保持された、S(A)信号をAD変換した値をメモリ215にコピーする。その後、S(A+B)信号のAD変換に先立って、ダウンカウンタ1001に保持されたN信号をAD変換した値をアップカウンタ1002にコピーしておく。ダウンカウンタ1001のN信号の値をアップカウンタ1002にコピーした後であれば、ダウンカウンタ1001の値を初期値に戻してもよい。ダウンカウンタ1001は、次の行のN信号読み出し期間までに初期値に戻しておけばよい。時刻t411から、アップカウンタ1002は、S(A+B)信号のAD変換を行う。t413でランプ信号Vslopeの電圧レベルがS(A+B)信号のレベルと一致すると、比較器212の出力Coutが反転してAD変換が終了する。このとき、アップカウンタ1002にはS(A+B)信号をAD変換した値が保持されている。次に、時刻t412で、アップカウンタ1002の値をメモリ216にコピーする。
上述したように、アップダウンカウンタに代えてダウンカウンタ1001、アップカウンタ1002を設け、ダウンカウンタ1001でAD変換したN信号を、ダウンカウンタ1001に保持する。次に、S(A)信号読み出しとS(A+B)信号読み出しとの前にアップカウンタ1002にコピーする。これによって、N信号のメモリ214が不要となる。本実施形態では、アップダウンカウンタであるカウンタ213とメモリ214の回路規模に対し、ダウンカウンタ1001、アップカウンタ1002の回路規模が小さい時には、回路規模を削減できる。本実施形態の撮像素子も実施形態1で説明した撮像装置に用いて、撮像装置を構成することができる。
[実施形態5]
以下、本発明の実施形態5について図面を用いて説明する。図12は、撮像素子における画素及び列回路の実施形態5の構成を示す図である。他の実施形態と同じ構成には同じ参照番号を付与し、重複する説明は省略する。アップカウンタとダウンカウンタとを用いる点は実施形態4と同じだが、S(A)信号を保持するメモリ215とS(A+B)信号を保持するメモリ216が兼用され、メモリ601としている点で相違する。メモリ601はある時刻では、S(A)信号を保持し、また別の時刻では、S(A+B)信号を保持するように動作する。
実施形態5について図13により説明する。N信号のAD変換値をダウンカウンタ1001で行い、その値を保持する。ダウンカウンタ1001に保持したN信号の値を、S(A)信号及びS(A+B)信号をアップカウンタ1002でそれぞれAD変換するのに先立って、アップカウンタ1002へ初期値としてコピーする。アップカウンタ1002でS(A)信号及びS(A+B)信号それぞれのAD変換が行われる点で実施形態4と同じである。S(A)信号のAD変換された値をアップカウンタ1002からメモリ601へコピーした後に、水平転送回路の制御により水平出力線へ転送する。水平転送をする水平転送期間T414の間に、N信号の値を初期値としてS(A+B)信号のAD変換をアップカウンタ1002により行う点が実施形態4と相違する。水平転送期間T414が終了した後に、時刻t412でカウンタ213に保持されたS(A+B)信号の値をメモリ601にコピーし、その後読み出す。
このように、水平転送期間T414をS(A+B)をAD変換した信号の読み出し時刻までに終了することによりS(A)信号とS(A+B)信号を保持するメモリを共用することが可能となる。その結果、実施形態4に比べて、さらにメモリ1つ分の回路規模の縮小が可能となる。なお、水平転送の期間T414の終了後からS(A+B)信号読み出しまでの間にメモリ601を初期値にリセットしてもよい。本実施形態の撮像素子も実施形態1で説明した撮像装置に適用して撮像装置を構成することができる。
[実施形態6]
次に、本発明の実施形態6について図14により説明する。本実施形態では撮像素子100が積層型撮像素子である例を示す。図14に示す様に、本実施形態の撮像素子100は、イメージセンサ用の第1半導体チップ1300と高速ロジックプロセス用の第2半導体チップ1301がチップレベルでお互いに積層されている。
図14A(a)は半導体チップの斜投影図、図14B(b)は第1半導体チップ1300及び第2半導体チップ1301の上面図である。第1半導体チップ1300には画素部101を含む領域が設けられ、第2半導体チップ1301には列回路103や水平選択回路105などデジタルデータを含む高速処理が可能なロジック回路1302,1303が設けられる。なお、第2半導体チップ1301に設けられている列回路103など構成の一部を第1半導体チップ1300に設けてもよい。また、積層される半導体チップの数は2つ以上であれば、何枚積層する構造でもかまわない。
このように撮像素子100を積層構造とすることで、撮像素子100のチップ面積を増大させることなく、上記実施形態1〜5で説明した構成を実現することができる。なお、本実施形態の撮像素子も、実施形態1で説明した撮像装置に用いて、撮像装置を構成することができる。
106:水平出力線,107:出力アンプ,201:画素,202:フォトダイオード,203:フォトダイオード,204:転送トランジスタ,205:転送トランジスタ,206:フローティングディフュージョン,207:増幅トランジスタ,208:選択トランジスタ,209:リセットトランジスタ,210:定電流原,211:アンプ,212:比較器,213:カウンタ,214:メモリ,215:メモリ,216:メモリ

Claims (14)

  1. 複数の光電変換部と、前記複数の光電変換部に共通に設けられたフローティングディフュージョン部と、前記複数の光電変換部によって発生した電荷を前記フローティングディフュージョン部へ転送する転送部と、前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセット部と、を各々が備える複数の画素が行列状に配置され、前記フローティングディフュージョン部の電荷量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器が列毎に設けられた撮像素子であって、
    前記アナログデジタル変換器は、前記アナログ信号を参照信号と比較し、その大小関係によって出力を変化させる比較器と、前記比較器の出力により制御されるカウンタとを含み、
    前記リセット部によりリセットされた前記フローティングディフュージョン部の電荷量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換する第1の動作と、前記複数の光電変換部の一部から得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第2の動作と、前記複数の光電変換部の全てから得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第3の動作と、を行い、
    前記第1の動作では、前記カウンタは第1の方向にカウント値を増加または減少させ、前記第2および前記第3の動作では、前記カウンタは前記第1の方向とは逆の方向にカウント値を増加または減少させる
    ことを特徴とする撮像素子。
  2. 複数の光電変換部と、前記複数の光電変換部に共通に設けられたフローティングディフュージョン部と、前記複数の光電変換部によって発生した電荷を前記フローティングディフュージョン部へ転送する転送部と、前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセット部と、を各々が備える複数の画素が行列状に配置され、前記フローティングディフュージョン部の電荷量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器が列毎に設けられた撮像素子であって、
    前記アナログデジタル変換器は、前記アナログ信号を参照信号と比較し、その大小関係によって出力を変化させる比較器と、前記比較器の出力により制御されるカウンタとを含み、
    前記リセット部によりリセットされた前記フローティングディフュージョン部の電荷量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換する第1の動作と、前記複数の光電変換部の一部から得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第2の動作と、前記複数の光電変換部の全てから得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する第3の動作と、を行い、
    前記第2および前記第3の動作において、前記カウンタは前記第1の動作によるカウント値からカウントを開始する
    ことを特徴とする撮像素子。
  3. 前記参照信号は、時間の経過とともに電圧レベルが変化するランプ信号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子。
  4. 前記第2の動作及び前記第3の動作は、前記第1の動作の実行後、前記フローティングディフュージョンをリセットしない状態で行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. マイクロレンズを備え、前記複数の光電変換部が、同一のマイクロレンズの下に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像素子。
  6. 第1のメモリを備え、前記第1の動作により前記カウンタに取得された値を第1のデジタル信号として前記第1のメモリに保持すると共に前記カウンタに前記第1のデジタル信号の値を設定したまま前記第2の動作を行って、前記カウンタに取得された値を第2のデジタル信号として出力し、前記第3の動作に先立ち前記第1のメモリに保持した前記第1のデジタル信号の値を前記カウンタに設定して、前記第3の動作を行って、前記カウンタに取得された値を第3のデジタル信号として出力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像素子。
  7. 列毎にアナログデジタル変換された信号を出力する水平出力線と第2のメモリを備え、前記第2のデジタル信号を前記第2のメモリに記憶した後、水平出力線から出力し、その後、前記第3のデジタル信号を第2のメモリに記憶して、水平出力線から出力することを特徴とする請求項6に記載の撮像素子。
  8. 第2のメモリを備え、前記第2のデジタル信号を前記第2のメモリに記憶した後、前記第1のメモリに記憶された第1のデジタル信号を前記カウンタに設定して前記第3の動作を行い、得られた第3のデジタル信号を前記第1のメモリに記憶することを特徴とする請求項6に記載の撮像素子。
  9. 前記カウンタは、第1の方向にカウントをする第1カウンタと、前記第1の方向と逆の方向にカウントをする第2カウンタとを含み、
    前記第1の動作では、前記第1カウンタがカウントを行い、前記第2及び第3の動作では、前記第2カウンタがカウントを行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像素子。
  10. 前記第2及び第3の動作に先立って、前記第1の動作により前記第1カウンタに取得された値を前記第2カウンタに設定することを特徴とする請求項9に記載の撮像素子。
  11. 第1のメモリと第2のメモリとを備え、前記第2の動作により前記第2カウンタに取得された値を第2のデジタル信号として前記第1のメモリに記憶し、前記第3の動作により前記第2カウンタに取得された値を第3のデジタル信号として前記第2のメモリに記憶することを特徴とする請求項9又は10に記載の撮像素子。
  12. 列毎にアナログデジタル変換された信号を出力する水平出力線を備え、前記第2の動作により前記第2カウンタに取得された値を第2のデジタル信号として第1のメモリに記憶した後、前記水平出力線から出力し、その後、前記第3の動作により前記カウンタに取得された値を第3のデジタル信号として前記第1のメモリに記憶することを特徴とする請求項9又は10に記載の撮像素子。
  13. 複数の半導体チップがお互いに積層された構造を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像素子。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像素子と、前記撮像素子へ光を結像する光学系と、前記撮像素子からの出力信号を処理する撮像信号処理回路とを有することを特徴とする撮像装置。
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