JP2015214369A - 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット - Google Patents

保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット Download PDF

Info

Publication number
JP2015214369A
JP2015214369A JP2014099867A JP2014099867A JP2015214369A JP 2015214369 A JP2015214369 A JP 2015214369A JP 2014099867 A JP2014099867 A JP 2014099867A JP 2014099867 A JP2014099867 A JP 2014099867A JP 2015214369 A JP2015214369 A JP 2015214369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
heat insulating
insulating material
container
cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014099867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6704220B2 (ja
Inventor
上 聖 文 井
Kiyofumi Inoue
上 聖 文 井
村 幸一郎 奥
Koichiro Okumura
村 幸一郎 奥
藤 俊 介 佐
Shunsuke Sato
藤 俊 介 佐
塩 慶 太 中
Keita NAKASHIO
塩 慶 太 中
井 健 介 藤
Kensuke Fujii
井 健 介 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUGIYAMA GEN KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
DNP Trading Co Ltd
Original Assignee
SUGIYAMA GEN KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
DNP Trading Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUGIYAMA GEN KK, Dai Nippon Printing Co Ltd, DNP Trading Co Ltd filed Critical SUGIYAMA GEN KK
Priority to JP2014099867A priority Critical patent/JP6704220B2/ja
Priority to TW104113033A priority patent/TW201600422A/zh
Priority to PCT/JP2015/062594 priority patent/WO2015174254A1/ja
Publication of JP2015214369A publication Critical patent/JP2015214369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6704220B2 publication Critical patent/JP6704220B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/38Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents with thermal insulation
    • B65D81/3813Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents with thermal insulation rigid container being in the form of a box, tray or like container
    • B65D81/3823Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents with thermal insulation rigid container being in the form of a box, tray or like container formed of different materials, e.g. laminated or foam filling between walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/38Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents with thermal insulation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D90/02Wall construction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D90/02Wall construction
    • B65D90/06Coverings, e.g. for insulating purposes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)

Abstract

【課題】内部温度を良好に維持することが可能な保冷保温容器であって、設置場所の高さ位置に関わらず物品を容易に出し入れすることができ、かつ、2つ以上積み重ねた状態のままいずれの容器にも物品を出し入れすることができる保冷保温容器を提供する。【解決手段】天面パネルと、正面パネル、左面パネル、奥面パネル、および右面パネルを有する側面パネルと、底面パネルと、を備えた保冷保温容器において、前記側面パネルは真空断熱材を含む断熱性部材を有し、前記正面パネルおよび前記天面パネルの両方が開閉可能であることを特徴とする保冷保温容器である。【選択図】図2

Description

本発明は、真空断熱材を用いた保冷保温容器、複数の保冷保温容器が積み重ねられた保冷保温容器複合体、および組立式の保冷保温容器用パネルセットに関する。
保冷保温容器は、例えば物流分野において、内部温度を管理するために使用されている。一般に、保冷保温容器は、そのパネルが断熱性部材を有することによって、熱の容器内外の移動を抑制している。
最近、真空断熱材をパネルに用いた保冷保温容器が提案されている。真空断熱材は、単位厚み当たりの断熱性能が汎用の発泡断熱材よりも大幅に高いので、所望の保冷保温機能を確保しつつ、パネルを薄くすることで、保冷保温容器の軽量化や省スペース化を図ることができる。
特許文献1には、互いに折曲可能に連接された4面の周壁部と、対向する2面の周壁部の上端部に折曲可能に連接された2面の蓋部と、当該蓋部が連接された2面の周壁部の下端部に折曲可能に連接された2面の底面部と、を有し、各面内部に真空断熱材を内包させたものが記載されている。
特許文献2及び特許文献3には、真空断熱材を有する4つの壁面からなる筒状の壁体と、壁体の一端縁部に嵌合する蓋体と、壁体の他端縁部に嵌合する基台と、を有し、壁体と蓋体と基台とが互いに分離可能となっているものが記載されている。
特開第3711997号公報 特許第4189022号公報 特開2009−137653号公報
ところで、特許文献1乃至特許文献3に記載のものは、いずれも真空断熱材を含む容器であって、一定の断熱性能を実現できる。
しかしながら、これらの容器は、いずれも開閉方向が天面に限定されているため、容器が作業者に対して比較的高い位置に設置されている場合、物品の出し入れが不便であるという問題がある。また、これらの容器を2つ以上積み重ねて作業する場合、下段の容器には物品を出し入れすることができないという問題がある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものである。本発明の目的は、内部温度を良好に維持することが可能な保冷保温容器であって、設置場所の高さ位置に関わらず物品を容易に出し入れすることができ、かつ、2つ以上積み重ねた状態のままいずれの容器にも物品を出し入れすることができる保冷保温容器を提供することにある。
本発明は、天面パネルと、正面パネル、左面パネル、奥面パネル、および右面パネルを有する側面パネルと、底面パネルと、を備えた保冷保温容器において、前記側面パネルは真空断熱材を含む断熱性部材を有し、前記正面パネルおよび前記天面パネルの両方が開閉可能であることを特徴とする保冷保温容器である。
また、本発明は、複数の保冷保温容器が積み重ねられた保冷保温容器複合体であって、各保冷保温容器は、天面パネルと、正面パネル、左面パネル、奥面パネル、および右面パネルを有する側面パネルと、底面パネルと、を備え、前記側面パネルは真空断熱材を含む断熱性部材を有し、前記正面パネルおよび前記天面パネルの両方が開閉可能となっていることを特徴とする保冷保温容器複合体である。
また、本発明は、天面パネルと、正面パネル、左面パネル、奥面パネル、および右面パネルを有する側面パネルと、底面パネルと、を備え、前記側面パネルは真空断熱材を含む断熱性部材を有し、前記正面パネルおよび前記天面パネルの両方が開閉可能であることを特徴とする組立式の保冷保温容器用パネルセットである。
本発明によれば、内部温度を良好に維持することが可能な保冷保温容器において、設置場所の高さ位置に関わらず物品を容易に出し入れすることができ、かつ、2つ以上積み重ねた状態のままいずれの容器にも物品を出し入れすることができる。
図1は、本発明の一実施の形態による保冷保温容器を示す斜視図である。 図2は、図1の保冷保温容器において、開閉可能な正面パネルが開放された状態を示す斜視図である。 図3は、図1の保冷保温容器において、天面パネルの一方の部分パネルが開放された状態を示す斜視図である。 図4は、天面パネルの図示が省略された図1の保冷保温容器の内部平面図である。 図5は、図4の保冷保温容器において符号Aが付された一点鎖線で囲まれた部分を拡大して示す断面図である。 図6は、図4の保冷保温容器において符号Bが付された一点鎖線で囲まれた部分を拡大して示す断面図である。 図7は、図1の保冷保温容器の天面パネルの一端部の断面図である。 図8は、図1の保冷保温容器の底面パネルの一端部の断面図である。 図9(a)及び図9(b)は、真空断熱材を示す断面図である。 図10は、図1の保冷保温容器が2つ以上積み重ねられた、本発明の一実施の形態による保冷保温容器複合体を示す斜視図である。 図11は、図1の保冷保温容器の各パネルが分離された、本発明の一実施の形態による組立式の保冷保温容器用パネルセットを示す斜視図である。 図12は、図11の組立式の保冷保温容器用パネルセットにおいて、各側面パネルが天面パネルと底面パネルとの間に積み重ねて保管された状態を示す斜視図である。 図13は、本発明の第2の実施の形態による組立式の保冷保温容器用パネルセットを示す斜視図である。 図14は、本発明の第3の実施の形態による組立式の保冷保温容器用パネルセットを示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による保冷保温容器10を示す斜視図である。図2は、図1の保冷保温容器10において、開閉可能な正面パネル12が開放された状態を示す斜視図である。図3は、図1の保冷保温容器10において、天面パネル11の一方の部分パネル11aが開放された状態を示す斜視図である。図4は、天面パネル11の図示が省略された図1の保冷保温容器10の内部平面図である。図10は、図1の保冷保温容器10が2つ以上(図示された例では2つ)積み重ねられた、本発明の一実施の形態による保冷保温容器複合体1を示す斜視図である。
図1乃至図4に示すように、本実施の形態による保冷保温容器10は、天面パネル11と、正面パネル12、左面パネル13、奥面パネル14、および右面パネル15を有する側面パネル12、13、14、15と、底面パネル16と、を備え、内部に保冷あるいは保温すべき物品を収納するようになっている。このような構成からなる保冷保温容器10は、内部に物品が収納された状態で、図10に示すように、例えば不図示のカゴ車(ロールボックスパレットともいう)に2つ以上積み重ねて載せられ、積み重ねられた状態のままカゴ車により輸送される。
保冷保温容器10の構造について説明する。保冷保温容器10の側面パネル12、13、14、15は、後述のように真空断熱材21を含む断熱性部材20を有している。側面パネル12、13、14、15に真空断熱材21が用いられることで、高い断熱性を確保しながら、パネル自体を薄くして軽量化が図られるようになっている。また、側面パネル12、13、14、15の軽量化が図られることで、2つ以上の保冷保温容器10を容易に積み重ねることができる。
本実施の形態では、隣接する側面パネル12、13、14、15間、例えば正面パネル12と右面パネル15との間には、この正面パネル12および右面パネル15の全高方向に延びる補強体31が設けられている。補強体31は、剛性材料からなり、各側面パネル12、13、14、15より高い耐荷重性(圧縮強度)を有するものである。隣接する側面パネル12、13、14、15は、補強体31を介して互いに連結されている。
また、各側面パネル12、13、14、15および補強体31は、その端面が底面パネル16の上面に当接されて支持されている。一方、天面パネル11は、その底面の周縁部が各側面パネル12、13、14、15および補強体31の端面に当接されて支持されている。
このように、天面パネル11と底面パネル16との間に掛け渡されるように4本の補強体31が立設されていることで、天面パネル11と底面パネル16との間に作用する圧縮荷重は補強体31により支えられ、当該補強体31が変形しない限り各側面パネル12、13、14、15に大きな負荷はかからないようになっている。これにより、側面パネル12、13、14、15の厚みを増すこと無く、十分な耐荷重性が確保されている。
図2及び図3に示すように、保冷保温容器10では、正面パネル12および天面パネル11の両方が、開閉可能となっている。
本実施の形態では、開閉可能な正面パネル12は、一対の部分パネル12a、12bを有している。正面パネル12の一対の部分パネル12a、12bは、それぞれ隣接する左面パネル13、右面パネル15に補強体31を介して連結されており、補強体31の外側を全高方向に延びる折曲線を介して、折曲可能となっている。これにより、正面パネル12の一対の部分パネル12a、12bは、保冷保温容器10の両開き扉を構成するようになっている。正面パネル12の一対の部分パネル12a、12bが両開き扉を構成することで、正面パネル12を開放する際に必要とされる前後方向(奥行方向)のスペースを縮小することができる。なお、図示しないが、正面パネル12には、折曲線を覆う補強部材を外面側に設けて、強度を高めてもよい。あるいは、強度をより高める観点より、正面パネル12は、補強体31の外側で、ヒンジを介して、開閉可能に接続されていてもよい。
図示された例では、正面パネル12の一方の部分パネル12bの側縁部の外面には、雄型面ファスナ付フラップ51が設けられており、他方の部分パネル12aの側縁部の外面には、雄型面ファスナ付フラップ51に当接可能な不図示の雌型面ファスナが設けられている。なお、本明細書において「内面」とは、保冷保温容器10の内側を向く面を意味し、「外面」とは、保冷保温容器10の外側を向く面を意味する。図1に示すように、正面パネル12の一対の部分パネル12a、12bが閉とされる時、雄型面ファスナ付フラップ51が雌型面ファスナに当接されることで、一対の部分パネル12a、12bは閉のままロックされるようになっている。なお、面ファスナに代えて、留め具や、両開き扉用のロックやストッパーなどを用いることもできる。
本実施の形態では、開閉可能な天面パネル11は、折畳線33を介して折畳可能となる一対の部分パネル11a、11bを有している。図3に示すように、折畳線33は、天面パネル11の前後方向(奥行方向)の中央付近において、正面パネル12と平行な全幅方向(左右方向)に延びている。天面パネル11の一方の部分パネル11bが左面パネル13、奥面パネル14、および右面パネル15の端面に当接されて支持されたまま、他方の部分パネル11aが折畳線33を介して折り曲げられることで、当該他方の部分パネル11aが開とされるようになっている。
このように、正面パネル12および天面パネル11の両方が開閉可能となっていることで、保冷保温容器10の設置場所の高さ位置に関わらず物品を容易に出し入れすることが可能である。具体的には、例えば、保冷保温容器10が作業者に対して比較的高い位置に設置される場合、正面パネル12を開とすることで、作業者は脚立や踏み台を使用すること無く物品を容易に出し入れすることができる。一方、例えば、保冷保温容器10が作業者に対して比較的低い位置に設置される場合、天面パネル11を開とすることで、作業者はしゃがむこと無く物品を容易に出し入れすることができる。
また、正面パネル12が開閉可能となっていることで、保冷保温容器10を2つ以上積み重ねた状態のままいずれの容器にも物品を出し入れすることが可能である。
図2および図3に示すように、本実施の形態では、天面パネル11、左面パネル13、奥面パネル14、および右面パネル15の内面に、それぞれ、保冷材または保温材を収納するポケット状の収納部41が設けられている。このようなポケット状の収納部41は、必ずしも天面パネル11、左面パネル13、奥面パネル14、および右面パネル15の内面にそれぞれ設ける必要は無く、例えば正面パネル12または底面パネル16の内面に設けてもよい。
図11に示すように、本実施の形態では、天面パネル11、側面パネル12、13、14、15、および底面パネル16は、各々に分離可能である。また、側面パネル12、13、14、15の正面パネル12、左面パネル13、奥面パネル14、および右面パネル15は、各々に分離可能である。なお、以下に説明する図11乃至図13では、補強体31や収納部41の図示が省略されている。
保冷保温容器10の各パネル11、12、13、14、15、16が各々に分離可能となっていることで、真空断熱材21を含むパネルが破損した場合、破損したパネルのみを交換することができ、修理が容易である。以下では、保冷保温容器10の分離された1組のパネル11、12、13、14、15、16を、「組立式の保冷保温容器用パネルセット」とも言う。
本実施の形態では、図12に示すように、組立式の保冷保温容器用パネルセットにおいて、各側面パネル12、13、14、15は、天面パネル11と底面パネル16との間に積み重ねて保管可能である。これにより、パネルセットの保管中に、側面パネル12、13、14、15が天面パネル11および底面パネル16によって保護され、側面パネル12、13、14、15に含まれる真空断熱材21が損傷することが防止される。
また、図示された例では、天面パネル11と底面パネル16とを一次的に固定する固定具60が設けられている。固定具60としては、例えば、結束バンド、留め具、面ファスナなどが用いられる。天面パネル11と底面パネル16とが固定具60により一時的に固定されることで、パネルセットの保管中に、側面パネル12、13、14、15を天面パネル11および底面パネル16によって確実に保護することができる。また、天面パネル11と底面パネル16とが固定具60により一時的に固定されることで、各パネル11、12、13、14、15、16が一体化され、パネルセット10全体の厚みが増すため、パネルセット10を立てた状態で保管することが可能となる。
次に、側面パネル12、13、14、15の構造について詳しく説明する。
図5は、図4の保冷保温容器10において符号Aが付された一点鎖線で囲まれた部分を拡大して示す断面図である。図6は、図4の保冷保温容器10において符号Bが付された一点鎖線で囲まれた部分を拡大して示す断面図である。
図5および図6に示すように、本実施の形態では、側面パネル12、13、14、15は、いずれも、真空断熱材21を含む断熱性部材20を有している。ただし、所望の保冷保温機能を確保できるならば、側面パネル12、13、14、15のいずれもが真空断熱材21を含む断熱性部材20を有していることは必ずしも必須では無く、側面パネル12、13、14、15のうち少なくとも1つが真空断熱材21を含む断熱性部材20を有していればよい。例えば、左面パネル13、奥面パネル14、および右面パネル15は真空断熱材21を含む断熱性部材20を有しているが、正面パネル12は強度を上げるために真空断熱材21を含む断熱性部材20を有しない、という態様であってもよい。正面パネル12は、開閉作業や荷物の出入作業で人や荷物が接触することが多いので、このような態様によれば、真空断熱材21が破損するリスクを減らすことができる。あるいは、正面パネル12をヒンジを介して開閉可能に接続する場合、ネジやクギなどを使って正面パネル12にヒンジを固定する必要があり、このネジやクギによって真空断熱材21が破損するリスクがあるので、正面パネル12には真空断熱材21を設けないようにすることが考えられる。
図5および図6に示すように、断熱性部材20は、少なくとも真空断熱材21と、真空断熱材21の内面に積層された追加断熱材22と、真空断熱材21の外面に積層された保護材23と、を有している。また、追加断熱材22と保護材23との間には、真空断熱材21の周縁部を囲むように周縁部発泡断熱材221が充填されている。
図9(a)および図9(b)は、真空断熱材21を示す断面図である。
図9(a)および図9(b)に示すように、真空断熱材21は、繊維材、樹脂発泡材または粒状体の素材のうちいずれか1つの素材からなる芯材21aと、この芯材21aを覆うとともにガスバリア性を有する外被材21bと、を有し、外被材21b内を減圧して真空状態とすることにより得られる断熱材である。この場合、図9(a)に示すように、外被材21b内のうち芯材21aの両端に空間が形成されるが、図9(b)に示すように、外被材21bのうち芯材21aの両端に空間を形成することなく、外被材21bを密着させてもよい。
図5および図6に戻って、追加断熱材22および周縁部発泡断熱材221としては、一般的な発泡材料を用いることができる。具体的には、押し出し発泡ポリスチレン、ビーズ法ポリスチレン、ウレタンフォーム、高発泡ポリエチレン、フェノールフォーム等の発泡プラスチック系断熱材等を挙げることができる。
また、保護材23は、以下のようなものである。すなわち、真空断熱材21は外傷等で亀裂やしわ、貫通が生じやすく、単独で用いると特に物流過程で損傷しやすく、いったん外装が破壊されると真空度が低下して十分な断熱性を維持できないおそれがある。そこで、本実施の形態では、追加断熱材22および周縁部発泡断熱材221により真空断熱材21の内面および周縁部を被覆するとともに、保護材23により真空断熱材21の外面を被覆することで真空断熱材21を保護し、真空断熱材21の繰り返しの使用ができるようになっている。
保護材23としては、保護機能のある剛性を備えていれば特に限定されず、例えば合板、鋼板、発泡材、剛性樹脂板、エンボス樹脂シート、板紙等を用いても良いが、物流上、重量や体積が低減されることで輸送コストを軽減できることから、特に、いわゆる養生材やプラダン(プラスチックダンボール)、あるいはその複合材を用いることが、特にコスト、重量的に好ましい。
断熱性部材20を形成する材料の熱伝導率としては、所望の断熱性を示すことができれば特に限定されないが、例えば、100mW・m−1・K−1以下、なかでも50mW・m−1・K−1以下、特に35mW・m−1・K−1以下であることが好ましい。断熱性部材20の熱伝導率が大きいと、十分な断熱機能を発揮することが困難となるからである。
また、断熱性部材20を構成する材料の比熱としては、所望の断熱性を示すことができれば特に限定されないが、例えば、0.5kJ・g−1・K−1〜2.0kJ・g−1・K−1程度であり、なかでも0.8kJ・g−1・K−1〜1.5kJ・g−1・K−1の範囲内、特に1.0kJ・g−1・K−1〜1.4kJ・g−1・K−1の範囲内であることが好ましい。
断熱性部材20の厚さとしては、所望の断熱性を有することができれば特に限定されず、様々の用途に応じて適宜選択することができるが、物流に関しては体積を低減することが物流コスト上、好ましく、例えば、0.1mm〜100mmの範囲内、なかでも1mm〜80mmの範囲内、特に3mm〜50mmの範囲内であることが好ましい。
断熱性部材20の厚さが厚すぎる場合は、断熱性部材20が重くなり、保冷保温容器10全体が重くなって、保冷保温容器10の取り扱いが困難となる可能性がある。一方、断熱性部材20の厚さが薄すぎると十分な断熱性を発揮することが困難となる場合や、断熱性部材20の真空断熱材21が破損等し易くなる可能性がある。また、本実施の形態においては、上述した数値範囲内において、断熱性部材20の厚さは薄いことがより好ましい。
本実施の形態による保冷保温容器10においては、保護材23の厚みを薄くすれば、軽量化できるだけでなく、真空断熱材21の断熱機能をより発揮することができ、保冷保温容器10の重量や寸法を抑制できる。また、断熱性部材20全体としての厚さを薄くして、軽量化やコンパクト化を示すことができる。この場合、本実施の形態による保冷保温容器10を軽量なものとすることができることで、2つ以上積み重ねる作業における作業者の負担を低減することができる。
本実施の形態では、図5および図6に示すように、保護材23は、各辺が追加断熱材22の各辺よりも大きく形成されており、保護材23の両側縁部および上端部は、それぞれ追加断熱材22の両側縁部および上端部より外側に突き出るように延ばされている。一方、保護材23の下端部は、追加断熱材22の下端部と同じ高さに揃えられている。
そして、保護材23の突き出るように延ばされた両側縁部に、保護材23の全高方向に延びる補強体31が設けられている。このようにすることで、真空断熱材21に負荷をかけずに、断熱性部材20を補強体31に固定することができる。すなわち、断熱性部材20の真空断熱材21が存在しない部分に補強体31を設けることによって、断熱性部材20が動いたときに、補強体31の先端が真空断熱材21に強い圧力をかけて真空断熱材21を破損させることが防げる。また、後述のように、断熱性部材20の側縁部を補強体31の一対の脚部間に挿し込んで固定する場合に、補強部材31の一対の脚部による圧力が、断熱性部材20の真空断熱材21にかからないようにすることができる。
本実施の形態では、図5および図6に示すように、補強体31は、左面パネル13の側縁に設けられた雄型補強体31aと、隣接する正面パネル12、奥面パネル14の対応する側縁に設けられた雄型補強体31aに係合する雌型補強体31bとを有している。
より詳しくは、図5および図6に示すように、雄型補強体31aは、断面略四角形状の凸条部と、凸条部とは逆向きに延伸する一対の脚部と、を有している。一方、雌型補強体31bは、雄型補強体31aの凸条部が係合可能な断面略四角形状の凹溝部と、凹溝部に対して90°をなす向きに延伸する一対の脚部と、を有している。
そして、左面パネル13の側縁部は、雄型補強体31aの一対の脚部間に挿し込まれた状態で、当該一対の脚部に圧着されて固定されている。図示されていないが、同様に、右面パネル15の側縁部も、雄型補強体31aの一対の脚部間に挿し込まれた状態で、当該一対の脚部に圧着されて固定されている。
一方、正面パネル12の側縁部は、雌型補強体31bの一対の脚部間に挿し込まれた状態で、当該一対の脚部に圧着されて固定されている。同様に、奥面パネル14の側縁部は、雌型補強体31bの一対の脚部間に挿し込まれた状態で、当該一対の脚部に圧着されて固定されている。
そして、図5に示すように、左面パネル13の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部が、正面パネル12の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に係合されることで、左面パネル13は正面パネル12に連結される。この時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、左面パネル13は正面パネル12に対して90°をなす向きに正確かつ容易に連結され得る。
また、図6に示すように、左面パネル13の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部が、奥面パネル14の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に係合されることで、左面パネル13は奥面パネル14に連結される。この時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、左面パネル13は奥面パネル14に対して90°をなす向きに正確かつ容易に連結され得る。
図示されていないが、同様に、右面パネル15の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部が、正面パネル12の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に係合されることで、右面パネル15は正面パネル12に連結される。この時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、右面パネル15は正面パネル12に対して90°をなす向きに正確かつ容易に連結され得る。
また、右面パネル15の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部が、奥面パネル14の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に係合されることで、右面パネル15は奥面パネル14に連結される。この時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、右面パネル15は奥面パネル14に対して90°をなす向きに正確かつ容易に連結され得る。
補強体31の材料は、高い耐荷重を有する剛性材料であれば特に限定されないが、軽量であることが好ましく、例えばポリプロピレン等の有機材料が好適に用いられる。
補強体31のサイズは、所望の耐荷重を有することができれば特に限定されず、様々の用途に応じて適宜選択することができるが、具体的には、例えば、雄型補強体31aの一対の脚部の間隔は7mmであり、各脚部の長さは33mm、その厚みは3mmである。また、雌型補強体31bの一対の脚部の間隔は7mmであり、各脚部の長さは33mm、その厚みは3mmである。補強体31の耐荷重は、例えば3tである。
図5および図6に示すように、補強体31は、全体として略L字形状の断面を有することが好ましい。この場合、鉛直方向の圧縮強度のみならず、水平方向の外力に対する強度も向上され得る。
本実施の形態では、図5および図6に示すように、各補強体31の内面に隅部発泡断熱材222が積層されており、4つの側面パネル12、13、14、15が互いに連結される際に、隅部発泡断熱材222が保冷保温容器10の4隅の内面を覆うようになっている。これにより、保冷保温容器10の4隅の断熱性がさらに向上される。
隅部発泡断熱材222としては、追加断熱材22および周縁部発泡断熱材221と同様、一般的な発泡材料を用いることができる。具体的には、押し出し発泡ポリスチレン、ビーズ法ポリスチレン、ウレタンフォーム、高発泡ポリエチレン、フェノールフォーム等の発泡プラスチック系断熱材等を挙げることができる。
また、図5に示すように、正面パネル12の保護材23の内面のうち、追加断熱材22の側縁部に対応する部分には、断面V字形状の溝が全高方向に延びるように形成されている。これにより、一対の部分パネル12a、12bは、隣接する左面パネル13、右面パネル15に剛性の補強体31を介して連結されていながら、当該溝の稜線を介して折曲可能となっている。
次に、天面パネル11の構造について詳しく説明する。
図7は、天面パネル11の一端部の断面図である。図7に示すように、天面パネル11は、真空断熱材21を含む天面パネル本体111と、天面パネル本体111の周縁に設けられた断熱性突部112と、を有している。しかしながら天面パネル11の構造はこのようなものに限ることはなく、天面パネル11を天面パネル本体111のみから構成してもよい。
天面パネル本体111は、少なくとも真空断熱材21と、真空断熱材21を両面から挟持する一対の追加断熱材22と、一方の追加断熱材22の外面上に積層された保護材23と、を有している。また、一対の追加断熱材22の間には、真空断熱材21の周縁部を囲むように周縁部発泡断熱材221が充填されている。
保護材23は、各辺の長さが追加断熱材22の各辺よりも大きく形成されており、保護材23の外縁部は、追加断熱材22の外縁部より外側に突き出るように延ばされている。そして、図7に示すように、保護材23の突き出るように延ばされた外縁部の底面が、各側面パネル12、13、14、15および補強体31の端面に当接されて支持されるようになっている。
断熱性突部112としては、保護材23と同様、保護機能のある剛性を備えていれば特に限定されず、例えば合板、鋼板、発泡材、剛性樹脂板、エンボス樹脂シート、板紙等を用いても良いが、物流上、重量や体積が低減されることで輸送コストを軽減できることから、特に、いわゆる養生材やプラダン(プラスチックダンボール)、あるいはその複合材を用いることが、特にコスト、重量的に好ましい。
図7に示すように、天面パネル本体111の外縁部の底面が各側面パネル12、13、14、15および補強体31の端面に当接されて支持される時、断熱性突部112は、側面パネル13、14、15の上端部の外面を覆うようになっている。これにより、側面パネル13、14、15の上端部の断熱性が一層向上され得る。
また、図1に示すように、天面パネル本体111の保護材23の内面のうち、一対の部分パネル11a、11bの境目に対応する部分には、断面V字形状の溝が全幅方向(正面パネル12と平行な方向)に沿って形成されており、一対の部分パネル11a、11bは、当該溝の稜線を介して折曲可能となっている。すなわち、当該溝の稜線が折畳線33を構成しており、一対の部分パネル11a、11bは、折畳線33を介して折畳可能となっている。一対の部分パネル11a、11bは、真空断熱材21を含んでいるため軽量であり、折り畳み作業(すなわち天面パネル11の開閉作業)が容易である。
なお、天面パネル11は開閉作業や荷物の出入作業で人や荷物が接触することが多いので、天面パネル11の断熱部材には真空断熱材を用いないようにすることも考えられる。それによって、真空断熱材21が破損して断熱性能が大幅に低下するリスクを減らすことができる。また、パネルセットにて、真空断熱材が用いられた側面パネルを保護することができる。
次に、底面パネル16の構造について詳しく説明する。
図8は、底面パネル16の一端部の断面図である。図8に示すように、底面パネル16は、少なくとも真空断熱材21と、真空断熱材21を両面から挟持する一対の追加断熱材22と、を有している。また、一対の追加断熱材22の間には、真空断熱材21の周縁部を囲むように周縁部発泡断熱材221が充填されている。
図8に示すように、各側面パネル12、13、14、15は、その端面が底面パネル16の外縁部の上面に当接されて支持されるようになっている。ここで、底面パネル16の真空断熱材21に側面パネル12、13、14、15の荷重が直接かからないように、底面パネル16の真空断熱材21は、側面パネル12、13、14、15の内面よりさらに内側に配置されている。
なお、底面パネル16は、荷物を入れるときに直接接触したり、容器を移動するときの振動で擦れたりするので、底面パネル16の断熱部材には真空断熱材を用いないようにすることも考えられる。それによって、真空断熱材21が破損して断熱性能が大幅に低下するリスクを減らすことができる。また、パネルセットにて、真空断熱材が用いられた側面パネルを保護することができる。
本実施の形態では、図8に示すように、底面パネル16の底面に、持手部29が取り付けられている。持手部29は、たとえば紐状部材からなり、底面パネル16の底面から左面パネル13、右面パネル15の外面に沿って上向きに延ばされている(図1参照)。持手部29を掴んで持ち上げることで、側面パネル12、13、14、15に負荷をかけることなく、保冷保温容器10全体を持ち上げることができるようになっている。
次に、以上のような構成からなる本実施の形態の作用について、説明する。
まず、保冷保温容器10が作業者に対して比較的高い位置に設置されている場合、図2に示すように、正面パネル12の一対の部分パネル12a、12bが開とされ、この部分パネル12a、12bから保冷保温容器10の内部に物品が収納される。そして、保冷保温容器10に物品が収納された後、正面パネル12の一対の部分パネル12a、12bが閉とされる。この時、一方の部分パネル12aの側縁部に設けられた雌型面ファスナに、他方の部分パネル12bの側縁部に設けられた雄型面ファスナ付フラップ51が当接されることで、一対の部分パネル12a、12bが閉のままロックされる。
一方、保冷保温容器10が作業者に対して比較的低い位置に設置されている場合、図3に示すように、天面パネル11の一方の部分パネル11aが、折畳線33を介して折り畳まれて開とされ、この部分パネル11aから保冷保温容器10の内部に物品が収納される。そして、保冷保温容器10に物品が収納された後、天面パネル11の一方の部分パネル11aが、折畳線33を介して戻されて閉とされる。
次に、物品が収納された保冷保温容器10は、持手部29を掴まれて持ち上げられ、図10に示すように、例えば不図示のカゴ車において2つ以上積み重ねて載せられる。
この時、保冷保温容器10の側面パネル12、13、14、15に真空断熱材21が用いられて軽量化が図られているため、2つ以上の保冷保温容器10を容易に積み重ねることができる。また、底面パネル16に固定された持手部29を掴んで保冷保温容器10を持ち上げることで、各側面パネル12、13、14、15にかかる負荷が低減される。
また、本実施の形態では、上段の保冷保温容器10の荷重は、下段の保冷保温容器10の四隅の補強体31によって支えられ、下段の保冷保温容器10の各側面パネル12、13、14、15にかかる負荷が一層低減される。
その後、保冷保温容器10は、2つ以上積み重ねられた状態のまま、カゴ車により次工程に輸送される。そして、次工程では、図10に示すように、各保冷保温容器10は、2つ以上積み重ねられた状態のまま、正面パネル12が開とされ、当該正面パネル12から物品が出し入れされる。このように正面パネル12が開とされることで、2つ以上積み重ねられた状態のまま、下段の保冷保温容器10に対しても物品を出し入れすることが可能である。なお、上段の保冷保温容器10については、天面パネル11が開とされてもよい。
保冷保温容器10を2つ以上積み重ねた状態のままいずれの容器にも物品を出し入れできることから、例えば、互いに異なる管理温度の保温保冷容器10(例えば、0℃〜10℃の温度に管理された冷蔵用容器、および、−15℃以下の温度に管理された冷凍用容器)を2つ以上積み重ねて、仕分けをしながら物品の出し入れを行うという作業が可能である。
次に、不使用時に保冷保温容器10を各パネルに分離する工程について説明する。
まず、2つ以上積み重ねられた保冷保温容器10は、各々の内部が空にされた状態で、上段の保冷保温容器10から順に、持手部29を掴まれてカゴ車から降ろされる。
次に、各保冷保温容器10において、天面パネル11が、側面パネル12、13、14、15の端面から持ち上げられて分離される。
次に、隣接する側面パネル12、13、14、15が補強体31を介して互いに分離される。より詳しくは、例えば左面パネル13が上向きに持ち上げられる。この時、図5および図6に示すように、左面パネル13の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部は、これに隣接する正面パネル12、奥面パネル14の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に案内されて上向きに平行移動される。そして、雄型補強体31aの凸条部の下端部が、雌型補強体31bの凹溝部の上端部より上方に持ち上げられる時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとの係合状態が解消され、左面パネル13はこれに隣接する正面パネル12、奥面パネル14から分離される。同様に、奥面パネル14が上向きに持ち上げられることで、これに隣接する右面パネル15から分離され、右面パネル15が上向きに持ち上げられることで、これに隣接する正面パネル12から分離される。最後に、正面パネル12が底面パネル16から分離される。側面パネル12、13、14、15は、真空断熱材21が用いられて軽量化が図られているため、持ち上げて分離するという作業が容易である。
このようにして、図11に示すように、保冷保温容器10は、天面パネル11、正面パネル12、左面パネル13、奥面パネル14、右面パネル15、および底面パネル16に分離される。そして、図12に示すように、分離された各側面パネル12、13、14、15は、分離された天面パネル11と分離された底面パネル16との間に積み重ねて保管される。これにより、不使用時の保管スペースがコンパクトになるとともに、側面パネル12、13、14,15の真空断熱材21が天面パネル11及び底面パネル16によって十分に保護される。さらに、分離された天面パネル11と底面パネル16とを、結束バンド、留め具、面ファスナなどの固定具60により一時的に固定する。これにより、側面パネル12、13、14、15を天面パネル11および底面パネル16によって確実に保護することができるとともに、全体を立てた状態で保管することが可能となる。
保冷保温容器10を各パネルから組み立てる際には、前述の分離する工程が逆の順序で行われることにより、天面パネル11、正面パネル12、左面パネル13、奥面パネル14、右面パネル15、および底面パネル16から、1つの保冷保温容器10が組み立てられる。ここで、各側面パネル12、13、14、15を順に連結していく際に、補強体31の雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、隣接する側面パネル12、13、14、15は補強体31を介して正確かつ容易に連結され得る。
以上のように本実施の形態によれば、保冷保温容器10の正面パネル12および天面パネル11の両方が開閉可能であるため、設置場所の高さ位置に関わらず物品を容易に出し入れすることができる。また、正面パネル12が開閉可能であることにより、2つ以上積み重ねた状態のままいずれの容器にも物品を出し入れすることができる。また、側面パネル12、13、14、15に真空断熱材21を含む断熱材パネル20が用いられているため、高い断熱性を確保しながら、パネル自体を薄くして軽量化を図ることができる。これにより、2つ以上の保冷保温容器10を容易に積み重ねることができるとともに、2つ以上積み重ねた場合に下段の保冷保温容器10にかかる荷重を低減できる。
また、本実施の形態によれば、保冷保温容器10が、天面パネル11、各側面パネル12、13、14、15、および底面パネル16に分離可能であるため、真空断熱材21を含むパネルが破損した場合、破損したパネルのみ交換することができ、修理が容易である。
また、本実施の形態によれば、分離された各側面パネル12、13、14、15は、分離された天面パネル11と分離された底面パネル16との間に積み重ねて保管可能であるため、保管中に、各側面パネル12、13、14、15が天面パネル11および底面パネル16によって保護され、側面パネル12、13、14、15の真空断熱材21が破損することが防止される。
なお、前述した例では、補強体31が各側面パネル12、13、14、15の周縁部に固定されていたが、これに限定されず、補強体31が各側面パネル12、13、14、15の周縁部に着脱可能に設けられていてもよい。また、側面パネル12、13、14、15自体が十分な耐荷重性を有する場合には、補強体31が省略されてもよい。この場合、隣接する側面パネル12、13、14、15間は、ファスナ、面ファスナ、留め具などの連結手段により適宜連結されればよい。
図13は、本発明の第2の実施の形態による組立式の保冷保温容器用パネルセットを示す斜視図である。
図13に示すように、第2の実施の形態による組立式の保冷保温容器用パネルセットは、図11に示す第1の実施の形態と比べて、真空断熱材21を含む断熱性部材20を有する右面パネル15と交換可能な側面用予備パネル61を更に備えている点で異なっている。
この側面用予備パネル61は、真空断熱材21を含む断熱性部材20を有する右面パネル15と同じ構造を有している。すなわち、側面用予備パネル61も、真空断熱材21を含む断熱性部材20を有しており、一定の断熱性能を実現できる。
図13において、図11に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図13に示す組み立て式の保冷保温容器用パネルセットでは、組み立てられた保冷保温容器10の使用中に、右面パネル15の真空断熱材21が破損して断熱性が維持できなくなる場合、当該破損した右面パネル15を側面用予備パネル61とその場で交換することができる。これにより、保冷保温容器10の内部温度の変動を低減でき、収納された物品の品質の劣化を抑制できる。
なお、図13では、右面パネル15と交換可能な側面用予備パネル61について説明したが、保冷保温容器用パネルセットが備える側面用予備パネルは、右面パネル15用のものには限定されない。図示しないが、保冷保温容器用パネルセットは、側面パネル12、13、14、15のいずれかと交換可能な側面用予備パネルを少なくとも一つ備えることができる。保冷保温容器が使用される用途や態様を考慮して、破損するおそれが高い側面パネルについて、側面用予備パネルを準備することが好ましい。また、天面パネル11や底面パネル16が真空断熱材21を含む断熱性部材20を有する場合には、天面パネル11と交換可能な天面用予備パネルや底面パネル16と交換可能な底面用予備パネルを備えていてもよい。
図14は、本発明の第3の実施の形態による組立式の保冷保温容器用パネルセットを示す斜視図である。
図14に示すように、第3の実施の形態による組立式の保冷保温容器用パネルセットは、図11に示す第1の実施の形態と比べて、正面パネル12と交換可能な開閉不能の正面用交換パネル63、および/または、天面パネル11と交換可能な開閉不能の天面用交換パネル62を更に備えている点で異なっている。
開閉可能な正面パネル12では、その開閉に関わる部分(図示された例では、一対の部分パネル12a、12bの間の部分)において厚みが薄く、熱の移動が生じやすい。一方、開閉不能の正面用交換パネル63では、そのような開閉に関わる部分が存在しないことから、正面パネル12に比べて高い断熱性能を実現できる。
同様に、開閉可能な天面パネル11では、その開閉に関わる部分(図示された例では、一対の部分パネル11a、11bの間の部分)において厚みが薄く、熱の移動が生じやすい。一方、開閉不能の天面用交換パネル62では、そのような開閉に関わる部分が存在しないことから、天面パネル11に比べて高い断熱性能を実現できる。
図14において、図11に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図14に示す組み立て式の保冷保温容器用パネルセットでは、例えば、組み立てられた保冷保温容器10を2つ以上積み重ねて使用する場合、あるいは、組み立てられた保冷保温容器10を作業者に対して比較的高い位置に設置して使用する場合、保冷保温容器10の開閉可能な天面パネル11を開閉不能の天面用交換パネル62に予め交換しておくことで、物品の出し入れにおける利便性を確保しながら、保冷保温性能を一層向上できる。また、例えば、組み立てられた保冷保温容器10を作業者に対して比較的低い位置に設置して使用する場合、保冷保温容器10の開閉可能な正面パネル12を開閉不能の正面用交換パネル63に予め交換しておくことで、物品の出し入れにおける利便性を確保しながら、保冷保温性能を一層向上できる。
1 保冷保温容器複合体
10 保冷保温容器
11 天面パネル
11a、11b 部分パネル
12 正面パネル(側面パネル)
12a、12b 部分パネル
13 左面パネル(側面パネル)
14 奥面パネル(側面パネル)
15 右面パネル(側面パネル)
16 底面パネル
20 断熱性部材
21 真空断熱材
21a 芯材
21b 外被材
22 追加断熱材
23 保護材
221 周縁部発泡断熱材
222 隅部発泡断熱材
29 持手部
31 補強体
41 収納部
51 雄型面ファスナ付フラップ
60 固定具
61 側面用予備パネル
62 天面用交換パネル
63 正面用交換パネル

Claims (9)

  1. 天面パネルと、
    正面パネル、左面パネル、奥面パネル、および右面パネルを有する側面パネルと、
    底面パネルと、
    を備えた保冷保温容器において、
    前記側面パネルは真空断熱材を含む断熱性部材を有し、
    前記正面パネルおよび前記天面パネルの両方が開閉可能である
    ことを特徴とする保冷保温容器。
  2. 前記天面パネル、前記側面パネル、および前記底面パネルは、各々に分離可能であり、かつ前記側面パネルの前記正面パネル、前記左面パネル、前記奥面パネル、および前記右面パネルは、各々に分離可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の保冷保温容器。
  3. 複数の保冷保温容器が積み重ねられた保冷保温容器複合体であって、
    各保冷保温容器は、
    天面パネルと、
    正面パネル、左面パネル、奥面パネル、および右面パネルを有する側面パネルと、
    底面パネルと、
    を備え、
    前記側面パネルは真空断熱材を含む断熱性部材を有し、
    前記正面パネルおよび前記天面パネルの両方が開閉可能である
    ことを特徴とする保冷保温容器複合体。
  4. 各保冷保温容器において、前記天面パネル、前記側面パネル、および前記底面パネルは、各々に分離可能であり、かつ前記側面パネルの前記正面パネル、前記左面パネル、前記奥面パネル、および前記右面パネルは、各々に分離可能である
    ことを特徴とする請求項3に記載の保冷保温容器複合体。
  5. 天面パネルと、
    正面パネル、左面パネル、奥面パネル、および右面パネルを有する側面パネルと、
    底面パネルと、
    を備え、
    前記側面パネルは真空断熱材を含む断熱性部材を有し、
    前記正面パネルおよび前記天面パネルの両方が開閉可能である
    ことを特徴とする組立式の保冷保温容器用パネルセット。
  6. 各側面パネルは、前記天面パネルと前記底面パネルとの間に積み重ねて保管可能である
    ことを特徴とする請求項5に記載の組立式の保冷保温容器用パネルセット。
  7. 前記天面パネルと前記底面パネルとを一次的に固定する固定具
    を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の組立式の保冷保温容器用パネルセット。
  8. 真空断熱材を含む断熱性部材を有する側面パネルと交換可能な側面用予備パネル
    を更に備えたことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の組立式の保冷保温容器用パネルセット。
  9. 前記正面パネルと交換可能な開閉不能の正面用交換パネル、および/または、前記天面パネルと交換可能な開閉不能の天面用交換パネル
    を更に備えたことを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の組立式の保冷保温容器用パネルセット。
JP2014099867A 2014-05-13 2014-05-13 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット Active JP6704220B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014099867A JP6704220B2 (ja) 2014-05-13 2014-05-13 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット
TW104113033A TW201600422A (zh) 2014-05-13 2015-04-23 保冷保溫容器、保冷保溫容器複合體以及組裝式的保冷保溫容器用板片套組
PCT/JP2015/062594 WO2015174254A1 (ja) 2014-05-13 2015-04-24 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014099867A JP6704220B2 (ja) 2014-05-13 2014-05-13 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019104079A Division JP6725040B2 (ja) 2019-06-04 2019-06-04 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015214369A true JP2015214369A (ja) 2015-12-03
JP6704220B2 JP6704220B2 (ja) 2020-06-03

Family

ID=54479797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014099867A Active JP6704220B2 (ja) 2014-05-13 2014-05-13 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6704220B2 (ja)
TW (1) TW201600422A (ja)
WO (1) WO2015174254A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101728767B1 (ko) * 2016-09-13 2017-04-20 주식회사 에프엠에스코리아 수송용 보냉 컨테이너

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6159469B1 (ja) * 2016-12-28 2017-07-05 大日本印刷株式会社 真空断熱材が使用され、組立および分解が可能な断熱容器
CN110745348A (zh) * 2019-10-17 2020-02-04 江西现代职业技术学院 一种便于堆码的物流周转箱
RU201406U1 (ru) * 2020-09-21 2020-12-14 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский Мордовский государственный университет им. Н.П. Огарёва" Транспортный термоконтейнер
US11668491B2 (en) * 2021-05-25 2023-06-06 Daikin Applied Americas Inc. Thermally broken panel assembly for an air handler cabinet

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072881A (ja) * 2001-07-10 2003-03-12 Envirotainer Engineering Ab 貨物用コンテナ
JP2004315021A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Ashimori Ind Co Ltd 折畳収容箱
JP2005329962A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Minoru Miyamoto クーラボックス
JP2006096417A (ja) * 2004-08-31 2006-04-13 Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd 断熱コンテナ
JP2008133014A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Thermos Kk 断熱容器
JP2010143617A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Kanbo Pras Corp 保冷性運搬容器
JP2011031945A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Eiwa Jidosha:Kk 貨物用コンテナ
JP2011207506A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Dainippon Printing Co Ltd 輸送容器
JP2013249125A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Hitachi Transport Syst Ltd 輸送用低温コンテナ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072881A (ja) * 2001-07-10 2003-03-12 Envirotainer Engineering Ab 貨物用コンテナ
JP2004315021A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Ashimori Ind Co Ltd 折畳収容箱
JP2005329962A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Minoru Miyamoto クーラボックス
JP2006096417A (ja) * 2004-08-31 2006-04-13 Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd 断熱コンテナ
JP2008133014A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Thermos Kk 断熱容器
JP2010143617A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Kanbo Pras Corp 保冷性運搬容器
JP2011031945A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Eiwa Jidosha:Kk 貨物用コンテナ
JP2011207506A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Dainippon Printing Co Ltd 輸送容器
JP2013249125A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Hitachi Transport Syst Ltd 輸送用低温コンテナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101728767B1 (ko) * 2016-09-13 2017-04-20 주식회사 에프엠에스코리아 수송용 보냉 컨테이너

Also Published As

Publication number Publication date
JP6704220B2 (ja) 2020-06-03
TW201600422A (zh) 2016-01-01
WO2015174254A1 (ja) 2015-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015174254A1 (ja) 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット
JP6308420B2 (ja) 折り畳み自在保冷保温箱体
US20100072211A1 (en) Reusable shipping container and method for using the same
JP6481891B2 (ja) 保冷保温容器、外装袋、保冷保温容器の組み立て方法、折り畳み方法、及び、保管方法
WO2015156305A1 (ja) コンテナ、保冷保温容器
JP2016011157A (ja) 断熱容器、断熱バッグおよびその使用方法
KR20190073497A (ko) 진동 댐핑 기판들을 포함한 저장 컨테이너용 리드 조립체
JP6478017B2 (ja) コンテナ、保冷保温容器
JP3763317B2 (ja) 折り畳み式保冷容器
JP2019137470A (ja) 保冷保温容器、保冷保温容器複合体、組立式の保冷保温容器用パネルセット
JP6451923B2 (ja) 保冷保温容器
JP2007099369A (ja) 折り畳み式搬送用コンテナ
JP2018193122A (ja) 組立および分解が可能な断熱容器
JP2018008719A (ja) 保冷保温箱
TWI334398B (en) Carrier
JP6451931B2 (ja) 航空コンテナおよび貨物の搬送方法
JP5999701B2 (ja) 運搬台車
JP6922419B2 (ja) 真空断熱材が使用され、組立および分解が可能な断熱容器
JP2016088588A (ja) コンテナ、保冷保温容器
JP6467875B2 (ja) コンテナ、保冷保温容器
JP7077569B2 (ja) 真空断熱材が使用された断熱容器
JP6652207B2 (ja) 保冷保温容器及び保冷保温容器の保管方法
JP2018043754A (ja) 貨物コンテナ
JP6478018B2 (ja) 空輸コンテナを用いた貨物の輸送方法
JP7316641B2 (ja) 保冷容器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150121

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180413

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180524

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180905

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190604

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190611

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6704220

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150