JP2003072881A - 貨物用コンテナ - Google Patents
貨物用コンテナInfo
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- B65D88/00—Large containers
- B65D88/02—Large containers rigid
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- B65D88/74—Large containers having means for heating, cooling, aerating or other conditioning of contents
- B65D88/745—Large containers having means for heating, cooling, aerating or other conditioning of contents blowing or injecting heating, cooling or other conditioning fluid inside the container
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Packages (AREA)
- Stackable Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率的に製造される、熱伝導率の低い安価で
軽量なコンテナを提供する。 【解決手段】 本発明は、制御された内部環境を有する
貨物用コンテナ(1)に関する。コンテナ(1)は、縁
(20,21)に隣接した突出壁部(22)を有し、前
記突出壁部(22)を含む壁(12,16,18)が、
1つの一体部分として共に形成される。突出壁部(2
2)により、空気で満たされた空間が、隣り合うコンテ
ナ間に形成される。好ましくは、前記一体部分は、内側
シェル(42)および外側シェル(40)を、断熱材料
をそれらの間に有して含む。外側シェル(40)は、好
ましくはポリマー材料を含み、これは突出壁部(22)
を補強する。突出壁部(22)は、好ましくは、丸みの
ついた形状を有し、好ましくは、それぞれの縁(20,
21)の全長に沿って延在し、好ましくは、実質的に鉛
直な壁(12)に設けられる。コンテナ(1)の底壁
(18)および上壁(16)は、好ましくは、相補的な
突出部(50)と凹部(52)とを有する。
軽量なコンテナを提供する。 【解決手段】 本発明は、制御された内部環境を有する
貨物用コンテナ(1)に関する。コンテナ(1)は、縁
(20,21)に隣接した突出壁部(22)を有し、前
記突出壁部(22)を含む壁(12,16,18)が、
1つの一体部分として共に形成される。突出壁部(2
2)により、空気で満たされた空間が、隣り合うコンテ
ナ間に形成される。好ましくは、前記一体部分は、内側
シェル(42)および外側シェル(40)を、断熱材料
をそれらの間に有して含む。外側シェル(40)は、好
ましくはポリマー材料を含み、これは突出壁部(22)
を補強する。突出壁部(22)は、好ましくは、丸みの
ついた形状を有し、好ましくは、それぞれの縁(20,
21)の全長に沿って延在し、好ましくは、実質的に鉛
直な壁(12)に設けられる。コンテナ(1)の底壁
(18)および上壁(16)は、好ましくは、相補的な
突出部(50)と凹部(52)とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】(技術分野)本発明は、概し
て貨物用コンテナに関し、特に、傷つきやすい品物を輸
送するための内部環境が制御された貨物用コンテナに関
する。
て貨物用コンテナに関し、特に、傷つきやすい品物を輸
送するための内部環境が制御された貨物用コンテナに関
する。
【0002】
【従来の技術】(背景)近年、輸送される傷つきやすい
品物、特に航空貨物で輸送される品物の量がかなり増加
している。敏感な品物、例えば、食品、薬品、電子機器
は、輸送または保管中の周囲環境に関する特定の要求用
件を含む。特に、敏感な品物は、しばしば、所定の温度
を必要とする。したがって、輸送中でも内部温度を制御
することができるように、温度制御装置を備えた断熱貨
物コンテナが開発された。このようなコンテナは、軽
量、熱伝達が最小であるなどの幾つかの特性を好適に有
する。
品物、特に航空貨物で輸送される品物の量がかなり増加
している。敏感な品物、例えば、食品、薬品、電子機器
は、輸送または保管中の周囲環境に関する特定の要求用
件を含む。特に、敏感な品物は、しばしば、所定の温度
を必要とする。したがって、輸送中でも内部温度を制御
することができるように、温度制御装置を備えた断熱貨
物コンテナが開発された。このようなコンテナは、軽
量、熱伝達が最小であるなどの幾つかの特性を好適に有
する。
【0003】当分野で既に知られているコンテナは、典
型的に、輪郭形材(profile)により相互連結されたパネ
ルから成る。例えば、スウェーデンのEnvirotainer Eng
ineering ABにより製造されたMYXコンテナを参照さ
れたい。パネルは、典型的に、断熱材料、例えばポリマ
ー材料の異なる層からなる。しかし、コンテナの枠組み
を形成する輪郭形材は、典型的にはアルミニウムからつ
くられる。したがって、コンテナの縁は、比較的高い熱
伝導率を有する金属から成る。
型的に、輪郭形材(profile)により相互連結されたパネ
ルから成る。例えば、スウェーデンのEnvirotainer Eng
ineering ABにより製造されたMYXコンテナを参照さ
れたい。パネルは、典型的に、断熱材料、例えばポリマ
ー材料の異なる層からなる。しかし、コンテナの枠組み
を形成する輪郭形材は、典型的にはアルミニウムからつ
くられる。したがって、コンテナの縁は、比較的高い熱
伝導率を有する金属から成る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先行技術に従う貨物用
コンテナは、多くの面において十分であるが、幾つかの
用途においては、なお多くの不利点を有する。第1に、
コンテナ壁を通じての、特にコンテナの縁における熱伝
達は無視できない。これは冷却需要を増大させるため、
温度に敏感な品物が輸送されるときに問題となる。別の
問題も熱伝達に関するものであり、輸送または保管中の
隣り合うコンテナ間の熱伝達である。多数のコンテナ
が、しばしば、輸送または保管中に互いに近接して配置
され、これにより占有面積は節減されるが、これによ
り、熱が、特に、異なるコンテナが異なる内部温度を必
要とするときにコンテナ間で伝達される。上記の問題
は、各コンテナ内の温度を一定に維持することをさらに
困難にする。したがって、輸送される品物の質が低下す
る危険性もある。
コンテナは、多くの面において十分であるが、幾つかの
用途においては、なお多くの不利点を有する。第1に、
コンテナ壁を通じての、特にコンテナの縁における熱伝
達は無視できない。これは冷却需要を増大させるため、
温度に敏感な品物が輸送されるときに問題となる。別の
問題も熱伝達に関するものであり、輸送または保管中の
隣り合うコンテナ間の熱伝達である。多数のコンテナ
が、しばしば、輸送または保管中に互いに近接して配置
され、これにより占有面積は節減されるが、これによ
り、熱が、特に、異なるコンテナが異なる内部温度を必
要とするときにコンテナ間で伝達される。上記の問題
は、各コンテナ内の温度を一定に維持することをさらに
困難にする。したがって、輸送される品物の質が低下す
る危険性もある。
【0005】敏感な品物の航空輸送のために、以前のコ
ンテナの重量はさらなる問題を生じる。部分的に、また
は全体がアルミニウムから成るコンテナは、無視できな
いかなりの重量を有する。このような比較的重いコンテ
ナを用いると、航空貨物の運賃は一般に重量に基づいて
いるため、コンテナを輸送するだけで多くの輸送コスト
が浪費される。
ンテナの重量はさらなる問題を生じる。部分的に、また
は全体がアルミニウムから成るコンテナは、無視できな
いかなりの重量を有する。このような比較的重いコンテ
ナを用いると、航空貨物の運賃は一般に重量に基づいて
いるため、コンテナを輸送するだけで多くの輸送コスト
が浪費される。
【0006】先に知られたコンテナの製造に関しては、
コンテナの異なる部品は典型的に別々に製造され、その
後組み立てられる。これにより、製造プロセスは、比較
的時間のかかるコスト高なものになる。
コンテナの異なる部品は典型的に別々に製造され、その
後組み立てられる。これにより、製造プロセスは、比較
的時間のかかるコスト高なものになる。
【0007】輸送中、コンテナの乱暴な取り扱いがしば
しばコンテナに損傷を与える。問題は、鋭い縁部および
突出した細部、例えばハンドルなどの特徴物が損傷さ
れ、また隣りのコンテナにも損傷をもたらすということ
によりさらに悪化する。さらなる問題は、損傷したコン
テナの修復に関連している。先行技術の材料、設計およ
び/または製造方法の組合せは、損傷したコンテナの修
理を非常に冗長で時間を要するものにする。なぜなら、
修理は、コンテナの解体などを含む多数のステップにお
いて行わなくてはならないからである。本来、このタイ
プの修理は、通常、損傷が生じた場所で行われることが
できない。したがって、コンテナの使用がかなりの時間
にわたって妨げられることがある。上記の問題は、修理
費用が高いことを示す。
しばコンテナに損傷を与える。問題は、鋭い縁部および
突出した細部、例えばハンドルなどの特徴物が損傷さ
れ、また隣りのコンテナにも損傷をもたらすということ
によりさらに悪化する。さらなる問題は、損傷したコン
テナの修復に関連している。先行技術の材料、設計およ
び/または製造方法の組合せは、損傷したコンテナの修
理を非常に冗長で時間を要するものにする。なぜなら、
修理は、コンテナの解体などを含む多数のステップにお
いて行わなくてはならないからである。本来、このタイ
プの修理は、通常、損傷が生じた場所で行われることが
できない。したがって、コンテナの使用がかなりの時間
にわたって妨げられることがある。上記の問題は、修理
費用が高いことを示す。
【0008】複数のコンテナを同時に輸送することにお
ける困難は、同時に、さらに別の問題ももたらす。多数
のコンテナを、横に並べまた上下に重ね合わせて同時に
輸送することがしばしば必要である。これにより、滑り
が、輸送される品物の安全および品質を脅かす重大な問
題となる。先に述べたように、コンテナはこのタイプの
輸送においてもしばしば損傷を受ける。
ける困難は、同時に、さらに別の問題ももたらす。多数
のコンテナを、横に並べまた上下に重ね合わせて同時に
輸送することがしばしば必要である。これにより、滑り
が、輸送される品物の安全および品質を脅かす重大な問
題となる。先に述べたように、コンテナはこのタイプの
輸送においてもしばしば損傷を受ける。
【0009】(概要)本発明の主な目的は、改良された
貨物用コンテナを提供することにある。本発明の特定の
目的が多数ある。1つの目的は、熱伝導に関して改良さ
れた特性を有する貨物用コンテナを提供することにあ
る。これにより、コンテナ壁を通じての、特に縁におけ
る熱伝達、および、隣り合うコンテナ間の熱伝達をより
少なくすることが意図される。本発明の別の目的は、比
較的軽量なコンテナを提供することにある。本発明のさ
らに別の目的は、損傷をより受けにくく、かつ他のコン
テナに与える損傷がより少ない改良されたコンテナを提
供することにある。本発明のさらなる目的は、比較的速
くかつ安価に製造および修復されることができるコンテ
ナを提供することにある。さらに別の目的は、貨物用コ
ンテナを比較的迅速で安価に製造する方法を提供し、か
つ、このような多数のコンテナを、確実に、滑りを避け
て輸送する方法を提供することにある。
貨物用コンテナを提供することにある。本発明の特定の
目的が多数ある。1つの目的は、熱伝導に関して改良さ
れた特性を有する貨物用コンテナを提供することにあ
る。これにより、コンテナ壁を通じての、特に縁におけ
る熱伝達、および、隣り合うコンテナ間の熱伝達をより
少なくすることが意図される。本発明の別の目的は、比
較的軽量なコンテナを提供することにある。本発明のさ
らに別の目的は、損傷をより受けにくく、かつ他のコン
テナに与える損傷がより少ない改良されたコンテナを提
供することにある。本発明のさらなる目的は、比較的速
くかつ安価に製造および修復されることができるコンテ
ナを提供することにある。さらに別の目的は、貨物用コ
ンテナを比較的迅速で安価に製造する方法を提供し、か
つ、このような多数のコンテナを、確実に、滑りを避け
て輸送する方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は特許請求の
範囲に従って達成される。縁に沿って突出した壁部、お
よび1つの一体化された部分(部品)として共に形成さ
れた複数の壁を有するコンテナが提供される。突出した
壁部は、空気で満たされた空間を、隣り合うコンテナ間
にもたらす。したがって、隣り合うコンテナの壁の間の
熱伝達が最小限にされる。別の利点は、突出した壁部の
存在が、コンテナ壁のための、特にハンドルおよびロッ
クなどの突出特徴物のための保護をもたらし、それによ
りコンテナの損傷が少なくなることである。好ましく
は、本発明に従うコンテナの一体部分は、断熱材料をそ
の間に有するシェルを含む。最も外側のシェルは、好ま
しくは、ポリマー材料を含み、上記の突出した縁が補強
される。そして、材料は、コンテナ壁、特に縁を通じて
の熱伝達を最小にする利点をもたらす。また、比較的軽
量なコンテナが得られる。さらに、修理および製造が容
易にされ、コストの節減がもたらされる。本発明の好ま
しい実施形態は、丸みのついた縁を有し、これが損傷を
さらに防止する。さらに、相補的な突出部と凹部とがコ
ンテナの水平方向の最上壁および底壁に設けられてい
る。これは、積み重ねられた複数のコンテナの輸送中の
滑りに関する問題を解決する。
範囲に従って達成される。縁に沿って突出した壁部、お
よび1つの一体化された部分(部品)として共に形成さ
れた複数の壁を有するコンテナが提供される。突出した
壁部は、空気で満たされた空間を、隣り合うコンテナ間
にもたらす。したがって、隣り合うコンテナの壁の間の
熱伝達が最小限にされる。別の利点は、突出した壁部の
存在が、コンテナ壁のための、特にハンドルおよびロッ
クなどの突出特徴物のための保護をもたらし、それによ
りコンテナの損傷が少なくなることである。好ましく
は、本発明に従うコンテナの一体部分は、断熱材料をそ
の間に有するシェルを含む。最も外側のシェルは、好ま
しくは、ポリマー材料を含み、上記の突出した縁が補強
される。そして、材料は、コンテナ壁、特に縁を通じて
の熱伝達を最小にする利点をもたらす。また、比較的軽
量なコンテナが得られる。さらに、修理および製造が容
易にされ、コストの節減がもたらされる。本発明の好ま
しい実施形態は、丸みのついた縁を有し、これが損傷を
さらに防止する。さらに、相補的な突出部と凹部とがコ
ンテナの水平方向の最上壁および底壁に設けられてい
る。これは、積み重ねられた複数のコンテナの輸送中の
滑りに関する問題を解決する。
【0011】本発明の別の態様は、貨物用コンテナの製
造方法に関する。上記のタイプのコンテナは、外側シェ
ルと内側シェルとを別々に注型(流し込み成形)し、内
側シェルを外側シェル内に挿入し、次いで前記2つのシ
ェルの間に断熱材料を注入することにより効率的に製造
される。この方法が有する利点は、コンテナ特徴物、例
えば突出壁部を注型により容易にシェルに組み込むこと
ができることである。この方法は、また、幾つかのコン
テナ壁が1つの一体部分を構成することを可能にする。
本発明のさらに別の態様は、幾つかの貨物用コンテナを
輸送する方法に関する。コンテナは並べて配置され、そ
れにより、突出壁部が、隣り合うコンテナの間に空気で
満たされた空間を画成して熱伝達を防止する。
造方法に関する。上記のタイプのコンテナは、外側シェ
ルと内側シェルとを別々に注型(流し込み成形)し、内
側シェルを外側シェル内に挿入し、次いで前記2つのシ
ェルの間に断熱材料を注入することにより効率的に製造
される。この方法が有する利点は、コンテナ特徴物、例
えば突出壁部を注型により容易にシェルに組み込むこと
ができることである。この方法は、また、幾つかのコン
テナ壁が1つの一体部分を構成することを可能にする。
本発明のさらに別の態様は、幾つかの貨物用コンテナを
輸送する方法に関する。コンテナは並べて配置され、そ
れにより、突出壁部が、隣り合うコンテナの間に空気で
満たされた空間を画成して熱伝達を防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】(詳細な説明)本発明の開示の全
体を通じて、「縁」は2つの面の間の連結部を示すもの
とする。すなわち、縁は、概して1つの寸法において延
在する。縁は、鉛直方向にも水平方向に延在することが
できる。「コーナー」は、少なくとも2つの縁の連結部
を示すものとする。ここで、本発明の好ましい実施形態
を、図1〜5を参照しつつ説明する。幾つかの変型例お
よび改良も記載する。しかし、権利を主張される主題
は、これらの例示される実施形態に限定されず、特許請
求の範囲のみにより画定される。
体を通じて、「縁」は2つの面の間の連結部を示すもの
とする。すなわち、縁は、概して1つの寸法において延
在する。縁は、鉛直方向にも水平方向に延在することが
できる。「コーナー」は、少なくとも2つの縁の連結部
を示すものとする。ここで、本発明の好ましい実施形態
を、図1〜5を参照しつつ説明する。幾つかの変型例お
よび改良も記載する。しかし、権利を主張される主題
は、これらの例示される実施形態に限定されず、特許請
求の範囲のみにより画定される。
【0013】図1は、本発明に従う貨物用コンテナ1の
外側を示す。コンテナ1は、6つの壁12,16,18
から成るケース10として形成され、前記6つの壁のう
ち、4つは側壁12(2つが図1に見える)であり、1
つが上壁16であり、1つが底壁18(図1には見えな
い)である。壁12,16,18は縁20,21により
相互連結されている。ケース10の上壁16に主要蓋3
0が設けられて、コンテナ1の内部環境へのアクセスを
可能にしている。小さい蓋32もあり、アイスボックス
64へのアクセスを可能にしている。コンテナ1にはハ
ンドル34およびロック36が設けられている。コンテ
ナの1つの側壁12に、温度制御装置の一部であるバッ
テリユニット38が設けられている。4つの鉛直縁20
(そのうちの3つが図1に見えている)の各々に隣接し
た壁部22が、隣接する2つの鉛直側壁12の主要面の
外側に突出している。
外側を示す。コンテナ1は、6つの壁12,16,18
から成るケース10として形成され、前記6つの壁のう
ち、4つは側壁12(2つが図1に見える)であり、1
つが上壁16であり、1つが底壁18(図1には見えな
い)である。壁12,16,18は縁20,21により
相互連結されている。ケース10の上壁16に主要蓋3
0が設けられて、コンテナ1の内部環境へのアクセスを
可能にしている。小さい蓋32もあり、アイスボックス
64へのアクセスを可能にしている。コンテナ1にはハ
ンドル34およびロック36が設けられている。コンテ
ナの1つの側壁12に、温度制御装置の一部であるバッ
テリユニット38が設けられている。4つの鉛直縁20
(そのうちの3つが図1に見えている)の各々に隣接し
た壁部22が、隣接する2つの鉛直側壁12の主要面の
外側に突出している。
【0014】前記突出壁部22の主な利点は、1つのコ
ンテナを別のコンテナの隣りに並べて置いたときに現れ
る。これは、図1に示された本発明の実施形態に従うコ
ンテナ1が示された図4に示されている。コンテナは、
横に並べられ、また上下に重ねて配置されている。この
とき、隣り合うコンテナ1の間に、空気で満たされた空
間24が設けられる。隣接するコンテナ1の間の直接の
熱伝導による熱伝達が、空気で満たされた空間24によ
り効果的に防止される。さらに、コンテナの側壁12に
より冷却されまたは昇温された空気は対流を開始し、こ
れがコンテナ付近からの熱/冷気を除去する。このよう
に、空間24は或る種の断熱体として作用して、コンテ
ナ1の内部環境を温度に関して良好に制御する可能性を
かなり増大させる。このようにして、隣り合うコンテナ
1間の熱伝達に関する重大な問題が回避される。突出壁
部22のさらなる利点は、コンテナ1の傷つき易い部分
が、隣り合うコンテナ1および/または他の物体との接
触により生じる損傷からより良好に保護されることであ
る。突出壁部22は、典型的に、コンテナ1の、周囲の
設備と第1に接触する部分である。特に、突出した細
部、例えばハンドル34およびロック36が損傷から保
護されることが非常に有利である。
ンテナを別のコンテナの隣りに並べて置いたときに現れ
る。これは、図1に示された本発明の実施形態に従うコ
ンテナ1が示された図4に示されている。コンテナは、
横に並べられ、また上下に重ねて配置されている。この
とき、隣り合うコンテナ1の間に、空気で満たされた空
間24が設けられる。隣接するコンテナ1の間の直接の
熱伝導による熱伝達が、空気で満たされた空間24によ
り効果的に防止される。さらに、コンテナの側壁12に
より冷却されまたは昇温された空気は対流を開始し、こ
れがコンテナ付近からの熱/冷気を除去する。このよう
に、空間24は或る種の断熱体として作用して、コンテ
ナ1の内部環境を温度に関して良好に制御する可能性を
かなり増大させる。このようにして、隣り合うコンテナ
1間の熱伝達に関する重大な問題が回避される。突出壁
部22のさらなる利点は、コンテナ1の傷つき易い部分
が、隣り合うコンテナ1および/または他の物体との接
触により生じる損傷からより良好に保護されることであ
る。突出壁部22は、典型的に、コンテナ1の、周囲の
設備と第1に接触する部分である。特に、突出した細
部、例えばハンドル34およびロック36が損傷から保
護されることが非常に有利である。
【0015】好ましい実施形態において、突出壁部22
は、コンテナ1を、乱暴な取り扱いや損傷を与えるよう
な環境に対してもより耐え得るようにするために補強さ
れる。この例示された実施形態において、全ての鉛直縁
20は、隣り合う壁12の主要面から外側に5mm突出
し、突出壁部22は、それぞれの縁20,21の全長に
沿って延在している。他の実施形態は、突出壁部22
が、より多くまたはより少なく突出するケースを含み得
る。しかし、効率的な対流空間をもたらすための好まし
い最小の突出距離は、前記主要面から外側に4mmであ
ろう。本発明の範囲内の実施形態は、また、鉛直縁20
の全てには突出壁部22が設けられていないケースを含
む。しかし、少なくとも2つの鉛直縁が突出壁部22を
有することが好ましい。水平方向の縁21に突出壁部2
2が設けられた実施形態もあり得る。さらに、本発明の
実施形態は、少なくとも1つの突出壁部22が縁20,
21の全長に沿っては延在しないケースを含み得る。し
かし、このような変更がコンテナ1の大体の機能を変え
ることはなく、したがって、これらは本発明の範囲内に
ある。
は、コンテナ1を、乱暴な取り扱いや損傷を与えるよう
な環境に対してもより耐え得るようにするために補強さ
れる。この例示された実施形態において、全ての鉛直縁
20は、隣り合う壁12の主要面から外側に5mm突出
し、突出壁部22は、それぞれの縁20,21の全長に
沿って延在している。他の実施形態は、突出壁部22
が、より多くまたはより少なく突出するケースを含み得
る。しかし、効率的な対流空間をもたらすための好まし
い最小の突出距離は、前記主要面から外側に4mmであ
ろう。本発明の範囲内の実施形態は、また、鉛直縁20
の全てには突出壁部22が設けられていないケースを含
む。しかし、少なくとも2つの鉛直縁が突出壁部22を
有することが好ましい。水平方向の縁21に突出壁部2
2が設けられた実施形態もあり得る。さらに、本発明の
実施形態は、少なくとも1つの突出壁部22が縁20,
21の全長に沿っては延在しないケースを含み得る。し
かし、このような変更がコンテナ1の大体の機能を変え
ることはなく、したがって、これらは本発明の範囲内に
ある。
【0016】本発明の好ましい実施形態において、突出
壁部22と、これにより鉛直縁20とが、丸みのある形
状を有する。丸みのある縁20は、さらに、隣り合うコ
ンテナ1への損傷を最小にする。丸みのある縁20は、
また、隣接するコンテナ1が互いに引っ掛かり合うこと
を防止する。縁の半径は、有効な縁の曲率をもたらすた
めに、隣接する鉛直壁12のいずれもの幅の3%を超え
ることが好ましい。
壁部22と、これにより鉛直縁20とが、丸みのある形
状を有する。丸みのある縁20は、さらに、隣り合うコ
ンテナ1への損傷を最小にする。丸みのある縁20は、
また、隣接するコンテナ1が互いに引っ掛かり合うこと
を防止する。縁の半径は、有効な縁の曲率をもたらすた
めに、隣接する鉛直壁12のいずれもの幅の3%を超え
ることが好ましい。
【0017】図2において、本発明に従うコンテナ1の
内側および内部環境が、蓋を含むコンテナ上壁を取り除
くことにより得られた見通し図において見られ、それに
より底壁18が見られる。ここにコンテナケース10の
構造が見られる。この実施形態において、コンテナケー
ス10は、外側シェル40および内側シェル42を含
む。シェル40とシェル42の間の空間44には断熱材
料が充填される。
内側および内部環境が、蓋を含むコンテナ上壁を取り除
くことにより得られた見通し図において見られ、それに
より底壁18が見られる。ここにコンテナケース10の
構造が見られる。この実施形態において、コンテナケー
ス10は、外側シェル40および内側シェル42を含
む。シェル40とシェル42の間の空間44には断熱材
料が充填される。
【0018】図2に示した実施形態において、5つのコ
ンテナ壁12,18が1つの一体部分を構成している。
この解決索は、コンテナ1の材料および製造方法を選択
することにより可能にされる。ここで外側シェル40
は、ガラス繊維、ケブラーおよび炭素繊維により補強さ
れたビニルエステルから成る。追加のケブラー層による
さらなる補強が突出壁部22に用いられる。内側シェル
42は、ガラス繊維および炭素繊維により補強されたポ
リエステルから成る。外側シェル40と内側シェル42
の間の空間44に断熱材料のポリウレタンが詰められ
る。先に述べたように、ポリマー材料の注型により、コ
ンテナ1が実質的に1つの一体部分として形成されるこ
とが可能になる。ハンドル34およびロック36などの
特徴物は、コンテナ壁12,16,18に凹部として容
易に設けられることができ、その結果、細部がコンテナ
壁12,16,18の主要面から外側に突出することが
なくなり、または最小限にされる。このようにして、コ
ンテナ1は、貯蔵および輸送中に損傷を受けることがよ
り少なく、また隣接するコンテナ1に与える損傷もより
少ない。さらに、ポリマー材料が、本発明に従うコンテ
ナ1の修復を容易にする。修復は、損傷したコンテナ領
域に新しいポリマー材料を加えることにより迅速かつ安
価に行われることができる。別の利点は、本発明に従う
コンテナ1の、コンテナ壁12,16,18を通じての
周囲への熱伝達が最小であることである。なぜなら、コ
ンテナ1の構造剛性を維持するために金属の輪郭形材(p
rofile)が必要でないからである。この場合、縁20、
21もポリマー材料からつくられる。
ンテナ壁12,18が1つの一体部分を構成している。
この解決索は、コンテナ1の材料および製造方法を選択
することにより可能にされる。ここで外側シェル40
は、ガラス繊維、ケブラーおよび炭素繊維により補強さ
れたビニルエステルから成る。追加のケブラー層による
さらなる補強が突出壁部22に用いられる。内側シェル
42は、ガラス繊維および炭素繊維により補強されたポ
リエステルから成る。外側シェル40と内側シェル42
の間の空間44に断熱材料のポリウレタンが詰められ
る。先に述べたように、ポリマー材料の注型により、コ
ンテナ1が実質的に1つの一体部分として形成されるこ
とが可能になる。ハンドル34およびロック36などの
特徴物は、コンテナ壁12,16,18に凹部として容
易に設けられることができ、その結果、細部がコンテナ
壁12,16,18の主要面から外側に突出することが
なくなり、または最小限にされる。このようにして、コ
ンテナ1は、貯蔵および輸送中に損傷を受けることがよ
り少なく、また隣接するコンテナ1に与える損傷もより
少ない。さらに、ポリマー材料が、本発明に従うコンテ
ナ1の修復を容易にする。修復は、損傷したコンテナ領
域に新しいポリマー材料を加えることにより迅速かつ安
価に行われることができる。別の利点は、本発明に従う
コンテナ1の、コンテナ壁12,16,18を通じての
周囲への熱伝達が最小であることである。なぜなら、コ
ンテナ1の構造剛性を維持するために金属の輪郭形材(p
rofile)が必要でないからである。この場合、縁20、
21もポリマー材料からつくられる。
【0019】上記の構造特徴の変型例も明らかに存在す
る。コンテナ1は他の材料を含むことができるが、少な
くとも1つのシェル40,42が、少なくとも部分的
に、ポリエステル、ポリビニルエステル、ガラス繊維、
炭素繊維もしくはケブラー、あるいは別のポリエステル
材料の、または非金属の材料を含む。しかし、好ましい
実施形態は、ポリマー材料を含む外側シェル40を有す
る。
る。コンテナ1は他の材料を含むことができるが、少な
くとも1つのシェル40,42が、少なくとも部分的
に、ポリエステル、ポリビニルエステル、ガラス繊維、
炭素繊維もしくはケブラー、あるいは別のポリエステル
材料の、または非金属の材料を含む。しかし、好ましい
実施形態は、ポリマー材料を含む外側シェル40を有す
る。
【0020】コンテナの製造は、図3に概略的に示した
本発明の別の態様に従って好適に行われる。示された実
施形態、および本発明により包含される別の実施形態に
おいて、コンテナ1は、開始ステップ100と停止ステ
ップ110の間の、以下に示す4つの主要なステップ1
02,104,106,108に従って効率的に製造さ
れ得る。 1.所望の外側特徴物を含む外側シェル40を注型(流
し込み成形)する。 2.コンテナケース10の最も内側の部分を構成する内
側シェル42を注型する。 3.内側シェル42を外側シェル40内に挿入する。好
ましくは、2つのシェル40,42は互いに連結され
る。 4.シェル40,42間の空間44に断熱材料を注入す
る。先に述べたように、この製造方法は、コンテナ1の
特徴と密接に関連している。外側シェル40は、先に記
載した突出壁部22を得るように造形されたモールド
(型)内に流し込まれることができる。注型ステップ
は、ポリマー材料を用いて好適に実行される。好ましく
は、突出壁部22をポリマー材料を用いて補強する追加
のステップが、コンテナ1の安定性および頑丈性をさら
に高めるために実行される。上記のステップ102,1
04,106,108は、本発明に従う制御された内部
環境を有するコンテナ1を製造するための比較的迅速で
安価な方法を構成している。前記外側シェル40と内側
シェル42の間に注型および挿入された追加のシェルを
有する本発明の実施形態も当然存在し得る。また、シェ
ル40とシェル42の間に2つ以上の空間が存在し得
る。
本発明の別の態様に従って好適に行われる。示された実
施形態、および本発明により包含される別の実施形態に
おいて、コンテナ1は、開始ステップ100と停止ステ
ップ110の間の、以下に示す4つの主要なステップ1
02,104,106,108に従って効率的に製造さ
れ得る。 1.所望の外側特徴物を含む外側シェル40を注型(流
し込み成形)する。 2.コンテナケース10の最も内側の部分を構成する内
側シェル42を注型する。 3.内側シェル42を外側シェル40内に挿入する。好
ましくは、2つのシェル40,42は互いに連結され
る。 4.シェル40,42間の空間44に断熱材料を注入す
る。先に述べたように、この製造方法は、コンテナ1の
特徴と密接に関連している。外側シェル40は、先に記
載した突出壁部22を得るように造形されたモールド
(型)内に流し込まれることができる。注型ステップ
は、ポリマー材料を用いて好適に実行される。好ましく
は、突出壁部22をポリマー材料を用いて補強する追加
のステップが、コンテナ1の安定性および頑丈性をさら
に高めるために実行される。上記のステップ102,1
04,106,108は、本発明に従う制御された内部
環境を有するコンテナ1を製造するための比較的迅速で
安価な方法を構成している。前記外側シェル40と内側
シェル42の間に注型および挿入された追加のシェルを
有する本発明の実施形態も当然存在し得る。また、シェ
ル40とシェル42の間に2つ以上の空間が存在し得
る。
【0021】先行技術のコンテナの幾つかが、突出壁部
を意図的でなく含む縁を有することがある。例えば、先
行技術に従って設計された、アルミニウム形材および断
熱パネルを有するコンテナが、実際に、小さい突出壁部
を有する。しかし、これらの突出部の目的は断熱パネル
を保持することである。典型的に、これらの突出部は、
効率的な空気絶縁間隔をもたらすには小さすぎる。さら
に、例えば底壁と側壁の間の縁もまた突出部を有するた
め、隣り合うコンテナ間の空気流はいずれも流れずに妨
げられる。
を意図的でなく含む縁を有することがある。例えば、先
行技術に従って設計された、アルミニウム形材および断
熱パネルを有するコンテナが、実際に、小さい突出壁部
を有する。しかし、これらの突出部の目的は断熱パネル
を保持することである。典型的に、これらの突出部は、
効率的な空気絶縁間隔をもたらすには小さすぎる。さら
に、例えば底壁と側壁の間の縁もまた突出部を有するた
め、隣り合うコンテナ間の空気流はいずれも流れずに妨
げられる。
【0022】内側シェルおよび外側シェルを注型する新
しい製造方法を用いると、この前の段落で論じた突出部
の必要性はなくなる。それゆえ、縁に近い突出部を有さ
ず、平坦な側部を有する注型コンテナの自然な設計が提
供される。したがって、当業者はいずれも、輪郭−パネ
ルコンテナのコンテナシェルの詳細な形状を、それが製
造技術と完全に関連しているために保守しないであろ
う。このように、突出壁部と新しい製造方法との組合せ
は、当業者の何者にとっても明確でない。
しい製造方法を用いると、この前の段落で論じた突出部
の必要性はなくなる。それゆえ、縁に近い突出部を有さ
ず、平坦な側部を有する注型コンテナの自然な設計が提
供される。したがって、当業者はいずれも、輪郭−パネ
ルコンテナのコンテナシェルの詳細な形状を、それが製
造技術と完全に関連しているために保守しないであろ
う。このように、突出壁部と新しい製造方法との組合せ
は、当業者の何者にとっても明確でない。
【0023】本発明の好ましい実施形態は、6つの壁1
2,16,18を有する。しかし、本発明の他の実施形
態は、異なる数の壁12,16,18から成り得る。し
かし、本発明を実現するためには少なくとも4つの壁が
必要である。これは、5つよりも少ない数のコンテナ壁
が一体部分を構成することも可能であるということを意
味する。別の実施形態において、主要蓋30は上壁16
全体を含み得る。さらに、本発明の他の実施形態は、別
のコンテナ壁に蓋30,32を有し得る。
2,16,18を有する。しかし、本発明の他の実施形
態は、異なる数の壁12,16,18から成り得る。し
かし、本発明を実現するためには少なくとも4つの壁が
必要である。これは、5つよりも少ない数のコンテナ壁
が一体部分を構成することも可能であるということを意
味する。別の実施形態において、主要蓋30は上壁16
全体を含み得る。さらに、本発明の他の実施形態は、別
のコンテナ壁に蓋30,32を有し得る。
【0024】本発明の別の態様に従えば、コンテナ1
は、図4に示されているようにコンテナ1を並べ/上下
に重ねることにより効率的に輸送され得る。これによ
り、異なるコンテナの突出壁部22が互いに接触または
近接して配置されて、隣り合うコンテナ1の間に、空気
で満たされた空間24を形成する。先に述べたように、
隣り合うコンテナ間の熱伝達がこのようにして防止され
る。さらに、コンテナの特徴物、例えばハンドル34ま
たはロック36が良好に保護される。
は、図4に示されているようにコンテナ1を並べ/上下
に重ねることにより効率的に輸送され得る。これによ
り、異なるコンテナの突出壁部22が互いに接触または
近接して配置されて、隣り合うコンテナ1の間に、空気
で満たされた空間24を形成する。先に述べたように、
隣り合うコンテナ間の熱伝達がこのようにして防止され
る。さらに、コンテナの特徴物、例えばハンドル34ま
たはロック36が良好に保護される。
【0025】図1および4に示されているように、本発
明の好ましい実施形態には相補的な凹部52と突出部5
0が設けられている。上壁16にはそのコーナーに4つ
の凹部52が設けられている。前記凹部52と相補的な
突出部50が底壁18に設けられている。これらの特徴
物により、複数のコンテナ1が、図4に示されているよ
うに互いに便利に積み重ねられることができるので容易
に輸送される。凹部52はコンテナを積み重ねるときに
位置決め補助として働く。突出部50は先細の形状を有
し、積み重ねをさらに容易にする。上記の特徴物は、積
み重ねを容易にするだけでなく、こうして積み重ねをよ
り迅速にし、より堅固な積み重ねをもたらす。それゆ
え、敏感な品物の輸送がより安全になる。突出部50
は、フォークリフトがそのフォーク状部を底壁18の下
に差し込むことを可能にするための十分な高さを有す
る。
明の好ましい実施形態には相補的な凹部52と突出部5
0が設けられている。上壁16にはそのコーナーに4つ
の凹部52が設けられている。前記凹部52と相補的な
突出部50が底壁18に設けられている。これらの特徴
物により、複数のコンテナ1が、図4に示されているよ
うに互いに便利に積み重ねられることができるので容易
に輸送される。凹部52はコンテナを積み重ねるときに
位置決め補助として働く。突出部50は先細の形状を有
し、積み重ねをさらに容易にする。上記の特徴物は、積
み重ねを容易にするだけでなく、こうして積み重ねをよ
り迅速にし、より堅固な積み重ねをもたらす。それゆ
え、敏感な品物の輸送がより安全になる。突出部50
は、フォークリフトがそのフォーク状部を底壁18の下
に差し込むことを可能にするための十分な高さを有す
る。
【0026】本発明の実施形態のコンテナ1は、温度制
御された貨物輸送、好ましくは航空輸送のために用いら
れることを意図されている。図2に、制御された内部環
境をもたらすために働く幾つかの部分が見られる。真空
パネルから成り、熱伝導がかなり低い内部主要壁46
が、主要な品物用コンパートメント70を冷却装置と分
割している。冷却装置は、典型的に−78℃の温度であ
り、品物用の主要コンパートメントの通常温度は、例え
ば+5℃であり得る。したがって、断熱に関するあらゆ
る改良が望まれることが明らかである。内部主要壁は、
典型的に断熱材料からつくられた、または二重壁による
断熱性の真空板である。さらに、好ましい実施形態にお
いて、内側シェル42に、真空パネル46の縁部を受け
るための凹部が設けられる。真空パネルの縁は、パネル
全体の最も高い熱伝導率を示し、これらの部分を内側シ
ェル42の凹部に隠すことにより、冷却装置から品物用
の主要コンパートメントへの真空パネルの縁を介した熱
伝導はかなり低減される。
御された貨物輸送、好ましくは航空輸送のために用いら
れることを意図されている。図2に、制御された内部環
境をもたらすために働く幾つかの部分が見られる。真空
パネルから成り、熱伝導がかなり低い内部主要壁46
が、主要な品物用コンパートメント70を冷却装置と分
割している。冷却装置は、典型的に−78℃の温度であ
り、品物用の主要コンパートメントの通常温度は、例え
ば+5℃であり得る。したがって、断熱に関するあらゆ
る改良が望まれることが明らかである。内部主要壁は、
典型的に断熱材料からつくられた、または二重壁による
断熱性の真空板である。さらに、好ましい実施形態にお
いて、内側シェル42に、真空パネル46の縁部を受け
るための凹部が設けられる。真空パネルの縁は、パネル
全体の最も高い熱伝導率を示し、これらの部分を内側シ
ェル42の凹部に隠すことにより、冷却装置から品物用
の主要コンパートメントへの真空パネルの縁を介した熱
伝導はかなり低減される。
【0027】内部分割壁47が、アイスボックス(図示
せず)へと続くアイスボックス開口部49を画成してい
る。真空パネルから成り、熱伝導のかなり低い断熱パネ
ル60が、アイスボックス開口部49と隣接する内側シ
ェル42との間に設けられ、壁のこの位置に配置される
電池ユニットのためのさらなる断熱をもたらす。品物用
コンパートメント内の温度を測定するための温度測定手
段(図示せず)が適切な位置に設けられる。
せず)へと続くアイスボックス開口部49を画成してい
る。真空パネルから成り、熱伝導のかなり低い断熱パネ
ル60が、アイスボックス開口部49と隣接する内側シ
ェル42との間に設けられ、壁のこの位置に配置される
電池ユニットのためのさらなる断熱をもたらす。品物用
コンパートメント内の温度を測定するための温度測定手
段(図示せず)が適切な位置に設けられる。
【0028】内部主要壁46に、ファンユニット48
が、空気を品物用コンパートメントから内部主要壁46
の入口開口部(図示せず)を通してアイスボックスより
上の入口空間63に引き込むために配置される。断熱層
62がアイスボックスをこの入口空間63から分離す
る。入口空間63は、流れ制限壁により出口空間65か
ら分離されている。ファンユニット48により吸い込ま
れた空気は入口空間を通してアイスボックス周囲に押し
流され、そして出口空間65に戻される。空気がこのよ
うに流れる間に、空気はアイスボックスにより冷却され
る。次いで、冷却された空気は内部主要壁46内の出口
開口部45を通って品物用コンパートメント内に押し出
される。冷却された空気を品物用コンパートメントの全
体に分配する装置も設けられることが好ましい(図示せ
ず)。
が、空気を品物用コンパートメントから内部主要壁46
の入口開口部(図示せず)を通してアイスボックスより
上の入口空間63に引き込むために配置される。断熱層
62がアイスボックスをこの入口空間63から分離す
る。入口空間63は、流れ制限壁により出口空間65か
ら分離されている。ファンユニット48により吸い込ま
れた空気は入口空間を通してアイスボックス周囲に押し
流され、そして出口空間65に戻される。空気がこのよ
うに流れる間に、空気はアイスボックスにより冷却され
る。次いで、冷却された空気は内部主要壁46内の出口
開口部45を通って品物用コンパートメント内に押し出
される。冷却された空気を品物用コンパートメントの全
体に分配する装置も設けられることが好ましい(図示せ
ず)。
【0029】図5は、冷却装置に帰属する部品の幾つか
を示す。この図において、アイスボックス64が、断熱
パネル60、断熱層62、内部分割壁47および流れ制
限壁66と共に示されている。流れの矢印68は、アイ
スボックスの面と接触する冷却段階中の空気流路を示
す。アイスボックスには、典型的に、冷却剤として作用
する二酸化炭素アイスが供給される。品物用コンパート
メントの冷却が十分であれば、ファンは停止され、流れ
も停止する。入口空間の空気が冷却されることが可能に
されると、ファンを通る逆流が生じることもあり得る。
しかし、断熱層62が、冷却されているべきアイスボッ
クスの上部に流れたこのような空気を妨げ、これによ
り、逆流の危険性を除去する。好ましくは、制御ユニッ
トおよびアイスボックス64はモジュールユニットとし
て取り付けられ、すなわち、これらの各々がコンテナケ
ース10に、1個体またはモジュールとして、このモジ
ュール内にその機能の全てを含んで設けられる。
を示す。この図において、アイスボックス64が、断熱
パネル60、断熱層62、内部分割壁47および流れ制
限壁66と共に示されている。流れの矢印68は、アイ
スボックスの面と接触する冷却段階中の空気流路を示
す。アイスボックスには、典型的に、冷却剤として作用
する二酸化炭素アイスが供給される。品物用コンパート
メントの冷却が十分であれば、ファンは停止され、流れ
も停止する。入口空間の空気が冷却されることが可能に
されると、ファンを通る逆流が生じることもあり得る。
しかし、断熱層62が、冷却されているべきアイスボッ
クスの上部に流れたこのような空気を妨げ、これによ
り、逆流の危険性を除去する。好ましくは、制御ユニッ
トおよびアイスボックス64はモジュールユニットとし
て取り付けられ、すなわち、これらの各々がコンテナケ
ース10に、1個体またはモジュールとして、このモジ
ュール内にその機能の全てを含んで設けられる。
【0030】本発明を、本文中に、例示された本発明の
特定の実施形態を参照しつつ説明してきたが、本発明
が、当業者にとって明らかな、本発明の開示された特徴
の均等物、改良および変更も含むことが強調されるべき
である。したがって、本発明の範囲は特許請求の範囲に
よってのみ限定されるものとする。以上に記載したよう
に、本発明に従えば、熱伝導率が低く安価で軽量なコン
テナおよびその効率的な製造方法が提供される。
特定の実施形態を参照しつつ説明してきたが、本発明
が、当業者にとって明らかな、本発明の開示された特徴
の均等物、改良および変更も含むことが強調されるべき
である。したがって、本発明の範囲は特許請求の範囲に
よってのみ限定されるものとする。以上に記載したよう
に、本発明に従えば、熱伝導率が低く安価で軽量なコン
テナおよびその効率的な製造方法が提供される。
本発明の更なる目的および利点は、添付図面とともに以
下の説明を参照されることにより最も理解できるであろ
う。
下の説明を参照されることにより最も理解できるであろ
う。
【図1】図1は、本発明に従う貨物コンテナの一実施形
態である。
態である。
【図2】図2は、図1のコンテナの実施形態の、蓋/上
壁が取り外された状態を示す。
壁が取り外された状態を示す。
【図3】図3は、本発明に従う貨物コンテナの製造方法
の概略的ステップを示すフローチャートである。
の概略的ステップを示すフローチャートである。
【図4】図4は、図1に示した実施形態に従う多くのコ
ンテナを、互いに隣り合わせ/重ね合せて設けた様子を
示す。
ンテナを、互いに隣り合わせ/重ね合せて設けた様子を
示す。
【図5】図5は、図1のコンテナの実施形態の、コンテ
ナの内部環境を制御するために用いられる部品を示す。
ナの内部環境を制御するために用いられる部品を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B65D 90/00 B65D 90/02 P
90/02 90/06 C
90/06 21/02 B
(72)発明者 グンナー アールバーグ
アメリカ合衆国 テキサス州 75382 ダ
ラス ピー.オー.ボックス 821 821
Fターム(参考) 3E006 AA02 BA01 CA01 CA06 DA01
DB03
3E067 AA11 AB01 AB31 AB51 AB81
AC03 BA05A BB11A BB14A
BB23A BC06A BC07A CA18
EA32 EB22 FC01 GA02 GA03
GA13 GA14 GD01
3E070 AA29 AB21 DA07 LA01 NA06
SA02 TA10 WH01
Claims (14)
- 【請求項1】 制御された内部環境を有し、縁(16)
により相互連結された少なくとも4つの壁(12,1
6,18)を含むケース(10)を有し、かつ少なくと
も1つの蓋(30,32)が設けられたコンテナ(1)
において、 隣接した壁の主要面から外側に突出した、前記縁の少な
くとも2つに隣接する壁の壁部(22)により特徴付け
られ、かつ、前記壁部を含む壁が1つの一体部分として
共に形成されることを特徴とするコンテナ(1)。 - 【請求項2】 前記一体部分が、外側シェル(40)
と、前記外側シェル内に固定された内側シェル(42)
とを含み、それにより空間(44)が前記外側シェルお
よび内側シェルにより画成され、かつ断熱材料が前記空
間の実質的な部分を占めることを特徴とする請求項1に
記載のコンテナ(1)。 - 【請求項3】 前記外側シェル(40)が、前記突出し
た壁部(22)にて補強されるポリマー材料を含むこと
を特徴とする請求項2に記載のコンテナ(1)。 - 【請求項4】 前記突出壁部(22)に隣接した縁(2
0,21)が、概して丸みのついた形状を有することを
特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の
コンテナ(1)。 - 【請求項5】 前記丸みのついた縁(20,21)が、
隣接する壁のいずれもの幅の少なくとも約3%の半径を
有する請求項4に記載のコンテナ(1)。 - 【請求項6】 前記突出壁部(22)がそれぞれの壁の
前記主要面から外側に少なくとも4mm突出することを
特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の
コンテナ(1)。 - 【請求項7】 前記突出壁部(22)がそれぞれの縁の
全長にほぼ沿って延在することを特徴とする請求項1〜
請求項6のいずれか一項に記載のコンテナ(1)。 - 【請求項8】 前記突出壁部(22)が実質的に鉛直な
壁に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項7の
いずれか一項に記載のコンテナ(1)。 - 【請求項9】 前記壁の第1が底壁(18)を構成し、
前記壁の第2が上壁(16)を構成し、前記底壁および
上壁に相補的な突出部(50)と凹部(52)が設けら
れていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれ
か一項に記載のコンテナ(1)。 - 【請求項10】 前記コンテナの内部壁に、断熱パネル
(46)の縁を受け入れるための凹部が設けられている
ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に
記載のコンテナ(1)。 - 【請求項11】 制御された内部環境を有するコンテナ
(1)を製造する方法であって、 縁(20,21)により相互連結された少なくとも3つ
の壁(12,16,18)を有する外側シェル(40)
であって、隣接した両方の壁の主要面から外側に突出し
た、前記縁の少なくとも2つに隣接する前記壁の壁部
(22)を有する外側シェルを注型するステップと、 内側シェル(42)を注型するステップと、 前記内側シェルを前記外側シェル内に挿入するステップ
と、 断熱材料を前記内側シェルと外側シェルの間の空間(4
4)に注入して1つの一体部分を形成するステップとを
含むコンテナ(1)の製造方法。 - 【請求項12】 前記突出壁部(22)をポリマー材料
により補強するさらなるステップにより特徴付けられる
請求項11に記載のコンテナ(1)の製造方法。 - 【請求項13】 前記注型ステップがポリマー材料を用
いて実行されることを特徴とする請求項11または請求
項12に記載のコンテナ(1)の製造方法。 - 【請求項14】 制御された内部環境を有するコンテナ
(1)を輸送する方法において、 コンテナを並べて配置し、それにより、コンテナの突出
壁部(22)が隣り合うコンテナと接触しまたは近接し
て配置され、隣り合うコンテナ壁間に空気で満たされた
空間(24)を画成することにより特徴付けられる方
法。
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