JP2008260568A - 断熱容器およびその断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法 - Google Patents

断熱容器およびその断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法 Download PDF

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Abstract

【課題】予冷時には内側容器の壁面からの熱伝達と容器側面開口部からの冷気の導入による予冷が行われ、予冷後は内側容器が断熱箱に収納されて保冷される断熱容器を提供する。
【解決手段】断熱容器1は、上面が開放され、側壁内面に上下方向に延びて内部に向けて突出する断面がコ型のリブ21が連続して形成されている樹脂成形の箱型の内側容器20と、内側容器20を内箱として装脱着可能で、上面が開放された発泡樹脂製の断熱箱11と、断熱箱11の上面と装脱着可能な発泡樹脂製の上蓋12とから構成され、予冷時は商品を収納した複数の内側容器20を上下のリブ21の位置が一致しないようにして低温倉庫内に積み上げ、出庫時には断熱箱11と断熱箱蓋12に収納して断熱容器1として出庫し、商品取り出し後は、複数の内側容器20を上下のリブ21の位置を合わせて重ね合わせコンパクトな状態として保管する。
【選択図】図1

Description

本発明は断熱容器およびその断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法に関し、特に取り外し可能な箱型の内側容器を備えた断熱容器に関する。
青果物や食品などの流通においては低温流通が求められるものも多い。出荷・受入地点に低温倉庫を有し冷凍車や短時間保冷車で輸送される場合には、格納容器としては通常のダンボール箱でもよいが、通常の輸送車両や長時間保冷車で輸送される場合や受入地点に低温倉庫が設けられていない場合には、品質保持のために冷却後は断熱容器に収納して輸送することが望ましい。長時間の輸送の場合には断熱容器内に保持温度に対応して蓄冷材やドライアイスなどの冷却用媒体を入れることも行われている。
また、生協や食品宅配業者等が冷凍食品を含む低温流通商品を配送する場合には、通常、商品を仕分けし、断熱容器に収納後、出荷までこの容器を低温庫内に多段に積んで冷却と低温保管を行うことが行われている。
この場合、低温庫で保管中に商品を適温まで予冷しておくことが商品の品質管理上好ましい。しかし、容器を多段に積んで保管した場合には、商品は断熱容器に収納されているので冷気が十分に商品に伝わらず、予冷が不十分となる場合が多い。
この対策として、断熱容器本体側壁の上縁に切り欠きを設けることにより、蓋をしないで、あるいは蓋を一部スライドした状態で多段に積んだ断熱容器に、外部の冷気が侵入しやすくすることが特許文献1、特許文献2に開示されている。
特開2005−206213号公報 特開2005−212841号公報
特許文献1、特許文献2に開示された保冷容器では容器自体が断熱材でできており、容器を経由する伝熱による冷却は期待できず、切り欠きも上部に設けられており箱内の商品収容量が多い場合には冷気は容器内部までは到達しにくく、商品の予冷は不十分となる可能性がある。
本発明の目的は、予冷時には内側容器の壁面からの熱伝達と容器側面開口部からの冷気の導入による予冷が行われ、予冷後は内側容器が断熱箱に収納されて保冷される断熱容器を提供することにある。
本発明の断熱容器は、
上面が開放された箱型形状を有する内側容器と、内側容器を内箱として装脱着可能で、上面が開放され、内側容器よりも断熱性の高い断熱箱と、断熱箱の上面に装脱着可能で、断熱箱とともに密閉空間を形成することが可能な断熱上蓋と、を有することを特徴とする。
内側容器を断熱箱から取り外すことができるので、熱伝導率が高く通気のための空間を設けることのできる内側容器を低温庫に収納して効率よく商品を冷却できる。
内側容器を構成する2組の互いに対向する側壁は、いずれもその内側容器の上面から底部に向かうに従って間隔が縮小し、側壁内側には上下方向に互いに平行に延びるリブが設けられ、リブは、内側容器の外側面で、その内側容器の底部まで達する溝を形成していてもよい。
リブの位置を合わせて箱型内側容器を重ねたときに上の箱型内側容器が下の箱型内側容器の内部に重なり容積が少なくなる。
少なくとも一つのリブは、内側容器の上面と平行な面内でその平行な面内におけるその内側容器の中心点を回転軸として180度回転させたときに、少なくとも一つのリブが設けられた側壁と対向する側壁に設けられたいずれのリブとも一致しない位置に設けられていてもよい。リブが設けられた側壁と平行な方向におけるそのリブの幅、およびそのリブが設けられた側壁から直交方向に測ったそのリブの突き出し長さは、内側容器の上面から底面に向かうに従って増加していてもよい。
180度回転させた状態で重ねたときには上の箱型の内側容器の側壁の下面は下の箱型の内側容器のリブの上に支えられた形で積み重なるので内容物を傷つけることがない。
内側容器の対向する側面には、それぞれ取っ手孔となる開口部が設けられていてもよく、内側容器の側壁には通風用の開口が設けられていてもよく、通風用の開口は、内側容器の側壁の上部に設けられた切り欠きであってもよく、通風用の開口は、複数の貫通孔であってもよく、内側容器の底面には矩形状の突起が縦横に整列して形成されていてもよい。
内側容器の内部に冷気を通気できるので、内容物を効率よく冷却できる。
断熱箱が発泡樹脂板を内包する袋状のシートが箱状に組み立てられて形成されており、断熱上蓋が発泡樹脂板を内包する袋状のシートよりなってもよく、断熱箱の袋状のシートと断熱上蓋の袋状のシートが1辺において連続していてもよい。
断熱箱と断熱上蓋が発泡樹脂板を内包する袋状のシートで構成されることにより断熱性能が向上する。断熱箱と断熱上蓋とは分離することも一辺で連結することもできる。
本発明の予冷低温保管流通方法は、
上述の断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法であって、上下に係合して重ね合わされた複数の内側容器から1個の内側容器を取り出すステップと、内側容器に、予冷低温保管の対象となる商品を収納するステップと、商品が収納された内側容器を、上となる内側容器のリブと下となる内側容器のリブの位置とが一致しないように積み上げて低温庫に収納し、内部の商品を冷却するステップと、内側容器を低温庫から取り出して、断熱箱に収納して断熱上蓋を係合させて商品が収納された断熱容器を形成するステップと、商品が収納された断熱容器を保管あるいは輸送するステップと、断熱容器の上蓋を開放して、内側容器から商品を取り出すステップと、断熱箱から内側容器を取り出して、複数の内側容器を上下のリブが一致するように挿入して重ね合わせるステップと、重ね合わされた内側容器と、断熱箱と、上蓋とを保管するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明は、商品が収納されていて通風用の開口が設けられている非断熱性の箱型の内側容器を積み重ねて低温庫に収納して予冷と低温保管を行い、その内側容器を断熱箱に格納して保冷と流通を行うので、予冷と保冷とを効率よく行うことができるという効果がある。
内側容器は対向する側面内部のリブ位置の組み合わせにより、積み重ねと、重ね合わせとができるので、予冷時には積み重ね、不使用時には重ね合わせることにより内側容器自体の収納容積を少なくすることができるという効果がある。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の断熱容器の模式的斜視図であり、図2は内側容器の模式的斜視図であり、図3は他の例の内側容器の模式的斜視図であり、図4は内側容器のリブの説明図であり、(a)はリブの上面図、(b)はリブの水平断面図、(c)はリブの側面図、(d)はリブの垂直断面図、(e)はリブの正面図であり、(d)、(e)には内側容器を積み重ねた状態が示されている。
また、図5は内側容器を重ね合わせた状態を示す模式的斜視図であり、図6は内側容器を積み上げた状態を示す模式的斜視図である。
本発明の断熱容器1は、図1に示すように冷却対象の商品を収納する断熱性の低い内側容器20と、断熱箱11および断熱上蓋12とが別体の構成となっていることと、内側容器20を重ねる場合に上下となる内側容器20の向きを反対にすることで重ね合わせと積み上げとに使い分けることができることに特徴がある。
断熱容器1は、樹脂成形により箱型に形成されて上部が開放され内部に冷却対象の商品を収納できる内側容器20と、内側容器20を挿脱可能に格納できて上部が開放された発泡樹脂製の断熱性の高い断熱箱11と、断熱箱11の上面と嵌合可能な発泡樹脂製の断熱上蓋12とから構成される。内側容器20は、樹脂成形に限定されるものではなく、断熱性が低くて強度を有する材料により形成されればよく、金属製であってもよい。
断熱箱11および断熱上蓋12は、ポリスチレン樹脂、スチレン系樹脂発泡体、ポリオレフィン系樹脂発泡体、ポリエステル系樹脂発泡体などの発泡樹脂を用いて成形される。その場合、発泡樹脂板を内包する袋状のシートを箱状に組み立てて断熱箱を形成し、発泡樹脂板を内包する袋状のシートで断熱上蓋を形成してもよい。
断熱箱11と断熱上蓋12とは分離されていてもよく、発泡樹脂板を内包する袋状のシートで断熱箱11と断熱上蓋12とを構成した場合は、断熱箱11の袋状のシートと断熱上蓋12の袋状のシートとを1辺において連続させることで開閉可能な連続構成とすることができる。その場合に断熱箱11の上面周辺に気密シートを配置し断熱上蓋12を組み合わせた後、断熱上蓋12の周辺に折り返せば外気の侵入による温度上昇を抑制できる。
内側容器20は、図2に示すように、樹脂成形により成形された箱型の容器であって、上面が開放されている。側板25の内面には上下方向に延びて内部に向けて突出する断面がコ型のリブ21が連続して形成されている。
1組の対向する側面のそれぞれに取っ手孔22となる開口部が設けられ、側板25には通風用開口24が全面に開口しており、収容物を支持するとともに収容物の下側にも冷風を循環させるための外形が矩形状の底板突起部23が底板25に縦横に整列して形成されている。
通風用開口24は図2のような円形の開口を側板25に複数設けたものではなく、図3に別の内側容器の例として斜視図に示したように、側板25の上縁に切り欠き27を設けて開口部としてもよく、さらに図2の通風用開口24設けてもよい。開口を設けなくても断熱性の低い側板25を通じた熱伝達と取っ手孔22の開口からの通気だけでもある程度の冷却効果は得られる。底板突起部23も必ずしも設けなくてもよい。
側板25とリブ21の関係について図4を参照して説明する。側板25とリブ21とは一体になって成形されており、リブ21の内側容器の側板25側と底板26側の面は開放されている(図4(b)、(d))。上面は閉鎖されて天井が形成され、上にリブ21の位置の異なる別の内側容器20が積み上げられたとき、上の内側容器20の側板25の下端を保持する。天井が設けられていなくても上の内側容器20の側板25の下端はリブ21の側壁の上面で保持できるが、天井を設けることでより安定する。
内側容器20の4面の側板25は、対向する側板25同士が上面から底板26と接続する底部に向かって間隔が近づくように傾斜しており、リブ21の内側容器20の側板25と平行な面も側板25の傾斜角よりも大きな角度で傾斜しており、リブ21の両側の側面もリブ21の上面から底板25に向けて間隔が離れるように傾斜している。傾斜の状態は図4(a)のリブの上面図の上下の辺に記号を付して不等式で示しているように、リブ21の内側容器20の側板25と平行な面の上辺の長さaは下辺の長さbとa<bの関係にあり、リブ21の両側の側面の上辺の長さc、eは下辺の長さd、fとc<d、e<fの関係にある。
内側容器20の底板25のリブ21の内側と対向する部分は、図4(d)に示すように開放されている。リブ21の内側容器20の側板25と平行な面は側板25の傾斜角よりも大きな角度で傾斜することとしているが、図4(d)において想定できるように、垂直な面であっても重ね合わせに支障はなく内部空間を広く取れる。ここでは側板25と底板26の接続部の強度が補強されるように角度を大きく取っている。
このようにリブ21は、底面と一側面が開放されて断面が台形の中空傾斜角錐台の形状となっている。このような形状となっており、内側容器20の側板25も内側に傾斜しているので、上にリブ21の位置が同じな別の内側容器20が重ね合わされたとき、図4(d)に示すように、上の内側容器20のリブ21がその開放された底面側と側面側から下のリブ21に重なり合って下降し、内側容器20における下が内側に傾斜した側板25は、図5に示すように、スーパーのレジ籠を重ねたような状態で重なり合う。
本実施の形態では、図2に示すように、内側容器20の対向する長い側の側壁においてリブ21の数がそれぞれ8個と9個となっており、上に重ねる内側容器20を内側容器20の中心を回転軸として180度回転させたときに、上下のリブ21の位置は一致しない。従って、その場合はリブ同士は重ならず上の内側容器20の底板25が下の内側容器20のリブ21の上面と接触するので、上の内側容器20は下の内側容器20に重ならず、図6に示すようにその状態で積み上げられる。重なる深さは側板25の上面とリブ21の上面との間隔により決定される。
内側容器20の対向する長い側の側壁におけるリブ21の位置と数はこの例に限定されるものではなく、重ねたときに片側で1個以上が一致しなければよく、内側容器の上面と平行な面内でその平行な面内におけるその内側容器の中心点を回転軸として180度回転させたときに、少なくとも一つのリブが対向する側壁に設けられたいずれのリブとも一致しない位置に設けられていればよい。
リブ21がなくても側板25が傾斜しているので内側容器20を重ね合わせることができるが、積み上げることはできない。リブ21は内側容器20の側板25の剛性を補強する効果があるので、リブ21を設けることで側板25を薄くすることができる。
次に本実施の形態の断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法について、フローチャートを参照して説明する。図7は本実施の形態の断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法の1例について説明するためのフローチャートである。
処理を開始すると(ステップS101)、保管場所から重ね合わされた内側容器20を作業場所に搬入する(ステップS102)。
重ね合わされた内側容器20から1個の内側容器20を取り出し(ステップS103)、取り出した内側容器20に商品を収納し(ステップS104)、商品を収納した内側容器20を低温倉庫内の所定の位置に上下のリブ21の位置が一致しないようにして積み上げる(ステップS105)。内側容器20は樹脂成形などの断熱性の低い材料から作られ、取っ手孔22や通風用開口24あるいは側板25の切欠き27が設けられているので冷気が流入して効率よく内部の商品が冷却される。
内側容器20への商品の収納作業が終了でなければ(ステップS106、No)、ステップS103に戻って内側容器の取り出し、商品の収納、内側容器の積み上げを繰り返す。
内側容器20への商品の収納作業が終了であればステップS107に進んで(ステップS106、Yes)、搬出の指示があるまで(ステップS108、No)、積み上げられた内側容器20に収納された商品の予冷を続行する(ステップS107)。
搬出の指示があれば(ステップS108、Yes)、保管場所から断熱箱11と断熱上蓋12とを作業場所に搬入する(ステップS109)。
商品が収納されている内側容器20を断熱箱11に格納し、断熱上蓋12を嵌合させて商品が収納された断熱容器1を完成させ(ステップS110)、所定の場所に保管または移送する(ステップS111)。
商品の取り出しの指示があるまで待機し(ステップS112、No)、商品の取り出しの指示があれば(ステップS112、Yes)、断熱容器1の断熱上蓋12を開放し(ステップS113)、内側容器20から商品を取り出して所定の場所や容器に移し(ステップS114)、商品の取出しが終わったら断熱容器1から内側容器20を取り出し(ステップS115)、内側容器20の上下のリブ位置を合わせて重ね合わせ(ステップS116)、断熱箱11と断熱上蓋12を集積し(ステップS117)、重ね合わされた内側容器22と断熱箱11と断熱上蓋12とを所定の保管場所へ移送し(ステップS118)、ステップS102あるいはステップS109の指示があるまで保管して(ステップS119)、一連の処理を終了する(ステップS120)。
内側容器20の大きさは収容する商品の種類・形状、収納量に対応して設定し、断熱箱11の大きさも内部容器20の大きさに対応して設定すればよい。一例をあげて説明すると、内側容器20の上縁部の長さ×幅×高さの外寸が530×300×360mmで板厚2.5mmのものが収容物重量約16kg用として製作されており、この場合底面の長さ×幅の外寸が517×287mmとなっている。リブ21の本数は広い側面で片方が12、他方が11となっている。同じ外寸で高さだけを450とすると20kg収納用となる。発泡樹脂を用いた断熱箱は広く流通しておりその応用が可能なのでここでは断熱箱の詳細な説明は省略する。
本発明の実施の形態の断熱容器の模式的斜視図である。 内側容器の模式的斜視図である。 他の例の内側容器の模式的斜視図である。 内側容器のリブの説明図であり、(a)はリブの上面図、(b)はリブの水平断面図、(c)はリブの側面図、(d)はリブの垂直断面図、(e)はリブの正面図である。 内側容器を重ね合わせた状態を示す模式的斜視図である。 内側容器を積み上げた状態を示す模式的斜視図である。 本実施の形態の断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法の1例について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 断熱容器
11 断熱箱
12 断熱上蓋
20 内側容器
21 リブ
22 取っ手孔
23 底板突起部
24 通風用開口
25 側板
26 底板
27 切欠き
S101〜S120 ステップ

Claims (12)

  1. 上面が開放された箱型形状を有する内側容器と、
    前記内側容器を内箱として装脱着可能で、上面が開放され、前記内側容器よりも断熱性の高い断熱箱と、
    前記断熱箱の上面に装脱着可能で、前記断熱箱とともに密閉空間を形成することが可能な断熱上蓋と、
    を有する、断熱容器。
  2. 請求項1に記載の断熱容器において、
    前記内側容器を構成する2組の互いに対向する側壁は、いずれも該内側容器の前記上面から底部に向かうに従って間隔が縮小し、
    前記側壁内側には上下方向に互いに平行に延びるリブが設けられ、
    前記リブは、前記内側容器の外側面で、該内側容器の前記底部まで達する溝を形成している、断熱容器。
  3. 請求項2に記載の断熱容器において、
    少なくとも一つの前記リブは、前記内側容器の前記上面と平行な面内で該平行な面内における該内側容器の中心点を回転軸として180度回転させたときに、前記少なくとも一つのリブが設けられた前記側壁と対向する前記側壁に設けられたいずれの前記リブとも一致しない位置に設けられている、断熱容器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の断熱容器において、
    前記リブが設けられた前記側壁と平行な方向における該リブの幅、および該リブが設けられた前記側壁から直交方向に測った該リブの突き出し長さは、前記内側容器の上面から底面に向かうに従って増加している、断熱容器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の断熱容器において、
    前記内側容器の対向する側面には、それぞれ取っ手孔となる開口部が設けられている、断熱容器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の断熱容器において、
    前記内側容器の側壁には通風用の開口が設けられている、断熱容器。
  7. 請求項6に記載の断熱容器において、
    前記通風用の開口は、前記内側容器の側壁の上部に設けられた切り欠きである、断熱容器。
  8. 請求項6または請求項7に記載の断熱容器において、
    前記通風用の開口は、前記内側容器の側壁に設けられた複数の貫通孔である、断熱容器
  9. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の断熱容器において、
    前記内側容器の底面には矩形状の突起が縦横に整列して形成されている、断熱容器。
  10. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の断熱容器において、
    前記断熱箱は発泡樹脂板を内包する袋状のシートが箱状に組み立てられて形成され、前記断熱上蓋は発泡樹脂板を内包する袋状のシートよりなる、断熱容器。
  11. 請求項10に記載の断熱容器において、
    前記断熱箱の袋状のシートと前記断熱上蓋の袋状のシートが1辺において連続している、断熱容器
  12. 請求項4に記載の断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法であって、
    上下に係合して重ね合わされた複数の前記内側容器から1個の前記内側容器を取り出すステップと、
    前記内側容器に、予冷低温保管の対象となる前記商品を収納するステップと、
    前記商品が収納された前記内側容器を、上となる該内側容器の前記リブの位置と下となる該内側容器の前記リブの位置とが一致しないように積み上げて低温庫に収納し、内部の商品を冷却するステップと、
    前記内側容器を前記低温庫から取り出して、前記断熱箱に収納して前記断熱上蓋を係合させて前記商品が収納された断熱容器を形成するステップと、
    前記商品が収納された前記断熱容器を保管あるいは輸送するステップと、
    前記断熱容器の前記断熱上蓋を開放して、前記内側容器から前記商品を取り出すステップと、
    前記断熱箱から前記内側容器を取り出して、複数の該内側容器を上下の前記リブの位置が一致するように挿入して重ね合わせるステップと、
    重ね合わされた前記内側容器と、前記断熱箱と、前記上蓋とを保管するステップと、を含むことを特徴とする断熱容器を用いた商品の予冷低温保管流通方法。
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