JP2015206899A - 画像濃度制御方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置における画像濃度制御方法であって、非画像形成時に次回画像形成時の作像条件とトナー濃度制御基準値とを決定する第1の画像濃度制御と、非画像形成時に第1の画像濃度制御に続いて行われ付着量目標値を算出する第2の画像濃度制御と、画像形成時に次回画像形成時の画像形成条件を決定する第3の画像濃度制御とを備え、第3の画像濃度制御によって求めたトナー付着量が、トナー付着量目標値に定めた所定の閾値内であるときには第3の画像濃度制御により次回画像形成時の画像形成条件を決定し、所定の閾値外であるときには第3の画像濃度制御を中止して第1の画像濃度制御により算出した現像γに応じてトナー濃度制御基準値を決定する。
【選択図】図13
Description
第1の濃度制御手段とは、非画像形成時に階調パターンを作成し、この階調パターンの現像ポテンシャルとトナー付着量とから現像γを算出し、現像γの情報から次回画像形成時の作像条件とトナー濃度制御基準値Vtrefを決定する手段である。
第2の濃度制御手段とは、第1の画像濃度制御手段により決定した作像条件を基にトナーパターンを形成し、このトナーパターンのトナー付着量を光学センサで検出してトナー付着量情報から第3の濃度制御手段のトナー付着量目標値を算出する手段である。
第3の濃度制御手段とは、画像形成中に第1の濃度制御手段により決定した作像条件と同一の作像条件かつ単一濃度のパターンを作成し、これを光学センサで検出してこのトナー付着量の情報と第2の画像濃度制御手段により決定したトナー付着量目標値の情報とから次回画像形成時の画像形成条件を決定する手段である。
先ず、装置立ち上げとして電源投入時及び所定枚数画像形成時に各種モータや各種デバイスのバイアスがオンされ、プロセスコントロールを実行するための準備が行われる(ST01)。次に、必要に応じて光学センサのLED電流の調整が行われる。これは、中間転写ベルト8の地肌部にLED光を照射してその正反射光を検出し、検出した正反射光出力が4VとなるようにLED電流を調整する(ST02)。以下、この調整動作をVsg調整という。Vsg調整はすべてのセンサに対して実施する。ただし、Vsg調整には時間がかかるため、前回調整時のLED電流値を用いて中間転写ベルト8の地肌部に所定の時間LED光を照射し、その正反射光を検出してその平均値を求める。以下、この動作をVsgave検知という。この平均値が所定の範囲内である場合には、LED電流の調整を行う必要はないと判断し、Vsg調整は実行しない。
ST04)。これは現像γを検出するために必要であり、本実施形態では具体的に光学センサ10が配設された位置に対応するように作成される。階調パターンは、例えば図4に示すように、主走査方向の幅10mm、副走査方向の幅14.4mm、パターン間隔5.6mmで形成される。
図6に示した画像形成時画像濃度制御非搭載の画像形成装置では、第1及び第2の画像濃度制御実行後に現像ポテンシャルを一定に保った状態で、現像γを誘導するためにVtを変化させることでトナー濃度を変化させていた。このため、Vt変化量を適正に設定しないと第1の画像濃度制御(プロセスコントロール)実行間で画像濃度が変動するという問題があった。図6に示した画像形成時画像濃度制御を搭載した画像形成装置では、第1及び第2の画像濃度制御実行後、所定のタイミングで第3の画像濃度制御を実行することができる。そして、現像γを目標値へ誘導するためにトナー濃度制御基準値Vtrefを更新しながら現像ポテンシャルを変化させることが可能である。なお、現像γを目標値へ誘導するのは、現像γが目標値よりも高いときにトナー飛散等の、低いときにキャリア付着等の異常画像が発生する虞があるためである。
先ず、図3に示した第1の画像濃度制御を実行し、現像γの算出結果より現像ポテンシャルを決定する(ST21)。次に、第1の画像濃度制御で算出した作像条件を用い、同一濃度のトナーパターンを作成する(ST22)。そして、トナーパターンのトナー付着量を光学センサで検知し、この付着量が所定の閾値内であるか否かの判定を行う(ST23)。この判定には、複数個作成したトナーパターンの平均値をとった平均濃度を使用する。なお、閾値は実験結果から予め決定しており、白スジやトナー落ち等の突発的エラーを検出できるように予め調整された値を使用している。
画像形成時のトナー付着量は、第2の画像濃度制御実行時に作成したトナーパターンの付着量検知結果を目標値として、第3の画像濃度制御(画像形成時制御)でこのパターンを作成し、これを基にVtを調整することで維持されている。また、第2の画像濃度制御で作成するトナーパターンに白スジやトナー落ち等が発生し、トナー付着量が目標値から大きく外れた場合にそれをエラーとして検知するため、目標値には所定の閾値が定められている。そして、エラー発生時はトナー付着量を更新することなく前回値を使用することでトナー付着量を適正値に保っている。このとき、例えば作成したトナーパターンに白スジが発生した場合、エラー処理を行わずに前回値を目標値として更新すると、本来は閾値内であった可能性がある付着量を第3の画像濃度制御により閾値外の非常に小さい(薄い)方向に誘導してしまう。この結果、異常画像が発生する虞がある。
例えば、本発明を適用する画像形成装置は、上述のタイプの画像形成装置に限らず、他のタイプの画像形成装置であってもよい。すなわち、本発明を適用する画像形成装置は、プリンタ、ファクシミリの単体、あるいはこれらの複合機、これらに関するモノクロ機やカラー機等の複合機であってもよい。その他、本発明を適用する画像形成装置は、電気回路形成に用いられる画像形成装置、バイオテクノロジー分野において所定の画像を形成するのに用いられる画像形成装置であってもよい。
本発明の実施の形態に記載された効果は本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
4 現像手段(現像装置)
5 トナー濃度検出手段(トナー濃度センサ)
8 像担持体(中間転写ベルト)
10 トナー付着量検出手段(光学センサ)
100 画像形成装置(フルカラープリンタ)
Claims (9)
- 現像剤を収容した現像手段内のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
前記トナー濃度検出手段の検出値からトナー濃度制御基準値を算出するトナー濃度制御基準値算出手段と、
前記現像剤を担持する像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を検出するトナー付着量検出手段とを備えた画像形成装置における画像濃度制御方法であって、
非画像形成時に前記像担持体上に階調パターンを形成し、前記階調パターンの現像ポテンシャルと前記階調パターンのトナー付着量とから現像γを検出し、この検出値から次回画像形成時の作像条件と前記トナー濃度制御基準値とを決定する第1の画像濃度制御と、
非画像形成時に第1の画像濃度制御に続いて行われ、第1の画像濃度制御により決定した前記作像条件で前記像担持体上に第1のトナーパターンを形成し、第1のトナーパターンの付着量を前記トナー付着量検出手段によって検出し、この検出値から付着量目標値を算出する第2の画像濃度制御と、
画像形成時において、第1の画像濃度制御により決定した前記作像条件と同一の作像条件で前記像担持体上に第2のトナーパターンを形成し、第2のトナーパターンの付着量を前記トナー付着量検出手段により検出し、この検出値と第2の画像濃度制御により決定した前記付着量目標値とから次回画像形成時の画像形成条件を決定する第3の画像濃度制御とを備え、
第3の画像濃度制御によって求めた前記トナー付着量が、前記トナー付着量目標値に定めた所定の閾値内であるときには第3の画像濃度制御により次回画像形成時の画像形成条件を決定し、前記所定の閾値外であるときには第3の画像濃度制御を中止して第1の画像濃度制御により算出した現像γに応じて前記トナー濃度制御基準値を決定することを特徴とする画像濃度制御方法。 - 請求項1記載の画像濃度制御方法において、
第2のトナーパターンは画像が形成される記録材の画像領域から搬送方向と直交する方向に外れた画像領域外に形成されることを特徴とする画像濃度制御方法。 - 請求項1または2記載の画像濃度制御方法において、
第2のトナーパターンは画像が形成される記録材間の画像領域外に形成されることを特徴とする画像濃度制御方法。 - 請求項1ないし3の何れか一つに記載の画像濃度制御方法において、
黒色トナーにより第2のトナーパターンが形成される場合には中間調パターンが用いられることを特徴とする画像濃度制御方法。 - 請求項1ないし3の何れか一つに記載の画像濃度制御方法において、
カラートナーにより第2のトナーパターンが形成される場合にはベタパターンが用いられることを特徴とする画像濃度制御方法。 - 請求項1ないし5の何れか一つに記載の画像濃度制御方法において、
第2のトナーパターンは前記像担持体の移動周期に応じて形成されることを特徴とする画像濃度制御方法。 - 請求項1ないし6の何れか一つに記載の画像濃度制御方法において、
第2のトナーパターンは画像形成時に連続して複数個形成されることを特徴とする画像濃度制御方法。 - 請求項1ないし7の何れか一つに記載の画像濃度制御方法において、
第1のトナーパターンの付着量が前記トナー付着量目標値に定めた所定の閾値外であるときには、再度第1のトナーパターンを作成してその付着量が前記所定の閾値内であるか否かの判定を行うことを特徴とする画像濃度制御方法。 - 請求項1ないし8の何れか一つに記載の画像濃度制御方法を実行する画像形成装置。
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