JP2017198849A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017198849A JP2017198849A JP2016089674A JP2016089674A JP2017198849A JP 2017198849 A JP2017198849 A JP 2017198849A JP 2016089674 A JP2016089674 A JP 2016089674A JP 2016089674 A JP2016089674 A JP 2016089674A JP 2017198849 A JP2017198849 A JP 2017198849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- density
- toner
- pattern
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の一例を示す概略構成図である。図1に例示する画像形成装置1はカラープリンタであり、その装置本体2内の中央部には、像担持体としての4つのドラム状の感光体3Y、3M、3C、3BKが、水平方向に等間隔で並列に配置されている。符号の添え字Y、M、C、BKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色を示している。以下、これらの添え字は適宜省略する。
まず、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)、スキャナー、ファクシミリ等から、出力画像に対応する画像信号がコントローラ50に伝送される。コントローラ50は、この画像信号を後述する制御動作により決定された適正な出力画像信号に変換し、露光装置8に伝送する。
中間転写ベルト12の移動に伴ってセンサ直下をトナーパターンが通過すると、ブラックトナーパターンの濃度に応じてセンサ出力が時間的に変化する。このセンサ出力に対して、トナーパターンの無い地肌部分と区別できる閾値を設定し、その閾値からセンサ出力が下がったところをトリガにしてトナーパターン位置又はトナーパターン濃度に対応するセンサ出力を特定する。4つの感光体3Y、3M、3C、3BKのいずれかにおいて、最初にトナーパターンを書き込んだタイミングをトリガにして、各部品のレイアウトとプロセス線速とからセンサ直下にトナーパターンが来るタイミングを予測することができる。よって、そのタイミングでトナーパターンを読み取ってもよいが、誤差を考慮するとトナーパターンを大きくする必要がある。
本実施形態に係る画像形成装置1では、第3の画像濃度制御の実行と同時に最大濃度パターンであるベタ画像パターンを作像し、ハーフトーンパターン及びベタ画像パターンそれぞれの濃度(トナー付着量)を検知する。
図16(a)は、中間転写ベルト12上の主走査方向における画像形成領域外の端部にハーフトーンパターンとベタ画像パターンとを作像するパターンレイアウトの説明図である。また、図16(b)は、中間転写ベルト12上の副走査方向における画像形成領域外(紙間)にハーフトーンパターンとベタ画像パターンとを作像するパターンレイアウトの説明図である。なお、図16(a)、(b)では説明を簡略にするためブラックトナーパターンについてのみ表記しているが、カラートナーであっても同様の効果が得られることを付記しておく。
図17は、本実施形態の画像形成装置における実施例1に係る画像濃度制御の制御手順の一例を示すフローチャートである。
図17において、まず、図10を用いて説明したのと同様に、印刷毎に実験的に求められた作像条件の更新タイミング(作像条件調整タイミング)であるか否かを判定する(S21)。
目標トナー濃度(最新)=目標トナー濃度(前回値)+0.2+α(T,H)・・・(式2)
α=α1×T+α2×H・・・(式3)
表2の実施例2に示すように、図17のS26における作像条件の制御内容を「光量、現像バイアスを増加させる」としても最大濃度を維持することができる。この作像条件条件の制御は、例えば、下記の(式4)や(式5)で表すことができる。なお、α(T,H)は前述の表1や(式3)で説明した環境補正項と同様であり、環境変動による帯電特性変化の小さい現像剤であるなら、(式4)及び(式5)から環境補正項を除いてもよい。
光量(最新)=光量(前回値)+2+α(T,H)×20・・・(式4)
現像バイアス(最新)=現像バイアス(前回値)+5+α(T,H)×20・・・(式5)
表2の実施例3に示すように、図17のS26における作像条件の制御内容を「目標トナー濃度を増加させ、同時に光量、現像バイアスを増加させる」としても最大濃度を維持することができる。基本式は(式2)〜(式5)と同様であるが、実施例1、2を同時に行うことで追従性を高めることが可能となる。
表2の実施例4に示したように、図17のS26における作像条件の制御内容を「第1の画像濃度制御を実行する」としても最大濃度を維持することができる。ベタ画像パターンの検知濃度(検知付着量)が閾値しての目標ベタ濃度(目標下限閾値)となったとき、印刷動作を停止し、第1の画像濃度制御および第2の画像濃度制御を実行する。これにより、現像能力が低下したとき必要な現像剤の目標トナー濃度、書き込み光量及び現像バイアスを調整(更新)し、次回印刷時の最大濃度を維持することが可能となる。
図19に示すように、従来例の画像濃度制御(◇)では、印刷枚数N1を超えた領域で最大濃度が低下し、次回の第1の画像濃度制御および第2の画像濃度制御の実行まで低下し続けることが分かる。一方、本実施例4の画像濃度制御(◆)では印刷枚数N1のとき、第1の画像濃度制御および第2の画像濃度制御を実行する。これにより、最大濃度維持に必要な作像バイアスへ更新し、次回の第1の画像濃度制御および第2の画像濃度制御の実行まで最大濃度を維持していることが分かる。
表2の実施例5に示すように、図17のS26における作像条件の制御内容を「印刷動作を中断し、トナー補給を行い、第1の画像濃度制御を実行する」としても最大濃度を維持することができる。トナー補給を実行することでトナー濃度を上昇させ、このときの現像能力を元に第1の画像濃度制御及び第2の画像濃度制御を実行し、光量、作像バイアスを更新することで、次回印刷時の最大濃度を維持することが可能となる。なお、本実施例5は上記実施例4と比較して調整時間を有するが、現像剤の現像能力を上昇させるためハーフトーンパターンとベタ画像パターンとの相関が高くなり、(式1)を満たす。すなわち、ハーフトーンパターン検知による最大濃度維持精度が上昇し、より安定した画質を提供することが出来る。
表2の実施例6に示したように、図17のS26における作像条の制御内容を「情報更新しない」としたとき、目標下限閾値に相当する最大濃度を維持することができる。中間転写ベルト12(図1参照)に経時的な劣化によるキズなどが発生した場合の誤検知による目標トナー濃度の増加や、光量、現像バイアスの増加を防ぐことが出来る。そして、次回、第1の画像濃度制御および第2の画像濃度制御の実行まで色味変動の少ない画質を提供することが出来る。
上記実施例1〜6をユーザが選択可能としてもよい。
(態様A)
中間転写ベルト12などの像担持体と、像担持上にトナー像を形成するトナー像作像部などのトナー像形成手段と、トナー像形成手段で像担持体上に形成した画像パターンの濃度を検知する光学センサ40などの画像濃度検知手段と、画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、トナー像形成手段で形成する出力画像の濃度が所定の目標濃度になるように出力画像の画像形成時に用いられる作像条件を更新するコントローラ50などの画像濃度制御手段と、を備えたカラープリンタなどの画像形成装置1であって、画像濃度制御手段は、出力画像の画像形成時に、像担持体上の出力画像の画像領域外に中間調画像パターン及びベタ画像パターンをトナー像形成手段で形成し、中間調画像パターンの濃度及びベタ画像パターンの濃度それぞれを画像濃度検知手段で検知し、ベタ画像パターンの濃度の検知結果に基づいて、中間調画像パターンの濃度の検知結果が目標中間濃度に維持されるように画像形成時の作像条件を更新する第1の作像条件更新制御と、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が目標ベタ濃度に維持されるように画像形成時の作像条件を更新する第2の作像条件更新制御とを切り替えて実行する。
上記トナー像形成手段における現像剤のトナー濃度の極端な低下や環境変動などにより現像能力が低下すると、ベタ画像パターンの濃度が大きく低下し、中間調画像パターンの濃度とベタ画像パターンの濃度との関係が非線形になってしまう。このため、中間調画像パターンの濃度が目標中間濃度に維持されるように作像条件を調整しても、画像形成時の最大濃度が目標最大濃度よりも低くなるおそれがある。
本態様Aによれば、上記現像能力の低下を判断可能なベタ画像パターンの濃度の検知結果に基づいて、以下に示すように第1の作像条件更新制御と第2の作像条件更新制御とを切り替えて実行している。
すなわち、画像パターンの濃度の低下を検知していない場合、トナー像形成手段の現像能力の低下がなく、中間調画像パターンの濃度とベタ画像パターンの濃度との関係が線形の関係にある。このため、中間調画像パターンの濃度の検知結果が所定の目標中間濃度に維持されるように画像形成時の作像条件を更新する第1の作像条件更新制御を実行する。この第1の作像条件更新制御によって更新された作像条件を用いて出力画像を形成することにより、画像形成時の最大濃度を目標最大濃度に精度よく維持することができる。
一方、ベタ画像パターンの濃度の低下を検知した場合、トナー像形成手段の現像能力が低下し、中間調画像パターンの濃度とベタ画像パターンの濃度との関係が線形からずれて非線形の関係にある。このため、中間調画像パターンの濃度の検知結果を用いずに、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が所定の目標ベタ濃度に維持されるように画像形成時の作像条件を更新する第2の作像条件更新制御を実行する。この第2の作像条件更新制御によって更新された作像条件を用いて出力画像を形成することにより、画像形成時の最大濃度を目標最大濃度に精度よく維持することができる。
以上のように第1の作像条件更新制御と第2の作像条件更新制御とを切り替えて実行して更新した作像条件に基づいて出力画像を形成することにより、現像能力の低下にかかわらず、画像形成時の最大濃度を目標最大濃度に精度よく維持することができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、前記画像濃度制御手段は、前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果と所定の閾値との比較結果に基づいて、第1の作像条件更新制御と第2の作像条件更新制御とを切り替えて実行する。
これによれば、ベタ画像パターンの濃度の検知結果と所定の閾値との比較結果に基づいて第1の作像条件更新制御と第2の作像条件更新制御を切り換えて実行するので、作像条件更新制御の切り替えを簡易に行うことができる。また、中間調画像パターンの濃度とベタ画像パターンの濃度との関係が線形から非線形になるベタ画像パターンの濃度が変化する場合にも対応できる。すなわち、そのような線形から非線形になるベタ画像パターンの濃度の変化に応じて上記閾値を変えることにより、画像形成時の最大濃度を目標最大濃度に簡易に且つ精度よく維持することができる。
本態様Bでは、例えば、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が所定の閾値以上のとき、第1の作像条件更新制御を実行し、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が閾値未満のとき、第2の作像条件更新制御を実行してもよい。また、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が閾値よりも大きいとき、第1の作像条件更新制御を実行し、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が閾値以下のとき、第2の作像条件更新制御を実行してもよい。
また、本態様Bにおいて、前記所定の閾値は前記態様Aにおける目標ベタ濃度であってもよい。
(態様C)
上記態様A又はBにおいて、前記画像濃度制御手段は、非画像形成時に、像担持体上に複数の画像濃度部を有する階調画像パターンを形成し、階調画像パターンにおける複数の画像濃度部それぞれの濃度の検知結果に基づいて、出力画像の画像形成時の作像条件を決定し、上記決定した作像条件で像担持上に中間調画像パターン及びベタ画像パターンをトナー像形成手段で形成し、中間調画像パターンの濃度及びベタ画像パターンの濃度それぞれを画像濃度検知手段で検知し、それらの検知結果に基づいて目標中間濃度及び目標ベタ濃度を決定する。
これによれば、出力画像の画像形成時の画像濃度制御に用いられる上記更新対象の作像条件や、目標中間濃度及び目標ベタ濃度を精度よく設定することができる。
(態様D)
上記態様A乃至Cのいずれかにおいて、トナー像形成手段で用いる現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサなどのトナー濃度検知手段と、トナー濃度検知手段の検知結果がトナー濃度目標値になるように制御するコントローラ50などのトナー濃度制御手段と、を更に備え、画像濃度制御手段は、第2の作像条件更新制御において、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が前記目標ベタ濃度に維持されるように、トナー濃度目標値を更新する。
これによれば、現像剤のトナー濃度の極端な低下などによって現像能力が低下したときに、トナー濃度目標値を更新することにより、画像形成時の最大濃度を速やかに目標最大濃度に戻して維持することができる。
(態様E)
上記態様A乃至Cのいずれかにおいて、トナー像形成手段で用いる現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサなどのトナー濃度検知手段と、トナー濃度検知手段の検知結果がトナー濃度目標値になるように制御するコントローラ50などのトナー濃度制御手段と、を更に備え、画像濃度制御手段は、第2の作像条件更新制御において、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が目標ベタ濃度に維持されるように、像担持体上に出力画像のトナー像を形成するときの条件とトナー濃度目標値とを更新する。
これによれば、現像剤のトナー濃度の極端な低下などによって現像能力が低下したときに、像担持体上に出力画像のトナー像を形成するときの条件とトナー濃度目標値とを更新している。これにより、画像形成時の最大濃度をより速やかに目標最大濃度に戻して維持することができる。
(態様F)
上記態様A乃至Eのいずれかにおいて、トナー像形成手段における現像剤を収容するトナー容器収納部33などの現像剤収容部にトナーを供給するトナー補給部材などのトナー供給手段を更に備え、画像濃度制御手段は、第2の作像条件更新制御において、ベタ画像パターンの濃度の検知結果が目標ベタ濃度に維持されるように、トナー供給手段によるトナー供給を実行する。
これによれば、現像剤のトナー濃度の極端な低下などによって現像能力が低下したときに、トナー像形成手段における現像剤収容部にトナーを供給することにより、現像能力を速やかに回復し、画像形成時の最大濃度を速やかに目標最大濃度に戻すことができる。
(態様G)
上記態様A乃至Fのいずれかにおいて、画像濃度制御手段は、第2の作像条件更新制御において、像担持体上に複数の画像濃度部を有する階調画像パターンを形成し、階調画像パターンにおける複数の画像濃度部それぞれの濃度の検知結果に基づいて、出力画像の画像形成時の作像条件を決定する。
これによれば、環境変化などによって現像能力が低下したときに、階調画像パターンの濃度の検知結果に基づいて作像条件を設定し直すことにより、画像形成時の最大濃度を速やかに目標最大濃度に戻して維持することができる。
(態様H)
上記態様A乃至Gのいずれかにおいて、画像濃度制御手段は、前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果が所定の閾値未満のとき第2の作像条件更新制御を実行しない。
これによれば、トナー像形成手段の現像能力が適正な現像能力に戻るまで作像条件の更新を実行しないことにより、像担持体に経時的な劣化によるキズなどが発生した場合の画像パターンの誤検知による露光光量や現像バイアス等の増加などの作像条件の不適切な更新を防止することができる。また、カラー画像を形成する場合に、次回の画像形成時まで色味変動の少ない画質を提供することができる。
(態様I)
上記態様A乃至Hのいずれかにおいて、最大濃度目標値は、画像濃度検知手段による濃度の検知可能上限値である。
これによれば、画像形成時の最大濃度を、画像濃度検知手段の検知上限値以上に相当する濃度に維持することが可能となる。
(態様J)
上記態様A乃至Iのいずれかにおいて、中間調画像パターン及びベタ画像パターンはそれぞれ、出力画像の画像形成時において、像担持体の移動方向と直交する方向における像担持体上の画像形成領域外、又は、像担持体の移動方向における像担持体上の画像形成領域外に形成する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成時に出力画像に影響を及ぼすことなく中間調画像パターン及びベタ画像パターンを形成して画像濃度制御に用いることができる。よって、複数の出力画像の画像形成中に現像能力が低下する場合でも、画像形成時の最大濃度を目標最大濃度に精度よく維持することができる。
特に、像担持体の移動方向と直交する方向(主走査方向)における像担持体上の画像形成領域外に中間調画像パターン及びベタ画像パターンを形成する場合は、出力画像の画像形成中の待ち時間を低減することができる。また、像担持体の移動方向(副走査方向)における像担持体上の画像形成領域外に中間調画像パターン及びベタ画像パターンを形成する場合は、像担持体の移動方向と直交する方向(主走査方向)にパターン形成領域がない場合でも画像パターンを形成できる。
5 現像ローラ
6 現像装置
12 中間転写ベルト
40 光学センサ
50 コントローラ
Claims (10)
- 像担持体と、
前記像担持上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像形成手段で前記像担持体上に形成した画像パターンの濃度を検知する画像濃度検知手段と、
前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記トナー像形成手段で形成する出力画像の濃度が所定の目標濃度になるように該出力画像の画像形成時に用いられる作像条件を更新する画像濃度制御手段と、を備えた画像形成装置であって、
前記画像濃度制御手段は、
前記像担持体上に中間調画像パターン及びベタ画像パターンを前記トナー像形成手段で形成し、
前記中間調画像パターンの濃度及び前記ベタ画像パターンの濃度それぞれを前記画像濃度検知手段で検知し、
前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果に基づいて、前記中間調画像パターンの濃度の検知結果が目標中間濃度に維持されるように前記作像条件を更新する第1の作像条件更新制御と、前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果が目標ベタ濃度に維持されるように前記作像条件を更新する第2の作像条件更新制御とを切り替えて実行することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記画像濃度制御手段は、前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果と所定の閾値との比較結果に基づいて、前記第1の作像条件更新制御と前記第2の作像条件更新制御とを切り替えて実行することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
前記画像濃度制御手段は、
非画像形成時に、前記像担持体上に複数の画像濃度部を有する階調画像パターンを形成し、前記階調画像パターンにおける複数の画像濃度部それぞれの濃度の検知結果に基づいて、出力画像の画像形成時の作像条件を決定し、
上記決定した作像条件で前記像担持上に中間調画像パターン及びベタ画像パターンを前記トナー像形成手段で形成し、前記中間調画像パターンの濃度及び前記ベタ画像パターンの濃度それぞれを前記画像濃度検知手段で検知し、それらの検知結果に基づいて前記目標中間濃度及び前記目標ベタ濃度を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれかの画像形成装置において、
前記トナー像形成手段で用いる現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、
前記トナー濃度検知手段の検知結果がトナー濃度目標値になるように制御するトナー濃度制御手段と、を更に備え、
前記画像濃度制御手段は、前記第2の作像条件更新制御において、前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果が前記目標ベタ濃度に維持されるように、前記トナー濃度目標値を更新することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれかの画像形成装置において、
前記トナー像形成手段で用いる現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、
前記トナー濃度検知手段の検知結果がトナー濃度目標値になるように制御するトナー濃度制御手段と、を更に備え、
前記画像濃度制御手段は、前記第2の作像条件更新制御において、前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果が前記目標ベタ濃度に維持されるように、前記像担持体上に前記出力画像のトナー像を形成するときの条件と前記トナー濃度目標値とを更新することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれかの画像形成装置において、
前記トナー像形成手段における現像剤を収容する現像剤収容部にトナーを供給するトナー供給手段を更に備え、
前記画像濃度制御手段は、前記第2の作像条件更新制御において、前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果が前記目標ベタ濃度に維持されるように、前記トナー供給手段によるトナー供給を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれかの画像形成装置において、
前記画像濃度制御手段は、前記第2の作像条件更新制御において、前記像担持体上に複数の画像濃度部を有する階調画像パターンを形成し、前記階調画像パターンにおける複数の画像濃度部それぞれの濃度の検知結果に基づいて、出力画像の画像形成時の作像条件を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7のいずれかの画像形成装置において、
前記画像濃度制御手段は、前記ベタ画像パターンの濃度の検知結果が所定の閾値未満のとき前記第2の作像条件更新制御を実行しないことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至8のいずれかの画像形成装置において、
前記最大濃度目標値は、前記画像濃度検知手段による濃度の検知可能上限値であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至9のいずれかの画像形成装置において、
前記中間調画像パターン及び前記ベタ画像パターンはそれぞれ、出力画像の画像形成時において、前記像担持体の移動方向と直交する方向における該像担持体上の画像形成領域外、又は、前記像担持体の移動方向における該像担持体上の画像形成領域外に形成することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016089674A JP2017198849A (ja) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016089674A JP2017198849A (ja) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017198849A true JP2017198849A (ja) | 2017-11-02 |
JP2017198849A5 JP2017198849A5 (ja) | 2019-03-28 |
Family
ID=60237834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016089674A Pending JP2017198849A (ja) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017198849A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019158910A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、および、プログラム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013254091A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP2014119665A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2014191160A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2015206899A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 株式会社リコー | 画像濃度制御方法及び画像形成装置 |
-
2016
- 2016-04-27 JP JP2016089674A patent/JP2017198849A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013254091A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP2014119665A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2014191160A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2015206899A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 株式会社リコー | 画像濃度制御方法及び画像形成装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019158910A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、および、プログラム |
JP7035634B2 (ja) | 2018-03-07 | 2022-03-15 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、および、プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6119246B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7260335B2 (en) | Image-information detecting device and image forming apparatus | |
JP6111780B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5387968B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20170153564A1 (en) | Image forming apparatus and image forming system | |
JP2015175953A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009217163A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5271052B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP2008020818A (ja) | 画像形成装置および画像安定化方法 | |
JP2016090860A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4887949B2 (ja) | 画像形成装置およびトナー濃度制御方法 | |
JP2015166846A (ja) | 画像形成に用いる露光量を決定する制御装置、および、これを用いた画像形成装置 | |
JP2017198849A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016206297A (ja) | 画像濃度制御方法、および画像形成装置 | |
US20200363749A1 (en) | Imaging correction in image forming apparatus | |
JP6136535B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5218163B2 (ja) | 画像形成装置及びトナー濃度調整プログラム | |
JP2005300918A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6341452B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017021233A (ja) | 画像形成装置 | |
US11733632B2 (en) | Image forming device | |
JP6032023B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011027939A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003307902A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014142509A (ja) | 画像形成装置および画像形成装置における画像安定化制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191227 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200807 |