JP2015206450A - 手動変速機 - Google Patents

手動変速機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015206450A
JP2015206450A JP2014089258A JP2014089258A JP2015206450A JP 2015206450 A JP2015206450 A JP 2015206450A JP 2014089258 A JP2014089258 A JP 2014089258A JP 2014089258 A JP2014089258 A JP 2014089258A JP 2015206450 A JP2015206450 A JP 2015206450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
interlock plate
head
shift head
manual transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014089258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6217509B2 (ja
Inventor
山口 宏
Hiroshi Yamaguchi
宏 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014089258A priority Critical patent/JP6217509B2/ja
Publication of JP2015206450A publication Critical patent/JP2015206450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6217509B2 publication Critical patent/JP6217509B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】小さな操作力で操作が可能な手動変速機を提供することを目的とする。【解決手段】手動変速機は、インターロックプレート10を備え、インターロックプレート10は、シフトヘッド30に当接可能であり、インターロックプレート10は、シフト方向およびセレクト方向に対して傾斜した面取部11を有しており、面取部11は、インターロックプレート10の外周面15に近づくにつれてシフトヘッド30から離隔するように傾斜している。【選択図】図1

Description

この発明は手動変速機に関し、より特定的には、斜めシフトを可能にする手動変速機に関するものである。
従来、手動変速機は、たとえば特開2009−299707号公報(特許文献1)、特開2007−327513号公報(特許文献2)および特開昭59−79665号公報(特許文献3)に開示されている。
特開2009−299707号公報 特開2007−327513号公報 特開昭59−79665号公報
特許文献1から3では、シフトヘッドと当接するインターロックプレートの当接面には、シフトヘッドがインターロックプレートの間に侵入しやすいように、面取り部が設けられる構成が開示されている。
このような手動変速機では、ドライバーの斜めシフト操作によって、インターロックプレートの面取り部はセレクト方向に回転しながらシフト方向に移動する。このとき、インターロックプレートが回転しながら傾いた状態でシフトヘッドに当接する。そのため、エッジ接触を起こしやすく必要操作力が大きくなるおそれがある。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、小さな操作力で操作が可能な手動変速機を提供することを目的とする。
この発明に従った手動変速機は、インターロックプレートを備えた手動変速機であって、インターロックプレートは、シフトヘッドに当接可能であり、インターロックプレートは、シフト方向およびセレクト方向に対して傾斜した面取部を有しており、面取部は、インターロックプレートの外周面に近づくにつれてシフトヘッドから離隔するように傾斜している手動変速機である。
このように構成された手動変速機においては、面取部は、インターロックプレートの外周に近づくにつれてシフトヘッドから離隔するように傾斜しているため、インターロックプレートが回転してシフトヘッドと当接しても、インターロックプレートの外側へ向かってシフトヘッドが移動しようとする。その結果、インターロックプレートの表面とシフトヘッドとが滑らかに当接するため、斜め操作時の操作荷重を減少させることが可能となる。
この発明に従えば、小さな操作力で操作が可能な手動変速機を提供することができる。
実施の形態1に従った、インターロックプレートを有する手動変速機の一部分を示す斜視図である。 実施の形態1に従ったインターロックプレートとシフトヘッドとを示す正面図である。 図2中のIII−III線に沿った断面図である。 インターロックプレートのテーパー面に当接するシフトヘッドを示す正面図である。 図4中のV−V線に沿った断面図である。 図5中のVI−VI線に沿った断面図である。 シフトヘッドとインターロックプレートの面取り部とを示す正面図である。 シフトヘッドに当接するインターロックプレートの面取り部を示す正面図である。 斜めシフトのシフトパターンを示す平面図である。 斜めシフトでの各部分の動作を示すブロック図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態において、同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に従った、インターロックプレートを有する手動変速機の一部分を示す斜視図である。図1を参照して、手動変速機5は、インターロックプレート10と、インターロックプレート10内で案内されて動くシフトインナーレバー50とを有する。
インターロックプレート10はセレクト方向に回動することが可能である。インターロックプレート10はシフトインナーレバー50が2つのシフトヘッドと係合することを防止する。
シフトインナーレバー50は、インターロックプレート10内で軸方向(シフト方向)に移動することが可能である。シフトインナーレバー50は、3つのシフトヘッド20,30,40のいずれかに係合する。
各々のシフトヘッド20,30,40は、フォークシャフトに接続されており、フォークシャフトがシフトフォークを保持する。シフトヘッド20,30,40がシフト方向に移動することで変速が実行される。
図2は、実施の形態1に従ったインターロックプレートとシフトヘッドとを示す正面図である。図3は、図2中のIII−III線に沿った断面図である。図2および図3を参照して、インターロックプレート10の溝19にシフトヘッド20が嵌まり合う。
内周面16から外周面15へ向かって溝19が延在しており、シフトヘッド20が溝19内でシフト方向に移動することが可能である。シフトヘッド20だけでなく、シフトヘッド30,40も溝19に嵌合することが可能である。
インターロックプレート10は、シフトヘッド20から外れた状態において、矢印SEで示すセレクト方向に回動することが可能である。シフトヘッド20は矢印SHで示すシフト方向に移動することが可能である。
インターロックプレート10には、第一面取部11と第二面取部12とが設けられており、各々は図3で示すようにシフト方向およびセレクト方向に対して傾斜している。第一面取部11および第二面取部12とシフトヘッド20が接触しているときにはシフトヘッド20がシフト方向に移動すると、インターロックプレート10はセレクト方向に移動する。そのため、シフトレバーは、シフト方向およびセレクト方向の両方に動くこととなる。
図4は、インターロックプレートのテーパー面に当接するシフトヘッドを示す正面図である。図5は、図4中のV−V線に沿った断面図である。図4および図5を参照して、シフトヘッド20が第一面取部11と接触している状態では、シフトヘッド20は第一面取部11上を滑り、シフト方向に移動するインターロックプレート10はセレクト方向に移動する。
図6は、図5中のVI−VI線に沿った断面図である。図6を参照して、内周面16から外周面15へ近付くにつれて、第一面取部11とシフトヘッド20との距離Dが大きくなるように第一面取部11が傾斜している。第二面取部12においても、図6と同様に第一面取部12とシフトヘッド20との距離Dが大きくなるように第一面取部12が傾斜していることが好ましい。
図7は、シフトヘッドとインターロックプレートの面取り部とを示す断面図である。図8は、シフトヘッドに当接するインターロックプレートの面取り部を示す断面図である。図7および図8を参照して、第一面取11は実線で示すように面取りされている。2点鎖線は外周面15方向に向かって面取りされていない比較例に従ったインターロックプレート10を示している。回転軸190を中心としてセレクト方向に回転すると、面取りがされていない2点鎖線の例では、インターロックプレート10の外周面15がシフトヘッド30と接触する、この場合にシフトヘッド30をシフト方向へ移動させるために大きな力が必要となる。
これに対して、実線で示したように面取りがされていると、外周面15から離れた位置においてシフトヘッド30とインターロックプレート10とが当接する。この場合に、シフトヘッド30がインターロックプレートと引っかかることなくシフトヘッドを移動させることができる。
図9は、斜めシフトのシフトパターンを示す平面図である。図10は、斜めシフトでの各部分の動作を示すブロック図である。二速(2ND)から三速(3RD)へ斜め操作を行う場合に、インターロック凹レートを回転させてセレクト位置を選択する。その後、シフトインナーレバーの移動により奇数段または偶数段を選択する
この場合において、図9で示す斜めシフトの可能な領域は、インターロックプレート、シフトヘッド、シフトインナーレバーの面取り形状により決定される。面取りが無い場合には、シフトパターン1の動きのみが可能となる。
二速から三速の斜めシフトを行う場合には、インターロックプレートへセレクト方向のモーメントを入力し、インターロックプレートとシフトヘッドが接触する。インターロックプレートのセレクト方向の回転が停止する。シフトヘッドがニュートラル方向(セレクト方向)へ移動する。この時シフトヘッドとインターロックプレートの間では摩擦が発生する。
シフトヘッドがインターロックプレートの一段目の面取部を移動する際にインターロックプレートはセレクト方向へさらに回転する。回転に伴い、インターロックプレートとシフトヘッドの接触点が変化し、インターロックプレートとシフトヘッドとのエッヂ接触となる(図8の2点鎖線参照)。その結果、操作荷重の増加および斜めシフト可能エリアの減少が発生する。具体的には、図9において、点線2で示す斜めシフトのみが可能となる。
しかしながら、面取部において内周面16に向かって面取りが形成されていると、図7で示したように外周面15でのインターロックプレート10とシフトヘッド30との接触を避けることができる。その結果、一点鎖線3で示すように斜めシフトが可能となる。
すなわち、図10で示すように斜めシフトを開始すると(ステップ1001)、シフトヘッドとインターロックプレートの第一面取部が接触する(ステップ1002)。
比較例に従った構造ではインターロックプレートの先端とシフトヘッドエッヂ部が接触する(ステップ1003)。その結果、インターロックプレートの回転量が小さくなる。さらに点接触となり、引っかかり荷重が発生する。その結果、操作性が悪化する(ステップ1004)。
これに対して実施例に従った構造では、シフト完了までインターロックプレートの面取部とシフトヘッドが接触する(ステップ1005)。その結果、インターロックプレートの回転量が大きくなる。さらに引っかかり荷重が発生しない。その結果、斜め操作性が良好となる(ステップ1006)。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、手動変速機の分野において用いることができる。
1 シフトパターン、5 手動変速機、10 インターロックプレート、11 第一面取部、12 第二面取部、15 外周面、16 内周面、19 溝、20,30,40 シフトヘッド、50 インナーレバー、190 回転軸。

Claims (1)

  1. インターロックプレートを備えた手動変速機であって、
    前記インターロックプレートは、シフトヘッドに当接可能であり、
    前記インターロックプレートは、シフト方向およびセレクト方向に対して傾斜した面取部を有しており、
    前記面取部は、前記インターロックプレートの外周面に近づくにつれて前記シフトヘッドから離隔するように傾斜している、手動変速機。
JP2014089258A 2014-04-23 2014-04-23 手動変速機 Active JP6217509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014089258A JP6217509B2 (ja) 2014-04-23 2014-04-23 手動変速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014089258A JP6217509B2 (ja) 2014-04-23 2014-04-23 手動変速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015206450A true JP2015206450A (ja) 2015-11-19
JP6217509B2 JP6217509B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=54603391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014089258A Active JP6217509B2 (ja) 2014-04-23 2014-04-23 手動変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6217509B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018061913A1 (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 アイシン・エーアイ株式会社 手動変速機
CN113167380A (zh) * 2018-12-27 2021-07-23 现代坦迪斯株式会社 用于车辆的变速机构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09264424A (ja) * 1996-03-27 1997-10-07 Mazda Motor Corp シフトフォークの支持構造
JP2007132358A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Toyota Motor Corp 手動変速機の操作機構
JP2009180334A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Toyota Motor Corp 手動変速機の操作機構
JP2010053895A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Toyota Motor Corp 手動変速機
WO2012164646A1 (ja) * 2011-05-27 2012-12-06 トヨタ自動車株式会社 車両用手動変速機の操作機構
JP2012250049A (ja) * 2012-08-08 2012-12-20 Hitachi Ltd 指認証装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09264424A (ja) * 1996-03-27 1997-10-07 Mazda Motor Corp シフトフォークの支持構造
JP2007132358A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Toyota Motor Corp 手動変速機の操作機構
JP2009180334A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Toyota Motor Corp 手動変速機の操作機構
JP2010053895A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Toyota Motor Corp 手動変速機
WO2012164646A1 (ja) * 2011-05-27 2012-12-06 トヨタ自動車株式会社 車両用手動変速機の操作機構
JP2012250049A (ja) * 2012-08-08 2012-12-20 Hitachi Ltd 指認証装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018061913A1 (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 アイシン・エーアイ株式会社 手動変速機
CN109690151A (zh) * 2016-09-29 2019-04-26 爱信Ai株式会社 手动变速器
CN113167380A (zh) * 2018-12-27 2021-07-23 现代坦迪斯株式会社 用于车辆的变速机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP6217509B2 (ja) 2017-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10066747B2 (en) Transmission
JP5630578B2 (ja) 車両用手動変速機の操作機構
JP6217509B2 (ja) 手動変速機
JP2008032158A (ja) 手動変速機の変速機構
JP2013019469A (ja) 変速機のシフト装置
JP2017003038A (ja) 車両用手動変速機
JP5517861B2 (ja) 変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ
US9920833B2 (en) Shifting apparatus for manual transmission
US20190211926A1 (en) Manual transmission
JP2018076905A (ja) 自動変速機
JP2008175295A (ja) 手動変速機のリバースレストリクト機構
JP6590083B2 (ja) シフトガイド構造
JP2017085964A (ja) 魚釣用両軸受型リール
JP6067444B2 (ja) 手動変速機のシフト機構
JP2013185608A (ja) 車両用変速機のシフト装置
JP5092993B2 (ja) 手動変速機
JP2016125565A (ja) 手動変速機におけるシフトヘッドとシフトインナレバーとの組み合わせ構造
JP6112831B2 (ja) 手動変速機の操作機構
JP4690214B2 (ja) 変速装置
JP2012163178A (ja) 変速機のリバースシフト装置
WO2018092521A1 (ja) シフトガイド構造
JP2010065730A (ja) シフト装置
JP2010169126A (ja) 手動変速機
JP2015218889A (ja) 手動変速機
JP2016070371A (ja) 手動変速機のシフトフォーク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170911

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6217509

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151