JP5517861B2 - 変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の実施形態に係るS&Sシャフトアッセンブリは、手動変速機のケース(ハウジング、図示せず)に固定される固定部材10と、S&Sシャフト20と、シフトカムプレート30と、を備えている。
以上説明したS&Sシャフトアッセンブリが、手動変速機のケースに組付・固定される。手動変速機の組み付け完了状態では、図4に模式的に示すように、複数本のフォークシャフトにそれぞれ固定された複数のシフトヘッド(以下、「ヘッド」と呼ぶ。)が、セレクト方向に沿って並列に配置される。各ヘッド(各フォークシャフト)について、図4に示す位置を「中立位置」と呼ぶ。図4に示す状態は、シフトレバーがシフト中立位置(図2を参照)にある状態に対応する。図4に示す状態では、手動変速機はニュートラル状態にある。
図7に示すように、比較例では、カム面Prの突出部の先端部分である曲面部Cの輪郭(軸方向に垂直な平面内の輪郭、図7にて示される曲線)が、第1、第2平面部P1,P2の輪郭(軸方向に垂直な平面内の輪郭、図7にて示される2つの直線)と接する円弧になっている。図7において、点aは、曲面部Cと第1平面部P1との境界点(第1平面部P1の輪郭である直線と曲面部Cの輪郭である円弧との接点)であり、点cは、曲面部Cと第2平面部P2との境界点(第2平面部P2の輪郭である直線と曲面部Cの輪郭である円弧との接点)である。点bは、カム面Prの突出部(曲面部C)の先端(S&Sシャフト20の軸心Oから最も離れた点)である。なお、上述したように、カム面Prは、S&Sシャフト20の軸線に対して(図7において)左右対称の輪郭形状を有していて、前記軸線に対して右側についても上記と同様の輪郭形状を有している。
ところで、一般には、シフトストロークに対するシフト荷重の変化において或る程度のメリハリがあった方がよいといわれる。このためには、例えば、図8に2点鎖線で示すように、シフトストロークがS1〜S3の間(特に、S1〜S2の間)においてシフト荷重の減少勾配(傾き)を出来るだけ大きくすることが好ましい。シフト荷重の変化特性を実線で示す特性から2点鎖線で示す特性に変更することは、カム面Prの突出部の曲面部Cの輪郭を構成する円弧の半径を小さくすることにより達成され得る。
現象1:S1(戻し荷重が最大となるシフトストローク)が増大側(図8において右側)に移動する。
現象2:S3(助勢荷重が最大となるシフトストローク)が減少側(図8において左側)に移動する。
現象3:助勢荷重の最大値が増大(図8において下側に移動)する。
これに対し、図14に示すように、本発明の実施形態では、曲面部Cの輪郭(軸方向に垂直な平面内の輪郭、図14にて示される曲線)が、第1、第2平面部P1,P2の輪郭(軸方向に垂直な平面内の輪郭、図14にて示される2つの直線)と接する楕円の輪郭の一部になっている。より具体的には、曲面部Cの輪郭は、楕円の輪郭における長軸と短軸とで挟まれた部分の一部又は全部により構成されている。図7と同様、図14において、点aは、曲面部Cと第1平面部P1との境界点(第1平面部P1の輪郭である直線と曲面部Cの輪郭である楕円との接点)であり、点cは、曲面部Cと第2平面部P2との境界点(第2平面部P2の輪郭である直線と曲面部Cの輪郭である楕円との接点)である。点bは、カム面Prの突出部(曲面部C)の先端(軸心Oから最も離れた点)である。
Claims (1)
- 変速機のケースに固定される固定部材と、
シフトレバーのセレクト操作に応じて前記固定部材に対して軸方向に移動するとともに前記シフトレバーのシフト操作に応じて前記固定部材に対して軸周りに回動するように配設されたシフトアンドセレクトシャフトであって径方向外側に突出するインナーレバーが固設されたシフトアンドセレクトシャフトと、
前記シフトアンドセレクトシャフトの側面に固定されるシフトカムプレートであって、外側面が前記シフトアンドセレクトシャフトの周方向の位置に応じて前記シフトアンドセレクトシャフトの軸心からの距離が変化するカム面を含み、前記ケース内において前記シフトアンドセレクトシャフトの径方向にのみ移動可能に配置され且つ弾性力により前記径方向の内側に向けて付勢される押圧部材により前記カム面が前記径方向の内側に向けて常時押圧されるシフトカムプレートと、
を備えた、変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリであって、
前記シフトレバーが前記シフト操作における中立位置であるシフト中立位置にある状態において前記セレクト操作に応じて、前記軸方向に沿って並列に複数配置されたシフトヘッドのうち前記インナーレバーと係合する1つのシフトヘッドが選択され、前記シフト操作により前記シフトレバーが前記シフト中立位置から対応する変速段のシフト完了位置まで移動することにより、前記インナーレバーが前記選択された1つのシフトヘッドを前記軸方向と直角のシフト方向に押して前記シフトヘッドが前記シフト方向に沿って移動し、前記対応する変速段が達成されるように構成され、
前記カム面は、前記径方向の外側に向けて突出する突出部であって前記軸方向に沿う第1平面部と前記軸方向に沿う第2平面部と前記第1、第2平面部を結ぶ前記軸方向に沿う曲面部とからなる突出部を備え、
前記シフトレバーが前記シフト中立位置から前記シフト完了位置まで移動するにつれて、前記カム面上における前記押圧部材の押圧位置が前記第1平面部から前記曲面部を経由して前記第2平面部まで移動し、
前記曲面部上の前記周方向の位置が前記曲面部と前記第1平面部との境界から前記曲面部と前記第2平面部との境界まで移動するにつれて、前記軸方向に垂直な平面内における前記曲面部の輪郭の曲率半径が徐々に増大するように構成され、
前記曲面部の輪郭は、楕円の輪郭における長軸と短軸とで挟まれた部分の一部又は全部により構成され、前記曲面部と前記第1平面部との境界が前記部分における前記長軸に近い側に位置し、前記曲面部と前記第2平面部との境界が前記部分における前記短軸に近い側に位置するように構成された、変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ。
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