JP4690214B2 - 変速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変速装置に関し、特に、手動変速装置に関する。
図1は、従来例に係る変速装置の基本構成を説明するための図である。図2は、図1の部分動作図である。図3は、図2に続く図1の部分動作図である。
図1〜図3を参照すると、従来の変速装置1は、駆動軸(不図示)と、駆動軸に連結され外スプライン3aを備えるクラッチハブ3と、駆動軸上に遊嵌されたギヤ4と、ギヤ4と一体回転し外スプライン5aを備えるギヤピース5と、クラッチハブ3の外スプライン3aと滑合する内スプライン6aを備えるスリーブ6と、を有し、スリーブ6がクラッチハブ3の外スプライン3a上を滑動して、スリーブ6の内スプライン6aがギヤピース5の外スプライン5aと結合することにより、ギヤ4が駆動軸と同期回転する。クラッチハブ3とギヤピース5の間には、シンクロナイザリング7が配置されている。ギヤ4、ギヤピース5及びシンクロナイザリング7は、クラッチハブ3の両側に対向配置されている。
クラッチハブ3の外スプライン3aの大径が、ギヤピース5の外スプライン5aの大径と、同一直線上にある。すなわち、両者の大径は一致している。
上記従来の変速装置の問題点を説明する。
図2を参照すると、スリーブ6がギヤピース5の方にシフトされ両者が噛み合う際、スリーブ6が備える内スプライン6aのチャンファ6bのエッジ部6cは、ギヤピース5が備える外スプライン5aのチャンファ5bの大径部と接触し、エッジ部6cに接触跡Pが残る。
図3を参照すると、スリーブ6がクラッチハブ3上をシフトする際、スリーブ6に残った接触跡Pが、クラッチハブ3の外スプライン3aの大径(外周部)と摺動する。
上記従来の変速装置によれば、上述したように、シフト時、スリーブに形成されたギヤピースとの接触跡が、クラッチハブと摺動することにより、スリーブがクラッチハブ上をシフトする際の摺動抵抗が増加し、シフト性能低下の要因となっている。
本発明の目的は、シフト時の摺動抵抗が抑制され、シフト性能の低下が防止される変速装置を提供することである。
本発明は、第1の視点において、駆動軸と、前記駆動軸に連結され外スプラインを備えるクラッチハブと、前記駆動軸上に遊嵌されたギヤと、前記ギヤと一体回転し外スプラインを備えるギヤピースと、前記クラッチハブの前記外スプラインと滑合する内スプラインを備えるスリーブを有し、前記スリーブが前記クラッチハブの前記スプライン上を滑動して、該スリーブの前記内スプラインが前記ギヤピースの前記外スプラインと結合することにより、前記ギヤが前記駆動軸と同期回転する変速装置であって、前記クラッチハブの前記外スプラインの大径が前記ギヤピースの前記外スプラインの大径よりも小さく、前記スリーブが備える前記内スプラインのチャンファのエッジ部と、前記ギヤピースが備える前記外スプラインのチャンファとの接触部分が、前記クラッチハブの外スプラインの大径位置よりも半径方向外方にあることを特徴とする変速装置を提供する。本発明は、第2の視点において、前記変速装置を有することを特徴とする手動変速機を提供する。
本発明によれば、クラッチハブ大径をギヤピース大径よりも小さくすることにより、シフト時、スリーブとクラッチハブが互いに摺動する際、スリーブ上に形成されるスリーブとギヤピースとの接触部分(位置)の接触跡と、クラッチハブとの接触が回避される。これによって、シフト時、スリーブとクラッチハブ間の摺動抵抗が抑制され、シフト性能の低下が防止される。
本発明の好ましい実施形態においては、前記スリーブが手動操作される。
本発明の好ましい実施形態においては、前記スリーブが、手動操作されるシフトレバーと、前記スリーブに接続され前記シフトレバーによって操作されて駆動軸の軸方向に移動するシフトフォークを備えるシフト機構を介して手動操作される。
本発明の好ましい実施形態に係る変速装置(同期装置)は、平行歯車式の変速機構を備えた変速機に適用され、本発明の変速装置によって、選択された変速ギヤが所定の軸に固定ないし解除され、変速が行われる。
本発明の一実施例に係る変速装置の基本構成は、図1〜3に示した従来の変速装置と同様であるので、基本構成については、従来の変速装置に関する記載を参酌するものとし、以下、主として、両者の相違点について説明する。
図4(A)〜(C)は、本発明の一実施例に係る変速装置の特徴部を示す動作図である。
図4(A)を参照すると、変速装置1においては、クラッチハブ3の外スプライン3aの大径が、ギヤピース5の外スプライン5aの大径よりも小さくされている。図4(B)を参照すると、これによって、スリーブ6が備える内スプライン6aのチャンファ6bのエッジ部6cと、ギヤピース5が備える外スプライン5aのチャンファ5bとの接触跡Pが、クラッチハブ3の外スプライン3aの大径位置よりも半径方向外方にある。すなわち、スリーブ6のシフト時、スリーブ6上の接触跡Pがクラッチハブ3と接触することがない。
以上説明した本発明の一実施例に係る変速装置の動作を説明する。
図1及び図4(A)〜(B)を参照すると、図4(A)中左方に位置するギヤ4を駆動軸と同期回転させるシフト時、スリーブ6が図4(A)中左方に移動されると、シンクロナイザリング7がギヤ4側に押し込まれ、スリーブ6とギヤ4の回転が徐々に同期していく。スリーブ6とギヤ4の回転が同期すると、スリーブ6は、さらに図4(A)中左方に移動して、スリーブ6が備える内スプライン6aとギヤピース5が備える外スプライン5aが噛み合う。
これによって、スリーブ6が備える内スプライン6aのチャンファ6bのエッジ部6cは、ギヤピース5が備える外スプライン5aのチャンファ5bの大径部と接触し、エッジ部6cに接触跡Pが残る。
次に、図4(B)から図4(C)を参照すると、スリーブ6が図4(B)中右方に移動する際、スリーブ6に残った接触跡Pは、クラッチハブ3の外スプライン3aの大径よりも半径方向外方に常時位置して移動する。これは、クラッチハブ3の外スプライン3aの大径が、ギヤピース5の外スプライン5aの大径よりも小さくされているためである。
よって、本発明の一実施例に係る変速装置1によれば、シフト時、スリーブ6上に形成されたギヤピース5との接触跡が、クラッチハブ3と摺動しないことにより、スリーブ6がクラッチハブ3上をシフトする際の摺動抵抗が低下し、或いは経時的な摺動抵抗の変化が小さいため、シフト性能の低下が防止される。
なお、変速装置1は、スリーブ6が手動操作されることにより、ギヤ4が駆動軸と同期回転し、変速が行われる手動変速機に好適に適用される。
本発明の変速装置は、手動変速機、特に、車輌に搭載される手動変速機に好適に適用される。
従来例に係る変速装置の説明図である。 図1の部分動作図である。 図2に続く、図1の部分動作図である。 (A)〜(C)は、本発明の一実施例に係る変速装置の特徴部を示す動作図である。
符号の説明
1 変速装置
2 駆動軸
3 クラッチハブ
3a 外スプライン
4 ギヤ
5 ギヤピース
5a 外スプライン
5b チャンファ
6 スリーブ
6a 内スプライン
6b チャンファ
6c エッジ部
7 シンクロナイザリング
P 接触跡

Claims (3)

  1. 駆動軸と、前記駆動軸に連結され外スプラインを備えるクラッチハブと、前記駆動軸上に遊嵌されたギヤと、前記ギヤと一体回転し外スプラインを備えるギヤピースと、前記クラッチハブの前記外スプラインと滑合する内スプラインを備えるスリーブを有し、前記スリーブが前記クラッチハブの前記スプライン上を滑動して、該スリーブの前記内スプラインが前記ギヤピースの前記外スプラインと結合することにより、前記ギヤが前記駆動軸と同期回転する同期装置であって、
    前記クラッチハブの前記外スプラインの大径が前記ギヤピースの前記外スプラインの大径よりも小さく、前記スリーブが備える前記内スプラインのチャンファのエッジ部と、前記ギヤピースが備える前記外スプラインのチャンファとの接触部分が、前記クラッチハブの外スプラインの大径位置よりも半径方向外方にあることを特徴とする変速装置。
  2. 前記スリーブが手動操作されることを特徴とする請求項1記載の変速装置。
  3. 請求項1記載の変速装置を有することを特徴とする手動変速機。
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