JP2007071219A - 変速機の同期装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトフィーリングが向上した同期装置を提供する。
【解決手段】同期装置1は、クラッチハブ50に嵌合して軸方向に移動可能なシフティングキー52と、シンクロナイザリング41,42と、クラッチハブスリーブ60とを備える。シンクロナイザリング41,42は、クラッチハブスリーブ60と嵌合可能な外周歯45,46と、シフティングキー52に向かって突出する突出部145,146とを含む。シフティングキー52は、突出部145,146と当接可能であり、かつ回転方向に対して傾斜した傾斜面252とを含む。同期動作時にシフティングキー52が突出部145,146に押付けられて傾斜面252が突出部145,146に当接すると、傾斜面252がシンクロナイザリング41,42の回転に抵抗するように傾斜面252が傾斜している。
【選択図】図2

Description

この発明は、変速機の同期装置に関し、より特定的には、手動変速機の同期装置に関するものである。
従来、変速機の同期装置は、たとえば特開平10−47377号公報(特許文献1)に開示されている。
特開平10−47377号公報
特許文献1では、シフティングキーとシンクロナイザリング軸方向接触面を平面形状とする同期装置が開示されている。
従来の同期装置では、同期直後にインプット系の引き摺りトルク、あるいはアウトプット系の挙動変化によりシンクロナイザリングとスリーブの位置関係が回転方向において相対的に変化する。また、比較的ゆっくりとしたシフトアップ変速操作の場合には、同期で作用したチャンファ面から反対側のチャンファ面に衝突し、引っ掛かり感を伴う操作感となるという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、操作感が向上した変速機の同期装置を提供することを目的とする。
この発明に従った変速機の同期装置は、クラッチハブに嵌合して軸方向に移動可能なシフティングキーと、クラッチハブに向かい合うように位置し、回転軸を中心として回転可能なシンクロナイザリングと、シフティングキーに係合し、かつクラッチハブに嵌合してシフティングキーとともに軸方向に移動可能であり、シフティングキーおよびクラッチハブとともに回転軸を中心として回転可能なスリーブとを備える。シンクロナイザリングは、スリーブと嵌合可能な歯部と、シフティングキーに向かって突出する突出部とを含む。シフティングキーは突出部と当接可能であり、かつ回転方向に対して傾斜した傾斜面とを含む。同期動作時にシフティングキーが突出部に押付けられて傾斜面が突出部に当接すると、傾斜面がシンクロナイザリングの回転に抵抗するように傾斜面が傾斜している。
このように構成された変速機の同期装置では、同期動作時にシフティングキーが突出部に押付けられて傾斜面が突出部に傾斜すると、傾斜面がシンクロナイザリングの回転に抵抗するように傾斜面が傾斜しているため傾斜面により突出部を保持する力が大きくなる。その結果再同期現象を抑制し、シフトフィーリングを向上させることができる。
好ましくは、傾斜面が突出部に当接する前にはシンクロナイザリングは所定の回転トルクで回転している。同期動作時に傾斜面が突出部に当接すると回転トルクと反対向きで回転トルクよりも大きい保持トルクがシフティングキーから突出部に作用するように傾斜面が傾斜している。この場合、突出部には回転トルクと反対向きで回転トルクよりも大きい保持トルクが作用するためシンクロナイザリングが確実に傾斜面で保持される。その結果再同期現象を抑制し、シフトフィーリングをさらに向上させることができる。
この発明に従えば、シフトフィーリングをより向上させることができる変速機の同期装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一また相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った手動変速機の一部分の断面図である。図1を参照して、手動変速機100は自動車の走行状態に応じてエンジンの回転数および回転トルクを変換して駆動輪に伝える動力伝達装置である。手動変速機100として、車両の運転者が操作するシフトレバーと手動変速機100が離れており、その間をケーブルおよびリンクなどで連結する、いわゆるリモートコントロールタイプの手動変速機100でもよく、手動変速機100に直接シフトレバーを取付けた、いわゆるダイレクトコントロール方式の手動変速機であってもよい。
また、リモートコントロール方式において、シフトレバーの位置に関しては、特に限定されず、ステアリングコラム部にシフトレバーが取付けられたコラムシフト式、シフトレバーがフロアに取付けられたフロアシフト式などを採用することも可能である。
手動変速機100は回転シャフト10を有する。回転シャフト10は回転軸13を中心として回転することが可能であり、エンジンからの回転力が回転シャフト10に伝えられる。回転シャフト10内には潤滑油を供給するための潤滑油通路(図示せず)が設けられており、潤滑油通路から回転シャフト10の外周に向かって潤滑油(オイル)が供給される。
回転シャフト10の外周にはクラッチハブ50が取付けられている。クラッチハブ50は回転シャフト10とともに回転するように回転シャフト10にスプライン嵌合している。なお、回転シャフト10に対するクラッチハブ50の固定方法としては、スプライン嵌合に限られず、その他の方法を用いてもよい。
図1では、回転軸13を中心として対称形状に各構成部材が配置されている。回転シャフト10には、非動ギヤとしてのギヤ21,22が嵌め合わせられており、ギヤ21,22は回転シャフト10に対して相対回転することが可能である。すなわち、図1で示す状態では、回転シャフト10の回転力がギヤ21,22には伝達されず、ギヤ21,22は空転することが可能である。ギヤ21,22の内周面側が回転シャフト10と向かい合っている。回転シャフト10とギヤ21,22との間にはベアリングが配置されて回転時の摩擦を低減している。
ギヤ21,22にはギヤピース31,32がスプライン嵌合している。ギヤピース31,32はシンクロ機構を構成する部材であり、ギヤ21,22とともに回転する。ギヤピース31,32は図1で示す状態ではクラッチハブ50から力を受けていない。そのため、クラッチハブ50に対して自由に回転することが可能である。
ギヤピース31,32は、回転軸13に対して傾斜したテーパ面であるコーン部33,34を有する。コーン部33,34上にシンクロナイザリング41,42が嵌め合わせられる。シンクロナイザリング41,42は、ともにギヤピース31,32とクラッチハブ50との回転を同期させるための装置であり、テーパ面であるコーン部43,44を有する。シンクロナイザリング41,42のコーン部43,44はギヤピース31,32のコーン部33,34と接触しており、摩擦摺動する。
クラッチハブ50の外周歯51にはクラッチハブスリーブ60が嵌合している。クラッチハブスリーブ60は回転軸13の延びる方向にスライド可能(摺動可能)である。クラッチハブスリーブ60の内周歯61はクラッチハブ50の外周歯51と噛み合っており、クラッチハブ50はクラッチハブスリーブ60をスライド可能に保持する。クラッチハブスリーブ60がギヤ21側へ近づくと、クラッチハブスリーブ60の内周歯61がギヤピース31の外周歯35およびシンクロナイザリング41の外周歯45と噛み合う。これにより、クラッチハブ50の回転がクラッチハブスリーブ60を介してギヤピース31およびギヤ21に伝わる。このクラッチハブスリーブ60は環状のシフトフォーク溝62を有し、シフトフォーク溝62にはシフトフォーク58が嵌め合わせられる。シフトフォーク58がクラッチハブスリーブ60を軸方向へ摺動させる。クラッチハブ50の溝250にシフティングキー52が嵌め合わせられる。シフティングキー52の凸部152がクラッチハブスリーブ60と嵌り合っており、シフティングキー52はクラッチハブスリーブ60とともに軸方向にスライドすることが可能である。シフティングキー52はスライドするとシンクロナイザリング41,42に軸方向の力を加える。この力がコーン部33,43,34,44に伝わり、コーン部33,43,34,44で摩擦抵抗が起きてシンクロナイザリング41,42とギヤピース31,32との間で同期動作が行なわれる。
図2は、この発明の実施の形態1に従った同期装置の分解斜視図である。図2を参照して、同期装置1は回転シャフトと嵌合するクラッチハブ50と、クラッチハブ50の溝250に嵌め合わせられるシフティングキー52と、クラッチハブ50と互いに対向するように配置されるシンクロナイザリング41,42と、クラッチハブ50の外周に嵌め合わせられるクラッチハブスリーブ60とを有する。
クラッチハブ50の内周側に回転シャフトが嵌め合わせられる。クラッチハブ50の外周側には軸方向に延びる複数の外周歯150が設けられており、これらの外周歯は互いに距離を隔てて配置される。また、クラッチハブ50の外周には外周歯150と同じ方向に延びる溝250が複数配置され、溝250にはシフティングキー52が嵌め合わせられている。シフティングキー52の内周側にはキースプリング69が設けられており、キースプリング69はシフティングキー52を外方向へ押付ける働きを有する。シフティングキー52は外周側へ飛び出した凸部152を有し、凸部152がクラッチハブスリーブ60と係合する。
クラッチハブスリーブ60は円筒形状であり、その内周側に内周歯61が複数設けられる。内周歯61はクラッチハブ50の外周歯150と嵌り合う。そのため、クラッチハブスリーブ60はクラッチハブ50に対して軸方向にスライドすることが可能であり、かつ所定の回転軸を中心としてクラッチハブ50とともに回転することが可能である。クラッチハブスリーブ60の外周には円環状のシフトフォーク溝62が配置される。
クラッチハブ50の両側にはシンクロナイザリング41,42が配置される。シンクロナイザリング41,42は円環状であり、円筒部から外周に向かって延びる外周歯45,46を有する。また、シンクロナイザリング41,42の円筒部分には、クラッチハブ50に向かって突出する突出部145,146がシフティングキー52と同じ数だけ配置される。突出部145,146は傾斜面245,246を有する。シフティングキー52はその端部に傾斜面252を有する。
シンクロナイザリング41,42のコーン部43,44はギヤピースのコーン部に当ってブレーキをかける役目を果たすべく、油切りと面圧を高めるための溝が設けられている。
図3は、図1中の矢印IIIで示す方向から見た変速機の同期装置の平面図である。図3を参照して、同期装置(シンクロナイザ装置)1はクラッチハブ50と、クラッチハブ50に嵌合するクラッチハブスリーブ60と、クラッチハブ50に向かい合うシンクロナイザリング42とを有する。クラッチハブ50は互いに平行に延びる外周歯150を有し、外周歯150の間に溝250が形成されている。溝250には軸方向にスライド可能なシフティングキー52が嵌め合わされ、シフティングキー52の先端部には、矢印300で示す回転方向に対して傾斜している傾斜面252が配置される。傾斜面252は平面形状であり、回転方向に対して角度θをなす。クラッチハブスリーブ60はスリーブチャンファとしての内周歯61を有し、内周歯61はシンクロナイザリング42に向かって延びておりその先端が広がった形状とされている。内周歯61はクラッチハブ50の外周歯150と接触しており、隣り合う外周歯150の間に位置決めされる。
シンクロナイザリング42はシンクロインデックス部としての突出部146と、複数の外周歯46とを有する。突出部146の先端はクラッチハブ50に向かって突出しており、さらにその端面は傾斜面246とされる。傾斜面246は凸部形状であり、かつ矢印300で示す回転方向に対して傾斜している。
すなわち、本発明に従った同期装置1は、クラッチハブ50に嵌合して軸方向に移動可能なシフティングキー52と、クラッチハブ50に向かい合うように位置し、回転軸を中心として回転可能なシンクロナイザリング41,42と、シフティングキー52に係合し、かつクラッチハブ50に嵌合してシフティングキー52とともに軸方向に移動可能であり、シフティングキー52およびクラッチハブ50とともに回転軸13を中心として回転可能なクラッチハブスリーブ60とを備える。シンクロナイザリング41,42は、クラッチハブスリーブ60と嵌合可能な外周歯45,46と、シフティングキー52に向かって突出する突出部146とを含む。シフティングキー52は突出部146と当接可能であり、かつ回転方向に対して傾斜した傾斜面252とを有する。同期動作時にシフティングキー52が突出部146に押付けられて傾斜面252が突出部146に当接すると、傾斜面252がシンクロナイザリング42の回転に抵抗するように傾斜面252が傾斜している。
次に、本発明に従った同期装置の同期動作について説明する。図4および図5は、この発明の実施の形態1に従った変速機の同期動作を説明するための平面図である。まず、同期前の状態は図1から図3で示され、この場合には、クラッチハブ50とシンクロナイザリング42とは別に回転している。同期開始時は、シフトフォーク58によりクラッチハブスリーブ60がギヤピース32へ近づく方向へ動かされる。これにより、クラッチハブスリーブ60の内周面に係合しているシフティングキー52もギヤピース32およびシンクロナイザリング42へ近づく方向へ移動する。その結果、シフティングキー52からシンクロナイザリング42に荷重が伝えられ、シンクロナイザリング42のコーン部44とギヤピース32のコーン部33との間で摩擦力が発生し、同期動作が開始する。シンクロナイザリング42の回転とギヤピース32の回転とが同期し、クラッチハブスリーブ60がさらにギヤピース32へ近づく方向へ移動すると図4で示すように、シフティングキー52の傾斜面252と、突出部146の傾斜面246とが接触する。シンクロナイザリング42には矢印2042で示す方向に引き摺りトルクT1が働いている。これに対して、突出部146はシフティングキー52にと接触し、矢印300で示す方向に沿って矢印2052で示す方向の保持トルクT2が働く。保持トルクT2が引き摺りトルクT1よりも大きいことが好ましいが、保持トルクT2が引き摺りトルクT1と同等であるか、保持トルクT2が引き摺りトルクT1よりも小さくてもよい。この保持トルクT2は、主として傾斜面252の傾斜する角度θによって決定される。傾斜面252が設けられているためシフティングキー52により確実に突出部146が保持され、突出部146が矢印300で示す回転方向と反対方向に流れてしまうことがない。
図5を参照して、同期完了後には、さらにクラッチハブスリーブ60が押し進められて、クラッチハブスリーブ60の内周歯61がシンクロナイザリング42の外周歯間へ嵌り合う。さらにクラッチハブスリーブ60の内周歯61が図1で示すギヤピース32の外周歯36に嵌りあう。これにより変速動作が終了する。
本発明に従った同期装置では、シンクロナイザリング42は所定の回転トルクT1で回転しており、同期動作時に傾斜面252が突出部146に当接すると回転トルク(引き摺りトルク)と反対向きで引き摺りトルクよりも大きい保持トルクがシンクロナイザリング42に作用するように傾斜面252が傾斜している。
図6は、この発明の実施の形態1に従った同期装置での操作荷重を示すグラフである。図6で示すように、時間の経過に従って、操作荷重が急激に大きくなる箇所がない。このため、本発明では、同期直後の引っ掛かり荷重の発生を抑制することができ、滑らかな操作感を達成することができる。
図7および図8は、比較例に従った同期装置の平面図である。図7を参照して、比較例に従った同期装置の同期完了時には、シフティングキー52の先端面352が突出部146の先端面346と接触する。このときに図4で示すような大きな保持トルクが発生しない。その理由は先端面352は矢印300で示す回転方向に対して傾斜していないからである。このため、図8で示すように突出部146を十分に保持できず、突出部146は矢印300で示す回転方向と反対方向に流れ、突出部146がクラッチハブ50の外周歯150と接触する。すなわち、反対側のチャンファ面に突出部146が接触する。このように突出部146が回転方向と反対方向に流れる理由は突出部146には矢印2042で示す引き摺りトルクが働いているからである。
図9は、図7および図8で示す比較例に従った同期装置での操作荷重を示すグラフである。図9を参照して、比較例に従った同期装置では、突出部146が反対側チャンファ面に衝突したときに操作荷重が急激に大きくなっていることがわかる。これにより、シフト時に引っ掛かり感が生じ、スムーズなシフトを実現することができない。
本発明に従った同期装置では、このような引っ掛かり感を解消すべく傾斜面252を設けているため、スムーズなシフトフィーリングを得ることができる。
(実施の形態2)
図10は、この発明の実施の形態2に従った同期装置の平面図である。図10を参照して、この発明の実施の形態2に従った同期装置1では、シフティングキー52の先端の傾斜面3252が円形状である点で、実施の形態1に従った同期装置と異なる。なお、この実施の形態では突出部146の先端面が平面状の傾斜面246となっているが、傾斜面246も円形状(曲面形状)であってもよい。
このように構成された実施の形態2に従った変速機の同期装置1でも実施の形態1に従った同期装置1と同様の効果がある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、たとえば車両に搭載される手動変速機の同期装置の分野で用いることができる。
この発明の実施の形態1に従った手動変速機の一部分の断面図である。 この発明の実施の形態1に従った同期装置の斜視図である。 図1中の矢印IIIで示す方向から見た変速機の同期装置の平面図である。 この発明の実施の形態1に従った変速機の同期動作を説明するための平面図である。 この発明の実施の形態1に従った変速機の同期動作を説明するための平面図である。 この発明の実施の形態1に従った同期装置での操作荷重を示すグラフである。 比較例に従った同期装置の平面図である。 比較例に従った同期装置の平面図である。 図7および図8で示す比較例に従った同期装置での操作荷重を示すグラフである。 この発明の実施の形態2に従った同期装置の平面図である。
符号の説明
1 同期装置、10 回転シャフト、13 回転軸、21,22 ギヤ、31,32 ギヤピース、33,34,43,44 コーン部、35,36,45,46 外周歯、41,42 シンクロナイザリング、50 クラッチハブ、52 シフティングキー、146 突出部、252 傾斜面。

Claims (2)

  1. クラッチハブに嵌合して軸方向に移動可能なシフティングキーと、
    前記クラッチハブに向かい合うように位置し、回転軸を中心として回転可能なシンクロナイザリングと、
    前記シフティングキーに係合し、かつ、前記クラッチハブに嵌合して前記シフティングキーとともに軸方向に移動可能であり、前記シフティングキーおよび前記クラッチハブとともに回転軸を中心として回転可能なスリーブとを備え、
    前記シンクロナイザリングは、前記スリーブと嵌合可能な歯部と、前記シフティングキーに向かって突出する突出部とを含み、
    前記シフティングキーは前記突出部と当接可能であり、かつ回転方向に対して傾斜した傾斜面とを含み、
    前記同期動作時に前記シフティングキーが前記突出部に押付けられて前記傾斜面が前記突出部に当接すると前記傾斜面が前記シンクロナイザリングの回転に抵抗するように前記傾斜面が傾斜している、変速機の同期装置。
  2. 前記傾斜面が前記突出部に当接する前には前記シンクロナイザリングは所定の回転トルクで回転しており、前記同期動作時に前記傾斜面が前記突出部に当接すると前記回転トルクと反対向きで前記回転トルクよりも大きい保持トルクが前記シフティングキーから前記突出部に作用するように前記傾斜面が傾斜している、請求項1に記載の変速機の同期装置。
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