JP2015197250A - 空気調和機と自走式掃除機の連携システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自走式掃除機が掃除運転を開始して室内の空気が汚れた場合に、室内の空気を自動的に清浄化できるようにする。
【解決手段】本実施形態の空気調和機と自走式掃除機の連携システムは、空調手段、空気清浄化手段、および空気の汚れを検知する汚れ検知センサを有し、空調手段を用いる空調運転と、空気清浄化手段を用いる空気清浄化運転を行う空気調和機と、床面を自動走行して掃除を行う自走式掃除機と、を備える。自走式掃除機は、掃除運転開始時に空気調和機側へ開始信号を送信する。空気調和機は、自走式掃除機からの前記開始信号を受信することに応じて、汚れ検知センサの検知結果に基づく空気清浄化運転を実行するモードを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、空気調和機と自走式掃除機の連携システムに関する。
近年、室内の床面を自走して掃除を行う自走式掃除機が供されている。この自走式掃除機が自走して掃除運転を開始すると、埃や花粉などの細かな汚れ粒子が舞い上がり、室内の空気が汚れるという不具合がある。
特開2008−232452号公報 特開2008−286439号公報
そこで、自走式掃除機が掃除運転を開始して室内の空気が汚れた場合に、室内の空気を自動的に清浄化することができる、空気調和機と自走式掃除機の連携システムを提供する。
本実施形態の空気調和機と自走式掃除機の連携システムは、空調手段、空気清浄化手段、および空気の汚れを検知する汚れ検知センサを有し、空調手段を用いる空調運転と、空気清浄化手段を用いる空気清浄化運転を行う空気調和機と、床面を自動走行して掃除を行う自走式掃除機と、を備える。自走式掃除機は、掃除運転開始時に空気調和機側へ開始信号を送信する。空気調和機は、自走式掃除機からの前記開始信号を受信することに応じて、汚れ検知センサの検知結果に基づく空気清浄化運転を実行するモードを備えている。
第1実施形態による空気調和機と自走式掃除機の概略的な機能ブロック図 空気調和機が空調運転をしていない場合における空気調和機と自走式掃除機の処理の流れを概略的に示すフローチャート 空気調和機が空調運転をしている場合における空気調和機と自走式掃除機の処理の流れを概略的に示すフローチャート 第2実施形態による図1相当図
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1から図3を参照して説明する。図1には、空気調和機1と自走式掃除機2の概略的構成が機能ブロックによって示されている。空気調和機1は、図示はしないが、室内機と室外機とを備えている。室内機は、室内の壁の上部などに設置され、室外機は、屋外に設置される。この空気調和機1は、制御手段3と、空調手段4と、室内送風機5と、空気清浄化手段6と、汚れ検知センサ7と、通信手段8などを備えている。
制御手段3は、マイクロコンピュータを主体に構成されたもので、室内機に設置され、空気調和機1の運転全般を制御する機能を備えている。空調手段4は、圧縮機、室外熱交換器、室内熱交換器、および膨張機構を含む冷凍サイクルを備えている。圧縮機、室外熱交換器及び膨張機構は室外機に設置され、室内熱交換器は室内機に設置されている。室内送風機5は、室内機に設置されていて、室内機から風を吹き出して室内の空気を循環させる。
空気清浄化手段6は、例えば電気集塵機により構成されていて、室内機に設置されている。電気集塵機は、図示はしないが、例えばイオン化線と対向電極板で構成される荷電部と、集塵側電極とこれに対向する非集塵側電極から構成される集塵部を備えており、荷電部においてコロナ放電により塵埃を帯電させ、その塵挨を、集塵部においてクーロン力を利用して集塵側電極に捕集するものである。また、電気集塵機は、マイナス電位の高電圧が荷電される針状の放電極と、この放電極の室内機内通風路下流側に配置された対向電極として作用するアース電位の室内熱交換器とで構成させ、放電極において発生されたマイナスイオンを通風路に放出し、通過する空気に含まれる塵埃をマイナス電位に荷電させ、その後流側にある対向電極として作用する室内熱交換器のフィンに付着させて集塵させる構成のものでもよい。この構成においては、室内熱交換器のフィンに捕集された塵埃は、表面の結露水とともに、ドレンパンに流下され、室外へ排出されるため、室内機内に蓄積されることがない。
汚れ検知センサ7は、例えば酸化物半導体式のガスセンサであり、室内機に設置され、空気中の汚れ度合いを検知し、その検知結果を制御手段3に出力する。通信手段8は、室内機に設置され、空気調和機1を操作するリモコン9と相互通信が可能である。通信手段8とリモコン9との間の通信方式は、例えば赤外線による無線通信である。リモコン9を入力操作し当該リモコン9から室内機に向けて信号を送信すると、室内機の制御手段3は、通信手段8を介してその信号を受信する。
制御手段3は、通信手段8からの入力信号、汚れ検知センサ7の検知信号、図示しない温度センサからの検知信号と、予め備えた制御プログラムに基づき、空調手段4、室内送風機5、空気清浄化手段6、通信手段8を制御する機能を備えている。制御手段3は、空調手段4および室内送風機5を駆動制御することにより、室内機の空気吐出口から温風または冷風を吹き出して室内の温度を設定温度に制御する空調運転と、空気清浄化手段6である電気集塵機と室内送風機5を駆動制御することにより、室内の空気を清浄化する空気清浄化運転とを行うことができる。空気清浄化運転は、空調運転と並行しての運転と、空調運転とは別に単独での運転も可能となっている。
一方、前記自走式掃除機2は、床面を自動走行して掃除を行うもので、掃除機本体に、制御手段11と、走行手段12と、掃除手段13と、領域検出手段14と、通信手段15などを備えている。制御手段11は、マイクロコンピュータを主体に構成されたもので、自走式掃除機2の運転全般を制御する機能を備えている。走行手段12は、床面を走行するための駆動モータなどを備えている。掃除手段13は、掃除を行うための吸引用モータなどを備えている。領域検出手段14は、例えば走行センサやジャイロセンサなどの位置検出センサから取得した情報に基づき現在の走行領域を検出する。
通信手段15は、自走式掃除機2を操作するリモコン16と相互通信が可能である。通信手段15とリモコン16との間の通信方式は、前記空気調和機1の通信手段8とリモコン9との間の通信方式と同様の、例えば赤外線による無線通信である。リモコン16を入力操作し当該リモコン16から自走式掃除機2に向けて信号を送信すると、自走式掃除機2の制御手段11は、通信手段15を介してその信号を受信する。
そして、本実施形態においては、空気調和機1における通信手段8と、自走式掃除機2における通信手段15との間も相互通信が可能である。これら通信手段8と通信手段15との間の通信方式も、前記空気調和機1の通信手段8とリモコン9との間の通信方式、および自走式掃除機2における通信手段15とリモコン16との間の通信方式と同様に、赤外線による無線通信である。
次に上記構成の作用を説明する。
<空気調和機1が運転停止(待機)状態にある場合>
まず、空気調和機1が運転停止(待機)状態にある場合について、図2を参照して説明する。空気調和機1は、空調運転も空気清浄化運転も行っていないが、外部からの信号を受け付ける待機状態となっていて(ステップB1)、自走式掃除機2からの運転開始信号を待っている(ステップB2)。
自走式掃除機2においては、使用者がリモコン16により、自走式掃除機2による掃除の運転開始時間を設定する(ステップA1)。自走式掃除機2の制御手段11は、リモコン16で設定された運転開始時間になるまで待機する(ステップA2)。そして、制御手段11は、設定された運転開始時間になったら、ステップA2で「YES」にしたがってステップA3へ移行して自走式掃除機2による掃除を開始し、さらにステップA4へ移行して空気調和機1側へ掃除の開始信号を通信手段15により送信する。自走式掃除機2による掃除は、走行手段12を駆動して床面を自動走行しながら、掃除手段13を駆動して床面を掃除する。この自走式掃除機2による掃除に伴い、埃や花粉などの塵挨が室内に舞い上がることになる。
空気調和機1側の制御手段3は、ステップB2において、自走式掃除機2からの運転の開始信号を受信したら、「YES」にしたがってステップB3へ移行し、通信手段8により自走式掃除機2側へ受信確認信号を送信する。
自走式掃除機2側の制御手段11は、ステップA4で空気調和機1側へ掃除の開始信号を送信した後、ステップA5へ移行して空気調和機1側からの受信確認信号を受信したか否かを判断し、受信しない場合には、「NO」にしたがってステップA4へ戻り、空気調和機1側へ掃除の開始信号を再度送信する。これは、空気調和機1側へ掃除の開始信号を送信しても、例えば机や椅子等の障害物で信号が空気調和機1の通信手段8にて受信できず、通信に失敗することがあるためである。この開始信号の送信は、通信が成功するまで行うことになる。自走式掃除機2は自動走行していて、位置が変わるので、一度送信に失敗しても、次には成功しやすくなる。これにより、通信の失敗をカバーすることができる。制御手段11は、空気調和機1側からの受信確認信号を受信したら、ステップA5で「YES」にしたがってステップA6へ移行し、当該自走式掃除機2による掃除が終了したと判断するまで掃除を継続する。
空気調和機1側の制御手段3は、前記ステップB3で受信確認信号を送信したら、ステップB4へ移行して空気清浄化運転モードの運転を開始する。この空気清浄化運転モードは、汚れ検知センサ7により室内の空気の汚れ度合いを検出し、その汚れ度合いが予め設定された設定値以上となった場合に、空気調和機1により空気清浄化運転を行うものである。空気清浄化運転モードでは、まず、ステップB5において、汚れ検知センサ7によるモニタリング運転を行う。このモニタリング運転では、空気調和機1における室内送風機5を低速運転させることで室内空気を動かし、その室内空気の汚れ度合いを汚れ検知センサ7により検出する。そして、制御手段3は、ステップB6において、汚れ検知センサ7により検出した汚れ度と、予め設定された設定値とを比較し、検出した汚れ度が設定値未満の場合にはステップB5へ戻り、検出した汚れ度が設定値以上となったと判断した場合には「YES」にしたがってステップB7へ移行する。
ステップB7においては、空気調和機1による空気清浄化運転を開始する。この空気清浄化運転では、空気清浄化手段6(電気集塵機)を通電(ON)するとともに、室内送風機5を運転する。この空気清浄化運転により、室内空気が循環されながら、その室内空気に含まれた塵挨が除去されて清浄化されるようになる。制御手段3は、空気清浄化運転を行いながら、自走式掃除機2からの掃除終了信号の送信を待つ(ステップB8)。
一方、自走式掃除機2の制御手段11は、ステップA6において当該自走式掃除機2による掃除が終了したと判断したら、「YES」にしたがってステップA7へ移行し空気調和機1側へ掃除終了信号を送信し、この後、ステップA8へ移行して空気調和機1側からの受信確認信号を受信したか否かを判断する。受信確認信号を受信しない場合には、ステップA7へ戻り、空気調和機1側へ掃除終了信号を再度送信する。これは、上記ステップA5の場合と同様の理由である。
空気調和機1側の制御手段3は、前記ステップB8で自走式掃除機2からの掃除終了信号を受信したら、「YES」にしたがってステップB9へ移行し、自走式掃除機2側へ受信確認信号を送信する。
自走式掃除機2側の制御手段11は、空気調和機1側からの受信確認信号を受信したら、ステップA8で「YES」にしたがってステップA9へ移行し、当該自走式掃除機2の運転を停止し、処理を終了する。
空気調和機1側の制御手段3は、前記ステップB9で受信確認信号を送信したら、ステップB10へ移行し、汚れ検知センサ7による汚れ度が設定値未満になるまで空気清浄化運転を継続して行う。そして、制御手段3は、汚れ検知センサ7による汚れ度が設定値未満になったと判断したら、「YES」にしたがってステップB11へ移行し空気清浄化運転を停止し、処理を終了する。
<空気調和機1が空調運転を行っている場合>
次に、空気調和機1が空調運転(冷房運転または暖房運転)を行っている場合について、図3を参照して説明する。なお、この場合、自走式掃除機2側の処理は、基本的に図2の場合と同様であるので、主に空気調和機1側の処理について説明する。空気調和機1は、空調運転(冷房運転または暖房運転)を行いながら(ステップB21)、自走式掃除機2からの運転開始信号を待っている(ステップB2)。空調運転では、空調手段4および室内送風機5を制御することで冷房運転または暖房運転を行う。
自走式掃除機2の制御手段11は、前述したように、掃除を開始すると空気調和機1側へ掃除開始信号を送信する(ステップA4)。空気調和機1の制御手段3は、自走式掃除機2から掃除の開始信号を受信すると、ステップB2の「YES」にしたがってステップB3へ移行して自走式掃除機2側へ受信確認信号を送信する。
そして、空気調和機1の制御手段3は、ステップB22へ移行し、現在、空気清浄化運転モードがONとなっているか否かを判断する。制御手段3は、空気清浄化運転モードがONとなっていると判断した場合には、「YES」にしたがってステップB23へ移行し、空調運転(冷房/暖房)を継続するとともに、空気清浄化運転も継続する。具体的には、空調手段4(冷凍サイクル)の運転、汚れ検知センサ7のモニタリングに基づく空気清浄化運転、室内送風機5の運転を継続する。制御手段3は、この後、次にステップB24へ移行する。
また、制御手段3は、ステップB22において、空気清浄化運転モードがONとなっていないと判断した場合には、「NO」にしたがってステップB25へ移行し、空調運転(冷房/暖房)を継続するとともに、空気清浄化運転を開始する。具体的には、空調手段4(冷凍サイクル)の運転、室内送風機5の運転を継続し、汚れ検知センサ7のモニタリングに基づく空気清浄化運転モードを開始する。制御手段3は、この後、次にステップB24へする。
制御手段3は、ステップB24においては、汚れ検知センサ7により検出した汚れ度と、予め設定された設定値とを比較し、検出した汚れ度が設定値未満の場合にはそのまま待機し、検出した汚れ度が設定値以上となったと判断した場合には「YES」にしたがってステップB26へ移行する。ステップB26においては、空気清浄化手段6に通電して空気清浄化運転を行う。これにより、室内空気に含まれた塵挨が除去されて室内空気が清浄化されるようになる。そして、制御手段3は、前述のステップB8と同様に、空気清浄化運転を行いながら、自走式掃除機2からの掃除終了信号の送信を待つ。
そして、制御手段3は、自走式掃除機2からの掃除終了信号を受信したら、「YES」にしたがってステップB9へ移行し、自走式掃除機2側へ受信確認信号を送信する。この後、ステップB10へ移行し、汚れ検知センサ7による汚れ度が設定値未満になるまで空気清浄化運転を継続して行い、汚れ検知センサ7による汚れ度が設定値未満になったと判断したら、「YES」にしたがってステップB11へ移行し空気清浄化運転を停止する。この後、制御手段3は、ステップB27へ移行し当初の空調運転モードに戻し、処理を終了する。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
自走式掃除機2は、掃除運転開始時に空気調和機1側へ開始信号を送信し、空気調和機1は、自走式掃除機2からの前記開始信号を受信することに応じて、汚れ検知センサ7の検知結果に基づく空気清浄化運転を実行するモードを備えている。これによれば、自走式掃除機2が掃除の運転を開始することに伴い、埃や花粉などの塵埃が舞い上がって室内の空気が汚れたとしても、空気調和機1により室内の空気を自動的に清浄化することができ、使用者に快適な住環境を提供することが可能となる。また、室内の汚れ検知のために、空気調和機1を常に運転状態としておく必要がなく、埃などが舞い上がり易い自走式掃除機2の運転を開始した際に、空気調和機1の汚れ検知センサ7による検知を開始することで、空気調和機1の運転電力を抑制することができる。
空気調和機1における空気清浄化手段6は電気集塵式であり、その空気清浄化手段6を用いた空気清浄化運転は、空調運転と並行しての運転と、空調運転とは別に単独での運転が可能な構成である。この構成によれば、空気調和機1が空調運転をしていても、していなくても、空気清浄化運転を必要な時間だけ行うことができ、空気調和機1の運転電力を抑制することが可能となる。
自走式掃除機2と空気調和機1との間の通信方式は、空気調和機1と当該空気調和機1を操作するためのリモコン9との間の通信方式と同じ方式である。空気調和機1とリモコン9との間の通信方式は、赤外線による無線通信が一般的であり、自走式掃除機2と空気調和機1との間の通信方式もそれと同じ赤外線による無線通信とした場合には、空気調和機1および自走式掃除機2に新たな通信手段や通信制御を追加せずに対応することが可能となり、コストの上昇を抑えることが可能となる。
自走式掃除機2は、掃除運転開始時に空気調和機1側へ開始信号を送信した際にその送信を失敗した場合、移動して位置を変えて再度開始信号を送信する(図2および図3のステップA4、A5参照)。これにより、自走式掃除機2から空気調和機1側への通信が失敗したままとなることを防止できる。
この場合、自走式掃除機2が、開始信号の送信を成功した位置を記憶手段に記憶させておくことが好ましい。このような構成とした場合には、自走式掃除機2が掃除を終了して終了信号を空気調和機1側へ送信する際に、記憶手段にて記憶した、前記送信を成功した位置まで移動して終了信号を送信するようにすることで、通信の失敗を極力なくすことが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態について図4を参照して説明する。空気調和機1と自走式掃除機2のうちどちらか一方、この場合、空気調和機1に外部通信手段20を備えている。空気調和機1の制御手段3は、その外部通信手段20を介して、外部機器としての携帯端末21と無線通信が可能な構成となっている。携帯端末21としては、例えば携帯電話やスマートホン、あるいはタブレットPCなどを挙げることができる。空気調和機1の制御手段3は、通信手段8,15を介して自走式掃除機2との間で相互通信が可能であるとともに、空気調和機1および自走式掃除機2の運転状態を記憶する機能を備えている。そして、携帯端末21から空気調和機1に通信することで、空気調和機1および自走式掃除機2のそれぞれの運転状態を確認することが可能となっている。
これによれば、外出先からでも携帯端末21を利用して空気調和機1と通信することで、空気調和機1と自走式掃除機2の両方の運転状態を確認することが可能となる。
なお、外部通信手段20を空気調和機1と自走式掃除機2の双方に設けて、携帯端末21から空気調和機1と自走式掃除機2の双方に通信可能とすることもできる。
(その他の実施形態)
空気調和機1の通信手段8と自走式掃除機2の通信手段15との間の通信方式は、赤外線による無線通信に代えて、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の無線通信とすることができる。このような構成とした場合には、障害物があっても通信の失敗が少なくでき、一層安定した通信を確保することが可能となる。
また、空気調和機1と自走式掃除機2との間の通信は、リモコン9、リモコン16を介して行う構成とすることもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、自走式掃除機が掃除の運転を開始することに伴い、埃や花粉などの塵埃が舞い上がって室内の空気が汚れたとしても、空気調和機により室内の空気を自動的に清浄化することができ、使用者に快適な住環境を提供することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は空気調和機、2は自走式掃除機、3は制御手段、4は空調手段、5は室内送風機、6は空気清浄化手段(電気集塵機)、7は汚れ検知センサ、8は通信手段、9はリモコン、11は制御手段、12は走行手段、13は掃除手段、15は通信手段、16はリモコン、20は外部通信手段、21は携帯端末(外部機器)を示す。

Claims (7)

  1. 空調手段、空気清浄化手段、および空気の汚れを検知する汚れ検知センサを有し、前記空調手段を用いる空調運転と、前記空気清浄化手段を用いる空気清浄化運転を行う空気調和機と、
    床面を自動走行して掃除を行う自走式掃除機と、を備え、
    前記自走式掃除機は、掃除運転開始時に前記空気調和機側へ開始信号を送信し、
    前記空気調和機は、前記自走式掃除機からの前記開始信号を受信することに応じて、前記汚れ検知センサの検知結果に基づく前記空気清浄化運転を実行するモードを備えていることを特徴とする空気調和機と自走式掃除機の連携システム。
  2. 前記空気清浄化手段は電気集塵式であり、
    前記空気清浄化手段を用いた空気清浄化運転は、前記空調運転と並行しての運転と、前記空調運転とは別に単独での運転が可能な構成であることを特徴とする請求項1記載の空気調和機と自走式掃除機の連携システム。
  3. 前記自走式掃除機と前記空気調和機との間の通信方式は、前記空気調和機と当該空気調和機を操作するためのリモコンとの間の通信方式と同じ方式であることを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機と自走式掃除機の連携システム。
  4. 前記自走式掃除機は、掃除運転開始時に前記空気調和機側へ開始信号を送信した際にその送信を失敗した場合、移動して位置を変えて再度開始信号を送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の空気調和機と自走式掃除機の連携システム。
  5. 前記自走式掃除機は、前記開始信号の送信を成功した位置を記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする請求項4記載の空気調和機と自走式掃除機の連携システム。
  6. 前記自走式掃除機と前記空気調和機との間の通信方式は、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の無線通信であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の空気調和機と自走式掃除機の連携システム。
  7. 前記空気調和機および自走式掃除機のうちどちらか一方が外部機器と通信可能な通信機能を有していて、前記空気調和機および自走式掃除機のそれぞれの運転状態を前記外部機器に知らせることが可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の空気調和機と自走式掃除機の連携システム。
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