JPWO2016051570A1 - 空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

空気清浄能力を十分に発揮しつつ、空気のサーキュレートを効率よく行うことが可能な空気清浄機を提供する。空気清浄機1は、ケーシング2、吸込口4、吹出口5、送風装置6、清浄化装置8、可動ルーバ9、水平回転機構15、センサ部21、制御装置23等を備える。制御装置23は、センサ部21の赤外線センサ40により床面と天井の温度差を検出する。そして、床面と天井の温度差が予め設定された基準値よりも大きい場合には、温度差が基準値よりも小さい場合と比較して、斜め上方に吹出す吹出し空気の風量を増加させる。これにより、天井付近の空気を攪拌し、天井と床面との間で空気を効率よく循環させることができる。

Description

本発明は、吸込んだ空気を清浄化して吹出す機能を備えた空気清浄機に関する。
従来技術として、例えば特許文献1には、天井と床面の温度差を検出して室内の温度むらを低減する機能を備えた空気清浄機が開示されている。従来技術の空気清浄機は、天井の温度を検出する第1の温度センサと、床面付近の温度を検出する第2の温度センサとを備えている。そして、従来技術では、各温度センサの出力値の差分を計算することにより、天井と床面の温度差を算出し、当該温度差に応じて送風を開始する。
尚、出願人は、本発明に関連するものとして、上記の文献を含めて、以下に記載する文献を認識している。
日本特開2001−56147号公報 日本特開2001−41518号公報
しかしながら、上述した従来技術の空気清浄機は、サーキュレート時の風向を制御するものではなく、単に上部に向けて送風する動作のみを実行する。この結果、天井付近においては、空気が無秩序に拡散されるので、天井付近に存在する煙等の汚れが空気と一緒に広い範囲に拡散し易くなる。このため、従来技術では、天井付近で生じる汚れの拡散により室内全体の空気清浄速度が遅くなり、ユーザに不快感を与えるという問題がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、空気清浄能力を十分に発揮しつつ、空気のサーキュレートを効率よく行うことができ、ユーザの快適性を向上させることが可能な空気清浄機を提供することを目的としている。
この発明に係る空気清浄機は、空気の吸込口と空気を斜め上方に吹出す吹出口とを有するケーシングと、吸込口からケーシングの内部に空気を吸込み、当該空気を吹出口から吹出す送風手段と、ケーシングの内部を流れる空気を清浄化する清浄化手段と、室内の床面と天井の温度差を検出する温度差検出手段と、吹出口から吹出す吹出し空気の風量を送風手段により制御する制御手段と、を備え、制御手段は、温度差検出手段により検出した温度差が予め設定された基準値よりも大きい場合に、当該温度差が基準値よりも小さい場合と比較して、吹出し空気の風量を増加させる送風制御を実行する構成としている。
この発明によれば、床面と天井の温度差が基準値よりも大きい場合には、上方に吹出す吹出し空気の風量を増加させることができる。これにより、空気清浄動作を実行しながら、天井付近の空気を攪拌し、天井と床面との間で空気を積極的に循環させることができる。従って、空気清浄能力を十分に発揮しつつ、空気のサーキュレートを効率よく行うことができ、ユーザの快適性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1による空気清浄機を示す斜視図である。 図1中の空気清浄機を示す縦断面図である。 可動ルーバ及び整流機構の作動状態(a),(b)を示す図1中の要部拡大図である。 本発明の実施の形態1による空気清浄機の制御系統を示す構成図である。 赤外線センサの構造を模式的に示す断面図である。 赤外線センサを構成する受光素子の配置及び各受光素子の検出範囲を示す斜視図である。 センサ駆動部による赤外線センサの回転状態(a),(b),(c)を示す説明図である。 本発明の実施の形態1において、制御装置により実行される風向制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1において、制御装置により実行される風量制御の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書で使用する各図においては、共通する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略するものとする。また、本発明は以下の実施の形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態1による空気清浄機を示す斜視図である。また、図2は、図1中の空気清浄機を示す縦断面図である。これらの図に示すように、本実施の形態の空気清浄機1は、床面設置型の空気清浄機として構成されている。空気清浄機1は、ケーシング2、台座3、吸込口4、吹出口5、送風装置6、風路7(7A,7B)、清浄化装置8、可動ルーバ9、ルーバ駆動部10、開口可変機構11、開口駆動部12、整流機構13、整流駆動部14(図4参照)、水平回転機構15等を備えている。
ケーシング2は、例えば略四角形の角筒状に形成され、部屋の床面に設置される台座3により水平方向に回転可能な状態で支持されている。ケーシング2の内部空間のうち、吸込口4から吹出口5に至る空間には、図2に示すように、清浄化装置8、送風装置6及び風路7A,7Bが上流から下流に向けて順に配置されている。なお、以下の説明では、ケーシング2の側面部のうち、主として室内の空間に面して配置される部分を正面部と表記し、正面部と対向する部分を背面部と表記する。また、ケーシング2の正面部が面した方向を前方と表記し、前方からみたケーシング2の左右両側に対応する方向を左右方向と表記し、更に、場合によっては鉛直方向を上下方向と表記する。空気清浄機1は、例えば部屋の何れかの壁に近い位置で床面上に設置され、ケーシング2の背面部を当該壁面に向けると共にケーシング2の正面部を室内の空間に向けた状態で使用される。
吸込口4は、室内の空気をケーシング2の内部に吸込むための開口部であり、例えばケーシング2の正面部に設けられている。吹出口5は、ケーシング2の内部に吸込まれた空気を外部に吹出すための開口部であり、例えばケーシング2の上面部に開口した2個の吹出口5A,5Bにより構成されている。吹出口5A,5Bは、ケーシング2の左右方向に沿って互いに並行に延びている。なお、以下の説明では、吹出口5A,5Bを特に区別しないときに、これらを単に「吹出口5」と表記する場合がある。また、吹出口5から吹出す空気を「吹出し空気」と表記する場合がある。
図2において、風向ベクトル50は、吹出し空気の風速が最大となる位置での風向ベクトルを表している。風向ベクトル50は、鉛直方向ベクトル50Aと、前後方向ベクトル50Bと、図示しない左右方向ベクトル50Cとを合成したものである。吹出口5は、可動ルーバ9の作用により空気を斜め上方に吹出す機能を有している。なお、図2では、吹出口5A、5Bの吹出し空気が合成されているので、風向ベクトル50を1箇所で例示しているが、風向ベクトル50は、吹出口5A、5Bのそれぞれに存在する。また、本発明では、吸込口4を、ケーシング2の背面部、側面部、下面部等に配置してもよいし、吹出口5を、ケーシング2の正面部、側面部等に配置してもよい。さらに、ケーシング2には、1個のみの吹出口5を配置したり、3個以上の吹出口5を配置してもよい。即ち、本発明において、吹出口5の位置及び個数は、実施の形態1に限定されるものではない。
送風装置6は、吸込口4からケーシング2の内部に空気を吸込んで当該空気を吹出口5から吹出すもので、本実施の形態における送風手段の具体例を構成している。送風装置6は、装置の本体部分であるファン6Aと、ファン6Aを回転させる電動式のモータ6Bとを備えている。ファン6Aの回転数は、制御装置23により制御されるもので、当該回転数に応じて吹出し空気の風量が変更される。ケーシング2の内部には、図2に示すように、例えば2個の送風装置6が前後方向に位置をずらした状態で、上下方向に並べて配置されている。
また、ケーシング2の内部には、送風装置6と吹出口5とを接続し、送風装置6から吹出された空気を吹出口5に案内する風路7が設けられている。風路7は、ケーシング2の内部に設けられた隔壁2Aにより、正面側の風路7Aと背面側の風路7Bとに分割されている。2つの風路7A,7Bは、ケーシング2の内部で上下方向に伸長し、例えば水平断面で見ると、前後方向に並列に配置されている。
風路7A,7Bの下部側は、それぞれ異なる送風装置6に接続され、風路7A,7Bの上部側は、それぞれ吹出口5A,5Bに接続されている。即ち、空気清浄機1は、一方の送風装置6から風路7Aを介して吹出口5Aに到達する第1の送風系統と、他方の送風装置6から風路7Bを介して吹出口5Bに到達する第2の送風系統とを備えている。これらの送風系統では、風量、風向及び風速を別々に制御することができる。
このように、実施の形態1では、ケーシング2の内部に隔壁2Aを配置し、2個の風路7A,7Bを前後方向に並列に形成している。また、2個の送風装置6のうち、少なくとも図2中の上側に位置する一方の送風装置6は、ファン6Aの内部にモータ6Bの一部が埋込まれたモータ内蔵型の送風装置により構成されている。これにより、ケーシング2の内部に2つの送風系統を効率よく形成しながら、空気清浄機1の設置面積を小型化することができ、小型で高性能な空気清浄機1を実現することができる。
清浄化装置8は、ケーシング2の内部を通過する空気を清浄化するもので、本実施の形態における清浄化手段の具体例を構成している。清浄化装置8は、例えば吸込口4と送風装置6との間に設けられている。ここで、「清浄化」とは、例えば空気中に浮遊する塵埃、煙、花粉、ウイルス、カビ、菌、アレルゲン、臭気分子等からなる汚染物質を除去することを意味している。より具体的に述べると、「清浄化」とは、上記の各種汚染物質を捕集したり、不活性化したり、吸着及び分解する動作を意味している。清浄化装置8は、集塵フィルタ、脱臭フィルタ、電圧印加デバイス等により構成されるか、またはこれらの組み合わせにより構成されている。集塵フィルタは、空気中の塵埃等を捕集するもので、脱臭フィルタは、臭気成分を吸着するものである。また、電圧印加デバイスは、電極に高電圧を印加することで汚染物質を除去及び分解するものである。なお、空気の流れ方向において、清浄化装置8の上流側には、後述の汚れ検出装置20が設けられている。
図3は、可動ルーバ及び整流機構の作動状態(a),(b)を示す図1中の要部拡大図である。可動ルーバ9は、図2及び図3に示すように、吹出し空気の風向を上下方向に揺動させるもので、ケーシング2の吹出口5A,5Bに1個ずつ設けられている。詳しく述べると、可動ルーバ9は、例えばケーシング2の左右方向に延在する細長い平板等により形成されている。そして、可動ルーバ9の基端側は、吹出口5A,5Bにそれぞれ設けられたルーバ駆動部10を介して個々の吹出口5A,5Bに取付けられている。また、可動ルーバ9の先端側は、ルーバ駆動部10により上下方向に駆動可能となっている。また、2個の可動ルーバ9は、吹出口5A,5Bから吹出す空気の風向をそれぞれ個別に変更可能に構成されている。なお、本実施の形態では、2個の可動ルーバ9を備える場合を例示した。しかし、本発明は、吹出口5の個数に応じて1個のみまたは3個以上の可動ルーバ9を備える構成としてもよい。
可動ルーバ9は、基端側(ルーバ駆動部10の支軸)を定点とし、当該定点を中心とした円上で上下方向に回転する。これにより、吹出し空気の風向は、可動ルーバ9の回転角に応じて前方と上方との間で上下方向にスイングされる。風向の仰角は、可動ルーバ9の仰角とほぼ等しい角度に変更される。なお、本明細書において、「仰角」とは、床面と平行な水平方向を基準として、上方に傾斜した角度を意味している。即ち、仰角=0°は水平方向を表し、仰角=90°は鉛直方向の真上を表している。また、風向の「回転角」とは、水平回転機構15等により左右方向に回転させた風向の角度を表している。
ルーバ駆動部10は、可動ルーバ9を駆動可能に支持する支軸と、この支軸を回転させるアクチュエータ(図示せず)とを備えている。可動ルーバ9及びルーバ駆動部10は、吹出し空気の風向を上下方向に変更する風向可変手段の具体例を構成している。開口可変機構11は、図2に示すように、例えば片方の可動ルーバ9と前後方向で対向する位置に設けられ、当該可動ルーバ9と協働して吹出口5Aの開口面積を変更するものである。なお、図1及び図3では、後述の整流機構13を明示するために、開口可変機構11の図示を省略している。また、図2では、一方の吹出口5Aのみに開口可変機構11を配置する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、他方の吹出口5Bのみ、または両方の吹出口5A,5Bに開口可変機構11を配置する構成としてもよい。
開口可変機構11は、例えばケーシング2の左右方向に延在する細長い平板等により形成されている。開口可変機構11の基端部は、ルーバ駆動部10とほぼ同様の構成を有する開口駆動部12を介して吹出口5Aに取付けられている。開口可変機構11の先端部は、開口駆動部12により前後方向に駆動され、可動ルーバ9に対して近接及び離間するように変位する。これにより、開口可変機構11は、吹出口5Aの開口面積を増減させ、当該開口面積に応じて吹出し空気の風速を変更することができる。即ち、開口可変機構11及び開口駆動部12は、吹出し空気の風速を変更可能な送風変更手段の具体例を構成している。なお、開口可変機構11は、吹出口5ではなく、風路7A,7Bの一方または両方に配置し、風路7の開口面積(つまり、流路面積)を変更する機構としてもよい。
整流機構13は、可動ルーバ9により設定された風向の仰角を保持した状態で、当該風向を左右方向に調整するものである。整流機構13は、図2及び図3に示すように、例えば略三角形状(または、扇形状)のフィンにより形成されている。また、整流機構13は、各可動ルーバ9の受風面側から突出し、左右方向に間隔をもって複数個配置されている。そして、個々の整流機構13は、図3(a),(b)に示すように、左右方向に回転し、当該回転角に応じて吹出し空気の風向を左右方向に変化させる。
また、整流機構13は、例えば可動ルーバ9に設けられた整流駆動部14(図4にのみ図示)により駆動される。即ち、整流機構13及び整流駆動部14は、吹出し空気の風向を左右方向に変更可能な風向可変機構の具体例を構成している。なお、本発明では、必ずしも整流機構13を設ける必要はない。また、整流機構13は、例えば可動ルーバ9の左右両端側にのみ1個ずつ配置する構成としてもよい。
水平回転機構15は、図1及び図2に示すように、ケーシング2と台座3との間に設けられ、ケーシング2を台座3上で少なくとも左右方向に回転させるものである。吹出口5の向きは、ケーシング2と共に水平方向に変化するので、水平回転機構15は、吹出し空気の風向を水平方向において回転させる風向回転手段の具体例を構成している。これと同様に、吸込口4の向きは、ケーシング2と共に水平方向に変化するので、水平回転機構15は、吸込口4を水平方向に回転させる吸込口水平回転機構の具体例を構成している。
なお、本実施の形態1では、前述のように、2つの送風装置6を上下方向に並べる構成としている。この構成によれば、単一の送風装置6により同じ風量を発生させる空気清浄機と比較して、空気清浄機1を縦長のタワー型に形成し易くなる。これにより、空気清浄機1の横断面形状を正方形または円形に成形し、その設置面積を小型化することができる。特に、正方形及び円形の横断面形状は、水平方向に回転動作するときに必要な設置面積を小型化することができ、水平回転機構15を用いる上で最適な形状となっている。これにより、空気清浄機1は、水平回転機構15を備えていても、家具等の間に容易に設置することができる。また、部屋の状況等に応じて空気清浄機1の設置場所を容易に変更することができ、汎用性を向上させることができる。
(制御系統)
次に、図4等を参照して、空気清浄機1の制御系統について説明する。図4は、本発明の実施の形態1による空気清浄機の制御系統を示す構成図である。空気清浄機1は、汚れ検出装置20、センサ部21及び赤外線センサ40を含むセンサ系統と、空気清浄機1を操作するための操作部22と、空気清浄機1の運転状態を制御する制御手段としての制御装置23とを備えている。
汚れ検出装置20は、ケーシング2の内部に吸込まれた汚染物質の量を検出するもので、本実施の形態における汚れ検出手段の具体例を構成している。汚れ検出装置20は、例えば埃センサ、ガスセンサ、風速センサ等により構成されるか、または、これらのセンサを組合わせた複合型センサにより構成されている。汚れ検出装置20によれば、空気清浄機1により特定の方向に空気を吹出し、この方向から還流してくる空気中の汚染物質の量を検出することにより、特定の方向における空気の汚れ度合を検出することができる。
また、汚れ検出装置20は、本実施の形態において、汚れ度合の指標となる情報を検出する汚れ度合情報検出手段の具体例を構成している。即ち、本発明の汚れ検出手段は、実施の形態1で例示した汚れ検出装置20に限定されるものではなく、空気の質を検出または推測可能な各種の状態量を把握するものであればよい。検出方法によっては、汚れ検出手段の位置もケーシング2の内部に限定されるものではない。即ち、本発明では、状況に応じてケーシング2の外部に汚れ検出手段を設置してもよい。
また、汚れ検出手段は、空気清浄機1の本体と別体に形成し、前記本体と離れた位置から通信手段により検出データを送信する構成としてもよい。特に、本発明では、ケーシング2に対して着脱可能な小型ユニットに汚れ検出手段を搭載してもよい。この場合には、小型ユニットをケーシング2から取外して、ユーザが気になる場所等に配置することができる。これにより、空気清浄機1から離れた場所の汚れ状態を速やかに検出し、検出結果に応じて適切な空気清浄動作を実行することができる。従って、例えば人に汚れた空気を吸わせることなく、室内を速やかに浄化することが可能となる。
センサ部21は、図1に示すように、例えばケーシング2の正面上部側に設けられ、後述の赤外線センサ40及びセンサ駆動部44(図4参照)を備えている。センサ部21は、室内に存在する人の位置を検出する機能を備え、本実施の形態における人検出手段の具体例を構成している。また、センサ部21は、室内の床面及び天井の温度を検出する機能を備え、床面と天井との温度差を検出する温度差検出手段の具体例を構成している。
一方、操作部22は、空気清浄機1のユーザが各種の設定及び運転の切換を行うときに操作するもので、空気清浄機1を起動及び停止するための電源スイッチと、空気清浄機1の運転状態等を表示する表示部とを備えている。また、操作部22は、制御装置23に対して双方向の通信が可能な状態で接続されている。
制御装置23は、空気清浄機1の運転状態を制御するもので、図示しない演算処理装置、入出力ポート及び記憶回路等を備えている。制御装置23の入力側には、図4に示すように、汚れ検出装置20、センサ部21及び赤外線センサ40を含むセンサ系統が接続されている。制御装置23の出力側には、送風装置6、清浄化装置8、ルーバ駆動部10、開口駆動部12、整流駆動部14、水平回転機構15、センサ駆動部44等を含むアクチュエータが接続されている。そして、制御装置23は、センサ系統の出力に基いてアクチュエータを制御することにより、空気清浄機1を作動させる。
(センサ部の構成)
次に、図5から図7を参照して、センサ部21の構成について説明する。図5は、赤外線センサの構造を模式的に示す断面図である。図6は、赤外線センサを構成する受光素子の配置及び各受光素子の検出範囲を示す斜視図である。図7は、センサ駆動部による赤外線センサの回転状態(a),(b),(c)を示す説明図である。これらの図に示すように、センサ部21は、赤外線センサ40とセンサ駆動部44とを備えている。赤外線センサ40は、検出対象物から発生する赤外線を検出するもので、温度検出センサとしての機能を備え、赤外線を利用して室内のサーモグラフを検出する。
赤外線センサ40は、図5に示すように、複数の受光素子41a〜41hにより構成された多素子受光ユニット41と、集光レンズ42とを備えている。なお、図5では、多素子受光ユニット41を8個の受光素子41a〜41hにより構成する場合を例示した。しかし、本発明において、受光素子の個数は8個に限定されるものではなく、多素子受光ユニット41は、7個以下または9個以上となる任意の個数の受光素子により構成してもよい。
各受光素子41a〜41hは、赤外線の受光及び人の検出をそれぞれ個別に実行可能な検出素子であり、例えば上下方向に直線状に並べて配置されている。これにより、赤外線センサ40は、室内の温度を互いに高さが異なる8個のエリアに区分して検出する機能を備えている。集光レンズ42は、多素子受光ユニット41に対して赤外線を効率よく集光するもので、例えば凸レンズにより構成されている。集光レンズ42は、Z方向(上下方向)において、多素子受光ユニット41の上部に配置してもよい。赤外線センサ40は、個々の受光素子41a〜41hにより検出対象物の温度を検出し、例えば室内の熱画像データに対応する信号を出力する。
また、各受光素子41a〜41hは、図6に示すような配光視野角43a〜43hをそれぞれ有している。配光視野角43a〜43hは、個々の受光素子41a〜41hの検出範囲に相当するものである。配光視野角43a〜43hは、例えば互いに大きさが等しい四角形状のエリアとして設定されている。また、1個の受光素子41a(41b〜41hでもよい)の配光視野角43a(43b〜43h)は、例えば上下方向における縦配光視野角が7°に設定され、左右方向の横配光視野角が8°に設定されている。
配光視野角43a〜43hを合わせた全体の配光視野角43は、上下方向に細長いエリアとして設定され、配光視野角43の上限である視野角上限43maxと、配光視野角43の下限である視野角下限43minとを有している。なお、本発明では、配光視野角43a〜43hを必ずしも同じ形状、同じ大きさにする必要はなく、縦配光視野角及び横配光視野角の具体的な値についても、上記例示に限定されるものではない。
センサ駆動部44は、センサ水平回転機構としての機能を備え、赤外線センサ40の向きをケーシング2に対して水平方向(つまり、左右方向の両側)に回転駆動するものである。センサ駆動部44には、例えば赤外線センサ40の回転角を正確に調整可能なステッピングモータが用いられている。そして、センサ駆動部44は、制御装置23により水平回転機構15とは別個に制御され、図7に示すように、赤外線センサ40を回転させる。なお、図7中の(a)は、赤外線センサ40を右端部に回転させた状態を示し、(b)は、赤外線センサ40を中央部に保持した状態を示し、(c)は、赤外線センサ40を左端部に回転させた状態を示している。
制御装置23は、上述したように、センサ駆動部44を介して赤外線センサ40の向きを左右方向に回転させる動作を繰返す。具体的に述べると、赤外線センサ40の向きは、図7中の(a)〜(c)に示すように、右端部から中央部を経由して左端部まで到達し、左端部から中央部を経由して右端部まで戻る回転動作を繰返す。これにより、センサ部21は、室内の温度検出対象範囲を左右方向に走査し、各部の温度を順次検出する。
(空気清浄機の制御)
次に、空気清浄機1の基本的な動作について説明する。空気清浄機1の作動時には、まず、制御装置23により送風装置6及び清浄化装置8が駆動される。これにより、ケーシング2の吸込口4から内部に空気が吸込まれ、この空気は、清浄化装置8により清浄化される。そして、清浄化された空気は、各送風装置6及び風路7A,7Bを経由して吹出口5A,5Bに到達し、吹出口5A,5Bから外部に送風される。このようにして吹出された空気は、室内を循環した後に、空気中の汚染物質と共に吸込口4に吸込まれる。この循環動作が繰返されることにより、室内の空気が清浄化される。
このとき、本実施の形態による空気清浄機1の制御装置23は、温度差・人検出制御、風向制御及び風量制御を実行する。温度差・人検出制御では、センサ部21を用いて床面と天井の温度差を検出すると共に、室内にいる人の方向及び当該人の高さを検出する。風向制御では、可動ルーバ9、開口可変機構11、整流機構13、水平回転機構15等を駆動することにより、床面と天井の温度差に基いて吹出し空気の風向を制御する。また、風向制御では、検出された人の頭上のエリアに吹出し空気が送風されるように、風向を制御してもよい。一方、風量制御では、送風装置6の回転数を変更することにより、床面と天井の温度差に基いて吹出し空気の風量を制御する。以下、これらの制御について順に説明する。なお、風向制御、風量制御及び後述の風向回転制御は、本実施の形態における送風制御の具体例を表している。
(温度差・人検出制御)
この制御において、制御装置23は、センサ部21を用いて室内の壁及び床の熱画像データを取得し、当該熱画像データに基いて室内に在室する人を検出する。より詳しく述べると、まず、制御装置23は、センサ駆動部44により赤外線センサ40の向きを予め定められた可動角度(ここでは、例えば1.6°とする)だけ左右方向に回転させる。次に、赤外線センサ40を予め定められた待機時間(例えば、0.1〜0.2秒)停止させる。この待機時間中には、赤外線センサ40の8個の受光素子41a〜41hにより熱画像データがそれぞれ検出される。検出された熱画像データは、制御装置23に読込まれる。
そして、制御装置23は、赤外線センサ40の向きを前記可動角度ずつ左右方向に回転させながら、個々の回転角において、赤外線センサ40を前記待機時間だけ停止させ、受光素子41a〜41hにより検出された熱画像データを読込む処理を繰返す。この処理は、例えば可動角度1.6°毎に94箇所において行われる。この場合、赤外線センサ40を左右方向に回転駆動させる角度範囲、即ち、赤外線センサ40の左右方向の可動範囲は、約150.4°となる。
また、制御装置23は、赤外線センサ40により取得された床面及び天井の熱画像データに基いて、床面と天井の温度差を検出する。この検出処理では、まず、熱画像データを用いて、床面と推定される箇所の平均温度と、天井と推定される箇所の平均温度とをそれぞれ算出する。そして、これらの平均温度の差分を算出することにより、床面と天井の温度差を算出する。
上記温度差・人検出制御によれば、赤外線センサ40の左右方向の可動範囲において、例えば熱画像データを一定の時間毎に比較することにより、室内に現れた人の方向及び高さを検出することができる。また、本実施の形態のセンサ部21によれば、赤外線センサ40の8個の受光素子41a〜41hにより、各配光視野角43a〜43hのエリアの熱画像データをそれぞれ取得することができる。この結果、何れの配光視野角のエリアで人が検出されたかに応じて、人体の高さを高精度に検出することができる。さらに、制御装置23は、センサ駆動部44と水平回転機構15とをそれぞれ個別制御する。これにより、後述の風向制御に影響を与えることなく、赤外線センサ40の向きを左右方向に回転させることができる。
なお、本発明において、センサ部21は、必ずしも赤外線センサ40により構成する必要はない。即ち、温度差検出手段は、天井と床面の温度差を検出可能なセンサであれば、汚れセンサ、動体センサ、距離センサ、湿度センサ、又は照度センサ等により構成してもよいし、これらのセンサと赤外線センサ40とを組合わせることにより構成してもよい。
ここで、汚れセンサ(埃センサ)は、半導体素子、光学素子等により構成され、空気中の塵埃、煙、花粉等の濃度を検出する。距離センサは、例えば超音波センサ、光センサ、画像認識センサ等の非接触式センサにより構成され、音波または電磁波を利用して、空気清浄機1と検出対象物との距離を検出する。検出対象物には、室内における壁、天井、家具、人、動物等が含まれる。照度センサは、照度の変化に基づいて、室内における人及び動物の有無、動き等を検出する。また、湿度センサの出力は、上記各センサの感度を湿度に応じて補正するときに用いられる。なお、上記各センサの組合せは一例に過ぎず、本発明は、上記各センサの組合せによる人検出手段に限定されるものではない。
(風向制御及びその効果)
次に、制御装置23により実行される風向制御と、その効果について説明する。制御装置23は、前記温度差・人検出制御により検出した床面と天井の温度差が予め設定された基準値よりも大きいか否かを判定する。そして、前記温度差が基準値よりも大きいと判定した場合には、風向制御を実行する。風向制御では、床面と天井の温度差が前記基準値よりも小さい場合と比較して、吹出し空気の風向を上方(好ましくは、斜め上方)に変更する。
ここで、基準値は、誤判定を回避するための閾値である。前述した温度差・人検出制御において、床面及び天井の平均温度を検出するときには、それぞれの検出値において、±1℃程度の誤差(ばらつき)等が生じ得る。この誤差は、温度差の算出値に反映される。このため、基準値は、例えば2℃程度に設定するのが好ましい。
また、風向制御により実現される風向の仰角は、0°及び90°を除く任意の角度(90>仰角>0)に設定してよいが、例えば45°程度に設定するのが好ましい。即ち、風向ベクトル50の角度は、壁や床面ではなく、天井に当たるように設定するのが好ましい。吹出し空気が天井に当たることにより、天井付近の空気を効率よく攪拌し、大きな攪拌効果を得ることができる。また、風向ベクトル50は、水平方向の成分(前後方向ベクトル50Bと左右方向ベクトル50Cの少なくとも一方)を有しているのが好ましい。これにより、吹出し空気が天井に当たった後に流れる方向を限定することができ、吹出し空気の不要な拡散を抑制することができる。
風向の仰角として45°が好ましいのは、風向の鉛直方向ベクトル50Aと他の風向ベクトル50B,50Cとのバランスが良いからである。但し、部屋のサイズによっては、吹出し空気が天井に到達しない場合があり得るので、必ずしも45°に限定されるものではない。より具体的に述べると、本発明の風向制御では、例えば部屋の間取りを検出したり、間取りのデータを入力可能な手段を設けることにより、部屋の形状、サイズ等に応じて風向の仰角及び回転角を変更する構成としてもよい。また、本発明では、風向制御により風向ベクトル50を斜め上方に向けることが重要であり、必ずしも風向を調整する必要はない。従って、空気清浄機1は、空気を斜め上方に吹出す構造を備えていることが重要である。
図8は、本発明の実施の形態1において、制御装置により実行される風向制御の一例を示すフローチャートである。この図に示すルーチンは、空気清浄機1の作動中に繰返し実行されるものとする。図8に示すルーチンでは、まず、ステップS100において、センサ部21の検出結果を読込む。そして、ステップS101では、読込んだデータに基いて、床面と天井の温度差を検出する。次に、ステップS102では、床面と天井の温度差が前記基準値よりも大きいか否かを判定する。この判定が成立した場合には、ステップS103に移行し、吹出し空気の仰角を通常の状態(風向制御の非制御時)よりも増加させる。一方、ステップS102の判定が不成立の場合には、ステップS104に移行し、吹出し空気の仰角を通常の状態に保持する。
上記風向制御によれば、床面と天井の温度差が基準値よりも大きい場合には、風向制御の非実行時と比較して、吹出し空気の風向を上方に変更することができる。これにより、空気清浄動作を実行しながら、天井付近の空気を攪拌し、天井と床面との間で空気を積極的に循環させることができる。従って、空気清浄能力を十分に発揮しつつ、空気のサーキュレートを効率よく行うことができ、ユーザの快適性を向上させることができる。
また、風向の変更後には、例えば床面と天井の温度差、設定された風量、風向の仰角等からなるパラメータに応じて、送風時間を可変に設定してもよい。ここで、赤外線センサ40を用いて検出した温度差は、床面及び天井を構成する物質自体の表面温度の温度差に相当している。この表面温度差は、伝熱抵抗の違いにより床面付近と天井付近の気温差とは異なる挙動を示す。即ち、前記気温差を解消するのに必要な送風時間は、前記表面温度差から求められる送風時間と一致しない。従って、上記風向制御(サーキュレート)による送風時間は、赤外線センサ40の出力ではなく、計算により算出するのが好ましい。
特に、室内と室外の温度差が大きい場合には、サーキュレートを長時間行うと、空気と壁との接触が多くなり、壁を伝わって逃げる熱量が多くなる。また、サーキュレートの時間が無駄に長くなると、空気清浄機のエネルギ消費が増加する。従って、送風時間は、上述したパラメータ等に基いて適切な長さに設定するのが好ましい。なお、一般的な空気清浄機を用いて、平均的なLDKにてサーキュレートを行った場合には、床面と天井の温度差を毎分1℃程度の速度で解消することが期待される。可能であるならば、部屋の広さを検出し、予め用意された温度解消速度の算出式から送風時間を算出するのが好ましい。しかし、この方法が困難である場合には、温度差が毎分1℃程度の速度で解消される状態を基準として、送風時間を設定するのが好ましい。これにより、どのような部屋で使用しても無駄が少ないサーキュレートを行うことができる。
なお、サーキュレートを一旦停止してから再び実行するタイミングは、床面と天井の温度むらが解消されたことを赤外線センサ40により検出可能となるまでの時間(検出可能時間)に基いて設定してもよい。検出可能時間は、実測等により予め設定しておけばよい。これにより、床面と天井の温度むらが解消されているか否かの判定が正確に行えるタイミングが到来してから、当該判定を実行することができる。従って、無駄なサーキュレートが実行されるのを更に抑制することができる。
(風量制御・効果)
次に、制御装置23により実行される風量制御と、その効果について説明する。制御装置23は、前記温度差・人検出制御により検出した床面と天井の温度差が基準値よりも大きいと判定した場合に、風量制御を実行する。風量制御では、前記温度差が前記基準値よりも小さい場合と比較して、吹出し空気の風量を増加させる。即ち、風量制御では、温度むらを解消する必要がある場合に、その必要がない場合と比較して多量の吹出し空気を送風する。このとき、吹出し空気の風向は、斜め上方に設定される。
図9は、本発明の実施の形態1において、制御装置により実行される風量制御の一例を示すフローチャートである。この図に示すルーチンは、空気清浄機1の作動中に繰返し実行されるものとする。図9に示すルーチンでは、まず、ステップS100〜S102において、風向制御と同様の処理を実行する。そして、S102の判定が成立した場合には、ステップS200に移行し、吹出し空気の風量を通常の状態よりも増加させる。一方、ステップS102の判定が不成立の場合には、ステップS201に移行し、吹出し空気の風量を通常の状態に保持する。
上記風量制御によれば、床面と天井の温度差が基準値よりも大きい場合には、風量制御の非実行時と比較して、斜め上方に吹出す吹出し空気の風量を増加させることができる。これにより、空気清浄動作を実行しながら、天井付近の空気を攪拌し、天井と床面との間で空気を積極的に循環させることができる。従って、風向制御と同様の効果を得ることができる。特に、風向制御と風量制御とを組合わせることにより、吹出し空気の仰角を大きくしつつ、多量の吹出し空気を送風することができ、天井付近の空気の攪拌効果を最大限に発揮することができる。従って、風向制御と風量制御の相乗効果により、顕著なサーキュレート効果を得ることができる。
また、RAC等と同時動作する場合には、一時的に温度むらが解消されたとしても、吹出し空気の送風を完全に停止すると、温度むらが再発生し易い。従って、風量制御では、温度むらが解消された後でも、吹出し空気の送風を少量で継続することが好ましい。これにより、風量を減少させて室内全体の温度低下を抑制しつつ、温度むらの再発生を防止することができる。
(風向回転制御)
また、本実施の形態では、上記風向制御及び風量制御と並行して、制御装置23により風向回転制御を実行してもよい。風向回転制御では、水平回転機構15により吹出し空気の風向を左右方向に回転させる。これにより、気流の方向性を維持しつつ、風向ベクトル50を左右方向に動かすことができる。従って、吹出し空気の水平方向において複数の方向に順次吹出すことができ、室内において空気(汚れ)の淀みが形成されるのを抑制することができる。
また、上記風向制御、風量制御及び風向回転制御は、天井と床面の温度差だけでなく、赤外線センサ40による人の検出結果によっても制御状態を変更する構成としてもよい。具体的に述べると、吹出し空気の送風先に人がいた場合には、サーキュレートと同時に、天井付近に滞留していた汚れを人に向けて循環させてしまい、人に不快感を与える虞れがある。この現象を回避するためには、センサ部21により人の有無、位置、高さ等を検出し、当該検出結果に基いて可動ルーバ9及び水平回転機構15を駆動することにより、人がいない方向に送風するのが好ましい。これにより、風向制御、風量制御及び風向回転制御の効果を十分に発揮しながら、更に、人に吹かれ感を与えるのを防止することができ、快適性を向上させることができる。なお、室内で汚染物質が検出されない場合には、必ずしも人を避けて送風する必要はない。
一方、室内に人がいない場合には、温度むらを急速に解消する必要がないので、人がいる場合と比較して、風量を減少させてもよい。これにより、空気清浄機のエネルギ損失を抑制し、運転効率を高めることができる。また、上記風量制御及び風向回転制御では汚れ検出装置20による汚染物質の検出結果に基いて、送風装置6の回転数と水平回転機構15のうち少なくとも一方を制御する構成としてもよい。即ち、この制御では、汚染物質の検出結果に基いて吹出し空気の回転角と風量のうち少なくとも一方を制御する。これにより、上記風量制御及び風向回転制御の効果を十分に発揮しながら、更に、汚染レベルが高い箇所に向けて吹出し空気を送風し、当該箇所の清浄化を優先的に行うことができる。このように、人だけでなく汚れも検出して、両方の検出結果に基いて制御することにより、最適な空気清浄動作を効率よく行うことができる。
また、本実施の形態では、例えばエアコン、ヒータ等のような温度調節機能を備えた各種の空調機器と、空気清浄機1と連動させる構成としてもよい。具体的に述べると、空気清浄機1は、例えば他の空調機器の作動情報を取得し、当該作動情報に応じて風向制御、風量制御及び風向回転制御のうち少なくとも1つの制御の動作を変更する。
一般に、冬季の暖房運転時には、暖かい空気が天井付近に滞留し易く、また、床面が外気温の影響を受けて冷え易い。この結果、床面と天井の温度むらが生じ易くなる。このため、空気清浄機1は、例えば暖房機器が起動されたときに、その作動情報を取得し、直ちに温度むらの監視を開始する。そして、許容限度を超える温度むらが発生した場合、即ち、床面と天井の温度差が前記基準値を超えた場合には、前記送風制御を即座に開始する。これにより、空気を速やかに攪拌して快適性を向上することができる。また、無駄な暖房運転を抑制する効果も得られるので、省エネルギ化を促進することができる。
作動情報の取得方法としては、例えば家庭全体の消費電力量をリアルタイムで測定し、空調機器が繋がっているコンセントの消費電力量の大きさに基いて、空調機器の作動状態(ON/OFF)を推定してもよい。また、空調機器がリモコンにより操作されるエアコン等であるならば、当該リモコンの操作を検出する赤外線センサを空気清浄機1に搭載し、リモコンの操作信号から空調機器の作動状態を推定してもよい。また、空調機器の作動情報を空気清浄機1に無線送信する無線送信手段を用いてもよい。
また、他の空調機器が送風機能を備えている場合には、空気清浄機1から吹出す気流が他の空調機器により乱され、サーキュレートの効果が低下することがある。このため、空気清浄機1は、他の空調機器の位置情報を取得し、当該位置情報に応じて吹出し空気の風向を制御する構成としてもよい。具体的に述べると、他の空調機器から空気が吹出されると、吹出し位置の温度が変化する。そこで、制御装置23は、例えば赤外線センサ40の検出結果に基いて、吹出し位置の温度変化を検出し、他の空調機器の位置情報を取得する。そして、取得した位置情報に基いて、例えば他の空調機器の存在する方向とは異なる方向に吹出し空気を送風する。この制御によれば、他の空調機器から吹出す気流との衝突により吹出し空気の流れが乱されるのを回避し、サーキュレートを安定的に実行することができる。また、空気流の衝突により汚れが周囲に拡散されるのを抑制することができる。
また、空気清浄機1は、家屋に配置された家電製品の消費電力を総合的に制御する消費電力制御システムに接続してもよい。このようなシステムとしては、例えばHEMS(Home Energy Management System)が知られている。HEMSのコントローラは、前記家電製品の1つである空気清浄機1の消費電力を制御し、家屋全体の電力消費を効率化することができる。従って、空気清浄機1には、消費電力制御システムとの連携機能を搭載するのが好ましい。これにより、消費電力制御システムを経由して他の家電製品と連携することができる。
具体的に述べると、空気清浄機1は、例えば換気扇、エアコン等の家電機器と連携することにより、空気の質を維持しながら送風機としての役割を果たすことができる。この結果、室内全体の空気を清浄な状態に維持しつつ、床面付近と天井付近との温度むらを解消することができる。そして、消費電力制御システムに管理されることで、省エネルギ化を促進することができる。また、消費電力制御システムにセンサによる検出情報を共有化する機能がある場合には、空気清浄機1により検出及び取得したデータを他の空調機器等と共有することができる。これにより、省エネ効果を更に高めることができる。
なお、前記実施の形態1では、風向制御、風量制御及び風向回転制御を組合わせて実行する場合を例示した。しかし、本発明はこれに限らず、これらの制御のうち風向制御のみを実行する構成としてもよいし、風量制御のみを実行する構成としてもよい。また、風向制御と風量制御の何れか一方と、風向回転制御とを組合わせる構成としてもよい。
また、実施の形態1では、水平回転機構15により風向を左右方向に変更する構成としたが、本発明では、風向を左方向及び右方向に変化させながら上下方向に往復させる動作(波打つような動作)が可能な水平回転機構を採用してもよい。また、実施の形態1では、送風装置6により吹出し空気の風量を変更可能な構成としたが、本発明はこれに限らず、他の機構により風量を変更する構成としてもよい。
1 空気清浄機,2 ケーシング,2A 隔壁,3 台座,4 吸込口,5,5A,5B 吹出口,6 送風装置(送風手段),6A ファン,6B モータ,7,7A,7B 風路,8 清浄化装置(清浄化手段)、9 可動ルーバ(風向可変手段),10 ルーバ駆動部(風向可変手段),11 開口可変機構,12 開口駆動部,13 整流機構,14 整流駆動部,15 水平回転機構(風向回転手段),20 汚れ検出装置(汚れ検出手段),21 センサ部(人検出手段,温度差検出手段),22 操作部,23 制御装置(制御手段),40 赤外線センサ,41 多素子受光ユニット,41a〜41h 受光素子,42 集光レンズ,43,43a〜43h 配光視野角,44 センサ駆動部,50 風向ベクトル,50A 鉛直方向ベクトル,50B 前後方向ベクトル,50C 左右方向ベクトル
この発明に係る空気清浄機は、空気の吸込口と空気を斜め上方に吹出す吹出口とを有するケーシングと、吸込口からケーシングの内部に空気を吸込み、当該空気を吹出口から吹出すように構成された送風手段と、ケーシングの内部を流れる空気を清浄化するように構成された清浄化手段と、吹出口からの吹出し空気の風向を変更するように構成された風向可変手段と、室内の床面と天井の温度差を検出するように構成された温度差検出手段と、室内に存在する人を検出するように構成された人検出手段と、温度差検出手段により検出された温度差が予め設定された基準値よりも大きい場合に、送風手段を制御することにより上記の吹出し空気の風量を上記の温度差が上記の基準値よりも小さい場合と比較して増加させる送風制御を実行し、かつ、この送風制御中に人検出手段により人が検出された場合には、当該検出結果に応じて風向可変手段により上記の吹出し空気の風向を変更するように構成された制御手段と、を備える。
またこの発明に係る空気清浄機は、空気の吸込口及び吹出口を有するケーシングと、吸込口からケーシングの内部に空気を吸込み、当該空気を吹出口から吹出すように構成された送風手段と、ケーシングの内部を流れる空気を清浄化するように構成された清浄化手段と、吹出口からの吹出し空気の風向を変更するように構成された風向可変手段と、室内の床面と天井の温度差を検出するように構成された温度差検出手段と、室内に存在する人を検出するように構成された人検出手段と、温度差検出手段により検出された温度差が予め設定された基準値よりも大きい場合に、風向可変手段を制御することにより上記の吹出し空気の風向を上記の温度差が上記の基準値よりも小さい場合と比較して斜め上方に変更する送風制御を実行し、かつ、この送風制御中に人検出手段により人が検出された場合には、当該検出結果に応じて風向可変手段により上記の吹出し空気の風向を変更するように構成された制御手段と、を備える。
またこの発明に係る空気清浄機は、空気の吸込口及び吹出口を有するケーシングと、吸込口からケーシングの内部に空気を吸込み、当該空気を前記吹出口から吹出すように構成された送風手段と、ケーシングの内部を流れる空気を清浄化するように構成された清浄化手段と、吹出口からの吹出し空気の風向を変更するように構成された風向可変手段と、室内の床面と天井の温度差を検出する温度差検出手段と室内に存在する人を検出する人検出手段とを兼ねる素子により構成されたセンサ部と、センサ部により室内を走査するために当該センサ部の向きをケーシングに対して変化させることが可能なセンサ駆動部と、センサ部により検出された温度差が予め設定された基準値よりも大きい場合に、送風手段または風向可変手段を制御することにより上記の吹出し空気の風量と風向のうち少なくとも一方を上記の温度差が上記の基準値よりも小さい場合と比較して変更する送風制御を実行し、かつ、この送風制御中にセンサ部により室内を走査して人が検出された場合には、当該検出結果に応じて上記の吹出し空気の風量と風向のうち少なくとも一方を変更するように構成された制御手段と、を備える。
この発明によれば、床面と天井の温度差が基準値よりも大きい場合には、当該温度差が当該基準時よりも小さい場合と比較して、吹出し空気の風量と風向のうち少なくとも一方を変更させることができる。これにより、空気清浄動作を実行しながら、天井付近の空気を攪拌し、天井と床面との間で空気を積極的に循環させることができる。従って、空気清浄能力を十分に発揮しつつ、空気のサーキュレートを効率よく行うことができ、ユーザの快適性を向上させることができる。

Claims (9)

  1. 空気の吸込口と空気を斜め上方に吹出す吹出口とを有するケーシングと、
    前記吸込口から前記ケーシングの内部に空気を吸込み、当該空気を前記吹出口から吹出す送風手段と、
    前記ケーシングの内部を流れる空気を清浄化する清浄化手段と、
    室内の床面と天井の温度差を検出する温度差検出手段と、
    前記吹出口から吹出す吹出し空気の風量を前記送風手段により制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記温度差検出手段により検出した温度差が予め設定された基準値よりも大きい場合に、当該温度差が前記基準値よりも小さい場合と比較して、前記吹出し空気の風量を増加させる送風制御を実行する構成とした空気清浄機。
  2. 空気の吸込口及び吹出口を有するケーシングと、
    前記吸込口から前記ケーシングの内部に空気を吸込み、当該空気を前記吹出口から吹出す送風手段と、
    前記ケーシングの内部を流れる空気を清浄化する清浄化手段と、
    前記吹出口から吹出す空気の風向を変更する風向可変手段と、
    室内の床面と天井の温度差を検出する温度差検出手段と、
    前記吹出口から吹出す吹出し空気の風向を前記風向可変手段により制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記温度差検出手段により取得した温度差が予め設定された基準値よりも大きい場合に、当該温度差が前記基準値よりも小さい場合と比較して、前記吹出し空気の風向を斜め上方に変更する送風制御を実行する構成とした空気清浄機。
  3. 前記送風制御では、前記風向可変手段により前記吹出し空気の風向を斜め上方に変更しつつ、前記送風手段により前記吹出し空気の風量を増加させる請求項2に記載の空気清浄機。
  4. 前記吹出し空気の風向を水平方向において回転させる風向回転手段を備え、
    前記送風制御では、前記風向回転手段により前記吹出し空気の風向を回転させる請求項1から3のうち何れか1項に記載の空気清浄機。
  5. 室内に存在する人を検出する人検出手段を備え、
    前記制御手段は、少なくとも前記人検出手段の検出結果に基いて前記吹出し空気の風向を制御する請求項4に記載の空気清浄機。
  6. 空気中に含まれる埃、臭気及び花粉のうち1種類以上の汚染物質を検出する汚れ検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記汚れ検出手段の検出結果に基いて、前記送風手段と前記風向回転手段のうち少なくとも一方を制御する請求項4または5に記載の空気清浄機。
  7. 他の空調機器の作動情報を取得し、当該作動情報に応じて前記送風制御の制御動作を変更する機能を備えた請求項1から6のうち何れか1項に記載の空気清浄機。
  8. 他の空調機器の位置情報を取得し、当該位置情報に応じて前記吹出し空気の風向を制御する機能を備えた請求項1から7のうち何れか1項に記載の空気清浄機。
  9. 家屋に配置された家電製品の消費電力を制御する消費電力制御システムに接続され、前記消費電力制御システムにより前記家電製品の1つとして消費電力を制御することが可能な請求項1から8のうち何れか1項に記載の空気清浄機。
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