JP2011196593A - 室内用集塵装置およびこの装置を機能させるためのプログラム - Google Patents

室内用集塵装置およびこの装置を機能させるためのプログラム Download PDF

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Osamu Eguchi
修 江口
Masami Fukumoto
正美 福本
Yasuhiro Umekage
康裕 梅景
Kazuhiro Kuroyama
和宏 黒山
Hiroaki Kurihara
裕明 栗原
Tadashi Miki
匡 三木
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Abstract

【課題】室内に人が不在時、上下方向にのみスイングしながら送風しても部屋の一部の床面の塵埃しか舞い上がらず、部屋の全体の床面の塵埃を舞上げることは困難である。
【解決手段】室内に設置され風向及び風量を変化させ前記室内に気流を発生させる送風手段7と、吸引により塵埃を回収すると共に排気によって室内に気流を発生させる集塵手段8と、室内に人が不在時に前記送風手段及び前記集塵手段の連携制御した送風動作と、所定時間毎に送風方向を変更しながら送風することにより床面に落下したほこりも室内に形成された循環する集塵気流10に乗せて効率よく集塵することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内に気流を発生させ塵埃を自動的に集塵する室内用集塵装置に関するものである。
従来、室内の人を検出するセンサの出力に応じて自動運転を行う空気清浄機が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
また、人感センサにより人の不在を検知して強風または最大風量で運転開始することにより室内空気を短時間に清浄する空気清浄機も知られている。(例えば、特許文献2参照)。さらに人の不在を検知して、通常よりも風量をアップした気流を床面から天井面にスイープすることで塵埃を巻き上げて集塵する空気調和機も知られている。(例えば、特許文献3参照)。
この種の空気調和機としては、図13に示すように本体30前面に人感センサ31を設け、室内の人の存在または人検知の頻度より人の活動量を検知し、例えば所定時間以上、人の不在を検知した場合、風量は最大風量で送風し、左右ルーバー(図示せず)を固定し、上下ルーバー32を上下に5〜10秒毎に繰り返しスイングして部屋全体に気流を流し床面の塵埃を舞上げ、舞い上がった塵埃を部屋の壁の比較的高所に設置した室内機のプレフィルタで集塵する物であった。
特開平8−54139号公報 特開2009−142356号公報 特開2009−2603号公報
しかしながら、前記従来の構成では、室内に人が不在時に最大風量で上下方向にのみスイングしながら送風しても部屋の一部の床面の塵埃は舞い上がっても、部屋の全体の床面の塵埃を舞上げることは困難であるという課題を有していた。
また、部屋の壁の高所に設置された空気調和器の室内機のプレフィルタのみで、舞い上がった塵埃を集塵するには困難である。本発明は、上記従来の課題を解決するもので、部屋の床全体に落下したほこりを舞上げ、舞上げた塵埃を集塵気流に乗せて効率よく集塵できる集塵装置の提供を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の集塵装置は、室内の人の存在を検知する人検知手段を備え、室内に人が不在であることを検知した場合に、送風手段及び集塵手段が互いに連携制御し生成した集塵気流の風向を一定時間毎に変更しながら動作し、室内の塵埃を前記集塵気流に乗せて前記集塵手段で集塵するようにしたものである。
本発明の集塵装置は、室内に人が不在であることを検知し、送風手段及び集塵手段が互いに連携制御し集塵気流の風向を一定時間毎に変更しながら動作して、室内に浮遊する塵埃と共に床面の塵埃を舞上げ、舞上げた塵埃を集塵手段で集塵することが出来る。
本発明の実施の形態1における室内用集塵装置を設けた室内の斜視図 本発明の実施の形態1における室内用集塵装置のブロック図 本発明の実施の形態1における室内用集塵装置の動作フロー図 本発明の実施の形態2における室内用集塵装置のブロック図 本発明の実施の形態2における室内用集塵装置の動作フロー図 本発明の実施の形態3における室内用集塵装置の動作フロー図 本発明の実施の形態4における室内用集塵装置の集塵手段の説明図 本発明の実施の形態4における室内用集塵装置の動作フロー図 本発明の実施の形態4における在室モードの人検知後の送風方向の説明図 本発明の実施の形態5における室内用集塵装置を設けた室内の斜視図 本発明の実施の形態5の室内用集塵装置のブロック図 本発明の実施の形態5における室内用集塵装置の動作フロー図 従来の集塵装置を設置した室内空間を側方から見た側面図
第1の発明は、室内に設置され風向及び風量を変化させ前記室内に気流を発生させる送風手段と、吸引により前記室内の気流に乗って移動する塵埃を回収すると共に排気によって室内に気流を発生させる集塵手段と、前記室内の人の存在を検知する人検知手段を備え、前記送風手段及び前記集塵手段が互いに連携制御し風向及び風量を変化させることで、それぞれの気流から集塵気流を生成すると共に、前記人検知手段により室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして送風手段の風向を一定時間毎に変更しながら動作し、室内全体の床面の塵埃を舞上げ、舞上げられた塵埃を集塵気流に乗せて集塵することにより、室内に浮遊する塵埃と共に一度、床に落下したほこりも効率よく集塵手段で集塵することができる。
第2の発明は、室内に設置され風向及び風量を変化させ前記室内に気流を発生させる送風手段と、吸引により前記室内の気流に乗って移動する塵埃を回収すると共に排気の風向及び風量を変化させ室内に気流を発生させる集塵手段と、前記室内の人の存在を検知する人検知手段を備え、前記送風手段及び前記集塵手段が互いに連携制御し風向及び風量を変化させることで、それぞれの気流から集塵気流を生成すると共に、前記人検知手段により室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして送風手段及び集塵手段の風向を一定時間毎に変更しながら動作し、室内全体の床面の塵埃を舞上げ、舞上げられた塵埃を集塵気流に乗せて集塵することにより、室内に浮遊する塵埃と共に一度、床に落下したほこりも効率よく集塵手段で集塵することができる。
第3の発明は、室内に設置され前記室内に気流を発生させる送風手段と、吸引により前記室内の気流に乗って移動する塵埃を回収すると共に排気の風向及び風量を変化させ室内に気流を発生させる集塵手段と、前記室内の人の存在を検知する人検知手段を備え、前記送風手段及び前記集塵手段が互いに連携制御し風向及び風量を変化させることで、それぞれの気流から集塵気流を生成すると共に、前記人検知手段により室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして集塵手段の風向を一定時間毎に変更しながら動作し、室内全体の床面の塵埃を舞上げ、舞上げられた塵埃を集塵気流に乗せて集塵することにより、室内に浮遊する塵埃と共に一度、床に落下したほこりも効率よく集塵手段で集塵することができる。
第4の発明は、第1から3の何れかの発明の送風手段及び集塵手段は不在動作モードに、生成する集塵気流の風向の動作の順番を毎回変更することにより、室内の床上の塵埃を舞い上げ、床に落下した塵埃を前記送風手段および前記集塵手段により生成した集塵気流に乗せて集塵手段で集塵することができる。
第5の発明は、特に第1から4の何れか一つの発明の集塵手段は前記集塵手段は集塵したほこりの量を検知するほこり検知部を備え、前記ほこり検知部の出力に応じて前記送風手段及び前記集塵手段が不在動作モードに生成する集塵気流の各風向の動作時間を設定することにより、巻き上げて集塵した塵埃の量が多い方向の動作時間を長く、塵埃の量が少ない方向は動作時間を短くすることで効率よく、室内の床面の塵埃を舞上げ、室内に浮遊する塵埃と共に集塵手段で集塵することができる。
第6の発明は、特に第1から5の何れか一つの発明の前記送風手段及び前記集塵手段は前回の不在動作モード時の各風向と前記ほこり検知部の出力に応じて不在動作モード時の各風向動作時間を設定することにより、塵埃の量に応じた風向毎の動作時間が設定でき、効率よく、室内の床面の塵埃を舞上げ、室内に浮遊する塵埃と共に集塵手段で集塵することができる。
第7の発明は、特に第1から4の何れか一つの発明の送風手段及び集塵手段は不在動作モード時に各風向の動作時間を前記室内に人が在室時に動作した方向に基づき決定することにより、人の活動により人又は人の周辺で発塵した塵埃を効率よく舞上げ、室内に浮遊する塵埃と共に集塵手段で集塵することができる。
第8の発明は、特に第1から4、及び7の何れか一つの発明の送風手段及び集塵手段は不在動作モード時の動作時間を前記室内に人が在室時に集塵気流を生成していない方向において、延長することにより、在室時には未送風でほこりの舞上げがなされていない方向への、不在時の動作時間を延長することで塵埃を効率よく集塵手段で集塵することができる。
第9の発明は、特に第1から4、及び7の何れか一つの発明の送風手段及び集塵手段は不在動作モード時の動作時間を前記室内に人が在室時に集塵気流を生成した方向において短縮することで塵埃を効率よく集塵手段で集塵することができる。
第10の発明は、特に第1から第9のいずれか1つの発明の室内用集塵装置の手段の全てもしくは一部としてコンピュータに機能させるためのプログラムとすることにより、マイコンなどを用いて本発明の室内用集塵装置の一部あるいは全てを容易に実現することができ、経年変化等の特性の変化や動作を実現するための設定条件や定数の変更が柔軟に対応できる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単に出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における室内用集塵装置を設けた室内の斜視図を示すものである。
図1において、室内には複数の送風手段7が部屋の天井付近に設けられている。例えば、送風手段7aは部屋の手前の壁面50の上方に設置されている。
また、部屋の床面付近の一角には集塵手段8が設けられている。集塵手段8は、制御部9と一体に構成され、室内の人の存在を検知する人検知部88(図2参照)を備えている。
人検知部88は、実際には人体等から発せられる赤外線の変化を検知する焦電センサで構成される。制御部9は人検知部88の出力を基に集塵手段8の制御と送風手段7の制御を行っている。このような送風手段7と集塵手段8により室内用集塵装置が構成されている。
図2に本発明の実施の形態1の室内用集塵装置のブロック図を示す。
図2に示すように、集塵手段8は、第1赤外通信部82、制御部9、第1送風部83、集塵フィルタ84、吸気ガイド85、排気ガイド86、方向制御部87、人検知部88、風向記憶部89を備え、制御部9は、第1送風部83を制御し、集塵手段8の外部から、集塵フィルタ84、吸気ガイド85を通じて吸気が行われる。この際、集塵フィルタ84によりホコリが集塵される。さらに、吸気され集塵フィルタ84によりホコリが濾過された空気は方向制御部87、排気ガイド86を通じて部屋へ排出される。方向制御部87はいわゆるルーバーの形状でその傾斜角を制御部9の指示により変更し排気風の方向を変更するものである。また、制御部9は第1赤外通信部82を通じて、赤外光により送風手段7に制御信号を送信する。送風手段7は第2赤外通信部71、送風制御部72、第2送風部73を備え、送風制御部72は制御部9からの制御信号を第2赤外通信部71を通じて受信し、制御信号に応じて第2送風部73を制御し、第2送風部73の発生する風の風量を変更する。(風量の変更の詳細は図示せず)。
送風手段7の風向は図2に示すようにルーバーが下向きに設定されており、手動でその角度は変更可能である。(ルーバーの構成の詳細は図示せず)。
また、風向記憶部89は不在動作モードにおける風向の動作順番の組み合わせと実際に不在モードで動作した風向の順番を都度、記憶している。例えば、風向が3段階有り、それぞれ風向1、2、3とした場合、風向1→2→3、風向1→3→2風向2→3→1、風向2→1→3、...等の動作順番の組み合わせのテーブルと、前回の不在モードで動作した風向の順番 例:風向2→1→3として記憶している。
制御部9は前回の不在モードで動作した風向を風向記憶部89から読み出し、同様に風向記憶部89に記憶されている風向の動作順番の組み合わせから異なる風向の動作順番で、新たな不在モードでの風向の順番を決定する。
以上のように構成された集塵装置について、以下その動作、作用を説明する。
図3は本発明の室内用集塵装置の動作フローを示したものである。
まず、集塵装置の集塵手段8を起動すると、制御部9は人検知部88により室内に人の存在検知を開始する。室内の人の移動又は動作により人検知部88で人からの赤外線の変化を検知し、人の在室を検知する(ステップ10)。人を検知すると制御部9は在室モードでの動作を開始する(ステップ11)。尚、本発明は主旨は在室モードに関する動作では無いので在室モードの動作の説明は割愛する。一方、人を検知しなかった場合、制御部9は人が不在の状態が第1の所定時間(例えば3時間)継続するか否かの判定を開始する(ステップ10及びステップ12)。所定時間、不在の状態が続いた場合、制御部9はステップ13以降の不在モードの動作を開始する。制御部9は前回の不在モードで動作した風向の順番と、風向の動作順番の組み合わせを風向記憶部89から読み出し、前回とは異なる風向の動作順番を決定する(ステップ13)。(例えば風向2→3→1)そして、不在モードが終了(風向の3段階の全ての送風動作を終えると終了)でなければ(ステップ14)、制御部9は不在モードでの最初の風向(例えば風向2)を決定し、第1送風部83を制御し集塵手段8の送風を最大風量で開始し、集塵手段8の外部空気の吸気が行われる。また同時に、第1赤外通信部82を通じて、送風手段7に制御信号を送信する。そして送風手段7では送風制御部72が、制御部9からの制御信号を第2赤外通信部71を通じて受信し、これにより第2送風部73を制御し、制御部9より指示された風量(例えば最大風量)で送風を開始する(ステップ15)。
ここで集塵気流10と送風手段7の設置位置と風向について説明を行う。
図1に示すように集塵気流10a、10b、10cは集塵手段8から部屋上方に排気された風が天井にあたり、その後天井に沿って部屋の集塵手段8と対向する壁に流れ、そこで壁にあたり床に向かって下降し、その後、床に沿って集塵手段8へ向かう室内を循環する流れとなる。
送風手段7は前記集塵気流10a、10b、10cの天井を沿って流れるのを補助するように部屋の壁面50の天井付近に設置され、図1の奥側から手前に向けて送風している。室内を循環する集塵気流10は集塵手段8の排気風量、風向及び送風手段7の送風風量、風向により、その流れが変化する。そのため制御部9は不在モードにおいて集塵気流10が隈無く、室内全体を流れ、床面に落ちたほこりを舞上げるように、集塵手段8及び送風手段7を最大風量で、また集塵手段8の風向を複数のパターンで所定時間毎に切り替えながら制御している。例えば集塵手段8の排気風量最大、風向を左(集塵手段8に向かって左、上記図3のフローの説明における風向1)、送風手段7の風量最大、風向を壁面50に平行とすると、図1の部屋の左側を流れる集塵気流10aが主になる。また、集塵手段8の排気風量最大、風向を真上(上記図3のフローの説明における風向2)、送風手段7の風量最大、風向を壁面50に平行とすると、図1の部屋のほぼ中央部を流れる集塵気流10bが主になる。
また、集塵手段8の排気風量最大、風向を左(壁面50方向、上記図3のフローの説明における風向3)、送風手段7の風量最大、風向を壁面50に平行とすると、図1の部屋のセンターより右側を流れる集塵気流10cが主になる。
これらの送風パターンは送風手段7の設置した場所に於いて、送風手段7の発生する気流と集塵手段8の気流とが、互いに弱め合ったり、打ち消し合わないでかつ集塵気流10が室内の全体を流れる様に部屋の大きさ、家具のレイアウト情報により予め設定されている。
それにより不在モード時に制御部9によるこれらの集塵装置8、送風手段7の送風制御により室内全体を流れる循環した気流が形成され、特に床面に落下したほこりを舞上げることになる。
つまり、送風手段7及び集塵手段8において最大風量で送風することにより集塵気流10b(風向2の場合)が部屋内を強く流れ、特に床面のほこりを舞上げる。そしてこの集塵気流10bに乗って舞上げられたほこりが集塵手段8に集塵される。
ここで、図3のフローのステップ15以降の説明に戻る。
そして、第2の所定時間(例えば5分)が経過するまで動作を行い(ステップ16)、第2の所定時間が経過すると、不在モードの終了か否か(3段階の風向の全ての送風動作を終えたか否か)を判定し(ステップ14)、終了でなければステップ13で決定した風向の動作順番に従い次の風向を決定し(例えば風向3)、送風手段7、集塵手段8により送風を開始する(ステップ15)。そして再度、第2の所定時間(例えば5分)が経過するまで動作を行い(ステップ16)、以降、ステップ14で不在モードの終了を判定するまで上記動作を繰り返す。そして3段階の風向の全ての送風動作を終えると(ステップ14)、ステップ10の室内の人の検知に戻る。
以上のように、本実施の形態においては人検知部88により室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして集塵手段8の風向を一定時間毎に変更しながら送風手段7及び集塵手段8が互いに連携制御し、それぞれの気流から集塵気流を生成すると共に、室内全体の床面の塵埃を舞上げ、舞上げられた塵埃を集塵気流に乗せて集塵するので、床に落下したほこりも効率よく集塵手段で集塵することができる。
尚、本実施の形態において送風手段7及び集塵手段8の風量を最大風量としたが、これに限定するものではなく、床面に落下したほこりを舞上げる必要な風量で有れば良く、例えば予め部屋の大きさ(気流の流れの長さ)を入力して、それに応じて風量を変更するようにしてもよい。
さらに、上記実施例1においては、制御信号の送受信を赤外光で行う構成としたが、この構成に限定するものではなく、赤外光の代わりに電波を使用した無線通信を用いても同様の効果が得られるものである。
また、本実施の形態において送風手段7は1台、集塵装置8が1台で構成するとしたが、設置場所も含め実施の形態そのものの構成に限られるものではない。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における室内用集塵装置のブロック図を示す。図4の集塵手段8は、図2の集塵手段8と比較すると、塵埃を検知するほこり検知部81を内蔵している点で相違する。ほこり検知部81は実際にはクリーンルーム等で使用されるパーティクルカウンタのようにレーザー光を照射し、塵埃による散乱光のレベルを認識することで吸気した空気内の塵埃の量を検知している。集塵手段8は、ほこり検知部81を内蔵しているほかは実施の形態1と同じであり、他の各部については実施の形態1と同じであるので説明は省略する。
以上のように構成された集塵装置について、以下その動作、作用を説明する。
図5に本発明の実施の形態2における室内用集塵装置の動作フローを示す。
図5においてステップ15の集塵手段8の風向を決定し送風手段7と共に送風を開始する迄は実施の形態1と同じであるので説明はステップ20より行う。
ステップ15の集塵手段8の風向を決定し送風手段7と共に送風開始後、制御部9は第3の所定の時間経過(例えば1分間)まで、ほこり検知部81による吸気した空気に含まれるほこり量の検知を行う(ステップ20、ステップ21)。制御部9は検知したほこりの量が所定量より多ければ動作時間設定(第2の所定時間動)を延長し(例えば5分から7分)、所定量より少なければ動作時間設定を短縮(例えば5分から4分)する(ステップ22)。そしてこの設定変更された第2の所定時間が経過するまで動作を行い(ステップ23)、以降、ステップ14で不在モードの終了を判定するまで上記動作を繰り返す。そして3段階の風向の全ての送風動作を終えると(ステップ14)、ステップ10の室内の人の検知に戻る。
以上のように、本実施の形態においては、室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして、ほこり検知部81で検出されるほこりの量に応じて、集塵動作の時間が設定されるので、ほこりの集塵量が多い方向には動作時間が延長され集塵量を増加し、ほこりの集塵量が少ない方向には動作時間を短縮することで省電力で集塵を行い、送風手段7及び集塵手段8が互いに連携した集塵気流により、室内全体の床面の塵埃を舞上げ、舞上げられた塵埃を集塵気流に乗せて集塵して、床に落下したほこりも効率よく集塵手段で集塵することができる。
(実施の形態3)
次に実施の形態3における室内用集塵装置の動作、作用を説明する。
実施の形態3において風向記憶部89は実施の形態1と同様、不在モードで動作した風向の順番と風向の動作順番の組み合わせを記憶すると共に不在モードでのほこり検知部81のほこりの量(積算値)を各風向毎に記憶するのが実施の形態1、2と異なる点である。
図6に本発明の実施の形態3における室内用集塵装置の動作フローを示す。
図6においてステップ12の第1の所定時間、不在の状態が継続するか判断迄は実施の形態1と同じであるので説明はステップ30より行う。
制御部9は前回の不在モードで動作した風向の動作順番の組み合わせ及びほこりの積算量を風向記憶部89から読み出し(ステップ30)、前回とは異なる風向の動作順番を決定するとともに、各風向の動作時間を決定する(ステップ31)。これは例えば実施の形態1と同様に前回の不在モードの動作風向の順番が、例えば1→2→3であれば、今回の不在モードの風向の動作順番を風向2→3→1とし、各風向のほこり積算量が所定量よりも多いか判定し、判定結果がそれぞれ多い、少ない、多いであれば、動作時間をそれぞれ5分から7分に延長、5分から4分に短縮、5分から7分に延長し、各風向の動作時間とする。そして、不在モードが終了(風向の3段階の全ての送風動作を終えると終了)でなければ(ステップ32)、制御部9は不在モードでの最初の風向(例えば風向2)を設定し、第1送風部83を制御し集塵手段8の送風を最大風量で開始し、集塵手段8の外部空気の吸気が行われる。また同時に、第1赤外通信部82を通じて、送風手段7に制御信号を送信する。そして送風手段7では送風制御部72が、制御部9からの制御信号を第2赤外通信部71を通じて受信し、これにより第2送風部73を制御し、制御部9より指示された風量(例えば最大風量)で送風を開始する(ステップ33)。そして、第2の所定時間(ステップ31で設定された7分)が経過するまで動作を行い(ステップ34)、第2の所定時間が経過すると、動作期間中のほこり検知部81のほこり量の積算値を風向記憶部89に記憶する。そして不在モードの終了か否か(3段階の風向の全ての送風動作を終えたか否か)を判定し(ステップ32)、終了でなければステップ31で決定した風向の動作順番と動作時間に従い次の風向、動作時間を設定し(例えば風向3、動作時間4分)、送風手段7、集塵手段8により送風を開始する(ステップ33)。そして再度、第2の所定時間(4分)が経過するまで動作を行い(ステップ34)、以降、ステップ32で不在モードの終了を判定するまで上記動作を繰り返す。そして3段階の風向の全ての送風動作を終えると(ステップ32)、ステップ10の室内の人の検知に戻る。
以上のように、本実施の形態においては、室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして、各風向毎にほこり検知部81で検出されるほこりの量に応じて、集塵動作の時間が設定されるので、ほこりの集塵量が多い方向には動作時間が延長され集塵量を増加し、ほこりの集塵量が少ない方向には動作時間を短縮することで省電力で集塵を行い、送風手段7及び集塵手段8が互いに連携した集塵気流により、室内全体の床面の塵埃を舞上げ、舞上げられた塵埃を集塵気流に乗せて集塵して、床に落下したほこりも効率よく集塵手段で集塵することができる。
(実施の形態4)
図7(a)は、本発明の実施の形態4における室内用集塵装置の集塵手段の上面図を示す。
実施の形態4において人検知部88は集塵手段8の本体上面に3つ(88a、88b、88c)配置され、それぞれが室内の異なる方向において人の存在を検知する。人検知部88が実際には3つ配置されていることが実施の形態1と異なる点である。
また図7(b)に人検知部88の検知ゾーンを示す。人検知部88aは室内の左側のゾーンa(図7(b)において左側)の人の検知を行い、人検知部88bは室内の真ん中のゾーンb(図7(b)において中)の人の検知を行い、人検知部88cは室内の右側のゾーンc(図7(b)において右)の人の検知を行う。他の各部については実施の形態1と同じであるので説明は省略する。
以上のように構成された集塵装置について、以下その動作、作用を説明する。
図8に本発明の実施の形態4における室内用集塵装置の動作フローを示す。図8においてステップ14の不在時の風向の全ての送風動作を終えたか否かの判定迄は実施の形態1と同じであるので説明はステップ40より行う。
ステップ10で人を検知した場合、在室モードとして予め設定された風向と風量で集塵手段8と送風手段7により送風を開始する(ステップ40)。この在室モードでの風向について説明する。
集塵手段8の送風方向(風向)1〜3は人検知部88a、88b、88cで検知するゾーンに対応した風向になっており、送風方向1はゾーンa側に、送風方向2はゾーンb側に、そして送風方向3はゾーンc側に向けて送風される。そして在室モードの人検知後の送風方向は、検知した人に送風する風が直接当たらないように検知のゾーンとは異なる方向に制御部9が、方向制御部87を制御し送風を行う。これは人検知部88a、88b、88cの検知ゾーンに対し集塵手段8の送風方向は次のようになる。ゾーンaで人を検知した場合、風向3で、ゾーンbで人を検知した場合、風向1または3で、ゾーンcで人を検知した場合は、風向1で送風する。
図9に在室モードの人検知後の送風方向の一例を示す。図9に示すようにゾーンaで人を検知した場合、風向3で、ゾーンaにいる人に直接、風が当たらないようにしている。
ここで、図8のフローのステップ41以降の説明に戻る。在室モードでの送風を第4の所定時間(例えば2分)経過するまで行う(ステップ41)。
第4の所定時間経過すれば、ステップ10の室内の人の検知に戻る。
一方、ステップ12で第1の所定時間以上、人の不在を検知した場合、ステップ13で制御部9は前回の不在モードで動作した風向と風向の動作順番の組み合わせを風向記憶部89から読み出し、前回とは異なる風向の動作順番を決定して、ステップ14で不在モードが終了(風向の3段階の全ての送風動作を終えると終了)でなければ、制御部9は不在モードでの最初の風向(例えば風向2)を決定して、第1送風部83を制御し集塵手段8の送風を最大風量で開始し、集塵手段8の外部空気の吸気が行われる。また同時に、第1赤外通信部82を通じて、送風手段7に制御信号を送信する。そして送風手段7では送風制御部72が、制御部9からの制御信号を第2赤外通信部71を通じて受信し、これにより第2送風部73を制御し、制御部9より指示された風量(例えば最大風量)で送風を開始する(ステップ42)。そして、不在モードを実行する直前の在室モード(前回の在室モード)の送風風向と比べ(ステップ43)、在室モード時の風向と同じで有れば不在モードの動作時間設定を短縮し(例えば5分から4分に短縮)(ステップ44)、在室モード時の風向と同じでなければ動作時間設定を延長し(例えば5分から7分)(ステップ45)、送風手段7、集塵手段8により送風を開始する(ステップ46)。そして、ステップ44またはステップ45で設定した第2の所定時間が経過するまで動作を行い(ステップ47)、以降、ステップ14で不在モードの終了を判定するまで上記動作を繰り返す。そして3段階の風向の全ての送風動作を終えると(ステップ14)、ステップ10の室内の人の検知に戻る。
以上のように、本実施の形態においては、送風手段及び集塵手段は不在動作モード時の動作時間を室内に人が在室時に集塵気流を生成していない方向においては、延長して在室時には未送風でほこりの舞上げがなされていない方向への動作時間を延長することと、室内に人が在室時に集塵気流を生成した方向においては不在動作モード時の動作時間を短縮することで、省電力かつ塵埃を効率よく集塵手段で集塵することができる。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5における室内用集塵装置を設けた室内の斜視図を示すものである。また、図11に本発明の実施の形態5の室内用集塵装置のブロック図を示す。
図10において、室内の壁面51の天井付近に送風手段7が設けられている。送風手段7は一般の空調機器、いわゆるエアコンでルーバーにより風向を上下、左右に変更可能なものである。また、実施の形態1同様に部屋の床面付近の一角には集塵手段8が設けられている。
図11において集塵手段8は方向制御部87が無く排気の風向は真上方向で固定である。排気の風向を変更可能ではなく固定とした点が実施の形態1と異なり、風向の制御が集塵手段8ではなく送風手段7により行われる。また、風向記憶部89は実施の形態1と異なり、不在動作モードにおける送風手段7の風向の動作順番の組み合わせと実際に不在モードで動作した風向の順番を都度、記憶している。
制御部9は第1赤外通信部82を通じて、赤外光により空調機器11に制御信号を送信する。
送風手段7は第2赤外通信部71、送風制御部72、第2送風部73を備え、送風制御部72は制御部9からの制御信号を第2赤外通信部71を通じて受信し、制御信号に応じて第2送風部73を制御し、第2送風部73の発生する風の風量、風向を変更する。(風量、風向の変更の詳細は図示せず)。第1赤外通信部82は前記のように赤外光を用いて信号を送信するもので、赤外リモコンの信号パターンを記憶する、いわゆる学習型リモコンの機能を有し、事前に室内の空調機器11の信号パターンを記憶しておくことで集塵手段8から送風手段7(エアコン)の風量と風向(ルーバーの方向制御)を制御出来る。送風手段7は制御部9からの制御信号をリモコン受光部を通じて受信し、制御信号に応じて送風風量及び風向を変更する。
また、第1赤外通信部82は赤外光を用いて情報伝達を行うことで、既存の赤外リモコンを使用する他の空調機器との連携も容易に行えるものである。
他の各部については実施の形態1と同じであるので説明は省略する。
以上のように構成された集塵装置について、以下その動作、作用を説明する。
図12は本発明の室内用集塵装置の動作フローを示したものである。
図12においてステップ14の不在時の風向の全ての送風動作を終えたか否かの判定迄は実施の形態1と同じであるので説明はステップ50より行う。
集塵手段8の制御部9は不在モードが終了(風向の3段階の全ての送風動作を終えると終了)でなければ、不在モードでの最初の風向(例えば風向2)を決定し、第1送風部83を制御し集塵手段8の送風を最大風量で開始し、集塵手段8の外部空気の吸気が行われる。また同時に、第1赤外通信部82を通じて、送風手段7に制御信号を送信する。そして送風手段7では送風制御部72が、制御部9からの制御信号を第2赤外通信部71を通じて受信し、これにより第2送風部73を制御し、制御部9より指示された風量(例えば最大風量)と風向(風向2)で送風を開始する(ステップ50)。
ここで集塵気流10と送風手段7の設置位置と風向について説明を行う。
図10に示すように集塵気流10d、10e、10fは集塵手段8から部屋上方に排気された風が天井にあたり、その後天井に沿って部屋の集塵手段8と対向する壁に流れ、そこで壁にあたり床に向かって下降し、その後、床に沿って集塵手段8へ向かう室内を循環する流れとなる。
送風手段7はいわゆるエアコンで室内の壁の高所に設置されている。図10においては壁面51の上部で真ん中より左側にオフセットして設置され、天井付近の空気を吸気し、部屋の奥側に向けて送風している。室内を循環する集塵気流10は集塵手段8の排気風量及び送風手段7の送風風量、風向により、その流れが変化する。そのため制御部9は不在モードにおいて集塵気流10が隈無く、室内全体を流れ、床面に落ちたほこりを舞上げるように、集塵手段8及び送風手段7を最大風量で、また送風手段7の風向を複数のパターンで所定時間毎に切り替えながら制御している。例えば集塵手段8の排気風量最大、風向は真上、送風手段7の風量最大、風向を正面よりやや左(送風手段から見て左、上記図12フローの説明における風向1)とすると、図10の部屋の左側を流れる集塵気流10dが主になる。また、集塵手段8の排気風量最大、風向は真上、送風手段7の風量最大、風向を正面からやや右(上記図12フローの説明における風向2)とすると、図10の部屋のほぼ中央部を流れる集塵気流10bが主になる。
また、集塵手段8の排気風量最大、風向は真上、送風手段7の風量最大、風向を右(壁面50方向、上記図12のフローの説明における風向3)とすると、図10の部屋の壁面50よりを流れる集塵気流10fが主になる。
これらの送風パターンは送風手段7の設置した場所に於いて、送風手段7の発生する気流と集塵手段8の気流とが、互いに弱め合ったり、打ち消し合わないでかつ集塵気流10が室内の全体を流れる様に部屋の大きさ、家具のレイアウト情報により予め設定されている。
それにより不在モード時に制御部9によるこれらの集塵装置8、送風手段7の送風制御により室内全体を流れる循環した気流が形成され、特に床面に落下したほこりを舞上げることになる。
つまり送風手段7及び集塵手段8において最大風量で送風することにより集塵気流10e(風向2の場合)が部屋内を強く流れ、特に床面のほこりを舞上げる。そしてこの集塵気流10eに乗って舞上げられたほこりが集塵手段8に集塵される。
ここで、図12のフローのステップ50以降の説明に戻る。第2の所定時間(例えば5分)が経過するまで動作を行い(ステップ51)、第2の所定時間が経過すると、不在モードの終了か否か(3段階の風向の全ての送風動作を終えたか否か)を判定し(ステップ14)、終了でなければステップ13で決定した風向の動作順番に従い次の風向を決定し(例えば風向3)、送風手段7、集塵手段8により送風を開始する(ステップ50)。そして再度、第2の所定時間(例えば5分)が経過するまで動作を行い(ステップ51)、以降、ステップ14で不在モードの終了を判定するまで上記動作を繰り返す。そして3段階の風向の全ての送風動作を終えると(ステップ14)、ステップ10の室内の人の検知に戻る。
以上のように、本実施の形態においては人検知部88により室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして送風手段7の風向を一定時間毎に変更しながら送風手段7及び集塵手段8が互いに連携制御し、それぞれの気流から集塵気流を生成すると共に、室内全体の床面の塵埃を舞上げ、舞上げられた塵埃を集塵気流に乗せて集塵するので、床に落下したほこりも効率よく集塵手段で集塵することができる。
尚、本実施の形態において送風手段7のみ風向を制御し、集塵手段8と連携した集塵気流を生成するとしたが、集塵手段8、送風手段7共に風向を制御し、送風手段7と集塵手段8が連携した集塵気流を生成するようにしてもよい。
上記した各実施の形態1〜5における構成は、必要に応じて適宜組み合わせて使用することができるものであり、実施の形態そのものの構成に限られるものではない。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態3における室内用集塵装置について説明する。
本実施の形態では、実施の形態1〜2で説明した各手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバーなどのハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施させるものである。
プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回路を用いて配信したりすることで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる室内用集塵装置は、室内に人が不在の際に強い気流を生成し、気流によって比較的軽いほこりを自動で効率よく集塵することができ、さらに一度、床に落下したほこりも気流により巻き上げて集塵気流に乗せて集塵することができるため、利便性の高い室内用集塵装置を提供することができる。
7 送風手段
8 集塵手段
9 制御部
10 集塵気流
81 ほこり検知部
88 人検知部
89 風向記憶部

Claims (10)

  1. 室内に設置され風向及び風量を変化させ前記室内に気流を発生させる送風手段と、
    吸引により前記室内の気流に乗って移動する塵埃を回収すると共に排気によって室内に気流を発生させる集塵手段と、
    前記室内の人の存在を検知する人検知部を備え、
    前記送風手段及び前記集塵手段が互いに連携制御し風向及び風量を変化させることで、それぞれの気流から集塵気流を生成すると共に、
    前記人検知手段により室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして一定時間毎に生成した集塵気流の方向を変更し室内の塵埃を前記集塵気流に乗せて前記集塵手段で集塵する室内用集塵装置。
  2. 室内に設置され風向及び風量を変化させ前記室内に気流を発生させる送風手段と、
    吸引により前記室内の気流に乗って移動する塵埃を回収すると共に排気の風向及び風量を変化させ室内に気流を発生させる集塵手段と、
    前記室内の人の存在を検知する人検知部を備え、
    前記送風手段及び前記集塵手段が互いに連携制御し風向及び風量を変化させることで、それぞれの気流から集塵気流を生成すると共に、
    前記人検知手段により室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして一定時間毎に生成した集塵気流の方向を変更し室内の塵埃を前記集塵気流に乗せて前記集塵手段で集塵する室内用集塵装置。
  3. 室内に設置され前記室内に気流を発生させる送風手段と、
    吸引により前記室内の気流に乗って移動する塵埃を回収すると共に排気の風向及び風量を変化させ室内に気流を発生させる集塵手段と、
    前記室内の人の存在を検知する人検知部を備え、
    前記送風手段及び前記集塵手段が互いに連携制御し風向及び風量を変化させることで、それぞれの気流から集塵気流を生成すると共に、
    前記人検知手段により室内に人が所定時間以上不在であることを検知した場合に、不在動作モードとして一定時間毎に生成した集塵気流の方向を変更し室内の塵埃を前記集塵気流に乗せて前記集塵手段で集塵する室内用集塵装置。
  4. 前記送風手段及び前記集塵手段が不在動作モードに生成する集塵気流の風向の動作の順番を毎回変更する請求項1から3の何れかに記載の室内用集塵装置。
  5. 前記集塵手段は集塵したほこりの量を検知するほこり検知部を備え、前記ほこり検知部の出力に応じて前記送風手段及び前記集塵手段が不在動作モードに生成する集塵気流の各風向の動作時間を設定する請求項1から4の何れかに記載の室内用集塵装置。
  6. 前記送風手段及び前記集塵手段は前回の不在動作モード時の各風向と前記ほこり検知部の出力に応じて不在動作モード時の各風向動作時間を設定する請求項1から5の何れかに記載の室内用集塵装置。
  7. 前記送風手段及び前記集塵手段は不在動作モード時に各風向の動作時間を前記室内に人が在室時に動作した方向に基づき決定する請求項1から4の何れかに記載の室内用集塵装置。
  8. 前記送風手段及び前記集塵手段は不在動作モード時の動作時間を前記室内に人が在室時に集塵気流を生成していない方向において、延長する請求項1から4、及び7の何れかに記載の室内用集塵装置。
  9. 前記送風手段及び前記集塵手段は不在動作モード時の動作時間を前記室内に人が在室時に集塵気流を生成した方向において短縮する請求項1から4、及び7、8の何れかに記載の室内用集塵装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の室内用集塵装置の手段の全てもしくは一部としてコンピュータに機能させるためのプログラム。
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