JP2017026270A - 集塵システムおよび集塵方法 - Google Patents

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祐司 尾崎
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Abstract

【課題】所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる集塵システムを提供する。【解決手段】集塵システム100は、送風を行う送風部106と、吸気を行うことで所定空間内の塵埃を回収する集塵部107と、所定空間内の空気環境である内部環境を検知する内部環境検知部102と、所定空間内の人の活動量、および、所定空間内の人の活動位置を検知する活動検知部103と、送風部106で行われる送風、および、集塵部107で行われる吸気を制御する制御部105とを備え、制御部105は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて、送風の量、および、送風の方向を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、所定空間内の塵埃を回収するための集塵システム等に関する。
従来、空気の浄化を行うシステムが提案されている。特許文献1に記載の空気清浄化システムは、その一例である。
この空気清浄化システムは、空気清浄手段と、空調手段と、第1の検出センサと、第2の検出センサと、制御部とを備える。空気清浄手段は、室内または外気の少なくとも一方の空気を吸い込み、清浄化した後に所定の室内に吹き出す。空調手段は、空気清浄手段とは別の空調手段である。第1の検出センサは、臭いまたは埃を検出する。第2の検出センサは、有害物質を検出する。制御部は、第1および第2の検出センサの検出結果に基づいて空気清浄手段と空調手段との作動を制御する。
また、この空気清浄化システムにおいて、制御部は、第1および第2の検出センサの検出結果に基づいて、空気清浄手段および空調手段の少なくとも一方の風量を変化させる。これにより、この空気清浄化システムは、室内の浄化を迅速かつ効果的に行うことができる。
特開2006−105408号公報
しかしながら、センサが塵埃を検出することが困難な場合がある。具体的には、センサの設置位置と、塵埃の発生位置とが異なる場合、センサがその塵埃を検出することは困難である。したがって、適切に塵埃が検出されず、塵埃が回収されない可能性がある。
また、塵埃は、様々な場所で発生する可能性がある。そして、塵埃の発生位置は、一定ではなく、塵埃が発生する時の状況により異なる。従来技術では、このような塵埃を効率よく回収することは困難である。
そこで、本発明は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる集塵システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る集塵システムは、所定空間内の塵埃を回収する集塵システムであって、送風を行う送風部と、吸気を行うことで前記所定空間内の塵埃を回収する集塵部と、前記所定空間内の空気環境である内部環境を検知する内部環境検知部と、前記所定空間内の人の活動量、および、前記所定空間内の人の活動位置を検知する活動検知部と、前記送風部で行われる前記送風、および、前記集塵部で行われる前記吸気を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記内部環境、前記活動量および前記活動位置に基づいて、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する。
また、本発明の一態様に係る集塵方法は、所定空間内の塵埃を回収する集塵方法であって、送風を行う送風ステップと、吸気を行うことで前記所定空間内の塵埃を回収する集塵ステップと、前記所定空間内の空気環境である内部環境を検知する内部環境検知ステップと、前記所定空間内の人の活動量、および、前記所定空間内の人の活動位置を検知する活動検知ステップと、前記送風ステップで行われる前記送風、および、前記集塵ステップで行われる前記吸気を制御する制御ステップとを含み、前記制御ステップでは、前記内部環境、前記活動量および前記活動位置に基づいて、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する。
本発明の一態様に係る集塵システム等は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
実施の形態における集塵システムの構成を示すブロック図 実施の形態における集塵システムの動作を示すフローチャート 実施の形態の第1具体例における集塵システムの利用環境を示す模式図 実施の形態の第1具体例における集塵システムが利用されている所定空間を示す模式図 実施の形態の第1具体例における集塵システムの動作を示すフローチャート 実施の形態の第1具体例における送風および吸気の変形例を示す模式図 実施の形態の第2具体例における集塵システムが利用されている所定空間に人がいる場合の気流を示す模式図 実施の形態の第2具体例における集塵システムが利用されている所定空間に人がいない場合の気流を示す模式図 実施の形態の第2具体例における集塵システムの動作を示すフローチャート 実施の形態の第3具体例における集塵システムの利用環境を示す模式図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、動作の順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素は、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における集塵システムの構成を示すブロック図である。図1に示された集塵システム100は、外部環境検知部101、内部環境検知部102、活動検知部103、間取り検知部104、制御部105、送風部106、および、集塵部107を備え、所定空間内の塵埃を回収する。
なお、所定空間は、閉じられた空間でもよいし、開かれた空間でもよい。すなわち、所定空間は、外部から閉鎖された空間でなくてもよい。しかし、基本的には、所定空間は、壁などの仕切りによって囲まれた空間である。例えば、所定空間は、家、部屋、事務所または工場等のような施設の空間である。
外部環境検知部101は、所定空間外の空気環境(外部環境)を検知する。所定空間外の空気環境は、所定空間外の温度、湿度、塵埃、におい、花粉、または、PM2.5(微小粒子状物質)等である。所定空間外の空気環境は、所定空間外の塵埃の量、花粉の量、または、PM2.5の量等でもよい。
また、外部環境検知部101は、空気環境を検知するためのセンサを介して、所定空間外の空気環境を検知してもよい。例えば、空気環境を検知するためのセンサが所定空間の外部に設置され、外部環境検知部101は、所定空間の外部に設置されたセンサを介して、所定空間外の空気環境を検知する。なお、外部環境検知部101は、所定空間外の空気環境を検知するためのセンサでもよいし、所定空間外の空気環境を検知するためのセンサを備えてもよい。
内部環境検知部102は、所定空間内の空気環境(内部環境)を検知する。所定空間内の空気環境は、所定空間内の温度、湿度、塵埃、におい、花粉、または、PM2.5(微小粒子状物質)等である。所定空間内の空気環境は、所定空間内の塵埃の量、花粉の量、または、PM2.5の量等でもよい。
また、内部環境検知部102は、空気環境を検知するためセンサを介して、所定空間内の空気環境を検知してもよい。例えば、空気環境を検知するためのセンサが所定空間の内部に設置され、内部環境検知部102は、所定空間の内部に設置されたセンサを介して、所定空間内の空気環境を検知する。なお、内部環境検知部102は、所定空間内の空気環境を検知するためのセンサでもよいし、所定空間内の空気環境を検知するためのセンサを備えてもよい。
活動検知部103は、所定空間内の人の活動量および活動位置を検知する。例えば、人の活動量は、人が歩いたり走ったり着替えたり座ったり立ったりといった人の活動に伴う動きの大きさである。活動検知部103は、単位時間当たりの動きの大きさ(速度)を人の活動量として検知してもよい。人の活動位置は、人が活動している位置であり、人が動いている位置である。
具体的には、例えば、活動検知部103は、カメラを介して、所定空間内の映像を取得する。そして、活動検知部103は、取得された映像における動きの大きさを人の活動量として検知する。また、活動検知部103は、取得された映像において動きがある位置を人の活動位置として検知する。なお、活動検知部103は、人の活動量および活動位置を検知するためのカメラを備えてもよい。
間取り検知部104は、所定空間の間取りを検知する。所定空間の間取りは、所定空間内の家具の配置、所定空間を形成する壁の位置、所定空間内の柱の位置、または、所定空間内の間仕切りの位置等である。
具体的には、例えば、間取り検知部104は、カメラを介して、所定空間内の画像を取得する。そして、活動検知部103は、取得された画像から、画像に写り込んでいる被写体の位置を検知する。そして、活動検知部103は、被写体の位置によって規定される間取りを検知する。なお、間取り検知部104は、間取りを検知するためのカメラを備えてもよい。
制御部105は、送風部106で行われる送風、および、集塵部107で行われる吸気を制御する。すなわち、制御部105は、送風部106に送風を行わせ、集塵部107に吸気を行わせる。
その際、例えば、制御部105は、外部環境、内部環境、活動量、活動位置および間取りに基づいて、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御する。すなわち、制御部105は、活動量等に基づいて、送風量および吸気量等を決定する。そして、制御部105は、決定された送風量および吸気量等に従って、送風部106に送風を行わせ、集塵部107に吸気を行わせる。
送風部106は、送風を行う。具体的には、送風部106は、制御部105が行う制御(指示)に従って、所定空間へ送風を行う。送風部106は、例えば、送風を行うためのファンおよび開口部を備えてもよい。送風部106は、所定空間外の空気(外気)を用いて、所定空間へ送風を行ってもよいし、所定空間内の空気を用いて、所定空間へ送風を行ってもよい。
集塵部107は、吸気を行うことにより、所定空間内の塵埃を回収する。具体的には、集塵部107は、制御部105が行う制御(指示)に従って、所定空間から吸気を行う。集塵部107は、例えば、吸気を行うためのファンおよび開口部、並びに、空気を浄化するための集塵フィルタ等を備えてもよい。集塵部107は、吸気によって得られた空気の排気を所定空間外に向けて行ってもよいし、吸気によって得られた空気を送風部106へ集塵フィルタ等を通して供給してもよい。
なお、送風部106と集塵部107とは一体化されていてもよい。また、送風部106が、空気を浄化するための集塵フィルタを備えてもよい。
また、制御部105は、外部環境、内部環境、活動量、活動位置および間取りのうちの一部に基づいて、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御してもよい。この場合、集塵システム100は、制御に用いられない情報に関連する構成要素を備えていなくてもよい。
例えば、制御部105は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御する。この場合、集塵システム100は、外部環境検知部101および間取り検知部104を備えていなくてもよい。このような構成でも、内部環境、活動量および活動位置に基づく制御によって、塵埃が効率よく回収される。
また、制御部105は、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向のうちの一部を制御してもよい。例えば、制御部105は、吸気量および吸気方向を制御せずに、送風量および送風方向を制御する。このような構成でも、送風量および送風方向の制御によって、塵埃が効率よく回収される。
また、内部環境における塵埃の量が所定の量よりも多い場合、制御部105は、送風部106に送風を行わせ、集塵部107に吸気を行わせてもよい。これにより、塵埃の発生に基づいて、適切に塵埃が回収される。
また、制御部105は、内部環境における塵埃の量が大きいほど、送風量および吸気量を大きくしてもよい。これにより、塵埃の量に基づいて効率よく集塵が行われる。また、制御部105は、塵埃の量に対する上限よりも塵埃の量が多い場合、送風量および吸気量に対する上限以下に送風量および吸気量を制御してもよい。これにより、大きい量の送風で多量の塵埃が飛び散り、その所在範囲が拡大することが抑制される。
また、活動量が大きいほど、より多くの塵埃が発生していると想定される。そのため、制御部105は、活動量が大きいほど、送風量および吸気量を大きくしてもよい。これにより、塵埃の量に基づいて効率よく集塵が行われる。
また、制御部105は、所定空間外から所定空間内へ送風が行われる場合において、所定空間外の空気が汚染されている場合、送風量および吸気量を小さくしてもよい。例えば、制御部105は、所定空間外から送風が行われる場合、外部環境における塵埃の量が所定の基準よりも多い場合、送風量および吸気量を小さくしてもよい。これによって、汚染された空気の流入が抑制される。
また、制御部105は、所定空間外から所定空間内へ送風が行われる場合、外部環境における温度および湿度の少なくとも一方が所定の基準から離れているほど、送風量および吸気量を小さくしてもよい。これにより、所定空間内の空気環境が適切に維持される。具体的には、夏における所定空間内の温度上昇、または、冬における所定空間内の温度低下が抑制される。
また、例えば、制御部105は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて所定空間の一部の範囲を塵埃の所在範囲として推定してもよい。具体的には、制御部105は、活動位置を中心に含む範囲を塵埃の所在範囲として推定してもよい。また、制御部105は、内部環境および活動量のうち少なくとも一方によって規定される大きさを有する範囲を塵埃の所在範囲として推定してもよい。
例えば、活動量が大きいほど、より多くの塵埃が発生していると想定される。そのため、制御部105は、活動量が大きいほど、より広い範囲を塵埃の所在範囲として推定してもよい。また、例えば、湿度が低いほど、塵埃が床に落ちにくく、塵埃が広がりやすいと想定される。そのため、制御部105は、湿度が低いほど、より広い範囲を塵埃の所在範囲として推定してもよい。
また、例えば、人の温度によって人の周りに上昇気流が発生すると想定される。そして、所定空間内の温度が低いほど、人の温度と所定空間内の温度との差が大きく、より大きい上昇気流が発生すると想定される。そして、この上昇気流によって、塵埃が床に落ちにくく、塵埃が広がると想定される。したがって、制御部105は、所定空間内の温度が低いほど、より広い範囲を塵埃の所在範囲として推定してもよい。
そして、制御部105は、塵埃の所在範囲(塵埃の所在範囲として推定された一部の範囲)に対して送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御してもよい。すなわち、制御部105は、塵埃の所在範囲内の気流が塵埃の所在範囲外の気流よりも大きくなるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御してもよい。例えば、制御部105は、0.5m/s程度の風速で気流が塵埃の所在範囲を通過するように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御する。
また、制御部105は、塵埃の所在範囲が大きいほど、送風量および吸気量を大きくしてもよい。また、制御部105は、塵埃の所在範囲が送風部106から遠いほど、送風量を大きくしてもよいし、塵埃の所在範囲が集塵部107から遠いほど、吸気量を大きくしてもよい。
また、制御部105は、塵埃の所在範囲の全体に対して送風および吸気が行われるように、送風方向および吸気方向の範囲を制御してもよい。また、制御部105は、塵埃の所在範囲の全体に対して送風および吸気が行われるように、順次、送風方向および吸気方向を変更してもよい。
また、制御部105は、間取りを考慮して、塵埃の所在範囲に対して送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御してもよい。すなわち、制御部105は、所定空間内の家具等の障害を避けて、塵埃の所在範囲に対して送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御してもよい。
また、制御部105は、所定空間外から送風が行われる場合、外部環境における温度(外気温)等を考慮して、塵埃の所在範囲に対して送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御してもよい。
具体的には、所定空間外から送風が行われる場合、所定空間内の温度に対して、所定空間外の温度(外気温)が高いほど、送風に基づく気流は上方に向かうと想定される。そこで、制御部105は、温度差を考慮して、塵埃の所在範囲に対して送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御してもよい。
例えば、制御部105は、所定空間外の温度が高いほど、送風方向を低くし、所定空間外の温度が低いほど、送風方向を高くしてもよい。また、制御部105は、所定空間外の温度の変化に伴う気流の変化に従って、送風量を変更してもよい。
また、制御部105は、所定空間内に人がいない場合、所定空間内に人がいる場合よりも大きい量で所定空間の全体に対して送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御してもよい。これにより、短期間に集塵が行われる。
図2は、図1に示された集塵システム100の動作を示すフローチャートである。集塵システム100は、図2に示された動作を行うことにより、所定空間内の塵埃を効率よく回収する。
まず、内部環境検知部102は、所定空間内の空気環境である内部環境を検知する(S101)。次に、活動検知部103は、所定空間内の人の活動量、および、所定空間内の人の活動位置を検知する(S102)。次に、間取り検知部104は、所定空間の間取りを検知する(S103)。次に、外部環境検知部101は、所定空間外の空気環境である外部環境を検知する(S104)。
次に、制御部105は、送風部106によって行われる送風、および、集塵部107によって行われる吸気を制御する(S105)。すなわち、制御部105は、送風部106に送風を行わせ、集塵部107に吸気を行わせる。
この時、例えば、制御部105は、外部環境、内部環境、活動量、活動位置および間取りに基づいて、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御する。すなわち、制御部105は、活動量等に基づいて、送風量および吸気量等を決定する。そして、制御部105は、決定された送風量および吸気量等に従って、送風部106に送風を行わせ、集塵部107に吸気を行わせる。
次に、送風部106は、制御部105が行う制御に従って送風を行う(S106)。次に、集塵部107は、制御部105が行う制御に従って吸気を行うことにより、所定空間内の塵埃を回収する(S107)。
なお、内部環境の検知、活動量の検知、活動位置の検知、間取りの検知、および、外部環境の検知の順序は、図2に示された例に限られない。これらの情報の検知は、別の順序で行われてもよいし、並行して行われてもよい。また、送風および吸気の制御に用いられない情報は検知されなくてもよい。例えば、間取りおよび外部環境が送風および吸気の制御に用いられない場合、間取りおよび外部環境は検知されなくてもよい。
また、送風および吸気の順序は、図2に示された例に限られない。送風および吸気の順序は、図2に示された順序と逆でもよい。また、送風および吸気は、並行して行われてもよい。
上記の通り、本実施の形態における集塵システム100は、内部環境、活動量および活動位置等に基づいて、送風量および送風方向等を制御する。例えば、集塵システム100は、内部環境、活動量および活動位置等に基づいて、塵埃が存在していると想定される範囲へ送風等を行う。これにより、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(実施の形態の第1具体例)
次に、図3〜図6を用いて、本実施の形態の第1具体例を示す。本具体例における集塵システムの基本的な構成および動作は、図1および図2に示された集塵システム100の構成および動作と同様である。したがって、図1に示された集塵システム100の構成等を用いて、本具体例を説明する。本具体例では、各種センサ等が具体的に示される。
図3は、本具体例における集塵システム100の利用環境を示す模式図である。図3の通り、塵埃が回収される所定空間に、送風部106、集塵部107、内部環境センサ112およびカメラ113が設置される。また、所定空間の外部に、外部環境センサ111が設置される。
外部環境検知部101、内部環境検知部102、活動検知部103、間取り検知部104および制御部105は、所定空間に設置されてもよいし、所定空間の外部に設置されてもよい。
図3では、外部環境検知部101と外部環境センサ111とが別々に示されている。しかし、外部環境検知部101と外部環境センサ111とは一体であってもよい。同様に、図3では、内部環境検知部102と内部環境センサ112とが別々に示されている。しかし、内部環境検知部102と内部環境センサ112とは一体であってもよい。さらに、活動検知部103と間取り検知部104とカメラ113とは一体であってもよい。
外部環境センサ111は、空気環境を感知するセンサである。外部環境センサ111は、所定空間の外部に設置されることにより、所定空間外の空気環境である外部環境を感知する。具体的には、外部環境センサ111は、所定空間外の温度、湿度、塵埃、におい、花粉またはPM2.5等を感知する。そして、外部環境検知部101は、外部環境センサ111で感知された外部環境を検知する。
内部環境センサ112は、外部環境センサ111と同様に、空気環境を感知するセンサである。内部環境センサ112は、所定空間の内部に設置されることにより、所定空間内の空気環境である内部環境を感知する。具体的には、内部環境センサ112は、所定空間内の温度、湿度、塵埃、におい、花粉またはPM2.5等を感知する。内部環境検知部102は、内部環境センサ112で感知された内部環境を検知する。
内部環境センサ112は、集塵部107の内部または集塵部107の付近に設置されてもよい。これにより、内部環境センサ112が、回収された塵埃の量を感知することができる。また、複数の内部環境センサ112が、所定空間内の複数箇所に設置されてもよい。これにより、複数の内部環境センサ112が、所定空間内の複数箇所で内部環境を感知することができる。
また、温度、湿度、塵埃、におい、花粉およびPM2.5等の複数の種別にそれぞれ関連する複数の内部環境センサ112が、所定空間内に設置されてもよい。同様に、温度、湿度、塵埃、におい、花粉およびPM2.5等の複数の種別にそれぞれ関連する複数の外部環境センサ111が、所定空間外に設置されてもよい。
カメラ113は、撮像によって、所定空間の映像または画像を生成する。活動検知部103は、カメラ113から映像を取得し、取得された映像における被写体の動きに基づいて、人の活動量および活動位置を検知する。間取り検知部104は、カメラ113から映像または画像を取得し、取得された映像または画像における被写体の位置に基づいて、所定空間の間取りを検知する。
また、複数のカメラ113が、所定空間に設置され、利用されてもよい。これにより、広い範囲で、かつ、正確に、活動量、活動位置および間取りの検知が可能である。
制御部105は、外部環境、内部環境、活動量、活動位置および間取りに基づいて、送風部106の送風量、送風部106の送風方向、集塵部107の吸気量、および、集塵部107の吸気方向を制御する。
制御部105は、送風部106の送風量を制御するため、送風部106の開口部の面積を制御してもよい。あるいは、制御部105は、送風部106の送風量を制御するため、送風部106が行う送風の速度(ファンの回転速度)を制御してもよい。また、制御部105は、集塵部107の吸気量を制御するため、集塵部107の開口部の面積を制御してもよい。あるいは、制御部105は、集塵部107の吸気量を制御するため、集塵部107が行う吸気の速度(ファンの回転速度)を制御してもよい。
送風部106は、所定空間の様々な位置に向けて送風を行うため、壁面の上部に設置される。送風部106は、天井に設置されてもよい。また、複数の送風部106が所定空間に設置されてもよい。
集塵部107は、所定空間の隅における塵埃を回収するため、基本的に、壁面の下部に設置される。より具体的には、集塵部107は、壁面の最下部を含む位置に設置される。また、複数の集塵部107が所定空間に設置されてもよい。例えば、図3において集塵部107が設置されている壁面とは反対側の壁面にも集塵部107が設置されてもよい。
集塵システム100は、上記の構成を備えることにより、所定空間内の塵埃を効率よく回収する。
図4は、図3に示された集塵システム100が利用されている所定空間を示す模式図である。
例えば、塵埃は、人の活動によって発生する。したがって、集塵システム100の活動検知部103は、カメラ113等を介して、人の活動位置を検知する。そして、集塵システム100の制御部105は、人の活動位置に対して送風が行われるように、送風部106の送風方向を制御する。これにより、集塵システム100は、人の活動によって発生した塵埃を狙い撃ちする気流を生成する。
なお、集塵システム100は、コアンダ効果を利用して、送風に高い指向性を持たせてもよい。コアンダ効果は、例えば、天井に沿って送風が行われた場合に風速が上がるという効果である。これにより、集塵システム100は、送風部106から遠くの位置に対して、送風を行うことができる。
また、集塵システム100は、人の活動に連動して、気流を生成する。例えば、集塵システム100は、人の活動(活動量および活動位置)を検知した際に、送風および吸気を行う。すなわち、集塵システム100は、人が歩いたり走ったり着替えたり座ったり立ったりといった人の活動を検知した際に、集塵を行う。これにより、集塵システム100は、人の活動に伴って塵埃が発生した後、塵埃が床に落ちて回収が困難になる前の最適なタイミングで塵埃を回収することができる。
また、人の活動位置が送風部106から遠いほど、集塵システム100の制御部105は、送風量を大きくする。これにより、人の活動によって発生した塵埃が適切に回収される。
また、人の活動量が大きいほど、多くの塵埃が発生し、塵埃の所在範囲も大きいと想定される。したがって、集塵システム100は、人の活動量が大きいほど、送風量を大きくし、送風方向の範囲を広げる。これにより、適切に塵埃が回収される。
また、所定空間内の温度が低いほど、人の温度で発生する上昇気流によって、塵埃の所在範囲が広がると想定される。また、所定空間内の湿度が低いほど、人の活動に伴って発生した塵埃がすぐに落ちずに、塵埃の所在範囲が広がると想定される。
したがって、集塵システム100の内部環境検知部102は、内部環境センサ112を介して、所定空間内の湿度および温度を内部環境として検知する。そして、集塵システム100の制御部105は、所定空間内の温度が低いほど、送風部106の送風方向の範囲を大きくし、所定空間内の湿度が低いほど、送風部106の送風方向の範囲を大きくする。これにより、適切に塵埃が回収される。
また、塵埃の所在範囲が大きいほど、集塵システム100の制御部105は、送風量を大きくしてもよい。すなわち、集塵システム100の制御部105は、所定空間内の湿度が低いほど、送風量を大きくし、所定空間内の温度が低いほど、送風量を大きくしてもよい。
また、集塵システム100は、塵埃を回収するための気流が間取りによって阻害されないように、送風を行う。具体的には、集塵システム100の間取り検知部104が、カメラ113等を介して、所定空間の間取りを検知する。例えば、間取り検知部104は、所定空間内の家具の配置を検知する。そして、集塵システム100の制御部105は、家具を避けて送風が塵埃の所在範囲に対して行われるように、送風方向を制御する。これにより、家具を避けて、塵埃の所在範囲に対して適切に送風が行われる。
また、所定空間外から所定空間内へ送風が行われる場合、内部環境と外部環境との差(例えば、温度差)が気流に影響する。したがって、例えば、集塵システム100の内部環境検知部102は、内部環境センサ112を介して、所定空間内の温度を内部環境として検知する。また、集塵システム100の外部環境検知部101は、外部環境センサ111を介して、所定空間外の温度を外部環境として検知する。
そして、集塵システム100の制御部105は、温度差を考慮して、塵埃の所在範囲に対して送風が行われるように、送風量および送風方向を制御する。これにより、塵埃の所在範囲に対して適切に送風が行われる。
また、集塵システム100の制御部105は、送風量および送風方向に、吸気量および吸気方向を整合させてもよい。
図5は、図3に示された集塵システム100の動作を示すフローチャートである。図3に示された集塵システム100は、図5に示された動作を行うことにより、所定空間内の塵埃を効率よく回収する。
まず、内部環境検知部102は、内部環境センサ112を用いて、所定空間内の空気環境である内部環境を検知する(S201)。次に、活動検知部103は、カメラ113を用いて、所定空間内の人の活動量、および、所定空間内の人の活動位置を検知する(S202)。次に、間取り検知部104は、カメラ113を用いて、所定空間の間取りを検知する(S203)。次に、外部環境検知部101は、外部環境センサ111を用いて、所定空間外の空気環境である外部環境を検知する(S204)。
次に、制御部105は、活動量が所定の活動量よりも大きいか否かを判定する(S205)。例えば、制御部105は、カメラ113から取得される映像に含まれる動き量が所定の動き量よりも大きいか否かを判定する。所定の活動量(所定の動き量)は0でもよい。つまり、制御部105は、カメラ113から取得される映像に動きがあるか否かを判定してもよい。
活動量が所定の活動量よりも大きくない場合(S205でNo)、集塵システム100は、動作を終了する。
活動量が所定の活動量よりも大きい場合(S205でYes)、制御部105は、所定空間の一部の範囲に対して、送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を決定する(S206)。
例えば、制御部105は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて、所定空間のうち活動位置を含む一部の範囲を塵埃の所在範囲として推定する。具体的には、この範囲は、活動位置を中心に含む範囲であって、活動量が大きいほど大きい。また、この範囲は、内部環境における温度が低いほど大きい。また、この範囲は、内部環境における湿度が低いほど大きい。さらに、この範囲は、内部環境における塵埃の量が大きいほど、大きくてもよい。
そして、制御部105は、塵埃の所在範囲として推定された一部の範囲に対して、送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を決定する。
次に、制御部105は、送風部106に送風を開始させ、集塵部107に吸気を開始させる(S207)。具体的には、制御部105は、送風部106のファンの運転を開始するための指示信号を送風部106に送信する。また、制御部105は、集塵部107のファンの運転を開始するための指示信号を集塵部107に送信する。これにより、送風部106は、ファンの運転を開始し、送風を開始する。また、集塵部107も、同様に、ファンの運転を開始し、吸気を開始する。
制御部105は、人の活動中における送風および吸気を避けるため、所定の活動量よりも大きい活動量が検知されてから所定時間後に、送風部106に送風を開始させ、集塵部107に吸気を開始させてもよい。この所定時間は、固定の時間でなくてもよい。制御部105は、活動量が所定の活動量以下に減少するまで待った後に、送風部106に送風を開始させ、集塵部107に吸気を開始させてもよい。
次に、制御部105は、送風および吸気の開始から所定時間後に、送風部106に送風を終了させ、集塵部107に吸気を終了させる(S208)。
具体的には、制御部105は、送風部106のファンの運転を停止するための指示信号を送風部106に送信する。また、制御部105は、集塵部107のファンの運転を停止するための指示信号を集塵部107に送信する。これにより、送風部106は、ファンの運転を停止し、送風を終了する。また、集塵部107も、同様に、ファンの運転を停止し、吸気を終了する。
この所定時間も、固定の時間でなくてもよい。制御部105は、集塵部107の付近で内部環境として検知される塵埃の量が所定量以下になるまで待った後に、送風部106に送風を終了させ、集塵部107に吸気を終了させてもよい。
なお、図2の場合と同様、各種情報に関する検知の順序は、図5に示された例に限られない。これらの情報の検知は、別の順序で行われてもよいし、並行して行われてもよい。
図6は、送風および吸気の変形例を示す模式図である。図4の例では、送風部106は外部の空気を用いて送風を行い、集塵部107は、内部の空気を外部に排出する。一方、図6の例では、集塵部107の吸気によって得られた空気は、集塵フィルタ115によって、フィルタ処理され、浄化される。そして、送風部106は、浄化された空気を用いて送風を行う。これにより、集塵システム100は、外部環境から受ける影響を抑制することができる。
本具体例における集塵システム100は、各種センサ等で検知された情報に基づいて、効率よく塵埃を回収することができる。
(実施の形態の第2具体例)
次に、図7A、図7Bおよび図8を用いて、本実施の形態の第2具体例を示す。本具体例における集塵システムの基本的な構成および動作は、図1および図2に示された集塵システム100の構成および動作と同様である。したがって、図1に示された集塵システム100の構成を用いて、本具体例を説明する。
図7Aは、本具体例における集塵システム100が利用されている所定空間に人がいる場合の気流を示す模式図である。
集塵システム100は、所定空間に人がいる場合、人に対して不快感を与えないように、比較的小さい風量で送風および吸気を行う。また、集塵システム100は、この場合も、送風および吸気を停止せずに、比較的小さい風量で送風および吸気を行うことにより、塵埃が溜まらないように、所定空間内の空気を循環させる。また、集塵システム100は、この場合も、間取りを考慮して、例えば、気流が家具によって遮られないように、送風方向、送風量、吸気方向および吸気量を制御してもよい。
また、例えば、集塵システム100は、所定空間に人がいる場合、送風および吸気を行うことにより、所定空間に対して0.5回/h以上の換気を行う。すなわち、集塵システム100は、1時間当たりに、所定空間の半分に相当する量以上の換気を行う。
また、例えば、活動検知部103が、所定空間に人がいるか否かを検知する。具体的には、活動検知部103は、活動量に基づいて、所定空間に人がいるか否かを検知する。より具体的には、活動検知部103は、カメラ113から得られる映像の動き量に基づいて、所定空間に人がいるか否かを検知する。
あるいは、制御部105が、活動検知部103で検知された活動量に基づいて、所定空間に人がいるか否かを判定してもよい。あるいは、所定空間に人がいるか否かは、新たな別の専用のセンサおよび検知部によって検知されてもよい。あるいは、所定空間に人がいるか否かを人が行う操作に基づいて制御部105が検知してもよい。例えば、人がスイッチをオンまたはオフに切替えることにより、所定空間に人がいるか否かを制御部105が検知してもよい。
また、例えば、集塵システム100は、所定空間に人がいる場合における上記の動作を通常時の動作(通常運転)として用いる。そして、集塵システム100は、第1具体例のように、所定空間内の人の活動量が所定の活動量よりも大きい場合、内部環境、活動量および活動位置に基づいて、送風方向、送風量、吸気方向および吸気量を制御する。これにより、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を狙い撃ちで回収する。
図7Bは、本具体例における集塵システム100が利用されている所定空間に人がいない場合の気流を示す模式図である。
集塵システム100は、所定空間に人がいない場合、比較的大きい風量で送風を行う。すなわち、所定空間に人がいる場合の送風量よりも、所定空間に人がいない場合の送風量は大きい。これにより、塵埃が十分に回収される。集塵システム100は、所定空間に人がいない場合も、間取りを考慮して、例えば、気流が家具によって遮られないように、送風方向、送風量、吸気方向および吸気量を制御してもよい。
また、例えば、集塵システム100は、所定空間に人がいない場合も、送風および吸気を行うことにより、所定空間に対して0.5回/h以上の換気を行う。集塵システム100は、所定空間に人がいる場合よりも短い期間で換気を行ってもよい。これにより、集塵システム100は、送風部106および集塵部107の稼動時間を短くすることができ、消費電力量を抑制することができる。
また、例えば、集塵システム100は、外部環境と内部環境との差を用いて、所定空間内の温熱環境が著しく悪化しないように、送風量および吸気量を制限してもよい。これにより、集塵システム100は、所定空間内の設備に異常が生じないように、夏における所定空間内の温度上昇、および、冬における所定空間内の温度低下を抑制することができる。
また、例えば、所定空間に人がいない場合、集塵システム100は、内部環境における塵埃の量に基づいて、送風量および吸気量等を制御してもよい。
図8は、本具体例における集塵システム100の動作を示すフローチャートである。本具体例における集塵システム100は、図8に示された動作を行うことにより、所定空間内の塵埃を効率よく回収する。
まず、内部環境検知部102は、所定空間内の空気環境である内部環境を検知する(S301)。次に、活動検知部103は、所定空間内の人の活動量、および、所定空間内の人の活動位置を検知する(S302)。次に、間取り検知部104は、所定空間の間取りを検知する(S303)。次に、外部環境検知部101は、所定空間外の空気環境である外部環境を検知する(S304)。これらの動作は、第1具体例と同様である。
次に、制御部105は、空間に人がいるか否かを判定する(S305)。例えば、制御部105は、活動検知部103で検知された活動量に従って、空間に人がいるか否かを判定する。
ここで、空間に人がいると判定された場合(S305でYes)、集塵システム100は、図7Aを用いて説明された通常運転を行う(S309)。つまり、集塵システム100は、小さい量で所定空間の全体に対して送風および吸気を行う。また、集塵システム100は、第1具体例のように、活動量が所定の活動量よりも大きい場合、所定空間内の塵埃を狙い撃ちで回収する。
一方、空間に人がいないと判定された場合(S305でNo)、集塵システム100は、図7Bを用いて説明された不在時の動作を行う。つまり、集塵システム100は、大きい量で所定空間の全体に対して送風および吸気を行う。
具体的には、集塵システム100の制御部105は、所定空間の全体に対して、空間に人がいる場合よりも大きい量で送風および吸気が行われるように、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を決定する(S306)。
次に、制御部105は、送風部106に送風を開始させ、集塵部107に吸気を開始させる(S307)。次に、制御部105は、送風および吸気の開始から所定時間後に、送風部106に送風を終了させ、集塵部107に吸気を終了させる(S308)。送風および吸気の開始および終了の処理は、第1具体例と同様である。その後、集塵システム100は、図7Aを用いて説明された通常運転を行ってもよいし、停止状態を維持してもよい。
集塵システム100は、本具体例に基づいて動作を行うことにより、人の不在時に、塵埃を強力に回収することができる。
(実施の形態の第3具体例)
次に、図9を用いて、本実施の形態の第3具体例を示す。本具体例における集塵システムの基本的な構成および動作は、図1および図2に示された集塵システム100の構成および動作と同様である。したがって、図1に示された集塵システム100の構成を用いて、本具体例を説明する。
図9は、本具体例における集塵システム100の利用環境を示す模式図である。第1具体例では、送風部106および集塵部107が壁に設置されている。すなわち、第1具体例では、家などの施設に集塵システム100が組み込まれている。一方、本具体例における集塵システム100の複数の構成要素(送風部106および集塵部107等)は、1つの装置に組み込まれている。
すなわち、本具体例における集塵システム100は、1つの集塵装置として実装されている。本具体例における集塵システム100は、例えば、可搬式の空気清浄機でもよい。
具体的には、本具体例における集塵システム100は、1つの装置において、内部環境検知部102、活動検知部103、間取り検知部104、送風部106、集塵部107、内部環境センサ112およびカメラ113を備える。これらの構成要素は、第1具体例または第2具体例で示された構成要素と同様に動作する。
また、本具体例では、集塵部107が吸気を行うことで得られた空気が、装置内部の集塵フィルタなどによって浄化される。そして、送風部106が浄化された空気を用いて送風を行う。これにより、所定空間内の塵埃が回収される。
そして、本具体例においても、制御部105は、内部環境、活動量、活動位置および間取りに基づいて、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向を制御する。これにより、所定空間内の塵埃が効率よく回収される。
以上、本発明に係る集塵システム100について、実施の形態等に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態等に限定されない。上記の実施の形態等に対して当業者が思いつく変形を施して得られる形態、および、上記の実施の形態等における複数の構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も本発明に含まれる。
例えば、特定の構成要素が実行する処理を別の構成要素が実行してもよい。また、処理を実行する順番が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、構成要素間の通信は、有線通信でもよいし、無線通信でもよい。構成要素間の通信プロトコルは、特定のプロトコルに限定されない。
また、上記の実施の形態等では、活動量、活動位置および間取りの検知にカメラ113が用いられている。カメラ113は、赤外線カメラでもよい。また、活動量、活動位置および間取りの検知には、カメラ113が用いられなくてもよい。例えば、活動量、活動位置および間取りの検知に超音波が用いられてもよい。
また、上記の実施の形態等では、人の活動量および活動位置が、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向の制御に用いられている。しかし、人以外の動物の活動量および活動位置が、送風量、送風方向、吸気量および吸気方向の制御に用いられてもよい。ここで、人以外の動物は、例えば、人が飼っているペットである。
また、活動量および活動位置のみに限らず、窓またはドアの開閉が、塵埃に関連する動作として検知されてもよい。すなわち、物の動作量および動作位置が、人または動物の活動量および活動位置と同様に検知されてもよい。
また、上記の実施の形態等において、風量は、送風部106または集塵部107の開口部の総面積に対する風量でもよいし、送風部106または集塵部107の開口部の単位面積当たりの風量(風速)でもよい。
また、本発明は、集塵システム100として実現できるだけでなく、集塵システム100を構成する各構成要素が行うステップ(処理)を含む方法として実現できる。
例えば、それらのステップは、コンピュータ(コンピュータシステム)によって実行されてもよい。そして、本発明は、それらの方法に含まれるステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現できる。さらに、本発明は、そのプログラムを記録したCD−ROM等である非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現できる。
例えば、本発明が、プログラム(ソフトウェア)で実現される場合には、コンピュータのCPU、メモリおよび入出力回路等のハードウェア資源を利用してプログラムが実行されることによって、各ステップが実行される。つまり、CPUがデータをメモリまたは入出力回路等から取得して演算したり、演算結果をメモリまたは入出力回路等に出力したりすることによって、各ステップが実行される。
また、集塵システム100等に含まれる複数の構成要素(制御部および検知部等)は、それぞれ、専用または汎用の回路として実現されてもよい。これらの構成要素は、1つの回路として実現されてもよいし、複数の回路として実現されてもよい。
また、集塵システム100等に含まれる複数の構成要素は、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。これらの構成要素は、個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。LSIは、集積度の違いにより、システムLSI、スーパーLSIまたはウルトラLSIと呼称される場合がある。
また、集積回路はLSIに限られず、専用回路または汎用プロセッサで実現されてもよい。プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定が再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサが、利用されてもよい。
さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて、集塵システム100に含まれる複数の構成要素の集積回路化が行われてもよい。
最後に、集塵システム100等の複数の態様を例として示す。これらの態様は、適宜、組み合わされてもよい。また、上記の実施の形態等に示された任意の構成等が追加されてもよい。
(第1態様)
本発明の一態様に係る集塵システム100は、送風部106と、集塵部107と、内部環境検知部102と、活動検知部103と、制御部105とを備え、所定空間内の塵埃を回収する。
送風部106は、送風を行う。集塵部107は、吸気を行うことで所定空間内の塵埃を回収する。内部環境検知部102は、所定空間内の空気環境である内部環境を検知する。活動検知部103は、所定空間内の人の活動量、および、所定空間内の人の活動位置を検知する。制御部105は、送風部106で行われる送風、および、集塵部107で行われる吸気を制御する。特に、制御部105は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて、送風の量、および、送風の方向を制御する。
これにより、例えば、集塵システム100は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて塵埃が存在していると想定される範囲へ送風を行うことができる。したがって、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(第2態様)
例えば、制御部105は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて、吸気の量、および、吸気の方向を制御してもよい。これにより、例えば、集塵システム100は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて塵埃が存在していると想定される範囲から吸気を行うことができる。したがって、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(第3態様)
例えば、集塵システム100は、所定空間の間取りを検知する間取り検知部104を備えてもよい。そして、制御部105は、内部環境、活動量、活動位置および間取りに基づいて、送風の量、および、送風の方向を制御してもよい。これにより、例えば、集塵システム100は、家具等を避けて、塵埃が存在していると想定される範囲へ送風を行うことができる。したがって、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(第4態様)
例えば、集塵システム100は、所定空間外の空気環境である外部環境を検知する外部環境検知部101を備えてもよい。そして、送風部106は、所定空間外から所定空間内へ、送風を行ってもよい。そして、制御部105は、内部環境、活動量、活動位置および外部環境に基づいて、送風の量、および、送風の方向を制御してもよい。
これにより、例えば、集塵システム100は、外部環境が気流へ与える影響を考慮して、塵埃が存在していると想定される範囲へ送風を行うことができる。したがって、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(第5態様)
例えば、制御部105は、所定空間のうち、内部環境および活動量によって規定される大きさを有し、かつ、活動位置を含む一部の範囲を所定空間内の塵埃の所在範囲として推定してもよい。そして、制御部105は、一部の範囲に対して送風が行われるように、送風の量、および、送風の方向を制御してもよい。
これにより、集塵システム100は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて塵埃の所在範囲として想定される範囲へ送風を行うことができる。したがって、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(第6態様)
例えば、制御部105は、所定空間のうち、内部環境および活動量によって規定される大きさを有し、かつ、活動位置を含む一部の範囲を所定空間内の塵埃の所在範囲として推定してもよい。そして、制御部105は、一部の範囲に対して送風および吸気が行われるように、送風の量、送風の方向、吸気の量、および、吸気の方向を制御してもよい。
これにより、集塵システム100は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて塵埃の所在範囲として想定される範囲に対して送風および吸気を行うことができる。したがって、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(第7態様)
例えば、制御部105は、所定空間のうち、内部環境および活動量によって規定される大きさを有し、かつ、活動位置を含む一部の範囲を所定空間内の塵埃の所在範囲として推定してもよい。そして、制御部105は、間取りにおける障害を避けて一部の範囲に対して送風が行われるように、送風の量、および、送風の方向を制御してもよい。
これにより、集塵システム100は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて塵埃の所在範囲として想定される範囲に対して家具等を避けて送風を行うことができる。したがって、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(第8態様)
例えば、制御部105は、所定空間のうち、内部環境および活動量によって規定される大きさを有し、かつ、活動位置を含む一部の範囲を所定空間内の塵埃の所在範囲として推定してもよい。そして、制御部105は、一部の範囲に対して送風が行われるように、外部環境における温度が高いほど送風の方向を低くして、送風の量、および、送風の方向を制御してもよい。
これにより、集塵システム100は、内部環境、活動量および活動位置に基づいて塵埃の所在範囲として想定される範囲に対して気流の特性を考慮して送風を行うことができる。したがって、集塵システム100は、所定空間内の塵埃を効率よく回収することができる。
(第9態様)
例えば、制御部105は、所定空間内に人がいない場合、所定空間内に人がいる場合よりも大きい量で所定空間の全体に対して送風が行われるように、送風の量、および、送風の方向を制御してもよい。これにより、集塵の運転時間が短縮され、消費電力量が削減される。
(第10態様)
本発明の一態様に係る集塵方法は、所定空間内の塵埃を回収する集塵方法である。そして、集塵方法は、送風ステップ(S106)と、集塵ステップ(S107)と、内部環境検知ステップ(S101)と、活動検知ステップ(S102)と、制御ステップ(S105)とを含む。
送風ステップ(S106)では、送風を行う。集塵ステップ(S107)では、吸気を行うことで所定空間内の塵埃を回収する。内部環境検知ステップ(S101)では、所定空間内の空気環境である内部環境を検知する。活動検知ステップ(S102)では、所定空間内の人の活動量、および、所定空間内の人の活動位置を検知する。制御ステップ(S105)では、送風および吸気を制御する。特に、制御ステップ(S105)では、内部環境、活動量および活動位置に基づいて、送風の量、および、送風の方向を制御する。
これにより、例えば、内部環境、活動量および活動位置に基づいて塵埃が存在していると想定される範囲へ送風を行うことが可能である。したがって、所定空間内の塵埃を効率よく回収することが可能である。
100 集塵システム
101 外部環境検知部
102 内部環境検知部
103 活動検知部
104 間取り検知部
105 制御部
106 送風部
107 集塵部

Claims (10)

  1. 所定空間内の塵埃を回収する集塵システムであって、
    送風を行う送風部と、
    吸気を行うことで前記所定空間内の塵埃を回収する集塵部と、
    前記所定空間内の空気環境である内部環境を検知する内部環境検知部と、
    前記所定空間内の人の活動量、および、前記所定空間内の人の活動位置を検知する活動検知部と、
    前記送風部で行われる前記送風、および、前記集塵部で行われる前記吸気を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記内部環境、前記活動量および前記活動位置に基づいて、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する
    集塵システム。
  2. 前記制御部は、前記内部環境、前記活動量および前記活動位置に基づいて、前記吸気の量、および、前記吸気の方向を制御する
    請求項1に記載の集塵システム。
  3. 前記集塵システムは、さらに、前記所定空間の間取りを検知する間取り検知部を備え、
    前記制御部は、前記内部環境、前記活動量、前記活動位置および前記間取りに基づいて、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する
    請求項1または2に記載の集塵システム。
  4. 前記集塵システムは、さらに、前記所定空間外の空気環境である外部環境を検知する外部環境検知部を備え、
    前記送風部は、前記所定空間外から前記所定空間内へ、前記送風を行い、
    前記制御部は、前記内部環境、前記活動量、前記活動位置および前記外部環境に基づいて、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の集塵システム。
  5. 前記制御部は、
    前記所定空間のうち、前記内部環境および前記活動量によって規定される大きさを有し、かつ、前記活動位置を含む一部の範囲を前記所定空間内の塵埃の所在範囲として推定し、
    前記一部の範囲に対して前記送風が行われるように、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の集塵システム。
  6. 前記制御部は、
    前記所定空間のうち、前記内部環境および前記活動量によって規定される大きさを有し、かつ、前記活動位置を含む一部の範囲を前記所定空間内の塵埃の所在範囲として推定し、
    前記一部の範囲に対して前記送風および前記吸気が行われるように、前記送風の量、前記送風の方向、前記吸気の量、および、前記吸気の方向を制御する
    請求項2に記載の集塵システム。
  7. 前記制御部は、
    前記所定空間のうち、前記内部環境および前記活動量によって規定される大きさを有し、かつ、前記活動位置を含む一部の範囲を前記所定空間内の塵埃の所在範囲として推定し、
    前記間取りにおける障害を避けて前記一部の範囲に対して前記送風が行われるように、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する
    請求項3に記載の集塵システム。
  8. 前記制御部は、
    前記所定空間のうち、前記内部環境および前記活動量によって規定される大きさを有し、かつ、前記活動位置を含む一部の範囲を前記所定空間内の塵埃の所在範囲として推定し、
    前記一部の範囲に対して前記送風が行われるように、前記外部環境における温度が高いほど前記送風の方向を低くして、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する
    請求項4に記載の集塵システム。
  9. 前記制御部は、さらに、前記所定空間内に人がいない場合、前記所定空間内に人がいる場合よりも大きい量で前記所定空間の全体に対して前記送風が行われるように、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の集塵システム。
  10. 所定空間内の塵埃を回収する集塵方法であって、
    送風を行う送風ステップと、
    吸気を行うことで前記所定空間内の塵埃を回収する集塵ステップと、
    前記所定空間内の空気環境である内部環境を検知する内部環境検知ステップと、
    前記所定空間内の人の活動量、および、前記所定空間内の人の活動位置を検知する活動検知ステップと、
    前記送風ステップで行われる前記送風、および、前記集塵ステップで行われる前記吸気を制御する制御ステップとを含み、
    前記制御ステップでは、前記内部環境、前記活動量および前記活動位置に基づいて、前記送風の量、および、前記送風の方向を制御する
    集塵方法。
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