JP5533728B2 - 空気清浄機 - Google Patents

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この発明は、空気清浄機に関するものである。
空気清浄機においては、空気清浄機本体に汚れセンサーが設けられる。この空気清浄機によれば、汚れセンサーの測定結果に応じて、空気清浄機本体の動作が制御される。このため、空気清浄機本体周辺の空気中を浄化することができる。
しかしながら、上記汚れセンサーは、空気清浄機本体周辺の空気の汚れしか検出しない。このため、空気清浄機本体から離れた位置の空気が汚れていても、空気清浄機本体が動作しない。
これに対し、空気清浄機本体から離れた位置に汚れセンサー本体を設けた空気清浄機が提案されている。この空気清浄機によれば、汚れセンサー本体が空気の汚れを検出すると、空気清浄機本体は風量を変化させる。このため、汚れセンサー本体周辺の空気を浄化し得る(例えば、特許文献1及び2参照)。
しかしながら、空気清浄機本体の風量を変化させるだけでは、必ずしも、汚れセンサー本体周辺の空気を効率よく浄化するとは限らない。
これに対し、空気調和機から離れた位置にファン装置本体(気流制御装置)を設けた空気調和装置が提案されている。この空気調和装置によれば、空気調和機とファン装置本体とは、相互に通信し、互いの吹き出し方向を認識する。この認識結果に基づいて、空気調和機とファン装置本体とは、気流を変化させる(例えば、特許文献3参照)。
このファン装置本体に汚れセンサーを設けるとともに、空気清浄機本体とファン装置本体との間に気流を変化させる機能を設ければ、ファン装置本体周辺の空気を効率よく浄化し得る。
特開昭61−268937号公報 特開2008−086926号公報 特開2005−121316号公報
この場合、空気清浄機本体とファン装置本体とは、互いの吹き出し方向を認識するだけである。このため、必ずしも、ファン装置本体周辺の空気を効率よく浄化することができるとは限らない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、ファン装置本体周辺の空気を効率よく浄化することができる空気清浄機を提供することである。
この発明に係る空気清浄機は、空気中の汚れ具合検出するセンサーを有し、吸い込んだ空気を吹き出すことにより、空気の流れを発生させるファン装置本体と、前記ファン装置本体とは離れた位置に配置され、空気の汚れ具合を検出するセンサーを有し、吸い込んだ空気を浄化した後に吹き出すことにより、空気の流れを発生させる空気清浄機本体と、を備え、前記ファン装置本体は、当該ファン装置本体の設置方向に関する無線信号を送信し、前記空気清浄機本体は、前記ファン装置本体の設置位置に関する無線信号を受信し、受信した無線信号に基づいて前記ファン装置本体の設置方向を検出して、前記ファン装置本体の設置位置周辺の空気が移動するように、空気の流れを調整し、前記ファン装置本体と前記空気清浄機本体とは、前記ファン装置本体のセンサーの検出結果と前記空気清浄機本体のセンサーの検出結果とのうち、検出量の大きいセンサーの検出結果を優先させて動作するものである。
この発明によれば、ファン装置本体周辺の空気を効率よく浄化することができる。
この発明の実施の形態1における空気清浄機の本体の斜視図である。 この発明の実施の形態1における空気清浄機の本体の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における空気清浄機のファン装置本体の斜視図である。 この発明の実施の形態1における空気清浄機のファン装置本体の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における空気清浄機の本体とファン装置本体との位置関係を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における空気清浄機がファン装置本体の設置方向を検出する方法を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における空気清浄機が設置された部屋の縦断面図である。 この発明の実施の形態2における空気清浄機の本体の斜視図である。 この発明の実施の形態3における空気清浄機の清浄機本体の縦断面図である。 この発明の実施の形態4における空気清浄機の清浄機本体の縦断面図である。 この発明の実施の形態4における空気清浄機のファン装置本体の斜視図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
まず、図1と図2とを用いて、空気清浄機本体を説明する。
図1はこの発明の実施の形態1における空気清浄機の本体の斜視図である。図2はこの発明の実施の形態1における空気清浄機の本体の縦断面図である。
図1において、1は空気清浄機本体である。空気清浄機本体1は、フロントケース2とリアケース3とを備える。フロントケース2の正面には、吸い込みパネル4が設けられる。吸い込みパネル4には、吸込口5が形成される。リアケース3の上面には、吹出口6が形成される。吹出口6には、1個以上の可動ルーバー7が取り付けられる。
図2に示すように、リアケース3内部には、ファン装置8が設けられる。ファン装置8は、モータとファンとからなる。ファン装置8の上流側では、フロントケース2内部に、集塵フィルター9が設けられる。フロントケース2内部の下方では、吸い込みパネル4と集塵フィルター9との間に、汚れセンサー10が設けられる。汚れセンサー10は、空気中のホコリやニオイ等の汚れ具合を検出する機能を備える。
図1及び図2に示すように、フロントケース2の前面と上面との交わり部中央には、操作パネル11が取り付けられる。操作パネル11の前面の一部には、送受信部12が設けられる。送受信部12は、無線信号として、設置方向検出用の赤外線信号Ipを送受信する機能を備える。可動ルーバー7、ファン装置8、汚れセンサー10、操作パネル11、送受信部12は、配線(図示せず)を介して制御部13に接続される。
次に、図3と図4を用いて、ファン装置本体を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における空気清浄機のファン装置本体の斜視図である。図4はこの発明の実施の形態1における空気清浄機のファン装置本体の縦断面図である。
図3において、14はファン装置本体である。ファン装置本体14は、略立方体状に形成される。ファン装置本体14は、空気清浄機本体1から離れた同一室内の任意の場所に置かれる。図4に示すように、ファン装置本体14の一側面には、吸込口15が形成される。ファン装置本体14の上面には、吹出口16が形成される。吹出口16には、可動ルーバー17が設けられる。ファン装置本体14内には、ファン装置18が設けられる。
図3に示すように、ファン装置本体14の上面には、汚れセンサー19が設けられる。汚れセンサー19は、空気の環境状態を検知する機能を備える。具体的には、汚れセンサー19は、空気中のホコリやニオイ等の汚れ具合を検出する機能を備える。ファン装置本体14の上面には、必要に応じて、表示部20が設けられる。表示部20は、汚れセンサー19の測定結果を表示する機能を備える。
図3及び図4に示すように、ファン装置本体14の他側面には、送信部21が設けられる。送信部21は、汚れセンサー19の測定結果を赤外線信号Ipで送信する機能を備える。ファン装置本体14の他側面には、送信部21と異なる位置に、送受信部22が設けられる。送受信部22は、設置方向検出用の無線信号として、赤外線信号Ipを送受信する機能を備える。送信部21と送受信部22は、同一の送受信部の場合もある。可動ルーバー17、ファン装置18、汚れセンサー19、送受信部22は、配線(図示せず)を介して制御部23に接続される。
次に、図1と図2を用いて、空気清浄機本体1の基本的な動作を説明する。
操作パネル11の運転スイッチがONになると、ファン装置8が駆動する。この駆動により、室内の空気は、吸い込み気流Aとなって、吸込口5から吸い込まれる。吸い込まれた空気は、集塵フィルター9を通過することにより浄化される。浄化された空気は、吹き出し気流Bとなって、吹出口6から再び室内に吹き出される。
この際、制御部13は、汚れセンサー10、19で汚れが検出されるまでは、可動ルーバー7を左右に自動でスイングさせる。このスイングにより、吹き出し気流Bの向きが調整される。このスイングは、一定間隔で断続的に行われたり、連続的に行われたりする。なお、可動ルーバー7は、前後に自動でスイングするように形成される場合もある。また、可動ルーバー7は、前後と左右を組み合わせて自動でスイングするように形成される場合もある。
次に、図4を用いて、ファン装置本体14の基本的な動作を説明する。
操作パネル11の運転スイッチがONになると、ファン装置18が駆動する。この駆動により、室内の空気は、吸い込み気流Cとなって、吸込口15から吸い込まれる。吸い込まれた空気は、吹き出し気流Dとなって、吹出口16から再び室内に吹き出される。
この際、制御部23は、汚れセンサー10、19で汚れが検出されるまでは、可動ルーバー17を左右に自動でスイングさせる。このスイングにより、吹き出し気流Dの向きが調整される。このスイングは、一定間隔で断続的に行われたり、連続的に行われたりする。なお、可動ルーバー17は、前後に自動でスイングするように形成される場合もある。また、可動ルーバー17は、前後と左右を組み合わせて自動でスイングするように形成される場合もある。
次に、図5と図6を用いて、ファン装置本体14の設置方向の検出方法を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における空気清浄機の本体とファン装置本体との位置関係を示す平面図である。図6はこの発明の実施の形態1における空気清浄機がファン装置本体の設置方向を検出する方法を説明するためのフローチャートである。
図5に示すように、送受信部12には、駆動手段24が取り付けられる。駆動手段24は、ステッピングモータ等からなる。駆動手段24は、回転駆動する。この駆動に追従して、送受信部12は、矢印に示すように、位置aから位置bまで水平方向に移動するようになっている。
ファン装置本体14の設置方向の検出は、操作パネル11の運転スイッチがONとなった後、任意の時間間隔で行われる。具体的には、図6に示すように、操作パネル11の運転スイッチがONになると、空気清浄機本体1の制御部13は、検出手段として、ファン装置本体14の設置方向の検出を開始する。このとき、ファン装置本体14の送受信部22は任意の周波数で常に発光している。
この状態で、ステップS1に進み、駆動位置決め動作が行われる。具体的には、制御部13は、駆動手段24を図4の位置a方向に移動させる。これにより、送受信部12が位置aに位置決めされる。
その後、ステップS2に進み、制御部13は、駆動測定を開始する。具体的には、制御部13は、駆動手段24を図4の位置b方向に移動させ、送受信部12を走査する。その後、ステップS3に進み、制御部13は、送受信部12が受信した赤外線信号Ipの信号出力ViがMIN信号閾値Vs以上か否かを判定する。
信号出力ViがMIN信号閾値Vsよりも小さい場合は、ステップS2に戻り、制御部13は、駆動測定を継続する。信号出力ViがMIN信号閾値Vs以上の場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、制御部13は、信号出力Viを駆動手段24の位置情報とともに記憶する。
その後、ステップS5に進み、制御部13は、図4の位置aから位置bまでの全エリアでの駆動測定が終了したか否かを判定する。全エリアの駆動測定が終了していない場合は、ステップS2に戻り、制御部13は、駆動測定を継続する。全エリアの駆動測定が終了している場合は、ステップS6に進む。
ステップS6では、制御部13は、信号出力Viの記憶があるか否かを判定する。信号出力Viの記憶がない場合は、ステップS7に進む。ステップS7では、制御部13は、駆動測定の検出範囲にファン装置本体14がないと判定し、ファン装置本体14の設置方向の検出を終了する。この際、空気清浄機本体1にその旨を表示するとよい。
これに対し、ステップS6で信号出力Viの記憶がある場合は、ステップS8に進む。ステップS8では、制御部13は、信号Viが最も大きいときの駆動手段24の位置情報をファン装置本体14の設置方向として記憶する。その後、ステップS9に進み、制御部13は、ファン装置本体14の設置方向の検出を終了する。
なお、ファン装置本体14も、同様の方法で、空気清浄機本体1の設置方向を検出する。しかしながら、空気清浄機本体1やファン装置本体14の設置方向の検出方法は、上記方法に限定されない。
このように、空気清浄機本体1とファン装置本体14とは、相互通信し、互いの設置方向を認識する。自動運転モードでは、この認識結果に基づいて、空気清浄機本体1とファン装置本体14とが動作する。
以下、図7を用いて、自動運転モードでの空気清浄機本体1とファン装置本体14の動作を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における空気清浄機が設置された部屋の縦断面図である。
使用者が操作パネル11で自動運転モードを選択すると、空気清浄機本体1の制御部13は、吸い込み気流Aと吹き出し気流Bの風量が弱又は中になるようにファン装置8を駆動する。ファン装置本体14の制御部23は、吸い込み気流Cと吹き出し気流Dの風量が弱又は中になるようにファン装置8を駆動する。
空気清浄機本体1の汚れセンサー10は、空気清浄機本体1周辺の空気の汚れ具合の検出動作を常に行っている。ファン装置本体14の汚れセンサー19は、ファン装置本体14周辺の空気の汚れ具合の検出動作を常に行っている。汚れセンサー19の検出結果は、赤外線信号Ipで送信部21から空気清浄機本体1の送受信部12へ送信される。
次に、空気清浄機本体1の汚れセンサー10がある一定量以上の汚れを検出した場合を説明する。この場合、空気清浄機本体1の制御部13は、可動ルーバー7のスイングを止める。この状態で、空気清浄機本体1の制御部13は、吸い込み気流Aと吹き出し気流Bの風量が強程度にアップするようにファン装置8を駆動する。この状態は、一定時間維持されたり、汚れセンサー10による汚れの検出量が所定値以下になるまで維持されたりする。
このとき、ファン装置本体14の制御部23は、可動ルーバー17を空気清浄機本体1に向けて停止させる。この状態で、ファン装置本体14の制御部23は、吸い込み気流Cと吹き出し気流Dの風量が強程度にアップするようにファン装置18を駆動する。これにより、室内の空気を空気清浄機本体1に効率的に吸わせる気流が形成される。
なお、このような場合、室内の空気の汚れを空気清浄機本体1に効率的に吸い込ませる気流が形成されるのであれば、可動ルーバー7、17のスイングを継続してもよい。
次に、ファン装置本体14の汚れセンサー19がある一定量以上の汚れを検出した場合を説明する。この場合、汚れセンサー19の検出結果に対応した赤外線信号Ipが送信部21から送信される。この赤外線信号Ipは、空気清浄機本体1の送受信部12に受信される。この赤外線信号Ipに基づいて、空気清浄機本体1の制御部13は、可動ルーバー7を設置方向検出で検出した方向に向けて停止させる。これと同時に、空気清浄機本体1の制御部13は、吸い込み気流Aと吹き出し気流Bの風量が強程度にアップするようにファン装置8を駆動する。
このとき、ファン装置本体14の制御部23は、可動ルーバー17にスイングを維持させる。これと同時に、ファン装置本体14の制御部23は、吸い込み気流Cと吹き出し気流Dの風量が強程度にアップするようにファン装置18を駆動する。
その結果、図7に示すように、空気清浄機本体1の吹き出し気流Bは、近傍の壁に沿って上昇する。上昇した気流は、天井に沿って、ファン装置本体14の方向に移動する。移動した気流は、ファン装置本体14近傍の壁に沿って下降する。下降した気流は、ファン装置本体14の吸い込み気流Cとなる。
吸い込み気流Cは、ファン装置本体14に吹き出される。吹き出された気流は、吹き出し気流Dとなる。吹き出し気流Dは、空気清浄機本体1に向けて水平方向に移動する。移動した気流は、吸い込み気流Aとなる。吸い込み気流Aは、空気清浄機本体1に吸い込まれる。
この状態は、一定時間維持されたり、汚れセンサー19による汚れの検出量が所定値以下になるまで維持されたりする。このような循環気流の制御により、ファン装置本体14周辺の空気を集中的に浄化する状態が維持される。
なお、この場合、ファン装置本体14周辺の空気の汚れを空気清浄機本体1に効率的に吸い込ませる気流が形成されればよい。このため、必ずしも、可動ルーバー7を停止したり、可動ルーバー17のスイングを維持したりする必要はない。
次に、汚れセンサー10、19の双方がある一定量以上の汚れを検出している場合を説明する。この場合、空気清浄機本体1とファン装置本体14とは、検出量の大きい汚れセンサーの検出結果を優先させて動作する。すなわち、空気清浄機本体1とファン装置本体14とは、優先したセンサーにより一定量以上の汚れが検出されているとして、可動ルーバー7、17、ファン装置8、18を制御する。なお、このような場合に汚れセンサー10の検出結果と汚れセンサー19の検出結果のどちらを優先させるかを予め設定してもよい。
以上で説明した実施の形態1によれば、空気清浄機本体1は、赤外線信号Ipに基づいてファン装置本体14の設置方向を検出する。この検出結果に基づいて、ファン装置本体14の設置位置周辺の空気が移動するように、空気の流れが調整される。このため、ファン装置本体14周辺の空気を効率よく浄化することができる。
また、空気清浄機本体1とファン装置本体14とを電線で接続する必要がない。このため、空気清浄機本体1とファン装置本体14との設置の自由度を高くすることができる。これにより、空気清浄機本体1から離れた同一室内の任意の場所の汚れを検出することができる。
また、赤外線信号Ipの受信強度が最大となったときの送受信部12の位置に基づいて、ファン装置本体14の設置方向が検出される。このため、簡易な構成で、ファン装置本体14の設置方向を検出することができる。
また、ファン装置本体14の汚れセンサー19が汚れを検出した場合に、空気清浄機本体1からの吹き出し気流Bがファン装置本体14の設置位置周辺に向かうように、可動ルーバー7の向きが調整される。このため、ファン装置本体14周辺の空気をより確実に効率よく浄化することができる。
また、ファン装置本体14の汚れセンサー19が汚れを検出した場合に、ファン装置本体14からの吹き出し気流Dが空気清浄機本体1の設置位置周辺に向かうように、可動ルーバー17の向きが調整される。このため、ファン装置本体14周辺の空気をより確実に効率よく浄化することができる。
また、ファン装置本体14の汚れセンサー19がある一定量以上の汚れを検出した場合のみ、ファン装置本体14の設置位置周辺の空気が移動するように、空気の流れが調整される。このため、消費電力を抑制することができる。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2における空気清浄機の本体の斜視図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2の送受信部25は、複数の受信素子25a〜25eを備える。これらの受信素子25a〜25eは、水平方向に並んで設けられる。これらの受信素子25a〜25eは、互いの受信視野Ra〜Reが重ならないように配置される。
実施の形態2においては、制御部13は、送受信部25の受信素子25a〜25eのうち、ファン装置本体14の送信部21からの赤外線信号Ipを受信した受信素子の位置に対応した方向にファン装置本体14が設置されていると判定する。
以上で説明した実施の形態2によれば、駆動手段24を設けることなく、ファン装置本体14の設置方向を検出することができる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3における空気清浄機の清浄機本体の縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3の空気清浄機本体1は、実施の形態1の空気清浄機本体1の底面に回動機構26を付加したものである。回動機構26の中央上面には、モータ27が配置される。モータ27は、空気清浄機本体1を支持する。
ファン装置本体14の汚れセンサー19がある一定量以上の汚れを検出した場合を説明する。この場合、検出結果に対応した赤外線信号Ipが送信部21から送信される。この赤外線信号Ipは、空気清浄機本体1の送受信部12に受信される。この赤外線信号Ipに基づいて、空気清浄機本体1の制御部13は、ファン装置本体14の設置方向へ吸込口5が向くように、モータ27を駆動し、空気清浄機本体1を回転させる。
その後、ファン装置本体14の設置方向へ吸込口5が向くと、制御部13は、モータ27を停止させる。この状態で、制御部13は、吸い込み気流Aと吹き出し気流Bの風量が強程度にアップするように、ファン装置8を駆動する。
この状態は、一定時間維持されたり、汚れセンサー19による汚れの検出量が所定値以下になるまで維持されたりする。このとき、吸い込み気流Aは、ファン装置本体14の方向から流れ込む。すなわち、吸い込み気流Aは、ファン装置本体14の吹き出し気流Dから形成される。その結果、ファン装置本体14の周辺の空気が集中的に浄化される。
以上で説明した実施の形態3によれば、空気清浄機本体1は、ファン装置本体14周辺の空気を吸い込む。このため、ファン装置本体14周辺の空気を効率よく浄化することができる。
実施の形態4.
まず、図10を用いて、空気清浄機本体1を説明する。
図10はこの発明の実施の形態4における空気清浄機の清浄機本体の縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、フロントケース2の正面に、吸い込みパネル4が設けられていた。一方、実施の形態4においては、リアケース3の背面に、吸い込みパネル4が設けられている。
実施の形態4の空気清浄機本体1は、タンク28、水受けトレイ29、加湿手段30を備える。タンク28は、空気清浄機本体1の正面に着脱自在に設けられる。タンク28は、水を貯留する機能を備える。水受けトレイ29は、タンク28の下方に配置される。水受けトレイ29は、タンク28が供給する水を受ける機能を備える。加湿手段30は、ファン装置8と水受けトレイ29との間に配置される。加湿手段30は、フィルター材と枠体とからなる。フィルター材は、毛管現象により水を吸い込み易い材料で形成される。フィルター材の下部は、水受けトレイ29内に浸漬する。枠体は、フィルター材を収納し固定する。
次に、図11を用いて、ファン装置本体14を説明する。
図11はこの発明の実施の形態4における空気清浄機のファン装置本体の斜視図である。
ファン装置本体14は、汚れセンサー19、表示部20、送信部21、送受信部22の他、湿度センサー31、表示部32を備える。湿度センサー31は、ファン装置本体14の上面に設けられる。湿度センサー31は、湿度を測定する機能を備える。表示部32は、必要に応じて、ファン装置本体14の上面に設けられる。表示部32は、湿度センサー31の測定結果を表示する機能を備える。
次に、図10を用いて、空気清浄機本体1の基本的な動作を説明する。
空気清浄機本体1の運転中は、吸込口5から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、集塵フィルター9を通過し、浄化される。浄化された空気は、加湿手段30を通過して、加湿される。加湿された空気は、吹出口6から再び室内に吹き出される。
このとき、ファン装置本体14周辺の湿度は、湿度センサー31に測定される。測定結果に対応した赤外線信号Ipは、送信部21から送信される。この赤外線信号Ipは、空気清浄機本体1の送受信部12に受信される。この赤外線信号Ipに対応した測定値が所定値以下になると、空気清浄機本体1の制御部13は、ファン装置本体14の方向へ可動ルーバー7を向けて停止させる。
これと同時に、空気清浄機本体1の制御部13は、吸い込み気流Aと吹き出し気流Bの風量が強程度にアップするように、ファン装置8を駆動する。この吹き出し気流Bにより、ファン装置本体14周辺の空気が集中的に加湿される。この状態は、湿度センサー31の測定値が所定値以上になるまで維持される。
以上で説明した実施の形態4によれば、空気清浄機本体1に加湿手段30が設けられる。このため、空気を浄化するだけでなく、加湿することもできる。
また、実施の形態1と同様に、空気清浄機本体1とファン装置本体14とを電線で接続する必要がない。このため、空気清浄機本体1とファン装置本体14との設置の自由度を高くすることができる。これにより、空気清浄機本体1から離れた同一室内の任意の場所の湿度を検出することができる。
また、湿度センサー31の測定結果に応じて、空気の流れが調整される。このため、ファン装置本体14周辺の湿度を効率よく上げることができる。
なお、ファン装置本体14の可動ルーバー17を適切に動かせば、室内の湿度を効率的に上げる気流を形成することができる。
1 空気清浄機本体
2 フロントケース
3 リアケース
4 吸い込みパネル
5 吸込口
6 吹出口
7 可動ルーバー
8 ファン装置
9 集塵フィルター
10 汚れセンサー
11 操作パネル
12 送受信部
13 制御部
14 ファン装置本体
15 吸込口
16 吹出口
17 可動ルーバー
18 ファン装置
19 汚れセンサー
20 表示部
21 送信部
22 送受信部
23 制御部
24 駆動手段
25 送受信部
25a〜25e 受信素子
26 回動機構
27 モータ
28 タンク
29 水受けトレイ
30 加湿手段
31 湿度センサー
32 表示部

Claims (7)

  1. 空気中の汚れ具合検出するセンサーを有し、吸い込んだ空気を吹き出すことにより、空気の流れを発生させるファン装置本体と、
    前記ファン装置本体とは離れた位置に配置され、空気の汚れ具合を検出するセンサーを有し、吸い込んだ空気を浄化した後に吹き出すことにより、空気の流れを発生させる空気清浄機本体と、
    を備え、
    前記ファン装置本体は、当該ファン装置本体の設置方向に関する無線信号を送信し、
    前記空気清浄機本体は、前記ファン装置本体の設置方向に関する無線信号を受信し、受信した無線信号に基づいて前記ファン装置本体の設置方向を検出して、前記ファン装置本体の設置位置周辺の空気が移動するように、空気の流れを調整し、
    前記ファン装置本体と前記空気清浄機本体とは、前記ファン装置本体のセンサーの検出結果と前記空気清浄機本体のセンサーの検出結果とのうち、検出量の大きいセンサーの検出結果を優先させて動作する空気清浄機。
  2. 前記空気清浄機本体は、
    回動自在に設けられた受信手段と、
    前記受信手段を回動させ、前記受信手段による前記無線信号の受信強度が最大となったときの前記受信手段の位置に基づいて、前記ファン装置本体の設置方向を検出する検出手段と、
    を備えた請求項1記載の空気清浄機。
  3. 前記空気清浄機本体は、
    受信視野が重ならないように並べられた複数の受信素子と、
    前記複数の受信素子のうち、前記無線信号を受信した受信素子の位置に基づいて、前記ファン装置本体の設置方向を検出する検出手段と、
    を備えた請求項1記載の空気清浄機。
  4. 前記空気清浄機本体は、
    空気を吹き出す空気清浄機用吹出口と、
    前記空気清浄機用吹出口に設けられた空気清浄機用ルーバーと、
    前記空気清浄機用吹出口から吹き出す空気が前記ファン装置本体の設置位置周辺に向かうように、前記空気清浄機用ルーバーの向きを調整する制御手段と、
    を備えた請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気清浄機。
  5. 前記空気清浄機本体は、当該空気清浄機本体の設置方向に関する無線信号を送信し、
    前記ファン装置本体は、
    空気を吹き出すファン装置用吹出口と、
    前記ファン装置用吹出口に設けられたファン装置用ルーバーと、
    前記空気清浄機本体の設置方向に関する無線信号を受信する受信手段と、
    前記空気清浄機本体の設置方向に関する無線信号に基づいて前記空気清浄機本体の設置方向を検出して、前記ファン装置用吹出口から吹き出す空気が前記空気清浄機本体の設置位置周辺に向かうように、前記ファン装置用ルーバーの向きを調整する制御手段と、
    を備えた請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気清浄機。
  6. 前記空気清浄機本体は、
    空気を吸い込む吸込口と、
    前記吸込口を回動するための回動機構と、
    前記吸込口から吸い込む空気が前記ファン装置本体の設置位置周辺から流れ込むように、前記回動機構を駆動する制御手段と、
    を備えた請求項1〜請求項5のいずれかに記載の空気清浄機。
  7. 前記空気清浄機本体は、
    水を貯留するタンクと、
    前記タンクの下方に設けられ、前記タンクが供給する水を受ける水受けトレイと、
    下部が前記水受けトレイ内の水に浸漬した加湿手段と、
    を備え、
    吸い込んだ空気を前記加湿手段の上部に通すことにより加湿する請求項1〜請求項のいずれかに記載の空気清浄機。
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