JPH1183093A - 局所清浄型空気清浄機 - Google Patents

局所清浄型空気清浄機

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Publication number
JPH1183093A
JPH1183093A JP9241328A JP24132897A JPH1183093A JP H1183093 A JPH1183093 A JP H1183093A JP 9241328 A JP9241328 A JP 9241328A JP 24132897 A JP24132897 A JP 24132897A JP H1183093 A JPH1183093 A JP H1183093A
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JP
Japan
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air purifier
person
human
main body
local cleaning
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Application number
JP9241328A
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English (en)
Inventor
Toshio Tanaka
利夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH1183093A publication Critical patent/JPH1183093A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な方向に清浄空気の吹き出しを行うこと
ができ、しかも、空気清浄器の向きを変化させる作業を
不要にでき、さらに、全体として小型化する。 【解決手段】 基台1と、基台1上に支持された局所清
浄型空気清浄機本体2と、局所清浄型空気清浄機本体2
の清浄空気吹き出し口の向きを所定範囲内において変化
させることができる首振り機構3とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は局所清浄型空気清
浄機に関し、さらに詳細にいえば、アレルギー患者など
の呼吸点などの局所の空気の清浄度を高めることができ
る新規な局所清浄型空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、室内の空気を清浄にするため
に空気清浄機が広く採用されている。特に、アレルギー
患者のいる家庭においては、空気清浄機を設置して室内
の空気を清浄化することが一般的である。しかし、従来
から広く採用されている空気清浄機は、室内の空気を清
浄化する目的で製造されているのであるから、例えば、
室内の隅部などに設置された状態で効率よく動作するよ
うに、清浄空気の吹き出し口が上向きに設けられるとと
もに、吹き出し方向が固定されている。この構成の空気
清浄機を採用した場合には、室内の空気を清浄にするこ
とで、アレルギー患者に対するハウスダストなどの影響
を大幅に低減できると考えられている。
【0003】しかし、実際には、上記の構成の空気清浄
機を採用した場合であっても、アレルギー患者に対する
ハウスダストなどの影響を十分には低減することができ
ない。この点についてさらに詳細に説明する。一般に、
アレルギー患者が横臥している室内には、畳、布団など
が存在しており、例えば、他の人が歩くことにより畳か
らハウスダストが発生し、またアレルギー患者が寝返り
をうつことによってもハウスダストが発生する。そし
て、このようにハウスダストが発生した場合には、空気
清浄機の能力に応じて徐々に室内の空気が清浄化される
のであるから、アレルギー患者の呼吸点が十分に清浄に
なるまでに著しく長時間がかかることになり、この期間
は、前記のハウスダストによってアレルギー症状が出て
しまい、アレルギー患者の苦痛が発生するのである。
【0004】以上には、アレルギー患者を対象にして説
明を行ったが、アレルギー患者以外であっても、ハウス
ダストにより影響を受ける人であれば、同様の不都合が
発生する。また、花粉やカビに対するアレルギー患者で
あっても同様の不都合が発生する。さらに、アレルギー
患者以外の者であっても、例えば、煙草の煙などの有害
物質の吸入あるいは接触を嫌うものにとっては、空気の
清浄化に長時間がかかる従来の空気清浄機では十分な有
害物質除去効果を達成することができない。
【0005】このような不都合を解消すべく、就寝中の
アレルギー患者などの呼吸点の近傍に清浄空気を吹き出
すようにした空気清浄機が提案されている(特開平7−
42980号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−42980
号公報に記載された空気清浄機は、畳または床に直接設
置されるものであり、しかも、一旦設置されれば、清浄
空気の吹き出し方向が定まってしまうので、清浄空気の
吹き出し範囲を広く設定しているとはいえ、この範囲を
越えて寝返りなどによりアレルギー患者などが移動した
場合には、そのままでは、アレルギー患者の呼吸点の近
傍に清浄空気を吹き出すことが不可能になってしまう。
この不都合を解消するためには、空気清浄機の向きを変
化させればよいのであるが、空気清浄機の向きを変化さ
せる作業が必要であるだけでなく、例えば、就寝中には
このような作業を行うことが不可能になってしまうとい
う不都合がある。また、非就寝時であっても、勉強、仕
事などを行っている間は、これらに集中しているのであ
るから、空気清浄機の向きを変化させる作業を忘れがち
になってしまう。
【0007】さらに、特開平7−42980号公報に記
載された空気清浄機は清浄空気の吹き出し範囲を広く設
定していることに伴って、全体として大型化し、コスト
アップを招くだけでなく、空気清浄機の向きを変化させ
る作業が困難になってしまう。
【0008】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、必要な方向に清浄空気の吹き出しを行う
ことができ、しかも、空気清浄器の向きを変化させる作
業を不要にでき、さらに、全体として小型化することが
できる局所清浄型空気清浄機を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の局所清浄型空
気清浄機は、基台と、基台上に支持された局所清浄型空
気清浄機本体と、局所清浄型空気清浄機本体の清浄空気
吹き出し口の向きを所定範囲内において変化させること
ができる首振り機構とを有するものである。請求項2の
局所清浄型空気清浄機は、前記首振り機構として、清浄
空気吹き出し口の首振り角度を使用者が設定可能なもの
を採用したものである。請求項3の局所清浄型空気清浄
機は、人検知手段をさらに有し、前記首振り機構とし
て、人検知手段からの人検知信号に応答して清浄空気吹
き出し口を人の居る方向に向けるものを採用したもので
ある。
【0010】請求項4の局所清浄型空気清浄機は、人検
知手段を、局所清浄型空気清浄機本体の所定位置にさら
に有し、前記首振り機構として、人検知手段が人を検知
しなくなったことに応答して局所清浄型空気清浄機本体
の清浄空気吹き出し口の向きを強制的に変化させ、人検
知手段が人を検知したことに応答して清浄空気吹き出し
口の向きの変化を停止させるものを採用したものであ
る。
【0011】請求項5の局所清浄型空気清浄機は、人検
知手段を、局所清浄型空気清浄機本体の所定位置にさら
に有し、前記首振り機構として、人検知手段が人を検知
しなくなったことに応答して局所清浄型空気清浄機本体
の清浄空気吹き出し口の向きを首振り可能な全範囲にわ
たって強制的に変化させ、その後、清浄空気吹き出し口
の向きを人検知手段からの検知レベルが最も高かった向
きに設定するものを採用したものである。
【0012】請求項6の局所清浄型空気清浄機は、前記
人検知手段として、人の相対位置が変化した場合に、人
の動いた方向もしくはその位置を検知するものを採用
し、前記首振り機構として、検知した方向もしくはその
位置に応答して清浄空気吹き出し口の向きの変化方向を
該当する方向に先ず変化させるものを採用したものであ
る。
【0013】請求項7の局所清浄型空気清浄機は、前記
人検知手段として、複数の人検知センサを含み、複数の
人検知センサからの出力に基づいて人の動いた方向もし
くはその位置を検知するものを採用したものである。請
求項8の局所清浄型空気清浄機は、前記局所清浄型空気
清浄機本体として、人検知手段が所定時間以上人を検知
しないことに応答して空気清浄運転を停止するものを採
用したものである。
【0014】請求項9の局所清浄型空気清浄機は、前記
人検知手段として、人検知手段が所定時間以上人を検知
しないことに応答して前記局所清浄型空気清浄機本体が
空気清浄運転を停止した後に、所定時間毎に人検知動作
を行うものを採用したものである。
【0015】
【作用】請求項1の局所清浄型空気清浄機であれば、基
台と、基台上に支持された局所清浄型空気清浄機本体
と、局所清浄型空気清浄機本体の清浄空気吹き出し口の
向きを所定範囲内において変化させることができる首振
り機構とを有しているので、基台上において、首振り機
構によって局所清浄型空気清浄機本体の清浄空気吹き出
し口の向きを所定範囲内において変化させることができ
る。したがって、所定範囲内に平均的に清浄空気を吹き
出し、所定範囲内における局所を平均的に清浄化するこ
とができる。
【0016】請求項2の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記首振り機構として、清浄空気吹き出し口の首振
り角度を使用者が設定可能なものを採用したので、用
途、状況などに応じて首振り角度を設定することによ
り、必要な範囲内においてのみ局所を平均的に清浄化す
ることができる。したがって、必要以上の範囲内におい
て平均的に清浄化する場合と比較して、清浄化の程度を
高めることができる。
【0017】請求項3の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、人検知手段をさらに有し、前記首振り機構として、
人検知手段からの人検知信号に応答して清浄空気吹き出
し口を人の居る方向に向けるものを採用したので、人の
居る場所の近傍のみを清浄化することができ、しかも清
浄化の程度を著しく高めることができる。請求項4の局
所清浄型空気清浄機であれば、人検知手段を、局所清浄
型空気清浄機本体の所定位置にさらに有し、前記首振り
機構として、人検知手段が人を検知しなくなったことに
応答して局所清浄型空気清浄機本体の清浄空気吹き出し
口の向きを強制的に変化させ、人検知手段が人を検知し
たことに応答して清浄空気吹き出し口の向きの変化を停
止させるものを採用したので、寝返りなどにより人が移
動した場合であっても人の居る場所の近傍のみを清浄化
することができ、しかも清浄化の程度を著しく高めるこ
とができる。
【0018】請求項5の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、人検知手段を、局所清浄型空気清浄機本体の所定位
置にさらに有し、前記首振り機構として、人検知手段が
人を検知しなくなったことに応答して局所清浄型空気清
浄機本体の清浄空気吹き出し口の向きを首振り可能な全
範囲にわたって強制的に変化させ、その後、清浄空気吹
き出し口の向きを人検知手段からの検知レベルが最も高
かった向きに設定するものを採用したので、寝返りなど
により人が移動した場合であっても清浄空気吹き出し口
の向きを人の居る場所に正確に向けることができ、人の
居る場所の近傍のみを清浄化することができ、しかも清
浄化の程度を著しく高めることができる。
【0019】請求項6の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記人検知手段として、人の相対位置が変化した場
合に、人の動いた方向もしくはその位置を検知するもの
を採用し、前記首振り機構として、検知した方向もしく
はその位置に応答して清浄空気吹き出し口の向きの変化
方向を該当する方向に先ず変化させるものを採用したの
で、寝返りなどにより人が移動した場合などに、人の居
る可能性が高い方向に清浄空気吹き出し口の向きを変化
させることができ、清浄空気吹き出し口の向きを人の居
る場所に向けるために必要な時間を短縮することがで
き、ひいては迅速に人の居る場所の近傍のみを清浄化す
ることができ、しかも清浄化の程度を著しく高めること
ができる。
【0020】請求項7の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記人検知手段として、複数の人検知センサを含
み、複数の人検知センサからの出力に基づいて人の動い
た方向もしくはその位置を検知するものを採用したので
寝返りなどにより人が移動した場合などに、人の居る可
能性が高い方向に清浄空気吹き出し口の向きを変化させ
ることができ、清浄空気吹き出し口の向きを人の居る場
所に向けるために必要な時間を短縮することができ、ひ
いては迅速に人の居る場所の近傍のみを清浄化すること
ができ、しかも清浄化の程度を著しく高めることができ
る。また、人検知センサとして、画像センサなどと比較
して簡単かつ安価なものを採用することができる。
【0021】請求項8の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記局所清浄型空気清浄機本体として、人検知手段
が所定時間以上人を検知しないことに応答して空気清浄
運転を停止するものを採用したので、省エネルギーを実
現できるとともに、局所清浄型空気清浄機本体に含まれ
るフィルタの長寿命化を達成できる。請求項9の局所清
浄型空気清浄機であれば、前記人検知手段として、人検
知手段が所定時間以上人を検知しないことに応答して前
記局所清浄型空気清浄機本体が空気清浄運転を停止した
後に、所定時間毎に人検知動作を行うものを採用したの
で、省エネルギーを実現できるとともに、局所清浄型空
気清浄機本体に含まれるフィルタの長寿命化を達成で
き、しかも、必要な場合には、人の居る場所の近傍のみ
を清浄化することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の局所清浄型空気
清浄機の実施の態様を詳細に説明する。図1はこの発明
の局所清浄型空気清浄機の一実施態様を概略的に示す斜
視図、図2は清浄空気吹き出し側を示す正面図、図3は
図2のIII−III線断面図、図4は首振り機構を示
す縦断面図、図5から図7は首振り機構を示す平面図で
ある。
【0023】この局所清浄型空気清浄機は、基台1と、
局所清浄型空気清浄機本体2と、局所清浄型空気清浄機
本体2の清浄空気吹き出し口の向きを所定範囲内におい
て変化させることができる首振り機構3とを有してい
る。前記基台1は、局所清浄型空気清浄機本体2を安定
に支持できればよく、任意の形状、サイズに設定するこ
とが可能である。
【0024】前記局所清浄型空気清浄機本体2は、四角
筒状のケーシング21の背面側に吸入口グリル22を有
し、前面の上部所定位置に操作部23を有し、中央部
に、複数本の支柱24および背板25により支持される
モータ26を有している。このモータ26は、吸入口グ
リル22に向かう方向に回転軸が突出しており、この回
転軸に羽根車27が固定されている。したがって、四角
筒状のケーシング21の、吸入口グリル22装着部と反
対側の開口部が清浄空気吹き出し口20である。また、
吸入口グリル22の内方に濾過部材28を設け、濾過部
材28と羽根車27との間に、吸い込み空気を効果的に
羽根車27に導く仕切り板29を設けている。なお、前
記羽根車27は、例えば、ターボファンのように遠心型
のものを採用している。これは、濾過部材28として捕
集効率の高いものを使用するので、風量の割に大きな静
圧が必要であり、この要請を満足するためである。
【0025】また、羽根車27による吹き出し流を減速
させて動圧を回収するとともに、吹き出し風速分布を均
一に近づけるディフューザを設けることが好ましい。さ
らに、吹き出し流路内に羽根車27による吹き出し流の
旋回速度成分を除去する形状の静翼を設けることが好ま
しい。さらにまた、吹き出し口に抵抗体を配置して吹き
出し口の風速分布が一様になるようにすること、また
は、この抵抗体の抵抗を場所により変化させて吹き出し
風速分布を制御することが好ましい。また、吹き出し流
路壁面に吸音材を設けて運転音を低減することが好まし
い。
【0026】さらに、濾過部材28を吸入口グリル22
の内方に設ける代わりに、清浄空気吹き出し口20の内
方に設ける構成を採用することが可能である。この場合
において、濾過部材28として十分に抵抗の大きいもの
を採用すれば、抵抗体や吹き出し流の旋回速度成分を除
去する形状の静翼を不要にすることができる。ただし、
局所清浄型空気清浄機本体2としては、背面から空気を
吸入し、前面から清浄空気を吹き出す構成に代えて、図
8に示すように、側面から空気を吸入し、前面から清浄
空気を吹き出す構成を採用すること、図9に示すよう
に、上面から空気を吸入し、前面から清浄空気を吹き出
す構成を採用することなどが可能である。
【0027】前記首振り機構3は、基台1に設けられて
いるモータ30により1方向に回転させられる円板31
と、局所清浄型空気清浄機本体2を回転させるととも
に、基台1に対して回転自在に支持された回転支持部材
32と、円板31の所定位置と回転支持部材32の所定
位置とを連結し、円板31の回転に伴って回転支持部材
32を所定の角度範囲内において往復回転させる連結部
材33とを有している。前記回転支持部材32は、その
中心部に回転軸321を有しているとともに、外方に延
びる連結用アーム322を有し、さらに、連結用アーム
322と異なる方向に外方に延びる回転駆動部材323
を有している。前記連結部材33は、円板31の外周寄
りの所定位置に回転自在に連結された第1アーム部材3
31と、第1アーム部材331の先端部に対して一方の
端部が回転自在に連結され、かつ連結用アーム322の
先端部に対して他方の端部が回転自在に連結された第2
アーム部材332とを有している。なお、第2アーム部
材332は、他方の端部寄りの所定位置においてほぼ直
角に曲っている。また、前記回転駆動部材323は、放
射状に延びる複数の仕切り部材323aを有しており、
局所清浄型空気清浄機本体2を強制的に回転させて、局
所清浄型空気清浄機本体2を支持し、かつ回転軸321
と係合する支持軸323bから下方に突出する突軸32
3cが何れの仕切り部材323aと係合するかを選択す
ることにより、非首振り時に手動で局所清浄型空気清浄
機本体2の向きを任意に変えることができる。逆に、首
振り時には、局所清浄型空気清浄機本体2の回転角度範
囲の調節(回転角度は変化しないが、回転角度範囲を左
右にずらせること)を達成することができる。
【0028】前記の構成の首振り機構を採用した場合に
は、円板31の回転に伴って、図5から図7に示すよう
に、第1アーム部材331および第2アーム部材332
の相対位置関係が変化し、回転支持部材32を往復回転
させることができる。上記の構成の局所清浄型空気清浄
機の作用は次のとおりである。局所清浄型空気清浄機を
所望箇所(例えば、就寝者の枕元など)に設置し、局所
清浄型空気清浄機本体2の運転を行わせるとともに、首
振り機構3の運転を行わせれば、清浄空気の吹き出し方
向が変化するので、広範囲にわたって清浄空気を供給す
ることができる。
【0029】図10は局所清浄型空気清浄機を就寝者の
枕元に設置した具体例を概略的に示す平面図である。図
11は首振り機構を有していない空気清浄機を就寝者の
枕元に設置した状態を概略的に示す平面図である。図1
1に示す具体例を採用した場合には、予め設定された清
浄空気吹き出し範囲にのみ清浄空気を吹き出すことがで
き、清浄空気を供給できる範囲が狭い。したがって、就
寝者が寝返りをうったような場合には、就寝者が清浄空
気供給範囲から出てしまうことになってしまう。これに
対して、図10に示す具体例を採用した場合には、局所
清浄型空気清浄機本体2が首振り機構3により往復回転
させられるのであるから、清浄空気を供給できる範囲を
著しく広くすることができる。したがって、就寝者が寝
返りをうったような場合であっても、就寝者に対して清
浄空気を供給できる可能性が高くなる。
【0030】図12はこの発明の局所清浄型空気清浄機
の他の実施態様を概略的に示す斜視図である。この局所
清浄型空気清浄機が前記の局所清浄型空気清浄機と異な
る点は、局所清浄型空気清浄機本体2の所定位置に人検
知センサ4をさらに設けた点、および人検知センサ4か
らの出力信号に基づいて首振り機構3を制御する制御部
(図示せず)をさらに設けた点のみである。
【0031】前記人検知センサ4としては、赤外線セン
サ(焦電型赤外線センサ、サーモパイル型赤外線センサ
など)、超音波センサ、光センサなどが例示できる。こ
れらのセンサは構成が簡単であり、しかも安価である。
図13は焦電型の赤外線センサからなる人検知センサ4
の構成を示す概略図であり、焦電型の赤外線検出素子4
1と、赤外線検出素子41からの出力信号を増幅する初
段アンプ42と、初段アンプ42からのAC出力を入力
とし、かつ後述する中央演算ユニット(CPU)44か
らのチョッパ周期入力を入力としてAC/DC変換を行
ってDC出力を出力するAC/DC変換部43と、AC
/DC変換部43からのDC出力を入力として、例えば
予め設定した閾値との比較処理などを行って人検知信号
を出力するCPU44と、CPU44により回転速度が
制御されるモータ45と、モータ45により回転され
て、赤外線検出素子41に対して間欠的に赤外光を入射
させるチョッパブレード46とを有している。したがっ
て、赤外線検出素子41の視野内に人が存在している場
合にはより大きな出力信号が赤外線検出素子41から出
力され、この出力信号が初段アンプ42、AC/DC変
換部43を介してCPU44に供給されるので、赤外線
検出素子41の視野内に人が存在していることを検出す
ることができる。
【0032】図14は超音波センサからなる人検知セン
サ4の構成を示す概略図であり、局所清浄型空気清浄機
本体2の所定位置に、互いに近接する状態で凹所51、
52を設け、一方の凹所51の内奥部に超音波送信器5
3を、他方の凹所52の内奥部に超音波受信器54をそ
れぞれ設け、CPU55からのON/OFF指示信号に
より超音波送信器53を駆動する駆動回路56、超音波
受信器54からの出力信号を増幅してCPU55に供給
する増幅回路57、CPU55との間で信号の授受を行
って時間計測を行う時間計測部58をさらに設けてい
る。なお、時間計測部58においては、超音波の送信か
ら受信までの所要時間を計測するものであり、計測した
所要時間を入力として、CPU55においてこの所要時
間を所定の閾値と比較し、所要時間の方が短い場合に局
所清浄型空気清浄機本体2の前方に人が存在していると
判定する。したがって、局所清浄型空気清浄機本体2の
前方であって、比較的近くに人が存在している場合にの
み人が存在していると判定することができる。
【0033】図15は光センサからなる人検知センサ4
の構成を示す概略図であり、局所清浄型空気清浄機本体
2の所定位置に、互いに近接する状態で凹所61、62
を設け、一方の凹所61の内奥部に発光素子63および
レンズ64を、他方の凹所62の内奥部に受光素子65
およびレンズ66をそれぞれ設け、CPU67からのO
N/OFF指示信号により発光素子63を駆動する駆動
回路68、受光素子65からの出力信号を増幅してCP
U67に供給する増幅回路69をさらに設けている。な
お、CPU67において、増幅回路69から出力される
信号と所定の閾値との大小を比較し、増幅回路69から
出力される信号の方が大きい場合に局所清浄型空気清浄
機本体2の前方に人が存在していると判定する。また、
レンズ64は発光素子63から放射される光を平行光線
化するものであり、レンズ66は外部から導かれる光を
受光素子65の受光面に結像させるものである。ただ
し、レンズ64としては、発光素子63から放射される
光を平行光線化するものに限定されるのではなく、平行
光線に近づけることにより指向性を絞り込めるものであ
れば適用可能である。したがって、局所清浄型空気清浄
機本体2の前方であって、比較的近くに人が存在してい
る場合にのみ人が存在していると判定することができ
る。
【0034】また、図15の人検知センサ4において、
凹所61、62の内径、奥行きによって指向性が決定さ
れる。上記の構成の局所清浄型空気清浄機の作用は次の
とおりである。例えば、局所清浄型空気清浄機を就寝者
の枕元に設置した状態において、首振り機構3による首
振り角度範囲にわたって局所清浄型空気清浄機本体2を
回転させながら人検知センサ4からの出力信号を収集す
ることにより、局所清浄型空気清浄機の首振り角度範囲
内に人が存在しているか否かを判定し、人が存在してい
る方向を検出することができる。図16は就寝者の状態
と、局所清浄型空気清浄機本体2の指向角度(局所清浄
型空気清浄機本体2に設けられた人検知センサ4の向
き)に対する人検知センサ4からの出力信号の変化を示
す図とを示している。図16においては、就寝者が寝返
りをうっているので、首振り角度範囲の中心部ではな
く、寝返りに対応して首振り角度範囲の一方の端部寄り
において人検知信号(所定の閾値よりも大きい人検知セ
ンサ4からの出力信号)が得られている。
【0035】したがって、局所清浄型空気清浄機の首振
り角度範囲内に人が存在していない場合には、清浄空気
の供給が無駄になるので、局所清浄型空気清浄機の運転
を停止することが好ましく、省エネルギーを達成するこ
とができる。もちろん、必要な場合にのみ局所清浄型空
気清浄機本体を運転するので、濾過部材を長寿命化する
ことができる。この作用は以下の全ての実施態様に適用
可能である。
【0036】逆に、図16に示すように、局所清浄型空
気清浄機の首振り角度範囲内に人が存在している場合に
は、首振り機構3を制御することにより、局所清浄型空
気清浄機本体2の指向角度を人の存在する向きに一致さ
せ(図17参照)、清浄空気を真に必要な方向にのみ吹
き出すことができる。なお、この場合において、所定の
閾値よりも大きい人検知センサ4からの出力信号が得ら
れた時点で首振り機構3の動作を停止させるようにして
もよく、また、首振り角度の全範囲にわたって局所清浄
型空気清浄機本体2の首振りを行わせ、最も大きい人検
知信号が得られた向きに局所清浄型空気清浄機本体2を
向けるように首振り機構3を動作させてもよい。
【0037】なお、人検知のための首振り機構3の動作
は、例えば、人検知センサ4が人を検知しなくなったこ
とを条件として行えばよい。また、局所清浄型空気清浄
機の運転を停止している場合には、一定周期ごとに局所
清浄型空気清浄機本体2の首振りを行って人が存在して
いるか否かを判定し、人が存在している場合には自動的
に局所清浄型空気清浄機本体2の運転を開始させること
が好ましい。
【0038】図18はこの発明の局所清浄型空気清浄機
のさらに他の実施態様を概略的に示す斜視図である。こ
の局所清浄型空気清浄機が図12の局所清浄型空気清浄
機と異なる点は、局所清浄型空気清浄機本体2に1対の
人検知センサ4を設けた点のみである。この1対の人検
知センサ4は、首振り方向に関して互いに異なる位置に
設けられている。また、1対の人検知センサ4の視野
は、互いに平行に設定されていてもよいが、図19に示
すように、やや内向きに(両人検知センサ4の視野が局
所清浄型空気清浄機本体2の前方において互いに重なり
合うように)設定されていることが好ましい。もちろ
ん、前者の場合にも視野どうしがオーバーラップする
が、オーバーラップする領域と局所清浄型空気清浄機本
体2との距離は、後者の場合の方が小さくなる。
【0039】この構成の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、人が局所清浄型空気清浄機本体2の正面に存在して
いる状態において1対の人検知センサ4からの出力信号
のレベルが互いにほぼ等しくなる。しかし、人が局所清
浄型空気清浄機本体2の正面から何れか一方の側に移動
すれば、人が移動した側の人検知センサ4からの出力信
号のレベルが高くなる反面、他方の人検知センサ4から
の出力信号のレベルが低くなる。具体的には、左右の人
検知センサ4からの出力信号のレベルと人の移動方向と
の関係は表1に示すとおりになる。
【0040】
【表1】
【0041】したがって、両人検知センサ4からの出力
信号のレベルを検出することにより、人が移動したか否
かを判定し、移動した場合には移動方向を識別すること
ができる。この結果、人が移動した場合には、識別され
た移動方向に向かって局所清浄型空気清浄機本体2を首
振りさせることにより、清浄空気の吹き出し方向を人の
存在する方向に一致させるための所要時間を短縮するこ
とができる。
【0042】また、人検知センサ4としてイメージセン
サを採用した場合には、視野範囲内における人の位置を
検出することができるので、検出された位置に向かって
局所清浄型空気清浄機本体2を首振りさせることによ
り、清浄空気の吹き出し方向を人の存在する方向に一致
させるための所要時間を短縮することができる。図20
はこの発明の局所清浄型空気清浄機のさらに他の実施態
様を概略的に示す斜視図、図21は人検知センサの配置
を概略的に示す横断面図である。
【0043】この局所清浄型空気清浄機が図18の局所
清浄型空気清浄機と異なる点は、人検知センサ4を局所
清浄型空気清浄機本体2に設ける代わりに、人検知セン
サ4を基台1の前面側の所定位置に設けた点、および人
検知センサ4の数を3に設定した点のみである。また、
3つの人検知センサ4は、1つが正面を向き、残りの2
つがそれぞれ右寄り、左寄りを向くように配置されてい
る。そして、隣合う人検知センサ4は、視野が互いにオ
ーバーラップするように配置されている。
【0044】この局所清浄型空気清浄機では、人検知セ
ンサ4が基台1に設けられているが、人検知センサ4の
数が多く、かつ視野の中心軸が放射状に設定されている
のであるから、局所清浄型空気清浄機本体2の首振り角
度範囲を十分にカバーすることができる。具体的には、
3つの人検知センサ4からの出力信号のレベルと人の存
在方向との関係は表2に示すとおりになる。
【0045】
【表2】
【0046】したがって、3つの人検知センサ4からの
出力信号のレベルを検出することにより、人がどの方向
に位置するかを識別することができる。この結果、識別
された位置に向かって局所清浄型空気清浄機本体2を首
振りさせることにより、清浄空気の吹き出し方向を人の
存在する方向に一致させるための所要時間を短縮するこ
とができる。また、この実施態様を採用した場合には、
局所清浄型空気清浄機本体2を首振りさせることなく、
人の存在する方向を識別することができる。ただし、人
検知センサ4の数を余り増加させない場合には、各人検
知センサ4の指向性を余り高めることができない。
【0047】これに対して、人検知センサ4を局所清浄
型空気清浄機本体2に設ける場合には、人検知センサ4
の指向性を高く設定しても、局所清浄型空気清浄機本体
2を首振りさせることにより十分に広い視野を確保する
ことができる。また、指向性を高く設定することによ
り、人の検出精度を高めることができる。図22はこの
発明の局所清浄型空気清浄機のさらに他の実施態様を概
略的に示す斜視図である。
【0048】この局所清浄型空気清浄機が図20の局所
清浄型空気清浄機と異なる点は、3つの人検知センサ4
を局所清浄型空気清浄機本体2の上部に設けた点のみで
ある。図23はこの局所清浄型空気清浄機の作用を説明
するフローチャートである。ステップSP1において、
3つの人検知センサ4からの出力信号を取り込み、ステ
ップSP2において、少なくとも1つの人検知センサ4
が人を検知しているか否か(例えば、少なくとも1つの
人検知センサ4からの出力信号が所定の閾値よりも大き
いか否か)を判定する。そして、何れの人検知センサ4
も人を検知していないと判定された場合には、ステップ
SP3において、スキャン動作(自動首振り動作)を行
い、再びステップSP1の処理を行う。なお、このフロ
ーチャートには示していないが、首振り角度の全範囲に
わたってスキャン動作を行っても何れの人検知センサ4
も人を検知していないと判定された場合には、局所清浄
型空気清浄機の運転を停止して省エネルギー、濾過部材
の長寿命化を達成することが好ましい。逆に、少なくと
も1つの人検知センサ4が人を検知していると判定され
た場合には、ステップSP4において、人が局所清浄型
空気清浄機本体2の正面に存在しているか否か(中央の
人検知センサ4の出力信号のレベルが他の人検知センサ
4の出力信号のレベルよりも高いか否か)を判定する。
そして、人が局所清浄型空気清浄機本体2の正面に存在
していると判定された場合には、スキャン動作が必要で
ないから、再びステップSP1の処理を行う。逆に、人
が局所清浄型空気清浄機本体2の正面に存在していない
と判定された場合には、ステップSP5において、人が
局所清浄型空気清浄機本体2の正面の右方向に存在して
いるか否か(右側の人検知センサ4の出力信号のレベル
が左側の人検知センサ4の出力信号のレベルよりも高い
か否か)を判定する。そして、人が局所清浄型空気清浄
機本体2の正面の右方向に存在していると判定された場
合には、ステップSP6において、局所清浄型空気清浄
機本体2の右方向への首振りを行い、ステップSP7に
おいて、局所清浄型空気清浄機本体2の右方向への首振
りが首振り可能な限界(右端)に到達したか否かを判定
する。そして、局所清浄型空気清浄機本体2の右方向へ
の首振りが首振り可能な限界に到達していないと判定さ
れた場合には、再びステップSP1の処理を行う。
【0049】ステップSP5において人が局所清浄型空
気清浄機本体2の正面の右方向に存在していないと判定
された場合には、ステップSP8において、局所清浄型
空気清浄機本体2の左方向への首振りを行い、ステップ
SP9において、局所清浄型空気清浄機本体2の左方向
への首振りが首振り可能な限界(左端)に到達したか否
かを判定する。そして、局所清浄型空気清浄機本体2の
左方向への首振りが首振り可能な限界に到達していない
と判定された場合には、再びステップSP1の処理を行
う。
【0050】ステップSP7において局所清浄型空気清
浄機本体2の右方向への首振りが首振り可能な限界に到
達したと判定された場合、またはステップSP9におい
て局所清浄型空気清浄機本体2の左方向への首振りが首
振り可能な限界に到達したと判定された場合には、局所
清浄型空気清浄機本体2の正面を人の存在する方向に向
けることができないのであるから、ステップSP10に
おいて、音、可視的表示などによる警報を発令し、好ま
しくは局所清浄型空気清浄機の運転を停止する。
【0051】すなわち、この実施態様においては、局所
清浄型空気清浄機本体2の首振り角度範囲よりも大きい
視野を全体として確保することができるので、人が存在
しているか否かを広範囲にわたって判定することがで
き、しかも、人が存在している場合には、局所清浄型空
気清浄機本体2を人に正対させることができるか否かを
も判定することができる。そして、局所清浄型空気清浄
機本体2を人に正対させることができない場合にはその
旨の警報を発令するので、局所清浄型空気清浄機の設置
状態の変更など必要な対処を行うことができる。
【0052】図24はこの発明の局所清浄型空気清浄機
に適用される制御部の電気的構成を概略的に示すブロッ
ク図である。この制御部は、1対の人検知センサ4と、
運転制御スイッチ71と、首振りスイッチ72と、首振
り角度スイッチ73と、首振り角度可変部74と、首振
り角度検出部75と、ファンを駆動するモータ76と、
表示部77と、リモコン信号受信回路78と、CPU7
9と、人追尾スイッチ70とを有している。なお、図2
1においては、1対の人検知センサ4が設けられている
が、人検知センサ4の数は、この制御部が適用される局
所清浄型空気清浄機に対応して定まる。
【0053】CPU79には、人追尾スイッチ70から
の出力信号、1対の人検知センサ4からの出力信号、運
転制御スイッチ71からの出力信号、首振りスイッチ7
2からの出力信号、首振り角度スイッチ73からの出力
信号、首振り角度検出部75からの出力信号、リモコン
信号受信回路78からの出力信号が供給されている。そ
して、CPU79からの出力信号が首振り角度可変部7
4、モータ76、表示部77に供給されている。また、
首振り角度可変部74からの出力信号が首振り角度検出
部75に供給されている。
【0054】人追尾スイッチ70は人の存在を検出し
て、人が存在している方向に局所清浄型空気清浄機本体
2を向けるべきこと(人追尾運転を行うべきこと)を指
示するものである。運転制御スイッチ71は局所清浄型
空気清浄機の運転、停止を指示するものである。
【0055】首振りスイッチ72は局所清浄型空気清浄
機本体2の首振りを行わせるか否かを指示するものであ
る。首振り角度スイッチ73は3種類の首振り角度α、
β、γを選択するものである。首振り角度を変化させる
のは、清浄空気を要求する人の癖、就寝時と学習時との
ようなその時の人の行動状態などに対処できるようにす
るためである。
【0056】首振り角度可変部74は首振り角度スイッ
チ73で選択された首振り角度となるように局所清浄型
空気清浄機本体2の首振りを行わせるべく首振り用のモ
ータを駆動するものである。なお、この場合における首
振り機構は、図4から図6に示す首振り機構ではなく、
例えば、電気的に回転角度および回転方向が制御される
モータおよび減速機構からなるものが採用される。
【0057】首振り角度検出部75は、首振り用のモー
タの回転軸の回転角度を検出するものであり、例えば、
エンコーダが例示できる。モータ76は局所清浄型空気
清浄機本体2の羽根車を回転させるものである。表示部
77は局所清浄型空気清浄機の動作状態などを表示する
ものである。リモコン信号受信回路78は図示しないリ
モコンから送信される信号を受信するものである。
【0058】CPU79は、人追尾スイッチ70により
人追尾運転を行うべきことが指示されたことに応答し
て、1対の人検知センサ4からの出力信号を取り込んで
人が存在する位置(方向)を検出し、検出した方向を向
くように局所清浄型空気清浄機本体2の首振りを行わせ
るべく首振り用のモータを駆動し、運転制御スイッチ7
1により運転が指示されたことに応答してモータ76を
駆動するための信号を出力し、首振りスイッチ72によ
り首振りが指示されたことに応答して、首振り角度スイ
ッチ73で選択されている首振り角度となるように首振
り角度可変部74を制御するための信号を出力し、首振
り角度検出部75により検出された首振り角度を入力と
して、首振り角度スイッチ73で選択されている首振り
角度が実現できているか否かを判定し、実現できていな
い場合には、首振り角度可変部74に供給する信号を変
化させる。その他、前記の実施態様において説明した処
理を行う。
【0059】したがって、何れの実施態様を採用した場
合にも、人が存在している方向に清浄空気を吹き出すこ
とができ、人が存在している箇所の清浄度を迅速に高め
ることができる。図25および図26は図24のブロッ
ク図の動作を説明するフローチャートである。
【0060】図25のフローチャートについて先ず説明
する。ステップSP1において、局所清浄型空気清浄機
が運転中か否かを判定し、運転中でなければ、再びステ
ップSP1の判定を行う。逆に、運転中であれば、ステ
ップSP2において、人追尾スイッチ70がONか否か
を判定する。そして、人追尾スイッチ70がONであれ
ば、ステップSP13において、人追尾運転(例えば、
図26のフローチャートの処理)を行う。逆に、人追尾
スイッチ70がOFFであれば、ステップSP3におい
て、首振りスイッチ72がONか否かを判定する。そし
て、首振りスイッチ72がOFFであれば、ステップS
P4において、首振りを停止し(既に停止している場合
には、首振り停止状態を継続し)、再びステップSP1
の判定を行う。
【0061】逆に、ステップSP3において首振りスイ
ッチ72がONであると判定された場合には、ステップ
SP5において、首振り角度がαに設定されているか否
かを判定し、首振り角度がαでなければ、ステップSP
6において、首振り角度がβに設定されているか否かを
判定する。そして、首振り角度がαに設定されている場
合には、ステップSP7において、αを首振りのための
設定値として採用し、首振り角度がβに設定されている
場合には、ステップSP8において、βを首振りのため
の設定値として採用し、首振り角度がα、βの何れにも
設定されていない場合には、ステップSP9において、
γを首振りのための設定値として採用する。ステップS
P7、ステップSP8、ステップSP9の何れかの処理
が行われた場合には、ステップSP10において、首振
りを開始し(既に首振りを行っている場合には、首振り
状態を継続し)、ステップSP11において、現在の首
振り角度が設定値の1/2と等しいか否かを判定し、現
在の首振り角度が設定値の1/2と等しくない場合に
は、再びステップSP1の判定を行う。逆に、現在の首
振り角度が設定値の1/2と等しい場合には、ステップ
SP12において、反対方向への首振りを開始し、再び
ステップSP1の判定を行う。
【0062】したがって、人追尾スイッチ70の状態、
首振りスイッチ72の状態に応じて局所清浄型空気清浄
機を運転することができる。ただし、首振りスイッチ7
2よりも人追尾スイッチ70が優先される。次いで、図
26のフローチャートについて説明する。ステップSP
1において、2つの人検知センサ4からの出力信号を取
り込み、ステップSP2において、少なくとも一方の人
検知センサ4が人を検知しているか否か(例えば、少な
くとも一方の人検知センサ4からの出力信号が所定の閾
値よりも大きいか否か)を判定する。そして、何れの人
検知センサ4も人を検知していないと判定された場合に
は、ステップSP3において、局所清浄型空気清浄機本
体2の運転を停止し(既に運転を停止している場合に
は、運転停止状態を継続し)、ステップSP4におい
て、スキャン動作(自動首振り動作)を行い、再びステ
ップSP1の処理を行う。
【0063】逆に、ステップSP2において少なくとも
一方の人検知センサ4が人を検知していると判定された
場合には、ステップSP5において、局所清浄型空気清
浄機本体2の運転を行い(既に運転を行っている場合に
は、運転状態を継続し)、ステップSP6において、両
人検知センサ4からの出力信号どうしの差が予め設定し
た所定の値以下であるか否かを判定する。そして、両人
検知センサ4からの出力信号どうしの差が予め設定した
所定の値以下である場合には、人が局所清浄型空気清浄
機本体2の清浄空気吹き出し口とほぼ正対しているの
で、ステップSP7において、首振りを停止し(既に首
振りが停止されている場合には、首振り停止状態を継続
し)、再びステップSP1の処理を行う。逆に、両人検
知センサ4からの出力信号どうしの差が予め設定した所
定の値よりも大きい場合には、ステップSP8におい
て、一方の人検知センサ4の出力信号から他方の人検知
センサ4の出力信号を減算した値(減算値)が予め設定
した所定の値よりも大きいか否かを判定する。この減算
値が所定の値よりも大きい場合には、局所清浄型空気清
浄機本体2の正面よりも右側に人が存在しているので、
ステップSP9において、右側への首振りを行う。逆
に、減算値が所定の値以下である場合には、局所清浄型
空気清浄機本体2の正面よりも左側に人が存在している
ので、ステップSP10において、左側への首振りを行
う。そして、ステップSP9またはステップSP10の
処理を行った後は、再びステップSP1の処理を行う。
【0064】したがって、人が存在する方向を検出し
て、その方向に局所清浄型空気清浄機本体2の首振りを
行わせることにより、非と追尾動作を実現することがで
きる。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明は、所定範囲内に平均的
に清浄空気を吹き出し、所定範囲内における局所を平均
的に清浄化することができるという特有の効果を奏す
る。請求項2の発明は、必要以上の範囲内において平均
的に清浄化する場合と比較して、清浄化の程度を高める
ことができるという特有の効果を奏する。
【0066】請求項3の発明は、人の居る場所の近傍の
みを清浄化することができ、しかも清浄化の程度を著し
く高めることができるという特有の効果を奏する。請求
項4の発明は、寝返りなどにより人が移動した場合であ
っても人の居る場所の近傍のみを清浄化することがで
き、しかも清浄化の程度を著しく高めることができると
いう特有の効果を奏する。請求項5の発明は、寝返りな
どにより人が移動した場合であっても清浄空気吹き出し
口の向きを人の居る場所に正確に向けることができ、人
の居る場所の近傍のみを清浄化することができ、しかも
清浄化の程度を著しく高めることができるという特有の
効果を奏する。
【0067】請求項6の発明は、寝返りなどにより人が
移動した場合などに、人の居る可能性が高い方向に清浄
空気吹き出し口の向きを変化させることができ、清浄空
気吹き出し口の向きを人の居る場所に向けるために必要
な時間を短縮することができ、ひいては迅速に人の居る
場所の近傍のみを清浄化することができ、しかも清浄化
の程度を著しく高めることができるという特有の効果を
奏する。
【0068】請求項7の発明は、寝返りなどにより人が
移動した場合などに、人の居る可能性が高い方向に清浄
空気吹き出し口の向きを変化させることができ、清浄空
気吹き出し口の向きを人の居る場所に向けるために必要
な時間を短縮することができ、ひいては迅速に人の居る
場所の近傍のみを清浄化することができ、しかも清浄化
の程度を著しく高めることができ、また、人検知センサ
として、画像センサなどと比較して簡単かつ安価なもの
を採用することができるという特有の効果を奏する。
【0069】請求項8の発明は、省エネルギーを実現で
きるとともに、局所清浄型空気清浄機本体に含まれるフ
ィルタの長寿命化を達成できるほか、請求項3から請求
項6の何れかと同様の効果を奏する。請求項9の発明
は、省エネルギーを実現できるとともに、局所清浄型空
気清浄機本体に含まれるフィルタの長寿命化を達成で
き、しかも、必要な場合には、人の居る場所の近傍のみ
を清浄化することができるほか、請求項7と同様の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の局所清浄型空気清浄機の一実施態様
を概略的に示す斜視図である。
【図2】局所清浄型空気清浄機本体の清浄空気吹き出し
側を示す正面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】首振り機構を概略的に示す縦断面図である。
【図5】首振り機構の一動作状態を示す平面図である。
【図6】首振り機構の他の動作状態を示す平面図であ
る。
【図7】首振り機構のさらに他の動作状態を示す平面図
である。
【図8】局所清浄型空気清浄機本体の他の構成例を示す
斜視図である。
【図9】局所清浄型空気清浄機本体のさらに他の構成例
を示す斜視図である。
【図10】局所清浄型空気清浄機を就寝者の枕元に設置
した具体例を概略的に示す平面図である。
【図11】首振り機構を有していない空気清浄機を就寝
者の枕元に設置した状態を概略的に示す平面図である。
【図12】この発明の局所清浄型空気清浄機の他の実施
態様を概略的に示す斜視図である。
【図13】焦電型の赤外線センサからなる人検知センサ
の構成を示す概略図である。
【図14】超音波センサからなる人検知センサの構成を
示す概略図である。
【図15】光センサからなる人検知センサの構成を示す
概略図である。
【図16】就寝者の状態と、局所清浄型空気清浄機本体
の指向角度に対する人検知センサからの出力信号の変化
とを示す図である。
【図17】局所清浄型空気清浄機本体の指向角度を人の
存在する向きに一致させた状態を示す平面図である。
【図18】この発明の局所清浄型空気清浄機のさらに他
の実施態様を概略的に示す斜視図である。
【図19】1対の人検知センサの配置を概略的に示す横
断面図である。
【図20】この発明の局所清浄型空気清浄機のさらに他
の実施態様を概略的に示す斜視図である。
【図21】人検知センサの配置を概略的に示す横断面図
である。
【図22】この発明の局所清浄型空気清浄機のさらに他
の実施態様を概略的に示す斜視図である。
【図23】図22の局所清浄型空気清浄機の作用を説明
するフローチャートである。
【図24】この発明の局所清浄型空気清浄機に適用され
る制御部の電気的構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【図25】図24のブロック図の動作を説明するフロー
チャートである。
【図26】人追尾動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 基台 2 局所清浄型空気清浄機本体 3 首振り機構 4 人検知センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(1)と、基台(1)上に支持され
    た局所清浄型空気清浄機本体(2)と、局所清浄型空気
    清浄機本体(2)の清浄空気吹き出し口の向きを所定範
    囲内において変化させることができる首振り機構(3)
    とを有することを特徴とする局所清浄型空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記首振り機構(3)は、清浄空気吹き
    出し口の首振り角度を使用者が設定可能なものである請
    求項1に記載の局所清浄型空気清浄機。
  3. 【請求項3】 人検知手段(4)をさらに有し、前記首
    振り機構(3)は、人検知手段(4)からの人検知信号
    に応答して清浄空気吹き出し口を人の居る方向に向ける
    ものである請求項1に記載の局所清浄型空気清浄機。
  4. 【請求項4】 人検知手段(4)を、局所清浄型空気清
    浄機本体(2)の所定位置にさらに有し、前記首振り機
    構(3)は、人検知手段(4)が人を検知しなくなった
    ことに応答して局所清浄型空気清浄機本体(2)の清浄
    空気吹き出し口の向きを強制的に変化させ、人検知手段
    (4)が人を検知したことに応答して清浄空気吹き出し
    口の向きの変化を停止させるものである請求項1に記載
    の局所清浄型空気清浄機。
  5. 【請求項5】 人検知手段(4)を、局所清浄型空気清
    浄機本体(2)の所定位置にさらに有し、前記首振り機
    構(3)は、人検知手段(4)が人を検知しなくなった
    ことに応答して局所清浄型空気清浄機本体(2)の清浄
    空気吹き出し口の向きを首振り可能な全範囲にわたって
    強制的に変化させ、その後、清浄空気吹き出し口の向き
    を人検知手段(4)からの検知レベルが最も高かった向
    きに設定するものである請求項1に記載の局所清浄型空
    気清浄機。
  6. 【請求項6】 前記人検知手段(4)は、人の相対位置
    が変化した場合に、人の動いた方向もしくはその位置を
    検知するものであり、前記首振り機構(3)は、検知し
    た方向もしくはその位置に応答して清浄空気吹き出し口
    の向きの変化方向を該当する方向に先ず変化させるもの
    である請求項3または請求項5に記載の局所清浄型空気
    清浄機。
  7. 【請求項7】 前記人検知手段(4)は、複数の人検知
    センサを含み、複数の人検知センサからの出力に基づい
    て人の動いた方向もしくはその位置を検知するものであ
    る請求項6に記載の局所清浄型空気清浄機。
  8. 【請求項8】 前記局所清浄型空気清浄機本体(2)
    は、人検知手段(4)が所定時間以上人を検知しないこ
    とに応答して空気清浄運転を停止するものである請求項
    3から請求項7の何れかに記載の局所清浄型空気清浄
    機。
  9. 【請求項9】 前記人検知手段(4)は、人検知手段
    (4)が所定時間以上人を検知しないことに応答して前
    記局所清浄型空気清浄機本体(2)が空気清浄運転を停
    止した後に、所定時間毎に人検知動作を行うものである
    請求項8に記載の局所清浄型空気清浄機。
JP9241328A 1997-09-05 1997-09-05 局所清浄型空気清浄機 Pending JPH1183093A (ja)

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