JP2013250005A - 自走式電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】自走式電子機器と、冷暖房機、空気清浄機、加湿機、除湿機、照明装置、テレビ或いは音響機器のような室内の機器との通信を良好にして、室内の機器を遠隔操作する。
【解決手段】自走用の走行部と、指向性を有し、遠隔操作される被制御機器へ遠隔操作信号を送信する無線信号通信部と、指向方向を変更可能に、前記無線信号通信部を支持する支持部とを備えることを特徴とする自走式電子機器。
【選択図】図2

Description

本発明は、自走式電子機器に関し、特に、室内に設置された機器、例えばエアコン、空気清浄機、加湿機、除湿機、照明装置、テレビまたは音響機器の電気機器等を遠隔操作可能な自走式電子機器に関する。
自走式電子機器、例えば自走式掃除機を使用して室内の機器を制御する装置は、特許文献1及び2により公知である。
特許文献1は、自走式電子機器に、走行手段と、現在の走行領域を検出する領域検出手段と、空調装置と通信する通信手段と、室内温度を検出する室温検出手段とを備え、通信手段により空調装置が予め設定した停止判定時間以上動作していないことを検知した場合、室温検出手段により室温の検出を開始し、検出した温度情報と、領域検出手段の走行領域情報を空調装置へ送信する技術を開示している。また、現在時刻が予め設定された検出開始時刻に達した以降に、室温検出を開始することを開示している。
特許文献2は、自走式掃除機が掃除を開始すると、空調装置、照明装置及び音響装置を動作させ、空調装置は掃除により巻き上がる塵埃を換気し、照明装置は画像検出手段の画像処理が良好となるように点灯し、音響装置は掃除の際の騒音とは逆位相の音を発音させて騒音を消音する技術を開示している。
また、特許文献3は、室内を移動するロボットにより室内の機器を制御する技術を開示している。即ち、ロボットに温度センサー、湿度センサー、床の汚れセンサー、空気の汚れセンサーのような環境状況を検出する各種センサーを備え、設定温度、設定湿度、汚れ設定値、臭い設定値など環境状況の変化を検出したとき、環境状況を調整するため電気機器を動作させるものである。具体的には、検出温度が設定温度と異なるとき、エアコンを動作させ、床の汚れを検出したとき、全自動掃除機を動作させるものである。
特開2008−286439号公報 特開2002−209818号公報 特開2007−147217号公報
室内に設置される電気機器として一例を示せば、冷暖房機は室内の天井に近い壁面設置されることが多く、また空気清浄機、加湿機及び除湿機は床面上に設置されることが多い。また、照明装置は天井や壁面に取り付けたれたり、床面上に置かれたりする。また、テレビ及び音響機器は載置台上に設置される。
このように、各種電気機器は、室内の天井付近、壁面、床面上、または載置台上に設置され、床面からの高さ、及び設置場所はいろいろである。これに対して、自走式電子機器は床面を走行する。よって、指向性を有する無線信号通信部を使用して自走式電子機器によって室内の各種機器を制御する場合、自走式電子機器を室内の機器の近くに移動させ、また無線信号通信部の方向を調整する必要がある。
本発明は、このような問題に鑑みて、自走式電子機器と、室内に設置された冷暖房機、空気清浄機、加湿機、除湿機、照明装置、テレビ或いは音響機器のような複数の室内の機器との通信を良好にして、室内の機器を制御するものである。
前記課題を解決するため、本発明の自走式電子機器は、自走用の走行部と、指向性を有し、少なくとも遠隔操作信号を送信する無線信号通信部と、指向方向を変更可能に、前記無線信号通信部を支持する支持部とを備えることを特徴とする。
ここで、自走式電子機器は、例えば、自走式掃除機または自走式空気清浄機であり、その他にロボットのように自律走行する機器なども指す。また、室内の機器は、例えば、冷暖房機、空気清浄機、加湿機、除湿機、照明装置、テレビ、または音響機器を指すが、制御可能なプリンター、複写機等であってもよい。
本発明の自走式電子機器は、被制御機器の設置位置に係わりなく制御を行うための通信状態を確立することができる。また、少なくとも一つの通信部を備えることで被制御機器との通信を可能にできる。この発明により、室内に設置される被制御機器を自走式電子機器によって確実に遠隔操作することが可能となる。
本発明の自走式電子機器の動作を説明するための動作説明図を示す。 本発明の自走式電子機器を構成する自走式電子機器の外観図を示す。 本発明の自走式電子機器のブロック図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器はホームポジションにあるとき、制御指示があった場合の動作図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器はホームポジションにあるとき、制御指示があった場合の冷暖房機の制御フロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器はホームポジションにあるとき、制御指示があった場合の空気清浄機の制御フローを示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器はホームポジションにあるとき、制御指示があった場合の加湿機の制御フローを示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器はホームポジションにあるとき、制御指示があった場合の除湿機の制御フロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器はホームポジションにあるとき、制御指示があった場合の照明装置の制御データフロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器はホームポジションにあるとき、制御指示があった場合のテレビの制御データフロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器はホームポジションにあるとき、制御指示があった場合の音響機器の制御データフロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器が走行中である場合の動作図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器が走行中である場合の冷暖房機の制御フロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器が走行中である場合の空気清浄機の制御フローを示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器が走行中である場合の加湿機の制御フローを示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器が走行中である場合の除湿機の制御フロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器が走行中である場合の照明装置の制御データフロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器が走行中である場合のテレビの制御データフロー図を示す。 本発明の自走式電子機器において、自走式電子機器が走行中である場合の音響機器の制御データフロー図を示す。
以下、本発明の自走式電子機器について実施形態により説明する。
図1は、本発明の自走式電子機器の動作を説明するための動作説明図を示し、自走式電子機器と、室内に設置される各種電気(電子)機器、例えば、冷暖房機2、空気清浄機3、加湿機4、除湿機5、照明装置6、テレビ7及び音響機器8とを示す。音響機器8はセンター部分8aと、右スピーカ8bと、左スピーカ8cとからなる。室内の機器(以下、室内機器)として、これらを全て備えている必要はないし、またこれら以上に、DVDプレイヤー、ブルーレイレコーダ、プリンターや複写機などを含んでもよい。図1に示した機器の配置は一例であり、室内に人の好み等により任意に配置される。また、図1は、自走式電子機器1が室内の中央部に移動し、その中央部から各機器と通信している様子を示す。しかし、自走式電子機器は、各機器の近くに移動して通信してもよい。
また、図1において、冷暖房機2は、室内の天井に近い壁面に設置され、床面からの高さはH2の位置に設置されていることを示す。ここで、一例として室内の各機器の配置位置を特定するために、冷暖房機2が設置された壁面を奥壁とする。また、その奥壁の左に隣接する側壁を左側壁、右に隣接する機器が配置されていない側壁を右側壁、奥壁に対向する手前の壁面を前壁とする。
上記冷暖房機2は、右側壁に近く、天井近くの奥壁に設置されている。この設置された位置を位置情報として後に説明する記憶部22に記憶される。また、冷暖房機2のリモコン通信を行うための受信部は、高さH2である情報も位置情報として記憶される。
また空気清浄機3は、左側壁と奥壁の隅で、床面上に設置され、その操作部、特にリモコン受信部は床面からの高さがH3の位置にあることを示す。加湿機4は奥壁で、右側壁から1m離間した床面上に設置され、その操作部であるリモコン受信部は床面からの高さがH4の位置にあることを示す。除湿機5は、加湿機4の左に隣接し、床面上に設置され、その操作部、特にリモコン受信部は床面からの高さがH5の位置にあることを示す。照明装置6は天井面の中心位置に取り付けられ、リモコン受信部は床面からの高さがH6の位置にあることを示す。テレビ7は、左側壁と前壁との隅(角部)に配置された載置台7a上に、表示画面が右側壁に向く状態で設置され、そのリモコン受信部は床面からの高さがH7の位置にあることを示す。また、音響機器8のセンター部分8aは、テレビ7の載置台に隣接した床上に、前壁から1.5m離れた位置に設置され、そのリモコン受信部は床面からの高さがH8の位置にあることを示す。左スピーカ8aは載置台7a上に設置され、右スピーカ8bは床上に置かれる。これらの配置は一例であり、他の配置であってもよい。また、図1は、室内を立方形状に示しているが、他のどのような形状であってもよい。
以上のように各機器が室内に配置され、それぞれの配置された位置が位置情報として後述する記憶部22に記憶され、各機器と自走式掃除機1とが通信可能となるように制御される。
自走式電子機器1は、自走式掃除機、自走式空気清浄機を指すが、これら以外にロボットのような自走式電子機器も含む。自走式電子機器は、通常、室内の隅部にホームポジション(図示しない)があり、自走式電子機器が動作しないときは、ホームポジションにあり、ホームポジションに備えられた充電装置(図示しない)によって、自走式電子機器1の内部の蓄電池を充電する。図1は自走式電子機器1がホームポジションから室内中央部に移動し、室内機器2〜8のどれかと通信している様子を示す。特に、図1は、自走式電子機器1が室内の特定位置にあり、特定位置からすべての室内機器2〜8と通信可能である。しかし、各室内機器2〜8にそれぞれ近づいて通信を行ってもよい。
図2は、本発明の自走式電子機器を構成する自走式電子機器1の外観図を示し、自走式電子機器1が掃除機である場合は、内部にファン、フィルターを備え、また、自走式電子機器1が空気清浄機である場合は、内部にイオン発生器、ファン、フィルターを備えるが、これらは図示していない。
自走式電子機器1は、室内を隈なく移動して、掃除を行い、または空気を清浄にする。自走式電子機器1は、移動方向を確認し、また障害物を回避するため赤外線発光器、赤外線受光器、超音波発生器、超音波受信器などを自走式電子機器1の前方、前方斜め、後方に備えるが、図2は、自走式電子機器1の前方に備えられた無線信号通信部24だけを示す。
無線信号通信部24は、自走式電子機器1の回転軸(支持部/一点鎖線Pで示す)上に回転可能に取り付けられ、回転軸Pに駆動装置が取り付けられる。従って、自走式電子機器1が掃除動作または空気清浄動作を行う場合は、無線信号通信部24は前方を向くように配置され、自走式電子機器1の走行制御のために使用される。しかし、自走式電子機器1が室内機器2〜8を制御する場合は、無線信号通信部24は、各室内機器2〜8の設置高さH2〜H8にそれぞれ合わせるよう仰角を変更する駆動モータによって回転させられる。
なお、本実施形態においては、支持部が駆動機構を含んでおり、駆動機構によって支持部が回転駆動されることで、無線信号通信部24の指向方向が仰角方向に回転される場合について説明するが、本発明の支持部は、必ずしも駆動機構を備えていなくてもよい。この場合には、例えば、ユーザは、無線信号通信部24を手動で回転軸の周りに回転させることにより、無線信号通信部24の指向方向を変更することができる。
また、無線信号通信部24の指向方向は、仰角方向にだけ回転するのではなく、例えば、回転軸を2軸にして、上下方向と左右方向に回転してもよい。他の方法として、無線信号通信部24が任意の方向に向くことができるように球状の形状を成して、この球状の無線信号通信部24が指定方向に移動可能にしてもよい。
図3は、本発明の自走式電子機器のブロック図を示し、自走式電子機器1は、制御装置20にCPU21と記憶部22を備える。制御装置20は、走行装置23、無線信号通信部24、温度センサー25、湿度センサー26、空気汚れセンサー27、明るさセンサー28、および音響センサー(例えばマイクロホン/通称マイク等)29とバスライン31によって接続され、これら各センサーの検出出力により、走行装置23および無線信号通信部24を制御する。
記憶部22は、ハードディスク、フラッシュメモリ、RAMまたはROMの1つまたは複数よりなり、自走式電子機器の制御プログラムと、各室内機器2〜8の位置情報として、先に説明した位置情報、また通信を行うために必要となる高さH2〜H8を記憶している。また、室内の設定温度、設定湿度、空気汚れを記憶する。これらの設定値は季節ごと、月ごとに所定の範囲を有するように記憶するとよい。また、室内を利用するユーザによって任意に設定されるようにしてもよい。
CPU21は、記憶装置22に記憶された制御プログラムを読み出して自走式電子機器1を予め設定した所定の自走ルートまたは自律的に自走する自走動作及び掃除動作又は空気清浄動作を制御する。また、本発明の自走式電子機器1において、各室内機器2〜8の設置高さH2〜H8にそれぞれ合わせるよう仰角を変更する駆動モータ32によって無線信号通信部24を回転する。
また、バスライン31には、リモコン受信部30が接続されている。リモコン受信部30は、自走式電子機器1用のリモコン40からのリモコン信号を受信する。この実施形態でリモコン信号は赤外線を用いている。リモコン40は、ユーザが自走式電子機器1に対する指示を与えるリモコン操作部41および指示に応答してリモコン信号を送信するリモコン送信部42を備える。ユーザがリモコン操作部41によって室内機器の操作をすると、リモコン送信部42がリモコン信号をリモコン受信部に送信する。変形例として、リモコン40がリモコン用のアプリケーションを実行するスマートフォンであってもよく、リモコン信号がスマートフォンと通信可能な無線LAN等の無線信号であってもよい。
なお、図3のブロック図は、自走式電子機器1が掃除機である場合に必要な部分、例えば、ファンモータ、ファンモータの制御部、自走式電子機器の走行制御部、フィルターの汚れ検出部などを省略している。また、自走式電子機器1が空気清浄機である場合に必要な部分、例えば、イオン発生器、ファンモータ、ファンモータの制御部、自走式電子機器の走行制御部、フィルターの汚れ検出部などを省略している。
前記無線信号通信部24は、送信部24aとして赤外線発光器を備え、受信部24bとして赤外線受光器を備える。無線信号通信部24は自走式電子機器1に回転軸P(支持部)上に取り付けられ、駆動装置を構成する駆動モータ32によって室内機器2〜8の設置高さH2〜H8に合わせて回転させられる。
無線信号通信部24は、送信部24aから赤外線を発光し、室内機器2〜8のいずれかに照射する。赤外線は室内機器2〜8の赤外線受光部2a〜8aによって受光され、赤外線受光部2a〜8aが受光したら、室内機器は赤外線発光部2b〜8bが赤外線を発光し、自走式電子機器1に照射することにより自走式電子機器1と室内機器2〜8の通信を確立する。
または、室内機器2〜8に、受信機能だけで、双方向通信の機能が備わっていない場合、受信部に隣接させてそれぞれ反射板を備え、赤外線を反射することによって、自走式電子機器1と室内機器2〜8の通信を確立、つまり受信状態による動作状態を確認手段として利用することができる。ここで、送信部24aは、投射面が室内機器の大きさ程度の投射角を持つ指向性を有するので、各種機器が隣接して配置されていても望みの室内機器と通信を確立し、望まない機器との通信を行わないようにすることができ、混信を防止することができる。また、通信の際、通常機器毎で特有の周波数による通信チャンネルを設けることで、混信を防止することができる。しかし、室内機器2〜8に備えられた赤外線発光器2b〜8bは、その投射面が自走式電子機器の大きさ以上の投射角を持つか、無指向性であることが望ましい。
図4〜図11は、本発明の自走式電子機器1において、自走式電子機器1がホームポジションにあるとき、リモコン操作部41より制御指示があった場合のフロー図を示す。図4は自走式電子機器1が室内機器2〜8を制御する場合のフロー図を示す。
自走式電子機器1がホームポジションにあるとき(ステップS0)、ユーザがリモコン操作部41を操作すると、リモコン送信部42はリモコン信号を送信し、そのリモコン信号がリモコン受信部30で受信される。リモコン受信部30で受信されたリモコン信号は制御装置20によって以下のように処理される。
ステップS1では、制御指示があったか否か判断する。制御指示でなければ、このフローは最初のステップS0に戻る。制御指示である場合は、それが冷暖房機2の制御指示であれば、ステップS2の処理を実施する。ステップS2の詳細は、図5で説明する。しかし、制御指示が冷空気清浄機3の制御指示であれば、ステップS3の処理を実施する。ステップS3の詳細は、図6で説明する。また、制御指示が加湿機4の制御指示であれば、ステップS4の処理を実施する。ステップS4の詳細は、図7で説明する。また、除湿機5の制御指示であれば、図8で説明するようにステップS5の処理を実施する。また、照明装置6の制御指示であれば、図9で説明するようにステップS6の処理を実施する。また、テレビ7の制御指示であれば、図10で説明するようにステップS7の処理を実施する。また、音響機器8の制御指示であれば、図11で説明するようにステップS8の処理を実施する。そして、最後にホームポジションへの帰還制御を実施し(ステップS9)、ホームポジションに戻る。
図5は、冷暖房機2の制御ステップS2の詳細を説明するフロー図である。制御指示が冷暖房機2の制御である場合、自走式電子機器1は、ホームポジションから冷暖房機2が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で冷暖房装置2に無線信号通信部24を相対させるように回転する(ステップS11)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば、室内の中央位置(図1の自走式電子機器1が存在している位置)まで移動し、無線信号通信部24を冷暖房装置2に相対するように自走式電子機器1が回転する。
一例として、自走式電子機器1はホームポジションとして室内の前壁の中央位置Cに待機している。そこで自走式電子機器1は、ホームポジションから直進し、図1に示す位置に移動する。この位置は、先に説明したように天井に設置された照明装置6の直下付近である。この位置へと移動し、記憶部22に記憶された冷暖房機2の位置情報が読みだされ、無線信号通信部24を冷暖房機2の方向へ向けるため、自走式電子機器1を回転させる。この回転は、無線信号通信部24が奥壁中央に向いているため、通信できないため、右側壁近くに向くように、例えば30°右回転される。これは、単なる一例で、機器の位置情報で決まるものである。
このように自走式電子機器1が移動、回転する間に温度センサー25が室内温度を検出する。または、ステップS11の動作処理により特定位置に達したとき、室内温度を検出する(ステップS12)。
次に、ステップS13では、自走式電子機器1は、検出温度が記憶部に予め設定された設定温度範囲内か否か判断する。このステップS13では、説明を簡単にするために、ユーザからの指示が暖房運転である場合、室内が設定温度(例えばユーザが設定操作した温度)以下であれば、ステップS14へと進む。また、冷房運転が指示されている場合、室内温度が設定温度以上であれば、ステップS19へと進む。なお、暖房または冷房運転指示により、室内温度が設定温度以上、または設定温度以下であれば、冷暖房機2は、その室内の温度を設定温度に維持するための運転状態を継続制御する。
そこで、暖房運転による場合、設定温度以下であれば、ステップS14に進み、無線信号通信部24を冷暖房機2の高さH2に合わせるように駆動モータ32によって回転させる。このときの回転制御について、今少し説明する。つまり、記憶部22に記憶された連暖房機2の位置情報が読みだされ、冷暖房機2の通信部の高さH2に対応する角度に合わせるために無線信号通信部24を基準位置である水平位置から、例えば45°上に回転させる。ここで、高さH2と、自走式電子機器1が室内の中心に存在する場合、室内の各壁面間の距離が分かっていれば、計算等にて通信できる無線信号通信部22の迎角を算出(割り出せる)できる。その迎角に合わせることで以下の通信制御が実行される。
そして、ステップS15で、送信部24aを動作させ、冷暖房機2との通信が可能なチャンネル周波数等で赤外線を冷暖房機2に照射し、暖房運転命令を発する。
次にステップS16では、冷暖房機2の暖房運転を確認する。例えば、送信部24aより発射した赤外線を冷暖房機2の反射板で反射し、その赤外線を受信部24bで受光することにより確認する。または、送信部24aより赤外線を冷暖房機2に照射し、赤外線受光部2aが受光する。通常、冷暖房機2は、リモコンとの双方向通信を行っているのが現状であり、自走式電気機器1から制御指令を受信することで、それに応答して返信を行う。そのため、冷暖房機2が赤外線発光部2bから制御指令を受信した旨の返信を行うために、赤外線を発光し、自走式電子機器1に照射して、受信部24bで受光することにより自走式電子機器1は冷暖房機2の暖房運転を確認する。確認が得られない場合(ステップS16のN)、ステップS15に戻り、再度暖房運転命令する。
ここで、ステップS15に戻り再度冷房運転を命令する場合、同一条件での通信を行っても通信できない。そのため、無線信号通信部24の回転位置、つまり通信するための迎角を、現状の位置から変える。一例としては、現状の迎角から5°程度上げる。この迎角を変えた状態で、通信制御(ステップS15)を実行し、通信状態を確認(ステップS16)する。あるいは、無線信号通信部24の迎角をそのままとし、自走式電子機器1をその位置から所定角度(例えば左5°)回転させ、ステップS16を実行する。この場合、通信出来ない場合、もとに戻し、逆に右5°回転させ、ステップS16を実行する。
その後、受信状態を確認できれば、ステップS17で、自走式電子機器1は室温が設定温度範囲になったか判断し、設定温度範囲にならなかったら、ステップS16に戻る。設定温度範囲になったら、設定温度を維持するように冷暖房機2側で維持制御が実行される。続いて、ステップS18に移行し、自走式電子機器1はホームポジションへの帰還制御が実行され、ホームポジションに戻る。
前記ステップS13で、冷房運転の指示がされ、設定温度以上であれば、ステップS19に進み、無線信号通信部24を冷暖房機2の高さH2に対応する迎角に合わせるように回転させる。そして、ステップS20で、送信部24aを動作させ、赤外線を冷暖房機2に照射し、冷房運転命令を発する。次に、ステップS21では、冷暖房機2の冷房運転を確認する。冷房運転の確認は、ステップS17と同様である。確認が得られない場合(ステップS21のN)、ステップS20に戻り、先に説明した通りの再度冷房運転命令する。
その後、ステップS22で、自走式電子機器1は室温が設定温度範囲になったか判断し、設定温度範囲にならなかったら、ステップS20に戻り、設定温度範囲になったら、設定温度を維持するように冷暖房機2側で維持制御が実行される。ステップS18で、自走式掃除機1は、ホームポジションへの帰還制御を実行し、ホームポジションに戻る。
なお、ステップS13において、暖房指示の場合、室内温度が設定温度より高ければ、ルーチンはステップS23に進んで、冷暖房機2の運転状況を確認し、暖房運転がされている場合には、冷暖房機2側で、当然のこととして設定温度を維持する制御が実行される。そのため、ステップS23を経て自走式電子機器1を帰還させるためにステップS18の処理が実行される。このとき、冷暖房機2はそのまま継続運転を行い、室内温度を設定温度に維持する制御を実行するため、自走式電子機器1側では、制御指示を行うことなく(冷暖房機2を継続運転のまま)、ステップS18に移行する。暖房運転がされていない場合は、ステップS14へ進み今後のために冷暖房機2の暖房運転を開始する。これは、冷房運転の場合も同様であり、室内が設定温度未満であれば、冷暖房機2の運転状況を確認(ステップS24)し、冷暖房機2の運転を維持させることになる。
また、以上の説明においては、冷暖房機2を運転指令することを前提として説明したが、冷暖房機2の運転停止を行わせる場合には、自走式電子機器1が冷暖房機2と通信できる位置へと移動し、無線信号通信部24を回転させ、運転停止制御を実行する。
次に空気清浄機3の運転制御について説明する。図6は、空気清浄機3の制御ステップS3の詳細を説明するフロー図である。制御指示が空気清浄機3の制御である場合、自走式電子機器1は、ホームポジションから空気清浄機3が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で空気清浄機3に無線信号通信部24を相対させるように回転する(ステップS30)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば、室内の中央位置まで室内を移動し、その移動位置で、自走式電子機器1は、空気清浄機3に無線信号通信部24を相対させるように回転する。このときの自走式電子機器1は、位置情報に基づき、一例として左30°回転制御される。このように自走式電子機器1が移動、回転する間に空気汚れセンサー27が室内空気の汚れを検出する。または、ステップS30により特定位置に達したとき、室内空気の汚れを検出する。
そして、ステップS31で、空気清浄機3が動作しているか否か判断する。この判断は、例えば、自走式電子機器のカメラ、または可視光検出器によって、空気清浄機3の電源ランプが点灯していれば、動作中と判断し、電源ランプが点灯していなければ動作していないと判断する。空気清浄機3が動作中である場合は、ステップS36に進み、自走式電子機器1がホームポジションに戻る帰還制御を行う。しかし、空気清浄機3が動作中でなければ、ステップS32に進み、ステップS32で、無線信号通信部24を冷暖房機2の高さH3に合わせるように回転させる。この高さH3に対応する無線信号通信部24の迎角としては、例えば30°とするように制御される。
次に、ステップS33で、赤外線発光器24aを動作させ、赤外線を空気清浄機3に照射し、運転指示命令を発する。ステップS34では、空気清浄機3の運転を確認する。例えば、赤外線発光器23aより発射した赤外線を空気清浄機3の反射板で反射し、その赤外線を赤外線受光器23bで受光することにより確認する。または、双方向通信を行う機能が備わっておれば、赤外線発光器24aより赤外線を空気清浄機3に照射し、空気清浄機3の赤外線受光部3aが受光することにより、赤外線発光部3bから赤外線を発光し、自走式電子機器1に照射して、赤外線受光器24bで受光することにより空気清浄機3の運転を確認する。
確認が得られない場合(ステップS34のN)、ステップS33に戻り、再度運転指示命令する。この再度の運転指示命令については、先に説明したように、迎角を変える、または自走式電子機器1を所定角度回転させるなどして行うことができる。その後、ステップS35で、自走式電子機器1は室内空気が清浄になったか判断し、室内空気が清浄でなかったら、ステップS33に戻る。しかし、室内空気が清浄になったら、ステップS36で、自走式電子機器1は、ホームポジションへの帰還制御を行い、ホームポジションに戻る。
以上は、空気清浄機3を運転開始させるための制御である。これとは逆に、運転停止を行う場合にも、同様にして実行される。つまり、空気清浄機3の動作状態を確認することで、無線信号通信部24を利用して停止指令を空気清浄機3へ送信し、停止制御を実行する。
図7は、加湿機4の制御ステップS4の詳細を説明するフロー図である。制御指示が加湿機4の制御である場合、自走式電子機器1は、ホームポジションから加湿機4が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で加湿機4に相対させるように回転する(ステップS40)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば、自走式電子機器1は、室内の中央位置まで室内を移動し、その移動位置で加湿機4に無線信号通信部24を相対させるように回転する。このときの自走式電子機器1は、位置情報に基づき、一例として右25°回転制御される。このように自走式電子機器1が移動、回転する間に湿度センサー26が室内の湿度を検出する。または、ステップS40により特定位置に達したとき、室内の湿度を検出する。そして、ステップS41で、加湿機4が動作しているか否か判断する。この判断は、例えば、自走式電子機器1のカメラ、または可視光検出器によって、加湿機4の電源ランプが点灯していれば、動作中と判断し、電源ランプが点灯していなければ動作していないと判断する。加湿機4が動作している場合は、ステップS46に進み、ホームポジションに戻る帰還制御を行う。
しかし、加湿機4が動作中でなければ、ステップS42に進み、ステップS42で、無線信号通信部24を加湿機4の高さH4に対応する迎角となるように回転させる。一例を示せば、図1の状態において高さH3に対応して、無線信号通信部24の迎角としては、例えば20°とするように回転制御される。そして、ステップS43で、送信部24aを動作させ、赤外線を加湿機4に照射し、運転指示命令を発する。ステップS44では、加湿機4の運転を確認する。例えば、送信部24aより発射した赤外線を加湿機4の反射板で反射し、その赤外線を受信部24bで受光することにより確認する。または、双方向による通信を行う機能が備わっておれば、信送信部24aより赤外線を加湿機4に照射し、加湿機4の赤外線受光部4aが受光することにより、赤外線発光部4bから赤外線を発光し、自走式電子機器1に照射して、受信部24bで受光することにより加湿機4の運転を確認する。確認が得られない場合(ステップS44のN)、ステップS43に戻り、再度運転指示命令する。この再度運転指示命令については、冷暖房機2の制御時に説明した通りの制御であり、これに合わせて同様の制御を行うことができる。
その後、湿度が所定値になったかどうか判断し(ステップS45)、湿度が所定値にならなかったら、ステップS43に戻り、湿度が所定値になったら、自走式電子機器1はホームポジションに戻る帰還制御を行う(ステップS46)。加湿機4は、設定された湿度を維持するための制御を、停止指示を受けるまで継続して行う。
なお、以上の説明は、加湿機4の運転開始を指令する場合であり、加湿機4が運転されており、この運転を停止させる制御指令についても同様にして実施できる。つまり制御指令としては、運転停止指示が異なるだけである。
図8は、除湿機5の制御ステップS5の詳細を説明するフロー図である。制御指示が除湿機5の制御である場合、自走式電子機器1は、ホームポジションから除湿機5が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で除湿機5に無線信号通信部24を相対させるように回転する(ステップS50)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば、自走式電子機器1は室内中央位置まで移動し、除湿機5に無線信号通信部24を相対させるように回転する。このときの自走式電子機器1は、図1において位置情報に基づき、一例として右20°回転する。
このように自走式電子機器1が移動、回転する間に湿度センサー26が室内の湿度を検出する。または、双方向による通信を行う機能が備わっていれば、ステップS50により特定位置に達したとき、室内の湿度を検出する。そして、ステップS51で、除湿機5が動作しているか否か判断する。この判断は、例えば、自走式電子機器1のカメラ、または可視光検出器によって、除湿機5の電源ランプが点灯していれば、動作中と判断し、電源ランプが点灯していなければ動作していないと判断する。除湿機5が動作している場合は、ホームポジションに戻る帰還制御を行う(ステップS56)。
しかし、除湿機5が動作中でなければ、ステップS52に進み、ステップS52で、無線信号通信部24を除湿機5と通信できる高さH5に対応する迎角、一例として15°に合わせるように回転させる。そして、ステップS53で、送信部24aを動作させ、赤外線を除湿機5に照射し、運転指示命令を発する。ステップS54では、除湿機5の運転を確認する。例えば、送信部24aより発射した赤外線を除湿機5の反射板で反射し、その赤外線を受信部24bで受光することにより確認する。または、双方向通信を行う機能が備わっていれば、送信部24aより赤外線を除湿機5に照射し、除湿機5の赤外線受光部5aが受光することにより、除湿機5が赤外線発光部5bから赤外線を発光し、自走式電子機器1に照射して、受信部24bで受光することにより除湿機5の運転を確認する。確認が得られない場合(ステップS54のN)、ステップS53に戻り、冷暖房機2等の制御と同様に再度運転指示命令する。
その後、湿度が所定値範囲内になったか判断し(ステップS55)、湿度が所定値にならなかったら、ステップS53に戻り、湿度が所定値になったら、自走式電子機器1はホームポジションに戻る帰還制御を行う(ステップS56)。当然のこととして、除湿機5は、運転を開始すれば、設定された湿度状態を維持する制御を継続して実行する。そして、運転停止指示を受けることで除湿運転を停止する。
図9は、照明装置6の制御ステップS6の詳細を説明するフロー図である。制御指示が照明装置6の制御である場合、自走式電子機器1は、ホームポジションから照明装置6が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で照明装置6に無線信号通信部24を相対させるように回転する(ステップS60)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば、自走式電子機器1は室内中央位置まで移動し、その移動位置で照明装置6に無線信号通信部24を相対させるように回転する。このときの自走式電子機器1は、位置情報に基づき、ほぼ真上であるため、回転制御されることはない。ただし、照明装置6が真上ではない場合、右側壁中央の天状付近であれば、右45°回転される。このように自走式電子機器1が移動、設置位置により回転する間に明るさセンサー28が室内の明るさを検出する。または、ステップS60により特定位置に達したとき、室内の明るさを検出する。そして、ステップS61で、照明装置6が点灯しているか否か判断する。この判断は、例えば、自走式電子機器1のカメラ、または可視光検出器によって、照明装置6が点灯していれば、動作中と判断し、照明装置6が点灯していなければ動作していないと判断する。あるいは、予め備わっている明るさセンサー28による明るさ検知でもって、動作状態か否かを知ることもできる。照明装置6が動作している場合は、自動式電子機器1はホームポジションに戻る帰還制御を行う(ステップS65)。
しかし、照明装置6が動作中でなければ、ステップS62に進み、ステップS62で、無線信号通信部24を照明装置6の高さH6に対応する迎角、例えば90°に合わせるように回転させる。そして、ステップS63で、送信部24aを動作させ、赤外線を照明装置6に照射し、点灯指示命令を発する。ステップS64では、照明装置6の運転(点灯)を確認する。例えば、送信部24aより発射した赤外線を照明装置6の反射板で反射し、その赤外線を受信部24bで受光することにより確認する。または、双方向通信機能が備えられている場合には、送信部24aより赤外線を照明装置6に照射し、照明装置6の赤外線受光部6aが受光することにより、照明装置6が赤外線発光部6bから赤外線を発光し、自走式電子機器1に照射して、受信部24bで受光することにより照明装置6の点灯を確認する。なお照明装置6の場合、点灯することで明るさセンサー28の検知状態で確認できるため、双方向通信機能等を備える必要はない。また、反射板等を設ける必要もない。
確認が得られない場合(ステップS64のN)、ステップS63に戻り、再度点灯支持命令する。この再度点灯指示命令は、先に説明した冷暖房機1と同様の制御が実行させる。
その後、ステップS65で、自走式電子機器1はホームポジションに戻るため、帰還制御を行う。
図9は、照明装置6を点灯させる制御の場合を説明したが、照明装置6を消灯する場合は、ステップS61で明るさセンサー28の検出判断を逆にし、ステップS63で照明装置6を消灯指示命令とすることにより、実行することができる。
図10は、テレビ7の制御ステップS7の詳細を説明するフロー図である。制御指示がテレビ7の制御である場合、自走式電子機器1は、ホームポジションからテレビ7が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置でテレビ7に無線信号通信部24を相対させるように回転する(ステップS70)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば自走式電子機器1は室内中央位置まで移動し、その移動位置でテレビ7に無線信号通信部24を相対させるように回転する。このときの自走式電子機器1は、位置情報に基づき、左120°回転される。
このように自走式電子機器1が移動、回転して、テレビ7と対向したとき、明るさセンサー28によってテレビ画面の明るさを検出する。または、ステップS60により特定位置に達したとき、明るさセンサー28によってテレビ画面の明るさを検出する。そして、ステップS71で、テレビ7の画面が明るいか否か判断する。テレビ画面が明るければ、動作中と判断し、テレビ画面が明るくなければ動作していないと判断する。テレビ7が動作している場合は、自走式電子機器1は、ホームポジションに戻る帰還制御を行う(ステップS75)。
しかし、テレビ7が動作中でなければ、ステップS72に進み、ステップS72で、無線信号通信部24を駆動モータ32によってテレビ7の高さH7に対応する迎角、例えば10°合わせるように回転させる。そして、ステップS73で、送信部24aを動作させ、赤外線をテレビ7に照射し、電源オン指示命令を発する。ステップS74では、テレビ7の運転を確認する。例えば、送信部24aより発射した赤外線をテレビ7の反射板で反射し、その赤外線を受信部24bで受光することにより確認する。または、双方向通信機能が備えられている場合、送信部24aより赤外線をテレビ7に照射し、テレビ7の赤外線受光部7aが受光することにより、テレビ7が赤外線発光部7bから赤外線を発光し、自走式電子機器1に照射して、受信部24bで受光することによりテレビ7の電源オンを確認する。このような確認でなく、明るさセンサー28が備えられているので、その明るさ検知を利用して動作状態を簡単に確認できる。
以上説明したように、確認が得られない場合(ステップS74のN)、ステップS73に戻り、再度電源オン指示命令する。この再度電源オン指示命令においても、先に説明した冷暖房機2と同様の制御を実行すればよい。
テレビの電源オンが確認できたら、自走式電子機器1はホームポジションに戻る帰還制御を行う(ステップS75)。
図10は、テレビ7を電源オンにさせる制御の場合を説明したが、テレビ7の電源オフを制御する場合は、ステップS71で明るさセンサー28の検出判断を逆にし、ステップS73でテレビ7の電源オフ指示命令とすることにより、実行することができる。
図11は、音響機器8の制御ステップS8の詳細を説明するフロー図である。制御指示が音響機器8の制御である場合、自走式電子機器1は、ホームポジションから音響機器8が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で音響機器8に無線信号通信部24を相対させるよう音響機器8に相対するように回転する(ステップS80)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置まで室内を移動し、その移動位置で音響機器8に無線信号通信部24を相対させるように回転する。このときの自走式電子機器1は、図1において位置情報に基づき、一例として左90°回転する。このように自走式電子機器1が移動、回転して、音響機器8と対向したとき、音響センサー29によって音響レベルを検出する。または、ステップS80により特定位置に達したとき、音響レベルを検出する。そして、ステップS81で、音響レベルが所定値より大きいか否か判断する。この判断は、例えば、自走式電子機器1に備えた音響センサー29であるマイクによって検出され、音響レベルが所定値より大きければ、音響機器8が動作中と判断し、音響レベルが所定値以下であれば動作していないと判断する。音響機器8が動作している場合は、ホームポジションに戻る帰還制御を行う(ステップS85)。
しかし、音響機器8が動作中でなければ、ステップS82に進み、ステップS82で、無線信号通信部24を駆動モータ32によって音響機器8の高さH8に対応する迎角、例えば5°合わせるように回転させる。そして、ステップS83で、送信部24aを動作させ、赤外線を音響機器8に照射し、電源オン指示命令を発する。ステップS84では、音響機器8の電源オンを確認する。例えば、送信部24aより発射した赤外線を音響機器8の反射板で反射し、その赤外線を受信部24bで受光することにより確認する。または、双方向通信機能が備えられている場合、送信部24aより赤外線を音響機器8に照射し、音響機器8の赤外線受光部8aが受光し、音響機器8が赤外線発光部8bから赤外線を発光して、自走式電子機器1に照射し、受信部24bで受光することにより音響機器8の電源オンを確認する。この確認以外に、先に説明した通り、音響センサー28であるマイクによる検知信号による容易に確認できる。
上述した確認が得られない場合(ステップS74のN)、ステップS83に戻り、再度電源オン指示命令する。この再度電源オン指示命令においても、先に説明した冷暖房機2と同様の制御を実行すればよい。
音響機器8の電源オンを確認できたら、自走式電子機器1はホームポジションに戻るため帰還制御を行う(ステップS84)。
図11は、音響機器8を動作させるため電源オンのする制御を説明したが、音響機器8の電源オフを制御する場合は、ステップS81で音響レベルの検出判断を逆にし、ステップS83で音響機器8の電源オフ指示命令とすることにより、実行することができる。
以上の説明によれば、一つの電気(電子)機器の動作制御を行うことで、自走式電子機器1をホームポジションへと帰還させる制御について説明した。しかし、複数の動作制御を行わせる指示については、一つの電気機器の制御指示を完了したときに、次の電気機器に対応する位置に自走式電子機器1を移動させ、上述した制御指示を実行させればよい。あるいは、図1に示すように室内の中心に自走式電子機器1が移動し制御するために、自走式電子機器1を回転させ、無線信号通信部24の迎角を調整制御することで実行できる。
次に、自走式電子機器1が自走中、即ち、掃除動作中または空気清浄動作中に室内機器2〜8を制御する場合を説明する。
図12は、自走式電子機器1が自走中に各種センサーの検出出力により、室内機器2〜8を制御するフロー図を示す。自走式電子機器1が予め定められた所定の自走ルートに従って掃除動作中または空気清浄動作中である場合、または自走式電子機器1が自律的に自走して掃除動作中または空気清浄動作中である場合(ステップS100)、ステップS110では、自走式電子機器1に搭載した温度センサー25、湿度センサー26、空気汚れセンサー27、明るさセンサー28、音響センサー29、赤外線センサー、超音波センサーのような各種センサーが動作し、温度、湿度、空気汚れ、明るさ、音響レベルを検出する。この検出結果と、記憶部に記憶した温度範囲、湿度範囲、空気汚れ範囲、明るさの範囲、及び音響レベル範囲と比較して、以下のように制御を実施する。
ステップS102は、冷暖房機2の制御を実施するフローである。ステップS102の詳細は、図13で説明する。また、ステップS103は、空気清浄機3の制御を実施するフローである。ステップS103の詳細は、図14で説明する。ステップS104は、図15で詳細説明するように加湿機4の制御を実施するフローである。ステップS105は、図16で詳細説明するように除湿機5の制御を実施するフローである。ステップS106は、図17で詳細説明するように照明装置6の制御を実施するフローである。ステップS107は、図18で詳細説明するようにテレビ7の制御を実施するフローである。ステップS108は、図19で詳細説明するように音響機器8の制御を実施するフローである。これらのフローの順番はどのように変更しても構わない。そして、これら各制御を実施した後、自走式電子機器は、掃除動作または空気清浄動作に戻る。
図13は、自走式電子機器が自走中に(ステップS101)、冷暖房機2の制御ステップS102を詳細説明するフロー図である。自走式電子機器が走行中に各種センサーにより、温度、湿度、空気汚れ、明るさ、音響レベルを検出し(ステップS111)、この検出結果により、室温が設定温度範囲内か否か判断する(ステップS112)。設定温度は季節または月ごと、また時刻ごとに設定するとよい。このように、季節または月、また時刻に応じて室温が設定温度範囲内であるか判断することができる。例えば、12月から3月までは暖房運転、6月から9月までは冷房運転、暖房運転の設定温度は22℃、冷房運転の設定温度は27℃といったように設定できる。また、冷暖房機2は、上記設定温度以上か以下かにより、運転開始制御を行うようにしてもよい。
まず、暖房運転期間等の場合、室温が設定温度範囲以下であれば、自走式電子機器1は、冷暖房機1の暖房運転を開始させるために、現在の走行位置から冷暖房機2が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で冷暖房装置2に無線信号通信部24を相対させるように回転(ステップS113)する。次に、無線信号通信部24を冷暖房機2の高さH2に対応する迎角に合わせるように回転させる(ステップS114)。次に、ステップS115で、送信部24aを動作させ、赤外線を冷暖房機2に照射し、暖房運転を命令する。次のステップS116では、冷暖房機2の暖房運転を確認する。この確認動作については、先に説明した通りであり説明は省略する。確認が得られない場合(ステップS116のN)、ステップS115に戻り、再度暖房運転命令する。
確認が得られた後、ステップS117で、自走式電子機器1は室温が設定温度範囲になったかどうか判断し、設定温度範囲にならなかったら、ステップS115に戻る。設定温度範囲になったら、ステップS118で、以前に自走動作していた位置に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。なお、冷暖房機2による暖房運転が開始されることで、冷暖房機2は設定温度を維持するように暖房運転を継続し実行する。
ステップS112で、冷房運転を行う場合、室温が設定温度範囲以上であれば、自走式電子機器1は、現在の走行位置から冷暖房機2が設置された位置まで室内を移動する。そして、自走式電子機器1は、その移動位置で冷暖房装置2に無線信号通信部24を相対させるように回転(ステップS119)する。次に、無線信号通信部24を冷暖房機2の高さH2に対応する迎角に合わせるように回転させる(ステップS120)。次に、ステップS121で、送信部24aを動作させ、赤外線を冷暖房機2に照射し、暖房運転を命令する。次のステップS122では、冷暖房機2の暖房運転を確認する。この確認動作は、ステップS116と同じである。確認が得られない場合(ステップS122のN)、ステップS121に戻り、再度冷房運転命令する。
確認が得られた後、ステップS123で、自走式電子機器1は室温が設定温度範囲になったかどうか判断し、設定温度範囲にならなかったら、ステップS121に戻る。設定温度範囲になったら、ステップS118で、以前に自走動作していた位置に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
なお、ステップS112において、暖房指示の場合、室内温度が設定温度より高ければ、ステップS124にて、冷暖房機2の運転状況を確認し、暖房運転が実行されている場合には、冷暖房機2側で、設定温度を維持する制御が実行される。そのため、ステップS124を経て自走式電子機器1を帰還させるためにステップS118の処理が実行される。このとき、冷暖房機2はそのまま継続運転を行い、室内温度を設定温度に維持する制御を実行するため、自走式電子機器1側では、制御指示を行うことなく(冷暖房機2をそのままの維持)、ステップS118に移行する。一方、暖房運転が実行されていなければステップS113へ進み、今後のため冷暖房機2の暖房運転を開始する。これは、冷房運転の場合も同様であり、室内が設定温度以下であれば、冷暖房機2の運転状況を確認し(ステップS125)、冷暖房機2の運転を維持させることになる。
また、以上の説明においては、冷暖房機2を運転指令することを前提として説明したが、冷暖房機2の運転停止を行わせる場合には、自走式電子機器1が冷暖房機2と通信できる位置へと移動し、無線信号通信部24を回転させ、運転停止制御を実行する。
図14は、自走式電子機器1が走行中に空気清浄機3の制御ステップS103を詳細説明するフロー図である。自走式電子機器が走行中に(ステップS100)、各種センサーにより、温度、湿度、空気汚れ、明るさ、音響レベルを検出し(ステップS131)、この検出結果により、空気汚れセンサーが設定された空気汚れ範囲内か否か判断する。空気汚れ範囲は、季節または月、また時刻ごとに設定するとよい。このように、季節または月、また時刻に応じて湿度が設定範囲内であるか判断することができる。空気汚れが設定範囲以上であれば、自走式電子機器は、現在の走行位置から空気清浄機3が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24が空気清浄機3に相対するようにする(ステップS132)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置まで室内を移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24が空気清浄機3に相対するようにする。このように自走式電子機器1が移動、回転する間に空気汚れセンサー27が室内空気の汚れを検出する。または、ステップS132により特定位置に達したとき、室内空気の汚れを検出する。
そして、ステップS133で、空気清浄機3が動作しているか否か判断する。この判断は、先に空気清浄機3の制御にて説明した通りである。空気清浄機3が動作中であれば、ステップS138に進み、自走式電子機器1は、以前に自走動作していた位置に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
しかし、空気清浄機3が動作中でなければ、ステップS134に進み、ステップS134で、無線信号通信部24を空気清浄機3の高さH3に対応する迎角に合わせるように駆動モータ32によって回転させる。次に、ステップS135で、送信部24aを動作させ、赤外線を空気清浄機3に照射し、運転指示を命令する。次のステップS136では、空気清浄機3の運転を確認する。この確認についても、先に説明した通りであり、説明は省く。確認が得られない場合(ステップS136のN)、ステップS134に戻り、再度運転指示命令する。
確認が得られた後、ステップS137で、自走式電子機器1は空気汚れセンサー27の検出出力により空気が清浄になったか判断し、設定した空気清浄値にならなかったら、ステップS135に戻る。設定した空気清浄値になったら、ステップS138で、以前に自走動作していた位置に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
図15は、自走式電子機器1が走行中に、加湿機4の制御ステップS104を詳細説明するフロー図である。自走式電子機器1が走行中(ステップS100)に各種センサーにより、温度、湿度、空気汚れ、明るさ、音響レベルを検出する(ステップS141)し、この検出結果により、湿度センサーが設定された湿度範囲内か否か判断する。湿度範囲は、季節または月、また時刻ごとに設定するとよい。このように、季節または月、また時刻に応じて湿度が設定範囲内であるか判断することができる。湿度が設定範囲以下であれば、自走式電子機器1は、現在の走行位置から湿度器4が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24が加湿機4に相対するようにする(ステップS142)。または、自走式電子機器1は、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置まで室内を移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24が加湿機4に相対するようにする。このように自走式電子機器1が移動、回転する間に湿度センサー26が湿度を検出する。または、ステップS104により特定位置に達したとき、特定位置の湿度を検出する。
そして、ステップS143で、加湿機4が動作しているか否か判断する。この判断は、先に説明した通りである。加湿機4が動作中であれば、自走式電子機器1は、ステップS148に進み、以前に自走動作していた位置に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。しかし、加湿機4が動作中でなければ、ステップS144に進み、ステップS144で、無線信号通信部24を加湿機4の高さH4に対応する迎角に合わせるように駆動モータ32によって回転させる。
次に、ステップS145で、送信部24aを動作させ、赤外線を加湿機4に照射し、運転指示を命令する。次のステップS146では、加湿機4の運転を確認する。この確認については、先に説明した通りであり、説明は省く。確認が得られない場合(ステップS147のN)、ステップS144に戻り、運転指示命令する。
その後、ステップS147で、自走式電子機器1は湿度が所定範囲内になったか判断し、湿度が所定範囲内でなかったら、ステップS145に戻る。湿度が設定範囲になったら、ステップS148に進み、動作中の自走動作に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
図16は、自走式電子機器1が走行中に、除湿機5の制御ステップS105を詳細説明するフロー図である。自走式電子機器1が走行中(ステップS100)に各種センサーにより、温度、湿度、空気汚れ、明るさ、音響レベルを検出し(ステップS151)、この検出結果により、湿度センサーの検知結果が設定された湿度範囲内か否か判断する。湿度範囲は、季節または月、また時刻ごとに設定するとよい。このように、季節または月、また時刻に応じて湿度が設定範囲内であるか判断することができる。湿度が設定範囲以上であれば、自走式電子機器1は、現在の走行位置から除湿機5が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24が除湿機5に相対するようにする(ステップS152)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば室内中央位置まで移動し、その位置で回転して、無線信号通信部24が除湿機5に相対するようにする。このように自走式電子機器1が移動、回転する間に湿度センサー26が湿度を検出する。または、ステップS152により特定位置に達したとき、特定位置の湿度を検出する。
そして、ステップS153で、除湿機5が動作しているか否か判断する。この判断は、先に説明した通りであり、説明を省略する。除湿機5が動作している場合は、ステップS158に進み、自走式電子機器1は動作中の自走動作に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。しかし、除湿機5が動作中でなければ、ステップS154に進み、ステップS154で、無線信号通信部24を除湿機5の高さH5に対応する迎角に合わせるように駆動モータ32によって回転させる。次に、ステップS155で、送信部24aを動作させ、赤外線を除湿機5に照射し、運転指示命令する。ステップS156では、除湿機5の運転を確認する。この確認については先に説明した通りであり省略する。確認が得られない場合(ステップS157のN)、ステップS155に戻り、再度運転指示命令する。
その後、ステップS157で、自走式電子機器1は湿度が所定範囲内になったか判断し、湿度が所定範囲内でなかったら、ステップS155に戻る。湿度が設定範囲になったら、ステップS158に進み、自走式電子機器1は動作中の自走動作に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
図17は、自走式電子機器1が走行中に、照明装置6の制御ステップS106を詳細に説明するフロー図である。自走式電子機器1が走行中(ステップS100)に各種センサーにより、温度、湿度、空気汚れ、明るさ、音響レベルを検出し(ステップS161)、この検出結果により、室内の明るさが設定された明るさの範囲内か否か判断する。室内の明るさは、季節または月、また時刻ごとに設定するとよい。このように、季節または月、また時刻に応じて明るさが設定範囲内であるか判断することができる。明るさが設定範囲以下であれば、自走式電子機器1は、現在の走行位置から照明装置6が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24が照明装置6に相対するようにする(ステップS162)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば室内中央位置まで移動し、その移動位置で回転し、無線信号通信部24が照明装置6に相対するようにする。このように自走式電子機器1が移動、回転する間に明るさセンサー28が室内明るさを検出する。または、ステップS106により特定位置に達したとき、特定位置の明るさを検出する。
そして、ステップS163で、照明装置6が点灯しているか否か判断する。この判断は、例えば、自走式電子機器のカメラ、または可視光検出器によって、照明装置6が点灯していれば、動作中と判断し、点灯していなければ動作していないと判断する。照明装置6が点灯している場合(ステップS163のN)は、ステップS167に進み、以前に自走動作していた位置に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。しかし、照明装置6が点灯していなければ、ステップS164に進み、ステップS164で、無線信号通信部24を照明装置6の高さH6に対応する迎角(図1の例では90°)に合わせるように駆動モータ32によって回転させる。そして、ステップS165で、送信部24aを動作させ、赤外線を照明装置6に照射し、点灯指示命令を発する。ステップS166では、照明装置6の点灯を確認する。この確認については、先に説明した通りであり、説明は省く。確認が得られない場合(ステップS166のN)、再度ステップS165に戻り、点灯指示命令する。
その後、ステップS167に進み、動作中の自走動作に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
図17は、照明装置6の点灯制御を説明したが、照明装置6の消灯制御の場合は、ステップS163で明るさセンサー28の検出判断を逆にし、ステップS165で照明装置6を消灯指示命令とすることにより、実行することができる。
図18は、自走式電子機器1が走行中に、テレビ7の制御ステップS107を詳細説明するフロー図である。自走式電子機器1が走行中に(ステップS100)、各種センサーにより、温度、湿度、空気汚れ、明るさ、音響レベルを検出する(ステップS171)。ここで、季節または月、また時刻ごとにテレビの電源オンまたはオフを設定し、記憶部22に格納しておく。格納された時刻を現在時刻と比較して、テレビの電源オンが設定されている場合は、自走式電子機器は、現在の自走位置からテレビ7が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24がテレビ7に相対するようにする(ステップS172)。または、室内機器2〜7と通信を確立することが可能な特定位置、例えば室内中央位置まで移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24がテレビ7に相対するようにする。このように自走式電子機器1が移動、回転して、テレビ7と対向したとき、明るさセンサー28によってテレビ画面の明るさを検出する。次に、ステップS172で、テレビ7の画面が明るいか否か判断する。この判断は、例えば、明るさセンサー28によりテレビ画面が明るい状態を検出すれば、テレビは電源オンであると判断し、テレビ画面が明るくなければ、電源オフであると判断する。テレビ7が電源オフである場合、(ステップS172のY)は、ステップS176に進み、自走式電子機器1は以前に自走動作していた位置に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
しかし、テレビ7が電源オフでない場合、ステップS173に進み、ステップS173で、無線信号通信部24をテレビ7の高さH7に対応する迎角に合わせるように駆動モータ32によって回転させる。次に、ステップS174で、赤外線発光器24aを動作させ、赤外線をテレビ7に照射し、電源オフの指示命令する。次のステップS175では、テレビ7の電源オフを確認する。この確認制御は、先に説明した通りであり、説明は省く。その後、ステップS176に進み、自走式電子機器1は、動作中の自走動作に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
図18は、テレビの電源オフ制御の場合を説明したが、テレビの電源オン制御の場合は、ステップS172で明るさセンサー28の検出判断を逆にし、ステップS174で電源オン命令とすることにより、実行することができる。
図19は、自走式電子機器1が走行中に、音響機器8の制御ステップS108を詳細説明するフロー図である。自走式電子機器1が走行中に(ステップS100)、温度、湿度、空気汚れ、明るさ及び音響レベルを検出し(ステップS181)、この検出結果により、音響レベルが設定された音響レベル範囲内か否か判断する。音響レベルは、自走式電子機器1が自走している部屋及び時刻ごとに設定するとよい。このように、部屋及び時刻に応じて音響レベルが設定範囲内であるか判断することができる。音響レベルが設定範囲以上である場合、自走式電子機器は、現在自走している位置から音響機器8が設置された位置まで室内を移動し、その移動位置で回転して、無線信号通信部24が音響機器8に相対するようにする(ステップS182)。または、室内機器2〜8と通信を確立することが可能な特定位置、例えば室内中央位置まで移動し、無線信号通信部24が音響機器8に相対するようにする。このように自走式電子機器1が移動、回転して、音響機器8と対向したとき、音響センサー29によって音響レベルを検出する。次に、ステップS183で、音響レベルが所定値より大きいか否か判断する。この判断は、例えば、自走式電子機器のマイクによって検出され、音響レベルが所定値より大きければ、音響機器8が電源オンであると判断し、音響レベルが所定値以下であれば電源オフであると判断する。音響機器8が電源オフである場合(ステップS183のY)、以前の走行位置に戻り、動作中の掃除動作または空気清浄動作を継続する。
しかし、音響機器8が電源オフでない場合、ステップS184に進み、ステップS184で、無線信号通信部23を音響機器8の高さH8に対応する迎角に合わせるように駆動モータ32によって回転させる。そして、ステップS185で、赤外線発光器24aを動作させ、赤外線を音響機器8に照射し、電源オフ命令する。次のステップS185では、音響機器8の運転を確認する。この確認は先に説明した通りであり、説明は省く。音響機器8の電源オフを確認すればステップS187に進み、自走式電子機器1は動作中の自走動作に戻り、掃除動作または空気清浄動作を継続する。
図19は、音響機器8の電源オフ制御を説明したが、音響機器8の電源オン制御の場合は、ステップS183で音響レベルの検出判断を逆にし、ステップS185で音響機器8の電源オン命令とすることにより、実行することができる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。例えば、自走式電子機器1の無線信号通信部23の高さが、他の電子機器より低い位置の場合で説明したが、無線信号通信部23の高さが、他の電子機器より高い位置の場合には、無線信号通信部23の指向方向が俯角に回転して指向方向を変更することになり、無線信号通信部23は、仰俯角の指向方向となる。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
以上説明したように、本発明によれば、自走式電子機器1は、室内に設置された各種機器との通信制御を確立し、各種機器の動作制御等を行える。そのための無線信号通信部24を搭載した無線信号通信部24は、無線信号通信部24が通信を行うための迎角を任意に設定できる。よって、各種機器の配置位置に関係なく、通信状態を確立し、制御可能にした。また、無線信号通信部24としては、回転駆動される構成でよく、少なくとも一つの通信部を備えるだけでよく、機器の高さに応じて通信するための通信部を複数設ける必要がなくなる。また、通信部が指向性を有する場合、自走式電子機器1に搭載されているため、赤外線無線信号通信部1を相対する位置を、自走式電子機器1を回転させるだけでよく、あえて無線通信部24に他の回転軸を設けて回転制御する等の複雑な機構を省くことができる。
しかも、無線信号通信部24と機器との通信を可能にするための迎角の制御については、一例として記憶部22を設け、機器の設置位置に関係する位置情報を記憶させることで、簡単な構成により実現できる。また位置情報としては、機器の設置高さを含めて記憶させておくことで、迎角等を記憶させることなく、自走式電子機器の位置に基づく、簡単に算出できる。つまり、自走式電子機器1の走行位置で、各種機器と通信する迎角が、大きく変化するので、各位置に基づく迎角を記憶する必要がなくなり、設置された高さの情報だけで済む。
また、通信が確認できない場合、無線信号通信部24の迎角を調整制御することで再度通信状態を確立するための制御を行うことができる。これにより、より確実な通信の確立を可能にしている。
以上、本発明の自走式電子機器について具体的態様の一例を述べたが、要するにこの発明は、自走用の走行部と、指向性を有し、遠隔操作される被制御機器へ遠隔操作信号を送信する無線信号通信部と、仰角を変更可能に、前記無線信号通信部を支持する支持部とを備えることを特徴とする自走式電子機器に代表される。
さらに、この発明の好ましい態様を以下に述べておく。
本発明の自走式電子機器は、自走用の走行部と、少なくとも遠隔操作信号を送信する無線信号通信部と、仰角を変更可能に、前記無線信号通信部を支持する支持部とを備えるものである。
好ましい態様として、さらに、前記支持部は、前記無線信号通信部の仰角を調整する駆動機構を含むとよい。
それに加えて、室内に配置される機器が前記遠隔操作信号を受信する遠隔操作信号受信部の位置情報を予め格納する記憶部と、前記走行部および前記駆動機構を制御して前記無線信号通信部を前記遠隔操作信号受信部に向ける制御部とをさらに備えるとよい。このようにすれば、自走式電子機器と室内の機器の位置合わせを自動的に確実に行なうことができ、自走式電子機器と前記機器の通信を確実に確立することができ、室内の機器を自走式電子機器によって確実に遠隔操作することが可能となる。この位置情報としては、被制御機器が室内で設置される位置、および/または設置された高さ等を含む情報であればよい。
さらに、前記無線信号通信部は、送信部および受信部を有し、前記送信部より遠隔操作信号を送信後、前記受信部が応答信号を受信しないとき、前記無線信号通信部の仰角、または自走式電子機器を回転させ向きを変えて前記送信部より遠隔操作信号を送信することが望ましい。このようにすれば、室内の機器からの応答の有無を確認しながら仰角等を変えて遠隔操作を行うことができ、自走式電子機器と前記機器の通信を確実に確立することができ、室内の機器を自走式電子機器によって確実に遠隔操作することが可能となる。
前記受信部は、室内の機器の電源ランプの点灯または消灯を検出するとよい。また前記受信部は、前記機器が冷暖房機の場合は室内の温度変化を検出し、空気清浄機の場合は室内の空気の汚れの変化を検出し、加湿機の場合は室内の湿度変化を検出することが望ましい。また、前記機器が除湿機の場合は室内の湿度変化を検出し、照明装置の場合は室内の明るさの変化を検出し、テレビの場合はテレビ画面の明るさを検出し、音響機器の場合は室内の音量を検出することが望ましい。
また、前記無線信号通信部は、赤外光を用いて前記遠隔操作信号を送信するものであってもよい。さらに、室内の機器は、前記赤外線送信装置から送信された赤外線を反射する反射板を備えるとよい。
この発明の好ましい態様は、ここで示した複数の態様のうち何れかを組み合わせたものも含む。
前述した態様の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1 自走式電子機器
2 冷暖房機
3 空気清浄機
4 加湿機
5 除湿機
6 照明装置
7 テレビ
8 音響機器
11 無線信号通信部
20 制御装置
21 CPU
22 記憶部
23 走行装置
24 無線信号通信部
24a 送信部
24b 受信部
25 温度センサー
26 湿度センサー
27 空気汚れセンサー
28 明るさセンサー
29 音響センサー
30 リモコン受信部
31 バスライン
32 駆動モータ
40 リモコン
41 リモコン操作部
42 リモコン送信部
2〜7 室内機器
2a〜7a 受信部
2a〜7b 送信部

Claims (6)

  1. 自走用の走行部と、
    指向性を有し、遠隔操作される被制御機器へ遠隔操作信号を送信する無線信号通信部と、指向方向を変更可能に、前記無線信号通信部を支持する支持部とを備えることを特徴とする自走式電子機器。
  2. 前記支持部は、前記無線信号通信部の指向方向を調整する駆動機構を含む請求項1に記載の自走式電子機器。
  3. 被制御機器が前記遠隔操作信号を受信する遠隔操作信号受信部の位置情報を予め格納する記憶部と、
    前記走行部および前記駆動機構を制御して前記無線信号通信部を前記遠隔操作信号受信部に向ける制御部とをさらに備える請求項2に記載の自走式電子機器。
  4. 前記無線信号通信部は、送信部および受信部を有し、前記送信部より遠隔操作信号を送信後、応答信号を受信しないとき、前記無線信号通信部の指向方向または前記自走式電子機器を回転させ向きを変えて前記送信部より遠隔操作信号を送信する請求項3に記載の自走式電子機器。
  5. 前記無線信号通信部は、赤外光を用いて前記遠隔操作信号を送信する請求項1〜4のいずれか1つに記載の自走式電子機器。
  6. 前記無線信号通信部の指向方向は、仰俯角であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の自走式電子機器。
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