JP6285815B2 - 空気調和機又は空気調和システム - Google Patents

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本発明は居室内の空気を調和する空気調和機又は空気調和システムに係る。
空気調和機は、居室内に設けられた室内機と室外に設けられた室外機から構成され、居室の温度や湿度を調整する。室外に設けられた室外機で冷却又は加熱された冷媒を室内機に誘導し、室内機内の熱交換器で室内空気と熱交換することによって居室内を冷房又は暖房が行われる。更に、これらの冷房機能、暖房機能に加えて、居室内の湿度を調整する除湿も行われる。
特許文献1には、被調和室での人又は動物の有無を検知する人体検出器を備え、被調和室に在宅の条件を設定して運転を行った際に、人体検出器が所定時間にわたって人または動物の移動を検知できなかった時に、被調和室外へつながる通信媒体を介して所定のセンターまたは端末へ通報を行う制御装置を備えた空気調和機の制御装置が記載されている。
特開2000−346426号公報
例えば、使用者が空気調和機の運転を消し忘れて、所定時間にわたって被調和室で人が検知されない状態で空気調和機が運転を継続することがある。この場合、空気調和機の運転を停止させる機能を備えることで、消費電力を低減することができる。
しかしながら、所定時間にわたって被調和室で人が検知されない場合であっても、例えば、帰宅後に快適な居室状態にしたいと考え、帰宅前に宅外から空気調和機の運転を開始する場合や、睡眠中で人が検出されない場合など、使用者が空気調和機の運転継続を希望することがある。
そこで、本発明は、被調和室で人が検知されない場合において、空気調和機の運転継続と運転停止とを使い分け、使用者の快適性を損なわずに消費電力を低減する空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機は、被調和室を監視して運転制御する空気調和機であって、室内の人を検出する人検知手段と、監視条件が被調和室を監視する在室モニタの場合には、現在時刻が被調和室を監視する第1の時間帯であり、且つ、空気調和機の運転中に人の不在を判定する第2の時間連続して前記人検知手段で人を検知しない時に運転を停止し、これ以外で運転を継続し、監視条件が前記在室モニタでない場合には、前記第1の時間帯に関係なく、空気調和機の運転中に人の不在を判定する第2の時間連続して前記人検知手段で人を検知しない時に運転を停止し、人を検知した時には運転を継続する制御手段とを備える。
本発明によれば、被調和室で人が検知されない場合において、空気調和機の運転継続と運転停止とを使い分け、使用者の快適性を損なわずに消費電力を低減する空気調和機を提供することができる。
実施例1に係る空気調和機の構成を示す構成図である。 実施例1に係る室内機の側断面図である。 実施例1に係る空気調和システムの構成を示すブロック図である。 実施例1に係る消し忘れ情報を通知するモードを実施する制御フローを示すフローチャート図である。 実施例1に係る消し忘れ情報を通知実施するための動作図例である。 実施例1に係る消し忘れ情報を通知実施するためのGUIソフトウエアのイメージ図である。 実施例2に係る窓等が開いている状態を通知するモードを実施する制御フローを示すフローチャート図である。 実施例2に係る環境設定を行うGUIソフトウエアのイメージ図である。 実施例2に係る環境設定を行うGUIソフトウエアのイメージ図である。 実施例2に係る環境状況を表示するGUIソフトウエアのイメージ図である。 実施例3に係る宅外から空調運転操作を行った際に窓等が開いている状態を通知するモードを実施する制御フローを示すフローチャート図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例もその範囲に含むものである。
図1に示すように空気調和機は室内機10と室外機12から構成され、室内機10は家庭や事務所の居室に設けられ、居室内を冷房又は暖房したりして居室内の空気を空調する。また、室内機10に送る冷媒を冷却又は加熱する室外機12は室内機10と通信ケーブル、給電ケーブル(図示せず)を介して互いに接続され、これらのケーブルによって制御情報を送受信し、また電力を供給する。
リモートコントローラ14は操作者によって操作され、室内機10のリモートコントローラ送受信部16に対して信号を送信する。この送受信される信号の内容は、運転要求、設定温度の変更、タイマ、運転モードの変更、停止要求等の指令である。空気調和機は、これらの信号に基づいて、冷房モード、暖房モード、除湿モードなどの空調運転モードを実行する。また、これとは別に室内機10のリモートコントローラ送受信部16から、室温情報、湿度情報、電気代情報などの状態情報をリモートコントローラ14に送信する構成も採用することができる。
又、室内機10の前面パネル34の左右方向で見て中央付近の下部には、室内環境検出手段46が設置されている。室内環境検出手段46は、撮像手段及び人体を検出可能な画像処理ソフトウエアを用いた画像処理手段や、フレネルレンズ及び赤外線センサによって構成される活動量検出センサ、空調室内の明るさを検出する照度センサなどが設けられる。これらのセンサは空気調和機が有する機能モードの仕様に合わせて備えられていれば良いものである。
尚、一度に室内空間全体を撮影できない視野角の撮像手段を用いる場合、撮像手段を左右方向に駆動可能な構成にしてもよい。
撮像手段は室内機10が設置される室内を撮像する。撮像手段は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラであり、前面パネル34の左右方向中央の下部に設置されている(図1参照)。また、カメラは、レンズの光軸が水平線に対して所定角度だけ下方を向くように設置され、室内機10が設置されている室内を適切に撮像することができる。
駆動手段はカメラを左右方向に駆動し、カメラで撮像される室内のエリアを変える。例えば、カメラは駆動手段であるステッピングモータの軸と接続され、モータの運転により所定の角度の範囲内で往復する。この場合、モータは、所定の角度の範囲内を複数に分割したエリア毎に撮像のため停止し、撮像後は次のエリアへカメラを向けるために運転を再開する。なお、カメラの駆動の速さに比較して撮像に要する時間が十分に短い場合、ステッピングモータは連続して運転してもよい。駆動手段は、空気調和機の運転中は1分ごとに室内の左エリア、中央エリア及び右エリアを撮像できる位置にカメラを向ける。これにより、視野角の狭く安価なカメラを使用しても、室内を広範囲に撮像することが可能となる。
尚、カメラの代わりに、焦電型赤外線センサによって室内に人物がいるかどうか判断してもよい。又、室内の明るさに係らず、カメラの代わりにサーモパイルによって室内に人物があるかどうか判断してもよい。但し、猫や犬を人物と誤検出することを避けるために、カメラによって人物を検出することが望ましい。又、検出精度を高めるために、カメラと、焦電型赤外線センサ若しくはサーモパイルの両方を用いて人物を検出してもよい。
図2は室内機10の側断面を示しており、筐体ベース22は、熱交換器24、送風ファン26、フィルタ28などの内部構造体を収容している。熱交換器24は複数本の伝熱管24aを有し、送風ファン26により室内機10内に取り込まれた空気を、伝熱管24aを通流する冷媒と熱交換させ、空気を加熱又は冷却するように構成されている。尚、伝熱管24aは冷媒配管(図示せず)に連通し、周知の冷媒サイクル(図示せず)の一部を構成している。
左右風向板30は、室内機10に設けた運転制御手段(図示せず)からの指示に従い、下部に設けた回動軸(図示せず)を支点にして左右風向板用モータ(図示せず)により回動される。上下風向板32は運転制御手段からの指示に従い、両端部に設けた回動軸(図示せず)を支点にして上下風向板用モータ(図示せず)により回動される。
前面パネル34は室内機10の前面を覆うように設置されており、下端を軸として前面パネル用モータ(図示せず)により回動可能な構成となっている。ちなみに、前面パネル34を下端に固定されるものとして構成しても良い。
図2に示す送風ファン26が回転することによって、空気吸込み口36及びフィルタ28を介して室内空気を取り込み、熱交換器24で熱交換された空気が吹出し風路に導かれる。さらに、吹出し風路に導かれた空気は、左右風向板30及び上下風向板32によって風向きを調整され、空気吹出し口38から外部に送り出されて室内を空調する。
尚、空気調和機は壁掛け式の室内機10だけでなく、床置き式の室内機や天井埋め込み式の室内機、または、室外機1台に対し、複数台の室内機が接続される構成の空気調和機でもよい。
図3は、室内機10が備える空気調和機側制御手段40を含む空気調和機、及び、スマートフォンやタブレットPC等の外部情報端末42を含む空気調和システムの構成を示すブロック図である。空気調和機の負荷44は、例えば、室内機10が備える室内ファンモータ(図示せず)、室外機12が備える圧縮機モータ(図示せず)、左右風向板30に設置される左右風向板用モータ(図示せず)を含んでいる。これらの負荷44は、制御手段40からの制御駆動信号に従って駆動される。
室内機10の空気調和機側制御手段40には、室内機10に内蔵されている室温センサ、湿度センサ、その他の上述した各種センサ等からなる室内環境検出手段46の検出信号が入力されている。空気調和機側制御手段40は、設定された空調運転モード毎に室外機12と通信を行って圧縮機等の運転制御や、風速や風向、空調出力の管理等の空気調和機全体の運転制御を駆動制御部48にて管理する。駆動制御部48はマイクロコンピュータ、ROM、入出力LSI等から構成されている。
尚、本実施例においては駆動制御部48に設けられている記憶手段とは別に記憶手段50を備えており、この記憶手段50には必要に応じて各種の情報、例えば現在の室内環境検出手段46の検出情報、前回の空調運転で実行した運転情報や設定情報、及びその時の室内環境検出手段46の検出情報等が記憶されるようになっている。例えば、室内環境検出手段46として、居室内の輻射熱を測るサーモパイルや、光源識別を行い空調室内の生活シーンを判定する光源識別センサ、居室内の環境音のパターン認識から居室内の生活シーンを判定する音センサ等を用いる。
又、室内環境検出手段42として人検知手段47を備えている。例えば、カメラによって居室内を撮影して顔認識、身体認識を行うことで在室者を検出する画像認識センサ等を用いる。
尚、空気調和運転の詳細な運転制御は良く知られたものであり、敢えてここでは説明しないが、本実施例を適用する空気調和機毎に適した運転制御を行う。
空気調和機側制御手段40はリモートコントローラ14とは別に、音声認識手段を備えた外部情報端末42、例えばスマートフォンやタブレットPCとインターネット等の通信網ITを介して情報通信が可能な構成であり、外部情報端末42を通して空気調和機の操作者からの運転制御情報を受信した場合、受信した運転制御情報に応じて空調運転やデータの通信等を行う構成となっている。この通信方式については、赤外線通信、無線LANやJIGBEE、特定小電力無線による電波通信、FM電波やAM電波による通信等のいずれかの通信方式を使用することができる。
空気調和機の操作者からは、リモートコントローラ14又は外部情報端末42を介して空気調和機の室内機10の空気調和機側制御手段40へ運転制御情報を送信することが可能な構成となっている。
操作者から外部情報端末42への入力は、キー52を用いたキー操作による手入力と、外部情報端末42に備えられているマイク54と音声認識手段(音声認識ソフトウエアによる)56による音声発話による入力とが可能な構成となっている。また、外部情報端末42は、音声による報知を行うためのスピーカ58、及び液晶ディスプレイ等よりなる表示部60を備えることにより、操作者へ種々の情報を報知することができる。
外部情報端末42は内部に外部情報端末側制御手段62を備えており、キー52、マイク54及び音声認識手段56からの入力情報が入力され、これらの入力情報は外部情報端末側制御手段62に備えられた演算装置66によって演算されて所定の制御信号に変換されるものである。この所定の制御信号は本実施例では空気調和機の負荷の駆動を指示する制御信号である。また、演算装置66はマイクロコンピュータ、ROM、入出力LSI等から構成されている。
外部情報端末側制御手段62は、音声合成手段(音声合成ソフトウエアによる)64を備え、制御信号に対応した運転情報をスピーカ58に送って音声による報知を行うことができる。また音声とは別に表示部60によって文字データによって運転情報を報知することができるようになっている。更に、外部情報端末側制御手段62は室内機10の空気調和機側制御手段40から送られてくる報知信号を音声合成手段64に送って音声データに変換したり、表示データに変換する機能を備えている。したがって、これによって、後述する注意喚情報がスピーカ58や表示部60で報知されることになる。
次に、図4に示すフローチャート、図5に示す動作図例、図6に示すGUIソフトウエアのイメージ図に基づいて説明する。図4のフローチャートは、本実施例の基本的な制御フローを示しており、この制御フローは空気調和機側制御手段40によって実行される。以下、処理ステップ毎にその機能を説明する。尚、消し忘れ通知情報を送信するモードを実行するかは選択可能であり、例えば、外部情報端末42を操作することで、図6に示すGUIソフトウエアのイメージ図の様に注意喚起情報を送信するモードのオンオフを切換え可能とし、通知設定の場合のみ監視条件82、監視時間83、通知時間帯84を表示するようにしてもよい。
ステップS40では、現在の空気調和機の運転状態を判別している。ステップS40で空調運転がされていないと判断されると外部情報端末42に注意喚起情報を送信する処理ステップの実行を省略してENDに進む。
ステップS40で空調運転がされていると判断すると、ステップS41Aに進む。ステップS41Aでは、監視条件82として在室モニタが選択されているか否か判断し、在室モニタが選択されている場合、ステップS41Bに進む。監視条件82として在室モニタが選択されていない場合、ステップS42に進む。尚、ステップS40で空調運転がされていると判断すると、図6に示すGUIソフトウエアのイメージ図のように監視条件82を選択できるようにしてもよい。
ステップS41Bでは、室内に人物がいるかどうかの判断を実行する。室内に人物がいるかどうかは室内環境検出手段46によって検出することができ、室内が明るい場合はカメラを使用して画像認識を行い人物の存在を検出することができる。一方、室内が暗い場合はサーモパイルを使用して熱源認識を行い人物の存在を検出することができる。ステップS41Bにおいて、室内に人物が存在していないと判断されると、ステップS42Aに進む。室内に人物がいると判断されると処理ステップの実行を省略してENDに進む。尚、ステップS41Aで監視条件82として連続運転を選択した場合、人物の有無の判断に関係なくステップS41Bを省略してステップS42Aに進む。
ステップS42Aでは通知時間帯84を確認し、ステップS43Bで現在の時刻が設定時間帯か否かを判断する。現在の時刻が設定時間帯である場合はステップS43に進み、現在の時刻が設定時間帯でない場合はENDに進む。設定時間帯は、常時又は時刻指定を選択し、具体的な時間帯(例えば、8:00〜17:00)を選択する。例えば、平日の仕事や学校に行っており、家を留守にする時間が決まっているような場合に監視時刻を設定する事で、誤通知を抑制する事が出来る。尚、時刻指定を選択した場合は、図6に示すGUIソフトウエアのイメージ図のように通知時間帯84を時刻指定にした場合のみ時刻の項目を表示するようにしてもよい。
ステップS43では、ステップS42Aで通知時間帯を設定しない場合又はステップS42Bで設定した時間帯であると判断される場合に、監視時間83を経過したか判定を行う。図6に示すGUIソフトウエアのイメージ図のように監視時間83を選択でき、例えば30分単位で12時間まで選択できるようにし、この監視時間を経過した時に、消し忘れの可能性を外部情報端末42に送信する。
図5に示す動作図例は、通知設定81、監視条件82として在室モニタあり、監視時間83として60分、通知時間帯84として時刻指定8:00〜17:00を選択した時の例である。この例では、空調状態が運転中、在室モニタで人が検出されず、現在の時刻が通知時間帯84の範囲内である3つの条件が重なった時(8:00)にタイマのカウントがスタートし、設定した監視時間(60分)継続した時刻(9:00)に消し忘れと判断して通知を行う。
以上説明した通り、本実施例に係る空気調和機は、室内の人を検出する人検知手段47と、現在時刻が第1の時間帯(通知時間帯84)であり、且つ、空気調和機の運転中に第2の時間(監視時間83)連続して人検知手段47で人を検知しない時に運転を停止する制御手段40とを備える。
尚、現在時刻とは、人検知手段47で人を検知しない時から第2の時間(監視時間83)経過した時を基準としてもよく、又、人検知手段47で人を検知しない時でカウントを開始した時を基準としてもよい。
又、第1の時間帯(通知時間帯84)を設定する時間帯設定手段を備える。又、第2の時間(監視時間83)を設定する監視時間設定手段を備える。
本実施例の空気調和システムは、室内の人を検出する人検知手段47と、現在時刻が第1の時間帯(通知時間帯84)であり、且つ、空気調和機の運転中に人検知手段47で人を検知しない時にカウントを行い、人検知手段47で人を検知した時にカウントをリセットする監視手段とを有する空気調和機と、空気調和機を操作する外部情報端末42とを備え、監視手段でカウントした時間が第2の時間(監視時間83)を経過した時に外部情報端末42に通知する。
又、空調運転中であり、在室モニタで人が検出されない場合の2つの条件が重なった時にタイマのカウントがスタートし、設定した監視時間(60分)継続した時の時刻が通知時間帯84の範囲内である場合に消し忘れと判断して通知を行うようにしてもよい。すなわち、空気調和機の運転中に人検知手段47で人を検知しない時にカウントを行い、人検知手段47で人を検知した時にカウントした時間をリセットする監視手段とを有する空気調和機と、空気調和機を操作する外部情報端末42とを備え、監視手段でカウントした時間が第2の時間(監視時間83)を経過し、且つ、監視手段がカウントを開始した時の時刻が第1の時間帯(通知時間帯84)である場合に外部情報端末42に通知するようにしてもよい。
尚、本実施例の空気調和システムでは消し忘れと判断した場合に通知を行うこととしたが、通知の代わりに又は通知とともに、空気調和機の運転を停止するようにしてもよい。
ステップS40、S41、S42、S43は独立した条件のため、処理の順番は変更してもよい。本実施例では外部情報端末を用いて操作する場合について説明したが、リモートコントローラ14等他の機器を用いて消し忘れ通知情報を送信するモードを実行できるようにしてもよい。
次に、実施例2について図7に示すフローチャート及び図8に示すGUIソフトウエアのイメージ図に基づき説明する。実施例2は実施例1に加えて、窓等の開閉の情報を判断し長時間運転していると判断した場合に外部情報端末に通知するものである。
環境設定には、図8に示すGUIソフトウエアのイメージ図に基づき説明する。ユーザはレイアウト選択ボタン91でL字型等部屋の形状を選択し、広さ選択ボタン92で部屋の広さを選択する。さらに、詳細ボタン93から窓、扉、ふすまのように空間に変化を与える要因を追加し、図9に示すような間取りに窓、扉、ふすまを追加した環境設定情報を記憶できるようにしてもよい。そして、入力された項目に基づく部屋の形状を間取り表示部94に表示する。項目入力後、送信ボタン95を押すことで、入力した環境設定情報を記憶する。尚、空気調和機の設置時や所定期間毎にカメラを用いて室内の間取りを検出し、環境設定情報として記憶するようにしてもよく、又、外部情報端末等に予め記憶された複数の間取りのうち、カメラを用いて空調室内の間取りを検出した結果に最も近い間取りを環境設定情報として記憶するようにしてもよい。
ステップS50では、現在の空気調和機の運転状態を判別している。ステップS50で空調運転がされていないと判断されると外部情報端末42に注意喚起情報を送信する処理ステップの実行を省略してENDに進む。ステップS50で空調運転がされていると判断すると、ステップS51に進む。
ステップS51では、環境設定情報として記憶している間取りとカメラで空間を検知した情報が同じであると判断した場合、処理ステップの実行を省略してENDに進む。ステップS51で、環境設定情報として記憶している間取りとカメラで空間を検知した情報に差異があったと判断した場合、環境設定情報として記憶している間取りとカメラで空間を検知した情報が同じになるまで監視時間をカウントする。ステップS52では、監視時間が所定時間を経過したか否かを判断する。ステップS52で監視時間が所定時間経過したと判断した場合、ステップS53に進む。
ステップS53では、室内環境検出手段46の室温センサで検出した温度(以下、「室温」という。)が設定温度から所定の範囲内にあるか否かを判断する。室温が設定温度から所定の範囲内にない場合、ステップS54に進む。室温が設定温度から所定の範囲内にある場合、ステップS51での判断は誤検出であると判断し、ENDに進む。
尚、ステップS53は省略してもよく、その場合、ステップS52で監視時間が所定時間経過したと判断した場合、ステップS54に進む。
設定温度は監視時間開始時の設定温度を基準とし、設定温度が変更され、室温と設定温度が乖離する状態を含まないようにしている。尚、監視時間開始時の設定温度の代わりに、室温センサで検出する時の設定温度を基準としてもよい。
ステップS54では、窓等が開いたまま空調運転がされていることを外部情報端末に通知する。また、図10に示すGUIソフトウエアのイメージ図のように窓が開いているという状態を、更新ボタンを押下毎に現在の状態を更新し視覚的に表示してもよい。また、室内温度を表示してもよい。また、通知頻度が多くなりすぎるとユーザに不快感を与えるため、通知から24hは再通知しない機能を追加してもよい。
次に、実施例3について図11に示すフローチャートに基づき説明する。実施例3は、実施例2に加え、宅外から操作を行った際に窓等が開いていると判断した場合に外部情報端末に通知するものである。
ステップS60では、宅外から空気調和機の操作が行われたか否かを判断する。人検知手段で室内の人を検出していない状態で空気調和機の操作がなされた時に、宅外から空気調和機の操作が行われたと判断する。尚、空気調和機の操作のうち、空気調和機の運転停止時に運転開始の操作のみを対象としてもよい。
ステップS61では、実施例2のステップS51と同様、環境設定情報として記憶している間取りとカメラで空間を検知した情報が同じであると判断した場合、処理ステップの実行を省略してENDに進む。環境設定情報として記憶している間取りとカメラで空間を検知した情報に差異があったと判断した場合、ステップS62に進む。尚、実施例3では、実施例2のステップS52、ステップS53を省略しているが、処理に追加してもよい。
ステップS62では、窓等が開いたまま空調運転が開始されたことを外部情報端末に通知する。この通知は運転を行った時の操作結果の通知に追加して通知してもよいし、単独で通知してもよい。
10…室内機、12…室内機、14…リモコン、22…筺体ベース、24…熱交換器、30…左右風向板、32…上下風向板、34…前面パネル、40…空気調和機側制御手段、42…外部情報端末、44…負荷、46…室内環境検出手段、48…駆動制御部、50…記憶手段、54…マイク、56…音声認識手段、58…スピーカ、60…表示部、62…外部情報端末側制御手段、64…音声合成手段、66…演算装置、81…通知設定、82…監視条件、83…監視時間、84…通知時間帯

Claims (7)

  1. 被調和室を監視して運転制御する空気調和機であって、
    室内の人を検出する人検知手段と、
    監視条件が被調和室を監視する在室モニタの場合には、現在時刻が被調和室を監視する第1の時間帯であり、且つ、空気調和機の運転中に人の不在を判定する第2の時間連続して前記人検知手段で人を検知しない時に運転を停止し、これ以外で運転を継続し、
    監視条件が前記在室モニタでない場合には、前記第1の時間帯に関係なく、空気調和機の運転中に人の不在を判定する第2の時間連続して前記人検知手段で人を検知しない時に運転を停止し、人を検知した時には運転を継続する制御手段とを備えた空気調和機。
  2. 前記第1の時間帯を設定する時間帯設定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記第2の時間を設定する監視時間設定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 被調和室を監視して空気調和機を運転制御する空気調和システムであって、
    室内の人を検出する人検知手段と、
    現在時刻が被調和室を監視する第1の時間帯であり、且つ、気調和機の運転中に前記人検知手段で人を検知しない時にカウントを行い、前記人検知手段で人を検知した時にカウントした時間をリセットする監視手段とを有する空気調和機と、
    前記空気調和機を操作する外部情報端末とを備え、
    監視条件が被調和室を監視する在室モニタの場合には、前記監視手段でカウントした時間が人の不在を判定する第2の時間経過した時に前記外部情報端末に通知するとともに、
    監視条件が前記在室モニタでない場合には、前記第1の時間帯に関係なく、空気調和機の運転中に人の不在を判定する第2の時間連続して前記人検知手段で人を検知しない時に前記外部情報端末に通知する空気調和システム。
  5. 被調和室を監視して空気調和機を運転制御する空気調和システムであって、
    室内の人を検出する人検知手段と、
    空気調和機の運転中に前記人検知手段で人を検知しない時にカウントを行い、前記人検知手段で人を検知した時にカウントした時間をリセットする監視手段とを有する空気調和機と、
    前記空気調和機を操作する外部情報端末とを備え、
    監視条件が被調和室を監視する在室モニタの場合には、前記監視手段でカウントした時間が人の不在を判定する第2の時間経過し、且つ、前記監視手段がカウントを開始した時の時刻が被調和室を監視する第1の時間帯である場合に前記外部情報端末に通知するとともに、
    監視条件が前記在室モニタでない場合には、前記第1の時間帯に関係なく、空気調和機の運転中に人の不在を判定する第2の時間連続して前記人検知手段で人を検知しない時に前記外部情報端末に通知する空気調和システム。
  6. 前記外部情報端末は前記第1の時間帯を設定する時間帯設定手段を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の空気調和システム。
  7. 前記外部情報端末は前記第2の時間を設定する監視時間設定手段を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の空気調和システム。
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