JP5144446B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調空間における人の位置を認識するセンサを有した空気調和装置に関し、そのセンサが取得した位置情報を快適空調制御に利用するだけでなく、監視や防犯にも利用する空気調和装置に関する。
従来の空気調和装置について特許文献1に提案されている。特許文献1では、赤外線センサを用いて、人体の存在方向と出力強度から距離を検知する位置検出手段が設けられて、人の存在位置に応じて風向および風速を変更する制御を行っている。
また、従来の空気調和装置において、特許文献2では、画像センサを用いて撮像画像から室内の人間を検出し、検出された人間の活動状態に応じてその人間が快適になるように空調制御を行っている。
さらに、従来の空気調和装置において、特許文献3では、室温データやリモコン設定情報、画像センサから取得した画像などを、インターネットを経由して外部に送信したり、外部(携帯端末装置や家庭用パーソナルコンピュータなど)から、設定温度や運転モードを遠隔操作した情報を空気調和装置の室内機に送信する通信手段を有する空気調和装置が示されている。
特許第2921256号 特開平6−323599号公報 特開2006−220405号公報
上記従来の空気調和装置は、上述したように、室内雰囲気に対して空気調和制御を行い、人間が快適と感じる室内環境を提供するためのものである。特許文献1、2では、その快適性をより一層向上させることを目的として、赤外線センサや画像センサを用いて、人の存在位置を認識しその人の存在位置に応じて風向制御および風速制御を変更する手段が提案されている。さらに、特許文献3では、その空気調和装置が取得した各種情報をインターネットを経由して外部に送信したり、外部から、空気調和装置を制御するための情報を空気調和装置に送信する通信機能を持っている。
しかし、これらの従来の空気調和装置では、各種センサによる人間の存在検知や、インターネット経由での外部との情報の授受については、空気調和装置の動作を空調制御するためのみに利用されていた。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、既に内蔵されている各種センサ類や外部との通信機能を用いて、不審者やペットの侵入を検知したり、お年寄り、子供やペットの見守りを行う付加機能を低価格で付加することができる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明の空気調和装置は、室内画像を撮像可能とする撮像手段と、該撮像手段からの撮像画像情報から室内にいる人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態を検出する活動状態検出手段と、該活動状態検出手段で検出した人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報に応じて空気調和処理および情報出力処理のうちの少なくともいずれかに切り替え制御する処理切り替え手段と、該活動状態検出手段により検出された人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報に基づいて、該人間およびペットのうちの少なくともいずれかが所望の感覚を得るように該空気調和処理として送風制御を行う空気調和制御手段と、該人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報を該情報出力処理として出力可能とする情報出力手段と、該情報出力手段の出力先として、該人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報が異常を示す場合に、これを検出して、室内外にいる人間に警告を与える警報手段とを有し、該警報手段は、外出または夜間の室内不在を示す情報が入力され、かつ人間またはペットが存在する場合および、子供、お年寄りおよびペットのうちの少なくともいずれかが該室内からいなくなった場合を、該活動状態の情報が異常を示す場合として検出するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における活動状態は、人間または/およびペットの位置および方向、人間またはペットの侵入の有無および、人間または/およびペットの室内での動きのいずれかである。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における不審者などの人間またはペットの侵入の有無は、外出または夜間の室内不在を示す情報が入力されており、かつ人間またはペットが存在するかしないかを前記活動状態検出手段が検出して、不審者情報を前記情報出力手段が出力する。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における人間または/およびペットの室内での動きは、該人間およびペットのうちの少なくともいずれかが前記室内にいるかまたはいなくなったかを前記活動状態検出手段が検出して監視し、その監視情報を前記情報出力手段に出力する。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における警報手段は、警告音、警告音声、照明の点灯、照明の点滅および画面表示のうちの少なくともいずれかにより、室内外にいる人間に前記警告を与える。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における情報出力手段からの室内情報を、通信回線を用いて室内またはその外部の電子機器に通信可能とする通信手段を更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における電子機器は、一または複数のパーソナルコンピュータおよび携帯端末装置のうちの少なくともいずれかである。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における処理切り替え手段は、前記空気調和制御手段を作動させて前記空気調和処理を行うかまたは、前記情報出力手段を作動させて前記情報出力処理を行うかを選択的に切り替え制御可能とする。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における処理切り替え手段は、前記空気調和制御手段を作動させて前記空気調和処理を行っていない場合には、自動的に、前記情報出力手段を作動させて前記情報出力処理を行うように切り替え制御する。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における処理切り替え手段は、利用者が手動入力操作により、前記空気調和制御手段を作動させるかまたは、前記情報出力手段を作動させるかを切り替え制御可能とする。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における処理切り替え手段は、前記空気調和制御手段および前記情報出力手段を同時に作動させるように制御可能とする。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における送風制御の項目は、吹き出し温度、送風方向および送風強度のうちの少なくとも該送風方向である。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における活動状態検出手段は、定期的な繰り返し動作を検出した場合には、前記人間やペットではないと判定して検出動作物体から排除する。
さらに、好ましくは、本発明の空気調和装置における活動状態検出手段は、前記人間やペットの検出に無関係な動く物体を排除するために、検出しない領域を指定して検出領域から排除可能とする。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、室内画像を撮像可能とする撮像手段と、この撮像手段からの撮像画像情報から室内にいる人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態を検出する活動状態検出手段と、この活動状態検出手段で検出した人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報に応じて空気調和処理および警報情報出力処理のうちの少なくともいずれかに切り替え制御する処理切り替え手段とを有している。
これによって、既に内蔵されている各種センサ類や外部との通信機能を用いて、撮像画像情報から室内の人間やペットの活動状態を検出するため、不審者やペットの侵入を検知したり、子供やペットの見守りを行う付加機能を低価格で行うことが可能となる。
以上により、本発明によれば、既に内蔵されている各種センサ類や外部との通信機能を用いて、撮像画像情報から室内の人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態を検出するため、不審者やペットの侵入を検知したり、子供やペットの見守りを行う付加機能を低価格で行うことができる。
以下に、本発明の空気調和装置の実施形態1、2について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1における防犯機能付き空気調和装置の構成図である。
図1において、本実施形態1の防犯機能付き空気調和装置1は、室内画像を撮像可能とする撮像手段2と、この撮像手段2により撮像された撮像画像情報から、室内にいる人間8やペットの活動状態を検出する活動状態検出手段3と、活動状態検出手段3により検出された人間8やペットの活動状態に応じて空気調和装置1が実行する処理として、空気調和制御処理または警報情報出力処理に切り替え可能とする処理切り替え手段4と、この処理切り替え手段4により、活動状態検出手段3で検出された人間8やペットの活動状態に基づいて、人間8やペットが所望の感覚を得るように送風制御を行う空気調和制御手段5と、活動状態検出手段3により検出された人間8やペットの活動状態に関する情報を外部に出力可能とする情報出力手段6と、この情報出力手段6からの出力情報に何らかの異常を検知した場合に、警報を出力する警報手段7とを有しており、この情報出力手段6の動作を制御することにより、空気調和機能を利用していない外出時や夜間などに、空気調和装置1に備わる各種センサを利用して不審者やペットの侵入の検知を行ったり、空気調和機能を利用しない場合に、お年寄りや子供、さらにペットの見守り(監視)を行う機能を実現することができる。
撮像手段2は、可視光で空調対象の室内を撮像する場合は、撮像方向前方にレンズが設けられた撮像素子(CCDまたはCMOSセンサなど)で構成されるビデオカメラを用いる。ビデオカメラの撮像手段2から出力された撮像画像信号を活動状態検出手段3に出力する。なお、本実施形態1において、撮像光は可視光だけではなく、赤外光を撮像可能な赤外線カメラであってもよい。また、コストを抑えるためには、焦電センサの赤外線センサを用いてもよい。ただし、赤外線センサの場合には、室内にいる人間8やペットの形状の判断はできず、存在するかしないかだけの情報の取得のみとなるので、人間8やペットの活動状態の検知精度や情報量は落ちる。
活動状態検出手段3は、撮像手段2からの画像信号を時系列に従ってフレーム毎に内部の画像メモリに記憶し、この画像メモリ内の記憶画像情報の特定のフレームに基づいて、室内における熱源や形状からの人間8やペットの有無の判定および、人間8やペットのいる位置(方向)を検出すると共に、時系列の複数のフレームの画像情報を監視して、室内の人間8やペットの状態変化からその人間8やペットの活動状態を検出する。
この場合の室内の人間8やペットの活動状態としては、人間または/およびペットの位置および方向、不審者などの人間またはペットの侵入の有無および、人間または/およびペットの室内での動きのいずれかである。不審者まどの人間またはペットの侵入の有無については、外出または夜間の室内不在時を示す情報が、図示しない操作入力部(ボタン)から入力されているときに、室内に、人間8やペットが存在するかまたは、人間8やペットが存在しないかを活動状態検出手段3が検出して、その検出結果としての侵入情報(不審者やペットの有無情報)を情報出力手段6に出力する。また、子供、お年寄りおよびペットのうちの少なくともいずれかの監視については、子供、お年寄りおよびペットのうちの少なくともいずれかが、室内にいるかまたは室内からいなくなったかを、活動状態検出手段3が検出して、この監視情報(人間8やペットがいた場合からいなくなった場合の変化情報など)を情報出力手段6に出力する。
活動状態検出手段3が、人間8とペットを判別する場合や、子供とお年寄りを判別する場合についても、撮像素子2による画像信号の画像処理(フレーム間の差演算により動きのある物体を検出)により特徴部分(頭と胴体の形状とその大きさ)の形状比較を行うことより判別することができる。また、撮像素子2による撮像時の異なるフレーム間の画像信号の差演算を取る画像処理により動いている物体が人間であるのかペットであるのかまたはそれ以外であるのかについて検出して、その検出物体の位置と方向を検出することもできる。
この場合、例えば扇風機の首振り動作のように定期的な繰り返し動作のものは、人間やペットではないとして検出物体から排除し、また、カーテンが風で揺らいで動いている場合のように、常にその位置で動くものについてはその領域を活動状態検出手段3による検出領域から排除することもできる。よって、活動状態検出手段3は、定期的な繰り返し動作を検出した場合には、人間やペットなどの生き物ではないと判定して、活動状態検出手段3による検出動作物体から、例えば扇風機の首振り動作のように定期的な繰り返し動作をする物体を排除する。また、活動状態検出手段3は、人間やペットの検出に無関係な、例えばカーテンのような固定位置にある動く物体を排除するために、検出しない領域を指定して、活動状態検出手段3による検出領域から排除可能とする。
処理切り替え手段4は、図2に示すように、処理切り替え制御部41と処理切り替え器42とから構成されている。処理切り替え制御部41は、活動状態検出手段3により検出された人間の活動状態と、空気調和装置1自体の動作状況に応じて、空気調和装置1が実行する処理を切り替えための制御を行う。例えば、空気調和装置1が、室内の人間8やペットに対して、暖風または冷風を風量、風向を調節しながら吹き出し口から吹き出して、室内を快適な環境に保つ空気調和処理機能を働かせている動作状態の場合には、処理切り替え制御部41は処理切り替え器42に対して、空気調和制御手段5が活動状態検出手段3により検出された人間8やペットの活動状態に基づいて、人間8やペットが快適な感覚を得るように送風を制御するための情報を空気調和制御手段5に伝えるように制御する。また、空気調和装置1が、上述の空気調和機能を働かせていない動作状態の場合には、室内に不審者が侵入してきたかどうかを監視するために、情報出力手段6が活動状態検出手段3により検出された人間8やペットの活動状態に基づいて、人間8やペットが不審者または不審物体かどうか判断するための情報を情報出力手段6に伝えるように制御するようになっている。
要するに、処理切り替え手段4は、空気調和装置1自体の動作状況、即ち、空気調和機能を働かせているかいないかに応じて、空気調和制御手段5を有効にするか、情報出力手段6を有効にするかを自動的に切り替えている。
空気調和制御手段5は、活動状態検出手段3により検出された人間8の活動状態に基づいて、人間8が快適な感覚を得るように送風を制御するために、空気調和装置1の空気吹き出し口(図示せず)から室内に向ける送風の送風方向、送風量(送風強度)および吹き出し温度の調節を行う。
情報出力手段6は、処理切り替え手段4によって室内に不審者が侵入してきたかどうかを監視することを指示されている場合に、活動状態検出手段3により検出された人間8の活動状態の情報に基づいて、人間8が活動していることを検知したとき、その人間8を不審者の侵入と判断し、警報を発するための警報情報を警報手段7に出力する。
警報手段7は、情報出力手段6からの警報出力情報に基づいて、その警報出力情報を検出してそれが異常情報(例えば不審者の侵入情報)の場合、ブザーなどによる警告音や警告音声、ライトによる照明(点灯や点滅)、表示による画面表示などにより、異常を検知したことを周辺の人間に通知することができる。
要するに、警報手段7は、外出または夜間の室内不在を示す情報が入力され、かつ人間8またはペットが存在する場合または、子供、お年寄りおよびペットのうちの少なくともいずれかが室内からいなくなった場合などを、人間8またはペットの活動状態の情報が異常を示す場合として検出して、警告音などにより周辺の人間に警告を与える。
以上により、本実施形態1によれば、既に内蔵されている各種センサ類としての撮像手段としての撮像素子2(または赤外線センサ)を用いて、撮像画像情報から室内の人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態を検出するため、不審者の侵入を検知したり、お年寄り、子供やペットなどの見守り(監視)を行う付加機能を低価格で行うことができる。
なお、本実施形態1では、処理切り替え手段4は、空気調和装置1自体の動作状況、即ち、空気調和機能を働かせているかいないかに応じて、空気調和制御手段5を有効にするか、情報出力手段6を有効にするかを自動的に切り替えているが、これに限らず、処理の切り替えは自動的ではなく、空気調和装置1の利用者が手動にて切り替えるように処理切り替え手段4に入力操作部(図示せず)から入力指示するようにしてもよい。
また、本実施形態1では、空気調和制御手段5と情報出力手段6は排他的に利用されることを想定しているが、空気調和制御手段5と情報出力手段6を同時に利用できるように処理切り替え手段4に指示させることも可能である。この場合には、空気調和機能を働かせている室内にいる子どもやお年寄り、ペットなどの見守りにも利用することができる。さらに、処理切り替え手段4は、空気調和制御処理および警報情報出力処理に切り替え可能とすることもできる。即ち、処理切り替え手段4は、空気調和制御処理および警報情報出力処理のうちの少なくともいずれかに切り替えることができる。
(実施形態2)
図3は、本発明の実施形態2における防犯機能付き空気調和装置の構成図である。なお、図3は、図1の構成部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の部材番号を付してその説明を省略する。
図3において、本実施形態2の空気調和装置1の構成は、図1に示す実施形態1の場合と同様であるが、情報出力手段6が通信手段9と接続されている点が異なっている。この通信手段9は、情報出力手段6からの室内情報として、室内の人間8やペットの活動状態などの情報を、通信回線を用いて室内内外部の電子機器(PC10、11や携帯電話会社12の送受信機器)に通信可能とする。
空気調和装置1は、通信手段9によって、空気調和装置1が設置されている建物と同じ建物内に設置された家庭内PC(パーソナルコンピュータ)10、空気調和装置1が設置されている建物と同じ建物外に設置された家庭外PC(パーソナルコンピュータ)11にインターネットなどを介して接続されている。また、通信手段9は携帯電話会社12の送受信機器とも接続されており、携帯電話会社12の送受信機器を介して携帯電話装置13とも接続可能である。
従来技術として、空気調和装置1と通信手段9とを接続した事例は特開2006−220405号公報に示されており、室温データやリモコン設定情報、画像センサから取得した画像信号などを、インターネットを経由して外部に送信したり、外部(携帯端末装置、家庭用パーソナルコンピュータなど)から、設定温度や運転モードを遠隔操作した情報を空気調和装置1の室内機に送信する機能について記述されているが、これらは空気調和機能を制御するためだけに使用されている。
本実施形態2では、情報出力手段6以外は上記実施形態1の場合と同様に動作する。本実施形態2の情報出力手段6は、処理切り替え手段4によって室内に不審者が侵入してきたかどうかを監視することを指示されている場合、活動状態検出手段3により検出された人間8やペットの活動状態の情報に基づき、人間8やペットが活動していることを検知したとき、その人間8やペットを不審者の侵入と判断し、警報を発するための警報情報を警報手段7に伝えると共に、通信手段9を介して、不審者の情報をインターネットメールなどにより、端末装置である家庭内PC10や外出先での家庭外PC11または携帯電話装置13に伝えることが可能であり、不審者の画像を添付することも可能である。
また、空気調和制御手段5と情報出力手段6を同時に利用できるように処理切り替え手段4が指示している場合、空気調和処理機能を働かせている室内にいる子どもやお年寄り、また、ペットなどの見守りのために、空気調和装置1が設置されている部屋とは別の部屋にある家庭内PC10や外出先での家庭外PC11または携帯電話装置13からの指示を受けて、室内の撮像画像情報を送信することも可能である。
以上により、本実施形態2によれば、既に内蔵されている各種センサ類としての撮像素子2(または赤外線センサ)、および外部との通信処理機能を用いて、撮像画像情報から室内の人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態を検出するため、不審者または不審物体の侵入を検知したり、子供やペットの見守り(監視)を行う付加機能を低価格で行うことができる。
なお、本実施形態1、2では、特に説明しなかったが、室内画像を撮像可能とする撮像素子2と、この撮像素子2からの撮像画像情報から室内にいる人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態を検出する活動状態検出手段3と、この活動状態検出手段3で検出した人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報に応じて空気調和処理および警報情報出力処理のうちの少なくともいずれかに切り替え制御する処理切り替え手段4とを有していれば、既に内蔵されている各種センサ類や外部との通信機能を用いて、不審者やペットの室内への侵入を検知したり、お年寄り、子供やペットの見守り(監視)を行う付加機能を低価格で実施することができる本発明の目的を達成することができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1、2を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1、2に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1、2の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、空調空間における人の位置を認識するセンサを有した空気調和装置に関し、そのセンサが取得した位置情報を快適空調制御に利用するだけでなく、監視や防犯にも利用する空気調和装置の分野において、既に内蔵されている各種センサ類や外部との通信機能を用いて、不審者の侵入を検知したり、子供やペットの見守りを行う付加機能を低価格で行うことができる。
本発明の実施形態1における防犯機能付き空気調和装置の構成図である。 図1の処理切り替え手段の詳細な構成図である。 本発明の実施形態2における防犯機能付き空気調和装置の構成図である。
符号の説明
1 防犯機能付き空気調和装置
2 撮像手段
3 活動状態検出手段
4 処理切り替え手段
41 処理切り替え制御部
42 処理切り替え器
5 空気調和制御手段
6 情報出力手段
7 警報手段
8 人間
9 通信手段
10 家庭内PC(パーソナルコンピュータ)
11 家庭外PC(パーソナルコンピュータ)
12 携帯電話会社
13 携帯電話装置

Claims (14)

  1. 室内画像を撮像可能とする撮像手段と
    該撮像手段からの撮像画像情報から室内にいる人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態を検出する活動状態検出手段と
    該活動状態検出手段で検出した人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報に応じて空気調和処理および情報出力処理のうちの少なくともいずれかに切り替え制御する処理切り替え手段と
    該活動状態検出手段により検出された人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報に基づいて、該人間およびペットのうちの少なくともいずれかが所望の感覚を得るように該空気調和処理として送風制御を行う空気調和制御手段と、
    該人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報を該情報出力処理として出力可能とする情報出力手段と、
    該情報出力手段の出力先として、該人間およびペットのうちの少なくともいずれかの活動状態の情報が異常を示す場合に、これを検出して、室内外にいる人間に警告を与える警報手段とを有し、
    該警報手段は、外出または夜間の室内不在を示す情報が入力され、かつ人間またはペットが存在する場合および、子供、お年寄りおよびペットのうちの少なくともいずれかが該室内からいなくなった場合を、該活動状態の情報が異常を示す場合として検出する空気調和装置。
  2. 前記活動状態は、人間または/およびペットの位置および方向、人間またはペットの侵入の有無および、人間または/およびペットの室内での動きのいずれかである請求項に記載の空気調和装置。
  3. 前記人間またはペットの侵入の有無は、外出または夜間の室内不在を示す情報が入力されており、かつ人間またはペットが存在するかしないかを前記活動状態検出手段が検出して、侵入情報を前記情報出力手段が出力する請求項に記載の空気調和装置。
  4. 前記人間または/およびペットの室内での動きは、該人間およびペットのうちの少なくともいずれかが前記室内にいるかまたはいなくなったかを前記活動状態検出手段が検出して監視し、その監視情報を前記情報出力手段に出力する請求項に記載の空気調和装置。
  5. 前記警報手段は、警告音、警告音声、照明の点灯、照明の点滅および画面表示のうちの少なくともいずれかにより、室内外にいる人間に前記警告を与える請求項に記載の空気調和装置。
  6. 前記情報出力手段からの室内情報を、通信回線を用いて室内またはその外部の電子機器に通信可能とする通信手段を更に有する請求項に記載の空気調和装置。
  7. 前記電子機器は、一または複数のパーソナルコンピュータおよび携帯端末装置のうちの少なくともいずれかである請求項に記載の空気調和装置。
  8. 前記処理切り替え手段は、前記空気調和制御手段を作動させて前記空気調和処理を行うかまたは、前記情報出力手段を作動させて前記情報出力処理を行うかを選択的に切り替え制御可能とする請求項に記載の空気調和装置。
  9. 前記処理切り替え手段は、前記空気調和制御手段を作動させて前記空気調和処理を行っていない場合には、自動的に、前記情報出力手段を作動させて前記情報出力処理を行うように切り替え制御する請求項に記載の空気調和装置。
  10. 前記処理切り替え手段は、利用者が手動入力操作により、前記空気調和制御手段を作動させるかまたは、前記情報出力手段を作動させるかを切り替え制御可能とする請求項に記載の空気調和装置。
  11. 前記処理切り替え手段は、前記空気調和制御手段および前記情報出力手段を同時に作動させるように制御可能とする請求項に記載の空気調和装置。
  12. 前記送風制御の項目は、吹き出し温度、送風方向および送風強度のうちの少なくとも該送風方向である請求項に記載の空気調和装置。
  13. 前記活動状態検出手段は、定期的な繰り返し動作を検出した場合には、前記人間やペットではないと判定して検出動作物体から排除する請求項1に記載の空気調和装置。
  14. 前記活動状態検出手段は、前記人間やペットの検出に無関係な動く物体を排除するために、検出しない領域を指定して検出領域から排除可能とする請求項1に記載の空気調和装置。
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