JP2015190602A - 前後進切替装置の制御装置および制御方法 - Google Patents

前後進切替装置の制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クラッチ締結時に発生する振動増幅現象を低減する。
【解決手段】変速機と連結され、エンジン10の駆動力を車両が前進するように伝達するフォワードクラッチ56と、エンジン10の駆動力を車両が後進するように伝達するリバースブレーキ57とを備える前後進切替装置50の制御装置100は、車両の走行方向が前進方向に切り替えられ、フォワードクラッチ56が締結される際に、フォワードクラッチ56にて発生する第1トルクとリバースブレーキ57にて発生する第2トルクとによって出力軸53に伝達される伝達トルクが当該出力軸の捻り共振トルクを超えないように、第1トルクおよび第2トルクを演算する出力制御部160と、第1トルクを発生させるフォワードクラッチ圧を印加する前進用油圧制御回路170と、第2トルクを発生させるリバースブレーキ圧を印加する後進用油圧制御回路180と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動変速装置の前後進切替装置を制御する制御装置および制御方法に関する。
一般に、主変速部として無段変速機を備える自動変速装置は、車両の前後進を切り替える前後進切替装置を備えている。前後進切替装置は、例えば特許文献1に示すように、遊星歯車装置等から構成される。前後進切替装置は、車両の前後進を設定するセレクトレバーにより選択されたレンジから決定される車両の走行方向に基づき、出力軸に伝達されるトルクの伝達方向が切り替えられる。
特開平11−094046
しかし、従来の前後進切替装置では、車両を前進させるためにセレクトレバーが例えばDレンジ等の前進走行レンジに設定されると、入出力軸の差回転を吸収するべく、クラッチ締結中に、スティックスリップが発生し、急激な回転・トルク変動による振動が発生する。このスティックスリップは、クラッチ締結中に所定の伝達トルクに達すると、クラッチに存在するスリップ変動(すなわち、締結力変動)と、シャフトに発生する捻り共振トルクとにより、クラッチのスリップ変動が助長される。これにより、クラッチが急激に締結と開放とを繰り返す振動増幅現象であるジャダーが発生する。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、クラッチ締結時に発生する振動増幅現象を低減することが可能な、新規かつ改良された前後進切替装置の制御装置およびその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、変速機と連結され、エンジンの駆動力を車両が前進するように伝達するフォワードクラッチと、エンジンの駆動力を車両が後進するように伝達するリバースブレーキとを備える前後進切替装置の制御装置が提供される。かかる制御装置は、車両の走行方向が前進方向に切り替えられ、フォワードクラッチが締結される際に、フォワードクラッチにて発生する第1トルクとリバースブレーキにて発生する第2トルクとによって出力軸に伝達される伝達トルクが当該出力軸の捻り共振トルクを超えないように、第1トルクおよび第2トルクを演算する出力制御部と、第1トルクを発生させるフォワードクラッチ圧を印加する前進用油圧制御回路と、第2トルクを発生させるリバースブレーキ圧を印加する後進用油圧制御回路と、を備える。
後進用油圧制御回路は、セレクトレバーが車両の走行方向を前進方向とするレンジに設定されたとき、リバースブレーキ圧を印加してもよい。あるいは、後進用油圧制御回路は、セレクトレバーが車両の走行方向を前進方向とするレンジに設定された後、第1トルクが捻り共振トルクを超える前までにリバースブレーキ圧を印加してもよい。
また、制御装置は、変速機と連結される入力軸の回転数と出力軸の回転数との差回転数を演算する差回転数演算部と、差回転数がゼロとなったか否かを判定する判定部と、をさらに備えてもよい。このとき、判定部により差回転数がゼロとなったと判定されたとき、後進用油圧制御回路は、リバースブレーキ圧の印加を停止する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、変速機と連結され、エンジンの駆動力を車両が前進するように伝達するフォワードクラッチと、エンジンの駆動力を車両が後進するように伝達するリバースブレーキとを備える前後進切替装置の制御方法が提供される。かかる制御方法は、車両の走行方向が前進方向に切り替えられ、フォワードクラッチが締結される際に、フォワードクラッチにて発生する第1トルクとリバースブレーキにて発生する第2トルクとによって出力軸に伝達される伝達トルクが当該出力軸の捻り共振トルクを超えないように、第1トルクおよび第2トルクを演算するステップと、第1トルクを発生させるフォワードクラッチ圧とともに第2トルクを発生させるリバースブレーキ圧を印加するステップと、を含む。
以上説明したように本発明によれば、クラッチ締結時に発生する振動増幅現象を低減することができる。
本発明の実施形態に係る車両の駆動装置の概略構成を示す説明図である。 同実施形態に係る前後進切替装置の構成を示す概略説明図である。 同実施形態に係る前後進切替装置の制御装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る前後進切替装置のクラッチ締結中の作動を示すフローチャートである。 同実施形態に係る前後進切替装置のクラッチ締結中に作用するトルクを説明するための説明図である。 同実施形態に係る前後進切替装置のクラッチ締結中に発生するトルクおよび回転数の推移の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.駆動装置の概略構成>
まず、図1および図2を参照して、本発明の実施形態に係る車両の駆動装置の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係る車両の駆動装置の概略構成を示す説明図である。図2は、本実施形態に係る前後進切替装置50の構成を示す概略説明図である。なお、図1に示す車両の駆動装置は、変速機として無段変速機を備えている。
本実施形態に係る車両は、エンジンを駆動源として駆動輪を駆動し走行することが可能な車両である。図1に示すように、本発明の実施形態に係る車両は、駆動力として回転トルクを発生させるエンジン10と、エンジン10により発生された回転トルクに基づいて回転駆動する駆動輪70と、エンジン10の発生する回転トルクを所定の回転トルクに変換する変速機(バリエータ40、トルクコンバータ20)と、前後進切替装置50とを備える。
[エンジン]
エンジン10は、制御装置からの駆動制御に従って駆動力として回転トルクを発生させる内燃機関である。エンジン10により発生された回転トルクは、クランク軸12およびトルクコンバータ20を介してバリエータ40のプライマリ軸43に伝達される。
[変速機]
変速機は、エンジン10により発生された回転トルクを変換するトルクコンバータ20と、変速比を連続的に変化させるバリエータ40を備える。
トルクコンバータ20は、バリエータ40のプライマリプーリ42およびエンジン10の間に設けられ、エンジン10により発生された回転トルクをバリエータ40のプライマリ軸43に伝達する。より詳細に説明すると、トルクコンバータ20は、フロントカバー22、クランク軸24にフロントカバー22を介して連結されるポンプインペラ23、フロントカバー22とポンプインペラ23の間でポンプインペラ23に対向して配置されたタービンランナ24、およびタービンランナ24に連結されたタービン軸25を備える。
また、フロントカバー22とタービンランナ24との間には、クランク軸24とタービン軸25との連結関係を切り替えるロックアップクラッチ30が組み込まれている。ロックアップクラッチ30は、タービンランナ24に連結されるクラッチプレート32を有する。このクラッチプレート32により、フロントカバー22とタービンランナ24との間は、クラッチプレート32のタービンランナ24側のアプライ室26およびクラッチプレート32のフロントカバー22側のリリース室28に区画される。
アプライ室26に作動油が供給されリリース室28から作動油が排出されると、クラッチプレート32はフロントカバー22に押圧され、ロックアップクラッチ30がクランク軸12とタービン軸25を直結させる締結状態(以下、「フルロックアップ状態」とも称する。)となる。フルロックアップ状態においては、フロントカバー22とタービンランナ24が一体的に回転するので、クランク軸12の回転トルクがタービン軸25に直接伝達される。
一方、リリース室28に作動油が供給されアプライ室26から作動油が排出されると、クラッチプレート32がフロントカバー22から引き離され、ロックアップクラッチ30がクランク軸12とタービン軸25とを切り離した解放状態となる。このロックアップクラッチ30の解放状態においては、クランク軸12の回転トルクがフロントカバー22を介してポンプインペラ23に伝達されると、トルクコンバータ20を満たしている作動油が、ポンプインペラ23の回転によりポンプインペラ23からタービンランナ24へと循環する。これにより、ポンプインペラ23の回転トルクが流体である作動油を介してタービンランナ24に伝達され、タービンランナ24に連結されたタービン軸25が回転する。
バリエータ40は、駆動チェーン41、プライマリプーリ42、プライマリプーリ42の回転軸であるプライマリ軸43、プライマリ油室44、セカンダリプーリ46、セカンダリプーリ46の回転軸であるセカンダリ軸47、およびセカンダリ油室48を有する。駆動チェーン41は、プライマリプーリ42およびセカンダリプーリ46の間に動力伝達要素として軸架されている。これより、プライマリプーリ42の回転トルクは、駆動チェーン41を介してセカンダリプーリ46に伝達され、セカンダリ軸47から出力される。バリエータ40のセカンダリ軸47から出力された回転トルクは、前後進切替装置50を介して駆動輪70に伝達される。
ここで、プライマリプーリ42の溝幅は、プライマリ油室44に供給する油圧を制御することにより変化する。このプライマリプーリ42の溝幅を変化させることでプライマリプーリ42の巻き掛け径(Rp)を調整できる。同様に、セカンダリプーリ46の溝幅は、セカンダリ油室48に供給する油圧を制御することにより変化する。このセカンダリプーリ46の溝幅を変化させることでセカンダリプーリ46の巻き掛け径(Rs)を調整できる。従って、バリエータ40は、プライマリプーリ42およびセカンダリプーリ46の溝幅が変化されることにより、プライマリプーリ42からセカンダリプーリ46に対する変速比(Rs/Rp)を無段階に調整することができる。
[前後進切替装置]
前後進切替装置50は、図1および図2に示すように、バリエータ40のセカンダリ軸47と同軸上で連結されている。前後進切替装置50は、セカンダリ軸47に固定されたクラッチドラム51と、クラッチドラム51内に設けられたプラネタリギヤを構成するインターナルギヤ52a、ピニオンギヤ52c、サンギヤ52bと、出力軸53と、を備える。出力軸53は、サンギヤ52bの回転中心に設けられ、サンギヤ52bとともに回転する。サンギヤ52bは、複数のピニオンギヤ52cを介してリングギヤ52aに連結されている。
また、前後進切替装置50は、出力軸53に設けられたクラッチハブ54と、フォワードクラッチ56と、キャリヤ56と、リバースブレーキ57とが設けられている。フォワードクラッチ56は、クラッチハブ54とクラッチドラム51との間に設けられている。キャリヤ56は、出力軸53に設けられ、ピニオンギヤ52cを公転可能かつ自転可能に支持する。リバースブレーキ57は、キャリヤ56と変速機のフロントケースと接合されたメインケース(図示せず。)との間に設けられている。
前後進切替装置50は、フォワードクラッチ56が締結され、かつ、リバースブレーキ57が解放されているとき、セカンダリ軸47からの駆動力を所定の変速比で正方向に変速して出力軸53に伝達する。一方、フォワードクラッチ56が解放され、かつ、リバースブレーキ57が締結されているとき、前後進切替装置50は、セカンダリ軸47からの駆動力を所定の変速比で逆方向に変速して出力軸53に伝達する。フォワードクラッチ56およびリバースブレーキ57がともに解放されているとき、前後進切替装置50はニュートラル状態となる。
このように、前後進切替装置50の出力軸53には、フォワードクラッチ56およびリバースブレーキ57の締結状態に応じて、バリエータ40のセカンダリ軸47の駆動力が伝達されるように接続される。すなわち、前後進切替装置50のフォワードクラッチ56またはリバースブレーキ57が締結されているとき、変速機、前後進切替装置50を介して、エンジン10の駆動力が駆動輪70に伝達される。
なお、上述のエンジン10は、各種センサからの入力を受けて、エンジン制御ユニット(Engine Control Unit、以下「ECU」とも称する。)により駆動制御される。例えば、ECUは、エンジン10の実出力トルクがエンジントルク要求値に近づくように、スロットル開度、燃料噴射量、吸排気バルブタイミング、および点火時期などを制御する。
また、トルクコンバータ20、バリエータ40、および前後進切替装置50は、各種センサからの入力を受けてトランスミッション制御ユニット(Transmission Control Unit、以下「TCU」とも称する。)により制御される。TCUは、例えば、各種センサからの入力信号やオイルポンプ35の状態に基づいてトルクコンバータ20の油圧を制御する。また、TCUは、目標変速比を示す制御信号に基づき変速機に設けられたバリエータ40による変速比を制御したり、変速機に設けられた前後進切替装置50の各クラッチの締結状態を制御したりする。
ここで、各種センサとしては、例えば、アクセル開度センサや速度センサ、加速度センサ等がある。アクセル開度センサは、ドライバーによるアクセルペダルの操作量を検出するセンサである。速度センサは、駆動輪70の回転速度に応じた車速パルス信号を出力する。この車速パルス信号に基づいて例えばECUにより車両の速度が演算される。加速度センサは、車体に作用する加速度を検出するセンサである。例えば、加速度センサは、車体の前後方向の加速度や、車体の横方向の加速度を検出する。
さらに、各種センサとして、図3に後述するようなクラッチ入力回転数センサ101、クラッチ出力回転数センサ102、スロットル開度センサ103、エンジン回転数センサ104、タービン回転数センサ105、シフト位置センサ106等がある。
<2.前後進切替装置の制御装置>
[2−1.機能構成]
次に、図3に基づいて、本実施形態に係る前後進切替装置50の制御装置100の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る前後進切替装置50の制御装置100の機能構成を示すブロック図である。この制御装置100により、クラッチ締結時におけるジャダーの発生を低減させる前後進切替装置50の制御が行われる。
本実施形態に係る前後進切替装置50の制御装置100は、例えばTCUであって、図3に示すように、セレクト制御開始判定部110と、クラッチ入力トルク演算部120と、クラッチ出力トルク演算部130と、クラッチ差回転数演算部140と、クラッチ締結完了判定部150と、出力制御部160と、前進用目標油圧演算部170と、後進用目標油圧演算部180とを備える。
セレクト制御開始判定部110は、セレクトレバー(図示せず。)の操作を受けて、選択された車両の走行方向を判定する。セレクト制御開始判定110は、図3に示すように、セレクトレバーの設定位置(sht)を検出するシフト位置センサ106の検出結果を受けて、設定されたレンジを判定する。そして、セレクト制御開始判定部110は、セレクトレバーの位置が変更されると、設定された車両の走行方向を出力制御部160へ出力する。
セレクトレバーには、例えば、前進走行時に設定されるDレンジや、後進走行時に設定されるRレンジ、停止時に設定されるNレンジ等がある。セレクトレバーの操作により、例えばNレンジからDレンジへ変更されると車両は前進するようになり、DレンジからNレンジの設定が変更されると車両は移動しなくなる。同様に、セレクトレバーの操作により、例えばNレンジからRレンジへ変更されると車両は後進するようになり、RレンジからNレンジの設定が変更されると車両は移動しなくなる。セレクト制御開始判定部110は、このようなセレクトレバーによるレンジの設定を出力制御部160へ出力する。
クラッチ入力トルク演算部120は、前後進切替装置50の出力軸53に実際に加えられた伝達トルクを演算する。クラッチ入力トルク演算部120は、図3に示すように、スロットル開度センサ103、エンジン回転数センサ104、およびタービン回転数センサ106を受けて、出力軸53への伝達トルクを演算する。スロットル開度センサ103は、スロットルバルブの開度を検出するセンサである。エンジン回転数センサ104は、エンジン10の回転数を検出するセンサであり、例えばクランクポジションセンサである。タービン回転数センサ105は、前後進切替装置50の入力側の回転数を検出するセンサである。
クラッチ入力トルク演算部120は、スロットルバルブの開度(thr)、エンジン回転数(Ne)、およびタービン回転数(Nt)に基づき、前後進切替装置50の出力軸53に加えられた伝達トルクを演算し、クラッチ出力トルク演算部130へ出力する。
クラッチ出力トルク演算部130は、前後進切替装置50の出力軸53に加えるべき伝達トルクを演算する。クラッチ出力トルク演算部130は、クラッチ入力トルク演算部120から入力された出力軸53に対して実際に伝達された伝達トルクに基づき、目標とする前後進切替装置50の出力軸53の伝達トルクを演算する。演算された伝達トルクは、出力制御部160へ出力される。
クラッチ差回転数演算部140は、入力軸と出力軸53との回転数の差を演算する。クラッチ差回転数演算部140は、図3に示すように、入力軸の回転数を検出するクラッチ入力回転数センサ101と、出力軸53の回転数を検出するクラッチ出力回転数センサ102とからの検出結果を受けて、これらの差分をとり、入力軸の回転数と出力軸53の回転数との差回転数を演算する。演算された差回転数は、クラッチ締結完了判定部150および出力制御部160へ出力される。
クラッチ締結完了判定部150は、クラッチの差回転数に基づいて、クラッチの締結が完了したか否かを判定する。クラッチ締結完了判定部150は、クラッチ差回転数演算部140から入力された入力軸と出力軸53との差回転数がゼロになったか否かを判定し、差回転数がゼロとなったとき(すなわち、入力軸の回転数と出力軸の回転数とが等しくなったとき)、クラッチが締結されたと判定する。クラッチ締結完了判定部150の判定結果は、出力制御部160へ出力される。
出力制御部160は、フォワードクラッチ56およびリバースブレーキ57の出力制御を行い、フォワードクラッチ56およびリバースブレーキ57に目標とするトルクを発生させるように後述する前進用目標油圧演算部170および後進用目標油圧演算部180を制御する。
例えば、出力制御部160は、セレクト制御開始判定部110の判定結果に基づいて、フォワードクラッチ56およびリバースブレーキ57に圧力を印加してトルクを発生させるか否かを決定する。また、出力制御部160は、クラッチ出力トルク演算部130およびクラッチ差回転数演算部140からの入力を受けて、フォワードクラッチ56およびリバースブレーキ57の目標トルクを演算する。さらに、出力制御部160は、クラッチ締結完了判定部150の判定結果に基づいて、クラッチ締結後のフォワードクラッチ56およびリバースブレーキ57のトルクを制御する。
前進用目標油圧演算部170は、出力制御部160から入力されたフォワードクラッチ56の目標トルクを発生させるための目標油圧を演算し、前進用油圧制御回路172へ出力する。前進用油圧制御回路172は、例えばソレノイドバルブであって、目標油圧となるように電流を流して当該バルブを開放し、フォワードクラッチ56にトルク(第1トルク)を発生させる。
後進用目標油圧演算部180は、出力制御部160から入力されたリバースブレーキ57の目標トルクを発生させるための目標油圧を演算し、後進用油圧制御回路182へ出力する。後進用油圧制御回路182は、例えばソレノイドバルブであって、目標油圧となるように電流を流して当該バルブを開放し、リバースブレーキ57にトルク(第2トルク)を発生させる。
[2−2.前後進切替装置の作動]
本実施形態に係る前後進切替装置50は、上述の制御装置100の出力制御により、クラッチの締結中に出力軸53にかかるトルクが低減され、出力軸53に発生する捻り共振が低減される。以下、図4〜図6に基づいて、本実施形態に係る前後進切替装置50のクラッチ締結中の作動について説明する。なお、図4は、本実施形態に係る前後進切替装置50のクラッチ締結中の作動を示すフローチャートである。図5は、本実施形態に係る前後進切替装置50のクラッチ締結中に作用するトルクを説明するための説明図である。図6は、本実施形態に係る前後進切替装置50のクラッチ締結中に発生するトルクおよび回転数の推移の一例を示す説明図である。
(S100:車両の走行方向の切り替え検出)
本実施形態に係る制御装置100は、車両の走行方向が前進方向へ切り替えられたとき、クラッチの締結を開始する(S100)。制御装置100のセレクト制御開始判定部110は、シフト位置センサ101の検出結果からセレクトレバーの位置がNレンジからDレンジへ変更されたことを検知すると、出力制御部160へ車両の走行方向が前進方向へ切り替えられたことを通知する。
(S110〜S140:圧力設定)
車両の走行方向が前進方向へ切り替えられ、クラッチの締結が開始されると、出力制御部160は、フォワードクラッチ56およびリバースブレーキ57への圧力の印加を開始する。本実施形態では、出力制御部160は、クラッチの締結時に、フォワードクラッチ56のフォワードクラッチ圧に加え、後進用ブレーキのリバースブレーキ圧を印加して、出力軸53の伝達トルクが捻り共振トルクを超えないように制御する。これにより、クラッチ締結時に発生する振動増幅現象であるジャダーを解消する。
より詳細に説明すると、図5に示すように、出力軸53には、フォワードクラッチ圧が印加されるとフォワードクラッチ56から正方向に第1トルクTがかかり、リバースブレーキ圧が印加されるとリバースブレーキ57から逆方向に第2トルクTがかかる。
従来、車両の走行方向が前進方向へ切り替えられたとき、図6上側のグラフに示すように、フォワードクラッチ圧(FWD圧)のみが印加されており、フォワードクラッチ56の第1トルクTが出力軸53への伝達トルクTとなる。フォワードクラッチ圧は入力軸回転数と出力軸回転数との差回転がなくなるまで圧力を高めながら印加され続けられる。これにより、入力軸回転数と出力軸回転数との差回転は徐々に減少する一方、伝達トルクTである第1トルクTは上昇する。そして、第1トルクTが出力軸の捻り共振トルクTtrを超えると、出力軸53に捻り共振が発生する。
出力軸53に捻り共振が発生すると、入力軸と出力軸との差回転を吸収するべく発生していたクラッチのスリップ変動が助長されてしまい、クラッチが急激に締結状態と解放状態とを繰り返す。その結果、図6上側に示すように、第1トルクTおよび入力軸回転数も急激に変動するようになる。その後、入力軸と出力軸との差回転がなくなったとき、クラッチは締結され、フォワードクラッチ圧は一定にされる。
一方、本実施形態では、車両の走行方向が前進方向へ切り替えられたとき、フォワードクラッチ圧(FWD圧)とリバースブレーキ圧(REV圧)とを印加する。これにより、出力軸53の伝達トルクTは、第1トルクTと第2トルクTとの差分となり、第1トルクTと等しい従来の場合より小さくなる。この伝達トルクTが捻り共振トルクTtrに達しなければ、クラッチのスリップ変動が助長されることもなく、振動増幅現象も生じないようにすることができる。すなわち、出力制御部160は、フォワードクラッチ56を締結する際に、リバースブレーキ57も締結されるように各クラッチの油圧を制御し、入力軸にて吸収しなければならないトルクを達成しつつ、出力軸53に伝達する伝達トルクTを捻り共振トルクTtr以下とする。
図3に沿って説明すると、車両の走行方向が前進方向へ切り替えられ、クラッチの締結が開始されると、出力制御部160は、まず、フォワードクラッチ56にフォワードクラッチ圧を印加し、リバースブレーキ57にリバースブレーキ圧を印加する(S110)。
ここで、前後進切替装置50の出力軸53に捻り共振が発生する捻り共振点は、出力軸53の長さや径に基づく固有の値であり、予め算出することができる。また、フォワードクラッチキ圧とリリースブレーキ圧との比率も前後進切替装置50によって予め設定されている。フォワードクラッチキ圧はリリースブレーキ圧よりも高く設定されており、例えば、クラッチキ圧とリリースブレーキ圧との比は5:1としてもよい。出力制御部160は、これらの情報に基づき、フォワードクラッチ56の第1トルクTとリバースブレーキ57の第2トルクTとの差分が捻り共振トルクTtr以下となるようにリバースブレーキ圧およびリリースブレーキ圧を調整する。
例えば、捻り共振トルクTtrが80Nmであるとき、伝達トルクTが80Nmを超えないように第1トルクTおよび第2トルクTが設定される。例えば、第1トルクT1が100Nmであれば、第2トルクTは−20Nm以下となるように制御される。ここで、第1トルクT1と第2トルクTとの符号は、入力軸と回転軸との回転方向を表している。フォワードクラッチ56による回転方向を正回転としてプラスの値で表すと、リバースブレーキ57による回転方向は逆回転となるのでマイナスの値で表される。第1トルクTが100Nm、第2トルクTが−20Nmのとき、伝達トルクTは80Nmとなる。
決定された第1トルクTは前進用目標油圧演算部170に出力され、第1トルクTを発生させるためのフォワードクラッチ圧が演算される。そして、前進用油圧制御回路172により、演算されたフォワードクラッチ圧を発生させる油圧制御が行われる。同様に、決定された第2トルクTは後進用目標油圧演算部180に出力され、第2トルクTを発生させるためのリリースブレーキ圧が演算される。そして、後進用油圧制御回路182により、演算されたリリースブレーキ圧を発生させる油圧制御が行われる。
なお、リリースブレーキ圧をかけるタイミングは、セレクトレバーにより車両の走行方向が前進方向へ切り替えられ、フォワードクラッチ56にフォワードクラッチ圧が印加される時と同じであってもよい。この際、フォワードクラッチ圧がリリースブレーキ圧よりも大きければ、リバースブレーキ57の作動による車両の後進は生じない。リリースブレーキ圧は、少なくともフォワードクラッチ圧による第1トルクTが捻り共振トルクTtrに達するまでに印加し、クラッチ締結時に伝達トルクTが捻り共振トルクTtrを超えないようにする。
ここで、図5に示すように、フォワードクラッチ56の第1トルクTは入力軸へ伝達されるとともに、出力軸へも伝達される。また、リリースブレーキ57の第2トルクTも入力軸へ伝達されるとともに、出力軸へも伝達される。このとき、第2トルクTは、入力軸に対しては第1トルクTと同一向きにかかるので、結果として第2トルクTと反対向きのトルクT’が作用することになる。このため、入力軸へ伝達されるトルクは、第1トルクTと第2トルクTと反対向きのトルクT’との和で表される。例えば、第1トルクT1が100Nm、第2トルクTが−20Nmのとき、第2トルクTと反対向きのトルクT’は20Nmとなり、入力軸側への伝達トルクは120Nm、出力軸側への伝達トルクは80Nmとなる。
このように、フォワードクラッチ圧とリバースブレーキ圧とが印加されることで、出力軸側への伝達トルクは小さくなる一方、入力軸側への伝達トルクは大きくなり、入力軸と出力軸との差回転がなくなるまでの時間が短縮される。すなわち、クラッチ締結完了までの時間を短縮できる。したがって、リリースブレーキ圧はフォワードクラッチ圧印加後早いタイミングで印加するとよい。
フォワードクラッチ圧とリリースブレーキ圧とが印加された結果、例えば、図6下側のグラフに示すように、入力軸回転数が徐々に小さくなって入力軸回転数と出力軸回転数との差が減少するとともに、第1トルクTと第2トルクTとの差分となる出力軸53の伝達トルクTは上昇していく(S120)。フォワードクラッチ圧およびリリースブレーキ圧の印加は、クラッチが締結完了するまで行われる。クラッチの締結完了判定は、クラッチ締結完了判定部150による入力軸と出力軸との差回転数が0となったか否かの判定により行われる(S130)。
出力制御部160は、クラッチ締結完了判定部150により差回転数が0になったと判定されない間は、フォワードクラッチ圧およびリリースブレーキ圧を徐々に増大させながらステップS110〜S130の処理を繰り返し行う。そして、クラッチ締結完了判定部150により差回転数が0となったと判定されると(S140)、出力制御部160はリリースブレーキ圧をゼロにする(S150)。これにより、出力軸53の伝達トルクTは第1トルクTと等しくなる。
以上、本実施形態に係る前後進切替装置50のクラッチ締結時の作動について説明した。本実施形態によれば、前後進切替装置50のクラッチ締結時に、入力軸と出力軸との差回転数がゼロとなるまでフォワードクラッチ圧とリバースブレーキ圧とが印加される。このとき、出力軸53に伝達される伝達トルクTが捻り共振トルクTtr以下となるように、フォワードクラッチ圧およびリバースブレーキ圧が印加される。これにより、クラッチのスリップ変動を助長する捻り共振トルクTtrが低減することができ、ジャダーの発生を低減できる。
<3.まとめ>
以上、本実施形態に係る前後進切替装置50のクラッチ締結時の作動について説明した。本実施形態によれば、フォワードクラッチ56を締結する際に、リバースブレーキ57も締結されるように各クラッチの油圧を制御し、入力軸にて吸収しなければならないトルクを達成しつつ、出力軸53に伝達する伝達トルクTを捻り共振トルクTtr以下とする。これにより、出力軸53の伝達トルクTが捻り共振トルクTtrを超えてしまうことによるジャダーの発生を低減することができる。このように、リバースブレーキ57のリバースブレーキ圧によるトルクを利用して出力軸53の伝達トルクTを低減することで、エンジン10のアイドリング回転数の低減やトルクコンバータ20の容量係数低減、クラッチフェーシング材の新設等を行う必要がなく、他の機能へ影響を及ぼすことなくジャダーの発生を低減できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 エンジン
12 クランク軸
20 トルクコンバータ
40 バリエータ
50 前後進切替装置
53 出力軸
56 フォワードクラッチ
57 リバースブレーキ
70 駆動輪
100 制御装置
110 セレクト制御開始判定部
120 クラッチ入力トルク演算部
130 クラッチ出力トルク演算部
140 クラッチ差回転数演算部
150 クラッチ締結完了判定部
160 出力制御部
170 前進用目標油圧演算部
172 前進用油圧制御回路
180 後進用目標油圧演算部
182 後進用油圧制御回路

Claims (8)

  1. 変速機と連結され、エンジンの駆動力を車両が前進するように伝達するフォワードクラッチと、エンジンの駆動力を車両が後進するように伝達するリバースブレーキとを備える前後進切替装置の制御装置であって、
    車両の走行方向が前進方向に切り替えられ、前記フォワードクラッチが締結される際に、前記フォワードクラッチにて発生する第1トルクと前記リバースブレーキにて発生する第2トルクとによって出力軸に伝達される伝達トルクが当該出力軸の捻り共振トルクを超えないように、前記第1トルクおよび前記第2トルクを演算する出力制御部と、
    前記第1トルクを発生させるフォワードクラッチ圧を印加する前進用油圧制御回路と、
    前記第2トルクを発生させるリバースブレーキ圧を印加する後進用油圧制御回路と、
    を備える、前後進切替装置の制御装置。
  2. 前記後進用油圧制御回路は、セレクトレバーが車両の走行方向を前進方向とするレンジに設定されたとき、前記リバースブレーキ圧を印加する、請求項1に記載の前後進切替装置の制御装置。
  3. 前記後進用油圧制御回路は、セレクトレバーが車両の走行方向を前進方向とするレンジに設定された後、前記第1トルクが前記捻り共振トルクを超える前までに前記リバースブレーキ圧を印加する、請求項1に記載の前後進切替装置の制御装置。
  4. 前記変速機と連結される入力軸の回転数と前記出力軸の回転数との差回転数を演算する差回転数演算部と、
    前記差回転数がゼロとなったか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記判定部により前記差回転数がゼロとなったと判定されたとき、前記後進用油圧制御回路は、前記リバースブレーキ圧の印加を停止する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の前後進切替装置の制御装置。
  5. 変速機と連結され、エンジンの駆動力を車両が前進するように伝達するフォワードクラッチと、エンジンの駆動力を車両が後進するように伝達するリバースブレーキとを備える前後進切替装置の制御方法であって、
    車両の走行方向が前進方向に切り替えられ、前記フォワードクラッチが締結される際に、前記フォワードクラッチにて発生する第1トルクと前記リバースブレーキにて発生する第2トルクとによって出力軸に伝達される伝達トルクが当該出力軸の捻り共振トルクを超えないように、前記第1トルクおよび前記第2トルクを演算するステップと、
    前記第1トルクを発生させるフォワードクラッチ圧とともに前記第2トルクを発生させるリバースブレーキ圧を印加するステップと、
    を含む、前後進切替装置の制御方法。
  6. セレクトレバーが車両の走行方向を前進方向とするレンジに設定されたとき、前記リバースブレーキ圧を印加する、請求項5に記載の前後進切替装置の制御方法。
  7. セレクトレバーが車両の走行方向を前進方向とするレンジに設定された後、前記第1トルクが前記捻り共振トルクを超える前までに前記リバースブレーキ圧を印加する、請求項5に記載の前後進切替装置の制御方法。
  8. 前記変速機と連結される入力軸の回転数と前記出力軸の回転数との差回転数を演算するステップと、
    前記差回転数がゼロとなったか否かを判定するステップと、
    前記差回転数がゼロとなったと判定されたとき、前記リバースブレーキ圧の印加を停止するステップと、
    を含む、請求項5〜7のいずれか1項に記載の前後進切替装置の制御方法。
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