JPS61157864A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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JPS61157864A
JPS61157864A JP59274293A JP27429384A JPS61157864A JP S61157864 A JPS61157864 A JP S61157864A JP 59274293 A JP59274293 A JP 59274293A JP 27429384 A JP27429384 A JP 27429384A JP S61157864 A JPS61157864 A JP S61157864A
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JP
Japan
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pressure
clutch
oil
valve
regulating valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP59274293A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Yamamuro
重明 山室
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
Yoshihisa Anpo
安保 佳寿
Haruyoshi Hisamura
春芳 久村
Masaki Nakano
正樹 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、無段変速機の制御装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の無段変速機の制御装置としては、例えば特開昭5
7−44747号、特開昭58−94661号等に示さ
れるものがある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上記のような従来の制御装置には、Vベルト式無段変速
機構に使用する油圧をそのまま前後進切換機構のクラッ
チにも作用させるようにしであるため、セレクトショッ
クが大きく、またクリープトルクが大きいという問題点
があった。すなわち、ライン圧はエンジンアイドリング
時においても、エンジンブレーキ時にVベルトが滑らな
いようにするために比較的高い油圧に設定されるが、こ
の油圧が前後進切換機構の前進及び後進用クラッチに作
用するため、中立レンジから走行レンジにセレクトした
場合、クラッチが急速に締結されて大きなショックを発
生する。また、走行レンジにおいてはクラッチは常に確
実に締結されているため、アイドリング時のエンジント
ルクは流体伝動装置及び無段変速機構を通して出力軸に
伝達され、比較的大きなりリープトルクを発生する。
本発明は、上記のような問題点を解決し、セレクト時の
ショックが小さく、またクリープトルクを所望の状態に
制御可能な無段変速機の制御装置を得ることを目的とし
ている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、電磁弁によってクラッチへの供給油圧の制御
を可能にすることにより、上記目的を達成する。すなわ
ち、本発明による無段変速機の制御装置は、前後進切換
機構の前進用及び後進用クラッチへの供給圧を調圧する
クラッチ圧調圧弁と、与えられる電気信号に応じてクラ
ッチ圧調圧弁の調圧状態を変化させてクラッチの締結状
態を制御可能な電磁弁とを有している。
(ホ)作用 上記のような構成とすることにより、電磁弁によってク
ラッチ供給油圧を制御することができる。従って、車両
がほぼ停止したエンジンアイドリング状態においては、
クラッチ供給油圧をクラッチがわずかに締結される低い
油圧とすることにより、所定のクリープトルクを得るこ
とができるようになる。また、中立レンジから走行レン
ジにセレクトした場合のショックも低減される。
(へ)実施例 第2図に無段変速機の動力伝達機構を示す。エンジン1
0の出力軸10aに対して流体伝動装置であるフルード
カップリング12が連結されている。フルードカップリ
ング12は、ロックアツプ機構付きのものであり、ロッ
クアツプ油室12aの油圧を制御することにより、入力
側のポンプインペラー12bと出力側のタービンランナ
ー12Cとを機械的に連結し又は切り離し可能である。
フルードカップリング12の出力側は駆動軸14と連結
されている。駆動軸14には駆動プーリ16が設けられ
ている。駆動プーリ16は、駆動軸14に固着。された
固定円すい板18と、固定円すい板18に対向配置され
てV字状プーリみぞを形成すると共に駆動プーリシリン
ダ室20に作用する油圧によって駆動軸14の軸方向に
移動可能である可動円すい板22と、から成っている。
なお、駆動プーリシリンダ室20は後述する従動プーリ
シリンダ室32の2倍の受圧面積を有している。駆動プ
ーリ16はVベルト24によって従動プーリ26と伝動
可能に結合されている。従動プーリ26は従動軸28上
に設けられている。従動プーリ26は、従動軸28に固
着された固定円すい板30と、固定円すい板30に対向
配置されてV字状プーリみぞを形成すると共に従動プー
リシリンダ室32に作用する油圧によって従動輪28の
軸方向に移動可能である可動円すい板34と。
から成っている。これらの駆動プーリ16、Vベルト2
4及び従動プーリ26により、■ベルト式無段変速機構
が構成される。固定円すい板30には、前進用クラッチ
40を介して、従動輪28上に回転自在に支持された前
進用駆動ギア42が連結可能とされており、この前進用
駆動キア42はファイナルギア44と常にかみ合ってい
る(なお、図示を分りやすくするために前進用駆動ギア
42とファイナルギア44とは第2図上ではかみ合って
いないように見えるが実際にはかみ合っている)。従動
軸28には後進用駆動ギア46が固着されており、この
後進用駆動ギア46はアイドラギア48とかみ合ってい
る。アイドラギア48は、後進用クラッチ50を介して
アイドラ軸52と連結可能にされており、アイドラ軸5
2にはファイナルギア44とかみ合う別のアイドラギア
54が固着されている。上述の前進用クラッチ40、前
進用駆動ギア42、ファイナルギア44、後進用駆動ギ
ア46、アイドラギア48、後進用クラッチ50、アイ
ドラ軸52及びアイドラギア54によって前後進切換機
構が構成される。ファイナルギア44には、差動装置5
6を構成する一対のピニオンギア58及び6oが取り付
けられており、このピニオンギア58及び60と一対の
サイドギア62及び64がかみ合っており、サイドギア
62及び64はそれぞれ出力軸66及び68と連結され
ている。
上記のような動力伝達機構にエンジン10の出力@ l
 Oaから入力された回転力は、フルードカップリング
12、駆動軸14.駆動プーリ16、Vベルト24及び
従動プーリ26を介して従動軸28に伝達され、前進用
クラッチ40が締結されている場合には前進用クラッチ
40、前進用駆動ギア42及びファイナルギア44を介
して差動装置56に伝達され、出力軸66及び68が前
進方向に回転され、一方、後進用クラッチ50が締結さ
れている場合には後進用駆動ギア46、アイドラギア4
8.後進用クラッチ50、アイドラ軸52、アイドラギ
ア54及びファイナルギア44を介して差動装置56に
伝達され、出力軸66及び68が後進方向に回転される
。なお、前進用クラッチ40及び後進用クラッチ50の
両方が解放されている場合には動力伝達機構は中立状態
となる。上記のような動力伝達の際に、駆動プーリ16
の可動円すい板22及び従動プーリ26の可動円すい板
34を軸方向に移動させてVベルト24との接触位置半
径を変えることにより、駆動プーリ16と従動プーリ2
6との回転比を変えることができる。例えば、駆動プー
リ16のV字状ブーりみぞの幅を拡大すると共に従動プ
ーリ26のV字状ブーりみぞの幅を縮小すれば、駆動プ
ーリ16側のVベルト接触位置半径は小さくなり、従動
プーリ26側のVベルト接触位置半径は大きくなり、結
局大きな変速比が得られることになる。
可動円すい板22及び34を逆方向移動させれば、上記
とまったく逆に変速比は小さくなる。
次に、この無段変速機の油圧制御装置について説明する
。油圧制御装置は第1図に示すように、オイルポンプ1
01、ライン圧調圧弁102、マニアル弁104、変速
制御弁10.6、調整圧切換弁108、変速モータ11
0、スロットル弁114、クラッチ圧調圧弁116、電
磁弁118、保圧弁120、ロックアツプ制御弁122
等から成っている。
オイルポンプ101は、タンク130内の油をストレー
ナ131を介して吸引し、油路132に吐出する。油路
132の吐出油は、ライン圧調圧弁102のボート14
6b、146c及び146eに導かれて、後述のように
ライン圧として所定圧力に調圧される。油路132は、
スロットル弁114のポート192c及び変速制御弁1
06のポート172cにも連通している。また、油路1
32はクラッチ圧調圧弁116のポート204cにも連
通している。なお、油路132にはライン圧リリーフ弁
133が設けられており、これによってライン圧が異常
に高くならないようにしである。
マニアル弁104は、4つのボート134a、134b
、134c、及び134dを有する弁穴134と、この
弁穴134に対応した2つのランド136a及び136
bを有するスプール136とか゛ら成っている。運転席
のセレクトレバー(図示していない)によって動作され
るスプール136はP、R,N、D、Lレンジの5つの
停止位置を有している。ボート134aは油路142に
よって前進用クラッチ40と連通している。またポー1
−134bは油路141によってクラッチ圧調圧弁11
6のボート204b及び204dと連通し、ボー)13
4cは油路138によって後進用クラッチ50に連通し
ている。スプール136がP位置では、後述のクラッチ
圧調圧弁116によって調圧される油路141の油圧が
加圧されたポート134bはランド136aによって閉
鎖され、前進用クラッチ40は油路142を介して弁穴
134の開口からドレーンされ、また、後進用クラッチ
50は油路138を介してドレーンポート134dから
ドレーンされる。スプール136がR位置にあると、ボ
ート134bとポート134Cとがランド136a及び
136b間において連通して、後進用クラッチ50に油
路141を通して油圧が供給され、他方、前進用クラッ
チ40はドレーンされる。スプール136がN位置にく
ると、ポート134bはランド136a及び136bに
よってはさまれて他のボートに連通ずることができず、
一方、ボート134a及び134cは共にドレーンされ
るから、P位置の場合と同様に後進用クラッチ50及び
前進用クラッチ40は共にドレーンされる。スプール1
36がD又はL位置にあるときは、ポート134aとポ
ート134bとがランド136a及び136b間におい
て連通して、前進用クラッチ40にスロットル圧が供給
され、他方、後進用クラッチ50はドレーンされる。こ
れによって、結局、スプール136がP又はN位置にあ
るときには、前進用クラッチ40及び後進用クラッチ5
0は共に解放されて動力の伝達がしゃ断され、スプール
136がR位置では後進用クラッチ50が締結されて出
力軸66及び68は前述のように後進方向に駆動され、
またスプール136がD又はL位置にあるときには前進
用クラッチ40が締結されて出力軸66及び68は前進
方向に駆動されることになる。なお、D位置及びL位置
間には上述のように油圧回路上は何の相違もないが、前
位置は電気的に検出されて異なった変速パターンに応じ
て変速するように後述の変速モータ110の作動が制御
される。
ライン圧調圧弁102は、8つのポート146a、 1
46b、 146 C1146d、 146 e、14
6f、146g及び146hを有する弁穴146と、こ
の弁穴146に対応して6つのランド148a、148
b、148C1148d、148e及び148fを有す
るスプール148と、軸方向に移動自在なスリーブ15
0と、スプール148とスリー゛ブ150との間に設け
られたスプリング152と、から成っている。スリーブ
150は、図示してない押圧部材から第1図中で右方向
の押圧力を受けるようにしである。押圧部材はバルブボ
ディに対して軸方向に移動可能に支持されており、他方
の端部は駆動プーリ16の可動円すい板22と連動する
ようにしてあり、変速比が大きくなるとスリーブ150
は図中右側に移動し、変速比が小さくなるとスリーブ1
50は図中左側に移動する。ライン圧調圧弁102のポ
ート146aはドレーンポートである。ポート146g
にはスロットル圧回路である油路140からスロットル
圧が供給されている。ボー)146dは油路165に連
通している。ボー)146b、146C及び146eは
ライン圧回路である油路132と連通している。ポート
146fはドレーン回路である油路164と連通してい
る。ポート146hは油路167と連通している。結局
、このライン圧調圧弁102のスプール148には、ス
プリング152による力、ポート146gの油圧(スロ
ットル圧)がランド148d及び148C間の面積差に
作用する力及びボー1−146hの油圧がランド148
e及び!48f間の面積に作用する力という3つの右方
向の力と、ランド148a及び148b間の面積差に作
用するポート146bの油圧(ライン圧)による力とい
う左方向の力とが作用するが、スプール148はポート
146cからボー)146dへの油の漏れ量及びボー)
146eからポート146fへの油の漏れ量を調節して
常に左右方向の力が平衡するようにポート146bのラ
イン圧を制御する。従ってライン圧は、変速比が大きい
ほど高くなり、またボー)146gに作用するスロット
ル圧が高い′はど高くなる。また、油路167に油圧が
作用する急変速時にもライン圧は高くなる。このように
ライン圧を調節するのは、変速比が大きいほどプーリの
Vベルト押付力を大きくする必要があり、スロットル圧
が高いほどエンジン出力トルクが大きいので油圧を上げ
てプーリのVベルト押圧力を増大させて摩擦による動力
伝達トルクを大きくするためであ′る。
変速制御弁106は、4つのポート172a。
172b、172c、及び172dを有する弁穴172
と、この弁穴172に対応した3つのランド174a、
174b及び174cを有するスプール174と、スプ
ール174を図中左方向に押すスプリング175とから
成っている。ポート172bは油路176を介して駆動
プーリシリンダ室20と連通しており、またボー)17
2aはドレーンボートである。ボー)172dは油路1
67を介してライン圧調圧弁102のポート146hと
連通している。ボー)172cはライン圧回路である油
路132と連通してライン圧が供給されている。スプー
ル174の左端は図示してない変速操作機構のレバーと
X!!!結されている。ポート172cに供給されるラ
イン圧はボー)172bに流れ込むが、その一部はポー
ト172aへ排出されるので、ポート172bの圧力は
流入する油と排出される油の比率によって決定される圧
力となる。従って、スプール174が右方向に移動する
に従ってポート172bのライン圧側のすきまが大きく
なり排出側のすきまが小さくなるのでポート172bの
圧力は次第に高くなっていく。
従って、スプール174が右方向に移動すると。
駆動プーリシリンダ室20の圧力は高くなって駆動プー
リ16のV字状ブーりみぞの幅が小さくなり、他方、従
動プーリ26のV字状ブーりみぞの幅が大きくなる。す
なわち、駆動プーリ16のVベルト接触半径が大きくな
ると共に従動プーリ26のVベルト接触半径が小さくな
るので、変速比は小さくなる。逆にスプール174を左
方向に移動させると、上記と全く逆の作用により、変速
比は大きくなる。
変速モータ110のピニオンギア110aはスプール1
82のランク182cとかみ合っている。スプール18
2は図示してない変速操作機構のレバーによって変速制
御弁106のスプール174及び駆動プーリ16の可動
円すい板22と連結されており、スプール174及び駆
動プーリ16は変速モータ110の回転位置に対応して
所定の変速比の状態で安定するように構成されている(
なお、スプール182は変速比最大値に対応する位置を
越えて更に図中で左側(オーバストローク領域)へ移動
可能であり、オーバストローク領域に移動すると切換検
出スイッチ298が作動し、この信号は後述の変速制御
装置300に入力される)。従って、変速モータ110
を所定の変速パターンに従って作動させると、変速比は
これに追従して変化することになり、変速モータ110
を制御することによって無段変速機構の変速を制御する
ことができる。
変速モータ(以下の説明においては「ステップモータ」
という用語を使用する)110は、後述の変速制御装置
300から送られてくるパルス数信号に対応して回転位
置が決定される。変速制御装置300からのパルス数信
号は所定の変速パターンに従って与えられる。
調整圧切換弁108は、その弁体をスプール182と一
体に形成しである。すなわち、調整圧切換弁108はポ
ート186a、186b、及び186cを有する弁穴1
86と、スプール182に形成したランド182a及び
182bとから成っている。ボー) 186aは油路1
88と連通している。ボー)186bは、油路190を
介して電磁弁118と連通している。ポート186cは
油路189と連通している。通常はポート186aとポ
ート186bとはランド182a及び182b間におい
て連通しているが、スプール182が変速比最大値に対
応する位置を越えてオーバストローク領域に移動したと
きにのみポート186aはドレーンされ、ポート186
bとポート186Cとが連通ずるようにしである。
スロットル弁114は、ポート192a、192b、1
92c、192d、及び192eを有する弁穴192と
、弁穴192に対応した3つのランド194a、194
b、及び194cを有するスプール194と、スプール
194に押力を作用するスプリング198、スリーブ1
99とから成っている。ポート192aは油路189と
連通しており、ポート192b及び192dはスロット
ル圧回路である油路140と連通しており、ポート19
2cはライン圧回路である油路132と連通しており、
ボー)192eはドレーンポートである。スリーブ19
9はロッド201を介してアクセルペダルと連結されて
おり、スロットル開度が大きくなるほどスプリング19
8を圧縮するように構成されている。スプール194に
は、スプリング198による力という図中右向きの力と
、ランド194a及び194b間の面積差に作用するポ
ート192bの油圧による力及びランド194aに作用
するポート192aの油圧による力という図中左向きの
力とが作用するが、スロットル弁114は上記両方向の
力がつり合うようにボー)192cのライン圧を圧力源
としポートl92eを排出ボートとして周知の調圧作用
を行なう。これによってポー)192b及び192dに
はポー)192&の油圧による力及びスプリング198
による力に対応したスロットル圧が発生する。このよう
にして得られたスロットル圧は、スロットル開度に応じ
て調圧されるので、エンジン出力トルクに対応したもの
となる。すなわち、エンジン出力トルクが大きければ、
スロットル圧もこれに対応して高い油圧となる。なお、
スロットル圧はボー)192aの油圧(調整圧)によっ
ても調整され、車両停止中のアイドリング時には低い値
となる。
クラッチ圧調圧弁116は、ボート204a、204b
、204C1204d及び204eを有する弁穴204
と、ランド206a、206b及び206Cを有するス
プール206と、スプール206を図中右方向に押すス
プリング208とから成っている。ボー)204b及び
204dは油路141と連通している。ボート204c
はライン圧回路である油路132と連通している。ボー
ト204eはドレーンボートである。ボート204aは
油路189と連通している。このクラッチ圧調圧弁11
6は、通常は周知の調圧作用によりスプリング208の
力に対応した一定の油圧を調圧し、これを油路141に
供給する機能を有する。また、油路189からボート2
04aに油圧(調整圧)が作用すると、その分だけ減圧
された油圧を供給するが、これについては後述する。
電磁弁118は、油路190の油のボート222への排
出量をプランジャ224aによって調節可能なソレノイ
ド224によって構成されている。ソレノイド224は
変速制御装置300によってデユーティ比制御され、そ
の通電量に反比例して油路190の油を排出するため、
油路190の油圧(調整圧)は通電量に比例して制御さ
れる。車両が停止したアイドリング状態においては、ス
プール182がオーバストローク領域に移動し、調整圧
切換弁108は第1図中で下半部に示す状態にあり、油
路190が油路189と連通し、電磁弁118によって
得られる調整圧がクラッチ圧調圧弁116のボート20
4aに作用する。これによって、油路141の油圧は前
進用クラ・ツチ40又は後進用クラッチ50をわずかに
締結する状態となるように制御される0発進前には常に
このクラッチ供給油圧が前進用クラッチ40又は後進用
クラッチ50に供給されているので、所定のクリープト
ルクを得ることができ、またN→D、N−Rセレクト時
等のショックも小さくなる0発進が開始されると直ちに
クラッチ供給圧は上昇し、前進用クラッチ40又は後進
用クラッチ50は完全に締結される。一方、通常走行時
には調整圧切換弁108は上半部に示すような状態とな
り、油路190と油路188とが連通ずるため、調整圧
によってロンクア・ンブ制御バルブ122の切換えが制
御可能となる。
ロックアツプ制御弁122は、ボート240a、240
b、240C1240d、240e、240f、240
g及び240hを有する弁穴240と、ランド242a
、242b、及び242Cを有するスプール242と、
スプリング244と牟ら成っている。ボート240gは
ドレーンポートであり、ボート240aは油路188と
連通しており、ボート240b及び240fは油路24
3を介してフルードカップリング12と連通しており、
ボート240c及び240hはロックアツプ油室12a
と連通する油路245と接続されている。ボート240
d及び240eには油路165を通してライン圧調圧弁
102のボート148dから油圧が供給されている。こ
のロックアツプ制御バルブ122は、電磁弁118の作
動に応じてフルードカップリング12及びロックアツプ
油室12aへの油圧の供給を制御する機能を有している
。スプール242は、ランド242aの端部に作用する
ボート240aの油圧(調整圧)による力及びランド2
42aとランド242bとの間の面積差に作用するボー
ト240bの油圧による力と、ランド242dの端部に
作用するボート240hの油圧による力及びスプリング
244の力とのバランスによって切換わる。スプール2
42が第1図中で上半部に示す位置にある場合には、ボ
ート240eとボート240fとがランド242c及び
ランド242d間で連通し、油路165の油圧がフルー
ドカップリング12に供給される。なお、油路243に
はフルードカップリング12に異常に高い油圧が作用し
ないようにリリーフバルブ250が設けられている。ま
たスプール242が上半部位置にある場合にはボート2
40hが開放され、ロックアツプ油室12aの油圧はド
レーンされる。このため、ロックアツプ機構は締結され
てロックアツプ状態となる。逆に、スプール242が第
1図中下半部に示す位置になると、ボート240cとポ
ー)240dとがランド242bとランド242Cとの
間で連通し、油路165の油圧は油路245を通してロ
ックアツプ油室12aに供給される。一方、ボート24
0hはランド242dによって封鎖される。
このため、ロックアツプ機構は解除状態となり、フルー
ドカップリング12にはロックアツプ油室12a側から
作動圧が供給される状態となる。フルード力・ンプリン
グ12の油圧は、油路245に設けた保圧弁120によ
って一定圧に保持される。保圧弁120を通して排出さ
れた油は油路254を通して送られ、潤滑に使用される
。なお、油路254にはクーラー保圧弁258及びクー
ラー256が設けられており、これらを通って排出され
た油は油路164を通−してオイルポンプ101の吸込
口に戻される。
次に、ステップモータ110及びソレノイド224の作
動を制御する変速制御装置300について説明する。
変速制御装置300には、第3図に示すように、エンジ
ン回転速度センサー301、車速センサー302、スロ
ットル開度センサー303、シフトポジションスイッチ
304、タービン回転速度セ゛ンサー305、切換検出
スイッチ298、エンジン冷却水温センサー306、及
びブレーキセンサー307からの電気信号が入力される
。エンジン回転速度センサー301はエンジンのイグニ
ッション点火パルスからエンジン回転速度を検出し、ま
た車速センサー302は無段変速機の出力軸の回転から
車速を検出する。スロットル開度センサー303はエン
ジンのスロットル開度を電圧信号として検出する。シフ
トポジションスイッチ304は、前述のマニアルバルブ
104がP、R,N、D、Lのどの位置にあるかを検出
する。
タービン回転速度センサー305は、フルードカップリ
ング12のタービン軸の回転速度を検出する。切換検出
スイッチ298は、前述の変速操作機構112のロッド
182が変速比の最も大きい位置を越えて更に移動した
とき(すなわちオーバストローク領域において)オンと
なるスイッチである。エンジン冷却水温センサー306
は、エンジン冷却水の温度が一定値以下のときに信号を
発生する。ブレーキセンサー307は、車両のブレーキ
が使用されているかどうかを検出する。エンジン回転速
度センサー301、車速センサー302及びタービン回
転速度センサー305からの信号はそれぞれ波形整形器
308.309及び322を通して入力インターフェー
ス311に送られ、またスロットル開度センサー303
からの電圧信号はAD変換機310によってデジタル信
号に変換されて入力インターフェース311に送られる
。変速制御装置300は、入力インターフェース311
、CPU(中央処理装置)313、基準パルス発生器3
12、ROM (リードオンリメモリ)314、RAM
 (ランダムアクセスメモリ)315、及び出力インタ
ーフェース316を有しており、これらはアドレスバス
319及びデータバス320によって連絡されている。
基準パルス発生器312は、CPU313を作動させる
基準パルスを発生させる。ROM314には、ステップ
モータ110及びソレノイド224を制御するためのプ
ログラム、及び制御に必要なデータを格納しである。R
AM315には、各センサー及びスイ1ンチからの情報
、制御に必要なパラメータ等を一時的に格納する。変速
制御装置300からの出力信号は増幅器317を介して
ステップモータ110に出力され、またソレノイド22
4に出力される。
次に、この変速制御装置300によって行なわれるステ
ップモータ110及びソレノイド224の具体的な制御
の内容について説明する。
ステップモータ110及びソレノイド224の制御ルー
チンを第4及び5図に示す、まず、シフトポジションス
イッチ304からシフトポジションの読込みを行ない(
ステップ502)、シフトポジションが走行位置(すな
わち、D、L又はRレンジ)にあるかどうかを判断しく
同504)、走行位置にない場合にはソレノイド224
のデユーティ比を0に設定しく同506)、後述のステ
ップ630に進む、シフトポジションが走行位置にある
場合にはスロットル開度センサー303からスロットル
開度THを読込み(同508)。
車速センサー302から車速Vを読込み(同51O)、
エンジン回転速度センサー301からエンジン回転速度
NEを読込み(同512)、またタービン回転速度セン
サー305からタービン回転速度Ntの読込みを行なう
(同514)、次いで、エンジン回転速度NEとタービ
ン回転速度Ntとの差Noを算出しく同516)、次い
でロックアツプオン車速V nH及びロックアツプオフ
車速V 11FFの検索を行なう(同518)。ロック
アツプオン車速V聞及びロックアツプオフ車速V。FF
は、車速Vとスロットル開度THとの関数として$6図
に示すような特性のものが記憶させである。次いで、ロ
ックアツプフラグLUFが設定されているかどうかを判
断しく同520)、フラグLUFが設定されてない場合
には実際の車速Vがロックアツプオン車速YONよりも
大きいかどうかを判断しく同522)、V>Vaxの場
合にはNO−Nmlをeとして設定する(同524)。
なお、Nmlはエンジン回転速度NEとタービン回転速
度Ntとの偏差の目標値である。次いで、eの値に基づ
いてフィードバック制御ゲインG1の検索を行なう(同
526)。次いで、NDが所定の小さい値NOより小さ
いかどうかを判断する(同528)、Noは、NOがこ
れよりも大きい場合にはフィードバック制御が行なわれ
、これよりも小さい場合にはフィードフォワード制御が
行なわれる回転差である。No<Noの場合には現在の
デユーティ比に微小な値α%を加算した値を新たなデユ
ーティ比として設定しく同530)、次いでデユーティ
比が100%より小さいかどうかを判断しく同532)
、100%より小さい場合には後述のステップ602に
進み、一方100%以上の場合にはデユーティ比を10
0%に設定しく同534)、次いでロックアツプフラグ
LUFを設定しく同536)、同様に後述のステップ6
02に進む(すなわち、フィードフォーワード制御が行
なわれる)、前述のステップ528でNO≧NOの場合
には、偏差e及びフィードバックゲインG、に基づいて
デユーティ比を決定しく同538)、ステップ602に
進む(すなわち、フィードバック制御が行なわれる)、
また、前述のステップ522でV≦V ONの場合には
デユーティ比を0%に設定しく同540)、次いでロッ
クアツプフラグLUFを清算する(同542)、これに
よってロックアツプ機構の作動が解除される。また、前
述のステップ520でロック7・ンプフラグLUFが設
定されている場合には車iVがロックアツプオフ車速V
IIFFより小さいかどうかを判断しく同544) 、
 V<VIIFF(7)場合4: ハス7 yプ540
及び542に進み(ロック7・ンプ解除)、またV≧V
OFFの場合にはデユーティ比を100%に設定する(
同546)(これによりロックアツプ状態が保持される
)。
上記ステップ502〜546によって、結局次のような
制御が行なわれることになる。すなわち、シフトポジシ
ョンが走行位置以外のP及びN位置ではロックアツプ機
構は必ず解除されており(ステップ506)、走行位置
にある場合には、所定のロックアツプオフ車速V [I
FF以上の場合にはロックアツプ状態が保持され(ステ
ップ546)、またロックアツプオフ車速V [lFF
より小さい車速ではロックアツプ機構の作動が解除され
(ステップ540)、またロックアツプ機構が非作動状
態から作動状態に切り換わる際にはフルードカップリン
グ12の滑りの大きさに応じてフィードバック制御(ス
テップ538)又はフィードフォワード制御(ステップ
530)によって円滑にロックアツプ機構の締結が行な
われる。
ステップ532.536.538.542及び546か
らは、第5図に示すステップ602以下に進む。まず、
ステップ602では車速■が所定の小さい値Vo(例え
ば、2〜3km/hであり、第6図に示すようにV O
N及びV flFFより小さい値である。)よりも小さ
いかどうかを判断し、V<Voの場合にはクリープ制御
が行なわれ、V≧vOの場合には変速制御が行なわれる
ことになる。まず、V<Voの場合にはスロットル開度
THが所定の小さい値THoよりも小さいかどうかを判
断しく同604)、スロットルがアイドル状y島にない
場合にはデユーティ比を0%に設定しく同606)(こ
れによって前進用クラッチ40は完全に締結される)、
ステップモータ110の目標パルス数PDをP、に設定
しておく(同608)。ここで、ステップモータ110
のパルス数F、は、第7図に示すように、変速比最大位
置に対応している(すなわち、変速領域とオーバストロ
ーク領域との境界位nである)。ステップ608の後は
ステップ630に進んで実際のステップモータ110の
位置がパルス数P1の位置になるように制御が行なわれ
る6ステンプ604でスロットルがアイドル状態にある
場合には、切換検出スイッチ298がオンであるかどう
かが判断され(同610)、オンの場合には、エンジン
回転速度NEとタービン回転速度Ntとの差NDと、目
標偏差Nmzとの差をeとして設定しく同612)、こ
のeの値に基づいてフィードバックゲインGzの検索を
行なう(同614)。次いで、偏差e及びフィードバッ
クゲインGzに基づいてデユーティ比を設定しく四61
6)、次いで現在のパルス数Pへを0に設定しく同61
8)、ステップモータ駆動信号を出力しく同636)、
またソレノイド駆動信号を出力する(同638)。
前述のステップ610で切換検出スイッチ298がオフ
の場合にはステップモータ駆動信号をダウンシフト方向
に移動しく同、620)、現在のパルス数PAから1を
減算したものを新たにパルス数P^′として設定しく同
622)、 ステップモータ駆動信号を出力しく同63
6)、 ソレノイド駆動信号を出力する(同638)。
前述のステップ602で■≧vOの場合にはシフトポジ
ションがDレンジにあるかどうかを判断しく同624)
、Dレンジにある場合にはDレンジ変速パターンの検索
を行ない(同626)、またDレンジにないと判断され
“(同624)、Lレンジにあると判断された場合(同
639)には、Lレンジ変速パターンの検索を行ない(
同628)、  ステップ639でLレンジにもないと
判断された場合には、Rレンジ変速パターンの検索を行
ない(同640)、これによって目標とするパルスa 
P oを決定する0次いで、検索した目標とするパルス
数POと実際のパルス数Pへとの比較を行ない(同63
0)、Po=FAの場合にはそのままステップ636及
び638に進み、ステップモータ駆動信号及びソレノイ
ド駆動信号を出力する。P八<FDの場合にはステップ
モータ駆動信号をアップシフト方向に移動しく同632
)、次いで現在のパルス数FAに1を加算したものを新
たにパルス数Pへとして設定しく同634)。
ステップ636及び638でステップモータ駆動信号及
びソレノイド駆動信号を出力する。 FA<Poの場合
にはステップモータ駆動信号をダウンシフト方向に移動
しく同620)、次いで現在のパルス数Pへから1を減
算したものを新たなパルス数Pへとして設定しく同62
2)、 ステップ636及び638に進んでステップモ
ータ駆動信号及びソレノイド駆動信号を出力する。
結局、上記ステップ602〜638によって次のような
制御が行なわれることになる。すなわち、車速が非常に
小さく且つスロットルがアイドル状態で、しかも切換検
出スイッチ298がオンの場合には、フルードカップリ
ング12の滑りが所定の値となるようにソレノイド22
4によって前進用クラッチ40の伝達トルク容量が制御
され(クリープ制御、ステップ612〜618)、 ま
た、車速は小さいがスロットルがアイドル状態でない場
合には、ステップモータ110をパルス数F、位置まで
作動させ、直ちにロックアツプ制御を開始することがで
きる状態にしておく。上記のように低車速アイドリング
時にスロットル圧を制御して前進用クラッチ40の伝達
トルク容量を制御することにより、車両が緩やかにクリ
ープ走行する状態とすることができる。上記以外の場合
には、所定の変速パターンに基づいてステップモータ1
10により変速比の制御が行なわれる。
次に発進時を例にとって具体的にどのような制御が行な
われるかについて説明する。シフトポジションがP又は
Nレンジにあって車両が停止している場合には、ステッ
プ504→506→630以下に進んでスロットル圧は
高い状態となり、また変速比は最大状態となる。この状
態からDレンジにシフトが行なわれると、ステップ50
4からステップ542を通る経路によってステップ60
2に進み、更にステップ604→610→612以下に
進み、クリープ制御が行なわれる。すなわち、ステップ
モータllOは切換検出スイッチ298をオンとする位
置を越えて更にオーバストローク側に移動し、調整圧切
換弁108は第1図中で下半部位置となり、ソレノイド
224による調整圧によってスロットル圧が制御される
状態となる。ソレノイド224はフィードバック制御さ
れ、フルードカップリング12の滑りが所定の値となる
ように前進用クラッチ40の伝達トルク容量を制御する
。こうすることによって、前進用クラッチ40はわずか
に締結された状態となり、NレンジからDレンジにセレ
クトしたときのセレクトショックを生じることなく車両
はクリープ走行状態となる。この状態からアクセルペダ
ル踏込量を増大させるとステ・ンプ604から606以
下に進み、スロットル圧が増大して前進用クラッチ40
が完全に締結され、またステップモータ110は第7図
に示すパルス数F、の位置まで移動する。これによって
調整圧切換弁108はソレノイド224による調整圧を
ロックアツプ制御弁122に作用させる位置に切り換わ
る。ただし、この時点では調整圧は最も高い状態にあり
、ロックアツプ制御弁122は第1図中下半部に示す位
置にあり、ロックアツプ機構は解除状態となっている。
こうして発進が開始され、車速がvOを越えるとステッ
プ602からステップ624以下に進み、所定の変速パ
ターンにしたがってステップモータ110の回転位置が
制御される。車速がロックアツプオン車速V OHに達
するまではロックアツプ機構は解除された状態のままで
ある。車速がロックアツプオン車速V ONに達すると
ステップ520→522→524以下に進み、ソレノイ
ド224がデユーティ制御され、ロックアツプ制御弁1
22が第1図中の下半部位置から上半部位置に徐々に切
り換わり、フルードカップリング12のポンプインペラ
ー側とタービン側との回転速度差を徐々に減少させてい
き、最終的には完全に締結した状態とする。以下、車速
がロックアツプオフ車速V OFF以下にならない限り
、ロックアツプ状態が保゛持され、一方、変速比は所定
の変速パターンに従ってステ・ンプモータ110によっ
て制御されることになる。
次に本発明による制御装置の要部を構成す葛電磁弁11
8、クラッチ圧調圧弁116等の作用についてまとめて
説明する。車速及びスロットル開度が小さい場合(すな
わち、車両がほぼ停止中でエンジンがアイドリング状態
の場合)には、ステップモータ110は最大変速比位置
を越えてオーバーストローク領域にあり、調整圧切換弁
108のポート186bとポート186cとが第1図中
で下半部に示すように連通ずる。このため、油路190
と油路189とが連通し、クラッチ圧調圧弁116のポ
ー)204aと連通している油路189の油圧は、電磁
弁118の作用により調整されることになる。すなわち
、電磁弁118は制御装置300から与えられる電気信
号に応じてポー)222からの油の漏れ量を調節するこ
とにより、油路190及び油路189の油圧を所定どお
り調整する。こうして得られる油路190及び油路18
9の調整圧はソレノイド224への通電量に反比例しで
制御される。油路189の調整圧はクラッチ圧調圧弁1
16のポート204aに作用するため、調整圧が高いほ
どクラッチ供給油圧が低くなる。すなわち、ソレノイド
224への通電量が0のときポート222が開放されて
、クラッチ圧調圧弁116によって調圧される油路14
1のフランチ供給油圧は最大になり、ソレノイド224
への通電量が増大するに従ってクラ・ンチ供給油圧は減
少する。車速及びスロットル開度が小さい所定の条件に
おいては、ソレノイド224へ所定量の通電が行なわれ
、油路141のクラッチ供給油圧は比較的低い所定の値
に制御される。この比較的低いフランチ供給油圧は、前
進用クラッチ4o又は後進用クラッチ50に作用したと
き、これをわずかに締結させて所定のクリープトルクを
伝達させる値としである。従って、車両がほぼ停止した
アイドリング状態においては、前進用クラッチ40又は
後進用クラフチ50がわずかに締結され、所定のクリー
プ状態となる。また、例えばNレンジからDレンジにセ
レクトした場合には、上記のように比較的低い値に設定
されたクラッチ供給油圧が前進用クラッチ40又は後進
用クラッチ50に作用するため、セレク+時のシボツク
も非常に小さくなる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように1本発明によると、電磁弁によっ
てクラッチ圧調圧弁を介してクラッチ供給油圧の制御が
行なわれるので、クリープトルクの制御が可能となり、
またセレクトショックが軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による無段変速機の制御装置を示す図、
第2図は無段変速機の動力伝達機構を示す図、第3図は
無段変速機の変速制御装置を示す図、第4及び5図は変
速制御装置の制御ルーチンを示す図、1561fflは
ロックアツプオフ車速及びロックアツプオフ車速を示す
図、第7図は変速比とステップモータ位置との関係を示
す図である。 12会・・フルードカップリング(流体伝動装置)、1
08・・・調整圧切換弁、110・・・変速モータ(ス
テップモータ)、116・・・クラッチ圧調圧弁、11
8・−ψ電磁弁、122・−・ロックアツプ制御弁、4
0・・・前進用クラッチ、5011−・後進用クラフチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体伝動装置、Vベルト式無段変速機構、及び前後
    進切換機構を有し、前後進切換機構はVベルト式無段変
    速機構の出力側に設けられている無段変速機の制御装置
    において、 前後進切換機構の前進用及び後進用クラッチへの供給圧
    を調圧するクラッチ圧調圧弁と、与えられる電気信号に
    応じてクラッチ圧調圧弁の調圧状態を変化させてクラッ
    チの締結状態を制御可能な電磁弁とを有することを特徴
    とする無段変速機の制御装置。 2、電磁弁は、車速が所定値以下のエンジンアイドリン
    グ状態においては、クラッチが所定のクリープトルクの
    みを伝達可能な状態になるようにクラッチ圧調圧弁を介
    してクラッチ供給圧を制御する特許請求の範囲第1項記
    載の無段変速機の制御装置。
JP59274293A 1984-12-28 1984-12-28 無段変速機の制御装置 Pending JPS61157864A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6444349A (en) * 1987-08-10 1989-02-16 Suzuki Motor Co Method of controlling forward and backward movement of continuously variable transmission
JP2015190602A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 富士重工業株式会社 前後進切替装置の制御装置および制御方法

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