JP2015190585A - フロントフォーク - Google Patents

フロントフォーク Download PDF

Info

Publication number
JP2015190585A
JP2015190585A JP2014069169A JP2014069169A JP2015190585A JP 2015190585 A JP2015190585 A JP 2015190585A JP 2014069169 A JP2014069169 A JP 2014069169A JP 2014069169 A JP2014069169 A JP 2014069169A JP 2015190585 A JP2015190585 A JP 2015190585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
cylinder
space
ring body
front fork
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014069169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6278783B2 (ja
Inventor
大輔 池田
Daisuke Ikeda
大輔 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP2014069169A priority Critical patent/JP6278783B2/ja
Publication of JP2015190585A publication Critical patent/JP2015190585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6278783B2 publication Critical patent/JP6278783B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

【課題】制動時や定常走行時などの走行状態に関わらず好適な減衰力が得られるフロントフォークを提供する。
【解決手段】油流路室Rの外周側にリング状の外緩衝室Mを形成するとともに、外緩衝室Mの内外周に気密を保って摺動する筒状のリング体15よりなるリングピストン部材14を収容し、かつ、キャップ部材12側より外緩衝室M方向に延長するとともに先端側で、リング体15を保持する保持筒を設けるようにして、リング体15により外緩衝室Mに圧縮力を付与するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、フロントフォークに関し、特に、ブレーキングの安定性及び乗り心地性に関する。
従来、二輪車のフロントフォークには、特許文献1で開示されるものが知られている。これは、車体側チューブと車輪側チューブとを摺動自在に嵌合したフォーク本体内のシリンダにロッド体を挿通し、このロッド体にシリンダ内周に摺接するピストン体を取り付けてシリンダ内を二つの圧力室に区画し、一方の圧力室と他方の圧力室とを連通する第一の流路と、シリンダの外方に一方の圧力室と他方の圧力室とを連通する第二の流路とを形成し、第一の流路が一方の圧力室から他方の圧力室へ向かう作動液の流れのみを許容し、第二の流路が第一の流路と逆方向の作動液の流れのみを許容するように構成したものである。これら第一の流路及び第二の流路には、それぞれ異なる減衰力が発生可能なように減衰力を調整可能とする第一の減衰力発生機構及び第二の減衰力発生機構を設けて圧側行程や伸側行程での減衰力が調整される。
しかしながら、上記構成からなるフロントフォークでは、第一の流路で得られる減衰力が最適となるように第一の減衰力発生機構により減衰力を調整し、第二の流路で得られる減衰力が最適となるように第二の減衰力発生機構により減衰力を調整しても、好適な操縦安定性を得にくいという問題がある。例えば、制動時の減衰力が好適になるように第一の減衰力発生機構及び第二の減衰力発生機構により減衰力を調整した場合には定常走行時に車体が安定せず、定常走行時の減衰力が好適になるように第一の減衰力発生機構及び第二の減衰力発生機構により減衰力を調整した場合には制動時に車体が安定しないというように、走行状態が変わることで安定した減衰性能を得ることが難しいという問題があった。
特開2010−185513号公報
本発明は、こうした問題を鑑みてなされたものであり、ブレーキング時や定常走行時などの走行状態に関わらず好適、かつ必要な減衰力が得られるフロントフォークを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係るフロントフォークの構成として、ピストン及びこのピストンを支持するロッドと、上記ピストンが摺動自在に収容され、かつ上記ピストンにより上部の第1油貯留室と下部の第2油貯留室とに区画された長手状のシリンダ空間と、このシリンダ空間の外周に形成された油流路室と、シリンダ上部に設けられた上記第1油貯留室と油流路室とを連通する連通孔と、上記シリンダ空間と油流路室との下部を封止固定するホルダ部材と、上記ロッドを支持するキャップ部材と、上記第2油貯留室の第1下部開口と上記油流路室の第2下部開口に両側が接続された減衰力発生手段とを備え、圧縮時に上記ピストンの押圧力で第1下部開口より押し出される作動油を上記減衰力発生手段を経由させ、減衰力を付与してから第2下部開口、油流路室から上記連通孔を介して第1油貯留室に循環させ、伸長時に上記ピストンの引圧力で第2油貯留室内の作動油を上記連通孔を介して油流路室から第2下部開口より押し出される作動油を減衰力発生手段に経由させ、減衰力を付与してから上記第1下部開口より第2油貯留室に循環させるように構成したフロントフォークにおいて、上記油流路室の外側にリング状の外緩衝室を形成するとともに、この外緩衝室の内外周に気密を保って摺動する筒状のリング体よりなるリングピストン部材を収容し、かつ、上記キャップ部材側より上記外緩衝室方向に延長するとともに先端側で、上記リング体を保持する保持筒を設けるようにして、上記リング体により上記外緩衝室に圧縮力を付与するように構成したので、減衰力発生手段により十分な減衰力を得ることができ、ブレーキング時や定常走行時などの走行状態に関わらず好適な減衰力が得られるだけでなく、下部空間内の圧縮力による反力をリング体に伝えることができることから、圧側行程でのストローク奥でクッションの硬さが生じることがなく、さらに内シリンダ内のピストン外周の劣化を軽減できる。
また、本発明に係るフロントフォークの他の構成として、上記外緩衝室M内に、リング体の下部方向の移動を規制する金属ばねを設けたので、緩衝性能を向上できる。
また、本発明に係るフロントフォークの他の構成として、リングピストン部材のリング体は、外緩衝室のスペースを上部空間と、下部空間とに区画するものであって、この外緩衝室に上記上部空間と下部空間との間の空気の流れを一定量に絞る絞り部材を設けたので、下部空間から上部空間に向けて流れる空気や、上部空間から下部空間に向けて流れる空気に絞りを付与することができ、この絞り調整によりブレーキング時や定常走行時の緩衝性能を向上できる。
また、本発明に係るフロントフォークの他の構成として、上記絞り部材は、リング体の半径方向厚肉部分に形成され、かつ下部空間から上部空間方向に延長する取付孔内に挿入された筒体を備え、この筒体の内孔が空気の流れに絞りを付与する内径寸法に設定された絞り孔よりなるので、内孔の寸法を適宜設定することにより、下部空間から上部空間に向けて流れる空気や、上部空間から下部空間に向けて流れる空気を容易に絞って所望の減衰力を得ることができる。
また、本発明に係るフロントフォークの他の構成として、上記リング体には、空気を下部空間から上部空間方向に流れにくくするとともに反対方向に流れ易くするチェックバルブ部材を設けたので、伸側行程でリング体に働く反力を迅速に解除でき、応答性能を向上できる。
また、本発明に係るフロントフォークの他の構成として、チェックバルブ部材は、リング体の半径方向厚肉部分に形成され、かつ、下部空間から上部空間方向に延長する取付孔に収容されて、下部空間から上部空間方向の空気の流れを阻止し、反対方向の通気のみを許容するボールの弁より成るので、簡単な構成によりリング体に働く反力を迅速に解除できる。
また、本発明に係るフロントフォークの他の構成として、上記リング体は、保持筒の先端側内周に基部が螺入され、かつ先端側内周が上記保持筒の先端より突出し、このリング体の突出部位に外緩衝室の内周に摺接する外シールと、外緩衝室の外周に摺接する内シールとを備えたので、確実に外緩衝室の下部空間の圧縮力による反力を付与でき、かつ緩衝室内を摺動するピストンの反力を分担でき、ピストン外周のパッキンの長寿命化が図れる。
フロントフォークの断面図である。 フロントフォークの要部拡大断面図である。 フロントフォークの要部斜視図である。 減衰力発生機構及び温度補償機構の断面図である。
図1は、本発明に係るフロントフォークの一実施形態を示す断面図であり、図2はその要部拡大断面図、図3は要部斜視図である。各図において、1は車軸側に取付けられるホルダ部材であり、このホルダ部材1は、車軸取付孔1aに貫通される車軸を締め付ける締付けボルト1bを下部側に有し、このホルダ部材1の側部側に、後述の減衰力発生機構70及び温度補償機構130を有する。なお、1iは、ブレーキキャリパ取付部、1tは車速センサ取付部、1yは割部である。車軸取付孔1aに図示しない車軸を挿入して締付けボルト1bを締め付けることで割部1yを狭くして車軸をホルダ部材1に固定する。このホルダ部材1と車体側のキャップ部材12との間で伸縮自在な長手状の緩衝装置としてのフロントフォーク本体Sが保持される。ホルダ部材1には作動油注入用の栓部53が設けられ、作動油がこの栓部53を介して後述の上部油室F1、下部油室F2、間隙5、減衰力発生機構70、温度補償機構130等にあらかじめ注入される。なお、27は、ホルダ部材1の側部において突出するように上下一対に形成され、車輪外周の一部を被い保護するフェンダーを固定するためのフェンダー取付部である。
上記フロントフォーク本体Sの内部中央には、中心軸に沿って細筒体よりなるロッド2が位置される。このロッド2の先端側にピストン3が取り付けられ、このロッド2はシリンダ4の上側の開口より挿通される。このロッド2の下部先端は、ピストン3の上部穴3aにねじ止めして固定される。ピストン3の下端外周には、スライド封止部材3gが取り付けられるので、ピストン3は内シリンダとしてのシリンダ4の内周とで封止状態を保ちつつ上下にスライド自在となっている。なお、ピストン3によりシリンダ4の内部空間(シリンダ空間)Fが、第1油貯留室としての上部油室F1と第2油貯留室としての下部油室F2とに区画される。
20はガイド筒であり、このガイド筒20は、下端がホルダ部材1の穴1nに封止状態で嵌合されて上方に突出し、その上端外周に筒状のガイド21がねじ部22により螺着して被せられ、このガイド21の上部内周の溝23にシール部材24が取り付けられ、ガイド21によりロッド2と別体のガイドロッド25がガイド筒20の内部方向に進退可能となっている。ガイドロッド25は、ガイド21によりガイドされてガイド筒20内を上下方向に移動することで、ロッド2とともにピストン3を中心軸に沿って直線状に導く。ガイド21の外周には、作動油流通路30が形成されるので、下部油室F2内の作動油は、ピストン3より下部側で、かつガイドロッド25の外周及びガイド筒20の外周とで圧力に変化はない。
シリンダ4は、上記ガイド筒20より大径となっており、その下端側は、ホルダ部材1の穴1xに封止状態で螺合され、その上端側に連通孔Jを有する。上記ホルダ部材1より突出する保持筒40の内周41には、外シリンダ7の下端側が封止状態で嵌合される。なお、内シリンダとしてのシリンダ4と、外シリンダ7との間には間隙5が形成される。この間隙5は、連通孔Jを介して上部油室F1の作動油を後述の減衰力発生機構70に流通させるための油流路室Rとして機能する。また、ピストン3より下部側の下部油室F2の底部側には第1下部開口42が形成され、また間隙5の底部側には第2下部開口43が形成される。
第1下部開口42は、ホルダ部材1の内周においてシリンダ4の下端よりも下側にリング状に形成されたリング溝42aの一部より延長する孔44を介して減衰力発生機構70の一端45側に接続され、第2下部開口43はリング溝43aから孔47を介して減衰力発生機構70の他端48側に接続される。
上記外シリンダ7の上端内周側には、ロッドガイド6の下部外周が螺合して固着される。このロッドガイド6の内周側にはスライドシール6aが設けられ、このスライドシール6aによりロッド2の外周が摺動状態で封止される。6bは、ロッドガイド6の外周と外シリンダ7の内周とを封止するためのシールである。ロッドガイド6の下部側内周には、ロッド2の外周との摺動を支持するリング状のスライドスリーブ6dが圧入して取り付けられる。ロッドガイド6の下面には、リング材6cが位置される。このリング材6cの下端には、ばね座6fが設けられる。ばね座6fの内周にはスライドスリーブ6eが圧入して取り付けられ、ばね座6fがロッド2の外周を摺動可能となるように構成される。
ロッド2の所定位置の外周には、ストッパ2gが位置される。このストッパ2gは、ロッド2の外周に図外の固定手段で固定されたストッパホルダ2nに螺合する止め具2mと一体化される。上記ストッパ2gはロッド2が下方に摺動する場合に、ピストン3が一定位置まで移動したときにロッドガイド6の上端に当接してピストン3及びロッド2の下方向への移動を規制する。
ロッドガイド6のやや下部側に位置するピストン3の上部側外周は、テーパー状となって、この部分がばね座3bとなっている。ばね座6fとばね座3bとの間にばね50が装着される。この場合、ばね50の下部がばね座3bの外周に取り付けられ、ピストン3とロッドガイド6との衝突を緩衝する。なお、ピストン3の下部側の穴3dにガイドロッド25の上端外周がねじ止めにより嵌合されて、ガイドロッド25はピストン3を介してロッド2と同軸で一体となる。
また、保持筒40の外周には外シリンダ7の外周とで一定間隔のスペース8を形成するように、最外シリンダ9の根元側内周が封止、嵌着される。スペース8は、外緩衝室Mを形成するもので、後述のリングピストン部材14により上部空間16と下部空間17とに区画される。この下部空間17内には、懸架スプリングとして機能する金属製のスプリング60が設けられる。スプリング60は、伸縮したときに、フロントフォーク本体Sの動作に影響を及ぼさない程度の外径及び線径となるように設定される。例えば、スプリング60の最圧縮時の外径が最外シリンダ9の外径よりも小さく、自然長時の内径が外シリンダ7の外径よりも大きくなるように寸法が設定される。なお、1qは、最外シリンダ9の内周と保持筒40との外周とを封止するOリングである。この場合、外シリンダ7はシリンダ4より上方が僅かだけ延長しているが、最外シリンダ9はシリンダ4及び外シリンダ7よりも相当程度長く上方に延長するように寸法設定されている。
11は、大径の摺動筒であり、最外シリンダ9の外周を囲むように最外シリンダ9の上端側からホルダ部材1方向にかけて延長して、先端内周側に、最外シリンダ9の外周とで気密を保持する封止部材10を有している。摺動筒11の内周には、最外シリンダ9との封止状態を維持しつつ摺動を可能に互いを支持する軸受11a;11bが上部側及び下部側のそれぞれに設けられる。これによりホルダ部材1に取り付けられる車軸側チューブとしての最外シリンダ9、車体側に取り付けられる車体側チューブとしての摺動筒11とが互いに摺動自在に構成される。
摺動筒11の上端内周は、キャップ部材12の基部12nより突出する筒部12fの外周にねじ止めされる。基部12nの穴12aに空転状態で調整ボルト(支持体)12bが取り付けられる。12mは、調整ボルト位置決めリングであって、ばね12oの付勢力により、調整ボルト12bを上向きに付勢して調整ボルト12bの位置決めをする。調整ボルト12bの筒体12cの上部外周には、調整ボルト12bの回転とともに回転する円筒状の筒体12sが取り付けられる。筒体12sの外周には、筒体12sの軸線方向に沿って延長する図示しない溝が形成される。また、筒体12sの外周には、前述の溝の延長方向に沿って移動可能に形成された凸部を内周側に有する円環状のリング体12tが設けられる。リング体12tの外周には、筒部12fの内周に形成されたねじ溝と螺合するねじ溝が形成されている。
また、この調整ボルト12bの筒体12cの下部外周の螺合部には、仕切り片12dを有する吊り筒体12eの上部内周が螺着される。
吊り筒体12eの仕切り片12dより下部筒体12gの内周にロッド2の上端外周がねじ部12kを介して螺着される。吊り筒体12eの外周を軸線方向に移動可能に設けられたリング状の鍔部12iが設けられる。この鍔部12iの下面側には、ハット状の保持体12jが設けられ、外周に保持筒13の上端内周が螺着される。この保持筒13はスペース8方向に延長し、その先端側にリングピストン部材14が設けられる。
上述のリング体12tと鍔部12iとの間には、保持筒13の上下方向の移動を可能にするための筒状の保持筒押圧体12pと、筒状の押圧体支持リング12qとが設けられる。保持筒押圧体12pは、押圧体支持リング12qの内周側に設けられ、押圧体支持リング12qと一体となるように、押圧体支持リング12qの内周と外周との間に設けられた保持手段により円周方向に沿って互いに回転可能であるが軸線方向には移動不能に保持される。一体となった保持筒押圧体12p及び押圧体支持リング12qは、押圧体支持リング12qの開放端面がリング体12tの下面と当接し、保持筒押圧体12pの開放端面が鍔部12iの上面と当接する。
これにより、調整ボルト12bを回転することで、リング体12tが筒部12f内周のねじに沿って上下方向に移動することにより、保持筒押圧体12p及び押圧体支持リング12qが上下動することにより、鍔部12i及び保持体12jを介して保持筒13の上下位置を調整できる。
図2,図3において、リングピストン部材14は、ピストン3の位置よりもやや下方に位置するように、保持筒13の下端側に設けられる。上記リングピストン部材14は、上記外シリンダ7の外周7aと、最外シリンダ9の内周9bとの間のスペース8を上部空間16と、下部空間17とに区画するリング体15を備え、このリング体15に上記上部空間16−下部空間17間の空気の流量を一定に絞る絞り部材18を設けている。なお、上記リング体15は、保持筒13の先端側内周のねじ部15xに、切欠き15yを有する薄肉の基部15cの外周が螺入されて取り付けられる。
このリング体15は、基部15cより下端側が上記保持筒13の下端より突出し、この突出部の外周15d側に最外シリンダ9の内周9bに摺接する外シール15eと、外シリンダ7の内周7b側に摺接する内シール15fとを備えている。これにより、保持筒13の上下動により、リング体15は、ピストン3と同じ位置関係を保って上下に摺動する。
リング体15の半径方向厚肉部分15aの外シール15eよりも保持筒13側には、厚肉部分15aを貫通する孔15pが設けられている。
上記絞り部材18は、リング体15の半径方向厚肉部分15aに形成され、かつ下部空間17から上部空間16方向に(フロントフォーク本体Sの中心軸に沿って)延長する取付孔15bと、この取付孔15bの内周のねじ部15gに螺入された筒体18aを備え、この筒体18aの内孔18bが空気の流量に一定の絞りを付与する程度の内径を有する絞り孔として機能する。この場合、絞り部材18を1個設けているが、複数の取付孔15bを設けてそれぞれに筒体18aを取り付けて、絞り部材18を複数設けても良い。
また、上記リング体15には、上記下部空間17からの上部空間16への空気の流れを制御するチェックバルブ部材19を設けている。すなわち、リング体15の厚肉部分15aに、取付孔15bと同様な取付孔15t(図示では3個)を設けて、これら取付孔15tのそれぞれにチェックバルブ部材19を挿入し、装着している。この場合、上記チェックバルブ部材は、取付孔15tに螺入される図2の保持筒体19a、図3のボール(弁)19b、制御筒19c、制御ばね19d、ばね押さえ19e等よりなる。
伸側行程において、上部空間16側から下部空間17方向に向かう図2の空気Kによりボール19bが制御ばね19dに抗して押圧されてボール19bは開弁状態となり、空気Kの下部空間17方向への流れを許容する。
一方、圧側行程において、下部空間17側から上部空間16方向への空気(Kとは反対)の流れ(空気圧)に対しては、ボール19bは、制御ばね19dの押圧力で閉弁状態を維持するので、空気Kは、リングピストン部材14における筒体18aの内孔18bのみを通過し、一定の絞りが与えられて上部空間16方向に流れる。
このように、圧側行程では、下部空間17側の空気が僅かな空気の漏れ状態で圧縮されるので、リング体15に対して十分な反力を与え得る。
上述の取付孔15b,15tが開口するリング体15の厚肉部分15aの端面15kには、下部空間17内に収容されたスプリング60が当接する凸部15zが形成される。凸部15zは、端面15kにおいて、隣接する取付孔15b;15t間を端面15kからそれぞれ同一の高さで円弧状に突出するように形成される。これによりスプリング60の端面がリング体15の端面15kに直接当接しなくなるため、スプリング60の端面による取付孔15b;15tの閉塞が防止され、取付孔15b;15tに収容された絞り部材18やチェックバルブ部材19による空気の流れの制御を確保することができる。
なお、以上の構成において、ピストン3を収容するシリンダ4の内部空間により緩衝室Bが形成され、外シリンダ7と最外シリンダ9との間のスペース8によりリング状となった外緩衝室Mが形成される。
なお、13mは保持筒13に形成されて軽量化を図る長孔である。
次に、減衰力発生機構70及び温度補償機構130の構成を説明する。図4は、減衰力発生機構70及び温度補償機構130を示す要部拡大断面図である。
上記減衰力発生機構70は、圧側行程で一端45側からの作動油に減衰力を与え、他端48側から流出させるように循環させ、他の一部の作動油を通路115を介して油溜室132に供給して作動油の温度上昇による膨張を吸収する。また、伸側行程で減衰力発生機構70は、この動作とは反対に他端48からの作動油に減衰力を付与して、一端45より流出させるように循環させ、かつ油溜室132で温度補償を行う。
減衰力発生機構70は、中心筒体70aと、この中心筒体70aの両側外周に固着された円板状の仕切板70b,70cと、一端45側の仕切板70bに形成された貫通孔70dを塞ぐように仕切板70bの他端48側に取り付けられたチェック弁70eと、他端48側の仕切板70cに形成された貫通孔70gを塞ぐように仕切板70cの一端45側に取り付けられたチェック弁70hと、チェック弁70eとチェック弁70hとの間の空間よりなる中間室70iと、中心筒体70aの中心に位置される針弁70jとを備える。
チェック弁70eとチェック弁70hとの間には、円板状のリング体80aが設けられる。リング体80aには、厚さ方向中央部分に、内周から外周にかけて径方向に貫通する複数の貫通孔80bが放射状に形成される。また、この貫通孔80bに対応するように中心筒体70aには、この中心筒体70aを径方向に貫通する貫通孔80cが設けられている。中心筒体70aの中央孔80dは一端45側が小径孔80eとなり、反対側が大径孔80fとなり、小径孔80eの他端48側で針弁70jの先端のテーパ80gとで間隙90aを形成する角部90bが形成される。また、針弁70jの根元側にテーパ部材90fが設けられ、このテーパ部材90fのテーパとで間隙90cを形成する角部90dが形成される。
針弁70jは、調整機構90eにより進退自在に微調整される。なお、91aは貫通孔70mを一端45側から塞ぐチェック弁、91bは貫通孔70nを他端48側から塞ぐチェック弁である。チェック弁70e,70h,91a,91bはいずれも弾性薄板を複数重ねて層状化して構成される。このような減衰力発生機構70は、ホルダ部材1の側部にフロントフォーク本体Sに対して傾斜して設けられる。
以上の構成により、圧側行程で、一端45側からの作動油L1は、貫通孔70dから流入しチェック弁70eを押し開いて中間室70iに供給される。また、針弁70jの小径孔80eにも先端側から流入し、間隙90aを介して中央孔80dの貫通孔80cからリング体80aの貫通孔80bを介して中間室70iに供給される。
次に、中間室70iからは、貫通孔70nを介してチェック弁91bを押し開いて、他端48方向に供給され、孔47、第2下部開口43、間隙5から連通孔Jを経由して上部油室F1に導かれて循環する。また、中間室70iからは、一部の作動油が通路115を介して油溜室132に導かれて、温度補償がなされる。
他方、伸側行程時では、他端48側からの作動油L2は、貫通孔70gから流入し、チェック弁70hを押し開いて中間室70iに供給される。また、大径孔80fに連通する孔93から大径孔80fにより、間隙90aから中央孔80dの貫通孔80cを介して中間室70iに供給される。中間室70iの作動油は、貫通孔70mからチェック弁91aを押し開いて一端45方向に供給され、下部油室F2側に導かれて循環する。また、一部が油溜室132に入り温度補償がなされる。
このように、圧側行程,伸側行程において、作動油がチェック弁70e,70h,91a,91bを通過する過程、あるいは、間隙90a,90cを通過する過程で作動油に減衰力を与えることができるので緩衝性能を向上できる。
なお、温度補償機構130は、油溜室132と、フリーピストン133により区画される加圧室134を反対側に備え、加圧室134内に封入されたガスの圧力により油溜室132の作動油が加圧される。加圧室134には、図示しないバルブを介してガスが所定圧で封入され、作動油の温度変化に伴なう体積変化をフリーピストン133の変位によって吸収して、外気温度や、フロントフォーク本体Sの動作による作動油Kの温度上昇などに依存せずに安定した減衰力が得られるように構成される。
以上の構成においてこのフロントフォーク本体Sの動作を以下説明する。この場合上部油室F1、下部油室F2、間隙5、減衰力発生機構70、油溜室132内には作動油が充填され、上部空間16、下部空間17のみが空洞となっているものとする。また、空間17の空気圧は、所定の圧力レベルに設定されているものとする。
[圧側行程]
車体側と車軸側に取り付けられたフロントフォーク本体Sが収縮する圧側行程では、キャップ部材12側がホルダ部材1方向に相対的に近接するように摺動筒11、ロッド2及びピストン3が下降する。ピストン3は、下部油室F2内の作動油を加圧して、第1下部開口42よりリング溝42a、孔44を介して減衰力発生機構70内を一端45から他端48に向けて通過させる。
この減衰力発生機構70内の通過過程において作動油は、流れに一定の抵抗(減衰力)を受けてから他端48、孔47を介してリング溝43a、第2下部開口43、間隙5、連通孔Jを経由して上部油室F1まで循環する。このように、ピストン3などの圧側行程での減衰力発生機構70の動作により上記減衰による緩衝性能を得ることができる。
なお、減衰力発生機構70内の作動油は、フロントフォーク本体Sの動作状態における油温の変化に基づき、一部が温度補償機構130の油溜室132方向に流れることで、油温変化にともなう作動油の膨張分の容積変化が吸収され、作動油の温度補償がなされる。
加えて、圧側行程では、ピストン3の移動とともにリングピストン部材14のリング体15も同方向(下方向)に移動する。このときチェックバルブ部材19の弁が下部空間17の圧縮された空気圧で閉弁され、下部空間17の空気は一部だけリングピストン部材14の絞り部材18を介して上部空間16方向に逃げる。この過程で、リング体15は、下部空間17内の空気をさらに圧縮し、かつ下部空間17内のスプリング60を押圧することから、下部空間17内の空気圧が高まるとともに、スプリング60のばね力の抵抗を受ける。さらに、スプリング60が圧縮されるときに、下部空間17内の空気が、スプリング60の存在による抵抗を受ける。つまり、スプリング60からの反発力及びリング体15による下部空間17の空気の圧縮力及び空気圧縮時の抵抗力による反力によってもピストン3のホルダ部材1方向への移動に反力が加えられ、ストローク内において、クッション性に硬さが生じることのない所期の緩衝性能が得られる。なお、下部空間17から上部空間16に向かう空気量は、絞り部材18の内孔18bにより一定量に絞られているので、リング体15で圧縮される空気圧も一定に制限され、ピストン3に対する緩衝性能を一定とすることができる。このように下部空間17内の空気圧はあらかじめ所定の圧力レベルに設定されているので、チェックバルブ部材19の開弁タイミングが調整されて、所定の反力特性を得ることができる。
[伸側行程]
フロントフォーク本体Sが伸長する伸側行程では、ピストン3が上昇して上部油室F1内の油が圧力を受けて、この内部の作動油が連通孔Jから間隙5、第2下部開口43から減衰力発生機構70の他端48に至り、この減衰力発生機構70で作動油は減衰力を受けて孔44、リング溝42a、第1下部開口42を経由して下部油室F2に循環する。上記減衰力により所定の緩衝性能が得られる。なお、温度上昇により膨張した容積分の作動油は、油溜室132に供給されて作動油の膨張分の温度補償がなされる。また、フロントフォーク本体Sの非動作時や作動油の油温の低下時には、作動油の容積収縮にともない、油溜室132からシリンダ油室F内に作動油が加圧室134の圧力により押し戻される。
このような伸側行程でリング体15は、圧縮されたスプリング60のばね力で上方向の付勢力を受ける。さらに、上部空間16内の空気圧でチェックバルブ部材19の弁が直ちに開弁されて、リング体15には上昇方向の力が与えられる。このようにチェックバルブ部材19が伸側行程時に直ちに開弁され、反力が解除され、応答性に優れたものとなる。
すなわち、伸側行程では、圧縮されたスプリング60のばね力で上方向の付勢力を受ける一方で、リング体15の上動による上部空間16内の空気の圧縮力による反力を受ける。しかるに、スプリング60の付勢力に対抗しつつ、減衰力発生機構70による作動油による減衰力が作用することで、フロントフォーク本体Sの伸長を滑らかにすることができる。
なお、上記実施形態では、フロントフォーク本体Sがスプリング60を備えるとして説明したが、外緩衝室M内の空気圧の設定を変更することにより、スプリング60を設けなくすることも可能である。つまり、外緩衝室Mの空気をスプリング60に代わる空気ばねとして動作させることにより、金属製のばねをフロントフォーク本体Sからなくすことで、フロントフォーク本体Sの重量を軽くしてフロントフォーク本体Sの緩衝性能の応答性をより向上させることができる。
また、実施形態では外緩衝室Mのみ空洞として説明したが、本発明では、この外緩衝室M内に作動油を適量封入しても良い。この場合、作動油の高さ調整で所望の減衰力が得られる効果がある。
以上説明したように、リングピストン部材14のリング体15に絞り部材18を設けたので、下部空間17側の圧縮を適度の状態に保つことができ、リング体15に作用する反力が過大とならずストローク奥で緩衝性能に硬さが存在しないフロントフォークを提供できる。
なお、上記実施形態では、リング体15には、上記下部空間17からの上部空間16への空気の流れを制御するチェックバルブ部材19を設けるとして説明したが、上記上部空間16からの下部空間17への空気の流れを制御するようにチェックバルブ部材19を設けても良い。すなわち、リング体15の厚肉部分15aに、さらに、取付孔15tを設けて、取付孔15tに制御ばね19d、制御筒19c、ボール19bの順に挿入し、ばね押さえ19eを保持筒体19aに取り付ければ良い。つまり、上記実施形態で説明した方向と逆向きに動作するようにチェックバルブ部材19を取付孔15tに設ければ良い。
このように上部空間16からの下部空間17への空気の流れを制御するようにチェックバルブ部材を設けることにより、上部空間から下部空間方向への空気の流れ、下部空間から上部空間方向への空気の流れが異なるように制御できるので、伸側行程での応答性を高めることができる。
1 ホルダ部材、2 ロッド、3 ピストン、4 シリンダ、7 外シリンダ、
9 最外シリンダ、11 摺動筒、12 キャップ部材、13 保持筒、
14 リングピストン部材、15 リング体、16 上部空間、17 下部空間、
18 絞り部材、19 チェックバルブ部材、60 スプリング、M 外緩衝室、
S フロントフォーク本体。

Claims (7)

  1. ピストン及びこのピストンを支持するロッドと、
    上記ピストンが摺動自在に収容され、かつ上記ピストンにより上部の第1油貯留室と下部の第2油貯留室とに区画された長手状のシリンダ空間と、
    このシリンダ空間の外周に形成された油流路室と、
    シリンダ上部に設けられた上記第1油貯留室と油流路室とを連通する連通孔と、
    上記シリンダ空間と油流路室との下部を封止固定するホルダ部材と、
    上記ロッドを支持するキャップ部材と、
    上記第2油貯留室の第1下部開口と上記油流路室の第2下部開口に両側が接続された減衰力発生手段とを備え、
    圧縮時に上記ピストンの押圧力で第1下部開口より押し出される作動油を上記減衰力発生手段を経由させ、減衰力を付与してから第2下部開口、油流路室から上記連通孔を介して第1油貯留室に循環させ、
    伸長時に上記ピストンの引圧力で第2油貯留室内の作動油を上記連通孔を介して油流路室から第2下部開口より押し出される作動油を減衰力発生手段に経由させ、減衰力を付与してから上記第1下部開口より第2油貯留室に循環させるように構成したフロントフォークにおいて、
    上記油流路室の外側にリング状の外緩衝室を形成するとともに、この外緩衝室の内外周に気密を保って摺動する筒状のリング体よりなるリングピストン部材を収容し、かつ、上記キャップ部材側より上記外緩衝室方向に延長するとともに先端側で、上記リング体を保持する保持筒を設けるようにして、上記リング体により上記外緩衝室に圧縮力を付与するように構成したことを特徴とするフロントフォーク。
  2. 上記外緩衝室内に、リング体の下部方向の移動を規制する金属ばねを設けたことを特徴とする請求項1に記載のフロントフォーク。
  3. 上記リング体は、外緩衝室のスペースを上部空間と、下部空間とに区画するものであって、
    この外緩衝室に上記上部空間と下部空間との間の空気の流れを一定量に絞る絞り部材を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフロントフォーク。
  4. 上記絞り部材は、リング体の半径方向厚肉部分に形成され、かつ下部空間から上部空間方向に延長する取付孔内に挿入された筒体を備え、この筒体の内孔は、空気の流れに絞りを付与する内径寸法に設定された絞り孔よりなることを特徴とする請求項3に記載のフロントフォーク。
  5. 上記リング体には、下部空間から上部空間方向の空気を流れにくくするとともに反対方向に流れ易くするチェックバルブ部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか一項に記載のフロントフォーク。
  6. チェックバルブ部材は、リング体の半径方向厚肉部分に形成され、かつ、下部空間から上部空間方向に延長する取付孔に収容されて、下部空間から上部空間方向の空気の流れを阻止し、反対方向の通気のみを許容するボールの弁より成ることを特徴とする請求項5に記載のフロントフォーク。
  7. 上記リング体は、保持筒の先端側内周に基部が螺入され、かつ先端側内周が上記保持筒の先端より突出し、このリング体の突出部位に外緩衝室の内周に摺接する外シールと、外緩衝室の外周に摺接する内シールとを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれか一項に記載のフロントフォーク。
JP2014069169A 2014-03-28 2014-03-28 フロントフォーク Active JP6278783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014069169A JP6278783B2 (ja) 2014-03-28 2014-03-28 フロントフォーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014069169A JP6278783B2 (ja) 2014-03-28 2014-03-28 フロントフォーク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015190585A true JP2015190585A (ja) 2015-11-02
JP6278783B2 JP6278783B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=54425239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014069169A Active JP6278783B2 (ja) 2014-03-28 2014-03-28 フロントフォーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6278783B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015197128A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 株式会社ショーワ フロントフォーク

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001330076A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Showa Corp 倒立型油圧緩衝器
JP2009144758A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Kayaba Ind Co Ltd 空圧緩衝器
JP2010101417A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Showa Corp フロントフォーク

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001330076A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Showa Corp 倒立型油圧緩衝器
JP2009144758A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Kayaba Ind Co Ltd 空圧緩衝器
JP2010101417A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Showa Corp フロントフォーク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015197128A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 株式会社ショーワ フロントフォーク

Also Published As

Publication number Publication date
JP6278783B2 (ja) 2018-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6422714B2 (ja) 緩衝器
JP6577826B2 (ja) 緩衝器
JP2014084988A (ja) 緩衝器
JP6278783B2 (ja) フロントフォーク
JP2009156348A (ja) 油圧緩衝器
JP2010071413A (ja) 緩衝器
JP4965490B2 (ja) 油圧緩衝器
JP6438715B2 (ja) 緩衝器
JP6357062B2 (ja) 緩衝器
JP6279957B2 (ja) フロントフォーク
JP5226275B2 (ja) 緩衝器
US11867253B2 (en) Shock absorber
JP6278784B2 (ja) フロントフォーク
JP6377931B2 (ja) フロントフォーク
JP6356995B2 (ja) フロントフォーク
JP6290736B2 (ja) 緩衝器
JP6246661B2 (ja) フロントフォーク
JP4341802B2 (ja) 油圧緩衝器とそのばね荷重調整方法
JP4858982B2 (ja) 緩衝器
JP6291381B2 (ja) 緩衝器
JP5642606B2 (ja) 油圧緩衝器
JP6392608B2 (ja) 緩衝器
WO2018180752A1 (ja) 緩衝器
JP2009133381A (ja) 油圧緩衝器
JP6278794B2 (ja) フロントフォーク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6278783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250