JP2015187271A - 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 - Google Patents
接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015187271A JP2015187271A JP2015084088A JP2015084088A JP2015187271A JP 2015187271 A JP2015187271 A JP 2015187271A JP 2015084088 A JP2015084088 A JP 2015084088A JP 2015084088 A JP2015084088 A JP 2015084088A JP 2015187271 A JP2015187271 A JP 2015187271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- adhesive
- mass
- parts
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J163/00—Adhesives based on epoxy resins; Adhesives based on derivatives of epoxy resins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/20—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the epoxy compounds used
- C08G59/22—Di-epoxy compounds
- C08G59/24—Di-epoxy compounds carbocyclic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J163/00—Adhesives based on epoxy resins; Adhesives based on derivatives of epoxy resins
- C09J163/08—Epoxidised polymerised polyenes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L63/00—Compositions of epoxy resins; Compositions of derivatives of epoxy resins
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
Description
(1) 熱可塑性樹脂(A)、無機充填材(B)、溶剤(C)、エポキシ樹脂(D)を含有する接着剤用樹脂組成物であって、
該熱可塑性樹脂(A)の酸価(単位:当量/106g)が100以上1000以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)の数平均分子量が5.0×103以上1.0×105以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)が、ポリエステル系樹脂(但し、フェノール性水酸基を150当量/10 6 g以上有するポリエステル樹脂を除く)であり、
該エポキシ樹脂(D)がジシクロペンタジエン骨格を有するエポキシ樹脂であり、
該熱可塑性樹脂(A)と該無機充填材(B)を該接着剤用樹脂組成物における含有比率で合計25質量部含み、メチルエチルケトン52質量部とトルエン23質量部からなる混合溶剤(但し、該熱可塑性樹脂(A)が前記濃度で前記混合溶剤に25℃において溶解しない場合は、前記混合溶剤に変えてジメチルアセトアミド52質量部とトルエン23質量部からなる混合溶剤を用いる)を分散媒とする分散液(α)の揺変度(TI値)を測定したとき、液温25℃における揺変度(TI値)が3以上6以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)の酸価AV(β)(単位:当量/106g)と配合量AW(β)(単位:質量部)、エポキシ樹脂(D)のエポキシ価EV(γ)(単位:当量/106g)と配合量EW(γ)(単位:質量部)が以下に示す式(1)、
0.7≦{EV(γ)×EW(γ)}/{AV(β)×AW(β)}≦4.0 (1)
を満たす接着剤用樹脂組成物。
(2) 樹脂組成物(β)が熱可塑性樹脂(A)、無機充填材(B)、溶剤(C)を必須成分として含有し、
該熱可塑性樹脂(A)の酸価(単位:当量/106g)が100以上1000以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)の数平均分子量が5.0×103以上1.0×105以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)が、ポリエステル系樹脂(但し、フェノール性水酸基を150当量/10 6 g以上有するポリエステル樹脂を除く)であり、
該熱可塑性樹脂(A)と該無機充填材(B)を該接着剤用樹脂組成物における含有比率で合計25質量部含み、メチルエチルケトン52質量部とトルエン23質量部からなる混合溶剤(但し、該熱可塑性樹脂(A)が前記濃度で前記混合溶剤に25℃において溶解しない場合は、前記混合溶剤に変えてジメチルアセトアミド52質量部とトルエン23質量部からなる混合溶剤を用いる)を分散媒とする分散液(α)の揺変度(TI値)を測定したとき、液温25℃における揺変度(TI値)が3以上6以下であり、
樹脂組成物(γ)がジシクロペンタジエン骨格を有するエポキシ樹脂(D)を必須成分として含有し、
該樹脂組成物(β)に含まれる該熱可塑性樹脂(A)の酸価AV(β)(単位:当量/106g)と配合量AW(β)(単位:質量部)、該樹脂組成物(γ)に含まれるエポキシ樹脂のエポキシ価EV(γ)(単位:当量/106g)と配合量EW(γ)(単位:質量部)が以下に示す式(1)、
0.7≦{EV(γ)×EW(γ)}/{AV(β)×AW(β)}≦4.0 (1)
を満たす配合比で樹脂組成物(β)と樹脂組成物(γ)を配合する、
複数剤混合型接着剤用樹脂組成物。
(3) 前記エポキシ樹脂(D)が、接着剤用樹脂組成物に含まれるエポキシ樹脂全体の60質量%以上99.9質量%以下であることを特徴とする(1)または(2)に記載の接着剤用樹脂組成物。
(4) 前記無機充填材(B)の配合量が熱可塑性樹脂(A)100質量部に対し、10質量部以上50質量部以下であることを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物。
(5) 前記溶剤(C)の配合量が接着剤用樹脂組成物を100質量部としたとき、60質量部以上85質量部以下であることを特徴とする(1)〜(4)いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物。
(6) 窒素原子を含有するエポキシ樹脂を含むことを特徴とする(1)〜(5)いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物。
(7) 前記窒素原子を含有するエポキシ樹脂がグリシジルジアミン構造を有することを特徴とする(1)〜(6)いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物。
(8) (1)〜(7)いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物を含有する接着剤。
(9) (1)〜(7)いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物に含有される前記熱可塑性樹脂(A)、前記無機充填材(B)、前記エポキシ樹脂(D)およびこれらに由来する反応生成物を含有する接着シート。
(10) (8)に記載の接着剤または(9)に記載の接着剤シートを用いてなる接着層を含むプリント配線板。
本発明において、分散液(α)の揺変度(TI値)は、本発明の接着剤用樹脂組成物における熱可塑性樹脂(A)と無機充填材(B)の組み合わせおよび配合比が適切であるかを判定する指針となる。分散液(α)の揺変度(TI値)は3以上6以下であり、より好ましくは3.5以上5以下である。分散液(α)に含有される無機充填材(B)粒子間や熱可塑性樹脂(A)と無機充填剤(B)の相互作用が高いと分散液(α)の揺変度が高くなる傾向にある。揺変度が3未満であると無機充填材(B)粒子間や無機充填材(B)と熱可塑性樹脂(A)との相互作用が低下し耐熱性が低下する傾向にあり、また無機充填材が沈降しやすく安定したポットライフが得られない傾向にある。揺変度が6を超えるとハンドリング性が低下し均一に塗工することが困難になる傾向にある。
揺変度(TI値)=BL(6)/BL(60) (2)
により揺変度(TI値)を求める。また、BL(6)が100を超える場合には、BH型粘度計(東機産業(株)製)を用いて2rpmと20rpmで粘度(以下それぞれBH(2)、BH(20)と略記する場合がある。単位:dPa・s。)を測定し、下記式(3)、
揺変度(TI値)=BH(2)/BH(20) (3)
により揺変度(TI値)を求める。なお、BL型粘度計およびBH型粘度計による粘度測定の際に使用するローターは、各粘度計の取扱説明書の記載に従い、No.2〜4のいすれかを選択する。
本発明に用いる樹脂組成物(β)は、熱可塑性樹脂(A)、無機充填材(B)、溶剤(C)、さらに必要に応じてその他の成分を前述した割合で配合し、ロールミル、ミキサー、ペイントシェイカー等で均一に混合することにより得られ、十分な分散が得られる方法であれば分散方法に特に制限はない。さらに、樹脂組成物(β)の固形分濃度は15質量%以上40質量%以下が好ましい。固形分濃度が15質量%未満であると、接着剤の厚みが薄くなり、耐熱性、接着強度が低下し、40質量%より大きくなると、溶液の粘度が高くなりすぎるために、均一に塗工することが困難になる傾向にある。
本発明に用いる樹脂組成物(γ)はエポキシ樹脂(D)のみから構成されてもいいが、さらに溶剤(C)を含有することが好ましい。樹脂組成物(γ)に含有される溶剤(C)は、樹脂組成物(γ)に含有する成分を溶解できるものであれば良く、特に制限されない。また、樹脂組成物(γ)の固形分濃度は15質量%以上80質量%以下が好ましく、25質量%以上75質量%以下がより好ましく、35質量%以上70質量%以下であることが更に好ましい。固形分濃度が15質量%未満であると、溶剤揮散後の接着剤の厚みが薄くなり、耐熱性、接着強度が低下する傾向にある。固形分濃度が80質量%より大きくなると、接着剤用樹脂組成物の粘度が高くなりすぎるために、均一に塗工することが困難になる傾向にある。
本発明の接着剤用樹脂組成物は、熱可塑性樹脂(A)、無機充填材(B)、溶剤(C)、エポキシ樹脂(D)を含有する一液型接着剤用樹脂組成物であっても、複数の剤に分け使用に先立ち混合する複数剤混合型接着剤用樹脂組成物であっても良い。複数剤混合型とすることにより、長期間の保存が可能になるとの利点ある。一方、複数剤混合型の場合、接着剤として用いる際に複数剤を正確な配合比でかつ均一に混合する必要があり、剤数が増すほどにその工程の困難度も大きくなる。従って、複数剤混合型の中でも、熱可塑性樹脂(A)、無機充填材(B)、溶剤(C)を含有する樹脂組成物(β)とエポキシ樹脂(D)を含有する樹脂組成物(γ)からなる二剤混合型が好ましく、均一混合の容易さから二液混合型が更に好ましい。
0.7≦{EV(γ)×EW(γ)}/{AV(β)×AW(β)}≦4.0 (1)
を満たす配合比で樹脂組成物(β)と樹脂組成物(γ)を配合する。{EV(γ)×EW(γ)}/{AV(β)×AW(β)}はより好ましくは0.8以上3.5以下であり、さらに好ましくは0.9以上3.0以下である。0.7未満であると、熱可塑性樹脂(A)とエポキシ樹脂との架橋が不十分になり耐熱性が低下する傾向にあり、4.0より大きくなると、未反応のエポキシ樹脂が多量に残存し、耐熱性や耐湿性が低下する傾向にある。
本発明に用いる熱可塑性樹脂(A)としては、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリエステルイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリフェニレンオキシド系樹脂、ビニル系樹脂、オレフィン系樹脂及びアクリル系樹脂等が挙げられ、好ましくは、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂が挙げられる。これらの熱可塑性樹脂は一種単独で用いても、二種以上を併用してもかまわない。
本発明の熱可塑性樹脂(A)として用いるポリエステル系樹脂のガラス転移温度は、−10℃以上60℃以下であることが好ましい。ガラス転移温度が−10℃未満だと、高温での接着性が不十分になる傾向がある。ガラス転移温度が60℃を超えると、基材との貼り合せが不十分になり、また常温での弾性率が高くなり、常温での接着性が不十分になる傾向がある。好ましくはガラス転移温度の下限は−5℃、より好ましくはガラス転移温度の下限は0℃、さらに好ましくはガラス転移温度の下限は5℃である。好ましい上限は55℃、より好ましい上限は50℃、さらに好ましい上限は45℃である。
本発明に用いるポリウレタン系樹脂のガラス転移温度は、−10℃以上60℃以下であることが好ましい。ガラス転移温度が−10℃未満だと、高温での接着性が不十分になる傾向がある。ガラス転移温度が60℃を超えると、基材との貼り合せが不十分になり、また常温での弾性率が高くなり、常温での接着性が不十分になる傾向がある。好ましくはガラス転移温度の下限は−5℃、より好ましくはガラス転移温度の下限は0℃、さらに好ましくはガラス転移温度の下限は5℃である。好ましい上限は55℃、より好ましい上限は50℃、さらに好ましい上限は45℃である。
本発明に用いるポリアミドイミド系樹脂のガラス転移温度は、30℃以上160℃以下であることが好ましい。ガラス転移温度が30℃未満だと、耐熱性が不足する傾向がある。ガラス転移温度が160℃を超えると、樹脂が硬く脆い為、接着強度が不十分になる傾向がある。好ましくはガラス転移温度の下限は40℃、より好ましくはガラス転移温度の下限は50℃であり、好ましい上限は150℃、より好ましい上限は140℃である。
本発明に用いる無機充填材(B)としては、分散液(α)にチキソトロピー性を付与できるものであれば良く、特に制限はない。このような無機充填材としては、例えば、アルミナ、シリカ、チタニア、酸化タンタル、ジルコニア、窒化ケイ素、チタン酸バリウム、炭酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸ジルコン酸ランタン鉛、酸化ガリウム、スピネル、ムライト、コーディエライト、タルク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、チタン酸アルミニウム、イットリア含有ジルコニア、ケイ酸バリウム、窒化ホウ素、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、ホウ酸亜鉛、チタン酸マグネシウム、ホウ酸マグネシウム、硫酸バリウム、有機ベントナイト、カーボンなどを使用することができ、これらは単独で用いても、二種以上併用してもかまわない。接着剤用樹脂組成物の透明性、機械特性、耐熱性、チキソトロピー性付与の観点からシリカが好ましく、特に3次元網目構造をとる煙霧状シリカが好ましい。また、疎水性を付与する上でモノメチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、ヘキサメチルジシラザン、オクチルシラン、シリコーンオイル等で処理を行った疎水性シリカの方が好ましい。無機充填材(B)として煙霧状シリカを用いる場合、一次粒子の平均径は30nm以下が好ましく、より好ましくは25nm以下である。一次粒子の平均径が30nmを超えると、粒子間や樹脂との相互作用が低下し耐熱性が低下する傾向にある。なおここで言う一次粒子の平均径とは走査型電子顕微鏡を用いて得た一次粒子像から無作為抽出した粒子100個の円相当直径の平均値である。
本発明に用いる溶剤(C)は、単一成分からなるものであっても2種以上の複数成分からなる混合溶剤であっても良い。溶剤(C)は熱可塑性樹脂(A)およびエポキシ樹脂(D)を溶解できるものであれば、特に制限されない。このような溶剤としては、ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン等のアミド系溶剤、メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール系溶剤、トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤、酢酸エチル等のエステル系溶剤、等が挙げられ、作業性の観点から好ましくは、ジメチルアセトアミド、エタノール、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、酢酸エチルが挙げられ、乾燥容易性の観点からさらに好ましくは、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチルが挙げられる。これらの溶剤は、1種単独で用いても、2種以上を併用しても構わない。
本発明の接着剤樹脂組成物には、必須成分としてジシクロペンタジエン骨格を有するエポキシ樹脂(D)を含む。剛直なジシクロペンタジエン骨格を持つエポキシ樹脂からなる硬化塗膜は、極めて吸湿率が小さく、また、硬化塗膜の架橋密度を下げて、剥離時の応力を緩和させることができる為、耐加湿半田性が向上する。エポキシ樹脂(D)の具体例として、DIC製HP7200シリーズが挙げられる。
本発明の接着剤用樹脂組成物は、そのままで、あるいは更に各種硬化性樹脂、添加剤を配合して接着剤組成物とすることができる。硬化性樹脂としてはシリコーン樹脂、アミノ樹脂、フェノール系樹脂、イソシアネート化合物などが挙げられる。
本発明において、接着シートとは、本発明の接着剤用樹脂組成物に含有される前記熱可塑性樹脂(A)、前記無機充填材(B)、前記エポキシ樹脂(D)およびこれらに由来する反応生成物を含有するものである。本発明における接着シートは、本発明の接着剤用樹脂組成物に含有される前記熱可塑性樹脂(A)、前記無機充填材(B)、前記エポキシ樹脂(D)およびこれらに由来する反応生成物を含有する層単独からなるシートであってもよく、あるいは、基材と本発明の接着剤用樹脂組成物に含有される前記熱可塑性樹脂(A)、前記無機充填材(B)、前記エポキシ樹脂(D)およびこれらに由来する反応生成物を含有する層からなるシートであってもよく、あるいは、基材と本発明の接着剤用樹脂組成物に含有される前記熱可塑性樹脂(A)、前記無機充填材(B)、前記エポキシ樹脂(D)およびこれらに由来する反応生成物を含有する層と離型基材からなるシートであってもよい。本発明の接着剤用樹脂組成物に含有される前記熱可塑性樹脂(A)、前記無機充填材(B)、前記エポキシ樹脂(D)およびこれらに由来する反応生成物を含有する層は、基材の片面に形成されていても両面に形成されていてもよい。また、接着シートには、微量または少量の溶剤(C)が含有されていても良い。接着性シートは接着剤組成物によって基材を被接着材に接着させる機能を有する。接着性シートの基材は、接着後、被接着材の保護層として機能する。また接着性シートの基材として離型性基材を使用すると、離型性基材を離型して、さらに別の被接着材に接着剤層を転写することができる。
本発明におけるプリント配線板は、導体回路を形成する金属箔と樹脂層とから形成された積層体を構成要素として含むものである。プリント配線板は、例えば、金属張積層体を用いてサブトラクティブ法などの従来公知の方法により製造される。必要に応じて、金属箔によって形成された導体回路を部分的、或いは全面的にカバーフィルムやスクリーン印刷インキ等を用いて被覆した、いわゆるフレキシブル回路板(FPC)、フラットケーブル、テープオートメーティッドボンディング(TAB)用の回路板などを総称している。
(A)前記金属箔に基材フィルムとなる樹脂の溶液を塗布し、塗膜を初期乾燥する工程
(B)(A)で得られた金属箔と初期乾燥塗膜との積層物を熱処理・乾燥する工程(以下、「熱処理・脱溶剤工程」という)
を含む製造法により得られる。
(1)熱可塑性樹脂の組成
熱可塑性樹脂を重クロロホルムに溶解し、1H−NMR分析により、各成分のモル比を求めた。但し、該熱可塑性樹脂が重クロロホルムに溶解しない場合には、重ジメチルスルホキシドに溶解して1H−NMR分析を行った。
試料を、樹脂濃度が0.5%程度となるようにテトラヒドロフランに溶解または希釈し、孔径0.5μmのポリ四フッ化エチレン製メンブランフィルターで濾過したものを測定用試料として、テトラヒドロフランを移動相とし示差屈折計を検出器とするゲル浸透クロマトグラフィーにより分子量を測定した。流速は1mL/分、カラム温度は30℃とした。カラムには昭和電工製KF−802、804L、806Lを用いた。分子量標準には単分散ポリスチレンを使用した。但し、試料がテトラヒドロフランに溶解しない場合は、テトラヒドロフランに変えてN,N−ジメチルホルムアミドを用いた。
ポリエステル樹脂およびポリウレタン樹脂の場合は、示差走査熱量計(DSC)を用いて20℃/分の昇温速度で測定した。
ポリアミドイミド樹脂の場合は、幅10mm、厚さ30μmの短冊状試料について、アイテイ計測制御社製動的粘弾性測定装置DVA−220を用いて、周波数110Hzで動的粘弾性の測定を行い、その貯蔵弾性率の変曲点をガラス転移点とした。なお、短冊状試料は、ポリアミドイミドの重合溶液をポリプロピレン製フィルムに塗布し、1〜10mmHgの減圧状態で、120℃で10時間乾燥することにより溶剤を除いたフィルムから得た。
試料0.2gを20mlのクロロホルムに溶解し、指示薬としてフェノールフタレインを用い、0.1Nの水酸化カリウムエタノール溶液、ポリアミドイミド系樹脂の場合のみナトリウムメトキシドメタノール溶液で滴定し、樹脂106gあたりの当量(eq/106g)を算出した。
JIS K 7236に準拠し、過塩素酸滴定法を用いて得られたエポキシ当量(1当量のエポキシ基を含む樹脂の質量)から樹脂106gあたりの当量(eq/106g)を算出した。
(1)耐ハンダ性、剥離強度
(1)−1 評価用サンプル1作成方法
後述する接着剤組成物を厚さ25μmのポリイミドフィルム(株式会社カネカ製、アピカル)に、乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布し、130℃で3分乾燥した。この様にして得られた接着性フィルム(Bステージ品)を30μmの圧延銅箔と貼り合わせる際、圧延銅箔の光沢面が接着剤と接する様にして、160℃で35kgf/cm2の加圧下に30秒間プレスし、接着した。次いで140℃で4時間熱処理して硬化させて、耐ハンダ性及び剥離強度評価用サンプル1を得た(初期評価用)。
また、接着性フィルム(Bステージ品)を、40℃、80%加湿下にて14日間放置後、上記条件にて圧延銅箔とプレス、熱処理して硬化させ、経時評価用のサンプル1を得た。
後述する接着剤組成物を厚さ50μmのポリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製、パイレン)に、乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布し、130℃で3分乾燥し接着性フィルム(Bステージ品)を得た。評価用基板は、片面銅張積層版(25μmポリイミドフィルム、18μm圧延銅箔)を通常の回路作製工程(穴あけ、めっき、ドライフィルムレジスト(以下DFRと略すことがある)ラミネート、露光・現像・エッチング、DFR剥離)にて作製し、硬化することで評価用基板を得た。この様にして得られた評価用基板上に、前記接着性フィルム(Bステージ品)を仮圧着した後、ポリプロピレンフィルムを剥離し、補強板として500μmのSUS304板を160℃で35kgf/cm2の加圧下に30秒間プレスし、接着した。次いで140℃で4時間熱処理して硬化させて、耐ハンダ性および剥離強度評価用サンプル2を得た(初期評価用)。
また、接着性フィルム(Bステージ品)を、40℃、80%加湿下にて14日間放置後、上記条件にて圧延銅箔とプレス、熱処理して硬化させ、経時評価用のサンプル2を得た。
耐ハンダ性(加湿):サンプルを40℃、80%加湿下にて2日間放置後、加熱したハンダ浴に1分間浮かべて、膨れが発生しない上限の温度を10℃ピッチで測定した。この試験において、測定値の高い方が良好な耐熱性を持つことを示すが、各基材、接着剤層に含まれた水蒸気の蒸発による衝撃をも抑制する必要があり、乾燥状態よりも、さらに厳しい耐熱性が要求される。実用的性能から考慮すると250℃以上が好ましく、より好ましくは260℃以上である。
剥離強度:25℃において、引張速度50mm/minで90°剥離試験を行ない、剥離強度を測定した。この試験は常温での接着強度を示すものである。実用的性能から考慮すると10N/cm以上が好ましく、より好ましくは15N/cm以上である。
前述した評価サンプル2を用いて、60℃×90%雰囲気下、200gの錘をぶら下げ、30分間で剥がれた距離を測定した。なお錘のぶら下げ方は、剥離形態が180°剥離となるように行った。この試験は、高温高湿下での接着強度を示すもので、剥離のないものが好ましく、剥離距離が大きくなるほど、接着強度が低い。実用的性能から考慮すると10mm以下が好ましく、より好ましくは4mm以下である。
前述した耐ハンダ性および剥離強度評価用サンプル2(初期評価用)を85℃、85%加湿環境下に放置し、500時間経過後及び1000時間経過後の剥離強度を測定した。この試験は、実使用時の信頼性を確認する目的で高温且つ高湿環境下での耐久性を評価したものであり、実使用時の信頼性から5N/cm以上が好ましく、より好ましくは10N/cm以上である。
撹拌器、温度計、流出用冷却器を装備した反応缶内に、テレフタル酸243部、イソフタル酸237部、アジピン酸107部、無水トリメリット酸7部、2−メチル−1,3−プロパンジオール455部、1,4−ブタンジオール205部、テトラブチルチタネート0.3部を仕込み、4時間かけて250℃まで徐々に昇温し、留出する水を系外に除きつつエステル化反応を行った。エステル化反応終了後30分かけて10mmHgまで減圧初期重合を行うと共に温度を250℃まで昇温し、更に1mmHg以下で1時間後期重合を行った。その後、窒素にて常圧に戻し、無水トリメリット酸28部を投入し、220℃で30分間反応させることによってポリエステル樹脂Aを得た。この様にして得られたポリエステル樹脂Aの組成、特性値を表1に示した。各測定評価項目は前述の方法に従った。
撹拌器、温度計、流出用冷却器を装備した反応缶内に、テレフタル酸99.6部、イソフタル酸229.1部、無水トリメリット酸3.8部、2−メチル−1,3−プロパンジオール54.0部、1,6−ヘキサンジオール401.2部、テトラブチルチタネート0.2部を仕込み、4時間かけて250℃まで徐々に昇温し、留出する水を系外に除きつつエステル化反応を行った。エステル化反応終了後30分かけて10mmHgまで減圧初期重合を行うと共に温度を250℃まで昇温し、更に1mmHg以下で1時間後期重合を行った。得られた樹脂を撹拌器、温度計、還流式冷却管及び蒸留管を具備した反応容器に100部仕込み、トルエン182部を加えて溶解後、トルエン70部を蒸留させ、トルエン/水の共沸により反応系を脱水した。60℃まで冷却後、メチルエチルケトン112部、3,3’,4,4’-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を7部加え70℃で3時間反応させることによってポリエステル樹脂Bの溶液を得た。この様にして得られたポリエステル樹脂Bの組成、特性値を表1に示した。
ポリエステル樹脂Aの重合例と同様にして、表1に示す原料を用いて、ポリウレタン樹脂に使用したポリエステルポリオールC〜Iを得た。この樹脂の組成、特性値を表1に示した。
温度計、攪拌機、還流式冷却管および蒸留管を具備した反応容器に表1に記載したポリエステルポリオールC100部、トルエン70部を仕込み溶解後、トルエン20部を蒸留させ、トルエン/水の共沸により反応系を脱水した。60℃まで冷却後、2,2−ジメチロールブタン酸(DMBA)を9部、メチルエチルケトン50部を加えた。DMBAが溶解後、ヘキサメチレンジイソシアネートを8.5部、さらに反応触媒としてジブチルチンジラウレートを0.4部加え、80℃で4時間反応させてから、メチルエチルケトン130.2部、トルエン43.4部を投入して固形分濃度を30重量%に調整し、ポリウレタン樹脂a溶液を得た。ポリウレタン樹脂aの溶液を120℃で1時間乾燥することにより溶剤を除いたフィルムを用いて、前述した各測定評価項目に従い測定した。ポリウレタン樹脂の特性を表2に示した。
ポリウレタン樹脂aの重合例と同様にして、表2に示す原料を用いて、ポリウレタン樹脂b〜iを得た。特性値を表2に示した。各測定評価項目は前述の方法に従った。
撹拌機、冷却管、窒素導入管及び温度計を備えた4ツ口のセパラブルフラスコに、無水トリメリット酸105.67g(0.55mol)、セバシン酸80.09g(0.40mol)、両末端がカルボキシル基のアクリロニトリルブタジエンゴム(宇部興産(株)製CTBN1300×13)175g(0.05mol)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート252.75g(1.0mol)、ジメチルアセトアミド526gを仕込み、窒素気流下100℃まで昇温し、2時間反応させた。次いでジメチルアセトアミド117gを加えて、さらに150℃で5時間反応させた後、トルエン439gとジメチルアセトアミド146gを加えて希釈し、室温まで冷却することで、褐色であるが全く濁りがないポリアミドイミド樹脂溶液1を得た。このようにして得られたポリアミドイミド樹脂Iの組成、特性値を表3に示した。ポリアミドイミド樹脂Iの溶液は10mmHg以下の減圧状態で、120℃で10時間以上乾燥することにより溶剤を除いたフィルムを用いて、前述した各測定評価項目に従い測定した。
合成例1と同様にして、ポリアミドイミド樹脂の合成例II〜IVの作成を行った。このようにして得られたポリアミドイミド樹脂の組成、特性値を表3に示した。
熱可塑性樹脂(A)としてポリエステル樹脂A100部(固形分のみの質量、以下同様)、無機充填材(B)としてR972[日本アエロジル(株)製 疎水性煙霧状シリカ]20部、溶剤(C)としてメチルエチルケトン248部、トルエン112部を配合し固形分濃度25%である樹脂組成物(β)を調整した。次に、エポキシ樹脂(D)としてエポキシ樹脂ア[大日本インキ化学工業(株)製 HP7200−H(ジシクロペンタンジエン型エポキシ樹脂)、エポキシ価=3540当量/106g]11.9部、溶剤(C)としてメチルエチルケトン5.1部を配合し固形分濃度70%である樹脂組成物(γ)を調整した。得られた樹脂組成物(β)と樹脂組成物(γ)を配合することで目的とする接着剤用樹脂組成物を得た。エポキシ樹脂の配合量は、ポリエステル樹脂の酸価の総量の1.05倍のエポキシ基を含むように算出して決定した。接着評価試料を上述の方法で作製し、評価した結果を表4に示す。初期評価、経時評価ともに良好な結果を示している。
実施例1と同様に、表3に示される成分、配合量で樹脂組成物を作成し特性を評価した。また、全ての実施例において、樹脂組成物(β)は固形分濃度25%、樹脂組成物(γ)は固形分濃度70%で調製した。
熱可塑性樹脂(A)としてポリウレタン樹脂溶液aを333.3部、無機充填材(B)としてR972を20部、溶剤(C)としてメチルエチルケトン94.7部、トルエン32部を配合し固形分濃度25%である樹脂組成物(β)を調整した。次に、エポキシ樹脂(D)としてエポキシ樹脂アを19.3部、溶剤(C)としてメチルエチルケトン8.3部を配合し固形分濃度70%である樹脂組成物(γ)を調整した。得られた樹脂組成物(β)と樹脂組成物(γ)を配合することで目的とする接着剤用樹脂組成物を得た。エポキシ樹脂の配合量は、ポリエステル樹脂の酸価の総量の1.05倍のエポキシ基を含むように算出して決定した。接着評価試料を上述の方法で作製し、評価した結果を表4に示す。初期評価、経時評価ともに良好な結果を示している。
実施例3と同様に、表3に示される成分、配合量で接着剤用樹脂組成物を作成し特性を評価した。また、全ての実施例において、組成物(β)は固形分濃度25%、組成物(γ)は固形分濃度70%で調製した。
熱可塑性樹脂(A)としてポリアミドイミド樹脂溶液Iを333.3部、無機充填材(B)としてR972を20部、溶剤(C)としてジメチルアセトアミド98.5部、トルエン28.2部を配合し固形分濃度25%である樹脂組成物(β)を調整した。次に、エポキシ樹脂(D)としてエポキシ樹脂アを13.3部、溶剤(C)としてメチルエチルケトン5.7部を配合し固形分濃度70%である樹脂組成物(γ)を調整した。得られた樹脂組成物(β)と樹脂組成物(γ)を配合することで目的とする接着剤用樹脂組成物を得た。エポキシ樹脂の配合量は、ポリエステル樹脂の酸価の総量の1.05倍のエポキシ基を含むように算出して決定した。接着評価試料を上述の方法で作製し、評価した結果を表4に示す。初期評価、経時評価ともに良好な結果を示している。
実施例3と同様に、表3に示される成分、配合量で接着剤用樹脂組成物を作成し特性を評価した。また、全ての実施例において、組成物(β)は固形分濃度25%、組成物(γ)は固形分濃度70%で調製した。
アエロジル R8200:日本アエロジル(株)製 疎水性煙霧状シリカ
レオロシール DM−10:(株)トクヤマ製 疎水性煙霧状シリカ
レオロシール HM−20L:(株)トクヤマ製 疎水性煙霧状シリカ
SYLOPHOBIC 200:富士シリシア化学(株)製 疎水性シリカ
ハイジライト H−42M:昭和電工(株)製 水酸化アルミニウム
エポキシ樹脂イ:三菱瓦斯化学(株)製 TETRAD−X(N,N,N’,N’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン)、エポキシ価=10000当量/106g。
エポキシ樹脂ウ:東都化成社製 YDCN703(o−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂)、エポキシ価=4550当量/106g。
実施例3と同様に、但し、エポキシ樹脂の配合量を更に高くした接着剤組成物についての評価結果を表5に示す。初期評価、経時評価ともに良好な結果を示し、さらに剥離強度、耐加湿半田性に優れていることがわかる。また、高温高湿環境試験についての評価結果を表6に示す。エポキシ樹脂配合量を1.3〜4とした場合、さらに高温高湿環境試験後も剥離強度の低下が抑制されている点で優れることがわかる。
実施例1〜19と同様にして、表7、8に示される、成分、配合量で接着剤用樹脂組成物を作製し、特性を評価した。
Claims (10)
- 熱可塑性樹脂(A)、無機充填材(B)、溶剤(C)、エポキシ樹脂(D)を含有する接着剤用樹脂組成物であって、
該熱可塑性樹脂(A)の酸価(単位:当量/106g)が100以上1000以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)の数平均分子量が5.0×103以上1.0×105以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)が、ポリエステル系樹脂(但し、フェノール性水酸基を150当量/10 6 g以上有するポリエステル樹脂を除く)であり、
該エポキシ樹脂(D)がジシクロペンタジエン骨格を有するエポキシ樹脂であり、
該熱可塑性樹脂(A)と該無機充填材(B)を該接着剤用樹脂組成物における含有比率で合計25質量部含み、メチルエチルケトン52質量部とトルエン23質量部からなる混合溶剤(但し、該熱可塑性樹脂(A)が前記濃度で前記混合溶剤に25℃において溶解しない場合は、前記混合溶剤に変えてジメチルアセトアミド52質量部とトルエン23質量部からなる混合溶剤を用いる)を分散媒とする分散液(α)の揺変度(TI値)を測定したとき、液温25℃における揺変度(TI値)が3以上6以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)の酸価AV(β)(単位:当量/106g)と配合量AW(β)(単位:質量部)、エポキシ樹脂(D)のエポキシ価EV(γ)(単位:当量/106g)と配合量EW(γ)(単位:質量部)が以下に示す式(1)、
0.7≦{EV(γ)×EW(γ)}/{AV(β)×AW(β)}≦4.0 (1)
を満たす接着剤用樹脂組成物。 - 樹脂組成物(β)が熱可塑性樹脂(A)、無機充填材(B)、溶剤(C)を必須成分として含有し、
該熱可塑性樹脂(A)の酸価(単位:当量/106g)が100以上1000以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)の数平均分子量が5.0×103以上1.0×105以下であり、
該熱可塑性樹脂(A)が、ポリエステル系樹脂(但し、フェノール性水酸基を150当量/10 6 g以上有するポリエステル樹脂を除く)であり、
該熱可塑性樹脂(A)と該無機充填材(B)を該接着剤用樹脂組成物における含有比率で合計25質量部含み、メチルエチルケトン52質量部とトルエン23質量部からなる混合溶剤(但し、該熱可塑性樹脂(A)が前記濃度で前記混合溶剤に25℃において溶解しない場合は、前記混合溶剤に変えてジメチルアセトアミド52質量部とトルエン23質量部からなる混合溶剤を用いる)を分散媒とする分散液(α)の揺変度(TI値)を測定したとき、液温25℃における揺変度(TI値)が3以上6以下であり、
樹脂組成物(γ)がジシクロペンタジエン骨格を有するエポキシ樹脂(D)を必須成分として含有し、
該樹脂組成物(β)に含まれる該熱可塑性樹脂(A)の酸価AV(β)(単位:当量/106g)と配合量AW(β)(単位:質量部)、該樹脂組成物(γ)に含まれるエポキシ樹脂のエポキシ価EV(γ)(単位:当量/106g)と配合量EW(γ)(単位:質量部)が以下に示す式(1)、
0.7≦{EV(γ)×EW(γ)}/{AV(β)×AW(β)}≦4.0 (1)
を満たす配合比で樹脂組成物(β)と樹脂組成物(γ)を配合する、
複数剤混合型接着剤用樹脂組成物。 - 前記エポキシ樹脂(D)が、接着剤用樹脂組成物に含まれるエポキシ樹脂全体の60質量%以上99.9質量%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の接着剤用樹脂組成物。
- 前記無機充填材(B)の配合量が熱可塑性樹脂(A)100質量部に対し、10質量部以上50質量部以下であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物。
- 前記溶剤(C)の配合量が接着剤用樹脂組成物を100質量部としたとき、60質量部以上85質量部以下であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物。
- 窒素原子を含有するエポキシ樹脂を含むことを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物。
- 前記窒素原子を含有するエポキシ樹脂がグリシジルジアミン構造を有することを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物。
- 請求項1〜7いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物を含有する接着剤。
- 請求項1〜7いずれかに記載の接着剤用樹脂組成物に含有される前記熱可塑性樹脂(A)、前記無機充填材(B)、前記エポキシ樹脂(D)およびこれらに由来する反応生成物を含有する接着シート。
- 請求項8に記載の接着剤または請求項9に記載の接着剤シートを用いてなる接着層を含むプリント配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015084088A JP6032318B2 (ja) | 2008-12-26 | 2015-04-16 | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008332430 | 2008-12-26 | ||
JP2008332430 | 2008-12-26 | ||
JP2009155126 | 2009-06-30 | ||
JP2009155126 | 2009-06-30 | ||
JP2015084088A JP6032318B2 (ja) | 2008-12-26 | 2015-04-16 | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010507738A Division JP5803105B2 (ja) | 2008-12-26 | 2009-12-24 | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015187271A true JP2015187271A (ja) | 2015-10-29 |
JP6032318B2 JP6032318B2 (ja) | 2016-11-24 |
Family
ID=42287742
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010507738A Active JP5803105B2 (ja) | 2008-12-26 | 2009-12-24 | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 |
JP2015084088A Active JP6032318B2 (ja) | 2008-12-26 | 2015-04-16 | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010507738A Active JP5803105B2 (ja) | 2008-12-26 | 2009-12-24 | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP5803105B2 (ja) |
KR (1) | KR101605221B1 (ja) |
CN (1) | CN102264855B (ja) |
TW (1) | TWI458797B (ja) |
WO (1) | WO2010074135A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019052303A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-04-04 | ションイー テクノロジー カンパニー リミテッド | ハロゲンフリー樹脂組成物及びそれにより製造された接着フィルム、カバーフィルム、銅張板 |
JP2021066865A (ja) * | 2019-10-23 | 2021-04-30 | 三菱ケミカル株式会社 | 接着剤組成物及び接着剤 |
WO2023013595A1 (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | 東洋紡株式会社 | 接着剤組成物および接着剤組成物の製造方法 |
WO2023119595A1 (ja) * | 2021-12-23 | 2023-06-29 | 株式会社レゾナック | 樹脂材料の評価方法、樹脂材料、樹脂材料の製造方法、電子部品装置及び電子部品装置の製造方法 |
JP7334827B2 (ja) | 2020-02-21 | 2023-08-29 | 三菱ケミカル株式会社 | 接着剤組成物及び接着剤 |
WO2024038816A1 (ja) * | 2022-08-17 | 2024-02-22 | 東洋紡株式会社 | 接着剤組成物 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013042203A1 (ja) * | 2011-09-20 | 2013-03-28 | 日立化成株式会社 | 接着剤組成物、フィルム状接着剤、接着シート、回路接続体及び回路部材の接続方法 |
CN103890053B (zh) * | 2012-07-20 | 2015-06-10 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 含有活性颗粒的树脂组合物的制造方法 |
EP2906654B1 (en) | 2012-10-09 | 2020-04-08 | Avery Dennison Corporation | Adhesives and related methods |
JP2014181268A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Unitika Ltd | 接着剤組成物及び積層体 |
CN106103628B (zh) * | 2014-05-28 | 2019-03-29 | 东洋纺株式会社 | 使用聚酰胺酰亚胺树脂的粘合剂组合物 |
EP3156469B1 (en) * | 2014-06-11 | 2020-10-28 | Toyobo Co., Ltd. | Polyolefin-based adhesive composition |
EP3253837A1 (en) | 2015-02-05 | 2017-12-13 | Avery Dennison Corporation | Label assemblies for adverse environments |
TWI748014B (zh) * | 2016-12-06 | 2021-12-01 | 日商東洋紡股份有限公司 | 含羧酸基之高分子化合物及含有此高分子化合物的黏接劑組成物 |
US10526511B2 (en) | 2016-12-22 | 2020-01-07 | Avery Dennison Corporation | Convertible pressure sensitive adhesives comprising urethane (meth)acrylate oligomers |
CN108264882A (zh) * | 2017-01-03 | 2018-07-10 | 台虹科技股份有限公司 | 黏着组成物及软性积层结构 |
CN110268030B (zh) * | 2017-03-28 | 2021-12-28 | 东洋纺株式会社 | 含有羧酸基的聚酯系粘合剂组合物 |
JP6592640B1 (ja) * | 2018-06-21 | 2019-10-16 | 東洋紡株式会社 | アクリロニトリルブタジエンゴム共重合ポリアミドイミド樹脂を含む接着剤組成物 |
JP6701506B1 (ja) * | 2018-11-27 | 2020-05-27 | 日清紡ホールディングス株式会社 | 音響整合層用樹脂組成物 |
JP7329949B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-08-21 | 東洋紡株式会社 | 組成物、積層体及び被覆金属製品 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06240214A (ja) * | 1993-02-19 | 1994-08-30 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 難燃性接着剤塗布銅箔及びそれを用いた銅張積層板 |
JPH10178037A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-06-30 | Toray Ind Inc | 半導体装置用接着剤組成物およびそれを用いた半導体装置用接着剤シート |
JP2002302663A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-10-18 | Toyobo Co Ltd | 接着剤用ポリエステル及びそれを用いた接着剤組成物 |
EP1273630A1 (en) * | 2001-07-06 | 2003-01-08 | Toray Industries, Inc. | Resin composition, adhesive film for semiconductor device, and laminated film with metallic foil and semiconductor device using the same |
JP2003113320A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-04-18 | Toray Ind Inc | 樹脂組成物、半導体装置用接着剤付きフィルム、金属箔付き積層フィルム及びそれを用いた半導体装置 |
JP2003277711A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Mitsui Chemicals Inc | 接着剤組成物 |
JP2005191069A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 半導体用接着フィルムおよび半導体装置 |
JP2006083263A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Toyobo Co Ltd | 熱可塑性接着剤組成物およびそれを用いた積層体 |
JP2006137793A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Toyobo Co Ltd | 接着剤およびそれを用いた回路基板 |
JP2007039668A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-02-15 | Hitachi Chem Co Ltd | 接着剤樹脂組成物、この接着剤樹脂組成物を用いた多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法 |
JP2007070481A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Toyobo Co Ltd | 接着剤組成物およびこれを用いてなるフレキシブルプリント配線基板 |
JP2007204715A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Toyobo Co Ltd | 接着剤組成物及びそれを用いたフレキシブル銅張積層板 |
JP2008074928A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 半導体用接着フィルム及びこれを用いた半導体装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100512605C (zh) * | 2003-07-10 | 2009-07-08 | 太阳油墨制造株式会社 | 热固化性树脂组合物、热固化性粘接薄膜及印刷电路基板 |
-
2009
- 2009-12-24 CN CN200980153646.0A patent/CN102264855B/zh active Active
- 2009-12-24 KR KR1020117017445A patent/KR101605221B1/ko active IP Right Grant
- 2009-12-24 JP JP2010507738A patent/JP5803105B2/ja active Active
- 2009-12-24 WO PCT/JP2009/071415 patent/WO2010074135A1/ja active Application Filing
- 2009-12-25 TW TW098144893A patent/TWI458797B/zh active
-
2015
- 2015-04-16 JP JP2015084088A patent/JP6032318B2/ja active Active
Patent Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06240214A (ja) * | 1993-02-19 | 1994-08-30 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 難燃性接着剤塗布銅箔及びそれを用いた銅張積層板 |
JPH10178037A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-06-30 | Toray Ind Inc | 半導体装置用接着剤組成物およびそれを用いた半導体装置用接着剤シート |
JP2002302663A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-10-18 | Toyobo Co Ltd | 接着剤用ポリエステル及びそれを用いた接着剤組成物 |
EP1273630A1 (en) * | 2001-07-06 | 2003-01-08 | Toray Industries, Inc. | Resin composition, adhesive film for semiconductor device, and laminated film with metallic foil and semiconductor device using the same |
US20030035948A1 (en) * | 2001-07-06 | 2003-02-20 | Koichi Fujimaru | Resin composition, adhesive film for semiconductor device, and laminated film with metallic foil and semiconductor device using the same |
CN1405261A (zh) * | 2001-07-06 | 2003-03-26 | 东丽株式会社 | 树脂组合物、带有半导体装置用粘合剂的膜、带有金属箔的层积膜以及使用了它的半导体装置 |
JP2003113320A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-04-18 | Toray Ind Inc | 樹脂組成物、半導体装置用接着剤付きフィルム、金属箔付き積層フィルム及びそれを用いた半導体装置 |
JP2003277711A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Mitsui Chemicals Inc | 接着剤組成物 |
JP2005191069A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 半導体用接着フィルムおよび半導体装置 |
JP2006083263A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Toyobo Co Ltd | 熱可塑性接着剤組成物およびそれを用いた積層体 |
JP2006137793A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Toyobo Co Ltd | 接着剤およびそれを用いた回路基板 |
JP2007039668A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-02-15 | Hitachi Chem Co Ltd | 接着剤樹脂組成物、この接着剤樹脂組成物を用いた多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法 |
JP2007070481A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Toyobo Co Ltd | 接着剤組成物およびこれを用いてなるフレキシブルプリント配線基板 |
JP2007204715A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Toyobo Co Ltd | 接着剤組成物及びそれを用いたフレキシブル銅張積層板 |
JP2008074928A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 半導体用接着フィルム及びこれを用いた半導体装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019052303A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-04-04 | ションイー テクノロジー カンパニー リミテッド | ハロゲンフリー樹脂組成物及びそれにより製造された接着フィルム、カバーフィルム、銅張板 |
JP2021066865A (ja) * | 2019-10-23 | 2021-04-30 | 三菱ケミカル株式会社 | 接着剤組成物及び接着剤 |
JP7211403B2 (ja) | 2019-10-23 | 2023-01-24 | 三菱ケミカル株式会社 | 接着剤組成物及び接着剤 |
JP7334827B2 (ja) | 2020-02-21 | 2023-08-29 | 三菱ケミカル株式会社 | 接着剤組成物及び接着剤 |
WO2023013595A1 (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | 東洋紡株式会社 | 接着剤組成物および接着剤組成物の製造方法 |
WO2023119595A1 (ja) * | 2021-12-23 | 2023-06-29 | 株式会社レゾナック | 樹脂材料の評価方法、樹脂材料、樹脂材料の製造方法、電子部品装置及び電子部品装置の製造方法 |
WO2024038816A1 (ja) * | 2022-08-17 | 2024-02-22 | 東洋紡株式会社 | 接着剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6032318B2 (ja) | 2016-11-24 |
CN102264855B (zh) | 2014-03-12 |
JP5803105B2 (ja) | 2015-11-04 |
JPWO2010074135A1 (ja) | 2012-06-21 |
TW201033314A (en) | 2010-09-16 |
CN102264855A (zh) | 2011-11-30 |
KR101605221B1 (ko) | 2016-03-21 |
TWI458797B (zh) | 2014-11-01 |
WO2010074135A1 (ja) | 2010-07-01 |
KR20110099763A (ko) | 2011-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6032318B2 (ja) | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 | |
JP5304152B2 (ja) | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 | |
JP5688077B2 (ja) | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着性シートおよびこれを接着剤層として含むプリント配線板 | |
JP7156267B2 (ja) | カルボン酸基含有ポリエステル系接着剤組成物 | |
JP4978753B2 (ja) | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着性シートおよびこれを接着剤層として含むプリント配線板 | |
JP5743042B1 (ja) | ポリウレタン樹脂組成物およびこれを用いた接着剤組成物、積層体、プリント配線板 | |
JP5126239B2 (ja) | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シートおよびこれを用いて接着したプリント配線板用積層体 | |
JP6380710B1 (ja) | カルボン酸基含有高分子化合物およびそれを含有する接着剤組成物 | |
WO2021106960A1 (ja) | 樹脂組成物、樹脂組成物層付き積層体、積層体、フレキシブル銅張積層板、フレキシブルフラットケーブル、及び、電磁波シールドフィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160223 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161010 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6032318 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |