JP2015180906A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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菊島祐樹
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Abstract

【課題】 記録媒体の分離性に優れ、画像品質に影響を及ぼさない簡易な構成の定着装置を提供する。【解決手段】 回動可能な定着部材と、定着部材に張架される定着ベルトと、定着ベルトを張架する張架部材と、定着ベルトを介して定着部材を押圧してニップ部を形成する加圧部材と、を有し、記録媒体に担持されたトナー像を定着する定着装置において、ニップ部の記録媒体搬送方向の下流側で、定着ベルトの内側に、定着ベルトを張架する分離部材を有し、加圧部材は、両端の外径が中央の外径より大きい凹形状に形成され、分離部材は、加圧部材の凹形状と対向する面が凸形状に形成され、分離部材は、加圧部材と離間して設置する。【選択図】図5

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置において、用紙(記録媒体)に転写されたトナー像を定着させる装置として、ハロゲンヒータ等を内蔵した定着ローラと定着ローラを加圧する加圧ローラとで形成されたニップ部によって、未定着トナー像を有した用紙を挟持搬送しながら加熱・加圧する熱ローラ定着方式が知られ、広く採用されている。
また、図15に示すように、ハロゲンヒータ529を内蔵した加熱ローラ531と定着ローラ528とで無端状の定着ベルト526を張架し、定着ベルト526を介して定着ローラ528を加圧する加圧ローラ527と定着ベルト526とによって形成されたニップ部によって、未定着トナー像511を有した用紙508を挟持搬送しながら、加熱・加圧するベルト定着方式の定着装置が知られている。
このような定着ベルト方式の定着装置は、定着ベルト526の熱容量が小さいのでウォーミングアップタイムを短縮でき、省エネになるという利点を有している。
以上の熱ローラ定着方式や定着ベルト方式の定着装置は、用紙に融着したトナー画像が定着ローラ/定着ベルトに接触する。そのため、定着ローラ/定着ベルトは、離型性に優れたフッ素系樹脂が表面にコーティングがされ、用紙分離には分離爪550が用いられる。
一般的に、モノクロ画像形成装置の場合、定着ローラ/定着ベルトは、その表面をテフロン(登録商標)でコーティングしたものであり、分離爪が接触しても傷に成り難く、寿命も長い。
一方、カラー画像形成装置の場合には、色の発色性を良くするため、定着ローラ/定着ベルトの表層をシリコーンゴムにフッ素コートしたもの(一般的には数十ミクロン程度のPFAチューブを使用する)又はシリコーンゴムの表面にオイルを塗布したものを使用している。
そのため、カラー画像形成装置の定着ローラ/定着ベルトは、表層が軟らかく、分離爪によって爪跡(爪傷)が付き易い。また、表層に傷がつくと定着画像にスジ状の傷が生じてしまう。
また、分離爪にフッ素樹脂のテープが貼付けられていることを特徴とした定着装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この定着装置は、一枚の分離爪にテープを貼って、画像品質の向上を図っている。
しかしながら、特許文献2に記載の定着装置は、分離爪の先端にこのテープを貼付ける作業が発生し、その作業には熟練を要する。そのため、作業者によっては、このテープを所望の位置に貼付けることができない。その結果、テープが所望の位置に貼付けられていない分離爪によって、定着ローラ/定着ベルトの表層に傷がつき、画像障害を招く虞がある。
このような傷を防ぐため、近年のカラー画像形成装置では、分離爪のような接触手段をほとんど用いず、大半は非接触分離を行っている。
しかしながら、非接触分離では、トナーと定着ローラとの粘着力が高い場合、定着後の用紙がローラに巻きつき易い。そして、巻きつきジャムが容易に発生するようになる。特にカラー画像形成では、何層ものトナー層が積層されており、粘着力が高まるため、巻きつきジャムが発生し易い。
そこで、現在では、カラー画像形成装置における用紙分離として主に次の方式が用いられている。
第1の方式は、定着ローラ/定着ベルトとの間に微小なギャップ(約0.2mm〜1.0mm)を設け、定着ローラ/定着ベルトの長手方向に延在する分離板を用いる非接触分離板方式である。
第2の方式は、定着ローラ/定着ベルトとの間に微小なギャップ(約0.2mm〜1.0mm)を設け、所定間隔で配された分離爪を用いる非接触分離爪方式である。
第3の方式は、用紙の腰の強さと加圧ローラ/定着ベルトの湾曲部弾性とで自然に剥離させるようにしたセルフストリッピング方式である。
しかしながら、何れの方式でも、定着ローラ/ベルトと定着ニップ出口部にある用紙案内板との隙間が開いている。そのため、薄紙や先端余白が少ない用紙を通紙するとき、又は写真等のベタ画像を通紙するときは、用紙が定着ローラ/定着ベルトに密着したまま隙間を通過し、用紙巻きつきジャムが発生したり、分離板や分離爪に突き当たってジャムが発生したりする虞がある。
そこで、非接触の分離手段として、定着ベルトの内側にパッドを設け、セルフストリッピング方式をより強化した分離パッド方式が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の定着装置は、図16に示されるように、定着ローラ628と加圧ローラ627とのニップ部の下流側近傍にて、定着ベルト626の外表面を加圧ローラ627に押圧するように配置された分離パッド632を設け、分離が困難な場合(坪量の小さい用紙)でも、分離を行える。
しかしながら、特許文献2に記載の定着装置は、用紙のしわ対策として、加圧ローラ627の外形状を凹形状としている。即ち、加圧ローラ627の外形形状をローラ中央部の径よりローラ端部の径の方が大きくなるような凹形状としている。そのため、加圧ローラ627の端部における分離パッド632とニップ出口の距離Y1(図17参照)は、加圧ローラ627の中央部における分離パッド632とニップ出口の距離Y2(図18参照)より小さくなる。その結果、加圧ローラ627の曲率の効果が減り、分離機能が低下する問題がある。
本発明は、上述の問題点を鑑みたものであり、記録媒体の分離性に優れた、簡易な構成の定着装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の定着装置は、
回動可能な定着部材と、
前記定着部材に張架される定着ベルトと、
前記定着ベルトを張架する張架部材と、
前記定着ベルトを介して前記定着部材を押圧してニップ部を形成する加圧部材と、を有し、記録媒体に担持されたトナー像を定着する定着装置において、
前記ニップ部の記録媒体搬送方向の下流側で、前記定着ベルトの内側に、該定着ベルトを張架する分離部材を有し、
前記加圧部材は、両端の外径が中央の外径より大きい凹形状に形成され、
前記分離部材は、前記加圧部材の凹形状と対向する面が凸形状に形成され、
前記分離部材は、前記加圧部材と離間して設置されていることを特徴としている。
本発明によると、記録媒体の分離性に優れた、簡易な構成の定着装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を概略的に示す構成図である。 図1に示した画像形成装置に備わる定着装置の構成を概略的に示す構成図である。 図1に示した画像形成装置の加圧ローラを説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の分離パッドを説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の加圧ローラと分離パッドの関係を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の分離パッドと分離装置を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の分離装置を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の分離板を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の分離装置を説明する説明図である。 本発明の第二実施形態に係る画像形成装置の分離パッドを説明する説明図である。 図10に示した画像形成装置の分離パッドを説明する説明図である。 図10に示した画像形成装置の分離パッドを説明する説明図である。 図10に示した画像形成装置の分離パッドを説明する説明図である。 図10に示した画像形成装置の分離パッドを説明する説明図である。 従来の定着装置を示す構成図である。 従来の定着装置を示す構成図である。 従来の定着装置を説明する説明図である。 従来の定着装置を説明する説明図である。
次に、本発明を適用した画像形成装置の一実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態を説明するための各図面において、同一の機能若しくは形状を有する部材又は構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、タンデム型間接(中間)転写方式の複写機である。装置本体には、中央に、無端ベルト状の中間転写ベルト10が設けられている。中間転写ベルト10は、支持ローラ13,14,15,16に掛け回して、図中時計回りに回転搬送可能とする。
この図示例では、支持ローラ15の左側に、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17を設けている。クリーニング部材にはウレタンなどのブレード状のものを用い、中間転写体回転方向に対しカウンター方向に当接している。ブレードにより回収されたトナーは、クリーニング装置内の搬送部材(図示せず)により装置奥側へ搬送され、重力などにより下方へ落下させることでトナー回収用ボトル(図示せず)へと収容される。トナー回収用ボトルには、回収トナー量を検知する手段が設けられており、満杯時には装置を停止させるなどでトナーが溢れる事態を防止している。
また、中間転写ベルト10のベルト上辺上方には、その搬送方向に沿って、例えば、ブラック・マゼンタ・シアン・イエローの4つの画像形成手段が横に並べて配置されており、タンデム画像形成装置を構成している。タンデム画像形成装置の上方には、露光装置21が設けられている。
一方、中間転写ベルト10のベルトループ下中央に配された支持ローラ16の対向側には、2次転写ローラ23が備えられている。2次転写ローラ23を備える2次転写装置の用紙(記録媒体)搬送下流側には、転写用紙上の転写画像を定着する定着装置25が設けられている。定着装置25は、定着ベルト26に加圧部材としての加圧ローラ27を押し当てて構成されている。
スタートスイッチ(不図示)を押すと、駆動モータ(不図示)で支持ローラ14,15,16の1つを回転駆動して、支持ローラ13を含む他の支持ローラが従動回転し、中間転写ベルト10を回転搬送する。同時に個々の画像形成手段において、その感光体40を回転し、各感光体40上にそれぞれ、ブラック・マゼンタ・シアン・イエローの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト10のベルト移動に伴って、それら単色画像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
他方、スタートスイッチを押すことにより、給紙装置の給紙ローラ42の1つを選択回転し、ペーパーバンクに多段に備えられた給紙カセット44の1つから転写用紙を繰り出す。そして、分離ローラ45で一枚ずつ分離して給紙路に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体内の給紙路に導き、レジストローラ(位置合わせローラ)48に突き当てて止める。そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ48を回転し、中間転写ベルト10と2次転写ローラ23との間に用紙を送り込み、2次転写ローラ23で転写して用紙上にカラー画像を記録する。
画像転写後の用紙は、2次転写装置のベルト24で搬送して定着装置25へと送り込み、そこで熱と圧力とを加えて転写画像を定着した後、排出ローラ49で排出し、排紙トレイ上にスタックする。一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後にベルト上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置による再度の画像形成に備えられる。
次に、定着装置について説明する。
本実施形態に係る定着装置は、図2に示すように、ベルト定着方式の定着装置である。この定着装置25においては、定着ベルト26は、駆動ローラである定着部材としての定着ローラ28と張架部材として加熱ローラ31に支持・張架されている。定着ベルト26は、定着ローラ28が図示しない駆動機構で回転駆動されることにより回転走行する。
加圧ローラ27は、定着ベルト26を介して定着ローラ28と対向して設けられており、図示しない加圧機構によって、定着ベルト26を介して定着ローラ28に加圧されるようになっている。そして、加圧ローラ27と定着ベルト26によりニップ部Nが形成される。
加熱ローラ31の内部には熱源としての定着ヒータ29が設けられ、この定着ヒータ29により加熱ローラ31が加熱されて、定着ベルト26が加熱ローラ31により加熱される。また、定着ベルト26の内側に設けられたテンションローラ30により、定着ベルト26の加熱ローラ31への接触面積を大きくすることができ、より多くの熱を加熱ローラ31から定着ベルト26へと伝えることができる。定着ベルト26が回転走行するとき、加圧ローラ27も定着ベルト26に連れ回りする。なお、加圧ローラ27に駆動を掛けてもよい。
分離部材としての分離パッド32は、用紙分離補助部材として、定着ベルト26と加圧ローラ27のニップ部Nの下流側で、定着ベルト26の内側に設けられている。
定着ベルト26の表面温度は、図示しない温度検知素子により検知され、図示しない温度制御部が、その温度検知素子の出力値に基づいて、定着ベルト26の表面温度が所定の設定温度になるように定着ヒータ29を制御する。
未定着トナー像を担持した用紙8は、定着装置25に搬入されて定着ベルト26と加圧ローラ27とのニップ部Nを通過する。その際、所定の温度に制御されているニップ部Nでトナー像が溶融定着される。
分離手段としての分離装置50は、用紙搬送方向でニップ部Nの下流側に設けられている。そして、トナー像が溶融定着され、定着ベルト26に密着した用紙8は、分離装置50によって定着ベルト26から分離され、装置本体外に送出される。
なお、ニップ部Nの用紙搬送方向で上流側には、用紙8のための入口ガイド4が設けられ、ニップ部Nの用紙搬送方向で下流側には、用紙8のための出口ガイド5,6が設けられている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の特徴的な構成である分離パッド32と加圧ローラ27について詳細に説明する。
加圧ローラ27の外径形状は、図3に示すように、ローラ軸方向でローラ両端の外径に対してローラ中央の外径が小さい凹形状、即ち鼓形状となっている。
分離パッド32は、例えば、SUS等の金属や樹脂等の剛体で形成され、断面で見て一部に略円弧形状を有するブロック部材である。また、分離パッド32の形状は、図4(a)に示すように、分離パッド32の短手方向の一端が凸形状である凸部32aを有している。具体的には、凸部32aは、分離パッド32の長手方向の両端部における分離パッド32の短手方向の長さAより、分離パッド32の長手方向の中央部における分離パッド32の短手方向の長さBの方が、長くなっている。また、分離パッド32の形状は、図4(b)に示すように、分離パッド32の長手方向の全域に亘って、分離パッド32の厚み方向の最大厚みXを有する平面部32bを有している。
そして、分離パッド32は、図3に示すように、ニップ部の下流側近傍で、定着ベルト26の内側に設置され、定着ベルト26を張架している。また、分離パッド32は、図5に示すように、定着ベルト(図示せず)を介して加圧ローラ27と一定の距離を隔てて設置される。具体的には、分離パッド32の長手方向の両端部における分離パッド32と加圧ローラ27との距離Y2は、分離パッド32の長手方向の中央部における分離パッド32と加圧ローラ27との距離Y1と、同一である。
なお、分離パッド32と加圧ローラ27との距離は、本実施形態のように、分離パッド32の全域に亘って同一である態様に限定されず、加圧ローラ27の曲率の効果を維持できる範囲であれば、Y1>Y2であっても、Y1<Y2であっても良い。
また、分離パッド32と定着ベルト26の内周面との間に、摺動シート(図示せず)を設けても良い。摺動シートを設けることで、定着ベルト26の傷つきを防止できる。
次に、分離装置50と分離パッド32について説明する。
分離装置50は、図6に示すように、用紙搬送方向でニップ部Nの下流側に、分離装置50を構成する分離板51の先端が、分離パッド32の最大厚みXを有する平面部32bに向けられるように設置される。そのため、分離板51と定着ベルト26を介した分離パッド32とのギャップ距離の管理(調整)を容易にする。
分離装置50は、図7に示すように、分離部材としての分離板51と、分離板51を保持するステー53と、分離板51と定着ベルト26を介した分離パッド32とのギャップ距離(ギャップ)を調整するギャップ調整機構(図示せず)と、当接部材としての突き当て板58等を有する。そして、分離装置50は、分離装置に備わったピン56が定着装置25の図示しない穴に嵌め込まれ、定着装置25に固定される。
突き当て板58は、ステー53の長手方向で両側端部の最大画像領域外、即ち通紙領域外となる位置に備わる。そして、突き当て板58の先端が定着ベルト26に接触して、摺動することで、分離板51と定着ベルト26との相対位置が決まるようになっている。突き当て板58を有する構成とすることで、分離板51の先端と定着ベルト26とを非接触な状態に保てる。なお、突き当て板58は、本実施形態のように定着ベルト26に当接する態様に限定されず、加圧ローラ27に当接しても良い。
分離板51は、図8に示すように、一枚板で構成され、定着ベルト26の回転軸方向において、最大画像領域以上の長さを有する。また、この分離板51は、通紙方向(記録媒体進行方向)でその下流に、U字状に形成された凹部としてのエンボス52を複数(本実施形態では7つ)有する。なお、エンボス52の形状はU字状に限定されない。また、エンボス52の個数は、本実施形態のように7つに限定されないことは言うまでもない。また、エンボス52は、後述するばね55とねじ54がその機能を発揮できるような大きさの座面(図示せず)を有している。
ギャップ調整機構60は、図9に示すように、分離板51をステー53に固定するためのねじ機構としてのねじ54、ステー53とねじ54の間に付勢力を持って介入された付勢部材としてのばね55等を有し、各エンボス52に備わっている。スライド用のピン57によってステー53に取り付けられた分離板51は、ギャップ調整機構60によって、図9中上下方向に移動可能だが、用紙搬送方向(通紙方向)には動かないように構成されている。そして、ねじ54をねじ軸時計回りに廻すと、ねじ54が締め込まれ、分離板51の先端と定着ベルト26とのギャップ距離を調整できるようになっている。なお、ギャップ調整機構60の移動方向は、本実施形態に限定されないことは言うまでもない。
このギャップ調整機構60を定着ローラ28の軸方向に複数有することで、定着ベルト26と分離板51とのギャップ距離を微調整できる。そのため、薄紙に対しても分離性を確保できる。
また、分離板51の先端部は0.2±0.1mmと薄くしてある。そのため、この分離板51の先端部をニップ部Nの用紙搬送方向で下流端に近づけることができる。そのため、ニップ部Nの出口から送出された用紙8を定着ベルト26からより早く引き剥がすことができる。その結果、画像に余分な熱量を与えることを防止できる。
なお、分離板51の先端には、テープ部材としてのフッ素樹脂、例えばテフロン(登録商標)のテープ(図示せず)を貼付けても良い。この場合、分離装置50の先端部の厚み(テープを含む厚み)は、0.5mm以下とする。分離板51の先端部は、このように離型性のあるテープで巻かれても、ニップ部Nの出口に更に近づけることができる。そのため、用紙8の離型性の向上を図ると共に、ニップ部Nの出口から出てきた用紙8を定着ベルト26からより早く引き剥がすことができる。その結果、画像に余分な熱量を与えることを防止できる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の作用について説明する。
本実施形態に係る定着装置25の分離パッド32の凸部32aが、凹形状に形成された加圧ローラ27と離間して設置されていることで、加圧ローラ27の軸方向の位置によらず、ニップ出口での用紙分離性能の向上を図れる。また、用紙巻きつきジャムの発生を回避できる。
また、分離板51の先端が対向する分離パッド32の面が、平面部32bを有することで、分離板51の先端と定着ベルト26とのギャップ距離を一定に保てる。その結果、分離板51による定着ベルト26や定着ローラ28の傷つきを防止できる。
また、ギャップ調整機構を複数有することで、分離板51と定着ベルト26とのギャップ距離を微調整できる。そのため、加圧ローラ27の軸方向に対して、分離板51と定着ベルト26とのギャップ距離を均一にしても、分離板51を撓ませた形状でなく平面形状になる。その結果、用紙が分離板51に当たった際に、均一に力が加わり、局所的な画像障害の発生を抑制できる。
続いて、本発明を適用した画像形成装置の第二実施形態を、図10〜図14に従って説明する。なお、上述した実施形態と同等の構成については、対応する符号を付して詳細な説明を省略する。本実施形態の画像形成装置は、上述の実施形態の画像形成装置と比較して、分離部材としての分離パッドの構成が異なる。
本実施形態の分離パッド132は、例えば、鋼板から構成され、図10に示すように、分離パッド132の長手方向に延在した延在部132aと、その両端に定着ベルト26の寄り止めを避けるように設けられた段曲げ形状132bと、を有する。
延在部132aは、図11に示すように、その長手方向に異なる向きを有した三辺から構成される。そして、分離装置50を構成する分離板51の先端が、延在部132aの三辺のうちの何れか一辺(平面部)に向けられるように設置される。なお、延在部132aは、三辺から構成される態様に限定されず、四辺以上から構成されても良い。
段曲げ形状132bは、延在部132aの三辺に接続された隅形状132cを形成することで、剛性を高めるようになっている。
延在部132aの先端部132dは、図12に示すように、先端に向かうにつれて、徐々に板厚が薄くなるように形成される。また、先端部132dのエッジには、半径1〜3mmの円弧状のRが設けられる。また、先端部132dは、上述した実施形態(図4,図5及びその説明)と同様に、長手方向で見て凸形状となる凸部を有し、定着ベルト26を介して凹形状の加圧ローラ27と一定の距離を隔てて設置されるようになっている。このように、対向する加圧ローラが凹型状(鼓型状;逆クラウン形状)の場合、本第2実施形態の分離パッド132の先端部132dを、上述の実施形態のような先端部形状とすることが好ましい。なお、円弧状のRは、半径1〜3mmの態様に限定されない。
分離パッド132は、冷間圧延鋼板をプレス加工することで成型される。また、分離パッド132の表面は、錆防止のためにメッキ処理が施されても良い。なお、分離パッド132は、冷間圧延鋼板を使用する態様に限定されず、ステンレス板を使用しても良い。ステンレス板を使用した場合、メッキ処理を施さなくても良い。また、分離パッドの製造方法は、プレス加工に限定されない。
分離パッド132は、定着ベルト26の内面との摺動性を良くするために、摺動シート133を備えても良い。具体的には、摺動シート133は、図13,図14に示すように、延在部132aの定着ベルト26との摺動面を、延在部132aの長手方向の全域に亘って覆う。また、摺動シート133は、摺動面とは反対側(裏側)の面を、一部で二枚重ねに構成されるように巻かれる。そして、二枚重ねに構成された部分の摺動シート133は、固定板金134によって押さえられ、ネジ135で固定される。なお、摺動シートを備える代わりに、分離パッド132の表面にフッ素系のコーティングを施しても同様の効果を発揮できる。
なお、上述の実施形態で紹介した各構成の材質、寸法はあくまで一例であり、本発明の作用を発揮し得る範囲内で様々な材質や寸法を選択可能であることは言うまでもない。
8 用紙(記録媒体の一例)
26 定着ベルト
27 加圧ローラ(加圧部材の一例)
28 定着ローラ(定着部材の一例)
31 加熱ローラ(張架部材の一例)
32 分離パッド(分離部材の一例)
50 分離装置(分離手段の一例)
58 突き当て板(当接部材の一例)
60 ギャップ調整機構
N ニップ部
特開2006−30869号公報 特許第4093711号公報 特許第4655822号公報

Claims (6)

  1. 回動可能な定着部材と、
    前記定着部材に張架される定着ベルトと、
    前記定着ベルトを張架する張架部材と、
    前記定着ベルトを介して前記定着部材を押圧してニップ部を形成する加圧部材と、を有し、記録媒体に担持されたトナー像を定着する定着装置において、
    前記ニップ部の記録媒体搬送方向の下流側で、前記定着ベルトの内側に、該定着ベルトを張架する分離部材を有し、
    前記加圧部材は、両端の外径が中央の外径より大きい凹形状に形成され、
    前記分離部材は、前記加圧部材の凹形状と対向する面が凸形状に形成され、
    前記分離部材は、前記加圧部材と離間して設置されていることを特徴とする、定着装置。
  2. 前記分離部材の凸形状は、前記加圧部材の凹形状と対応することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 先端が前記定着ベルトと非接触の状態で、前記分離部材と対向している分離手段を有し、
    前記分離部材は、前記分離手段の先端が対向する面が平面であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記分離手段は、前記定着部材の回転軸方向両端領域であって、最大画像領域外に対応する位置に、前記定着部材に当接する当接部材を有することを特徴とする、請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記分離手段は、該分離手段の先端と前記定着ベルトとのギャップ距離を調整するギャップ調整機構を、前記定着ベルトの長手方向に少なくとも1つ有することを特徴とする、請求項3又は4に記載の定着装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の定着装置を備えることを特徴とする、画像形成装置。
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