JP2015170208A - 制御装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】制御対象を2つの駆動手段により駆動し共振相殺を行うこと。
【解決手段】制御装置は、制御対象を駆動する駆動側に設けられ、制御対象をトルク伝達手段を介して駆動する第1駆動手段と、制御対象側に設けられ、制御対象を駆動する第2駆動手段と、第1及び第2駆動手段を駆動するためのトルク指令値を生成する指令生成手段と、指令生成手段により生成されたトルク指令値に対して、駆動側及び制御対象側の慣性係数、粘性係数及びトルク伝達手段の減速比を含む第1ゲインを乗算し、トルク指令値に対して、駆動側及び制御対象側の慣性係数、粘性係数、及びトルク伝達手段の減速比を含む第2ゲインを乗算し、第1及び第2駆動手段に対するトルク指令値の比率を調整することで共振を相殺する共振相殺手段と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、制御対象を2つの駆動手段により駆動制御する制御装置、制御方法及び制御プログラムに関するものである。
近年、少子高齢化が深刻化しており、人に変わり得る労働力としてのロボットの利用に注目が集まっている。ところで、例えば、ヒューマノイドロボットなどの変速機構は低剛性であるために共振が低周波数に現れる。このため、制御帯域が上げられず、それ以上の運動性能の向上が困難となっている。したがって、そのようなロボットなどに共振抑制制御を導入することが重要となっている。
これに対し、駆動手段側及び制御対象側の情報を夫々検出する複数の検出手段を備え、各検出手段により検出された情報に基づいて駆動手段を駆動して共振を相殺する自己共振相殺制御を行う制御装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
青木元伸、藤本博志、堀洋一、高橋太郎著、n慣性系の自己共振相殺制御と自己共振相殺外乱オブザーバを用いたヒューマノイドロボットのロバスト共振抑制制御
しかしながら、上記制御装置は、制御対象を1つの駆動手段により駆動し共振相殺を行うものであり、制御対象を2つの駆動手段により駆動し共振相殺を行うものではない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、制御対象を2つの駆動手段により駆動し共振相殺を行うことができる制御装置、制御方法及び制御プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、制御対象を駆動する駆動側に設けられ、該制御対象をトルク伝達手段を介して駆動する第1駆動手段と、前記制御対象側に設けられ、該制御対象を駆動する第2駆動手段と、前記第1及び第2駆動手段を駆動するためのトルク指令値を生成する指令生成手段と、前記指令生成手段により生成されたトルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第1ゲインを乗算し、前記トルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数、及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第2ゲインを乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺する共振相殺手段と、を備える、ことを特徴とする制御装置である。
この一態様において、前記共振相殺手段は、前記指令生成手段により生成された前記トルク指令値に対して第1ゲイン(α+β/s)、および、第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺してもよい。
この一態様において、前記共振相殺手段は、前記トルク指令生成手段により生成されたトルク指令値から高周波成分を抽出する第1フィルタと、前記トルク指令生成手段により生成されたトルク指令値から低周波成分を抽出する第2フィルタと、を有しており、前記第1フィルタにより抽出された高周波のトルク指令値に対して、第1及び第2ゲインを夫々乗算し、該トルク指令値を調整することで共振を相殺して、前記第1及び第2駆動手段を制御し、前記第2フィルタにより抽出された低周波のトルク指令値に基づいて、前記第1駆動手段を制御してもよい。
この一態様において、前記共振相殺手段は、前記トルク指令生成手段により生成されたトルク指令値から高周波成分を抽出する第1フィルタと、前記トルク指令生成手段により生成されたトルク指令値から低周波成分を抽出する第2フィルタと、を有しており、前記第1フィルタにより抽出された高周波のトルク指令値に対して、第1ゲイン(α+β/s)、および、第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、該トルク指令値を調整することで共振を相殺して、前記第1及び第2駆動手段を制御すると共に、前記第2フィルタにより抽出された低周波のトルク指令値をも用いて、前記第1駆動手段を制御し、パラメータα(0≦α≦1)を調整し、該調整したパラメータαに基づいてパラメータβ、γ、及びδを下記式を用いて設定してもよい。
この一態様において、前記第1フィルタは、ハイパスフィルタ(1−F(s))であり、
前記第2フィルタは、ローパスフィルタ(F(s))であってもよい。
この一態様において、前記共振相殺手段は、パラメータαを設定後、該設定されたパラメータαに基づいて前記ハイパスフィルタ及びローパスフィルタのカットオフ周波数を調整し設定してもよい。
この一態様において、前記制御対象は、ロボットの関節部であってもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、制御対象を駆動する駆動側に設けられ、該制御対象をトルク伝達手段を介して駆動する第1駆動手段と、前記制御対象側に設けられ、該制御対象を駆動する第2駆動手段と、を備える制御装置の制御方法であって、 前記第1及び第2駆動手段を駆動するためのトルク指令値を生成するステップと、前記生成されたトルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第1ゲインを乗算し、前記トルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数、及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第2ゲインを乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺するステップと、を含む、ことを特徴とする制御装置の制御方法であってもよい。
この一態様において、前記生成された前記トルク指令値に対して第1ゲイン(α+β/s)、および、第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺してもよい。
この一態様において、前記生成されたトルク指令値から高周波成分を第1フィルタにより抽出するステップと、前記生成されたトルク指令値から低周波成分を第2フィルタにより抽出するステップと、を更に含み、 前記抽出された高周波のトルク指令値に対して、第1及び第2ゲインを夫々乗算し、該トルク指令値を調整することで共振を相殺して、前記第1及び第2駆動手段を制御すると共に、前記抽出された低周波のトルク指令値をも用いて、前記第1駆動手段を制御してもよい。
この一態様において、前記生成されたトルク指令値から高周波成分を第1フィルタにより抽出するステップと、前記生成されたトルク指令値から低周波成分を第2フィルタにより抽出するステップと、を更に含み、
前記抽出された高周波のトルク指令値に対して、第1ゲイン(α+β/s)、および、第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、該トルク指令値を調整することで共振を相殺して、前記第1及び第2駆動手段を制御し、前記抽出された低周波のトルク指令値に基づいて、前記第1駆動手段を制御し、パラメータα(0≦α≦1)を調整し、該調整したパラメータαに基づいてパラメータβ、γ、及びδを下記式を用いて設定してもよい。
この一態様において、前記第1フィルタは、ハイパスフィルタ(1−F(s))であり、
前記第2フィルタは、ローパスフィルタ(F(s))であってもよい。
この一態様において、前記パラメータαを設定後、該設定されたパラメータαに基づいて前記ハイパスフィルタ及びローパスフィルタのカットオフ周波数を調整し設定してもよい。
この一態様において、前記制御対象は、ロボットの関節部であってもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、制御対象を駆動する駆動側に設けられ、該制御対象をトルク伝達手段を介して駆動する第1駆動手段と、前記制御対象側に設けられ、該制御対象を駆動する第2駆動手段と、を備える制御装置の制御プログラムであって、前記第1及び第2駆動手段を駆動するためのトルク指令値を生成する処理と、前記生成されたトルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第1ゲインを乗算し、前記トルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数、及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第2ゲインを乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺する処理と、をコンピュータに実行させる、ことを特徴とする制御装置の制御プログラムであってもよい。
本発明によれば、制御対象を2つの駆動手段により駆動し共振相殺を行うことができる制御装置、制御方法及び制御プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る制御装置が制御するロボットの一例を示す図である。 各関節部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る2慣性系の制御装置をモデル化した図である。 2慣性系の制御装置を示すブロック線図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置の共振相殺部のブロック線図である。 本発明の実施の形態2に係る制御装置の共振相殺部のブロック線図である。 伝達関数PLM(s)、PL、ARC(s)、PFS−ARC(c)のボーデ線図である。 LPFを0(Hz)に固定しαを0から1に変化させたときの、ナイキスト線図である。 LPFを0に固定しαを0から∞に変化させたときの、ナイキスト線図である。である。 3つの条件を設定した場合のナイキスト線図である。 実験装置の一例を示す図である。 周波数特性の測定結果、及び、その測定結果による2慣性系モデルのボード線図である。 図13の周波数特性に基づいて決定したプラントのノミナル値の一例を示す図である。 実験装置を用いて測定したナイキスト線図である。 負荷側モータの回転角度のステップ応答波形を示す図である。 ステップ応答におけるCase1及び2の負荷側モータのトルク波形を示す図である。 負荷側モータの回転角度の外乱応答波形を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る制御装置が制御するロボットの一例を示す図である。本実施の形態1に係る制御装置は、例えば、3つの関節部を有する脚式ロボット100の駆動を制御する。脚式ロボット100は、股関節101、膝関節102及び足首関節103を有している。図2に示すように、各関節部101〜103には、モータが設けられている。各モータは、例えば、ハーモニックギア104及びタイミングベルト105を介して各関節部101〜103に係合している。
本実施の形態1に係る制御装置は、制御対象である上記関節部101〜103を駆動制御する。制御装置は、例えば、タイミングベルト105などのバネ要素の特性を考慮して2慣性系としてモデル化されている。図3は、本実施の形態1に係る2慣性系の制御装置をモデル化した図である。
本実施の形態1に係る制御装置1は、回転センサ2と、駆動側モータ3と、負荷側モータ4と、バネ要素5と、減速機6と、制御装置7と、を備えている。
回転センサ2は、例えば、負荷(関節部)8あるいは負荷側モータ4に設けれたポテンショメータ、ロータリーエンコーダなどであり、負荷8の回転情報(回転角度、回転角速度、回転角加速度)を検出する。回転センサ2は、検出した負荷8の回転情報を制御装置7に出力する。
駆動側モータ3は、第1駆動手段の一具体例であり、負荷8を駆動する駆動側に設けられている。駆動側モータ3は、バネ要素5及び減速機6(トルク伝達手段の一具体例)を介して負荷8に係合している。駆動側モータ3は、バネ要素5及び減速機6を介して負荷8を駆動する。
負荷側モータ4は、第2駆動手段の一具体例であり、負荷側(制御対象側)に設けられている。負荷側モータ4は、減速機6に連結されている。負荷8は、減速機6を介して直接的に負荷側モータ4に連結されている。このように、駆動側モータ3のトルクは、減速機6を介して減速されて負荷8に伝達される。一方、負荷側モータ4のトルクは、減速機6によって減速されることなく直接的に負荷8に伝達される。
なお、図3において、Tはトルク、ωは角速度、θは回転角度、Jは慣性モーメント、Bは粘性摩擦係数、Kはバネ要素のバネ定数、rは減速機6の減速比を示している。各パラメータT、ω、θ、J、Bに付された添え字Mは、駆動側を示し、添え字Lは負荷側を示している。なお、本実施の形態において、減速機6が減速を行わない構成(r=1)であってもよい。
制御装置7は、例えば、回転センサ2から回転情報に基づいて、駆動側モータ3及び負荷側モータ4をフィードバック制御する。制御装置7は、例えば、演算処理、制御処理等と行うCPU(Central Processing Unit)7a、CPU7aによって実行される演算プログラム、制御プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)からなるメモリ7b、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)7c、などからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU7a、メモリ7b、及びインターフェイス部7cは、データバスなどを介して相互に接続されている。
ここで、一般的な2慣性系の制御装置について説明する。図4は、2慣性系の制御装置を示すブロック線図である。図4に示す制御装置の伝達関数を下記(1)乃至(5)式で表すことができる。
但し、駆動側トルクTからモータ回転角度θまでの伝達関数をPMM、駆動側トルクTから負荷回転角度θまでの伝達関数をPLM、負荷側トルクTからモータ回転角度θまでの伝達関数をPML、負荷側トルクTから負荷回転角度θまでの伝達関数をPLLとする。
上記式より、2慣性系の制御装置には、分母多項式より下記(6)式に示す共振角周波数ωと、分子多項式より下記(7)式に示す反共振角周波数ωが存在し、共振が生じる。
ところで、例えば、ヒューマノイドロボットなどの変速機構は低剛性であるために共振が低周波数に現れる。このため、制御帯域が上げられず、それ以上の運動性能の向上が困難となっている。したがって、そのようなロボットなどに共振抑制制御を導入することが重要となっている。
これに対し、本出願人は、特願2013−034706において、1つのアクチュエータと複数のセンサを用いた1入力多出力の制御装置(SIMO:Single Input Multiple Output)による共振相殺制御(SRC:Self Resonance Cancellation)を提案している。
これに双対となる制御系として、本実施の形態1に係る制御装置1は、多入力1出力(MISO:Multiple Input Single Output)であり、複数のアクチュエータによる共振相殺制御(ARC:Actuation Resonance Cancellation)を行う。これにより、SRCと同様に、振動抑制制御及びモデル化誤差に対してロバストな制御が実現できる。
本実施の形態1に係る制御装置1は、駆動側及び負荷側モータ3、4に対するトルク指令値に、駆動側及び負荷側の慣性係数、粘性係数及び減速比を含む第1ゲインを乗算し、トルク指令値に、駆動側及び負荷側の慣性係数、粘性係数、及び減速比を含む第2ゲインを乗算する。これにより、駆動側及び負荷側モータ3、4に対するトルク指令値の比率を調整し、バネ要素5によって生じる軸捩れ共振を相殺することができる。
通常、バネ要素5によって軸捩れ共振が生じると、上述の如く、その共振周波数以上に制御帯域を上げることができない。一方で、本実施の形態1に係る制御装置1によれば、軸捩れ共振を相殺することで制御帯域を上げることができ、制御性能を向上させることができる。
本実施の形態1に係る制御装置1は、図3に示す如く、駆動側モータ3に加えて、2慣性系の負荷側に負荷側モータ4を搭載し、共振相殺制御を行う。図5は、本実施の形態1に係る制御装置のシステム構成を示すブロック図である。本実施の形態1に係る制御装置7は、トルク指令値を生成する指令値生成部71と、共振相殺制御を行う共振相殺部72と、を有している。
指令値生成部71は、指令生成手段の一具体例であり、回転センサ2からの回転情報に基づいて、駆動側モータ3及び負荷側モータ4を駆動するためのトルク指令値を生成する。指令値生成部71は、生成したトルク指令値を入力トルクTinとして共振相殺部72に出力する。
共振相殺部72は、共振相殺手段の一具体例であり、駆動側及び負荷側モータ3、4に対するトルク指令値に、慣性係数、粘性係数及び減速比を含む第1ゲイン(α+β/s)を乗算し、駆動側及び負荷側モータ3、4に対するトルク指令値に、慣性係数、粘性係数、及び減速比を含む第2ゲイン(γ+δ/s)を乗算することで、駆動側及び負荷側モータ3、4に対するトルク指令値の比率を調整し、共振を相殺する。
図6は、本実施の形態1に係る制御装置の共振相殺部のブロック線図である。
共振相殺部72は、指令値生成部71からの入力トルクTinに第1ゲイン(α+β/s)を乗算し、負荷側トルクTを算出する。
制御対象のモデルにおいては、負荷側モータ4の回転角度θに減速比rを乗算した値と、駆動側モータ3の回転角度θとの偏差が算出される。該算出した偏差にバネ定数K及び減速比rが乗算され、該算出した乗算値が、上記共振相殺部72により算出された負荷側トルクTに加算される。該加算値に1次遅れの伝達関数(1/(Js+B))が乗算され、積分処理が行われることで、負荷側モータ4の回転角度θが算出される。
同様に、共振相殺部72は、指令値生成部71からの入力トルクTinに第2ゲイン(γ+δ/s)を乗算し、駆動側トルクTを算出する。
制御対象のモデルにおいては、負荷側モータ4の回転角度θに減速比rを乗算した値と、駆動側モータ3の回転角度θとの偏差が算出される。該算出した偏差にバネ定数Kが乗算され、該算出した乗算値が、上記共振相殺部72により算出された負荷側トルクTから減算される。該減算値に1次遅れの伝達関数(1/(Js+B))が乗算され、積分処理が行われることで、駆動側モータ3の回転角度θが算出される。
図6に示す制御系の伝達関数を下記(8)式及び(9)式で表すことができる。
但し、入力トルクTinから負荷側モータ4の回転角度θまでの伝達関数をP(s)とし、入力トルクTinから駆動側モータ3の回転角度θまでの伝達関数をP(s)とする。
上記伝達関数P(s)、P(s)において共振項が消えるように係数α、β、γ、δを設定する。係数α、β、γ、δをバネ定数Kを用いずに下記(10)乃至(13)式に示すように設定できる。
上記式において、αは駆動側から見たときの見掛けの慣性比であり、0から1の値をとる。
上記(10)乃至(13)式に示すように係数α、β、γ、δを設定することで、入力トルクTinから負荷側モータ4の回転角度θまでの伝達関数をP(s)、および、入力トルクTinから駆動側モータ3の回転角度θまでの伝達関数をP(s)は、夫々、下記(14)及び(15)式で表すことができる。したがって、これら伝達関数P(s)、P(s)に共振項が存在しなくなる。
上述したように、共振相殺部72は、トルク指令値に対して、上記(10)式乃至(13)式により設定されたα、β、γ、δに基づいた第1ゲイン(α+β/s)及び第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算することで、駆動側及び負荷側モータ3、4に対するトルク指令値の比率を調整し共振を相殺できる。
なお、本実施の形態1において、負荷側モータ4は、負荷8を直接的に駆動している。すなわち、負荷8を負荷側モータ4で直接的に駆動し減速機6による減速を必要とする構成にも、あるいは、負荷8を負荷側モータ4で直接的に駆動し減速機6による減速を必要としない構成にも適用できる。また、係数α、β、γ、δには、バネ定数Kが含まれていない。このため、本実施の形態1に係る制御装置1は、バネ定数Kに対してロバスト性を有している。
以上、本実施の形態1に係る制御装置1において、駆動側及び負荷側モータ3、4に対するトルク指令値に、駆動側及び負荷側の慣性係数、粘性係数及び減速比を含む第1ゲインを乗算し、トルク指令値に、駆動側及び負荷側の慣性係数、粘性係数、及び減速比を含む第2ゲインを乗算する。これにより、駆動側及び負荷側モータ3、4に対するトルク指令値の比率を調整し、共振を相殺することができる。すなわち、制御対象を2つのアクチュエータにより駆動し共振相殺を行うことができる。
実施の形態2
本発明の実施の形態2に係る制御装置は、駆動周波数を分離した共振相殺制御(FS−ARC:Frequency Separation Actuation Resonance Cancellation)を行う。図7は、本実施の形態2に係る制御装置の共振相殺部を示すブロック線図である。本実施の形態2に係る共振相殺部20は、上記実施の形態1に係る共振相殺部72の構成に、ローパスフィルタ21及びハイパスフィルタ22を更に備える。
共振相殺部20は、ハイパスフィルタ(1−F(s))22を用いて、指令値生成部71からの入力トルクT’inから高周波成分を抽出する。共振相殺部20は、ハイパスフィルタ22により抽出された高周波の入力トルクTinに第1ゲイン(α+β/s)及び第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、負荷側トルクT及び駆動側トルクTを算出することで、共振を相殺しつつ負荷側及び駆動側モータを制御する。
共振相殺部20は、ローパスフィルタ(F(s))21を用いて、指令値生成部71からの入力トルクT’inから低周波成分を抽出する。共振相殺部20は、ローパスフィルタ21により抽出された低周波の入力トルクに基づいて駆動側トルクTを算出することで、駆動側モータ3を制御する。
図7において、F(s)はカットオフ周波数fLPF[Hz]の1次ローパスフィルタであり、下記(16)式で表すことができる。
なお、上記ローパスフィルタF(s)及びハイパスフィルタ(1−F(s))は一例であり、これに限らない。上記ローパスフィルタF(s)の代わりに、例えば、2次のバターワースフィルタなど用いてもよく、上記ローパスフィルタF(s)及びハイパスフィルタ(1−F(s))と同様にトルク指令値から低周波成分及び高周波成分を抽出する機能を有する任意のフィルタを用いることができる。
入力トルクT’inから負荷側モータ4の回転角度θまでの伝達関数PFS-ARC(s)を下記(17)式で表すことができる。
図7に示すようにローパスフィルタ21及びハイパスフィルタ22を構成する。これにより、共振の存在しない低周波領域では、ローパスフィルタ21を介して駆動側モータ3のモータトルクにより負荷8を駆動する。一方、共振の存在する比較的高い周波数領域では、ハイパスフィルタ22を介して駆動側モータ3及び負荷側モータ4のモータトルクにより共振相殺制御を行いつつ、負荷8を駆動する。
本実施の形態2において、駆動側モータ3は比較的低い周波数の入力トルクによって駆動し、負荷側モータ4は比較的高い周波数の入力トルクによって駆動する。比較的高い周波数成分のトルクは振動を励起する可能性があるトルクであり、比較的低い周波数成分は振動を励起する可能性が低いトルクであるため、負荷側モータ4は振動を励起する可能性があるトルクのみに対して駆動するため、負荷側モータ4に定格出力の小さいモータを用いることができる。例えば、負荷側モータ4の出力を小さく抑えることで、大型モータを設ける必要がないため、ロボット自体の小型化に繋がる。
なお、本実施の形態2において、上記実施の形態1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
実施の形態3
上記実施の形態1に係る共振相殺制御(以下、ARC)では、共振を相殺し、入力トルクから負荷側の回転角度までの共振モードを不可観測化している。これに対し、上記実施の形態2に係る共振相殺制御(以下、FS−ARC)において、共振を完全に相殺しないことで、共振モードを可観測化し、外乱による振動を抑制することも可能である。これにより、システムに外乱が入力された場合でも、予期しない振動が発生するのを防止できる。
本実施の形態3においては、上記(17)式に用いるαを、0から1までの間で変化する可変制御パラメータα(0≦α≦1)とする。これにより、入力から応答および外乱応答の振動抑制効果を調整できる。可変制御パラメータαを用いて、β、γ、δを下記(18)式乃至(20)式のように表すことができる。
なお、可変制御パラメータα=α及びカットオフ周波数fLPF=0(Hz)としたとき、本実施の形態3に係るFS−ARCは上記実施の形態1に係るARCと等価となる。
図8は、伝達関数PLM(s)、PL、ARC(s)、PFS−ARC(c)のボーデ線図である。FS−ARC(s)において、ローパスフィルタF(s)のカットオフ周波数fLFPは、例えば、共振の55(Hz)より小さい5(Hz)に設定されている。
図8に示す如く、ARCを適用することで2慣性系の共振が存在しなくなっていることが分かる。駆動周波数を分離したFS−ARCにおいても、共振は略存在しないことが分かる。従がって、ARC及びFS−ARCを適用することで共振を消去できることが分かる。さらに、ARC及びFS−ARCの最終位相は、−180(deg)であり、制御し易いシステムと言える。
次に、図7に示すFS−ARCのシステムに対して、フィードバック制御系を構築する。フィードバックコントローラC(s)は、剛体化されたPL、ARC(s)に対して設計する。フィードバックコントローラC(s)は、感度関数SARC(s)=(1+PL、ARC(s)C(s))−1が安定となるように設計されている。
フィードバックコントローラC(s)は、例えば、PIDコントローラとし、極配置により設計されている。この設計に際して、感度関数SARC(s)の極を20Hzに4重根配置している。本実施の形態3に係るFS−ARCは、剛体モードに対してコントローラを設計するればよいので、容易にコントローラのパラメータを決定できる。
次に、本実施の形態3に係るFS−ARCの制御系の安定性について解析を行う。コントローラのパラメータである、可変制御パラメータα、カットオフ周波数fLPFを変化させたときのFS−ARCの制御系の安定性について解析を行う。
図9は、カットオフ周波数fLPFを0(Hz)に固定し、可変制御パラメータαを0から1に変化させたときの、ナイキスト線図である。図10は、カットオフ周波数fLPFを0に固定し、可変制御パラメータαを0から∞に変化させたときの、ナイキスト線図である。図9及び図10において、実線は可変制御パラメータα=0及びカットオフ周波数fLPF=0(Hz)とした場合を示している。この場合、PFS−ARC(s)の共振モードはPLL(s)の共振モードと一致している。図9において、破線は可変制御パラメータα=1及びカットオフ周波数fLPF=0(Hz)とした場合を示している。この場合、PFS−ARC(s)の共振モードは、PLM(s)の共振モードと一致している。図10において、一点鎖線は可変制御パラメータα=1及びカットオフ周波数fLPF=∞とした場合を示している。この場合、PFS−ARC(s)の共振モードは、PLM(s)の共振モードと一致している。
以上から、図9及び図10に示すナイキスト線図上において、PFS−ARC(s)の共振モードが描く円の大きさ及び方向は、PLL(s)とPLM(s)の共振モード間で自由に設定できることが分かる。すなわち、共振抑制効果と共振モードの位相安定化を可変制御パラメータα及びカットオフ周波数fLPFという2つのパラメータを用いて容易に調整できる。
例えば、最初に振動抑制効果を、可変制御パラメータαにより調整する。次に、カットオフ周波数fLPFを閉ループ系の位相余裕を最大にとるように選択することで、共振モードの位相安定化を図ることができる。より具体的には、共振モードを点−1+j0から可能な限り遠ざけるようにカットオフ周波数fLPFを選択する。
次に、上述したARC及びFS−ARCの周波数特性をシミュレーションにより評価する。本シミュレーションにおいて、下記3つの条件(Case1−3)を設定している。
・Case1:
ARCを適用し、可変制御パラメータα=α、及びカットオフ周波数fLPF=0(Hz)に設定し、感度関数SARC(s)の極を30(Hz)に設定する。
このCase1は、トルク指令値に対する応答の振動抑制に重点を置いた設計となっている。
・Case2:
FS−ARCを適用し、可変制御パラメータα=α、及びカットオフ周波数fLPF=1.0(Hz)に設定し、感度関数SARC(s)の極を25(Hz)に設定する。
このCase2は、負荷側モータ4の小型化に重点を置いた設計となっている。
・Case3:
FS−ARCを適用し、可変制御パラメータα=0.1、及びカットオフ周波数fLPF=5.0(Hz)に設定し、感度関数SARC(s)の極を32(Hz)に設定する。
このCase3は、外乱抑制性能に重点を置いた設計となっている。
なお、上記Case1の場合、位相余裕が43.5°となることから、Case2とCase3の位相余裕が等しくなるように、感度関数SARC(s)の極とカットオフ周波数fLPFを設計している。
図11は、上記3つの条件を設定した場合のナイキスト線図である。図11に示す如く、Case1及び2の場合、共振が相殺されていることが分かる。一方、Case3の場合、共振モードが−1+j0から離れるように配置され、位相安定化が図られていることが分かる。
次に、ARC及びFS−ARCの周波数特性および時間応答を、実験装置を用いて評価する。図12は実験装置の一例を示す図である。負荷側には、外乱トルクなどの負荷(関節部)を再現するためのモータ106が設けれている。
図13は、膝関節部の駆動側トルクTから駆動側モータの角速度θドットまでの周波数特性の測定結果、及び、その測定結果に基づいてモデルフィッティングを行った2慣性系モデル(図5)のボード線図である。図14は、図13の周波数特性に基づいて決定したプラントのノミナル値の一例を示す図である。ここで、低域のゲインにおいて非線形摩擦による誤差が生じている。
上記実験装置を用いた実験において、上記シミュレーションと同様の3つの条件(Case1−3)が設定されている。
(1)周波数応答
図15は、実験装置を用いて測定したナイキスト線図である。図15に示す如く、Case1及び2の場合、共振が略相殺されていることが分かる。一方、Case3の場合、共振モードを点−1+j0から遠ざけて配置されており、位相安定化が図られていることが分かる。Case1乃至3で上記シミュレーション結果と同様の傾向が見られる。
(2)時間応答
ステップ状指令及びステップ外乱の時間応答により、ARC及びFS−ARCの評価を行う。
(2−1)ステップ応答
ARC及びFS−ARCのステップ応答を評価する。図16は、負荷側モータの回転角度のステップ応答波形を示す図である。図16に示す如く、Case1の場合、振動が抑制されていることが分かる。Case2の場合も、振動が抑制されていることが分かる。しかし、感度関数SARC(s)の極を遅くしているため、オーバーシュートがCase1より大きくなっている。
Case3の場合も、振動が抑制されていることが分かる。なお、そのオーバーシュートはCsae2より小さくなっているが、可変制御パラメータα≠αとしているため、振動が僅かに残存している。
図17は、ステップ応答におけるCase1及び2の負荷側モータのトルク波形を示す図である。図17に示す如く、Case2のトルクピークがCase1のトルクピークより25%低くなっていることが分かる。従がって、Case2のようにFS−ARCを適用することで負荷側モータ4を小型化できることが分かる。
(2−2)外乱応答
ARC及びFS−ARCの外乱応答を評価する。負荷側に0.02(N・m)のステップ状外乱を0.1(s)与える。このとき、負荷側モータ4の回転角度θは0(rad)となっている。図18は、負荷側モータの回転角度の外乱応答波形を示す図である。図18に示す如く、Case1及び2の応答は、外乱により振動していることが分かる。一方、可変制御パラメータα≠αとしたCase3の場合、外乱抑制効果が高く振動が抑制できていることが分かる。
以上の実験結果により、Case1は、トルク指令値に対する応答の振動抑制に重点を置いた設計、Case2は、負荷側モータ4の小型化に重点を置いた設計、Case3は、外乱抑制性能に重点を置いた設計、となっていることが確認できる。
ここで、上記(17)式に用いるαを、下記(a)及び(b)のトレードオフのバランスを取ることで決定できる。
(a)トルク指令値に対する追従性及び振動特性を重視する。
(b)外乱に対する抑圧特性(外乱抑圧特性)及び振動特性を重視する。
「外乱」とは、例えば、外部からロボットの動作を妨げるような力が作用することで、「外乱抑圧特性」とはそのような力が作用しても影響を受けないようにトルク指令値に追従し続ける性能を指す。
上記(a)を最重視する場合は、上記のように、可変制御パラメータα=αとする。一方、上記(b)を少し重視した場合、可変制御パラメータαにより調整(0≦α≦1)を行う。
例えば、図16のステップ応答波形からトルク指令値に対する追従性及び振動特性を、図18の外乱応答波形から外乱抑圧特性及び振動特性を、考慮しつつトレードオフのバランスが最適となるαを設定する。なお、横軸が時間を表す応答波形を示す図16や図18を用いてαを設定しているが、これに限らない。例えば、負荷側外乱から出力(回転角度)までの伝達関数をプロットした応答波形や感度関数をプロットした応答波形を用いてαを設定してもよい。
本実施の形態3において、上記実施の形態1及び2と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施の形態において、制御装置1はヒューマノイドロボットの共振相殺制御(ARC及びFS−ARC)を行っているが、これに限らない。本実施の形態に係る制御装置1は、例えば、工作機械の共振相殺制御を行ってもよい。これにより、複数のモータを用いて、大トルク、高速、かつ高精度な制御が実現できる。また、制御装置1は、半導体製造装置の共振相殺制御を行ってもよい。これにより、超精密位置決め時に問題となる機械的な弾性の影響を低減できる。さらに、制御装置1は、車両のエンジンと電気モータとのハイブリッド制御に対して共振相殺制御を行っても良い。これにより、エンジンと電気モータ間で生じる軸捩れ共振を抑えて高速かつ高精度な制御が実現できる。
また、本発明は、例えば、上記共振相殺部72の処理を、CPU7aにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 制御装置、2 回転センサ、3 駆動側モータ、4 負荷側モータ、5 バネ要素、6 減速機、7 制御装置、71 指令値生成部、72 共振相殺部

Claims (15)

  1. 制御対象を駆動する駆動側に設けられ、該制御対象をトルク伝達手段を介して駆動する第1駆動手段と、
    前記制御対象側に設けられ、該制御対象を駆動する第2駆動手段と、
    前記第1及び第2駆動手段を駆動するためのトルク指令値を生成する指令生成手段と、
    前記指令生成手段により生成されたトルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第1ゲインを乗算し、前記トルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数、及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第2ゲインを乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺する共振相殺手段と、
    を備える、ことを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置であって、
    前記共振相殺手段は、前記指令生成手段により生成された前記トルク指令値に対して第1ゲイン(α+β/s)、および、第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺する、ことを特徴とする制御装置。
    但し、
    は、前記駆動側の慣性係数であり、Bは前記駆動側の粘性係数であり、Jは、前記制御対象側の慣性係数であり、Bは前記制御対象側の粘性係数であり、rは前記トルク伝達手段の減速比である。
  3. 請求項1又は2記載の制御装置であって、
    前記共振相殺手段は、
    前記トルク指令生成手段により生成されたトルク指令値から高周波成分を抽出する第1フィルタと、
    前記トルク指令生成手段により生成されたトルク指令値から低周波成分を抽出する第2フィルタと、
    を有しており、
    前記第1フィルタにより抽出された高周波のトルク指令値に対して、第1及び第2ゲインを夫々乗算し、該トルク指令値を調整することで共振を相殺して、前記第1及び第2駆動手段を制御すると共に、
    前記第2フィルタにより抽出された低周波のトルク指令値をも用いて、前記第1駆動手段を制御する、ことを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1記載の制御装置であって、
    前記共振相殺手段は、
    前記トルク指令生成手段により生成されたトルク指令値から高周波成分を抽出する第1フィルタと、
    前記トルク指令生成手段により生成されたトルク指令値から低周波成分を抽出する第2フィルタと、
    を有しており、
    前記第1フィルタにより抽出された高周波のトルク指令値に対して、第1ゲイン(α+β/s)、および、第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、該トルク指令値を調整することで共振を相殺して、前記第1及び第2駆動手段を制御し、
    前記第2フィルタにより抽出された低周波のトルク指令値に基づいて、前記第1駆動手段を制御し、
    パラメータα(0≦α≦1)を調整し、該調整したパラメータαに基づいてパラメータβ、γ、及びδを下記式を用いて設定する、ことを特徴とする制御装置。
  5. 請求項3又は4記載の制御装置であって、
    前記第1フィルタは、ハイパスフィルタ(1−F(s))であり、
    前記第2フィルタは、ローパスフィルタ(F(s))である、ことを特徴とする制御装置。
  6. 請求項4記載の制御装置であって、
    前記共振相殺手段は、パラメータαを設定後、該設定されたパラメータαに基づいて前記第1及び第2フィルタのカットオフ周波数を調整し設定する、ことを特徴とする制御装置。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の制御装置であって、
    前記制御対象は、ロボットの関節部である、ことを特徴とする制御装置。
  8. 制御対象を駆動する駆動側に設けられ、該制御対象をトルク伝達手段を介して駆動する第1駆動手段と、
    前記制御対象側に設けられ、該制御対象を駆動する第2駆動手段と、を備える制御装置の制御方法であって、
    前記第1及び第2駆動手段を駆動するためのトルク指令値を生成するステップと、
    前記生成されたトルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第1ゲインを乗算し、前記トルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数、及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第2ゲインを乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺するステップと、
    を含む、ことを特徴とする制御装置の制御方法。
  9. 請求項8記載の制御装置の制御方法であって、
    前記生成された前記トルク指令値に対して第1ゲイン(α+β/s)、および、第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺する、ことを特徴とする制御装置の制御方法。
    但し、
    は、前記駆動側の慣性係数であり、Bは前記駆動側の粘性係数であり、Jは、前記制御対象側の慣性係数であり、Bは前記制御対象側の粘性係数であり、rは前記トルク伝達手段の減速比である。
  10. 請求項8又は9記載の制御装置の制御方法であって、
    前記生成されたトルク指令値から高周波成分を第1フィルタにより抽出するステップと、
    前記生成されたトルク指令値から低周波成分を第2フィルタにより抽出するステップと、
    を更に含み、
    前記抽出された高周波のトルク指令値に対して、第1及び第2ゲインを夫々乗算し、該トルク指令値を調整することで共振を相殺して、前記第1及び第2駆動手段を制御すると共に、
    前記抽出された低周波のトルク指令値をも用いて、前記第1駆動手段を制御する、ことを特徴とする制御装置の制御方法。
  11. 請求項8記載の制御装置の制御方法であって、
    前記生成されたトルク指令値から高周波成分を第1フィルタにより抽出するステップと、
    前記生成されたトルク指令値から低周波成分を第2フィルタにより抽出するステップと、
    を更に含み、
    前記抽出された高周波のトルク指令値に対して、第1ゲイン(α+β/s)、および、第2ゲイン(γ+δ/s)を夫々乗算し、該トルク指令値を調整することで共振を相殺して、前記第1及び第2駆動手段を制御し、
    前記抽出された低周波のトルク指令値に基づいて、前記第1駆動手段を制御し、
    パラメータα(0≦α≦1)を調整し、該調整したパラメータαに基づいてパラメータβ、γ、及びδを下記式を用いて設定する、ことを特徴とする制御装置の制御方法。
  12. 請求項10又は11記載の制御装置の制御方法であって、
    前記第1フィルタは、ハイパスフィルタ(1−F(s))であり、
    前記第2フィルタは、ローパスフィルタ(F(s))である、ことを特徴とする制御装置の制御方法。
  13. 請求項11記載の制御装置の制御方法であって、
    前記パラメータαを設定後、該設定されたパラメータαに基づいて前記第1及び第2フィルタのカットオフ周波数を調整し設定する、ことを特徴とする制御装置の制御方法。
  14. 請求項8乃至13のうちいずれか1項記載の制御装置の制御方法であって、
    前記制御対象は、ロボットの関節部である、ことを特徴とする制御装置の制御方法。
  15. 制御対象を駆動する駆動側に設けられ、該制御対象をトルク伝達手段を介して駆動する第1駆動手段と、
    前記制御対象側に設けられ、該制御対象を駆動する第2駆動手段と、を備える制御装置の制御プログラムであって、
    前記第1及び第2駆動手段を駆動するためのトルク指令値を生成する処理と、
    前記生成されたトルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第1ゲインを乗算し、前記トルク指令値に対して、前記駆動側及び前記制御対象側の慣性係数、粘性係数、及び前記トルク伝達手段の減速比を含む第2ゲインを乗算し、前記第1及び第2駆動手段に対する前記トルク指令値の比率を調整することで共振を相殺する処理と、
    をコンピュータに実行させる、ことを特徴とする制御装置の制御プログラム。
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