JP2015161531A - 荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、良好なハンドリング性及び小型化を実現でき、良好なセンサ感度を備えた荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器は、突起状の受圧部23を有する荷重センサ20と、受圧部23を上面40a側に向けて荷重センサ20を収納するケース40と、荷重センサ20の上面側に配置され、荷重を受けて荷重センサ20を高さ方向に押圧する弾性体50とを有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、荷重検出装置に関し、特に荷重センサがケースに収納された荷重検出装置に関する。
下記特許文献1には、圧力検出部を備えた情報入力装置に関する発明が開示されている。特許文献1では、荷重付与部材により圧力検出部に初期荷重をかけておく構成となっている。
下記特許文献2には、荷重検出装置(特許文献2では、荷重センサと記載されている)に関する発明が開示されている。図13は、特許文献2に記載されている従来例の荷重検出装置110の断面図である。図13に示すように、従来例の荷重検出装置110は、ダイヤフラム104と、ダイヤフラム104の上面に配置された駆動体102と、弾性体103を介して駆動体102の上面側に配置された操作体101とを有して構成される。荷重検出装置110を構成するダイヤフラム104、駆動体102、弾性体103、及び操作体101は、ケース体105に組み込まれている。
操作体101が押圧されると、弾性体103を介して駆動体102が押圧され、それによりダイヤフラム104が高さ方向に変位する。
国際公開WO2010/113698号 特開2004−279080号公報
特許文献1では、露出状態の荷重センサを電子機器内に組み込む構成であるためハンドリング性が悪いという課題が生じる。
一方、特許文献2に記載されている従来例の荷重検出装置110は、ケース体105にダイヤフラム104を配置しているため、センサ部に該当するダイヤフラム104に直接触れることはない。
しかしながら、従来例の荷重検出装置110は、ダイヤフラム104に荷重を伝えるための部材として、ダイヤフラム104の上面側に駆動体102、弾性体103、及び操作体101が配置されている。したがって、従来例の荷重検出装置110は、部品点数が多いため、小型化、低背化が困難であった。
また、図13に示すように、従来例の荷重検出装置110では、操作体101の下面101aをダイヤフラム104の周辺部への当接面としたストッパ機構を設けている。しかしながら、操作体101が直接ダイヤフラム104に接触して、操作体101の変位を止める構成であるため、ストッパ機能が発揮された際、ダイヤフラム104に過度の負担がかかり、ダイヤフラム104が損傷したりまた、センサ感度が低下する等の問題が生じる。
本発明は、上記課題を解決して、良好なハンドリング性及び小型化を実現でき、良好なセンサ感度を備えた荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
本発明の荷重検出装置は、突起状の受圧部を有する荷重センサと、前記受圧部を上面側に向けて前記荷重センサを収納するケースと、前記荷重センサの上面側に配置され、荷重を受けて前記荷重センサを高さ方向に押圧する弾性体とを有することを特徴とする。
これによれば、荷重センサがケースに収納された状態としているため、荷重検出装置を取り扱う際に荷重センサに直接触れることはない。よって、ハンドリング性に優れる。また、荷重センサの上面側に弾性体が配置され、弾性体から荷重センサに荷重を伝える構成としている。そのため、従来に比べて弾性体の上の操作体等の部材を設ける必要がなく、部品点数を少なくして荷重検出装置の小型化を実現できる。さらに、荷重センサの上面の受圧部に直接あるいは間接的に弾性体が当接するため、強い衝撃が加わったような場合でも、弾性体によって衝撃を吸収でき、過度の負担が荷重センサにかからないようにできる。よって、良好で安定したセンサ感度を得ることができる。
以上のように、本発明の荷重検出装置によれば、良好なハンドリング性及び小型化を実現でき、良好なセンサ感度を得ることが可能である。
前記ケースの内部から前記ケースの外部に向かって延びるリードフレームが設けられており、前記荷重センサは前記リードフレームに電気的に接続されており、前記リードフレームが前記ケースの外部に露出していることが好ましい。これによれば、リードフレームを介して荷重センサからの出力信号を外部に取り出すことができる。また、荷重検出装置を外部基板に接続する際に、外部に露出するリードフレームにより表面実装可能となるため、フレキシブル基板やボンディングワイヤを用意して外部基板に接続する方法と比較して容易に接続可能であり、ハンドリング性を向上させることができる。
前記荷重センサは、前記リードフレームに接着されていることが好ましい。これによれば、荷重センサをリードフレームとは異なる箇所に設置する場合に比べて、荷重検出装置の小型化・低背化を実現できる。
前記ケースは第1の樹脂により形成されており、前記ケースと前記リードフレームとが一体に成形されていることが好ましい。これによれば、荷重検出装置の小型化・低背化を確実に実現できる。
前記ケースには前記荷重センサを収納するキャビティ部が設けられており、前記リードフレームは前記キャビティ部の底面から露出して設けられて、露出するリードフレームと前記荷重センサとが接続されていることが好ましい。これによれば、荷重センサがケースのキャビティ部に収納されて荷重センサとリードフレームとが接続されるため、荷重検出装置を取り扱う際に、荷重センサ及び荷重センサとリードフレームとの接続箇所に直接触れることがなく、良好なハンドリング性を得ることができる。
前記荷重センサは、少なくとも前記受圧部を露出して前記荷重センサの周囲が前記第1の樹脂により封止されていることが好ましい。これによれば、荷重検出装置を取り扱う際に荷重センサに直接触れることを確実に防止してハンドリング性を向上させることができる。また、荷重センサの周囲が前記樹脂により充填されて固定されるため、受圧部に加えられた荷重を確実に検出することができ、良好なセンサ感度を得ることができる。
前記ケースの上面には凹部が形成されており、前記荷重センサの前記受圧部が、前記凹部の底面から突出して、前記ケースから露出していることが好ましい。これによれば、受圧部に荷重が加えられた際に、樹脂が受圧部の変位を制限することがないため、良好なセンサ感度が得られる。また、凹部を設けて受圧部を露出させているため、ガラス基板などからなるスペーサーで荷重センサの高さを嵩上げして露出させるよりも、荷重検出装置の低背化を実現することができる。
前記第1の樹脂は熱可塑性樹脂であり、前記荷重センサは、少なくとも前記受圧部を露出して前記荷重センサの周囲が熱硬化性樹脂、又はゲル状のポッティング樹脂である第2の樹脂で封止されていることが好ましい。これによれば、荷重センサの周囲を確実に封止することができ、良好なセンサ感度が得られるとともに、耐環境性を向上させることができる。
前記荷重センサを封止する前記第2の樹脂の上面には凹部が形成されており、前記荷重センサの前記受圧部が、前記凹部の底面から突出して、前記第2の樹脂から露出していることが好ましい。これによれば、受圧部に荷重が加えられた際に、樹脂が受圧部の変位を制限することがないため、良好なセンサ感度が得られる。また、凹部を設けて受圧部を露出させているため、ガラス基板などからなるスペーサーで荷重センサの高さを嵩上げして露出させるよりも、荷重検出装置の低背化を実現することができる。
前記ケースの前記上面には凸部が設けられ、前記弾性体の上面は、前記凸部よりも突出しており、前記凸部は、前記弾性体が荷重を受けた際に前記弾性体の変位を制限するストッパであることが好ましい。これによれば、例えば荷重検出装置の上側に表面パネルを配置した構成とした場合、凸部に表面パネルを当接させることで、それ以上表面パネルが荷重センサ側に変位することを抑制することができる。また、従来のように荷重センサ自体に部材を当接させて表面パネル等の変位を制限する構成ではなく、ケースの上面に設けられた凸部に表面パネル等を当接させる構成である。そのため、従来に比べて荷重センサに過度の負担がかからず、荷重センサが損傷を受けることを抑制でき、良好なセンサ感度を維持することができる。
前記弾性体は、前記荷重センサと高さ方向にて対向する位置に設けられた厚肉部と、前記厚肉部よりも薄肉で前記厚肉部の周囲に設けられた周辺部とを有し、前記厚肉部の上面が前記凸部よりも突出していることが好ましい。これによれば、弾性体の周辺部をケースに固定させて、厚肉部を介して外部からの荷重が荷重センサに伝えられるため、荷重を加える際に適切なストローク範囲を設定することができ、良好なセンサ感度を得ることができる。
前記凸部は、前記周辺部を貫通して前記弾性体と前記ケースとを固定していることが好ましい。これによれば、凸部が、弾性体を固定する固定部材としての機能と、外部の表面パネル等の変位を制限するストッパとしての機能とを有するため、荷重検出装置の小型化を実現することができる。
前記弾性体と前記荷重センサとの間に前記弾性体よりも高剛性のプレートが設けられていることが好ましい。これによれば、高剛性のプレートにより荷重センサが押圧されるため、弾性体に加えられた荷重を効果的に荷重センサに伝えることができ、良好なセンサ感度を得ることができる。
また、本発明の電子機器は、上記のいずれかに記載された荷重検出装置と、操作面を備える表面パネルと、を有し、前記表面パネルは、前記荷重検出装置の上面側にて高さ方向に変位可能に配置されており、前記操作面が押圧された際の押圧情報は、前記荷重センサが前記弾性体を介して荷重を受けることで検出されることを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、小型化された荷重検出装置を組み込んだことで電子機器の小型化・低背化を実現できる。また、本発明の荷重検出装置は、荷重センサに効率良く荷重を伝えることができ、また強い衝撃が加わったような場合でも、過度の負担が荷重センサにかからないようにできるため、良好で安定したセンサ感度を得ることができる。したがって、このような荷重検出装置を電子機器に組み込むことで、電子機器としての良好で安定したセンサ感度を得ることができる。
本発明の荷重検出装置によれば、良好なハンドリング性及び小型化を実現でき、良好なセンサ感度を得ることが可能である。
本発明の第1の実施形態における荷重検出装置の斜視図である。 図1のII−II線で切断して矢印方向から見たときの荷重検出装置の断面図である。 本実施形態の荷重検出装置を構成する荷重センサの断面図である。 荷重センサを構成するセンサ基板の平面図である。 (a)本実施形態の荷重検出装置を電子機器に組み込んだ状態を示す断面図であり、(b)表面パネルが押圧された状態を示す電子機器の断面図である。 本実施形態における第1の変形例の荷重検出装置の断面図である。 本実施形態における第2の変形例の荷重検出装置の断面図である。 本実施形態における第3の変形例の荷重検出装置の断面図である。 第2の実施形態における荷重検出装置の断面図である。 第3の実施形態における荷重検出装置の断面図である。 本発明の第4の実施形態における電子機器の平面図である。 (a)第1の比較例の荷重検出装置の断面図、及び(b)第2の比較例の荷重検出装置の断面図である。 従来例の荷重検出装置の断面図である。
以下、図面を参照して、荷重検出装置及び電子機器の具体的な実施形態について説明をする。なお、各図面の寸法は適宜変更して示している。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態における荷重検出装置の斜視図である。また、図2は、図1のII−II線で切断して矢印方向から見たときの荷重検出装置の断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の荷重検出装置10は、荷重センサ20と、ケース40と、弾性体50とを有して構成される。図1に示すように、ケース40は略直方体の外形形状を有しており、外面として、上面40a、下面40b、及び上面40aと下面40bとを繋ぐ側面40cを有する。図2に示すように、荷重センサ20は突起状の受圧部23を有しており、受圧部23を上面40a側に向けてケース40内に収納されている。また、荷重センサ20の上面側に弾性体50が配置されており、弾性体50は荷重を受けて荷重センサ20を高さ方向に押圧する。
図2に示すように、ケース40の内部からケース40の外部に向かって延びるリードフレーム46が設けられており、荷重センサ20はボンディングワイヤ36によってリードフレーム46に電気的に接続されている。
図3は、本実施形態の荷重検出装置を構成する荷重センサの断面図である。図4は、荷重センサを構成するセンサ基板の平面図である。以下、図3及び図4を参照して荷重センサ20の構成について説明する。
図3に示すように、荷重センサ20は、ベース基板30とセンサ基板21とを有しており、ベース基板30とセンサ基板21とは、例えばシリコン基板で形成される。センサ基板21は、変位部22と、変位部22から上方に突出する受圧部23とが設けられている。変位部22は、高さ方向に変位可能な部分であり、受圧部23が押圧力を受けると変位部22が下方に変位する。
図4に示すように、センサ基板21の下面側には、歪検出素子として複数のピエゾ抵抗素子24、複数の電気接続部25、及び各ピエゾ抵抗素子24と各電気接続部25とを接続する回路配線部26とが形成されている。図4に示すように、複数のピエゾ抵抗素子24は、変位部22の周囲に沿って配置されており、隣り合うピエゾ抵抗素子24同士が90°異なる位相で形成されている。複数のピエゾ抵抗素子24は、回路配線部26によって互いに接続されて、ブリッジ回路を構成する。受圧部23が押圧力を受けて変位部22が変位して、その変位量に応じて各ピエゾ抵抗素子24の抵抗値が変化する。これにより、ブリッジ回路の中点電位が変化して、荷重センサ20の出力が得られる。
図3に示すように、各ピエゾ抵抗素子24及び回路配線部26は絶縁層27により覆われている。また、図4に示すように、センサ基板21の下面にはベース基板30と接合するためのセンサ側接合層28が形成されている。センサ側接合層28は、変位部22を囲む閉じた形態であることが好適である。また、図3に示すように、ベース基板30には、センサ側接合層28と対向してベース側接合層31が形成されており、センサ側接合層28とベース側接合層31とが接合される。センサ基板21とベース基板30とは、変位部22が変位可能な空間を設けて接合されている。
図3に示すように、電気接続部25は、ベース基板30の電気配線部32に接続され、電気配線部32に設けられた電極パッド部34にボンディングワイヤ36が接続される。ボンディングワイヤ36は、リードフレーム46(図3では省略して示す)に接続されて、荷重センサ20の出力が外部に取り出される。
図2に示すように、荷重センサ20は、受圧部23を上面40a側に向けてケース40内に収納されている。そして、荷重センサ20の上面側には、弾性体50が設けられている。弾性体50は、荷重センサ20と高さ方向にて対向する位置に設けられた厚肉部50aと、厚肉部50aよりも薄肉で厚肉部50aの周囲に設けられた周辺部50bとを有して構成される。厚肉部50aは周辺部50bに対して突出して形成されており、厚肉部50aに外部からの荷重が加えられる。また、弾性体50の下面は平坦に形成されており、弾性体50よりも高剛性のプレート52を介してケース40の上面40aに固定されている。
本実施形態の荷重検出装置10が電子機器等に組み込まれた際には、受圧部23にプレート52が当接されて、初期荷重が与えられた状態となって組み込まれる。外部から弾性体50の厚肉部50aに荷重が加えられると、弾性体50が高さ方向に変形しながら受圧部23を高さ方向に押圧して荷重が伝えられる。
弾性体50には、高さ方向に弾性変形可能なゴム材料を用いることができる。なお、弾性を有する材料であればよく、ゴム材料に限定されるものではなく、例えば、ばね材とすることもできる。また、プレート52を介して受圧部23を押圧することで、弾性体50に加えられた荷重を効率良く受圧部23に伝達することができる。なお、弾性体50とプレート52とを一体成形して1つの部材とすることができ、また、プレート52を設けずに、弾性体50を受圧部23に直接当接させても良い。
本実施形態の荷重検出装置10は、荷重センサ20がケース40に収納された状態としているため、荷重検出装置10を取り扱う際に荷重センサ20に直接触れることはない。よって、ハンドリング性に優れる。また、荷重センサ20の上面側に弾性体50が配置され、弾性体50から荷重センサ20に荷重を伝える構成としているため、図13に示す従来例の荷重検出装置110のように、弾性体103の上の操作体101等の部材を設ける必要がない。よって、部品点数を少なくして荷重検出装置10の小型化を実現できる。さらに、荷重センサ20の受圧部23に直接あるいは間接的に弾性体50が当接するため、強い衝撃が加わったような場合でも、弾性体50によって衝撃を吸収でき、過度の負担が荷重センサ20にかからないようにできる。よって、良好で安定したセンサ感度を得ることができる。
また、図2に示すように、弾性体50の周辺部50bをケース40に固定させて、厚肉部50aを介して外部からの荷重が荷重センサ20に伝えられる。よって、厚肉部50aの弾性率や厚さを変えることにより、荷重が加えられたときの厚肉部50aの変形量を制御できるため、荷重検出装置10に荷重を加える際の適切なストローク範囲を設定することができる。したがって、良好で安定したセンサ感度が得られる。
本実施形態において、図2に示すように、荷重センサ20は、接着材47によってリードフレーム46の上面に接着されるとともに、ボンディングワイヤ36によりリードフレーム46に電気的に接続される。なお、図2には1つのリードフレーム46を示しているが、図1に示すように複数のリードフレーム46が設けられており、荷重センサ20は複数のリードフレーム46に電気的に接続される。図2に示すように、リードフレーム46は、ケース40の内部から外部に向かって延びてケース40に埋設されており、リードフレーム46の端部がケース40の側面40cに露出している。また、リードフレーム46の一部が湾曲して形成されており、ケース40の下面40bにリードフレーム46の一部が露出している。
本実施形態によれば、荷重センサ20からの出力信号を、リードフレーム46を介して外部に取り出すことができる。また、荷重検出装置10を外部基板(図示しない)に接続する際に、下面40bに露出するリードフレーム46を実装用電極46aとして用いることにより、表面実装が可能となる。よって、フレキシブル基板やボンディングワイヤを用意して外部基板に接続する方法と比較して容易に接続可能であり、ハンドリング性を向上させることができる。
また、荷重センサ20がリードフレーム46の上に接着されているため、荷重センサ20をリードフレーム46とは異なる箇所に設置する場合に比べて、荷重検出装置10の小型化・低背化を実現できる。
本実施形態において、ケース40として樹脂材料が用いられる。例えば、PPS(ポリフェニレンスルファイド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
ケース40に熱可塑性樹脂を用いることで、リードフレーム46及び荷重センサ20と一体にケース40を成形することができる。すなわち、本実施形態の荷重検出装置10の製造工程において、まず、リードフレーム46に荷重センサ20を接着し、ボンディングワイヤ36で電気的に接続する。そして、接続された荷重センサ20とリードフレーム46とを金型内に設置して溶融樹脂を注入することで、リードフレーム46及び荷重センサ20と、ケース40とを一体に成形することができる。
これにより、図2に示すように、少なくとも受圧部23を露出して荷重センサ20の周囲が樹脂により充填されたケース40を形成することができる。ケース40には、上面40aよりも下側に中間面40dが形成され、中間面40dと弾性体50(プレート52)との間に空間が形成されている。荷重センサの受圧部23は中間面40dから突出して、プレート52に当接している。
リードフレーム46及び荷重センサ20と一体にケース40を樹脂成形することにより、別体で形成したケース40内に荷重センサ20を接着・接続する場合に比べて、荷重センサ20の周囲に不要な空間を設ける必要がなく、荷重検出装置10の小型化・低背化を確実に実現できる。また、荷重センサ20の周囲が樹脂により封止されているため、荷重検出装置10を取り扱う際に荷重センサ20に触れることを確実に防止してハンドリング性を向上させることができる。荷重センサ20の周囲が樹脂により充填されて固定されるため、受圧部23に加えられた荷重を確実に検出することができ、良好なセンサ感度を得ることができる。
図12(a)は、第1の比較例の荷重検出装置の断面図であり、図12(b)は、第2の比較例の荷重検出装置の断面図である。図12(a)に示す第1の比較例の荷重検出装置210は、ケース240の上面240aが平坦に形成されて、受圧部223の周囲が樹脂により封止されている。図12(a)に示すように、受圧部223の上面とケース240の上面240aとが同一面になるように形成されている。この場合、弾性体250に荷重が加えられた際に、受圧部223の可動範囲が周囲の樹脂により制限される。また、受圧部223が変位する際に、周囲の樹脂により抵抗を受けるため、荷重に対するセンサ感度が低下してしまう。なお、図12(a)では受圧部223の天面のみが露出している例を挙げたが、これに限らず、受圧部223に樹脂が接触していれば同様の問題が発生する。
図12(b)に示す第2の比較例の荷重検出装置310では、ケース340の上面340aを平坦に形成して、ガラス基板などからなるスペーサーで荷重センサの高さを嵩上げして受圧部323を上面340aから露出させている。この場合、受圧部323を上面340aよりも突出させているため、荷重検出装置310の高さが高くなってしまう。また、弾性体350が荷重を受けたときに、厚肉部350aだけではなく周辺部350bも変位可能となるため、弾性体350に加えられた荷重を確実に受圧部323に伝達することが困難となり、センサ感度が低下してしまう。
これに対し本実施形態の荷重検出装置10は、図2に示すように、ケース40の上面40aに凹部40eが形成されており、荷重センサ20の受圧部23が、凹部40eの底面(中間面40d)から突出して、ケース40から露出している。これにより、受圧部23の周囲が樹脂により封止されていないため、荷重を加えられた際に樹脂により制限されることなく受圧部23が変位可能となり、良好なセンサ感度が得られる。また、センサ基板21の上面もケース40の上面40aから露出し、樹脂により封止されていないため、センサ基板21の変位部22(図2には省略して示す)の変位が樹脂により制限されず、受圧部23の変位にしたがって良好に荷重を検出することができる。また、凹部40eを設けて受圧部23を露出させているため、荷重検出装置10の低背化を実現することができる。
また、図1及び図2に示すように、ケース40の上面40aには、凸部45が設けられている。弾性体50の周辺部50b及びプレート52には、凸部45に対応する箇所に貫通孔が設けられており、凸部45は、周辺部50b及びプレート52を貫通して設けられる。そして、例えば熱カシメ等の方法により、凸部45の上側の端部が貫通孔よりも大きい径に変形・圧着されて、弾性体50及びプレート52がケース40に固定されている。
図5(a)は、本実施形態の荷重検出装置を電子機器に組み込んだ状態を示す断面図であり、図5(b)は、表面パネルが押圧された状態を示す電子機器の断面図である。図5(a)に示すように、荷重検出装置10が電子機器に組み込まれた際、表面パネル60が弾性体50に対向して配置される。弾性体50の上面は、凸部45よりも突出して形成されている。
図5(b)に示すように、操作者が表面パネル60の操作面60bを押圧して表面パネル60に下向きに荷重が加えられると、表面パネル60が下方に変位して、表面パネル60の下面60aにより弾性体50が押圧され変形するとともに、荷重センサ20に荷重が伝達される。さらに、過剰な荷重が加えられた場合であっても、図5(b)に示すように、表面パネル60の下面60aが凸部45に当接し、表面パネル60がそれ以上下方に変位することを制限できる。
したがって、本実施形態の荷重検出装置10が電子機器に組み込まれた際に、過剰な荷重が加えられた場合であっても、凸部45は弾性体50の変形量を制限するストッパとしての機能を発揮して、弾性体50の変形量が制限される。よって、荷重センサ20に加えられる押圧力を制限して、荷重センサ20の破損を防止することができる。
また、図13に示す従来例の荷重検出装置110のように、荷重センサ自体に部材を当接させて表面パネル60等の変位を制限する構成ではなく、ケース40の上面40aに設けられた凸部45に表面パネル60等を当接させる構成であるため、従来に比べて荷重センサ20に過度の負担がかからず、荷重センサ20が損傷を受けることを抑制でき、良好なセンサ感度を維持することができる。
本実施形態において、凸部45が、弾性体50を固定する固定部材としての機能と、外部の表面パネル60等の変位を制限するストッパとしての機能とを有するため、固定部材とストッパとを別々に設ける構成に比べて、荷重検出装置10の小型化を実現することができる。
以上のように、本実施形態の荷重検出装置10によれば、良好なハンドリング性及び小型化を実現でき、良好なセンサ感度を得ることが可能である。
図6は、本実施形態における第1の変形例の荷重検出装置の断面図である。本変形例の荷重検出装置11は、リードフレーム46がケース40の側面40cから延出して設けられている点で異なっている。ケース40の側面40cから延出したリードフレーム46は、下側に曲げられて、リードフレーム46の下面とケース40の下面40bとが、ほぼ同じ高さに形成される。外部の基板(図示しない)に実装する際には、リードフレーム46の下面を実装用電極46bとして用いて、荷重検出装置11を表面実装することができる。なお、リードフレーム46の形状等は図6に示す態様に限定されず、適宜変更することができる。
図7は、本実施形態における第2の変形例の荷重検出装置の断面図である。本変形例の荷重検出装置12は、凸部45の高さよりもケース40の上面40aを高く形成している点で異なっている。すなわち、荷重検出装置12が外部の電子機器に組み込まれた際に、表面パネル60(図7には図示しない)に荷重が加えられると、表面パネル60は、ケース40の上面40aに当接して、それ以上下方に変位することが制限される。よって、ケース40の上面40aがストッパとしての機能を発揮し、凸部45は弾性体50及びプレート52を固定するための固定部材として用いられる。
本変形例の荷重検出装置12は、図1から図5に示す荷重検出装置10と比較して小型化の面では不利であるが、ストッパとしての機能を発揮する上面40aは、固定部材として用いられず熱カシメなどの加工・変形が施されないため、高さ寸法を精度良く形成することができる。よって、過剰な荷重が加えられた場合であっても、確実に弾性体50の変形量を制限して、荷重センサ20の破損を防止することができる。
図8は、第3の変形例の荷重検出装置の断面図である。第3の変形例の荷重検出装置13は、プレート52が設けられておらず、弾性体50の厚肉部50aが受圧部23に直接当接している点が異なっている。本変形例において、プレート52を設けていないため、より低背化が可能となる。また、荷重センサ20の受圧部23に直接、弾性体50が当接するため、強い衝撃が加わったような場合に弾性体50によって確実に衝撃を吸収でき、過度の負担が荷重センサ20にかからないようにできる。よって、良好で安定したセンサ感度を得ることができる。
<第2の実施形態>
図9は、第2の実施形態の荷重検出装置の断面図である。図9に示すように、本実施形態の荷重検出装置14は、ケース41の構成が異なっている。本実施形態において、ケース41にキャビティ部42が設けられており、荷重センサ20は、キャビティ部42の底面42aに接着されている。
図9に示すように、リードフレーム46は、キャビティ部42の底面42aから一部露出して設けられており、露出したリードフレーム46と荷重センサ20とがボンディングワイヤ36により電気的に接続される。また、本実施形態においても、リードフレーム46の一部がケース41の下面41bから露出しており、外部基板(図示しない)に実装する際の実装用電極46aとして用いられる。
本実施形態の荷重検出装置14においても、荷重センサ20がケース41に収納された状態しているため、荷重検出装置14を取り扱う際に荷重センサ20に直接触れることはない。よって、ハンドリング性に優れる。また、荷重センサ20の上面側に弾性体50が配置され、弾性体50から荷重センサ20に荷重を伝える構成としているため、従来に比べて弾性体50の上の操作体等の部材を設ける必要がない。よって、部品点数を少なくして荷重検出装置14の小型化を実現できる。さらに、荷重センサ20の上面の受圧部23に直接あるいは間接的に弾性体50が当接するため、強い衝撃が加わったような場合でも、弾性体50によってある程度衝撃を吸収でき、過度の負担が荷重センサ20にかからないようにできる。よって、良好で安定したセンサ感度を得ることができる。
本実施形態の荷重検出装置14の製造工程において、まず、ケース41がリードフレーム46と一体に成形され、その後、キャビティ部42の底面42aに荷重センサ20が接着されて、ボンディングワイヤ36によりリードフレーム46と荷重センサ20とが電気的に接続される。そして、ケース41の上面41aに弾性体50とプレート52とが取り付けられる。このように、ケース41を樹脂成形した後に、ボンディングワイヤ36により接続されるため、リードフレーム46と荷重センサ20との接続箇所を直接触れることを抑制でき、ハンドリング性を向上させることができる。
<第3の実施形態>
図10は、第3の実施形態の荷重検出装置の断面図である。本実施形態の荷重検出装置15は、ケース41のキャビティ部42に封止樹脂43が設けられて、荷重センサ20の周囲が封止樹脂43により封止されている。ケース41は、熱可塑性樹脂(第1の樹脂)を用いて形成されており、封止樹脂43(第2の樹脂)は熱硬化性樹脂、又はゲル状のポッティング樹脂が用いられている。
ケース41に用いられる第1の樹脂は、凸部45を熱カシメ等により変形させる必要があるため、PPS、PC等の熱可塑性樹脂が用いられる。ただし、封止樹脂43に熱可塑性樹脂を用いると、樹脂成形の際に冷却過程で収縮が発生するため、荷重センサ20と封止樹脂43の間に隙間が発生する場合がある。
本実施形態において、ケース41を構成する第1の樹脂には熱可塑性樹脂を用い、荷重センサ20の周囲は熱硬化性樹脂、又はゲル状のポッティング樹脂である第2の樹脂で封止されている。熱硬化性樹脂として、例えばエポキシ系樹脂、シリコン系樹脂等を用いることができ、ゲル状のポッティング樹脂としてフッ素系樹脂やフロロシリコーン系樹脂を用いることができる。
熱硬化性樹脂を用いた場合、加熱硬化の際に、センサ基板21等を構成する半導体シリコン基板と熱硬化性樹脂とが化学的に結合して、封止樹脂43と荷重センサ20との間に隙間が発生しにくくなり、荷重センサ20を確実に封止することができる。また、ゲル状のポッティング樹脂を用いた場合には、完全に硬化しないため、収縮による隙間が発生せず荷重センサ20を確実に封止することができる。
したがって本実施形態の荷重検出装置15によれば、荷重センサ20の周囲を封止樹脂43により封止して、良好なセンサ感度が得られるとともに、耐環境性を向上させることができる。
また、図10に示すように、封止樹脂43(第2の樹脂)の上面には、凹部43aが形成されており、荷重センサ20の受圧部23は、凹部43aの底面から突出して、ケース41から露出している。これによれば、封止樹脂43(第2の樹脂)として熱硬化性樹脂を用いた場合であっても、荷重を加えられた際に、封止樹脂43(第2の樹脂)により制限されることがなく受圧部23が変位可能であるため、良好なセンサ感度が得られる。また、凹部43aを設けて受圧部を露出させているため、荷重検出装置15の低背化を実現することができる。
<図4の実施形態>
図11は、図4の実施形態における電子機器の平面図である。本実施形態の電子機器16は、第1の実施形態に示す荷重検出装置10と、表面パネル60とを備える。また、図示しない表示装置等を備える場合もある。本実施形態の電子機器16は、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機等の携帯用機器や、カーナビゲーション、パーソナルコンピューター等である。
図11に示すように、表面パネル60の中央が入力領域61であり、入力領域61の周囲が周辺領域62である。荷重検出装置10は、表面パネル60の下面60aに配置される。本実施形態において、荷重検出装置10は、周辺領域62の4隅に配置されているが、荷重検出装置10の数や配置する位置を限定するものではない。なお、各荷重検出装置10と表面パネル60との断面形状は図5各図と同様である。
操作者が表面パネル60の入力領域61を押圧すると、各荷重検出装置10の荷重センサ20が荷重を受ける。これにより各荷重検出装置10から出力が得られ、各出力に基づいて押圧力(荷重)や表面パネル60の高さ方向への変位量などの押圧情報を検出することができる。ここで各出力からいかにして押圧情報を検出するかは既存の方法を用いることができる。
本実施形態の電子機器16によれば、小型化された荷重検出装置10を組み込んだことで電子機器16の小型化・低背化を実現できる。また、本実施形態の荷重検出装置10は、荷重センサ20に効率良く荷重を伝えることができ、また強い衝撃が加わったような場合でも、過度の負担が荷重センサ20にかからないようにできるため、良好で安定したセンサ感度を得ることができる。したがって、このような荷重検出装置10を電子機器16に組み込むことで、電子機器16としての良好で安定したセンサ感度を得ることができる。
10〜15 荷重検出装置
16 電子機器
20 荷重センサ
21 センサ基板
22 変位部
23 受圧部
24 ピエゾ抵抗素子
30 ベース基板
36 ボンディングワイヤ
40、41 ケース
40a、41a 上面
40b、41b 下面
40e 凹部
42 キャビティ部
42a 底面
43 封止樹脂(第2の樹脂)
43a 凹部
45 凸部
46 リードフレーム
50 弾性体
50a 厚肉部
50b 周辺部
52 プレート
60 表面パネル

Claims (14)

  1. 突起状の受圧部を有する荷重センサと、前記受圧部を上面側に向けて前記荷重センサを収納するケースと、前記荷重センサの上面側に配置され、荷重を受けて前記荷重センサを高さ方向に押圧する弾性体とを有することを特徴とする荷重検出装置。
  2. 前記ケースの内部から前記ケースの外部に向かって延びるリードフレームが設けられており、前記荷重センサは前記リードフレームに電気的に接続されており、前記リードフレームが前記ケースの外部に露出していることを特徴とする請求項1に記載の荷重検出装置。
  3. 前記荷重センサは、前記リードフレームに接着されていることを特徴とする請求項2に記載の荷重検出装置。
  4. 前記ケースは第1の樹脂により形成されており、前記ケースと前記リードフレームとが一体に成形されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の荷重検出装置。
  5. 前記ケースには前記荷重センサを収納するキャビティ部が設けられており、前記リードフレームは前記キャビティ部の底面から露出して設けられて、露出するリードフレームと前記荷重センサとが接続されていることを特徴とする請求項4に記載の荷重検出装置。
  6. 前記荷重センサは、少なくとも前記受圧部を露出して前記荷重センサの周囲が前記第1の樹脂により封止されていることを特徴とする請求項4に記載の荷重検出装置。
  7. 前記ケースの上面に凹部が形成されており、前記荷重センサの前記受圧部が、前記凹部の底面から突出して、前記ケースから露出していることを特徴とする請求項6に記載の荷重検出装置。
  8. 前記第1の樹脂は熱可塑性樹脂であり、前記荷重センサは、少なくとも前記受圧部を露出して前記荷重センサの周囲が熱硬化性樹脂、又はゲル状のポッティング樹脂である第2の樹脂で封止されていることを特徴とする請求項4に記載の荷重検出装置。
  9. 前記荷重センサを封止する前記第2の樹脂の上面に凹部が形成されており、前記荷重センサの前記受圧部が、前記凹部の底面から突出して、前記第2の樹脂から露出していることを特徴とする請求項8に記載の荷重検出装置。
  10. 前記ケースの前記上面には凸部が設けられ、前記弾性体の上面は、前記凸部よりも突出しており、前記凸部は、前記弾性体が荷重を受けた際に前記弾性体の変位を制限するストッパであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の荷重検出装置。
  11. 前記弾性体は、前記荷重センサと高さ方向にて対向する位置に設けられた厚肉部と、前記厚肉部よりも薄肉で前記厚肉部の周囲に設けられた周辺部とを有し、前記厚肉部の上面が前記凸部よりも突出していることを特徴とする請求項10に記載の荷重検出装置。
  12. 前記凸部は、前記周辺部を貫通して前記弾性体と前記ケースとを固定していることを特徴とする請求項11に記載の荷重検出装置。
  13. 前記弾性体と前記荷重センサとの間に前記弾性体よりも高剛性のプレートが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の荷重検出装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載された荷重検出装置と、操作面を備える表面パネルと、を有し、
    前記表面パネルは、前記荷重検出装置の上面側にて高さ方向に変位可能に配置されており、前記操作面が押圧された際の押圧情報は、前記荷重センサが前記弾性体を介して荷重を受けることで検出されることを特徴とする電子機器。
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