JP7450730B2 - 荷重センサ装置 - Google Patents

荷重センサ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7450730B2
JP7450730B2 JP2022542838A JP2022542838A JP7450730B2 JP 7450730 B2 JP7450730 B2 JP 7450730B2 JP 2022542838 A JP2022542838 A JP 2022542838A JP 2022542838 A JP2022542838 A JP 2022542838A JP 7450730 B2 JP7450730 B2 JP 7450730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load sensor
load
sensor device
elastic body
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022542838A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022034863A1 (ja
Inventor
久幸 矢澤
尚信 大川
彩子 大塚
大輔 土屋
竜瑠 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Alps Alpine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd, Alps Alpine Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Publication of JPWO2022034863A1 publication Critical patent/JPWO2022034863A1/ja
Priority to JP2024005444A priority Critical patent/JP2024026823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7450730B2 publication Critical patent/JP7450730B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/18Measuring force or stress, in general using properties of piezo-resistive materials, i.e. materials of which the ohmic resistance varies according to changes in magnitude or direction of force applied to the material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/20Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
    • G01L1/22Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress using resistance strain gauges
    • G01L1/2206Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports
    • G01L1/2231Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports the supports being disc- or ring-shaped, adapted for measuring a force along a single direction
    • G01L1/2237Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports the supports being disc- or ring-shaped, adapted for measuring a force along a single direction the direction being perpendicular to the central axis
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/04Measuring force or stress, in general by measuring elastic deformation of gauges, e.g. of springs
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/20Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
    • G01L1/22Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress using resistance strain gauges
    • G01L1/2268Arrangements for correcting or for compensating unwanted effects
    • G01L1/2275Arrangements for correcting or for compensating unwanted effects for non linearity
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Measurement Of Force In General (AREA)

Description

本発明は、荷重を検知する荷重センサ装置に関するものである。
近年、電子機器などにおいて荷重を検知する荷重センサ装置が多く利用されている。特許文献1には、少なくとも二つの力検出用導電ランド及びこれらの間に設けられた共通導電ランドを有する基板と、力検出用導電ランド及び共通導電ランドに対向配置された導電性ゴム又は導電性エラストマー製の弾性板と、弾性板の力検出用導電ランドとの対向面に形成された多数の微小突起を有する接触抵抗発生面と、弾性板の共通導電ランドとの対向面に形成された平坦な導電弾性接点とを具備する力検出装置が開示される。
特許文献2には、入力操作を行う被検出体が接触する操作面を有し、被検出体が操作面と接触した位置を感知して信号を出力するタッチセンサ部が設けられた透過性の材料からなるタッチパネル部材と、タッチパネル部材の上側を保持し操作面を開放する開口部を有する上側ホルダーと、タッチパネル部材の背後に配置され、タッチパネル部材の下側を保持する導光部材からなる下側ホルダーと、下側ホルダーの背後に配置されるケース体と、導光部材からなる下側ホルダーに光を導き入れる光源と、下側ホルダーとケース体との間に配置され、タッチパネル部材の操作面の押圧作動に伴って応動作動し、タッチセンサ部の入力を確定する押圧信号を出力する押圧スイッチと、押圧スイッチと光源を実装する回路基板と、を備えるタッチパネル入力操作装置が開示される。
特許文献3には、感圧面を有する圧力センサと、弾性を有し、感圧面に間隔を空けて対向するように感圧面の周囲に固定される膜部材と、感圧面と膜部材との間にあり、膜部材にかかる力を感圧面に伝達する弾性部材と、を備える感圧装置が開示される。
特開2002-124404号公報 特開2014-142777号公報 国際公開第WO2019/167688号
荷重を検知する荷重センサ装置においては、高い検知精度および荷重に対する検出値の直線性が求められるほか、荷重センサ素子をハウジングに収納して組み立てる際に必要な公差も要求される。例えば、組み立ての段階で、荷重を受ける部材と荷重センサ素子とを接触させておく必要があると、荷重を受ける部材と荷重センサ素子との位置関係を正確に合わせなければならず、組み立てが困難となる。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、検出値の高精度化とともに組み立て時の十分な公差を得ることができる荷重センサ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、受圧部を有する荷重センサ素子と、荷重センサ素子を収納するハウジングと、ハウジングに支持される押圧部材と、を備え、押圧部材は、荷重を受ける弾性体と、受圧部と接触する剛性押圧部と、剛性押圧部をハウジングに支持する弾性支持部と、を有し、押圧部材に荷重が印加されていない状態では剛性押圧部と受圧部との間に隙間が設けられる荷重センサ装置である。
このような構成によれば、押圧部材に弾性を持たせることによって、弾性体が押圧されたとき、弾性体から弾性支持部および剛性押圧部を介して受圧部に荷重を伝えることができる。この際、受圧部と接触する剛性押圧部が例えば高剛性の材料でできているため、荷重の逃げが抑制され、感度を高めることができる。また、剛性押圧部と受圧部との間に隙間があることによって組み立てにおける公差を設けることができる。
上記荷重センサ装置において、弾性支持部は板バネ部を有していてもよい。弾性支持部が板バネ形状になっていることで、荷重を受圧部に伝えやすくなる。
上記荷重センサ装置において、弾性支持部は弾性体の一部であってもよい。これにより、装置構成の簡素化を図ることができる。
上記荷重センサ装置において、弾性体と剛性押圧部との間に剛性プレート部が設けられていてもよい。このような剛性プレート部が設けられることで、弾性体から剛性押圧部へ伝わる荷重の逃げを抑制して、測定精度を高めることができる。
上記荷重センサ装置において、荷重センサ素子は、受圧部で受けた荷重によって変位する変位部と、変位部の変位量を電気的に検出する複数のピエゾ抵抗素子と、を有していることが好ましい。このような複数のピエゾ抵抗素子を用いた荷重センサ素子によって荷重測定の線形性を高めることができる。
上記荷重センサ装置において、剛性押圧部は金属であってもよいし、シリコンであってもよい。これにより、剛性押圧部と荷重センサ素子の受圧部との接触における耐久性が向上する。
上記荷重センサ装置において、弾性体は金属であってもよい。これにより、金属の弾性体から剛性押圧部へ効率良く荷重を伝えることができる。
上記荷重センサ装置において、弾性体は、荷重を受ける第1接触点を含む第1接触部と、剛性押圧部に接触する第2接触点を含む第2接触部と、第1接触部と第2接触部との間に設けられ、第1接触部と第2接触部との間に空間を設けるための立片部と、を有し、押圧部材に荷重が印加されると剛性押圧部からの抗力によって第2接触部が空間側に弾性変形するようになっていてもよい。これにより、押圧部材に荷重が印加された際の剛性押圧部からの抗力を第2接触部の弾性変形によって吸収しつつ、受圧部へ効率良く荷重を伝えることができる。この場合であって、第2接触部の弾性変形が立片部の弾性変形に優先して生じる構造を有することが、第1接触点から受けた押圧力を剛性押圧部に効率的に伝達する観点から好ましい。
上記荷重センサ装置において、第1接触部、第2接触部および立片部は、金属の板材で一体化されていることが好ましい。これにより、弾性体を1枚の金属の板材から形成することができる。この場合であって、第2接触部が金属の板材の両端部から構成されるときには、これらの両端部を接合して一体化して第2接触部を形成することが、第1接触点から受けた押圧力を剛性押圧部に効率的に伝達する観点から好ましい。
上記荷重センサ装置において、ハウジング内に収容され、荷重センサ素子を積載する集積回路をさらに備えていてもよい。これにより、荷重センサ装置に集積回路の機能を組み込むことができる。
上記荷重センサ装置において、ハウジングには、剛性押圧部の押圧方向と垂直な方向の動きを規制する規制部が設けられていてもよい。これにより、剛性押圧部と受圧部との擦れを抑制することができる。
上記荷重センサ装置において、押圧部材のハウジングとは反対側に配置され、弾性体に荷重を加える蓋部をさらに備えていてもよい。これにより、蓋部で受けた荷重を押圧部材から剛性押圧部を介して荷重センサ素子へ伝えることができる。
上記荷重センサ装置において、蓋部には、弾性体と接触する凸部が設けられていてもよい。これにより、蓋部の凸部から弾性体へ効率良く荷重を伝えることができる。
上記荷重センサ装置において、弾性体は凸部と一体に形成され、または弾性体は凸部と接続されていてもよい。これにより、蓋部の凸部から弾性体へロス無く荷重を伝えることができる。
上記荷重センサ装置において、蓋部とハウジングとの相対的な距離の接近を規制するストッパをさらに備えていてもよい。このようなストッパにより、蓋部とハウジングとの必要以上の接近が規制され、荷重センサ素子への過荷重を防止することができる。
本発明によれば、検出値の高精度化とともに組み立て時の十分な公差を得ることができる荷重センサ装置を提供することが可能となる。
本実施形態に係る荷重センサ装置の構成を例示する斜視図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置の構成を例示する断面図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置の分解斜視図である。 荷重センサ素子の変位部を例示する平面図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置の動作を例示する図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置の動作を例示する図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置に荷重が印加された際の応力分布図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置に荷重が印加された際の応力分布図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置に荷重が印加された際の応力分布図である。 剛性押圧部を用いた場合の押圧の状態を示す図である。 剛性押圧部を用いた場合の押圧の状態を示す図である。 弾性押圧部を用いた場合の押圧の状態を示す図である。 弾性押圧部を用いた場合の押圧の状態を示す図である。 受圧部および押圧部の応力分布の拡大図である。 受圧部および押圧部の応力分布の拡大図である。 荷重に対する変位部の応力を示す図である。 荷重に対する荷重センサ素子の出力値の線形性誤差を示す図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置の他の例を示す断面図である。 本実施形態に係る荷重センサ装置の他の例を示す分解斜視図である。 荷重センサ装置の出力特性を示す図である。 荷重センサ装置の出力特性を示す図である。 弾性支持部の他の例(その1)を示す平面図である。 弾性支持部の他の例(その2)を示す平面図である。 弾性支持部の他の例(その3)を示す平面図である。 弾性支持部の他の例(その4)を示す斜視図である。 弾性支持部の他の例(その5)を示す斜視図である。 弾性支持部の他の例(その6)を示す斜視図である。 弾性支持部の他の例(その7)を示す斜視図である。 弾性体の他の例(その1)を示す斜視図である。 弾性体の他の例(その2)を示す斜視図である。 弾性体の他の例(その2)を示す断面図である。 弾性体の他の例(その3)を示す斜視図である。 弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置を例示する斜視図である。 弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置を例示する分解斜視図である。 弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置を例示する断面図である。 弾性体の他の例(その4)を示す断面図である。 弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置の動作を例示する断面図である。 弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置の動作を例示する断面図である。 比較例の弾性体を用いた荷重センサ装置の動作を例示する断面図である。 比較例の弾性体を用いた荷重センサ装置の動作を例示する断面図である。 集積回路を含む荷重センサ装置を例示する断面図である。 集積回路を含む荷重センサ装置を例示する断面図である。 蓋部を備えた荷重センサ装置の例を示す斜視図である。 蓋部を備えた荷重センサ装置の例を示す分解斜視図である。 蓋部を備えた荷重センサ装置の例を示す断面図である。 蓋部を備えた荷重センサ装置の例を示す拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(荷重センサ装置の構成)
図1Aおよび図1Bは、本実施形態に係る荷重センサ装置の構成を例示する図である。図1Aには荷重センサ装置の斜視図が示され、図1Bには荷重センサ装置の断面図が示される。
図2は、本実施形態に係る荷重センサ装置の分解斜視図である。
図3は、荷重センサ素子の変位部を例示する平面図である。
本実施形態に係る荷重センサ装置1は、外部からの荷重を受けて、その荷重に応じた信号を出力する装置である。荷重センサ装置1は、荷重センサ素子10と、荷重センサ素子10を収納するハウジング20と、ハウジング20に支持される押圧部材30とを備える。なお、実施形態の説明では、ハウジング20における荷重センサ素子10の実装面の法線方向をZ方向、法線方向(Z方向)に直交する方向の1つをX方向、他の1つをY方向とする。
荷重センサ素子10は、受圧部11と、センサ基板12とを有する。受圧部11は、センサ基板12の上面から例えば円柱状に突出して設けられ、外部からの荷重を受ける部分である。受圧部11はシリコン化合物またはシリコン(センサ基板12と同一材料)からなる。
センサ基板12は、受圧部11で受けた荷重によって変位する変位部121と、変位部121の変位量を電気的に検出する複数のピエゾ抵抗素子122とを有する。センサ基板12はベース基板13の上に接合され、ベース基板13を介してハウジング20に接続される。変位部121は、受圧部11で受けた荷重によって変位する部分であり、センサ基板12の受圧部11とは反対側の面に設けられる。
ピエゾ抵抗素子122は、変位部121の変位量を電気的に検出する素子である。変位部121には複数のピエゾ抵抗素子122が設けられる。複数のピエゾ抵抗素子122は変位部121の周縁部に沿って、隣り合う素子どうしが90°異なる位相(互いに直交する位置関係)で配置されている。受圧部11で受けた荷重により変位部121が変位すると、その変位量に応じて複数のピエゾ抵抗素子122の電気抵抗が変化し、この複数のピエゾ抵抗素子122によって構成されたブリッジ回路の中点電位が変化し、この中点電位がセンサ出力となる。
ハウジング20は例えば箱形に形成されており、縁部21と、中央の凹部である収納部22とを有する。縁部21はハウジング20の最上面となっており、外部からの荷重を受けた際のストッパとしての役目を果たす。
収納部22には荷重センサ素子10が収納される。収納部22にはパッドが設けられており、収納された荷重センサ素子10とパッドとがボンディングワイヤ15によって電気的に接続される。収納部22内にはボンディングワイヤ15などの保護の目的で樹脂(図示せず)が埋め込まれていてもよい。
縁部21の内側で収納部22を囲むように段差部23が設けられる。段差部23には後述する押圧部材30の剛性押圧部32が載置される。
押圧部材30は、外部からの荷重を受ける弾性体31と、受圧部11と接触する剛性押圧部32と、剛性押圧部32をハウジング20に支持する弾性支持部33とを有する。弾性体31は突出部311とフランジ部312とを有する。弾性体31は例えばラバーによって形成される。突出部311は例えば円柱状に設けられ、フランジ部312は突出部311を剛性押圧部32の上に載置するための面を有する。
剛性押圧部32は板状の部材であって、弾性体31よりも固い材料で形成される。剛性押圧部32には、例えば0.2mm厚程度のステンレスが用いられる。剛性押圧部32として、シリコン、セラミックス、ガラス、アルミニウムなどを用いてもよい。剛性押圧部32の弾性率は弾性体31の弾性率よりも高く、好ましい弾性率は60GPa以上である。
弾性支持部33は、ハウジング20の段差部23に載置される枠部331と、枠部331と剛性押圧部32とを繋ぐアーム部332とを有する。弾性支持部33によって剛性押圧部32を支持することで、剛性押圧部32は収納部22の上に弾性支持部33を介して位置する状態となる。
アーム部332は板バネとして作用する板バネ部であって、剛性押圧部32はアーム部332の弾性変形によって所定のバネ定数により支持される。このバネ定数は、アーム部332の材料のほか、幅、厚さ、長さおよび形状によって調整される。剛性押圧部32を中心としてアーム部332が板バネ形状で対称に設けられていることにより弾性体31からの荷重を直下の受圧部11へ伝えやすくなる。
また、押圧部材30に弾性を持たせることによって、弾性体31が押圧されたとき、弾性体31から弾性支持部33および剛性押圧部32を介して荷重センサ素子10の受圧部11に荷重を伝えることができる。この際、受圧部11と接触する剛性押圧部32が例えば高剛性の材料(金属やシリコンなど)でできているため、荷重の逃げが抑制され、検出感度を高めることができる。
荷重センサ素子10として複数のピエゾ抵抗素子122によるブリッジ回路で出力を得る構成の場合、凸型の受圧部11で荷重を受けて変位部121を効率良く変位させる必要がある。このため、押圧部材30から受圧部11に荷重を伝える際、受圧部11と接触する部材の剛性が低いと荷重を効果的に受圧部11に伝えられない。本実施形態では、剛性押圧部32によって受圧部11を押圧するため、外部からの荷重の逃げを抑制し、効率良く受圧部11へ荷重を伝えることができる。
(荷重センサ装置の組み立て)
上記構成において、ハウジング20の収納部22に荷重センサ素子10が収納され、荷重センサ素子10と収納部22のパッドとがボンディングワイヤ15で接続される。また、収納部22の段差部23に押圧部材30の弾性支持部33が載置され、剛性押圧部32の上に弾性体31が載置される。
そして、この状態でハウジング20にフレーム40が被せられる。フレーム40はハウジング20の側面に設けられたフック25に掛けることで固定される。フレーム40の中央には孔40hが設けられており、フレーム40をハウジング20に被せた際、孔40hから突出部311が上方に突出する状態となる。弾性体31はフランジ部312でフレーム40によって押さえられる。これにより、押圧部材30がハウジング20に固定される。
このように組み立てられた荷重センサ装置1において、押圧部材30に荷重が印加されていない状態では剛性押圧部32と受圧部11との間に隙間dが設けられる。すなわち、剛性押圧部32の受圧部11の面は受圧部11とは接していない。剛性押圧部32と受圧部11との間に隙間dがあることによって組み立てにおける公差を設けることができる。
つまり、剛性押圧部32と受圧部11とが接触する、または接触するほど接近していると、各部の寸法誤差や組み立ての際のずれなどによって剛性押圧部32と受圧部11とが衝突してしまう可能性が生じる。剛性押圧部32のように剛性の高いものが受圧部11と衝突すると荷重センサ素子10へ悪影響を及ぼす可能性がある。本実施形態のように、剛性押圧部32と受圧部11との間に隙間dが設けられていることで、組み立て時の衝突を積極的に回避し、荷重センサ素子10を保護することができる。
(荷重センサ装置の動作)
図4Aおよび図4Bは、本実施形態に係る荷重センサ装置の動作を例示する図である。図4Aには荷重センサ装置1に荷重をかける状態を例示する図が示され、図4Bには荷重センサ素子の出力例が示される。図4Bにおいて横軸はプレート50のZ方向のストローク、縦軸は出力値(相対値)を表す。
図4Aに示すように、荷重センサ装置1の押圧部材30の弾性体31にはプレート50を介して荷重がかけられる。プレート50から弾性体31にZ方向に荷重が加えられると、弾性支持部33のバネ作用で支持されている剛性押圧部32がZ方向に押し込まれる。
ここで、剛性押圧部32と荷重センサ素子10の受圧部11との間には隙間dが設けられているため、剛性押圧部32が受圧部11と接触するまでの間、受圧部11には荷重がかからない。
したがって、図4Bに示すように、荷重センサ装置1に荷重がかかり始めて所定のストロークS1までは出力は発生しない。この領域をプリストローク領域R1と言う。プリストローク領域R1では、荷重がかかった際に弾性支持部33が弾性変形し、剛性押圧部32が受圧部11に接触するまでの間、押圧部材30はストロークするものの受圧部11には荷重が伝わらず、出力値は増加しない。プリストローク領域R1の長さは隙間dによって設定可能である。
次に、プリストローク領域R1を越えて荷重がかかるとストロークに応じて出力値が増加する。この領域を受力領域R2と言う。受力領域R2では剛性押圧部32が受圧部11に接触しているため、弾性体31から剛性押圧部32を介して受圧部11に荷重が伝わる。受圧部11に接触する剛性押圧部32の剛性によって、ストローク(荷重)の大きさにほぼ比例するように荷重センサ素子10からの出力値が増加する。出力値はストロークに応じてV1まで増加する。
受力領域R2は、ハウジング20の縁部21がストッパとして機能するところまで続く。すなわち、押圧部材30が押し込まれていき、プレート50がハウジング20の縁部21に当たるとそれ以上は押し込まれなくなる。これにより押圧部材30のストロークはS2で止まり、これ以上出力値は増加せず、荷重センサ素子10への過負荷が防止される。
図5Aから図5Cは、本実施形態に係る荷重センサ装置に荷重が印加された際の応力分布図である。図5Aには荷重が印加されていない状態(図4Bのストローク0の状態)が示される。この状態では、弾性体31と受圧部11との間に位置する剛性押圧部32を支持する弾性支持部33のアーム部332は変形していないため、側方から見て、剛性押圧部32は枠部331に隠れている。
図5Bには荷重の印加によって押圧部材30がZ方向に押し込まれ、剛性押圧部32と受圧部11とが接触した状態(図4BのストロークS1の状態)での応力分布が示される。プレート50からの荷重は弾性体31を介して剛性押圧部32に伝達される。これにより、剛性押圧部32は弾性支持部33のアーム部332に支持されながら、Z方向の受圧部11側へと移動し、これに接触する。
図5Cにはプレート50がハウジング20の縁部21に当接した状態(図4BのストロークS2の状態)での応力分布が示される。この応力分布の変化に示されるように、プレート50から印加される荷重が剛性押圧部32から受圧部11を介して荷重センサ素子10に効果的に伝わることが把握される。
なお、何らかの理由(組み付けばらつきなど)によりプレート50が荷重センサ装置1に対して斜めに近接する(片当たりする)場合であっても、プレート50に直接的に接する弾性体31が変形することにより、プレート50と弾性体31との接触状態を安定化させることができる。そして、荷重を受けた弾性体31が、アーム部332を変形させながら、剛性押圧部32をZ方向から受圧部11に近づくように変位させる。このように、弾性体31は押圧部材30とプレート50との接触を安定化させるためのものであり、剛性押圧部32は押圧部材30と荷重センサ素子10との接触を適正化させるためのものである。
(実施例)
次に、受圧部11と接する押圧部の硬さの比較について説明する。
図6Aおよび図6Bは、本発明例として、剛性押圧部32が受圧部11に接触する場合の押圧の状態を示す図である。図6Aには剛性押圧部32と受圧部11とが接触した状態を示す模式断面図が示され、図6Bには剛性押圧部32から受圧部11に荷重が加えられた場合の応力分布図が示される。
図7Aおよび図7Bは、比較例として、剛性押圧部32に代えて弾性率が低い弾性押圧部32Bが受圧部11に接触する場合の押圧の状態を示す図である。図7Aには弾性押圧部32Bと受圧部11とが接触した状態を示す模式断面図が示され、図7Bには弾性押圧部32Bから受圧部11に荷重が加えられた場合の応力分布図が示される。
図8Aおよび図8Bは受圧部および押圧部の応力分布の拡大図である。図8Aには図6Bに示す剛性押圧部32と受圧部11との接触部分の応力分布の拡大図が示され、図8Bには図7Bに示す弾性押圧部32Bと受圧部11との接触部分の応力分布の拡大図が示される。
図6および図8Aに示す剛性押圧部32にはステンレス(SUS304)が用いられ、図7および図8Bに示す弾性押圧部32Bにはゴム(硬度70(デュロメータ高度計A型を用いて測定))が用いられる。いずれも受圧部11への荷重は6Nである。
剛性押圧部32を用いた場合、受圧部11との接点を中心に荷重がセンサ基板に向けて集中的に伝わっていることが分かる。一方、弾性押圧部32Bを用いた場合、受圧部11が弾性押圧部32Bに食い込むようになり、荷重が分散していることが分かる。したがって、剛性押圧部32は、受圧部11との接触面が受圧部11の受圧面に収まる程度の剛性を有していればよい。この接触面の面積はヘルツの接触理論より求めることができる。
図9は、荷重に対する変位部の応力を示す図である。
弾性押圧部32Bを用いた場合、荷重が分散してしまうことで受圧部11からセンサ基板12に効率良く荷重を伝えることができず、荷重に対してセンサ基板12の変位部121に伝わる応力は大きくならない。一方、剛性押圧部32を用いた場合、荷重を効率良くセンサ基板に伝えることができ、荷重に対してセンサ基板12の変位部121に伝わる応力を大きくすることができる。図9の荷重に対する変位部121の応力変化は感度と等価である。したがって、弾性押圧部32Bに比べて剛性押圧部32を用いる方が十分な感度を得ることができる。
図10は、荷重に対する荷重センサ素子の出力値の線形性誤差を示す図である。
弾性押圧部32Bを用いた場合、4Nまで受圧部11が弾性押圧部32Bに食い込み、荷重が分散してしまうことから、線形性誤差は大きい。一方、剛性押圧部32を用いる場合、受圧部11が剛性押圧部32へ食い込むことはなく、荷重の逃げはほとんど生じない。したがって、非常に線形性誤差が小さいことが分かる。
(荷重センサ装置の他の例)
図11は、本実施形態に係る荷重センサ装置の他の例を示す断面図である。
図12は、本実施形態に係る荷重センサ装置の他の例を示す分解斜視図である。
図11および図12に示すように他の例の荷重センサ装置1Bは、弾性体31と剛性押圧部32との間に剛性プレート部60を備えている。
先に説明した荷重センサ装置1では、弾性体31によって剛性押圧部32を直接押圧しているが、弾性体31の一部(フランジ部312)がフレームや弾性支持部33の枠部331に触れているため、受けた荷重の一部が分散して荷重センサ素子10に伝わる力の減衰を招く。
一方、荷重センサ装置1Bでは、弾性体31で受けた荷重を、剛性プレート部60を介して剛性押圧部32に伝えている。剛性プレート部60は、他の部材と干渉することなく剛性押圧部32の中央部分に力を伝達することができる。したがって、弾性体31で受けた荷重が荷重センサ素子10に伝わりやすく、感度の向上を図ることができる。
図13Aおよび図13Bは、荷重センサ装置の出力特性を示す図である。図13Aおよび図13Bの各図において横軸は荷重、縦軸は荷重センサ素子10の出力値である。図13Aには荷重センサ装置1の出力特性が示され、図13Bには荷重センサ装置1Bの出力特性が示される。同じ荷重をかけた場合、荷重センサ装置1Bは荷重センサ装置1に比べて約1.6倍の出力値を得ている。
剛性プレート部60を備えた荷重センサ装置1Bであっても、荷重センサ装置1と同様に、剛性押圧部32と荷重センサ素子10の受圧部11との間に設けられた隙間dによって、プリストローク領域R1(図4B参照)が設定される。この場合、プリストローク領域R1である荷重のかかり始めから所定のストロークS1までの大きさは、剛性プレート部60の厚さによって設定することができる。すなわち、剛性プレート部60の厚さが薄いほど隙間dが大きくなり、プリストローク領域R1は大きくなる。一方、剛性プレート部60の厚さが厚いほど隙間dが小さくなり、プリストローク領域R1は小さくなる。
(弾性支持部の他の例)
図14Aから図14Cは、弾性支持部の他の例を示す平面図である。
図14Aには、弾性支持部33の他の例(その1)が示され、図14Bには、弾性支持部33の他の例(その2)が示され、図14Cには、弾性支持部33の他の例(その3)が示される。
図14Aから図14Cに示すように、弾性支持部33のアーム部332の形状には種々の形態が考えられる。図14Aでは、中央に配置される剛性押圧部32に対してアーム部332が線対称に設けられている。また、図14Bおよび図14Cでは、中央に配置される剛性押圧部32に対してアーム部332が点対称に設けられている。このうち図14Bでは、アーム部332が折り返し状に設けられている。図14Cでは、アーム部332が渦巻き状に設けられている。
アーム部332がこれらのような形状を有していることにより、剛性押圧部32は、受圧部11に近接する方向(Z方向)には弾性変形しやすいが、他の方向(例えば枠部331の面内方向:XY方向)には弾性変形しにくい。すなわち、アーム部332は弾性変形のしやすさに異方性を有している。このため、プレート50に加えられた荷重は受圧部11に効率的に伝達される。また、プレート50に加えられた荷重の向きにばらつきがあっても、弾性体31が弾性変形することにより適切に荷重を受けることが可能であり、弾性変形のしやすさに異方性があるアーム部332により、弾性体31が受けた荷重を受圧部11の方向(Z方向)に効果的に伝達することができる。特に、図14Aに示す弾性支持部33の形状では、弾性変形の異方性効果に優れることから、受圧部11との接触信頼性が高まる。また、図14Bおよび図14Cに示す弾性支持部33の形状では、アーム部332が長く、弾性変形しやすいため、ソフトなプリストローク感を得やすい。
弾性支持部33におけるバネ構造によって、中央に配置される剛性押圧部32は所定のバネ定数によって支持される。このバネ構造において、アーム部332の長さが長いほど、また、幅が狭いほどバネ定数は小さくなる(小さな荷重で変位しやすくなる)。同様に、アーム部332の厚さが薄いほどバネ定数は小さくなるが、ステンレスを用いる場合、剛性押圧部32の強度を考慮すると0.2mm程度の厚さを有していることが好ましい。
また、アーム部332によって支持される剛性押圧部32の面内方向への変位を抑制できると、剛性押圧部32と荷重センサ素子10の受圧部11との接触による摩耗リスクを低減でき、より信頼性の高い製品を提供できることになる。
図15Aは、弾性支持部の他の例(その4)を示す斜視図である。
図15Bは、弾性支持部の他の例(その5)を示す斜視図である。
図16Aは、弾性支持部の他の例(その6)を示す斜視図である。
図16Bは、弾性支持部の他の例(その7)を示す斜視図である。
上記のいずれの図においても、説明の便宜上、弾性体31を外した状態が示される。
弾性支持部33の他の例(その4)から(その7)では、枠部331に位置決め用の孔331hが設けられている。枠部331が載置されるハウジング20の段差部23には、位置決め用の突起部23aが設けられており、段差部23に枠部331を載置すると位置決め用の孔331hに突起部23aが嵌合して弾性支持部33の載置位置が決まる。
図15Aから図16Bに示す弾性支持部33は、それぞれのアーム部332における剛性押圧部32との連結部分332aの板幅(Y方向の幅)が相違する。すなわち、図15Aに示す弾性支持部33のアーム部332における連結部分332aの板幅が最も狭く、図15B、図16Aおよび図16Bに示す順にアーム部332における連結部分332aの板幅が広くなっている。弾性支持部33のアーム部332における連結部分332aの板幅が狭いほどバネ定数は小さくなり、ソフトなプリストローク感を得やすい。一方、アーム部332における連結部分332aの板幅が広いほどバネ定数は大きくなり、押圧感を得やすい。
(弾性体の他の例)
図17は、弾性体の他の例(その1)について示す斜視図である。
図17に示す弾性体31Bは、弾性支持部33を兼用している。すなわち、弾性支持部33は弾性体31Bの一部となっている。具体的には、弾性体31Bの荷重センサ素子10側の面には剛性押圧部32が組み込まれており、弾性体31のフランジ部312が剛性押圧部32を支持する弾性支持部33としての機能を兼ねている。このような弾性体31Bを用いる場合、図2に示す板状の弾性支持部33は不要となり、押圧部材30の構成の簡素化を図ることができる。
図18Aは、弾性体の他の例(その2)を示す斜視図である。なお、説明の便宜上、図18Aにはフレーム40を外した状態が示される。図18Bは、弾性体の他の例(その2)を示す断面図である。
弾性体31の他の例(その2)では、弾性体31のフランジ部312がX方向にハウジング20の縁部21まで延出している。ハウジング20の縁部21には段部21aが設けられており、弾性体31のフランジ部312が縁部21の段部21aの上に載置される。弾性体31の縁部21と対向する側面31aには凹部31bが設けられ、この凹部31bがハウジング20に設けられた凸部20aと係合して弾性体31の位置決めが行われる。また、ハウジング20の上からフレーム40を被せることで、フレーム40とハウジング20との間で弾性体31が挟み込まれる。弾性体31にフランジ部312が設けられていると、フレーム40とハウジング20との間でこのフランジ部312が挟み込まれ、弾性体31に横圧力が加わった際に弾性体31が外れることを効果的に防止することができる。
図19は、弾性体の他の例(その3)を示す斜視図である。
弾性体31の他の例(その3)では、弾性体31のフランジ部312がX方向にハウジング20の縁部21まで延出しているとともに、フランジ部312が縁部21の段部21aの上に載置される。弾性体31の他の例(その3)には凹部31bは設けられていないが、弾性体31の側面31aとハウジング20の内周面との当接、および縁部21の四隅に設けられた内向きの凸部21bと、フランジ部312の切り欠き部312bとの係合によって弾性体31の位置決めが行われる。弾性体31の他の例(その3)においても、ハウジング20の上からフレーム40を被せることで、フレーム40とハウジング20との間で弾性体31が挟み込まれる。弾性体31にフランジ部312が設けられていると、フレーム40とハウジング20との間でこのフランジ部312が挟み込まれ、弾性体31に横圧力が加わった際に弾性体31が外れることを効果的に防止することができる。
図20は、弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置を例示する斜視図である。
図21は、弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置を例示する分解斜視図である。
図22は、弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置を例示する断面図である。
図23は、弾性体の他の例(その4)を示す断面図である。
他の例(その4)に係る弾性体31Cは、金属によって形成されている。例えば、板状の金属を折り曲げることで弾性体31が形成される。
弾性体31Cは、荷重を受ける第1接触点CP1を含む第1接触部3101と、剛性押圧部32に接触する第2接触点CP2を含む第2接触部3102と、第1接触部3101と第2接触部3102との間に設けられ、第1接触部3101と第2接触部3102との間に空間Sを設けるための立片部3103と、を有する。
この弾性体31Cにおいて、第1接触部3101と立片部3103とによって凸形状が構成される。この凸形状が突出部311となる。第2接触部3102は第1接触部3101と対向する部分であり、立片部3103の高さに応じて第1接触部3101との間に間隔が設けられる。この間隔によって第1接触部3101と第2接触部3102との間の空間Sが構成される。
弾性体31Cは、例えば金属の板材を折り曲げることで第1接触部3101、第2接触部3102および立片部3103を1枚の金属の板材から一体的に形成している。金属の板材の両端部は接合(溶接など)され、環状部分を有する弾性体31Cとなっている。環状部分の内側が空間Sとなる。
具体的には、金属の板材によって、第1接触点CP1を含み横方向(XY平面に沿った方向)に延在する第1接触部3101が構成され、第1接触部3101の両端側の板材を下方に略直角に折り曲げることで2つの立片部3103が構成される。さらに、立片部3103から板材を横方向の第1接触部3101とは反対側に折り曲げ、所定の位置で180度折り返すことで第2接触部3102が構成される。
第2接触部3102における金属の板材の両端部は重ね合わせた状態で接合されていてもよいし、端面を付き合わせた状態で接合されていてもよい。なお、重ね合わせた状態で接合されるほうが接合強度の観点から好ましい。また、重ね合わせた部分が剛性プレート部60として機能するため、感度の向上を図ることができる。また、立片部3103から第2接触部3102にかけての金属の板材を横方向に張り出した状態で折り曲げることで、弾性体31Cのフランジ部312が構成される。
図24Aおよび図24Bは、弾性体の他の例(その4)を用いた荷重センサ装置の動作を例示する断面図である。
図25Aおよび図25Bは、比較例の弾性体を用いた荷重センサ装置の動作を例示する断面図である。
図24Aには、弾性体31Cを用いた荷重センサ装置1に荷重を印加する前の状態が示され、図24Bには、弾性体31Cを用いた荷重センサ装置1に荷重を印加した状態が示される。弾性体31Cの上にプレート50を接触させて荷重を印加すると、第1接触部3101の第1接触点CP1で受けた荷重は第2接触部3102の第2接触点CP2で接触する剛性押圧部32に印加される。
剛性押圧部32に荷重が印加されることで弾性支持部33が撓み、剛性押圧部32が荷重センサ素子10の受圧部11に接近してやがて接触する。剛性押圧部32が受圧部11に接触すると、剛性押圧部32からの抗力によって第2接触部3102が空間S側に弾性変形する。プレート50からの荷重は弾性体31Cを介して剛性押圧部32に伝達され、剛性押圧部32から受圧部11を介して荷重センサ素子10に伝わることになる。
図25Aには、比較例の弾性体31Dを用いた荷重センサ装置1に荷重を印加する前の状態が示され、図25Bには、比較例の弾性体31Dを用いた荷重センサ装置1に荷重を印加した状態が示される。比較例の弾性体31Dは、弾性体31Cと同様に金属の板材を折り曲げることで構成されているが、第2接触部3102の端部(金属の板材の端部)が接合されていない。
この弾性体31Dの上にプレート50を接触させて荷重を印加すると、第1接触部3101で受けた荷重は第2接触部3102と接触する剛性押圧部32に印加される。剛性押圧部32に荷重が印加されることで弾性支持部33が撓み、剛性押圧部32が荷重センサ素子10の受圧部11に接近してやがて接触する。剛性押圧部32が受圧部11に接触すると、剛性押圧部32からの抗力によって第2接触部3102が空間S側に弾性変形する。
この際、第2接触部3102の端部が接合されていないことから、荷重が加わるほど2つの第2接触部3102は拡がる方向に移動していく。さらに、2つの第2接触部3102が拡がることで立片部3103の第2接触部3102側(下側)が拡がるように突出部311が潰れていく。このように、弾性体31Dでは弾性体31Cに比べて突出部311が潰れやすい。
シミュレーションにおいて弾性体31Cの第1接触部3101および弾性体31Dの第1接触部3101に等しい押圧力を付与すると、弾性体31Dの第2接触部3102を介して剛性押圧部32に伝達される力は、弾性体31Cの第2接触部3102を介して剛性押圧部32に伝達される力の1/5となった。このシミュレーションにより確認されたように、第2接触部3102の弾性変形が立片部3103の弾性変形に優先して生じる構造を有する弾性体31Cを用いた荷重センサ装置1では、立片部3103の弾性変形が第2接触部3102の弾性変形に優先して生じる構造を有する弾性体31Dを用いた荷重センサ装置1に比べて、プレート50からの荷重を効率的に荷重センサ素子10へ伝達することができる。第1接触部3101、第2接触部3102および立片部3103を備える弾性体が金属の板材を折り曲げ加工することにより形成され、第2接触部3102が金属の板材の両端部から構成される場合には、弾性体31Cのように、金属の板材の両端部を接合して一体化して第2接触部3102を形成することにより、第1接触部3101が受けた押圧力を効率的に剛性押圧部32に伝達することができる。
(集積回路を含む荷重センサ装置の例)
図26Aおよび図26Bは、集積回路を含む荷重センサ装置を例示する断面図である。
この荷重センサ装置1Cに用いられる集積回路70は、例えば荷重センサ素子10からの出力であるアナログ信号をデジタル信号に変換するASIC(Application Specific Integrated Circuit)である。集積回路70は信号変換以外の回路であってもよい。
集積回路70は、荷重センサ素子10を載置する。すなわち、ハウジング20の収納部22には、集積回路70と荷重センサ素子10とが積層される。これにより、1つの荷重センサ装置1Cによって、集積回路70を含めたパッケージ構成を実現することができる。
図26Aには、荷重センサ装置1Cのハウジング20としてモールド樹脂が用いられた例が示される。図26Bには、荷重センサ装置1Cのハウジング20としてセラミックスが用いられた例が示される。モールド樹脂をハウジング20として用いる場合、安価かつ軽量な荷重センサ装置1Cを構成することができる。また、セラミックスをハウジング20として用いる場合、ハウジング20に精細なメタライズパターンを形成することができ、集積回路70との電気的な接続の細線化を図ることができる。
(蓋部を備えた荷重センサ装置の例)
図27は、蓋部を備えた荷重センサ装置の例を示す斜視図である。
図28は、蓋部を備えた荷重センサ装置の例を示す分解斜視図である。
図29は、蓋部を備えた荷重センサ装置の例を示す断面図である。
図30は、蓋部を備えた荷重センサ装置の例を示す拡大断面図である。
荷重センサ装置1Dは、押圧部材30のハウジング20とは反対側に配置された蓋部80を備える。この荷重センサ装置1Dのハウジング20には、剛性押圧部32の押圧方向(Z方向)と垂直な方向(X方向およびY方向)の動きを規制する規制部27が設けられる。具体的には、規制部27はハウジング20に設けられた孔であり、この孔内に荷重センサ素子10および押圧部材30(弾性体31、剛性押圧部32および弾性支持部33)が収容される。なお、荷重センサ装置1Dでは、弾性体31と剛性押圧部32との間に剛性プレート部60が設けられている。剛性プレート部60は必要に応じて設けるようにすればよい。
規制部27の孔のX方向およびY方向の長さはZ方向に一定であり、規制部27の孔内で押圧部材30はZ方向には摺動可能であるが、X方向およびY方向には移動が規制される。
蓋部80には、弾性体31と接触する凸部81が設けられる。これにより、蓋部80から荷重を加えると、凸部81から弾性体31に荷重が伝わり、剛性押圧部32を介して荷重センサ素子10の受圧部11へ荷重を伝えることができる。この際、押圧部材30はハウジング20の規制部27によってX方向およびY方向の移動が規制されることから、剛性押圧部32のX方向およびY方向への移動も規制され、剛性押圧部32と受圧部11とのX方向およびY方向への擦れが抑制される。したがって、受圧部11がシリコンなど高硬度で低靭性な材料で構成されていても、受圧部11と剛性押圧部32との擦れによる受圧部11の破損を抑制することができる。
蓋部80の凸部81は弾性体31と一体に形成されていてもよいし、凸部81と弾性体31とが接続されていてもよい。これにより、蓋部80の凸部81から弾性体31へロス無く荷重を伝えることができる。
また、荷重センサ装置1Dには、蓋部80とハウジング20との相対的な距離の接近を規制するストッパ85が設けられていることが好ましい。例えば、ストッパ85は、蓋部80における凸部81の近傍においてハウジング20との対向部分に設けられた突起によって構成される。蓋部80を押し込んでいくとストッパ85とハウジング20とが当接し、それ以上の蓋部80の押し込みを防止する。これにより、必要以上の荷重が蓋部80に加わっても、荷重センサ素子10への過荷重を防止することができる。ストッパ85は、蓋部80の凸部81の近傍に配置されていることが好ましい。例えば、蓋部80の剛性が低いと蓋部80を押し込んだ際に蓋部80の撓みが発生しやすくなる。ストッパ85が凸部81の近傍に配置されていれば、蓋部80が撓んだ際にも凸部81によって荷重センサ素子10を押圧する際のストッパ効果を十分に発揮させることができる。また、ストッパ85は予備的に凸部81から離れた位置に配置されていてもよい。これにより、蓋部80の撓みの抑制効果も得ることができる。なお、ストッパ85は、蓋部80側に設けられていてもよいし、ハウジング20側に設けられていてもよい。すなわち、ストッパ85は、蓋部80とハウジング20との対向位置に設けられていればよく、蓋部80およびハウジング20のそれぞれに設けられていてもよい。
荷重センサ装置1Dは蓋部80を備えるため、製品においてユーザに視認される位置に配置される構成部材として荷重センサ装置1Dをそのまま使用することができる。そのような構成部材の具体例として、屋内や車両内に配置されるパネルスイッチが挙げられる。蓋部80におけるユーザから視認される側には、画像表示装置が設けられていてもよい。弾性体31の材料(弾性率)を調整することで蓋部80の押圧感(パネルスイッチの押し応え)を変えることができる。また、弾性体31の厚さを調整することで蓋部80の表面位置(パネルスイッチのタッチ位置)を調整することができる。
このように、本実施形態によれば、高い検知精度および荷重に対する検出値の直線性を得られるとともに、組み立て時の十分な公差を得ることができる荷重センサ装置1、1B、1Cおよび1Dを提供することが可能となる。
なお、上記に本実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、弾性支持部33のアーム部332の形状は上記説明したものには限定されない。また、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の構成例の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
1,1B,1C,1D…荷重センサ装置
10…荷重センサ素子
11…受圧部
12…センサ基板
13…ベース基板
15…ボンディングワイヤ
20…ハウジング
20a…凸部
21…縁部
21a…段部
21b…凸部
22…収納部
23…段差部
23a…突起部
25…フック
27…規制部
30…押圧部材
31,31B,31C,31D…弾性体
31a…側面
31b…凹部
32…剛性押圧部
32B…弾性押圧部
33…弾性支持部
40…フレーム
40h…孔
50…プレート
60…剛性プレート部
70…集積回路
80…蓋部
81…凸部
85…ストッパ
121…変位部
122…ピエゾ抵抗素子
311…突出部
312…フランジ部
312b…切り欠き部
331…枠部
331h…位置決め用の孔
332…アーム部
332a…連結部分
3101…第1接触部
3102…第2接触部
3103…立片部
CP1…第1接触点
CP2…第2接触点
R1…プリストローク領域
R2…受力領域
d…隙間
S…空間

Claims (15)

  1. 受圧部を有する荷重センサ素子と、
    前記荷重センサ素子を収納するハウジングと、
    前記ハウジングに支持される押圧部材と、
    を備え、
    前記押圧部材は、
    荷重を受ける弾性体と、
    前記受圧部と接触する剛性押圧部と、
    前記剛性押圧部を前記ハウジングに支持する弾性支持部と、を有し、
    前記押圧部材に荷重が印加されていない状態では前記剛性押圧部と前記受圧部との間に隙間が設けられ、
    前記剛性押圧部はシリコンであることを特徴とする荷重センサ装置。
  2. 受圧部を有する荷重センサ素子と、
    前記荷重センサ素子を収納するハウジングと、
    前記ハウジングに支持される押圧部材と、
    を備え、
    前記押圧部材は、
    荷重を受ける弾性体と、
    前記受圧部と接触する剛性押圧部と、
    前記剛性押圧部を前記ハウジングに支持する弾性支持部と、を有し、
    前記押圧部材に荷重が印加されていない状態では前記剛性押圧部と前記受圧部との間に隙間が設けられ、
    前記弾性支持部は前記弾性体の一部であることを特徴とする荷重センサ装置。
  3. 受圧部を有する荷重センサ素子と、
    前記荷重センサ素子を収納するハウジングと、
    前記ハウジングに支持される押圧部材と、
    を備え、
    前記押圧部材は、
    荷重を受ける弾性体と、
    前記受圧部と接触する剛性押圧部と、
    前記剛性押圧部を前記ハウジングに支持する弾性支持部と、を有し、
    前記押圧部材に荷重が印加されていない状態では前記剛性押圧部と前記受圧部との間に隙間が設けられ、
    前記弾性体は、
    荷重を受ける第1接触点を含む第1接触部と、
    前記剛性押圧部に接触する第2接触点を含む第2接触部と、
    前記第1接触部と前記第2接触部との間に設けられ、前記第1接触部と前記第2接触部との間に空間を設けるための立片部と、を有し、
    前記押圧部材に荷重が印加されると前記剛性押圧部からの抗力によって前記第2接触部が前記空間側に弾性変形することを特徴とする荷重センサ装置。
  4. 前記第1接触部、前記第2接触部および前記立片部は、金属の板材で一体化されている、請求項3に記載の荷重センサ装置。
  5. 前記剛性押圧部は金属である、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
  6. 前記弾性支持部は板バネ部を有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
  7. 前記弾性体と前記剛性押圧部との間に剛性プレート部が設けられた、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
  8. 前記荷重センサ素子は、
    前記受圧部で受けた荷重によって変位する変位部と、
    前記変位部の変位量を電気的に検出する複数のピエゾ抵抗素子と、を有する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
  9. 前記弾性体は金属である、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
  10. 前記ハウジング内に収容され、前記荷重センサ素子を積載する集積回路をさらに備えた、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
  11. 前記ハウジングには、前記剛性押圧部の押圧方向と垂直な方向の動きを規制する規制部が設けられた、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
  12. 前記押圧部材の前記ハウジングとは反対側に配置され、前記弾性体に荷重を加える蓋部をさらに備えた、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
  13. 前記蓋部には、前記弾性体と接触する凸部が設けられた、請求項12記載の荷重センサ装置。
  14. 前記弾性体は前記凸部と一体に形成され、または前記弾性体は前記凸部と接続された、請求項13記載の荷重センサ装置。
  15. 前記蓋部と前記ハウジングとの相対的な距離の接近を規制するストッパをさらに備えた、請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の荷重センサ装置。
JP2022542838A 2020-08-12 2021-08-06 荷重センサ装置 Active JP7450730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024005444A JP2024026823A (ja) 2020-08-12 2024-01-17 荷重センサ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020136350 2020-08-12
JP2020136350 2020-08-12
PCT/JP2021/029379 WO2022034863A1 (ja) 2020-08-12 2021-08-06 荷重センサ装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024005444A Division JP2024026823A (ja) 2020-08-12 2024-01-17 荷重センサ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022034863A1 JPWO2022034863A1 (ja) 2022-02-17
JP7450730B2 true JP7450730B2 (ja) 2024-03-15

Family

ID=80247835

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022542838A Active JP7450730B2 (ja) 2020-08-12 2021-08-06 荷重センサ装置
JP2024005444A Pending JP2024026823A (ja) 2020-08-12 2024-01-17 荷重センサ装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024005444A Pending JP2024026823A (ja) 2020-08-12 2024-01-17 荷重センサ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230152168A1 (ja)
JP (2) JP7450730B2 (ja)
CN (1) CN116209885A (ja)
DE (1) DE112021004263T5 (ja)
WO (1) WO2022034863A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001281074A (ja) 2000-03-30 2001-10-10 Yamaha Motor Co Ltd 荷重検出装置
JP2014074668A (ja) 2012-10-05 2014-04-24 Alps Electric Co Ltd 荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器
JP2015152429A (ja) 2014-02-14 2015-08-24 オムロン株式会社 圧力センサ及びスタイラスペン
JP2015161531A (ja) 2014-02-26 2015-09-07 アルプス電気株式会社 荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器
US20170343430A1 (en) 2016-05-31 2017-11-30 Stmicroelectronics S.R.L. Miniaturized load sensor device having low sensitivity to thermo-mechanical packaging stress, in particular force and pressure sensor
US20190252556A1 (en) 2018-02-13 2019-08-15 Stmicroelectronics S.R.L. Load sensing devices, packages, and systems

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426049Y2 (ja) * 1973-10-06 1979-08-29
JPS59111107U (ja) * 1983-01-18 1984-07-26 株式会社日本コ−リン 頚動脈波検出装置
JP3448741B2 (ja) 2000-10-18 2003-09-22 ニッタ株式会社 力検出装置
JP2014142777A (ja) 2013-01-23 2014-08-07 Nippon Seiki Co Ltd タッチパネル入力操作装置
WO2019167688A1 (ja) 2018-02-28 2019-09-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 感圧装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001281074A (ja) 2000-03-30 2001-10-10 Yamaha Motor Co Ltd 荷重検出装置
JP2014074668A (ja) 2012-10-05 2014-04-24 Alps Electric Co Ltd 荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器
JP2015152429A (ja) 2014-02-14 2015-08-24 オムロン株式会社 圧力センサ及びスタイラスペン
JP2015161531A (ja) 2014-02-26 2015-09-07 アルプス電気株式会社 荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器
US20170343430A1 (en) 2016-05-31 2017-11-30 Stmicroelectronics S.R.L. Miniaturized load sensor device having low sensitivity to thermo-mechanical packaging stress, in particular force and pressure sensor
US20190252556A1 (en) 2018-02-13 2019-08-15 Stmicroelectronics S.R.L. Load sensing devices, packages, and systems

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2022034863A1 (ja) 2022-02-17
DE112021004263T5 (de) 2023-05-25
JP2024026823A (ja) 2024-02-28
WO2022034863A1 (ja) 2022-02-17
US20230152168A1 (en) 2023-05-18
CN116209885A (zh) 2023-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020149571A1 (en) Method and apparatus for force-based touch input
US6823747B2 (en) Capacitive sensor
JP4028785B2 (ja) 荷重検出ユニットおよびこれを利用した電子秤
JP6188231B2 (ja) 荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器
JP2000214985A (ja) キ―ボ―ド入力装置
JP2013182424A (ja) 入力装置
US6829953B2 (en) Capacitive sensor
CN112445329A (zh) 触控反馈模组及触控装置
JP7450730B2 (ja) 荷重センサ装置
CN217443844U (zh) 触控板、压力触控装置和电子设备
CN114546167A (zh) 触控板和电子设备
JP5932594B2 (ja) 荷重検出装置及び前記荷重検出装置を用いた電子機器
JP5765630B2 (ja) センサ取付用のリテーナ
JP2000338124A (ja) 半導体加速度センサ
JP2001331271A (ja) 入力装置
JP2013004456A (ja) スイッチ装置
US20230236075A1 (en) Load sensor device
WO2023032289A1 (ja) 多方向入力装置
CN213305376U (zh) 微动感应开关
US20230314244A1 (en) Force sensor device
WO2024070393A1 (ja) 荷重センサ及び荷重センサの製造方法
JP5584567B2 (ja) 多方向入力装置
JP2004156939A (ja) ダイヤフラム用歪ゲージ並びにこれを利用した荷重検出センサー、荷重検出ユニットおよび電子秤
JP2024012731A (ja) 歪みセンサ
JP4520195B2 (ja) 接触式変位センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240118

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20240131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7450730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150