JP2015161413A - 空気調和装置 - Google Patents

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秀樹 舩山
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【課題】設置面積を小さくして効率よく水を気化させることができる空気調和装置を提供する。
【解決手段】貯水槽2に配置される気化媒体3と、前記貯水槽2に給水する給水タンク4と、前記気化媒体3を着脱可能に内蔵するケーシングと、このケーシングに内蔵された送風機とを備える。前記貯水槽2の中央部に前記給水タンク4を配置可能に構成し、この給水タンク4の周囲を囲むように前記気化媒体3を設け、前記ケーシング5における前記気化媒体3の側方に、吸気口27Bを設けると共に、前記気化媒体3の周囲における気流の下流側が上側となるように前記送風機を設けたから、設置面積を小さくすることができるばかりでなく、前記吸気口27Bから吸い込まれた気流が前記給水タンク4及び気化媒体3に沿って上方に案内されることで、気流の前記気化媒体3に対する接触距離を長くして気化効率を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、気化式加湿器や冷風扇等、風によって水を気化させる機構を有する空気調和装置に関するものである。
従来、この種の空気調和装置としては、本体ケースの内部に、送風手段と、貯水する貯水容器(貯水槽)と、貯水容器から吸水する加湿フィルター(気化媒体)と、貯水容器に水を供給する給水タンクとを備え、前記加湿フィルターが、吸込口から中央連通口に至る風路に配置され、その加湿フィルターを通過して加湿された空気が本体ケースの上部に設けた吹出口から吹出すように構成した加湿装置(例えば特許文献1)がある。
また、本体ケースの内部に、ファン(送風機)と、タンク(給水タンク)と、多孔質セラミック吸水材(気化媒体)とを備え、ファンの回転により、本体ケースの吸入口から吹出口側に空気が吸引され、吸引された空気が、吸水した多孔質セラミック吸水材の近傍を通過し、吹出口から冷風を吹出す冷風扇(例えば特許文献2)がある。
特開2013−11434号公報 特開2011−116626号公報
しかしながら、特許文献1及び2の空気調和装置は、給水タンクが気化媒体と併設されるため、設置面積が大きくなってしまうという問題がある。
また、特許文献1に示されるような構造は、気流が気化媒体を短距離通過するだけであるため、気化効率が低い。そして、気化効率を高めるためには、特許文献2に開示されているように、気化媒体の送風方向の長さを長くすることが考えられるが、これによって空気調和装置が大型化してしまう虞がある。
本発明は以上の問題点を解決し、設置面積を小さくして効率よく水を気化させることができる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の空気調和装置は、貯水槽と、この貯水槽に配置される気化媒体と、前記貯水槽に給水するための給水タンクと、前記気化媒体を着脱可能に内蔵するケーシングと、このケーシングに内蔵された送風機とを設けた空気調和装置において、前記貯水槽の中央部に前記給水タンクを配置可能に構成し、この給水タンクの周囲を囲むように前記気化媒体を設け、前記ケーシングにおける前記気化媒体の側方に、吸気口を設けると共に、前記気化媒体の周囲における気流の下流側が上側となるように前記送風機を設けたものである。
また、本発明の請求項2に記載の空気調和装置は、請求項1において、前記送風機を前記気化媒体の上方に設けたものである。
また、本発明の請求項3に記載の空気調和装置は、請求項1において、前記給水タンクの側部に透光性を有する突部を設け、この突部を避けるように前記気化媒体をC字状に配すると共に、前記ケーシングに、前記突部に対応して窓部を設けたものである。
更に、本発明の請求項4に記載の空気調和装置は、請求項1において、前記貯水槽と気化媒体と給水タンクとで気化手段を構成し、この気化手段を前記ケーシングに対し着脱可能としたものである。
本発明の請求項1に記載の空気調和装置は、以上のように構成することにより、設置面積を小さくしてコンパクトにすることができるばかりでなく、前記吸気口から吸い込まれた気流が前記給水タンク及び気化媒体に沿って上方に流れるように案内されることで、気流の前記気化媒体に対する接触距離を長くして気化効率を高めることができる。
なお、前記送風機を前記気化媒体の上方に設けることで、設置面積を更に小さくすることができる。
また、前記給水タンクの側部に透光性を有する突部を設け、この突部を避けるように前記気化媒体をC字状に配すると共に、前記ケーシングに、前記突部に対応して窓部を設けることにより、前記気化媒体が給水タンクを囲む構造であっても、水の残量を知ることができる。
更に、前記貯水槽と気化媒体と給水タンクとで気化手段を構成し、この気化手段を前記ケーシングに対し着脱可能としたことで、前記気化媒体の内側に位置する給水タンクを容易に着脱することができると共に、前記気化手段を容易に手入れすることができる。
本発明の実施例1を示す空気調和装置の気化手段の分解斜視図である。 同上、貯水槽と気化媒体の斜視図である。 同上、気化手段の斜視図である。 同上、全体断面図である。 同上、要部の拡大断面図である。 同上、全体右側面図である。 同上、全体正面図である。 同上、全体背面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1乃至図8は実施例1を示している。1は、本発明の空気調和装置である冷風扇である。この冷風扇1は、貯水槽2と、この貯水槽2に配置される気化媒体3と、前記貯水槽2に給水するための給水タンク4と、前記気化媒体3を着脱可能に内蔵するケーシング5と、このケーシング5に内蔵された送風機6とを備え、前記貯水槽2と気化媒体3と給水タンク4により気化手段7を構成している。
前記ケーシング5は、合成樹脂等からなり、下部にベース部11を固定した円柱形の下側ケーシング本体12と、この下側ケーシング本体12に水平回動可能に設けた上側ケーシング本体13とを備える。この上側ケーシング本体13は、円筒形の上側ケーシング下部13Aと、この上側ケーシング下部13Aの上部に設けられ上方に向かって縮小する上側ケーシング中部13Bと、この上側ケーシング中部13Bの上部に設けられた上側ケーシング上部13Cとを備える。
また、前記上側ケーシング本体13は、前記下側ケーシング本体12に対し、回動連結部14により水平回動可能に設けられている。なお、図中、14Aは、前記上側ケーシング本体13と下側ケーシング本体12の分割箇所である。
前記下側ケーシング本体12の側面の後側には、略2分の1周に亘って開口した開口部15が設けられ、その下側ケーシング本体12内に、前記気化手段7を着脱可能に収納する収納部16を設けている。
前記貯水槽2は、合成樹脂等からなり、略円形の底面部17の周囲に外壁板18を設けて、内部に貯水可能としている。また、前記底面部17の中央には、前記給水タンク4の給水バルブ19を開放させるための押圧突起21を立設している。前記底面部17には、前記押圧突起21の周囲に、前記給水タンク4の底面を載置する載置受け部22を設けると共に、この載置受け部22の周囲に、前記気化媒体3を位置決めするための位置決め壁部23を設けている。前記載置受け部22は、略円筒形の壁体22Aの間に間隙22Bを設けてなる。即ち、前記載置受け部22は、前記間隙22Bにより、複数(4つ)の前記壁体22Aに分割されている。また、前記位置決め壁部23は、略円筒形の壁板23Aの間に間隙23Bを設けてなる。即ち、前記位置決め壁部23は、前記間隙23Bにより、複数(4つ)の前記壁板23Aに分割されている。また、前記壁体22Aと壁板23Aは、前記押圧突起21を中心として、それぞれ同心円上に配置されている。そして、前記外壁板18と位置決め壁部23と底面部17により、前記気化媒体3の下部を位置決め挿入する挿入受け部24を構成している。なお、前記壁体22Aは、壁板23Aより厚く形成されている。
前記外壁板18の後部には、前記気化手段7の装着時に前記開口部15を塞ぐ側板部26が一体に設けられる。この側板部26には、後側の吸気口27Bが形成されている。また、この吸気口27Bに対応して、前記下側ケーシング本体12の前側には、吸気口27Fが形成されている。このようにして、前記貯水槽2の周囲を囲むように、前記吸気口27B,27Fを設けている。
前記給水タンク4は、底板部31と、側板部32と、上板部33とを有し、前記底板部31に開口部34を設け、この開口部34に蓋体35を着脱可能に螺着し、この蓋体35に前記給水バルブ19が設けられている。前記側板部32の前側には、該側板部32から外側に突出した突部36を設け、この突部36の先端には透光性を有するタンク窓部37を設け、このタンク窓部37から内部の水量を確認可能としている。そして、前記突部36を除いて、前記側板部32は、前記位置決め壁部23と略等しい径を有する。また、前記貯水槽2の前記底面部17及び外壁板18には、前記突部36の下部を係入する係入受け部25が設けられている。また、前記蓋体35は、前記載置受け部22の内側に挿入される。更に、前記タンク窓部37に対応して、前記下側ケーシング本体12の前面には、透光性を有する窓部37Aが設けられている。
また、前記給水タンク4の上部には、内側に凹んだ把持部38が左右両側に設けられ、これらの両側の把持部38,38を持って、前記給水タンク4を持ち運ぶことができる。そして、前記底板部31を上にして前記開口部34から水を入れ、この開口部34を前記蓋体35により閉め、前記給水タンク4を上下反転して前記把持部38,38を持ち、前記係入受け部25に前記突部36の下部を合わせると共に、前記蓋体35を前記載置受け部22内に挿入するようにして、この載置受け部22に前記給水タンク4を載置する。すると、前記給水バルブ19が前記押圧突起21に押されて開放し、所定量の水が前記貯水槽2内に供給される。
前記気化媒体3は、可撓性を有し、図2に示すように、周方向の端部3T,3T間を前記突部36に対応して離した状態で略筒状とし、下部を前記挿入受け部24に挿入することにより、前記給水タンク4の周囲を囲むようにして、前記貯水槽2に配置される。そして、前記気化媒体3の上端3Aは、前記貯水槽2に配置された状態で、前記側板部26の上端よりも僅かに低い位置となる。
前記上側ケーシング本体13内と下側ケーシング本体12内との間には、通気孔41が形成されている。
前記上側ケーシング本体13内には、前記送風機6が内蔵されている。この送風機6の外郭であるダクト52は、送風体としてのファン53を収容する渦巻状のファンケース54と、その上部に配設される略矩形筒状の首部57と、この首部57の上部に配設され、縦長矩形の吹出口55を有する扁平状のノズル部56とにより構成される。なお、本実施例において、前記ダクト52は一体成形されたものであるが、それぞれ別個に成形された前記ファンケース54、首部57及びノズル部56を接続してもよい。そして、前記首部57は、前記上側ケーシング中部13B内の上部に配置され、前記ノズル部56は、前記上側ケーシング上部13C内に配置されている。
前記ダクト52は、前記ファン53から送り出された空気を、前記ファンケース54、首部57、ノズル部56の順に導き、前記吹出口55から排出する通風路としての機能を有する。
また、前記ダクト52は縦長幅狭の扁平形状をなし、前記ノズル部56の左右方向の幅が前記ファンケース54の幅よりも小さな寸法で形成されている。これにより、空気調和装置である前記冷風扇1のスリム化を達成している。
前記ファンケース54は、前記ファン53を収容すると共に空気が通る通風路として機能する渦巻状のスクロール部60と、前記首部57とスクロール部60とを接続するノーズ部59とにより構成される。また、前記スクロール部60には、前記ファン53を収容した状態で、このファン53の回転軸方向の一側に、外部から空気を吸い込む吸気口(図示せず)が開口形成される。なお、前記吸気口は、空気を十分に吸込むことができれば、その形状は問わず、また、左右両側に設けてもよい。
前記ファン53は、複数枚のファンブレードを外周に備える、いわゆる遠心ファン(本実施例ではシロッコファン)の構造を有する。駆動源としてのモータ(図示せず)を通電させて前記ファン53を回転させると、前記ファンケース54に設けた吸気口から前記ファン3内部に空気が取り込まれる。前記吸気口から取り込まれた空気は、前記ファン53の回転に伴い、このファン53の回転軸に直交する外周方向に送り出され、前記スクロール部60の通風路に沿って前記ファンケース54内部を通り通風路の終点にある前記ノーズ部59を通過して前記首部57へ送られる。なお、前記ファン53には、本実施例に示すようなシロッコファンに限らず、ターボファン、ラジアルファン等を用いてもよい。また、遠心ファンに限らず、軸流ファンを用いても良い。
前記首部57は、前記ファンケース54の上部に連接して設けられ、このファンケース54から送られる空気を、前記吹出口55が形成されたノズル部56へと導く通風路として機能する。そして、前記首部57は、下方の前記ファンケース54側よりも、上方の前記ノズル部56側が左右方向で幅狭に形成され、前記ノズル部56及び吹出口55の幅に適合した風の流れを作り出す整流効果を有する。
また、前記首部57の背面部61は直線的に形成され、その背面部61には、下側に前方へ凸となる第一の湾曲部62が形成されると共に、中央側に第二の湾曲部63が形成されている。これら第一,第二の湾曲部62,63により、前記ファンケース54の背面内壁に沿って前記首部57に送られてきた空気の一部の進行方向を、上向きから、前記吹出口55が形成された前方方向に変えることができる。前記第一,第二の湾曲部62,63が滑らかに湾曲していることから、前記ファンケース54の背面内壁に沿って前記首部57に送られてきた空気は、前記第一,第二の湾曲部62,63に接触し、一部が進行方向を変え、残りが流れを阻害されることなく背面内壁に沿って上方へ流れていく。
このように、前記首部57に第一,第二の湾曲部62,63を設けたことにより、前記吹出口55の下部及び中央から吹き出す風の量が増加するので、風の吹出し量が前記吹出口55の上部に偏ることなく、この吹出口55の下部まで、風の排出範囲を広げることができる。
また、前記背面部61の上部には前記傾斜部64を設けて前記ダクト52の前後寸法を下部より狭く形成し、前記傾斜部64により絞られた空気が前記吹出口55の上部から吹き出す。
前記上側ケーシング上部13Cの前面には、前記吹出口55に連通するケース吹出口71が形成されている。また、前記上側ケーシング上部13Cの上面には、操作部72が設けられ、この操作部72には、前記冷風扇1の電源のオン・オフや動作を設定する複数のスイッチ73が設けられている。
また、前記上側ケーシング中部13Bの外面には、リモートコントローラ74を着脱自在に装着する凹部75が設けられており、前記リモートコントローラ74の一側面に設けた複数のスイッチ(図示せず)を凹部75側にして、この凹部75に前記リモートコントローラ74を装着することができる。そして、前記リモートコントローラ74により、前記冷風扇1の電源のオン・オフや動作を操作することができる。
次に、本実施例の作用について説明する。上述したように、前記貯水槽2と気化媒体3と給水タンク4をセットした前記気化手段7を、前記開口部15から前記収納部16に収納し、前記開口部15を前記側板部26により塞ぐ。そして、前記操作部72又は前記リモートコントローラ74を操作して前記送風機6を駆動すると、前記吸気口27F,27Bから吸引された空気が内部を通って前記吹出口55,71から外部に吹き出される。そして、前記吸気口27F,27Bから吸引された空気の一部は、前記気化媒体3の外周側からこの気化媒体3を通って内周側に流れる。また、前記吸気口27F,27Bから吸引された空気の一部は、前記気化媒体3を通らない。なお、前記気化媒体3の内側に前記給水タンク4が配置されていることで、前記気化媒体3を通過した空気は、前記給水タンク4の側板部32に沿って、即ち前記気化媒体3の内周側に沿って上昇する。一方、前記気化媒体3を通過しなかった空気も、前記気化媒体3の外周側に沿って上昇する。この際、前記気化媒体3が保持している水が気化することで、空気から気化潜熱を奪い、この空気が冷却される。そして、この冷却された空気が、前記通気口41を経て上方の前記ダクト52内を通って、前記吹出口55,71から吹き出す。このように、前記気化手段7の側方から前記吸気口27F,27Bを経て吸引された空気が、前記気化媒体3の下流側である上端3A側から排出されることにより、前記気化媒体3の厚さ方向の通過距離よりも大きな接触距離が得られるから、気化効率を向上させることができる。
また、前記気化手段7を取り外すことなく、前記窓部37,37Aから前記給水タンク4内の水量を確認することができる。
以上のように本実施例では、貯水槽2と、この貯水槽2に配される気化媒体3と、貯水槽2に給水するための給水タンク4と、前記気化媒体3を着脱可能に内蔵するケーシング5と、このケーシング5に内蔵された送風機6とを設けた空気調和装置としての冷風扇1において、前記貯水槽2の中央部に前記給水タンク4を配置可能に構成し、この給水タンク4の周囲を囲むように前記気化媒体3を設け、前記ケーシング5における前記気化媒体3の側方に、吸気口27F,27Bを設けると共に、前記気化媒体3の周囲における気流の下流側が上側となるように前記送風機6を設けたから、設置面積を小さくしてコンパクトにすることができるばかりでなく、前記吸気口27F,27Bから吸い込まれた気流が前記給水タンク4及び気化媒体3に沿って上方に流れるように案内されることで、気流の気化媒体3に対する接触距離を長くして気化効率を高めることができる。
また、本実施例では、前記送風機6を前記気化媒体3の上方に設けたから、設置面積を更に小さくすることができる。
また、本実施例では、前記給水タンク4の側部に透光性を有する突部36を設け、この突部36を避けるように前記気化媒体3をC字状に配すると共に、前記ケーシング5に、前記突部36に対応して窓部37Aを設けたから、前記気化媒体3が前記給水タンク4を囲む構造であっても、水の残量を知ることができる。
更に、本実施例では、前記貯水槽2と気化媒体3と給水タンク4とで気化手段7を構成し、この気化手段7を前記ケーシング5に対し着脱可能としたから、前記気化媒体3の内側に位置する給水タンク4を容易に着脱することができると共に、前記気化手段7を容易に手入れすることができる。
また、実施例上の効果として、前記開口部15の両側縁部と窓部37Aを除いて、前記ケーシング5に、前記貯水槽2の周囲を囲むように、前記吸気口27F,27Bを設けたから、前記気化手段7の略全周に外気を供給できる。また、前記外壁板18と位置決め壁部23と底面部17により、前記気化媒体3の下部を位置決め挿入する挿入受け部24を設けたから、前記気化媒体3の装着及び位置決めを容易に行うことができる。更に、前記蓋体35を前記載置受け部22内に挿入することにより、前記給水タンク4を位置決めでき、この際、前記貯水槽2の前記底面部17及び外壁板18に、前記突部36の下部を係入する係入受け部25が設けられているから、前記給水タンク4の向きを正しく設定できる。また、前記第一の湾曲部62及び第二の湾曲部63を設けることにより、前記ダクト52の背面部61に湾曲部を設けない場合と比較して、前記吹出口55の下部から吹き出す風の量を増加させると共に、前記吹出口55の上部においても広い範囲で風を吹き出させることができるので、前記吹出口55の上下から吹き出す風の量の均一性を高めることができる。また、前記吹出口55が上下方向に長く形成されているから、広範囲に冷却された空気を吹き出すことができ、更に、前記上側ケーシング本体13が水平回動可能に設けられているから、冷却された空気の吹出し方向を調整できる。
なお、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、請求項2以外では、送風機を気化手段の上流に設けてもよい。また、送風機は各種のタイプのものを用いることができる。更に、上記実施例において、空気調和装置は冷風扇であるが、空気調和装置は加湿器であってもよい。
1 冷風扇(空気調和装置)
2 貯水槽
3 気化媒体
4 給水タンク
5 ケーシング
6 送風機
7 気化手段
11 ベース部
27B 吸気口
27F 吸気口
36 突部
37A 窓部
55 吹出口
71 ケース吹出口
72 操作部

Claims (4)

  1. 貯水槽と、この貯水槽に配される気化媒体と、前記貯水槽に給水するための給水タンクと、前記気化媒体を着脱可能に内蔵するケーシングと、このケーシングに内蔵された送風機とを設けた空気調和装置において、
    前記貯水槽の中央部に前記給水タンクを配置可能に構成し、この給水タンクの周囲を囲むように前記気化媒体を設け、前記ケーシングにおける前記気化媒体の側方に、吸気口を設けると共に、前記気化媒体の周囲における気流の下流側が上側となるように前記送風機を設けたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記送風機を前記気化媒体の上方に設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 前記給水タンクの側部に透光性を有する突部を設け、この突部を避けるように前記気化媒体をC字状に配すると共に、前記ケーシングに、前記突部に対応して窓部を設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  4. 前記貯水槽と気化媒体と給水タンクとで気化手段を構成し、この気化手段を前記ケーシングに対し着脱可能としたことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018031160A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 住友建機株式会社 ショベル
JP2019184212A (ja) * 2018-04-02 2019-10-24 株式会社Hoop 高効率加湿温風器

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