JP2004347279A - 加湿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本願発明は、加湿器の背面の同一面上に加熱空気用吸気口及び冷空気用吸気口の2つの吸気口を設け、これら2つの吸気口から室内の空気を取り込むことにより吸気量を増大し、加湿効率を向上させることができる加湿器を提供すること。
【解決手段】本体ケースと、該本体ケース内に配置される水タンクと、該水タンク内の水を所定量貯水する貯水槽と、該貯水槽の水を吸い上げ気化するフィルターと、吸気口より導入される空気を加熱する加熱源と、ファンとを有する加湿器において、前記吸気口は、前記加熱源の上流側及び下流側に設けられる加湿器。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本願発明は、ハイブリッド式加湿器に関し、特に加湿用空気を加熱空気用吸気口及び冷空気用吸気口の2つの吸気口から取り込むことにより吸気量を増大し、加湿効率を向上させることができるハイブリッド式加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
加湿器は、気温が下がる冬の時期に室内を暖房する結果、室内の湿度が下がるためその湿度を高めるために主に使用される機器で、後面等に設けられる吸気口より室内の空気を吸い込み、吸い込んだ空気に水を加湿し、その加湿空気を上方等に設けられる吹出口から室内に排気し、室内を加湿するものであり、現在では、気化式フィルターとファンとからなるタイプのもの、或いは更にヒータを併設した等のタイプのものがある。
【0003】
後者のタイプのハイブリッド式加湿器の一例を図13に示す。加湿器aは、図示しない水を入れたカートリッジ式水タンク、該水タンクから排出される水を吸い上げるフィルターb、水を気化する空気を加熱する加熱源としてのヒータc及び気化した加湿空気を室内に供給するファンd等を有してなり、その機能は概略以下のとおりである。
【0004】
即ち、図示しないカートリッジ式水タンク内に水を入れ、本体ケースe内に逆さにして所定位置に載置する。すると該水タンク内の水は前記フィルターbの下方に連通される図示しない貯水槽に流れ出て貯水されるとともに、該フィルターbの底部を水に侵漬させる。するとフィルターbは浸漬した底部の水を吸い上げ保持する。
【0005】
前記フィルターbの上流側には、ヒータc及びファンdが設けられており、加湿器に通電されるとヒータcが発熱するとともに、ファンdが回動する。ファンdの上流側である本体ケースeの背面の壁面には吸気口fが設けられており、ファンdが回動すると該吸気口fより外気を黒塗りの矢印のように吸入する。本体ケースe内に吸い込まれた空気はヒータcにより加熱され、温風となってフィルターbに至る。そして該温風はフィルターbに吸い上げられ保持されている水を気化し蒸気を発生させる。その後蒸気化した加湿空気は、白抜きの矢印のように本体ケースeの上方位置に設けられる吹出口gより室内に排気され、室内を適度に加湿する(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
ところで従来の加湿器の吸気口fは、図で示すもののようにヒータcの上流側の壁面に1つ設けられ、該1つの吸気口より取り入れた空気をヒータcに送り、該ヒータcで加熱し、加熱した空気を温風としてフィルターbに送っていた。即ち、ヒータcで加熱される空気はヒータcを通過することになるが、通過時に圧力損失が生じ、その結果吸入空気量が低減するというように、取り込まれる空気量が十分とはいえず、結果的にフィルターbで気化される加湿空気量も十分とはいえないという弊害を有していた。
【0007】
また、取り込まれる空気に圧力損失が発生するということは、それだけファンの回転音も大きくなるとともに、消費電力も増大するという弊害を有していた。更に、ヒータcで加熱された温風は本体ケースe内を迂回してフィルターbに向かうため、ヒータcで加熱された温風が本体ケースe内の壁面に直接当たることになり、結果的に本体ケースeの温度上昇を招くという弊害を有していた。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−61901。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、加湿器の背面の同一面上に加熱空気用吸気口及び冷空気用吸気口の2つの吸気口を設け、これら2つの吸気口から室内の空気を取り込むことにより吸気量を増大し、加湿効率を向上させることができる利便性の高い加湿器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。
【0011】
請求項1に係る発明では、本体ケースと、該本体ケース内に配置される水タンクと、該水タンク内の水を所定量貯水する貯水槽と、該貯水槽の水を吸い上げ気化するフィルターと、吸気口より導入される空気を加熱する加熱源と、ファンとを有する加湿器において、前記吸気口は、前記加熱源の上流側及び下流側に設けられる構成。
【0012】
そしてこのような構成により、加熱源の上流側及び下流側に設けられる加熱空気用吸気口及び冷空気用吸気口の2つの吸気口から室内の空気が取り込まれるため、吸気量が増大し、且つフィルターで形成される加湿空気量が増大する。また吸気量が増大する分本体ケース内で発生する圧力損失が低減するため、それだけファンの回転音が低減するとともに、消費電力が少なくなる。
【0013】
更に、温風の下流側から外気を直接吸い込むことにより、ヒータによって加熱される温風が外気によって引っ張られるようになり、結果的に加熱空気用吸気口から吸い込まれる空気量が増大する。また、ヒータによって加熱される温風は、冷空気用吸気口から取り込まれる外気に当たるため、本体ケースが局部的に熱くなることはない。
【0014】
請求項2に係る発明では、前記加熱源に、加湿器を傾け前記貯水槽内に残った水を排出する際水が前記加熱源内に入り込まない水侵入防止用のつばを設ける構成。本来、加湿器を傾け貯水槽内に残った水を排出する方向は、加熱源であるヒータがある側とは反対の側に予めに決められているが、例えユーザーが誤って決められた方向ではないヒータ側に排出しようとして加熱器を傾けたとしても、ヒータ部分にはつばが設けられているため、このつばにより排出される水が堰き止められその水がヒータ内に侵入することはない。
【0015】
請求項3に係る発明では、前記水タンクの一面は、加熱源により暖められた空気の誘導通路の一部を形成する構成。そしてこの構成により、暖められた空気をフィルターに導くための格別の誘導通路を形成する必要がなくなる。
【0016】
請求項4に係る発明では、前記加熱源の上流側及び下流側に設けられる吸気口は、同一面上に形成される構成。そしてこの構成により、加熱源の上流側及び下流側に設けられる吸気口の形成が簡略化し、且つ、それら吸気口に配設される空気フィルターとして1枚のものが使用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本願発明の加湿器を図1ないし図10に示す。図1は全体の平面図、図2は全体の正面図、図3は全体の右側面図、図4は全体の背面図、図5は図1のA−A線断面図、図6は水タンク及びフィルターがない状態での図2のB−B線断面図、図7は水タンク及びフィルターがある状態での図2のB−B線断面図、図8はフィルターがない状態での図2のC−C線断面図、図9は吹出口内部に設けられる切替手段の拡大図、図10は吹出口内部に設けられる切替手段の上方並びに前方への切り替え状態の概略図、図11は吹出口の拡大平面図、図12はフロートスイッチの概略図を示す。なお、以下においては図1で下側、図3では左側を前方側と呼び、図1で上側、図3では右側を後方側と呼び、図1で左側を左側方側と呼び、図1で右側を右側方側と呼ぶ。
【0018】
図に示すものは、水を気化する空気をヒータにより暖められた温風を用いるハイブリッド式加湿器である。加湿器1は、図1に示すように平面視矩形状で、且つ図3に示すように側面視ではその上部が円弧状の略台形状を有する。その外郭を形成する本体ケース2は、図1及び図2に示すようにその右側から水タンク領域3、加湿空気発生領域4及び加湿空気排気領域5を形成してなる。
【0019】
そして、前記本体ケース2内には図5、図6に示すように前記加湿空気発生領域4及び加湿空気排気領域5を区画するための第1垂直区画壁6が設けられるとともに、前記加湿空気排気領域5内には該加湿空気排気領域5を更に区画する第2垂直区画壁7が設けられる。なお、前記水タンク領域3と加湿空気発生領域4との間には区画壁が設けられておらず、後記の水タンク10が水タンク領域3に配置された状態で、該水タンク10の左側方側の壁面10bが両領域3、4との区画壁となる。即ち、本体ケース2内には、水タンク領域3内の空間S1、加湿空気発生領域4内の空間S2、加湿空気排気領域5内の空間S3及び空間S4の4つの空間が形成される。
【0020】
また、前記本体ケース2の下部には、水平区画壁8が無理バメ等により取り付けられ、本体ケース2と該水平区画壁8等により前記空間S1乃至空間S4の4つの空間を形成している。なお、前記水平区画壁8の下部には更に底板9がビス等により取り付けられている。
【0021】
前記空間S1内の水平区画壁8の上面には、図6に示すように空間S1のほぼ中央位置に下方に凹んだ円形の第1貯水槽14が、空間S1の後方側寄りに同じく下方に凹んだ円形の第2貯水槽15が形成されるとともに、前記両貯水槽14、15を連通する第1連通路16が形成され、更には前記空間S2に形成される後記の第3貯水槽18と連通する第2連通路17が形成される。そして、前記第1貯水槽14の中央には突起19が立設されるとともに、水タンク10が倒立状態で空間S1内に収納配置されると第1貯水槽14内に水タンク10のキャップ11が位置し、その結果キャップ11に取り付けられる弁体12が突起19により開放され、水タンク10内の水Wが所定量第1貯水槽14内に流れ出ることになる。
【0022】
符号10は樹脂製の水タンクであり、図5に示すように水タンク領域3の空間S1に対し逆さ状態で収納配置される。該水タンク10倒立時の上面には取手10aが設けられるとともに、その下面中央部に弁体12を有する円形のキャップ11が着脱自在に取付けられている。該弁体12は、バネ13により常時は閉鎖されているが、水タンク10が空間S1内に倒立状態で収納配置されると、前記水平区画壁8に立設される突起19に当接して上動され水タンク10内を外部に開放する。その結果、水タンク10内の水Wは所定量第1貯水槽14に排出される。
【0023】
前記第2貯水槽15内にはフロートスイッチ20が配置される。フロートスイッチ20は図12に示す構成を有する従来公知のものである。即ち支柱21の外周上に内部に磁石22を有するフロート23が上下動自在に配置され、その上方にはストッパ部材24が設けられるとともに、支柱21内にはリード線25に連結され、磁力の作用時に当接するリードスイッチ26が配置され、前記第1連通路16を介して導入される水により前記第2貯水槽15内が水で満たされるとフロート23がストッパ部材24に当接するまで上昇し、フロート23がその位置まで達するとリードスイッチ26が閉鎖され加湿器1が作動することになる。このようにフロートスイッチ20は、水タンク10内の水がないと加湿器1が作動しない安全装置としての機能を有するものである。
【0024】
前記加湿空気発生領域4の空間S2内の前方側寄りで水平区画壁8の上面には、図6に示すように下方に凹んだ矩形の第3貯水槽18が形成されるとともに、該第3貯水槽18は、空間S1に形成される前記第1貯水槽14と第2連通路17を介して連通され、第1貯水槽14に貯留される水は第2連通路17を介して該第3貯水槽18に導入され、該第3貯水槽18内に第1貯水槽14の水位と同じ水位の水を貯留する。
【0025】
そして、この第3貯水槽18内には、フィルター27が立設配置される。立設配置される形態は、該フィルター27の下端が前記第3貯水槽18内に浸かる形態である。そのため、フィルター27が加湿空気発生領域4である空間S2内に収納配置された後においては、第3貯水槽18内の水はフィルター27に吸い上げられ、その全体を湿潤することになる。
【0026】
前記フィルター27は、ポリエチレン不織布のような公知の高分子多孔質部材からなり、表面積を大きいものとするために横断面波状のものが用いられる。そしてフィルター27は縦断面矩形であり、該フィルター27の外周上には同じく縦断面矩形の枠体28により保持されており、全体としてユニット状のものとして形成されている。
【0027】
更に図5に示すように該枠体28の前記第1垂直区画壁6に対向する左側方側は外方に突出し、第1係止リブ29を形成しており、前記第1垂直区画壁6の右側方側外方に一体に突出形成される第2係止リブ30にその外側を嵌合する形態で着脱自在に係止され、必要に応じて取り外される。そして、第1係止リブ29と第2係止リブ30とは、前記フィルター27の左側方側の面と前記第1垂直区画壁6との間に空間S5が形成される形態で嵌合が行われる。
【0028】
前記加湿空気発生領域4には、図5乃至図8で示すように本体ケース2の外周を包囲するカバー部材31が取り付けられており、該カバー部材31と本体ケース2とで空間S2の上方側に更に空間S2aを形成しており、該空間S2a内には、素子等が取り付けられる基板39及び操作ボタン40が取り付けられている。
【0029】
前記空間S3には、ファン41が配置される。このファン41はシロッコファンが用いられる。このファン41は、円筒状の羽根体42及び該羽根体42を包囲するファンケーシング43からなる。前記羽根体42はその中央に開口44を、その外周に放射方向に複数の羽根45を有し、開口44より温風を吸引し、羽根45の外周に排出する。また、前記ファンケーシング43は図10に示すようにその上方端に位置するケーシング始端43aから始まり、羽根体42のほぼ全周に亘り蝸牛状の曲線を有し、ケーシング終端43bを最上方端に位置する形状を有するもので、前記羽根体42との距離は、ケーシング始端43aで最も狭く、ケーシング終端43bにいくにつれ徐々に広くなるようにされており、このような形態により開口44から温風を吸い込み、吸い込んだ温風を羽根体42の外周方向に有効に押し出すことができる。
【0030】
そして、前記第1垂直区画壁6には、前記羽根体42の開口44に対向する位置に開口44とほぼ同じ大きさの円形開口46が形成される。この円形開口46は図5乃至図7に示すようにその断面がテーパ状にされており、羽根体42方向に吸い込まれる温風の流れを滑らかにしている。また、第1垂直区画壁6の右側方側である空間S2側には、図8に示すようにコ字状に第2係止リブ30が形成されており、該第2係止リブ30の外側には、図5に示すようにフィルター27を保持する枠体28の第1係止リブ29が嵌合され、フィルター27を立設状態に支持している。
【0031】
前述したようにフィルター27の枠体28と一体に形成される第1係止リブ29は、前記第1垂直区画壁6の右側方側外方に一体に突出形成される第2係止リブ30にその外側を嵌合する形態で着脱自在に係止されるとともに、フィルター27の左側方側の面と第1垂直区画壁6との間に空間S5が形成され、且つ、フィルター27の矩形面積は、円形開口46の面積より大きくされている。そのため、円形開口46の面積より大きいフィルター27の面からもフィルター27に吸水した水分を取り込むことができ、ファン41の吸い込み効率が向上する。
【0032】
なお、フィルター27の上面は乾き易いためミネラルが析出しやすく、一端ミネラルが析出すると目詰まりを起こす恐れがあるが、フィルター27の矩形面積を円形開口46の面積より大きくしておくことによりそのような弊害が防止できるとともに、フィルター27の交換時期を延ばすことができる。
【0033】
前記空間S4には、モータ47が配置される。該モータ47は軸48を介して羽根体42と連結され、該羽根体42を回動する。空間S4は第2垂直区画壁7により完全に区切られており、空間S3内の加湿空気が空間S4に侵入しないようにされている。
【0034】
ところで、フィルター27に湿潤される水は温風により蒸気化され、この蒸気化された加湿空気は、前記羽根体42により押し出され、吹出口50より室内に供給されるところ、前記吹出口50は、図1乃至図3に示すように加湿器1の左側に形成される加湿空気排気領域5の円弧状の上方位置に、前方から上方に亘り上下方向に矩形状の開口として長く形成されている。また、その吹出口50には縦横に複数の細長い棒状部材を交差配置してなる格子51が配設されている。なお、符号58は、操作レバー支持部材であり、その中央部には前後方向に開口した貫通口59が設けられ、該貫通口59より後記の操作レバー55が上方に飛び出る形態で取り付けられる。
【0035】
符号52は切替手段を示す。該切替手段52は、空間S3内の羽根体42と吹出口50との間、より詳細には図10に示すようにケーシング始端43aと吹出口50との間の加湿空気が排出される通路内に配置される。また、切替手段52は、風向板53、該風向板53を支持する軸54、該軸54に一体の操作レバー55と、該操作レバー55の先端に取り付けられるつまみ56とからなり、操作レバー55とつまみ56とで操作部を形成する。
【0036】
そして、前記風向板53は、図9に示すように平面視矩形状で、且つ図10に示すように断面く字状の平板部材であり、そのほぼ中間の折れ曲がり部には、風向板53と一体に軸54が形成されるととともに、該軸54には図9に示すように軸54と直角方向に延伸される操作レバー55が前記軸54と一体に形成されており、操作レバー55の先端にはつまみ56が嵌め込み等の手段により取り付けられる。
【0037】
また、図5及び図9に示すように第1垂直区画壁6及び第2垂直区画壁7の空間S3側の面には、それぞれ対向して軸受57、57が形成されるとともに、該軸受57、57には、前記軸54を挿入するための図示しない軸方向の切り欠きが形成されている。なお、軸受57、57は、図10に示すようにファンケーシング43のケーシング始端43aより前方側に設けられる。
【0038】
なお、前記軸54を軸受57内に取り付ける際、図9及び図11に示すように平面視で右側の軸受57内にスプリング60が配設され、切替手段52の風向板53を軸54と共に矢印で示すように前記第2垂直区画壁7方向に押圧している。そのため、加湿空気により風向板53がバタバタ振動したり、音が発生したりする弊害が防止される。
【0039】
前記操作レバー支持部材58の貫通口59の右側には、図11に示すようにその上方側に加湿空気を上方向へのみ排出するための切り替え位置を示す「上方」の表示がされ、その下方側に加湿空気を前方向及び上方向へ排出するための切り替え位置を示す「上方+前方」の表示がされる。そして、「上方」位置と「上方+前方」位置との角度は約40度にされ、操作レバー55のつまみ56を後方側の「上方」位置にすると、風向板53は図10に示す実線位置に移動し、つまみ56を前方側の「上方+前方」位置にすると、風向板53は図10に示す点線位置に移動する。なお、「上方+前方」位置である風向板53の点線位置は、風向板53の後方側の板部aと、ファンケーシング43のケーシング始端43aから前方側へほぼ水平に延びる部分bとは、ほぼ平行になり、且つ、風向板53の先端53cはケーシング始端43aよりも後方側に位置する形態となる。
【0040】
そして、つまみ56の「上方」位置では、風向板53の先端53cはファンケーシング43のケーシング始端43aに当接し、前方側への通路を遮断している。そのため羽根体42により押し出される加湿空気は、図10で示す実線の矢印(6)、(7)に示すようにその全量が吹出口50より上方に排出される。また、つまみ56の「上方+前方」位置では、点線で示すように風向板53の先端53cは後方側へ回動され、前方側への通路を開口する。そのため羽根体42により押し出される加湿空気は、図10で示す点線の矢印(6)、(8)で示すようにその一部(6)は吹出口50の上方から排出され、他の一部(8)は風向板53の裏面53bに当接し前方側に導かれ、吹出口50の前方から排出される。この場合、前方から排出される量をあまり多くすると寒く感じるため、前方と上方から分散して排出される割合は略3対7にしている。
【0041】
前記操作レバー支持部材58の貫通口59の上下端の左側には、図11に示すように操作レバー55が嵌入可能な大きさの小溝61a、61bがその後方側及び前方側にストッパー手段としてそれぞれ形成されている。前述したように切替手段52の軸54には、切替手段52を左側に押圧するスプリング60が配設されており、そのため、操作レバー55は貫通口59の左側の側壁に沿って上下動されるとともに、操作レバー55が「上方」位置にある時には該操作レバー55は後方側左端に形成される小溝61aに嵌入され、操作レバー55が「上方+前方」位置にある時には該操作レバー55は前方側左端に形成される小溝61bに嵌入される。そして操作レバー55がそれら小溝61a、61bに嵌入された状態では、切替手段52はその移動が阻止され加湿空気により回動されることはない。
【0042】
次に本願発明の主要部を占める吸気系について説明する。前記加湿空気発生領域4の空間S2内の後方側寄りには、図8に示すように空気を加熱する加熱源である例えばマイカヒータ等のヒータ70が配置される。該ヒータ70は、水平断面矩形で上下端解放の筒状外枠71と、該筒状外枠71内に併設される絶縁体の内枠72と、該内枠72上に巻回されるニクロム線等のヒータ線73からなり、加湿器1の後方側壁面32の近傍に配置される。
【0043】
該後方側壁面32の近傍には、その内側の大きさが前記筒状外枠71の外側の大きさより若干大きい水平断面矩形状の筒状体33が配設されており、前記ヒータ70の筒状外枠71は、該筒状体33に上方から挿入される形態で収納配置される。そのため収納配置された後においては筒状外枠71は、筒状体33内に収納固定されるとともに、その上下方向に空気流路を形成する。
【0044】
前記筒状体33と後方側壁面32との間には空間S6が設けられており、更にこの空間S6に対向する後方側壁面32には、後記の第2吸入口76が設けられており、前記ファン41が駆動されると該空間S6内に第2吸入口76より空気を導入し、筒状体33周りの温度上昇を低減する。
【0045】
また、筒状外枠71の上部外周端には、図6乃至図8に示すように水平方向に外方に張り出してなるつば74が一体に形成されている。このつば74は、第3貯水槽18等の水を捨てる場合、加湿器1を誤ってヒータ70方向に傾けた場合にヒータ70内に捨てる水が入らないようにするためのものである。即ち、加湿器1を使わない等の場合に第3貯水槽18等の水を捨てることになる。そのような場合を想定して水を捨てる方向は、例えば図6で示す矢印方向に設定されるが、ユーザーが誤って矢印とは反対側のヒータ70方向に傾けたとしても前記つば74が水の障壁となりヒータ70内に水が入ることがなくなるため、絶縁体の内枠72及びヒータ線73に悪影響を及ぼすことがない。
【0046】
前記加湿空気発生領域4の後方側壁面32のカバー部材31と本体ケース2とには、第1吸気口75及び第2吸気口76が設けられる。これら第1吸気口75及び第2吸気口76は、図4に示すように同一面である後方側壁面32上に、第1吸気口75が下方で第2吸気口76が上方になり、且つ、第1吸気口75はヒータ70の上流側に位置し、第2吸気口76はヒータ70の下流側に位置する形態で形成される。更に、第1吸気口75の開口面積は、第2吸気口76の開口面積よりも大きくされ、温風の温度があまり高くならないようにされるとともに、後記するように霧吹きの原理により第1吸気口75から導入される加熱用空気量を増大する。
【0047】
そして、図8に示すように第1吸気口75は、ヒータ70で加熱される空気を供給する加熱空気用吸気口に相当し、第2吸気口76は、ヒータ70を迂回する空気を供給する冷空気用吸気口に相当する。また、第1吸気口75及び第2吸気口76が設けられるカバー部材31と本体ケース2との間には、第1吸気口75及び第2吸気口76を同時に覆う一体の薄いフィルター部材77が狭持されており、吸入空気を濾過している。このように第1吸気口75及び第2吸気口76を同一面上に上下方向に設けることにより、フィルター部材77を1枚のもので対応することができ、その取り付けが簡略化され、且つ生産コストを低減することができる。
【0048】
このような構成により前記第1吸気口75より吸入される空気は、図8で黒塗りの矢印(1)に示すように上方向に向きを変えて導入され、ヒータ70で加熱され、白抜きの矢印(3)で示すように更に上方向に流れる。この時、前記第2吸気口76よりも空気が黒塗りの矢印(2)に示すようにほぼ水平方向に導入される。
この第2吸気口76はヒータ70の下流側に設けられており、導入される空気はヒータ70により直接暖められることはない。なお、第2吸気口76から導入される空気の一部はヒータ70と後方側壁面32との間に形成される空間S6に導入され、ヒータ70に対向する後方側壁面32の加熱を低減する。
【0049】
そして、前記白抜きの矢印(3)で示す加熱された空気は、ヒータ70の上方の下流側で第2吸気口76より黒塗りの矢印(2)に示すように導入される水平方向の冷たい空気と混合され、最適な温風となり、白抜きの矢印(4)に示すようにフィルター27方向に流れる。その白抜きの矢印(4)で示す温風は、図5及び図7に示すように水タンク10の左側壁面10bに沿って前記フィルター27方向に流れる。そして、フィルター27を通過する際、フィルター27に湿潤されている水を蒸気化して加湿空気として前記吹出口50から室内に供給することになる。このように水タンク10を空気の誘導通路の一部として利用することにより、特に誘導通路を設ける必要がなくなり、それだけ生産コストを低減することができるとともに、加湿器1全体を小型化軽量化することができる。
【0050】
この場合、第2吸気口76を設けることにより、霧吹きの原理のように第2吸気口76から水平方向に導入される黒塗りの矢印(2)の空気流により、ヒータ70上に若干ではあるが負圧が発生し、その負圧により第1吸気口75より吸入される空気量が増大する。更に第2吸気口76から水平方向に導入される空気にヒータ70により加熱された温風が衝突するため、該温風は適温となりフィルター27方向に流れを替えて流れることになる。そのため、ヒータ70で加熱された空気が加湿空気発生領域4の上方壁面に直接当たり、該壁面が加熱される弊害が防止される。
【0051】
次に、加湿運転時の加湿について説明する。加湿運転する場合には、前記空間S2にフィルター27を設置し、次いで水Wの入った水タンク10を倒立状態で空間S1に収納配置する。すると水タンク10内の水が第1貯水槽14に流れ出、流れ出た水は第1連通路16を介して第2貯水槽15に導入され、フロートスイッチ20を作動させる。また、第1貯水槽14の水は第2連通路17を介して空間S2内の第3貯水槽18に導入されるとともに、フィルター27を湿潤する。
【0052】
加湿運転すると同時にモータ47が羽根体42を回動する。すると第1吸気口75及び第2吸気口76より室内の乾燥した空気がフィルター部材77を介して吸い込まれ、第1吸気口75から吸い込まれる黒塗りの矢印(1)の空気は、ヒータ70により加熱され、白抜きの矢印(3)の温風となり上方に移動するとともに、第2吸気口76から吸い込まれる黒塗りの矢印(2)と混合され、白抜きの矢印(4)方向に流出する。白抜きの矢印(4)方向に流出する温風は、水タンク10の左側壁面10bに沿って流れ、フィルター27の右側よりフィルター27内を通過する。温風がフィルター27内を通過するとフィルター27内に湿潤されていた水が蒸気化する。
【0053】
蒸気化した加湿空気は、白抜きの矢印(5)のように羽根体42に吸引され、ファンケーシング43内の空間S2内に押し出される。そして、前記切替手段52のつまみ56が「上方」位置にある時には、その加湿空気は白抜きで且つ実線の矢印(6)、(7)のように上方のみから室内に排出される。また、つまみ56が「上方+前方」位置にある時には、その加湿空気は白抜きで且つ点線の矢印(6)、(8)のようにその約7割(6)は上方から室内に排出され、残り約3割(8)は前方から室内に排出される。
【0054】
本願発明は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。
【0055】
【発明の効果】
請求項1に係る発明では、吸気口を加熱源の上流側及び下流側に設けることにより、加熱源の上流側及び下流側に設けられる加熱空気用吸気口及び冷空気用吸気口の2つの吸気口から室内の空気を取り込むことができそれだけ吸気量を増大することができ、その結果、フィルターで形成される加湿空気量を増大することができる。また吸気量が増大する分本体ケース内で発生する圧力損失が低減するため、それだけファンの回転音を低減することができ、且つ消費電力を低減することができその分省エネに資することができる。
【0056】
更に、温風の下流側から外気を直接吸い込むことにより、ヒータによって加熱される温風が外気によって引っ張られるようになるため、加熱空気用吸気口から吸い込まれる空気量を増大することができる。また、ヒータによって加熱される温風は、冷空気用吸気口から取り込まれる外気に当たり本体ケースに直接当たることがなくなるため、本体ケースが加熱される弊害を防止することができる。その結果、加湿器の利便性をより高めることができる。
【0057】
請求項2に係る発明では、加熱源に、加湿器を傾け貯水槽内に残った水を排出する際水が加熱源内に入り込まない水侵入防止用のつばを設けることにより、請求項1の効果に加え、例えユーザーが誤って決められた方向ではないヒータ側に貯水槽内に残った水を排出しようとして加熱器を傾けたとしても、ヒータ部分にはつばが設けられているため、その水のヒータ内への侵入を防止することができる。そのため加湿器の信頼性をより高めることができる。
【0058】
請求項3に係る発明では、水タンクの一面を、加熱源により暖められた空気の誘導通路の一部として利用することにより、請求項1、2の効果に加え、暖められた空気をフィルターに導くための格別の誘導通路を形成する必要がなくなるため、それだけ生産コストを低減することができる。
【0059】
請求項4に係る発明では、加熱源の上流側及び下流側に設けられる吸気口を同一面上に形成することにより、請求項1ないし3の効果に加え、それらの吸気口を同一の面に同時に形成することができるため生産コストを低減することができる。また、それらの吸気口に配設される空気フィルターとして1枚のものを使用することができるため、その取り付け工数を低減することができるとともに、空気フィルターのコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の加湿器の平面図。
【図2】本願発明の加湿器の正面図。
【図3】本願発明の加湿器の右側面図。
【図4】本願発明の加湿器の背面図。
【図5】図1のA−A線断面図。
【図6】図2のB−B線断面で、フィルター及び水タンクを取り外した図。
【図7】図2のB−B線断面図。
【図8】図2のC−C線断面図。
【図9】本願発明の吹出口の内側の切替手段の拡大図。
【図10】図9のD−D線断面図。
【図11】本願発明の吹出口の拡大平面図。
【図12】フロートスイッチの概略図。
【図13】
従来の加湿器の断面図。
【符号の説明】
1…加湿器 2…本体ケース
3…水タンク領域 4…加湿空気発生領域
5…加湿空気排気領域 6…第1垂直区画壁
7…第2垂直区画壁 8…水平区画壁
9…底板 10…水タンク
11…キャップ 12…弁体
13…バネ 14…第1貯水槽
15…第2貯水槽 16…第1連通路
17…第2連通路 18…第3貯水槽
19…突起 20…フロートスイッチ
21…支柱 22…磁石
23…フロート 24…ストッパ部材
25…リード線 26…リードスイッチ
27…フィルター 28…枠体
29…第1係止リブ 30…第2係止リブ
31…カバー部材 32…後方側壁面
33…筒状体 39…基板
40…操作ボタン 41…ファン
42…羽根体 43…ファンケーシング
43a…ケーシング始端 43b…ケーシング終端
44…開口 45…羽根
46…円形開口 47…モータ
48,54…軸 50…吹出口
51…格子 52…切替手段
53…風向板 53a…表面
53b…裏面 55…操作レバー
56…つまみ 57…軸受
58…操作レバー支持部材 59…貫通口
60…スプリング 61a,61b…小溝
70…ヒータ 71…筒状外枠
72…内枠 73…ヒータ線
74…つば 75…第1吸入口
76…第2吸入口 77…フィルター部材

Claims (4)

  1. 本体ケースと、該本体ケース内に配置される水タンクと、該水タンク内の水を所定量貯水する貯水槽と、該貯水槽の水を吸い上げ気化するフィルターと、吸気口より導入される空気を加熱する加熱源と、ファンとを有する加湿器において、前記吸気口は、前記加熱源の上流側及び下流側に設けられることを特徴とする加湿器。
  2. 前記加熱源に、加湿器を傾け前記貯水槽内に残った水を排出する際水が前記加熱源内に入り込まない水侵入防止用のつばを設けることを特徴とする請求項1記載の加湿器。
  3. 前記水タンクの一面は、加熱源により暖められた空気の誘導通路の一部を形成することを特徴とする請求項1、2記載の加湿器。
  4. 前記加熱源の上流側及び下流側に設けられる吸気口は、同一面上に形成されることを特徴とする請求項1ないし3記載の加湿器。
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