JP2015156905A - 消火栓装置 - Google Patents
消火栓装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015156905A JP2015156905A JP2014032234A JP2014032234A JP2015156905A JP 2015156905 A JP2015156905 A JP 2015156905A JP 2014032234 A JP2014032234 A JP 2014032234A JP 2014032234 A JP2014032234 A JP 2014032234A JP 2015156905 A JP2015156905 A JP 2015156905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- fire hydrant
- closing
- valve
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Abstract
Description
また、自動車専用トンネルには、トンネルの長さによって例えば50m間隔で非常用設備として消火栓装置が設置されている。消火栓装置は、一般に監視員通路の壁面に嵌め込まれて設置されている。トンネル内で火災等の非常事態が発生した場合、車の運転手等が監視員通路に設置された消火栓装置の扉を開き、放水用ホースを取り出すと共に消火栓開閉レバーを開放操作することで消火栓弁を開弁させて放水できるようになっている。
消火栓扉50の取り外しに際し、上部の張出し部分に作業者が手を掛けて消火栓扉50を保持し、この状態でL字ピン55を軸受部材53の軸穴から外す離脱操作を行い、消火栓扉50を手で外すことができる。
なお、外した消火栓扉50を取り付けるには、固定ピン54を軸受部材52の軸穴に合わせて挿入した後、L字ピン55側を筐体51に嵌め入れて軸受部材53の軸穴に位置合わせして軸穴に挿入した後、ロック溝61に曲げ部を押し込んで抜け止めすればよい。
また、消火栓弁の開閉装置は、例えば特許文献3に記載されたように、消火栓開閉レバー64と消火栓弁とは2本のワイヤ65,66によって連結されており、これら2本のワイヤ65,66は一端側が消火栓開閉レバー64に設けた操作用プーリ67に互いに接続され、他端側は消火栓弁の動作用プーリ68にそれぞれ接続されている。
一方で、消火栓装置の筐体を薄型化すると、定期的にメンテナンス等を行う場合、消火栓装置の消火栓扉を取り外して筐体内部を点検する際、ワイヤが邪魔になるので取り外す必要があった。
消火栓装置のメンテナンス時等では、消火栓扉を開ける際にフレキシブルシャフトの一端と開閉操作部材及び開閉弁の一方側との連結部を分離することで消火栓扉を外すことができると共に、火災等の際には消火栓扉を開いて開閉操作部材を操作することでフレキシブルシャフトを介して開閉弁を開放することができて放水用ホースから放水ノズルを通して消火活動を行える。
雄部材と雌部材を一体回転可能に連結させることで、開閉操作部材の回転をフレキシブルシャフトを介して開閉弁に伝達して開閉弁を開閉でき、また連結部材の雄部材と雌部材を分離することで消火栓扉を取り外すことができる。
本発明によれば、消火栓装置のメンテナンス等の際に、開閉操作部材の操作によって開閉弁を開閉作動させて伝達機構に回転角度のねじれが残ることがあっても、開閉操作部材の回転角度を開閉弁の回転角度より大きく設定することでねじれ分を加味して所定の回転角度回転させることができる。
本実施形態による消火栓装置1は、主として自動車専用トンネル内に設置され、自動車事故等によるトンネル内の火災の際に消火するために用いられる。消火栓装置1はトンネル内の図示しない路面の少なくとも一方の路肩に設けた一段高い監視員通路の壁面に例えば嵌め込んで設置されている。消火栓装置1の消火栓装置本体2は略箱状の筐体3とその前面に設けた消火栓扉4とを備えている。消火栓扉4の表面には図示しない扉開閉ハンドルがついている。
なお、本実施形態において、筐体3を含む消火栓装置本体2は厚さ方向の幅を極力小さく形成するものとし、これによって監視員通路の壁面凹部に消火栓装置1を設置する際に壁面を削る厚さが小さくて済む。また、監視員通路の壁面に消火栓装置1を設置する場合でも消火栓装置1の厚みを小さくすることで監視員通路の通行幅をより広く確保できて好ましい。
ギアボックス21は例えば平面視四角形板状の底面を有し、その対向する二辺と筐体3側の一辺とにそれぞれ側面22a、22b、22cが形成されている。対向する二側面22a、22bにそれぞれ形成された孔を回転軸17が回転可能に貫通しており、一方の側面22bと軸受18との間には開閉操作部材として回転軸17と一体に回転可能な例えば略L字状の開閉用レバー23が固定されている。開閉用レバー23の一方の片部23aは回転軸17に固定され、他方の片部は開閉用レバー23の把持部23bとされている。
そのため、開閉用レバー23を回動させると、回転軸17が一体回転し、第一傘歯車25の回転力を第二傘歯車27に伝達して軸部材26を連動させて回転させ、回転方向を90°変更できる。
これによって、軸部材26の回転を互いに嵌合された第一雌部材29と第一雄部材31aを介してフレキシブルシャフト28のワイヤシャフト31に伝達して回転させることができる。なお、軸部材26の第一雌部材29とフレキシブルシャフト28の第一雄部材31aとで連結部を構成する。
なお、第二雄部材36aと第二雌部材35とで連結部を構成する。
ここで、開閉用レバー23の回転操作によってフレキシブルシャフト28に回転力を加えた際、フレキシブルシャフト28自体またはワイヤシャフト31に多少のねじれが残ることがある。その場合、例えば第一傘歯車25と第二傘歯車27との歯数の比が1:2であると開閉用レバー23を回転角度180度で回転させても開閉弁11の回転角度は90度未満になる。そのため、フレキシブルシャフト28のねじれ分を補うためには第一傘歯車25と第二傘歯車27の減速比を1/2より小さくするとよい。
まず、トンネル内の消火栓装置1の定期点検等のメンテナンスを行う際、消火栓装置本体2の内部の点検のために筐体3から消火栓扉4を取り外す。消火栓扉4の取り外し方は上述した従来技術の機構と同様である。このとき、開閉用レバー23の開閉操作で連動するギアボックス21の側面22cに取り付けた軸部材26はフレキシブルシャフト28を介して開閉弁11の軸体36と連結されているため、消火栓扉4を取り外すためには、フレキシブルシャフト28のどちらか一方の端部を取り外す必要がある。
なお、フレキシブルシャフト28の取り外しに際し、上述した第一雄部材31aと第一雌部材29の着脱作業に代えて、開閉弁11の軸体36に設けた第二雄部材36aをフレキシブルシャフト28の他端の第二雌部材35から取り外すことで分離させてもよい。
トンネル内で車両の運転者等によって火災が検知され、運転者等の使用者が消火栓装置1の押しボタン6を押すと、ボタン式通報装置9の応答ランプ8を点滅させて火災の発生を周囲に知らせる。また、押しボタン6の押圧によってボタン式通報装置9から通報信号がトンネル外の防災受信盤等に送られ、消防車の出動等、トンネル外からの消火活動を促すことになる。これと同時に水供給管12に接続された給水配管の上流側に設置された図示しない消火栓が起動し、弁箱11aの開閉弁11の部分まで水圧をかけることになり、消火栓からの放水に備えた状態になる。
そして、予め圧力をかけられていた水供給管12内の水は開閉弁11から放水用ホース13を通って放水ノズル14から放水され、放水用ホース13を延ばして消火活動を行うことができる。
しかも、メンテナンス作業を行う際にフレキシブルシャフト28のいずれか一端部を脱着しても、従来のワイヤと相違して張力の調整が必要なく、着脱操作が容易である。そのため、メンテナンス作業を繰り返したとしても、火災の場合に開閉用レバー23の操作による弁箱11a内の開閉弁11の開閉操作に変動や支障を来たすことがない。
例えば、上述した実施形態による消火栓装置1では、フレキシブルシャフト28の開閉用レバー23側端部に第一雄部材31aを設け、開閉弁11側端部に第二雌部材35を設けたが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、これとは逆に開閉用レバー23側端部に雌部材を設け、開閉弁11側端部に雄部材31aを設けてもよい。或いはフレキシブルシャフト28の両側端部に雄部材を設けてもよいし、両側端部に雌部材を設けてもよい。いずれの場合も、フレキシブルシャフト28の両端と軸部材26及び開閉弁11の軸体36との間の各連結部で、雄部材と雌部材による着脱操作を行えればよい。
なお、本発明では伝達機構としてフレキシブルシャフトを用いたが、フレキシブルシャフトに限定されることなく適宜の伝達機構を採用でき、例えば歯車や回転軸等を組み合わせることによって開閉用操作部材の操作を開閉弁に伝達するようにしてもよい。
2 消火栓装置本体
3 筐体
4 消火栓扉
11a 弁箱
11 開閉弁
12 水供給管
13 放水用ホース
14 放水ノズル
17 回転軸
21 ギアボックス
23 開閉用レバー
25 第一傘歯車
26 軸部材
27 第二傘歯車
28 フレキシブルシャフト
29 第一雌部材
31a 第一雄部材
35 第二雌部材
36 軸体
36a 第二雄部材
38 雌ねじ部材
39 雄ねじ部材
Claims (4)
- 水を供給する水供給管と、
前記水供給管内に設けた開閉弁と、
前記水供給管に接続されていて先端に放水ノズルを備えた放水用ホースと、
前記開閉弁を開閉操作する開閉操作部材と、
前記開閉操作部材及び開閉弁を接続させていて前記開閉操作部材の開閉操作を回転力として前記開閉弁に伝達するフレキシブルシャフトと、
フレキシブルシャフトの少なくとも一端と前記開閉操作部材及び開閉弁の一方側または他のフレキシブルシャフトとを着脱可能に連結する連結部とを
備えたことを特徴とする消火栓装置。 - 前記水供給管と放水用ホースを収納した筐体と、前記開閉操作部材と放水ノズルを取り付けた消火栓扉とを備えた請求項1に記載された消火栓装置。
- 前記連結部は、前記フレキシブルシャフトの一端と前記開閉操作部材または開閉弁の一方側に設けた雄部材と、他方に設けていて前記雄部材を一体回転可能に連結させる雌部材と、を備えた請求項1または2に記載された消火栓装置。
- 水を供給する水供給管と、
前記水供給管内に設けた開閉弁と、
前記水供給管に接続されていて先端に放水ノズルを備えた放水用ホースと、
前記開閉弁を開閉操作する開閉操作部材と、
前記開閉操作部材及び開閉弁を接続させていて前記開閉操作部材の開閉操作を回転力として前記開閉弁に伝達する伝達機構とを備え、
前記開閉弁を開閉する際、前記開閉操作部材の回転角度は前記開閉弁の回転角度より大きく設定されていることを特徴とする消火栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014032234A JP6278511B2 (ja) | 2014-02-21 | 2014-02-21 | 消火栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014032234A JP6278511B2 (ja) | 2014-02-21 | 2014-02-21 | 消火栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015156905A true JP2015156905A (ja) | 2015-09-03 |
JP6278511B2 JP6278511B2 (ja) | 2018-02-14 |
Family
ID=54181466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014032234A Active JP6278511B2 (ja) | 2014-02-21 | 2014-02-21 | 消火栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6278511B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102699639B1 (ko) * | 2023-10-10 | 2024-08-27 | 대한민국 | 배풍기가 구비된 화재진압용 양수펌프 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4840614B1 (ja) * | 1968-08-19 | 1973-12-01 | ||
JP2001046542A (ja) * | 1999-08-10 | 2001-02-20 | Shimizu Kogyo Kk | 消火栓 |
JP2002291928A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Nohmi Bosai Ltd | 消火栓装置 |
JP2003164541A (ja) * | 2001-12-03 | 2003-06-10 | Nohmi Bosai Ltd | 消火栓装置 |
JP2006125464A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Japan Gas Association | バルブの開閉装置 |
JP2012029969A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Hochiki Corp | 消火栓装置 |
-
2014
- 2014-02-21 JP JP2014032234A patent/JP6278511B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4840614B1 (ja) * | 1968-08-19 | 1973-12-01 | ||
JP2001046542A (ja) * | 1999-08-10 | 2001-02-20 | Shimizu Kogyo Kk | 消火栓 |
JP2002291928A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Nohmi Bosai Ltd | 消火栓装置 |
JP2003164541A (ja) * | 2001-12-03 | 2003-06-10 | Nohmi Bosai Ltd | 消火栓装置 |
JP2006125464A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Japan Gas Association | バルブの開閉装置 |
JP2012029969A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Hochiki Corp | 消火栓装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102699639B1 (ko) * | 2023-10-10 | 2024-08-27 | 대한민국 | 배풍기가 구비된 화재진압용 양수펌프 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6278511B2 (ja) | 2018-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2017183614A1 (ja) | 遠隔操作用掛止具 | |
US8146196B2 (en) | Device with rotatable and adjustable cleaning members for cleaning the interior of pipes | |
CN107233681B (zh) | 一种基于物联网的用于灭火的智能机器人 | |
JP2016214558A (ja) | トンネル内消火栓設備 | |
JP6278511B2 (ja) | 消火栓装置 | |
US7887110B2 (en) | Automatic detaching structure for a hook device | |
JP2017035440A (ja) | 消火栓装置 | |
JP2017127419A (ja) | トンネル内消火栓設備 | |
JP2017127420A (ja) | トンネル内消火栓設備 | |
JP6117665B2 (ja) | 消火栓装置 | |
JP6871774B2 (ja) | ホース継手装置 | |
JP4623551B2 (ja) | 消火栓装置 | |
CN210857360U (zh) | 一种可远程控制出水的消防栓 | |
KR101542086B1 (ko) | 산업설비의 가스공급배관용 세이프락 | |
JP5108049B2 (ja) | 消火栓装置 | |
CN109603053A (zh) | 一种消防灭火车 | |
JP7207964B2 (ja) | トンネル消火栓装置 | |
JP3832724B2 (ja) | 消火栓装置 | |
KR20180046176A (ko) | 조임장치 | |
JP2009285127A (ja) | 消火栓装置 | |
JP2012147822A (ja) | 消火栓装置 | |
JP2021151549A (ja) | 消火栓装置、及び消火栓設備 | |
JP2017029518A (ja) | 消火栓装置 | |
JP6921554B2 (ja) | 通報装置扉 | |
JP5080367B2 (ja) | 消火栓装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6278511 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |