JP2018157960A - ホース継手装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、
先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、
少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、環状突起を雌継手の連結穴に挿入した場合に係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、
雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、雌継手と雄継手が連結固定された状態で、円筒体を雌継手の連結穴と雄継手との間の隙間に押し込むことによる係止爪の押し上げにより雌継手と雄継手との連結固定を解除させる押輪と、
を備えた消火栓装置のホース継手装置に於いて、
雄継手の円筒部の外周に配置され、雄継手に対する雌継手の連結解除状態での押輪の摺動位置で一部又は全部が現れ、雄継手に対する雌継手の連結状態での前記押輪の摺動位置で隠される色帯が設けられたことを特徴とする。
本発明の他の形態にあっては、
先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、
少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、環状突起を雌継手の連結穴に挿入した場合に係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、
雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、雌継手と雄継手が連結固定された状態で、円筒体を雌継手の連結穴と雄継手との間の隙間に押し込むことによる係止爪の押し上げにより雌継手と雄継手との連結固定を解除させる押輪と、
を備えた消火栓装置のホース接続装置に於いて、
雄継手の外周に、押輪に続いて軸方向に摺動自在に配置された移動リングと、
移動リングの外周軸方向に配置され、押輪との間を所定間隔に規制するロッド部材と、
雄継手の円筒部の外周に配置され、雄継手に対する雌継手の連結解除状態での押輪の摺動位置で一部又は全部が現れ、雄継手に対する雌継手の連結状態での押輪の摺動位置で隠される第1の色帯と、
第1の色帯に続いて配置され、雄継手に対する雌継手の連結解除状態での押輪の摺動位置で移動リングにより隠され、雄継手に対する雌継手の連結状態での押輪の摺動によるロッド部材を介した移動リングの摺動で現れる第2の色帯と、
が設けられたことを特徴とする。
本発明の他の形態にあっては、
先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、
少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、環状突起を雌継手の連結穴に挿入した場合に係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、
雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、雌継手と雄継手が連結固定された状態で、円筒体を雌継手の連結穴と雄継手との間の隙間に押し込むことによる係止爪の押し上げにより雌継手と雄継手との連結固定を解除させる押輪と、
を備えた消火栓装置のホース接続装置に於いて、
雄継手に雌継手が連結固定された状態で所定位置に摺動された押輪の押圧フランジに係合する押輪固定機構が設けられたことを特徴とする。
押輪固定機構は、
雄継手の近傍に配置された固定台と、
固定台にヒンジを介して押輪の外周周りに開閉自在に配置され、押輪の押圧フランジを挟む固定溝が形成された押輪固定板と、
押輪固定板を押輪の固定位置と固定解除位置に操作させる操作レバーと、
を備える。
押輪固定板の固定解除位置を、消火栓装置の前傾扉の閉鎖を妨げる位置とする。
押輪固定機構は、
雄継手の近傍に配置された固定台と、
固定台に載置され、所定角度範囲の間で回転されて回転軸を固定位置と固定解除位置との間で移動させる偏心カム部材と、
偏心カム部材を所定角度範囲の間で回転操作させる操作レバーと、
偏心カム部材の回転軸に回動自在に軸支され、押輪の押圧フランジを挟む固定溝が形成された押輪固定板と、
を備え、
操作レバーにより偏心カム部材を所定の固定角度位置に操作した場合に押輪固定板の固定溝を押輪の押圧フランジを挟む固定位置とし、操作レバーにより偏心カム部材を所定の固定解除角度位置に操作した場合に押輪固定板の固定溝を押輪の押圧フランジブから外れた固定解除位置とするように構成される。
操作レバーの固定解除角度位置を、消火栓装置の前傾扉の閉鎖を妨げる位置とする。
本発明の他の形態にあっては、
先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、
少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、環状突起を雌継手の連結穴に挿入した場合に係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、
雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、雌継手と雄継手が連結固定された状態で、円筒体を雌継手の連結穴と雄継手との間の隙間に押し込むことによる係止爪の押し上げにより雌継手と雄継手との連結固定を解除させる押輪と、
を備えた消火栓装置のホース接続装置に於いて、
ハンドル操作により押輪を雄継手に対する雌継手の連結位置と連結解除位置とに移動させる押輪駆動機構が設けられたことを特徴とする。
押輪駆動機構は、
雄継手を挟んで両側に起立された支持アームと、
支持アームに軸支され、所定角度範囲となる連結角度位置と連結解除角度位置との間で回転されて、押輪を雄継手と雌継手の連結位置と連結解除位置との間で移動させる偏心カム部材と、
偏心カム部材を連結角度位置と連結解除角度位置との間で回転操作させる操作レバーと、
を備える。
第1乃至第5発明のホース継手装置に於いて、押輪に形成された押圧フランジに、軸中心に対して外径両方向に張出した長手フランジ部が形成される。
本発明は、先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、環状突起を雌継手の連結穴に挿入した場合に係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、雌継手と雄継手が連結固定された状態で、円筒体を雌継手の連結穴と雄継手との間の隙間に押し込むことによる係止爪の押し上げにより雌継手と雄継手との連結固定を解除させる押輪とを備えた消火栓装置のホース継手装置に於いて、雄継手の円筒部の外周に配置され、雄継手に対する雌継手の連結解除状態での押輪の摺動位置で一部又は全部が現れ、雄継手に対する雌継手の連結状態での前記押輪の摺動位置で隠される色帯が設けられたため、配管側の雄継手に対しホース側の雌継手が連結解除状態か又は連結が不完全な状態では、雄継手の外周に配置された色帯として、例えば赤のカラーバンドの全て又は一部が見え、点検員はホース接続継手による消防用ホースの連結が確実に行われていないことを容易に確認することができ、赤のカラーバンドが見えない場合は、消防用ホースが確実に連結固定されていることを容易に確認でき、放出点検時やホース交換時に安心して消防用ホースを着脱することができ、また、点検終了後に消防用ホースを装着した場合にも正常に装着できたか簡単に確認でき、人為的なミス未然に防止可能とする。
本発明の他の形態にあっては、先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、環状突起を雌継手の連結穴に挿入した場合に係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、雌継手と雄継手が連結固定された状態で、円筒体を雌継手の連結穴と雄継手との間の隙間に押し込むことによる係止爪の押し上げにより雌継手と雄継手との連結固定を解除させる押輪とを備えた消火栓装置のホース接続装置に於いて、雄継手の外周に、押輪に続いて軸方向に摺動自在に配置された移動リングと、移動リングの外周軸方向に配置され、押輪との間を所定間隔に規制するロッド部材と、雄継手の円筒部の外周に配置され、雄継手に対する雌継手の連結解除状態での押輪の摺動位置で一部又は全部が現れ、雄継手に対する雌継手の連結状態での押輪の摺動位置で隠される第1の色帯と、第1の色帯に続いて配置され、雄継手に対する雌継手の連結解除状態での押輪の摺動位置で移動リングにより隠され、雄継手に対する雌継手の連結状態での押輪の摺動によるロッド部材を介した移動リングの摺動で現れる第2の色帯とが設けられたため、配管側の雄継手に対しホース側の雌継手が連結している場合には雄継手の外周に第1色帯として例えば緑のカラーバンドが見えることで簡単に確認でき、また、連結解除状態では、雄継手の外周に配置された第2色帯として例えば赤のカラーバンドが見え、更に、連結が不完全な状態では、雄継手の外周に配置された第1色帯と第2色帯の両方の一部分、例えば緑のカラーバンドと赤のカラーバンドの一部分が見え、点検員はホース継手による消防用ホースの連結が確実に行われていないことを簡単に確認することができ、放出点検時やホース交換時に安心して消防用ホースを着脱することができ、また、点検終了後に消防用ホースを装着した場合にも正常に装着できたか簡単に確認でき、人為的なミス未然に防止可能とする。
本発明の他の形態にあっては、先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、環状突起を雌継手の連結穴に挿入した場合に係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、雌継手と雄継手が連結固定された状態で、円筒体を雌継手の連結穴と雄継手との間の隙間に押し込むことによる係止爪の押し上げにより雌継手と雄継手との連結固定を解除させる押輪とを備えた消火栓装置のホース接続装置に於いて、雄継手に雌継手が連結固定された状態で所定位置に摺動された押輪の押圧フランジに係合する押輪固定機構が設けられたため、押輪固定板が雄継手の押圧フランジを固定しているか否かにより、雄継手に対し雌継手が連結固定されているか連結固定が不完全な状態かが容易に分かり、放出点検時やホース交換時に安心して消防用ホースを着脱することができ、また、点検終了後に消防用ホースを装着した場合にも正常に装着できたか簡単に確認でき、人為的なミス未然に防止可能とする。
また、押輪固定機構は、雄継手の近傍に配置された固定台と、固定台にヒンジを介して押輪の外周周りに開閉自在に配置され、押輪の押圧フランジを挟む固定溝が形成された押輪固定板と、押輪固定板を押輪の固定位置と固定解除位置に操作させる操作レバーとを備えたため、操作レバーにより押輪固定板を上下に回動操作することで、雌継手と雄継手の連結状態での押輪に対する押輪固定板の着脱が簡単にでき、このとき押輪固定板が押圧フランジを固定する位置に入らなければ、雌継手と雄継手の連結は不完全な状態にあることが簡単に分かり、雄継手に対し雌継手を嵌め直して押輪固定板が押圧フランジを固定する位置に入るようにすることで、確実に連結固定できる。
また、押輪固定板の固定解除位置を、消火栓装置の前傾扉の閉鎖を妨げる位置としたため、雌継手と雄継手を正常に連結せずに消火栓装置の前傾扉を閉鎖しようとすると押輪固定板が操作レバーにより前方の突出した位置に操作されているため、消防用ホースの連結を忘れたまま消火栓装置の前傾扉を閉鎖しようとすると、押輪固定板に前傾扉が当たって閉鎖することができず、消防用ホースの連結を忘れたままに点検を終了することが確実に防止できる。
また、押輪固定機構は、雄継手の近傍に配置された固定台と、固定台に載置され、所定角度範囲の間で回転されて回転軸を固定位置と固定解除位置との間で移動させる偏心カム部材と、偏心カム部材を所定角度範囲の間で回転操作させる操作レバーと、偏心カム部材の回転軸に回動自在に軸支され、押輪の押圧フランジを挟む固定溝が形成された押輪固定板とを備え、操作レバーにより偏心カム部材を所定の固定角度位置に操作した場合に押輪固定板の固定溝を押輪の押圧フランジを挟む固定位置とし、操作レバーにより偏心カム部材を所定の固定解除角度位置に操作した場合に押輪固定板の固定溝を押輪の押圧フランジから外れた固定解除位置とするように構成されたため、操作レバーによる偏心カム部材の回転により押輪固定板を上下に昇降操作することで、雌継手と雄継手の連結状態での押輪に対する押輪固定板の着脱が簡単にでき、このとき押輪固定板が押圧フランジを固定する位置に入らなければ、雌継手と雄継手の連結は不完全な状態にあることが簡単に分かり、雄継手に対し雌継手を嵌め直して押輪固定板が押圧フランジを固定する位置に入るようにすることで、確実に連結固定できる。
また、操作レバーの固定解除角度位置を、消火栓装置の前傾扉の閉鎖を妨げる位置としたため、消防用ホースの連結を忘れたまま消火栓装置の前傾扉を閉鎖しようとすると、操作レバーに前傾扉が当たって閉鎖することができず、消防用ホースの連結を忘れたままに点検を終了することが確実に防止できる。
本発明の他の形態にあっては、先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、環状突起を雌継手の連結穴に挿入した場合に係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、雌継手と雄継手が連結固定された状態で、円筒体を雌継手の連結穴と雄継手との間の隙間に押し込むことによる係止爪の押し上げにより雌継手と雄継手との連結固定を解除させる押輪とを備えた消火栓装置のホース接続装置に於いて、レバー操作により押輪を雄継手に対する雌継手の連結位置と連結解除位置とに移動させる押輪駆動機構が設けられたため、ホース継手の連結を解除する場合に、レバー操作による偏心カム部材の回動で押輪を雌継手側に押し込んで連結固定を解除することができ、ホース継手の収納スペースが限られ、また、年に1回程度の点検のため、ホース継手が固着していても、簡単に消防用ホースの連結を解除して取り外すことができる。
また、押輪駆動機構は、雄継手を挟んで両側に起立された支持アームと、支持アームに軸支され、所定角度範囲となる連結角度位置と連結解除角度位置との間で回転されて、押輪を雄継手と雌継手の連結位置と連結解除位置との間で移動させる偏心カム部材と、偏心カム部材を連結角度位置と連結解除角度位置との間で回転操作させる操作レバーとを備えたため、雄継手が接続された給水配管を跨ぐように配置された操作レバーを回動させることで、狭いスペースであっても、押輪を雌継手側に押し込んで、簡単にホース継手の連結固定を解除できる。
また、第1乃至第5発明のホース継手装置に於いて、押輪に形成された押圧フランジに、軸中心に対して外径両方向に張出した長手フランジ部が形成されたため、ホース継手装置が狭いスペースに設置されていても、サイズの大きな長手フランジ部が押輪に形成されているため、長手フランジ部を操作することで押輪を雌継手側に強く押し込んで消防用ホースの連結固定を解除でき、年に1回程度の点検のため、ホース継手が固着していても、簡単に消防用ホースの連結を解除して取り外すことができる。
図1は消火栓扉と消火器扉の間に通報装置扉が設けられたトンネル用の消火栓装置を示した説明図、図2は図1の筐体前面の扉を外して内部構造を示した説明図である。
図3はホース継手装置の第1実施形態を示した説明図であり、図3(A)は連結解除状態を示し、図3(B)は連結固定状態を示す。図4は図3の押輪を取り出して示した説明図であり、図4(A)は背面を示し、図4(B)は図4(A)のX−X断面を示し、図4(C)は図4(A)のY−Y断面を示す。図5は図3の雄継手本体を取り出して示した説明図である。
図3に示すように、本実施形態にあっては、ホース継手として町野式のホース継手を使用している。町野式のホース継手は、雄継手62と雌継手64で構成される。
図3に示すように、本実施形態のホース継手装置は、図5に取り出して示した雄継手62の雄継手本体80における円筒部80aの外周に色帯104が配置されている。色帯104はホース継手が連結解除状態にあることを外部から視認可能とするものであり、例えば、赤のカラーバンドとして配置されている。
図6はホース継手装置の第2実施形態を示した説明図であり、図6(A)は連結解除状態を示し、図6(B)は連結状態を示す。図7は図6の雄継手本体を取り出して示した説明図である。
第1色帯120はホース継手装置の連結解除状態を表示するものであり、例えば赤のカラーバンドとして配置されている。第2色帯122はホース継手装置の連結固定状態を表示するものであり、例えば緑又は青のカラーバンドとして配置されている。
図8はホース継手装置の第3実施形態を示した説明図であり、図8(A)に正面を示し、図8(B)に給水配管側から見た側面を示す。
図9はホース継手装置の第4実施形態を示した説明図であり、図9(A)に正面を示し、図9(B)に給水配管側から見た側面を示す。図10は図9のホース継手装置における連結時(図10(A))と連結解除時(図10(B))の押輪固定機構の動作状態を示した説明図である。
図9に示すように、本実施形態のホース継手装置は、雄継手62に雌継手64が連結固定された状態で所定位置に摺動された押輪84の押圧フランジ86に係合する押輪固定機構124が設けられ、本実施形態の押輪固定機構124は押輪固定板142の昇降により固定位置と固定解除位置に操作するようにしたことを特徴とする。
図11はホース継手装置の第5実施形態を示した説明図であり、図11(A)に正面を示し、図11(B)に給水配管側から見た側面を示す。
上記の実施形態は、トンネル用消火栓装置を例にとっているが、これに限定されず、町野式のホース継手を用いて給水配管に消防用ホースを着脱自在に連結している適宜の消火栓装置のホース継手装置に適用できる。
11:架台
16:扉開口部
20:前傾扉
24:上扉
28:通報装置扉
30:赤色表示灯
32:発信機
34:応答ランプ
38:消火器扉
46:バルブ類収納部
47:ホース収納部
48:消火器収納部
52:給水栓
54:消火栓弁
55:配管ホルダー
56:自動調圧弁
58:給水配管
60:ホース継手装置
62:雄継手
64:雌継手
66:消防用ホース
68:ノズルホルダー
70:消火用ノズル
72:ホースバケット構造
74:ホース取出口
80:雄継手本体
82:環状突起
84:押輪
86:押圧フランジ
86a:長手フランジ部
88:受け部材
90:操作リング
92:雌継手本体
94:スペーサリング
95:係止爪
96:リングバネ
98:嵌合受け溝
100:シールリング
102:ホース接続部
104:色帯
106:移動リング
108:フランジ
110:ロッド
114:バネ穴
116:コイルバネ
118:ガイドピン
120:第1色帯
122:第2色帯
124:押輪固定機構
126,140,162:固定台
128,142:押輪固定板
130,144:固定爪
132,146:固定溝
134:ヒンジ
136,158,168:操作レバー
148:支持台
150,164:偏心カム
152,166:カムシャフト
154:ガイド溝
156:レバー嵌合溝
160:押輪駆動機構
162a:支持アーム
170:操作ハンドル
Claims (10)
- 先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、
少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、前記環状突起を前記雌継手の前記連結穴に挿入した場合に前記係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、
前記雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、前記円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、前記雌継手と前記雄継手が連結固定された状態で、前記円筒体を前記雌継手の前記連結穴と前記雄継手との間の隙間に押し込むことによる前記係止爪の押し上げにより前記雌継手と前記雄継手との連結固定を解除させる押輪と、
を備えた消火栓装置のホース継手装置に於いて、
前記雄継手の円筒部の外周に配置され、前記雄継手に対する前記雌継手の連結解除状態での前記押輪の摺動位置で一部又は全部が現れ、前記雄継手に対する前記雌継手の連結状態での前記押輪の摺動位置で隠される色帯が設けられたことを特徴とするホース継手装置。
- 先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、
少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、前記環状突起を前記雌継手の前記連結穴に挿入した場合に前記係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、
前記雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、前記円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、前記雌継手と前記雄継手が連結固定された状態で、前記円筒体を前記雌継手の前記連結穴と前記雄継手との間の隙間に押し込むことによる前記係止爪の押し上げにより前記雌継手と前記雄継手との連結固定を解除させる押輪と、
を備えた消火栓装置のホース継手装置に於いて、
前記雄継手の外周に、前記押輪に続いて軸方向に摺動自在に配置された移動リングと、
前記移動リングの外周軸方向に配置され、前記押輪との間を所定間隔に規制するロッド部材と、
前記雄継手の円筒部の外周に配置され、前記雄継手に対する前記雌継手の連結解除状態での前記押輪の摺動位置で一部又は全部が現れ、前記雄継手に対する前記雌継手の連結状態での前記押輪の摺動位置で隠される第1の色帯と、
前記第1の色帯に続いて配置され、前記雄継手に対する前記雌継手の連結解除状態での前記押輪の摺動位置で前記移動リングにより隠され、前記雄継手に対する前記雌継手の連結状態での前記押輪の摺動による前記ロッド部材を介した前記移動リングの摺動で現れる第2の色帯と、
が設けられたことを特徴とするホース継手装置。
- 先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、
少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、前記環状突起を前記雌継手の前記連結穴に挿入した場合に前記係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、
前記雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、前記円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、前記雌継手と前記雄継手が連結固定された状態で、前記円筒体を前記雌継手の前記連結穴と前記雄継手との間の隙間に押し込むことによる前記係止爪の押し上げにより前記雌継手と前記雄継手との連結固定を解除させる押輪と、
を備えた消火栓装置のホース継手装置に於いて、
前記雄継手に前記雌継手が連結固定された状態で所定位置に摺動された前記押輪の前記押圧フランジに係合する押輪固定機構が設けられたことを特徴とするホース継手装置。
- 請求項3記載のホース継手装置に於いて、
前記押輪固定機構は、
前記雄継手の近傍に配置された固定台と、
前記固定台にヒンジを介して前記押輪の外周周りに開閉自在に配置され、前記押輪の前記押圧フランジを挟む固定溝が形成された押輪固定板と、
前記押輪固定板を前記押輪の固定位置と固定解除位置に操作させる操作レバーと、
を備えたことを特徴とするホース継手装置。
- 請求項4記載のホース継手装置に於いて、
前記押輪固定板の前記固定解除位置を、消火栓装置の前傾扉の閉鎖を妨げる位置としたことを特徴とするホース継手装置。
- 請求項3記載のホース継手装置に於いて、
前記押輪固定機構は、
前記雄継手の近傍に配置された固定台と、
前記固定台に載置され、所定角度範囲間で回転されて回転軸を固定位置と固定解除位置との間で移動させる偏心カム部材と、
前記偏心カム部材を前記所定角度範囲の間で回転操作させる操作レバーと、
前記偏心カム部材の回転軸に回動自在に軸支され、前記押輪の前記押圧フランジを挟む固定溝が形成された押輪固定板と、
を備え、
前記操作レバーにより前記偏心カム部材を所定の固定角度位置に操作した場合に前記押輪固定板の前記固定溝を前記押輪の前記押圧フランジを挟む固定位置とし、前記操作レバーにより前記偏心カム部材を所定の固定解除角度位置に操作した場合に前記押輪固定板の前記固定溝を前記押輪の前記押圧フランジから外れた固定解除位置とするように構成されたことを特徴とするホース継手装置。
- 請求項6記載のホース継手装置に於いて、
前記操作レバーの前記固定解除角度位置を、消火栓装置の前傾扉の閉鎖を妨げる位置としたことを特徴とするホース継手装置。
- 先端にノズルが装着された消防用ホースの付け根側に配置され、連結穴の内周に径方向に出没自在に係止爪が配置された雌継手と、
少なくとも消火栓弁を備えた給水配管の終端に配置され、先端外周に環状突起が形成され、前記環状突起を前記雌継手の前記連結穴に挿入した場合に前記係止爪を押し上げてその先に移動して抜け止め状態に連結固定される雄継手と、
前記雄継手の外周に軸方向に摺動自在に配置される円筒体と、前記円筒体の後端に形成された押圧フランジとで構成され、前記雌継手と前記雄継手が連結固定された状態で、前記円筒体を前記雌継手の前記連結穴と前記雄継手との間の隙間に押し込むことによる前記係止爪の押し上げにより前記雌継手と前記雄継手との連結固定を解除させる押輪と、
を備えた消火栓装置のホース継手装置に於いて、
ハンドル操作により前記押輪を前記雄継手に対する前記雌継手の連結位置と連結解除位置とに移動させる押輪駆動機構が設けられたことを特徴とするホース継手装置。
- 請求項8記載のホース継手装置に於いて、
前記押輪駆動機構は、
前記雄継手を挟んで両側に起立された支持アームと、
前記支持アームに軸支され、所定角度範囲となる連結角度位置と連結解除角度位置との間で回転されて、前記押輪を前記雄継手と前記雌継手の連結位置と連結解除位置との間で移動させる偏心カム部材と、
前記偏心カム部材を前記連結角度位置と連結解除角度位置との間で回転操作させる操作レバーと、
を備えことを特徴とするホース継手装置。
- 請求項1乃至9の何れかに記載のホース継手装置に於いて、前記押輪に形成された押圧フランジに、軸中心に対して外径両方向に張出した長手フランジ部が形成されたことを特徴とするホース継手装置。
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