JP2021151549A - 消火栓装置、及び消火栓設備 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、道路を有するトンネル内の道路とトンネル壁面との間にトンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置され、筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓装置であって、
設置状態において監視員通路の路面側となる筐体の上面に形成された上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された上扉と、
上扉の裏面に配置され、ホースの先端に設けられたノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
が設けられ、
上扉は、筐体の上面扉開口に、設置状態においてトンネル壁面側となる上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されると共に、設置状態において道路側となる上扉の前縁部を軸として後開き自在に軸支され、
設置状態において、前開きしたときにノズルが道路側に露出し、後開きしたときにノズルがトンネル壁面側に露出することを特徴とする。
本発明の別形態にあっては、道路を有するトンネル内の道路とトンネル壁面との間にトンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置され、筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓装置であって、
設置状態において道路側となる筐体の前面に形成された前面扉開口に対して設けられた前扉と、
設置状態において監視員通路の路面側となる筐体の上面に形成された第1上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された第1上扉と、
上扉に形成された第2上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された第2上扉と、
第2上扉の裏面に配置され、ノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
が設けられ、
第1上扉は、筐体の第1上面扉開口に、設置状態において道路側となる第1上扉の前縁部を軸として第2上扉と共に後開き自在に軸支され、
第2上扉は、第1上扉の第2上面扉開口に、設置状態においてトンネル壁面側となる第2上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されたことを特徴とする。
更に、ノズルホルダーに続いて上扉又は第2上扉の裏面に配置され、ノズルに連結されたホース先端側を着脱自在に係止させるホースホルダーが設けられる。
ノズルホルダー及びホースホルダーは、上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って上扉又は第2上扉の裏面に配置される。
ノズルには、先端に放水口を備えた円筒状のノズル本体の中心軸線に対し所定角度で交差する方向にホース接続部が設けられる。
ノズルホルダーは、上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って上扉又は第2上扉の裏面に配置される。
ノズルホルダーをノズルの逆テーパ先端部を扉裏面に直交する方向から受け入れて抜け落ちないように保持するダルマ穴が開口された箱形のノズルホルダーとする。
に配置される。
ノズルホルダーのダルマ穴は、逆テーパ先端部の先端大径部を嵌め入れる大径穴に続いて逆テーパ先端部の付け根側の小径部を嵌め入れてスライドさせる長穴が連設される。
ダルマ穴は、長穴の中心線が、上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って形成される。
箱形のノズルホルダーは、上扉又は第2上扉の裏面に、上扉又は第2上扉を前開きした場合に箱型開口が上向きとなり、上扉又は第1上扉と共に第2上扉を後開きした場合に箱形開口が上扉又は第2上扉の裏面に当接するように、上扉又は第2上扉の裏面に回動自在に配置される。
ノズルとホースとの間を相対回転自在に連結させる回転自在継手が設けられる。
本発明の別形態にあっては、筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓装置が道路を有するトンネル内の道路とトンネル壁面との間にトンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置された消火栓設備であって、
監視員通路の路面側となる筐体の上面に形成された上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された上扉と、
上扉の裏面に配置され、ノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
が設けられ、
上扉は、筐体の上面扉開口に、トンネル壁面側となる上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されると共に、道路側となる上扉の前縁部を軸として後開き自在に軸支され、
前開きしたときにノズルが道路側に露出し、後開きしたときにノズルがトンネル壁面側に露出することを特徴とする。
本発明の別形態にあっては、筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓装置が道路を有するトンネル内の道路とトンネル壁面との間にトンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置された消火栓設備であって、
道路側となる筐体の前面に形成された前面扉開口に対して設けられた前扉と、
監視員通路の路面側となる筐体の上面に形成された第1上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された第1上扉と、
上扉に形成された第2上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された第2上扉と、
第2上扉の裏面に配置され、ノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
が設けられ、
第1上扉は、筐体の前記第1上面扉開口に、道路側となる第1上扉の前縁部を軸として第2上扉と共に後開き自在に軸支され、
第2上扉は、第1上扉の第2上面扉開口に、トンネル壁面側となる第2上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されたことを特徴とする。
本発明は、道路を有するトンネル内の道路とトンネル壁面との間にトンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置され、筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓収装置であって、設置状態において監視員通路の路面側となる筐体の上面に形成された上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された上扉と、上扉の裏面に配置され、ホースの先端に設けられたノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、が設けられ、上扉は、筐体の上面扉開口に、設置状態においてトンネル壁面側となる上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されると共に、設置状態において道路側となる上扉の前縁部を軸として後開き自在に軸支され、設置状態において、前開きしたときにノズルが道路側に露出し、後開きしたときにノズルがトンネル壁面側に露出するため、道路側に立ち上扉を前開きに開放するとノズルが道路側に露出し、監視員通路の路面側に立ち上扉を後開きに開放するとノズルがトンネル壁面側に露出し、道路側及び監視員通路の路面側のどちら側から操作する場合でも、扉開口から筐体内に手を入れることなく、目の前に出現したノズルの取出しを容易に行うことを可能し、火災時の消火活動の迅速性と確実性が向上する。
消火栓装置2においても、扉開口から筐体内に手を入れることなく、目の前に出現したノズルの取出しを容易に行うことを可能し、火災時の消火活動の迅速性と確実性が向上する。更に、道路側から操作する場合には前面及び上面を大きく開口させることができ、容易にノズル付きホースを引き出すことができる。
また、更に、ノズルホルダーに続いて上扉の裏面に配置され、ノズルに連結されたホース先端側を着脱自在に係止させるホースホルダーが設けられるため、上扉を開放すると、開放された上扉の裏面のノズルホルダーとホースホルダーにより、ノズル及びノズルに対するホースの連結部分が安定した状態で係止されており、扉開口から筐体内に手を入れることなく、目の前に出現したノズルの取出しを容易に行うことを可能し、火災時の消火活動の迅速性と確実性が向上する。
また、ノズルホルダー及びホースホルダーは、上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って上扉の裏面に配置されるため、上扉は道路側からの前開きと監視員通路側からの後開きという両開きとなるが、いずれの場合も上扉の開放に伴いホースが引き上げられる移動長さは同じとなり、上扉を開放する際の回転力が偏らず、均等でスムーズに上扉を開けることができ、結果として、火災時の消火活動の迅速性と確実性が向上し、また、故障の度合いも低減可能とする。
また、ノズルには、先端に放水口を備えた円筒状のノズル本体の中心軸線に対し所定角度で交差する方向にホース接続部が設けられたため、上扉の裏面に設けたノズルホルダーにノズルを係止しても、例えば斜め下向きのホース接続部にホースが連結されていることから、上扉を開いた場合のノズルの動きに対しホースを無理なく移動させることができ、上扉を開く場合の回転力を低減して上扉をスムースに開くことができ、火災時の消火活動の迅速性と確実性を向上可能とする。
また、ノズルホルダーは、上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って上扉の裏面に配置されているため、上扉の前開きと後開きのいずれの場合も上扉の開放に伴いホースが引き上げられる移動長さは同じとなり、上扉を開放する際の回転力が偏らず、均等でスムースに上扉を開けることができ、結果として、火災時の消火活動の迅速性と確実性が向上し、また、故障の度合いも低減可能とする。
また、ノズルホルダーをノズルの逆テーパ先端部を扉裏面に直交する方向から受け入れて抜け落ちないように保持するダルマ穴が開口された箱形のノズルホルダーとしたため、ノズルは上扉の裏面に設けた箱形のノズルホルダーに設けたダルマ穴に対する逆テーパ先端部の嵌め込みにより垂直に係止されており、上扉の前開き又は後開きの何れにおいても、開放された上扉の裏面に垂直となる横方向にホース先端に連結されたノズルが位置し、扉開口から筐体内に手を入れることなく、目の前に出現したノズルの取出しを容易に行うことを可能し、火災時の消火活動の迅速性と確実性が向上する。
また、ノズルホルダーのダルマ穴は、逆テーパ先端部の先端大径部を嵌め入れる大径穴に続いて逆テーパ先端部の付け根側の小径部を嵌め入れてスライドさせる長穴が連設されているため、ノズルの装着は、ダルマ穴の大径部に、ノズルの逆テーパ先端部を嵌め入れて長穴にスライドさせることで、抜け止め状態に係止でき、また、上扉を開いてノズルを取り出す場合には、ノズルを長穴から大径穴の位置までスライドさせることで抜き出すことができ、上扉裏面に垂直な状態でのノズルの係止と取外しを確実に行うことを可能とする。
また、ダルマ穴は、長穴の中心線が、上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って形成されたため、上扉の前開きと後開きの両方について、ノズルホルダーのダルマ穴に対しノズルを係止する操作とノズルを取り外す操作が同じとなり、道路側及び監視員通路側の何れからの操作も簡単且つ確実に行えることを可能とする。
また、箱形のノズルホルダーは、上扉の裏面に、上扉を前開きした場合に箱型開口が上向きとなり、上扉を後開きした場合に箱形開口が上扉裏面に当接するように、上扉の裏面に回動自在に配置されたため、上扉を後開きした場合は、上扉軸心線と平行に配置した場合と同じになるが、上扉を前開きした場合は、箱型のノズルホルダーが回動して扉裏面にノズルを懸架した状態に係止し、上扉の前開きに対しノズルの姿勢の変化が少なく、上扉を前開きした状態で道路側から前扉と上扉の開口に伴う扉開口介してのノズルの取出しを容易に行うことを可能とする。
ノズルとホースとの間を相対回転自在に連結させる回転自在継手が設けられたため、上扉の開閉によるノズルの移動に対しホースに軸回りのねじり力が加わっても、回転自在継手によりホース側が回転し、ホースにねじり力が加わらず、上扉をスムースに開閉可能とし、結果として、火災時の消火活動の迅速性と確実性が向上し、また、ホースの損耗も低減可能とする。
図1は自動車専用道路のトンネル内に設置された消火栓設備を含むトンネル非常用設備を示した説明図である。図1に示すように、シールド工法により構築されたトンネル10内は円筒形のトンネル壁面12により覆われ、床版18により仕切られることで道路15が設けられており、この例にあっては、道路15は1方向2車線としている。
図2は通常時における消火栓収納箱の外観を示した説明図、図3は図2の消火栓収納箱の外観を側面から示した説明図である。
図2に示すように、消火栓設備16の消火栓収納箱30は、監視員通路14の路面下の内部空間に埋込み設置されている。消火栓収納箱30は、筐体31の前面中央の上側に形成された前面扉開口33に前扉32が上下方向にスライド自在に配置されている。
(ノズル係止構造)
図4はノズル係止構造の第1実施形態を備えた消火栓収納箱を正面から示した説明図、図5は図4のノズル係止構造を筐体前面側を破断して示した説明図、図6はノズル係止構造の第1実施形態を備えた消火栓収納箱を平面から示した説明図である。
図7は消火栓収納箱の内部構造を示した説明図であり、図7(A)は正面を示し、図7(B)は図7(A)のX−X断面から見た平面を示す。
図8は前開き機構が設けられた消火栓収納箱の前開きハンドルの部分を取り出して示した説明図であり、図8(A)は正面を示し、図8(B)は図8(A)のY−Yから見た側面を示す。図9は第2上扉を前開きして前扉の落下によりスライド開放させる前開き機構の機構構造を示した説明図であり、図9(A)は閉鎖状態を示し、図9(B)は前開きハンドルを開操作した状態を示す。
図10は道路側から操作した場合の前扉と第2上扉の開放状態を正面から示した説明図、図11は道路側から操作した場合の前扉と第2上扉の開放状態を示した斜視図である。
図12は監視員通路側から操作した場合の第1上扉の開放状態を正面から示した説明図、図13は監視員側から操作した場合の第1上扉の開放状態を示した斜視図である。
図14はノズル係止構造の第2実施形態を備えた消火栓収納箱を、筐体前面側を破断して正面から示した説明図である。
図15はノズル係止構造の第3実施形態を備えた消火栓収納箱を正面から示した説明図、図16は図15の扉閉鎖状態でのノズルホルダーによる泡ノズルの係止状態を取り出して側面断面で示した説明図、図17は図15の消火栓収納箱を道路側から操作した場合の前扉と第2上扉の開放状態を正面から示した説明図、図18は第2上扉の前開き状態及び第1上扉の後開き状態でのノズルホルダーによる泡ノズルの係止状態を取り出して断面で示した説明図、図19は図15の消火栓収納箱を道路側からの操作により泡ノズルを取り出してホースを引き出す状態を正面から示した説明図である。
図20は第3実施形態を変形したノズル係止構造を備えた消火栓収納箱を正面から示した説明図、図21は図20の扉閉鎖状態でのノズルホルダーによる泡ノズルの係止状態を取り出して側面断面で示した説明図、図22は図20について第2上扉の前開き状態及び第1上扉の後開き状態でのノズルホルダーによる泡ノズルの係止状態を取り出して断面で示した説明図である。
図23は消火栓収納箱における扉構造の他の実施形態を示した説明図、図24は図23の消火栓収納箱を道路側から操作する場合の前扉と上扉の開放操作を示した説明図、図25は図23の消火栓装置を監視員通路側から操作する場合の上扉の開放操作を示した説明図である。
図23に示す本実施形態の扉開閉構造は、図2の上扉を第1上扉34と第2上扉36に分けた実施形態に対し、上扉110を一枚扉とし、上扉110を前開き及び後開き自在に軸支させたことを特徴とする。
図23の消火栓収納箱30を利用者が監視員通路側から操作する場合には、後開きハンドル112を操作すると、筐体31側との係止が解除され、上扉110を図25に示すように後開きすることができる。このとき上扉110の裏面に配置されたノズルホルダー88とホースホルダー90に係止された泡ノズル78及びホース76が、体をかがめている利用者の目の前に出現する。
(ノズルホルダー)
上記の実施形態に示したノズルホルダーは、リング状に開いたホルダー金具に泡ノズルを着脱自在に係止するか、又は、箱形ノズルホルダーに形成したダルマ穴に泡ノズルを着脱自在に係止しているが、これに限定されない。例えば、磁気吸着により泡ノズルを扉裏面に着脱自在に係止しても良いし、マジックテープ(登録商標)により泡ノズルを扉裏面に着脱自在に係止しても良く、着脱自在であれば適宜の係止構造が含まれる。
上記の実施形態は、消火泡を放出させる泡消火栓設備を例にとっているが、これに限定されず、消火用水を放水させる消火栓設備としても良い。
上記の実施形態は、前扉を有する消火栓設備を例にとっているが、これに限定されず、前扉を有さない構造としても良い。
12:トンネル壁面
14:監視員通路
15:道路
16:消火栓設備
18:床版
20:管理用通路
22:ダクト
24:給水本管
24a:分岐配管
25:給水配管
26:放水制御機構収納部
30:消火栓収納箱
31:筐体
32:前扉
33:前面扉開口
34:第1上扉
35:第1上面扉開口
36:第2上扉
37:第2上面扉開口
38:前開きハンドル
40,112:後開きハンドル
42,44,46,104:ヒンジ
48:通報装置パネル
56,114,120:軸部材
58,116,118:軸受部材
58a:軸穴
60:前開き機構
74:ホース収納部
76:ホース
78:泡ノズル
88:ノズルホルダー
90:ホースホルダー
92:ノズル本体
94:スイベルジョイント
96:ホース接続部
98:逆テーパ先端部
100:箱形ノズルホルダー
102:ダルマ穴
102a:大径穴
102b:小径穴
102c:長穴
104:ヒンジ
106:ストッパ片
108:ストッパノブ
110:上扉
Claims (22)
- 道路を有するトンネル内の前記道路とトンネル壁面との間に前記トンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置され、筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓装置であって、
設置状態において前記監視員通路の路面側となる前記筐体の上面に形成された上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された上扉と、
前記上扉の裏面に配置され、前記ノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
が設けられ、
前記上扉は、前記筐体の前記上面扉開口に、設置状態において前記トンネル壁面側となる前記上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されると共に、設置状態において前記道路側となる前記上扉の前縁部を軸として後開き自在に軸支され、
設置状態において、前記前開きしたときに前記ノズルが前記道路側に露出し、前記後開きしたときに前記ノズルが前記トンネル壁面側に露出することを特徴とする消火栓装置。
- 道路を有するトンネル内の前記道路とトンネル壁面との間に前記トンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置され、筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓装置であって、
設置状態において前記道路側となる前記筐体の前面に形成された前面扉開口に対して設けられた前扉と、
設置状態において前記監視員通路の路面側となる前記筐体の上面に形成された第1上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された第1上扉と、
前記上扉に形成された第2上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された第2上扉と、
前記第2上扉の裏面に配置され、前記ノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
が設けられ、
前記第1上扉は、前記筐体の前記第1上面扉開口に、設置状態において前記道路側となる前記第1上扉の前縁部を軸として前記第2上扉と共に後開き自在に軸支され、
前記第2上扉は、前記第1上扉の前記第2上面扉開口に、設置状態において前記トンネル壁面側となる前記第2上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1又は2記載の消火栓装置であって、
更に、前記ノズルホルダーに続いて前記上扉又は第2上扉の裏面に配置され、前記ノズルに連結された前記ホース先端側を着脱自在に係止させるホースホルダーが設けられたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項3記載の消火栓装置であって、
前記ノズルホルダー及び前記ホースホルダーは、前記上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って前記上扉又は第2上扉の裏面に配置されたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1又は2記載の消火栓装置であって、
前記ノズルには、先端に放水口を備えた円筒状のノズル本体の中心軸線に対し所定角度で交差する方向にホース接続部が設けられたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項5記載の消火栓装置であって、
前記ノズルホルダーは、前記上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って前記上扉又は第2上扉の裏面に配置されたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1又は2記載の消火栓装置であって、
前記ノズルホルダーを、前記ノズルの逆テーパ先端部を扉裏面に直交する方向から受け入れて抜け落ちないように保持するダルマ穴が開口された箱形のノズルホルダーとしたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項7記載の消火栓装置であって、
前記ノズルホルダーの前記ダルマ穴は、前記逆テーパ先端部の先端大径部を嵌め入れる大径穴に続いて前記逆テーパ先端部の付け根側の小径部を嵌め入れてスライドさせる長穴が連設されたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項8記載の消火栓装置であって、
前記ダルマ穴は、前記長穴の中心線が、前記上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って形成されたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項7乃至9何れかに記載の消火栓装置であって、
前記箱形のノズルホルダーは、前記上扉又は第2上扉の裏面に、前記上扉又は第2上扉を前開きした場合に箱型開口が上向きとなり、前記上扉又は第1上扉と共に第2上扉を後開きした場合に箱形開口が上扉又は第2上扉の裏面に当接するように、前記上扉又は第2上扉の裏面に回動自在に配置されたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項3、5又は7に記載の消火栓装置であって、
前記ノズルは前記ホースとの間を相対回転自在に連結させる回転自在継手が設けられたことを特徴とする消火栓装置。
- 筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓装置が道路を有するトンネル内の前記道路とトンネル壁面との間に前記トンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置された消火栓設備であって、
前記監視員通路の路面側となる前記筐体の上面に形成された上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された上扉と、
前記上扉の裏面に配置され、前記ノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
が設けられ、
前記上扉は、前記筐体の前記上面扉開口に、前記トンネル壁面側となる前記上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されると共に、前記道路側となる前記上扉の前縁部を軸として後開き自在に軸支され、
前記前開きしたときに前記ノズルが前記道路側に露出し、前記後開きしたときに前記ノズルが前記トンネル壁面側に露出することを特徴とする消火栓設備。
- 筐体の内部にノズル付きのホースが収納された消火栓装置が道路を有するトンネル内の前記道路とトンネル壁面との間に前記トンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に埋込み設置された消火栓設備であって、
前記道路側となる前記筐体の前面に形成された前面扉開口に対して設けられた前扉と、
前記監視員通路の路面側となる前記筐体の上面に形成された第1上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された第1上扉と、
前記上扉に形成された第2上面扉開口に、上下回りに開閉自在に軸支された第2上扉と、
前記第2上扉の裏面に配置され、前記ノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
が設けられ、
前記第1上扉は、前記筐体の前記第1上面扉開口に、前記道路側となる前記第1上扉の前縁部を軸として前記第2上扉と共に後開き自在に軸支され、
前記第2上扉は、前記第1上扉の前記第2上面扉開口に、前記トンネル壁面側となる前記第2上扉の後縁部を軸として前開き自在に軸支されたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項12又は13記載の消火栓設備であって、
更に、前記ノズルホルダーに続いて前記上扉又は第2上扉の裏面に配置され、前記ノズルに連結された前記ホース先端側を着脱自在に係止させるホースホルダーが設けられたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項14記載の消火栓設備であって、
前記ノズルホルダー及び前記ホースホルダーは、前記上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って前記上扉又は第2上扉の裏面に配置されたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項12又は13記載の消火栓設備であって、
前記ノズルには、先端に放水口を備えた円筒状のノズル本体の中心軸線に対し所定角度で交差する方向にホース接続部が設けられたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項16記載の消火栓設備であって、
前記ノズルホルダーは、前記上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って前記上扉又は第2上扉の裏面に配置されたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項12又は13記載の消火栓設備であって、
前記ノズルホルダーを、前記ノズルの逆テーパ先端部を扉裏面に直交する方向から受け入れて抜け落ちないように保持するダルマ穴が開口された箱形のノズルホルダーとしたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項18記載の消火栓設備であって、
前記ノズルホルダーの前記ダルマ穴は、前記逆テーパ先端部の先端大径部を嵌め入れる大径穴に続いて前記逆テーパ先端部の付け根側の小径部を嵌め入れてスライドさせる長穴が連設されたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項19記載の消火栓設備であって、
前記ダルマ穴は、前記長穴の中心線が、前記上扉又は第2上扉が開閉される軸心線と平行な軸心線に沿って形成されたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項18乃至20何れかに記載の消火栓設備であって、
前記箱形のノズルホルダーは、前記上扉又は第2上扉の裏面に、前記上扉又は第2上扉を前開きした場合に箱型開口が上向きとなり、前記上扉又は第1上扉と共に第2上扉を後開きした場合に箱形開口が上扉又は第2上扉の裏面に当接するように、前記上扉又は第2上扉の裏面に回動自在に配置されたことを特徴とする消火栓設備。
- 請求項14、16又は18に記載の消火栓設備であって、
前記ノズルは前記ホースとの間を相対回転自在に連結させる回転自在継手が設けられたことを特徴とする消火栓設備。
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