JP3799569B2 - 消火用ノズルを備えた消火栓装置 - Google Patents

消火用ノズルを備えた消火栓装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、火災の消火等に用いられ消火用ホースの先端に接続されて用いられる消火用ノズルを備えた消火栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばトンネル内に設置される消火栓装置は、消火剤供給源より消火用ホースを介して供給される消火剤を火災に向けて放出するための消火用ノズルを消火用ホースの先端に備えている。このような消火栓装置における消火用ノズルは、常時においては、ホース収納部に内巻きに或いは外巻きに巻き付けられる消火用ホースとともに、消火栓装置の筐体内に収納されており、火災発生時において、消火用ホースとともに筐体内より外部に引き出されて用いられるものである。
【0003】
消火用ノズルは上記のように常時においては消火栓装置の筐体内に収納されるものであるが、その収納位置は火災発生時において消火活動に不慣れな操作者であっても即座に手に取ることができる位置であることが好ましい。そこで、従来の消火栓装置においては、操作者が即座に手に取り易い位置に消火用ノズルが位置するように、ノズル支持部を筐体内の適当な位置に設けてその支持部に消火用ノズルを支持していた。
【0004】
しかしながら、消火栓装置の消火用ノズルは直筒状(直線的棒状)であり、また消火栓装置に用いられる消火用ホースは一般に保形ホースであり、さらにその消火用ホースはホース収納部に巻き付けられて収納されるものであることから、消火用ホースの曲げ半径やホース収納部への収納状態等に応じてノズル支持位置は制限されることとなるので、筐体内の全体の部品配置が制限されることとなっていた。
【0005】
さらに、消火用ノズルの支持位置と消火用ホースの曲げ半径やホース収納部への収納状態との関係によっては、消火用ホースをその先端からホース収納部に至るまでの間で大きく湾曲させなければならないことがあることから、筐体内に消火用ホースが大きく湾曲するためのスペースを確保しておく必要があったので、消火栓装置が大型なものとなっていた。
【0006】
図6に示す従来の消火栓装置150を例に上記問題点をさらに説明する。
【0007】
消火栓装置150は、消火用ホース152が内巻きに収納され、前面に開口部153aを有するホース収納部153を筐体151内に備え、さらに筐体151は筐体151の前面開口部を開閉自在にする前傾扉154を備えるものである。前傾扉154の内面154aには、ノズル支持部155aが設けられており、ノズル155が支持されている。ノズル155は直筒状であり、この直筒状のノズル155をノズル支持部155aは横向きに支持する如く設けられており、またホース152が保形ホースであることから、ホース152はその先端(ノズルとの接続部分)からホース収容部153に至るまでの間で図に示すような湾曲部152aを形成することとなる。したがってノズル支持部155aは消火用ホース152の曲げ半径やホース収納部153への収納状態を考慮しそれに応じた位置に設けられている。このため、前傾扉154の内面154a上の制限された位置に設けられており、例えばノズル支持部155aの位置に図示しない消火栓弁の操作レバーを設けるのが好ましかったとしてもノズル支持部155aがあることにより他の位置に設けざるを得ないということがあり、即ち、ノズル支持部155aの位置が制限されるために、消火栓装置150における他の部品の配置が制限されてしまうことがある。
【0008】
さらに、消火用ホース152は上記のようにその先端からホース収納部153に至るまでの間で大きな湾曲部152aを形成することとなる。このため、この従来例においては前傾扉154の内面154a上に湾曲部152aを形成可能なスペースを確保しておく必要があり、さらに、この湾曲部152aが大きいと、たるみとなるホース152の長さが長くなり、湾曲部152aが前傾扉154と筐体151との間に挟まり、前傾扉154を閉じることができないということがないようにするために、湾曲部152aがあっても前傾扉154を閉じることができるように前傾扉154とホース収容部153との間に隙間を確保しておく必要がある。このため消火栓装置150はその分大きなものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記事情に鑑み、消火用ホースを大きく湾曲させなくても、消火用ホースとともに筐体内に収納することができる消火用ノズルを備えた消火栓装置を提供することを目的とする。
【0010
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するこの発明について述べれば、それは、筐体と、該筐体の前面開口部を開閉自在にする前面扉と、該筐体内に設けられ、消火用ホースが収納されるホース収納部と、該前面扉の内面に設けられたノズル支持部に支持され、該ホース収納部に収納される消火用ホースの先端に接続される消火用ノズルとを備えた消火栓装置であって、該消火用ノズルが、先端に放水口を有し、該ノズル支持部に支持される直筒状の第1の筒体と、基端に該消火用ホースの先端が接続されるく字状の第2の筒体と、該第1の筒体と該第2の筒体とを回動自在に接続し、該第2の筒体の基端を該ホース収納部に向けさせる回動接続部とからなることを特徴とする消火栓装置、である。これによれば、消火栓装置において、それを消火栓装置の前面扉の内面に設けられたノズル支持部に支持して筐体内に収納するときに、く字状の第2の筒体を回動させて、その基端をホース収納部に向けることができるので、消火用ホースをそのノズルとの接続部分からホース収納部に至る間で大きく湾曲させる必要をなくすることができる。
【0011
【発明の実施の形態】
この発明の消火用ノズル及び消火栓装置の実施の形態をトンネル内等に設置される消火栓装置を例に図1〜4に基づいて説明する。なお、図1は消火用ノズル及び消火栓装置の概略を示す図で、筐体の前面扉を開けた状態における上面図であり、図2は消火用ノズルの一部断面正面図であり、図3は図2の要部拡大断面図であり、図4は消火栓装置から消火用ノズル及び消火用ホースを引き出した状態における側面図である。
【0012
消火栓装置50は、ホースを内巻きに収容してなる所謂内巻き式の消火栓装置である。この消火栓装置50は、例えばトンネル内の車道に隣接する監査路上に設置されたりトンネルの内壁に埋設されて設置されたりするものである。
【0013
消火栓装置50は、その筐体52内に、先端にノズル30が接続される保形ホースである消火用ホース54を内巻きに収納するボックス形状のホース収納部55を備えている。ホース収納部55の前面には、ホース収納部55内よりホース54を引き出すため、及びホース収納部55内にホース54を収納するための開口部55aが設けられており、筐体52の前面には、前記ホース収納部55の開口部55aを筐体52の外部に露出させる、前面開口部52aが設けられている。
【0014
筐体52には、その前面開口部52aを開閉自在にする前面扉として、筐体52の前面開口部52aの下縁を支点として上縁が前方に開放動作する前傾扉56が設けられている。なお、この前傾扉56は、開状態においてほぼ水平位置に停止する如く設けられるものであり、例えばダンパー等により筐体52に支持されるものである。
【0015
ノズル30は、先端31aに放水口31cを有し、直筒状(直線的棒状)に形成される第1の筒体31と、基端32bに消火用ホース54が接続されるく字状の第2の筒体32と、第1の筒体31の基端31bと第2の筒体32の先端32aとを回動自在に接続する回動接続部33とからなる。このノズル30は、本実施の形態においては前傾扉56の背面56a上に設けられたノズル支持部57により第1の筒体31が前傾扉56の上辺56bに沿う如く横向きにされて前傾扉56の背面56a上に支持されている。ノズル30の回動接続部33はその周方向(矢印A1方向)に第1の筒体31と第2の筒体32とを回動自在になる如く両者を接続するものであり、第2の筒体32をその周方向(矢印A1方向)に回動させて、第2の筒体の基端32bの向きを変えることができ、その向きを図1に示すようにホース収納部55の開口部55aに向けることができるようになっている。
【0016
第2の筒体32を回動させて、その基端32bをホース収納部55の開口部55aに向けることで、その基端32bに接続される消火用ホース54をその接続部54aからホース収納部55の開口部55aに至るまでの間で大きく湾曲させる必要をなくすることができ、ホース54のノズル30までの長さも短くなり、ホース54の筐体52内への収納性を向上させることができる。したがって、ノズル30をノズル支持部57に支持するのに、ホース54の曲げ半径やホース収納部55内への巻き付け状態等を考慮する必要はなく、従来例のようなノズル支持位置の制限をなくすることができる。
【0017
ノズル30は、その第2の筒体32を回動させることによりホース54の筐体52内への収納性を向上させることができるものであるが、さらにそれによって、火災発生時における操作性をも向上させることができるものである。即ち、火災発生時において操作者がノズル30を手に取りホース54とともに筐体52から外部に引き出すと、第2の筒体32はその基端32bを下方に向けるように自然と回動し、図4に示す状態となる。したがって操作者が意識的に基端32bを下方に向けていなくても、基端32bを下方に向けた状態でノズル30から消火剤を放出することができ、消火剤の放出時の操作性を向上させることができる。
【0018
さらにノズル30は、第1の筒体31にその外方に突出する把持部38を備えている。操作者はこの把持部38を把持してノズル30より消火剤を放出することができるが、消火剤を放出する際にノズル30の第2の筒体32の基端32bを下方に向けておくことができるので、例えば、図4に示すように把持部38の先端を下方に向けても基端32bを下方に向けておくことができるし、図示は省略するが把持部38の先端を上方や横方向に向けても基端32bを下方に向けておくことができる。したがって、把持部38を備えたノズル30によれば、操作者は把持部38の先端の向きを自由に変えることができるし、その向きを変えつつも基端32bを下方に向けておくことができ、消火剤の放出時の操作性をさらに向上させることができる。
【0019
また、ノズル30の把持部38は筐体52内からノズル30を取り出す際の操作性をも向上させることができる。即ち、本実施の形態のように前傾扉56の背面56a上にノズル30を支持しておく場合には、図1に示すように、ノズル30を横向きにして把持部38の先端を筐体52の前方に向けて支持しておく。このようにすることで、ノズル30を取り出そうとする操作者にとって把持部38を手に取り易い位置とすることができ、ノズル30を取り出す際の操作性を向上することができる。なお図1の場合ノズル30の第2の筒体32の基端32bは把持部38の先端の向きとは反対の向きを向いていることとなるが、上記のようにノズル30を取り出しホース54とともに外部に引き出せば基端32bは自然と下方に向くこととなるので、放出の際に収納時の把持部38の先端と基端32bの向きの違いが問題となることはない。
【0020
ノズル30の回動接続部33については、第1の筒体31と第2の筒体32とを回動自在に接続するものであればそれでよいが、本実施の形態においては、以下の如き構成としている。
【0021
即ち、図3に詳細を示すように、第1の筒体31の基端31b内には内筒34の先端34aが挿入され、筒体31の内周面と内筒34の外周面とが螺合されて、第1の筒体31と内筒34とが接続固定されている。内筒34の外周にはストッパリング35が嵌着されており、ストッパリング35の先端鍔部35aは第1の筒体31の基端31bに当接し、ストッパリング35の基端35bは内筒34の突部34cに当接している。さらに内筒34は、その基端34b側からストッパリング35とともに第2の筒体32の先端32a内に挿入されており、突部34cが第2の筒体32の内周に設けられたストッパ部32cに当接し、突部34cの外周面は第2の筒体32の内周面と接触する状態で、第2の筒体32の内周面とストッパリング35の外周面とが螺合されて、第2の筒体32とストッパリング35とが接続固定されている。これにより、第1の筒体31と第2の筒体32とは内筒34及びストッパリング35を介して接続されており、第1筒体31は、内筒34とともに第2の筒体32とストッパリング35に対して回動することとなり、第2の筒体32は、ストッパリング35とともに第1の筒体31及び内筒34に対して回動することとなり、第1の筒体31と第2の筒体32とを回動自在に接続する回動接続部33が構成されている。なお、36及び37はシール部であり、シール部36は第1の筒体31と内筒34との間をシールし、シール部37は内筒34と第2の筒体32との間をシールしている。
【0022
【実施例】
上記消火栓装置1をさらに具体化した消火栓装置100についてそれを図5に基づいて説明する。なお、消火栓装置1と同一図面符号を付したものはその名称も機能も同一である。
【0023
図5において、消火栓装置100は、消火用ホースを内巻きに収納してなる所謂内巻き式の消火栓装置である。この消火栓装置100は、例えばトンネル内の車道に隣接する監査路上に設置されたりトンネルの内壁に埋設されて設置されたりするものである。
【0024
消火栓装置100は、その筐体101内に、先端にノズル30を有する保形ホースである消火用ホース104、消火用ホース104を内巻きに収納するホース収納部105、消火用水供給用配管106、三方切替弁107、圧力調整弁108、消火栓弁109、消防隊用給水栓110等を備えている。
【0025
ホース収納部105の前面には、ホース収納部105内より消火用ホース104を引き出すため、及びホース収納部105内に消火用ホース104を収納するための開口部105aが設けられており、筐体101の前面には、前記ホース収納部105の開口部105aを筐体101の外部に露出させる、前面開口部101aが設けられている。
【0026
ホース収納部105はホースバケット112から形成されている。このホースバケット112は、筐体101の内壁上面から内壁下面に至る2本の棒状体113、113とその棒状体113、113から筐体101の内壁背面に至る略L字状に屈曲した2枚の帯板114、114とからなり、棒状体113、113との間に前記開口部105aが形成されている。またこのホースバケット112の帯板114、114と筐体101の内壁上面と内壁下面との間にはその四隅に隅部開口部113a、113a、113a、113aが設けられている。これにより、ボックス形状によりホース収納部を筐体101の内側に形成する場合に比較してホース収納部105を小型化することができ、それによって結果として消火栓装置100を小型化することができるし、さらに、ホースバケット112の開口部105aから消火用ホース104をホースバケット112内即ちホース収納部105内に収納するときに、隅部開口部113a、113a、113a、113aから消火用ホース104がホース収納部105内にどのように巻き付けられているかを目視により確認することができ、隅部開口部113a、113a、113a、113aからホース収納部105内に手を入れて消火用ホース104を押し込んだり整えたりすることができるので、ホース収納部内に消火用ホース104を整然と巻き付けて収納するを容易に行うことができる。
【0027
筐体101には、その前面開口部101aを開閉自在にする前面扉として、筐体101の前面開口部101aの下縁を支点として上下に開閉動作する前傾扉106が設けられている。なお、この前傾扉106は、開状態においてほぼ水平位置に停止する如く設けられるものであり、例えばダンパー等により筐体101に支持されるものである。
【0028
前傾扉6は、その内部に扉内蔵機構部6aが設けられており、その扉内蔵機構部6aを覆う裏板7が、前傾扉6の背面6b側に設けられている。扉内蔵機構部6aとしては、例えば、図示は省略するが、前傾扉6の開閉のためのラッチ機構部や把持部などや消火栓弁109の開閉操作レバー10の動力伝達のための機構部などがある。この前傾扉6の背面6b側には、前傾扉6を閉じたときにホース収納部105の開口部105aと対向する位置に収納凹部8が設けられており、この収納凹部8内にノズル30と消火用ホース104のたるみ部104bを収納しておくことができるようになっている。これにより、ノズル30とたるみ部104bが前傾扉6とホース収納部105との間に位置する状態になったとしても、それらを収納凹部8内に収納しつつ前傾扉6を閉じることができることから、前傾扉6とホース収納部105との間に隙間を設ける必要をなくするすることができるので、消火栓装置100の奥行き寸法を短くすることができ、消火栓装置100を小型化することができる。
【0029
ノズル30は、その先端31aに放水口31cを有し、直筒状(直線的棒状)の第1の筒体31と、基端32bに消火用ホース104の先端接続部104aが接続されるく字状の第2の筒体32と、第1の筒体31と第2の筒体32とを周方向に回動自在に接続する回動接続部33とからなる。本実施例においては第1の筒体31が前傾扉6の上辺に沿う如く横向きにされてノズル支持部103に支持されて収納凹部8内に収納されている。このノズル30における回動接続部33により第2の筒体32を回動させることで、その基端32bを図示のようにホース収納部105の開口部105aに向けることができる。このようにすることで、消火用ホース104をその先端接続部104aからホース収納部105に至るまでの間、即ちたるみ部104bで大きく湾曲させる必要をなくすることができる。これにより、ノズル30を前記のように横向きにノズル支持部103に支持しておく場合でも、前傾扉6上にたるみ部104bが大きく湾曲するスペースを確保しておく必要がないので、たるみ部104bが大きく湾曲するスペースを確保するためにノズル支持部103の設置位置が制限されることをなくすることができる。したがって、ノズル支持部103の設置位置、即ちノズル30の支持位置が制限されることにより筐体101内の他の構成の配置が制限されて消火栓装置100が大型化してしまうことがない。
【0030
ホースバケット112、収納凹部8及びノズル30は、上記のように、それぞれが消火栓装置100を小型化するという作用効果を有するものであるが、三者を同時に備える本実施例の消火栓装置100によれば、三者の相乗効果によって消火栓装置100をさらに小型化することができる。
【0031
【発明の効果】
この発明は上記の如く構成されているので、消火用ノズルにおいて、それが消火栓装置のノズル支持部に支持されるときに、く字状の第2の筒体を回動させて、その基端をホース収納部に向けることにより、消火用ホースをそのノズルとの接続部分からホース収納部に至る間で大きく湾曲させる必要をなくすることができる。
【0032
また、消火用ノズルにおいて、それが消火栓装置の筐体の扉のノズル支持部に支持されるときに、く字状の第2の筒体を回動させて、その基端をホース収納部に向けることにより、消火用ホースをそのノズルとの接続部分からホース収納部に至る間で大きく湾曲させる必要をなくすることができる。
【0033
さらにまた、消火栓装置において、それを消火栓装置の前面扉の内面に設けられたノズル支持部に支持して筐体内に収納するときに、く字状の第2の筒体を回動させて、その基端をホース収納部に向けることができるので、消火用ホースをそのノズルとの接続部分からホース収納部に至る間で大きく湾曲させる必要をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る消火用ノズルを備えた消火栓装置を示す図で、筐体の前面扉を開けた状態における上面図である。
【図2】この発明の実施の形態に係る消火用ノズルを示す図で、その一部断面正面図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】この発明の実施の形態に係る消火用ノズルを備えた消火栓装置を示す図で、消火栓装置から消火用ノズル及び消火用ホースを引き出した状態における側面図である。
【図5】この発明の実施例に係る消火用ノズルを備えた消火栓装置を示す図で、筐体の前面扉を開けた状態における斜視図である。
【図6】従来例に係る消火用ノズルを備えた消火栓装置を示す図で、筐体の扉を開けた状態における斜視図である。
【符号の説明】
30 ノズル
31 第1の筒体
32 第2の筒体
33 回動接続部
38 把持部
50 消火栓装置
52 筐体
52a 前面開口部
54 消火用ホース
55 ホース収納部
56 前傾扉
57 ノズル支持部

Claims (2)

  1. 筐体と、該筐体の前面開口部を開閉自在にする前面扉と、該筐体内に設けられ、消火用ホースが収納されるホース収納部と、該前面扉の内面に設けられたノズル支持部に支持され、該ホース収納部に収納される消火用ホースの先端に接続される消火用ノズルとを備えた消火栓装置であって、該消火用ノズルが、先端に放水口を有し、該ノズル支持部に支持される直筒状の第1の筒体と、基端に該消火用ホースの先端が接続されるく字状の第2の筒体と、該第1の筒体と該第2の筒体とを回動自在に接続し、該第2の筒体の基端を該ホース収納部に向けさせる回動接続部とからなることを特徴とする消火栓装置。
  2. 前記消火用ノズルの第1の筒体がその筒体より外方に突出してもうけられた把持部を有するものであることを特徴とする請求項記載の消火栓装置。
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