JP2004283184A - 消火栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右の手の選びによって消火栓弁の閉止操作のし易さに差がない消火栓装置を得ること。
【解決手段】消火栓扉が備えられた開口部を形成する筐体の中に配設された消火栓弁の開閉レバーの先端側に、ほぼ水平でかつ前記開口部にほぼ平行な軸を持つ把手部を設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、消火栓装置の消火栓弁の開閉レバーに関するものである
【0002】
【従来の技術】
従来の消火栓装置の消火栓弁を開閉操作するには、ボール弁やバタフライ弁である消火栓弁の弁体の回動軸、すなわち弁軸に対し直角に固定された開閉レバーの先端部分が把手部となっており、この把手部を握って開閉レバーを90度回転する事によってなされていた(例えば、特許文献1参照)。なお、この時の弁軸は開閉レバーの回動軸でもある。
【0003】
従来の開閉レバーを、図5から図7に示す。図示しない消火栓扉を開けると、この消火栓扉が備えられた開口部に臨んでこの開口部(がつくる平面)に平行な、消火栓弁の開閉レバーが現れる。例えば、図5に示すように垂直な給水配管3に接続された消火栓弁120の水平な弁軸C6に直角な開閉レバー122が、閉弁状態の位置で前記開口部に平行に且つ水平に配置されていた。また、図6に示すように前記開口部に平行で水平な給水配管3に接続され横置きされた弁本体221の垂直な弁軸C7に直角な開閉レバー222が、閉弁状態の位置で前記開口部に平行に且つ水平に配置されていた。更に、図7のように垂直な給水配管に接続された水平な弁軸C8の消火栓弁320の開閉レバー322が、閉弁状態の位置で垂直に配置されていた。
【0004】
そして、これらの開閉レバー122,222,322を開弁するには、開閉レバー122は下方に時計回りA1に90度回動して先端が真下を向いた開閉レバー122aの位置に(図5)、開閉レバー222は手前に反時計回りA2に90度回動して先端が手前に向いた水平な開閉レバー222aの位置に(図6)、また開閉レバー322は右に時計回りA3に90度回動して先端が右に水平に向いた開閉レバー322aの位置に(図7)移動するようにしていた。
【0005】
また、特許文献2に示す従来例は、垂直な給水配管に接続された消火栓弁の水平な弁軸に直角な開閉レバーが、閉弁状態の位置で消火栓扉の開口部に平行に且つ垂直に配置されていた。ここで弁軸は前記開口部に平行で水平であり、開閉レバーは消火栓弁の右側に直立していた。
【0006】
また、特許文献3に示す従来例は、消火栓扉の開口部に垂直で水平な給水配管に接続され横置きされた弁本体の水平な弁軸に直角な開閉レバーが、閉弁状態の位置で消火栓装置の正面から見て後方に45度ほど傾斜して配置されていた。ここで弁軸は前記開口部に平行である
次に、別の状況においては、消火栓装置を使用した後のことで、ポンプが止められて給水が止まった後、消火栓弁が開放状態のまま消火栓扉を閉止されてしまうことがあった。それで、従来例(例えば、特許文献4参照)ではそのことがないように、消火栓弁が開の状態では、消火栓弁に連結するリンクの一部が扉の内側の縁から突出し消火栓扉の閉止を阻止して、消火栓扉を閉止させない工夫がなされていた。
【0007】
【特許文献1】実開平5−28356号公報
【0008】
【特許文献2】実公昭55−28286号公報
【0009】
【特許文献3】実開昭54−131398号公報
【0010】
【特許文献4】実公平7−31797号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来例では、火災時消火栓装置を初めて取り扱う者が殆どであって、その取扱い者が消火栓扉を開けての図解の操作説明板を見て短い間に判断しなければならず、とっさに握った閉止状態の開閉レバーの回転方向が、回転方向の指示がされてあったとしても、あわてていて取扱い者の瞬間的な想定と違っていた場合、持ち替えて余計な手間がかかるという状況があった。あるいは持ち替えないとしても、操作しづらいという、良好な操作性に関して問題が生ずる場合があった。
【0012】
例えば、図7において垂直の開閉レバー322を右手の親指を上にして握ると、右回転は力が入れにくいので、右手の親指を下に持ち替えることがあった。
【0013】
また、図示しない回転の指示通りする場合でも、開閉レバーが水平または垂直に配置された場合では、右手操作と左手操作では操作性の良さが異なる。例えば図5の例では右手操作の人に操作し易く、図6、図7の例では左手操作の人に操作し易くなっていた。特許文献2の従来技術においても、この開閉レバーを操作するには、右手には容易だが、左手は消火栓弁が開閉レバーを握る時に障害となって操作しにくかった。
【0014】
特許文献3などのような従来技術においてこの開閉レバーを操作するには、開閉レバーの先端を覆う開閉レバーに沿った握りが取り付けられたものもあり、その握りをとっさにつかんで手前に引いて操作をしていた。左右の手の選びによる操作上の差はないが、開閉レバーがノズル横(第1図では右側)に距離を置いて配置されているため、ノズルを取って左側に消火に行きたい場合でも、一旦右に寄って開閉レバーを操作しなければならず、消火活動の左右の位置によっては不具合な場合があった。
【0015】
この発明は、上記事情に鑑み、消火栓装置の消火栓弁の開閉レバーの操作について、左右の手の選びによる操作性に差がなく、また回動の方向を取り違えにくく握り替える必要がない開閉レバーを有し、また、消火栓装置に対する火災地点の左右方向が、ノズルに対する開閉レバーの方向と反対側であっても、開閉レバーの操作性の差が軽減され、緊急対応性に優れた消火栓弁を有する消火栓装置を得ることを目的とする。
【0016】
またこの発明の第二の課題として、開閉レバーが開放されたままで消火栓扉が閉止されないようにする従来技術(特許文献4参照)はあったが、その構造が複雑であったことがあげられる。
【0017】
単純な構成としては、例えば、垂直な開閉レバーを手前に90度倒して、消火栓扉の閉止を阻止する位置にまで開閉レバーの先端を突出させる構成が考えられる。しかしこの構成では、閉弁時の垂直な開閉レバーは垂直な給水配管に接続された消火栓弁の左または右の直近に備えざるを得ないため、右手または左手のいずれかの操作性が全く悪くなるので、この構成は採用できない。
【0018】
この発明の第二の目的は、左右の手の操作性に差の無い消火栓弁であって、かつ消火栓弁の開閉レバーが開放された状態で消火栓扉が閉止されることのないようにした簡単な構造の消火栓装置を得ることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この発明は、消火栓扉が備えられた開口部を形成する筐体の中に配設された消火栓弁の開閉レバーの先端側に、ほぼ水平でかつ前記開口部にほぼ平行な軸を持つ把手部を設けたことにより、前記目的を達成しようとするものである。また、この発明は、前記消火栓弁の開閉レバーの閉止位置が垂直より手前に前傾していることにより、前記目的を達成しようとするものである。
【0020】
また、この発明は、少なくとも前記消火栓弁の全開時には前記把手部が、前記消火栓扉の閉止位置で干渉する構成であることにより、前記第二の目的を達成しようとするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
この発明の実施形態1を図1と図2とにより説明する。図1は、内部を透視して見せた透視正面図である。図2は、図1の要部拡大斜視図で、(a)は警戒時の状態、(b)は使用時の状態を示す図である。
【0022】
1は消火栓装置、2はこの消火栓装置1に配設された消火栓弁、3はこの消火栓弁2を接続し消火栓装置1内に配設された給水配管、4はこの給水配管3の末端に元部が接続された消火栓ホース、5はこの消火栓ホース4の先端に接続されたノズル、6は消火栓弁2の二次側の給水配管3に接続された圧力調整弁、7は圧力調整弁6の二次側の給水配管3に接続されたメンテナンス弁、10は消火栓装置1の筐体であり前記消火栓弁2がこの筐体10の中に配設されている。10aはこの筐体10の前面に形成された開口部、11はこの開口部に備えられた消火栓扉、12は前記消火栓ホース4を収容するホース収容側壁、13はノズル5を着脱自在に保持しホース収容側壁12に設けられたノズルホルダである。
【0023】
21は前記消火栓弁2の弁本体、22は前記消火栓弁2の開閉レバー、Cは前記開閉レバー22の水平な回動軸すなわち弁軸(中心軸線)、23は前記開閉レバー22の先端側に設けられ前記回動軸Cに平行な軸部、24はこの軸部23に脱落しないように遊嵌された把手部としてのローラー、Hは前記軸部23および前記ローラー24の軸(中心軸線)である。なお、前記回動軸C及び軸Hは前記開口部10a(がつくる平面)に対して平行となっている。
【0024】
図2は消火栓弁2を示した斜視図で、(a)は開閉レバー22が垂直に立ち上げた位置にあり、消火栓弁2は閉止状態すなわち警戒時の状態の図を示し、(b)は開閉レバー22が回動軸Cから水平手前(取扱い者側)の位置にあり、消火栓弁2は全開状態すなわち使用時の状態の図を示している。
【0025】
よって、図2に示すように、把手部である前記ローラー24の高さ位置が、消火栓弁2の閉止時より全開時が低い位置となっている。また、前記ローラー24の前後位置が、消火栓弁2の閉止時より全開時が手前位置となっている。
【0026】
次に、本実施形態1の作動について説明する。
火災が発生した時、現場の者が急いで消火栓扉11を開け、ノズル5を取り出し、とっさに片手でローラー24をつかんで引き下ろす。この時、ローラー24は水平で開口部10aに平行、すなわち正面を向いているので、ローラー24をつかむのが右手でも左手でもつかみ勝手に差はなく、消火栓弁2を開く際にはローラー24を上から下に水平のまま動かすので、右手でも左手でも操作性に差がないため、緊急対応性に優れた消火栓装置が得られる。なお、ローラー24は、現場の者、すなわち操作者がローラー24を正面から見た時に、ほぼ水平でかつ開口部10aの面に対しほぼ平行となるように設けられていればよい。
【0027】
開閉レバー22の回転方向については、上に回すか下に回すかについては、図示しない回転方向標識を見落としたとしても、開閉レバー22の回動軸Cが見えるのでわかることと、操作としては上に持ち上げるよりも下に降ろす方がしやすいということがある。
【0028】
このように、把手部24の高さ位置が、消火栓弁の全閉時より全開時が低い位置であるので、開閉レバー22の把手部24の回転方向について取扱者が図示しない回転方向標識を認識しなかったとしても、下に降ろす方が力を入れ易く選ばれ易いということで操作性がよいものとなっている。
【0029】
また、ローラー24は円筒形状に図示しているが、いかなる形状、例えば多角柱状、凹凸の付いたグリップ状等でもかまわない。
【0030】
また、ローラー24は軸部23に遊嵌するようにしてローラー24が軸部23に対して回転自在にしたが、ローラー24を軸部23との間で固定するようにしてもよく、軸部23だけでローラー24を設けなくてもよい。
【0031】
次にこの発明の実施形態2を図3により説明するが、図1において消火栓弁2を消火栓弁40に置き換えただけで実施形態1と同一図面符号はその名称も機能も同一である。
【0032】
40は垂直な給水配管3に設けられた消火栓弁、41は前記消火栓弁40の弁本体、42は前記消火栓弁40の開閉レバー、C2は前記開閉レバー42の水平な回動軸すなわち弁軸(中心軸線)、44は前記開閉レバー42の先端側に設けられ前記回動軸C2に平行な丸棒状の把手部であり消火栓弁40の閉止の時の位置を示し、44aは消火栓弁40の全開の時の位置の把手部を示す。なお、前記回動軸C2及び把手部44は消火栓装置1の筐体10の開口部10aに対して平行としている。また、把手部44は開閉レバー42に対してノズル5の有る側すなわちノズル設置部であるノズルホルダ側に設けている。
【0033】
消火栓弁40の閉止状態では開閉レバー42は垂直に立ち上がっており、消火栓弁40の全開状態では前方(手前)に90度倒れた位置、すなわち水平となる。この時、把手部44は開口部10aから外に突出するように臨み、少なくとも消火栓弁40の全開時には把手部44が消火栓扉11の閉止位置で干渉するように構成している。
【0034】
次に上記実施形態2の作動を説明する。
火災が発生して、現場の取扱者が急いで消火栓扉11を開け、ノズル5を取り出し、片手でローラー44をつかんで引き下ろす。この時、ローラー44は水平で開口部10aに平行なので、ローラー44のつかみ勝手に左右の手の選びによる差はなく、消火栓弁40を開く際にはローラー44を上から下に水平のまま動かす。従って、操作性にも左右の手の選びによる差がない。また、ローラー44は開閉レバー42に対してノズルホルダの有る側に水平に設けているので、火災発生地点がノズルホルダ13すなわちノズル設置部から見て消火栓弁40側とは反対側であった場合、火災発生地点とは反対側に一旦は寄る必要があるとはいえ、ローラー44の長さの分だけ水平距離が近く、消火栓弁側に寄る距離が短くなり消火栓弁40の開弁操作が早くできる。
【0035】
消火活動を終えて、図示しないポンプが制御盤で停止されると給水は収まり水は止まるので、消火栓ホース4から水が抜かれ、ホース4を筐体10のホース収容側壁12内に巻き収めノズル5をノズルホルダ13に装着する。この際、消火栓弁40を閉止する前にポンプが停止されると水が止まるので消火栓弁40の閉止を忘れ、消火栓弁40の全開のまま消火栓扉11を閉止しようとしても、消火栓弁40の全開時には把手部44が消火栓扉11の閉止位置で干渉すなわち障害になる構成なので、消火栓扉11を閉じることができず、取扱者はこの時消火栓弁40が閉止されていないことに気づく。そして、消火栓弁40を閉止すると把手部44は消火栓扉11を干渉しなくなるので、消火栓扉11は正常に閉止することができる。このように消火栓弁の閉め忘れが防止できる簡単な構成の、左右の手の選びによる操作性に差がない消火栓装置が得られる。
【0036】
上記実施形態2では、消火栓弁40の全開時に消火栓扉11に干渉するようにしていたが、全開時を含めて消火栓弁40の半開時あるいは閉止位置ではない位置にあったときに把手部44が消火栓扉11に干渉するように消火栓弁40を消火栓扉に接近して配設するようにしてもよい。
【0037】
次にこの発明の実施形態3を図4により説明するが、図1において消火栓弁2を消火栓弁50に置き換えただけで実施形態1と同一図面符号はその名称も機能も同一である。
【0038】
50は垂直な給水配管3に設けられた消火栓弁、51は前記消火栓弁50の弁本体、52は前記消火栓弁50の開閉レバー、C3は前記開閉レバー52の水平な回動軸すなわち弁軸(中心軸線)、54は前記開閉レバー52の先端側に設けられ前記回動軸C3に平行な丸棒状の把手部(ローラー)であり、消火栓弁50の閉止の時の位置を示し、54aは消火栓弁50の全開の時の位置の把手部を示す。なお、前記回動軸C3及び把手部54は消火栓装置1の筐体10の開口部10aに対して平行としている。
【0039】
Zは前記開閉レバー52の回動点を通る垂直線、Lは前記開閉レバー52の閉弁時の軸線(中心線)、Laは前記開閉レバー52の全開時の軸線(中心線)で軸線Lから軸線Laの角度は90度である。θは軸線Lの垂直線Zに対する前傾角度であり、θは0度を越え90度未満を取りうるが例えば30度が選ばれる。
【0040】
次に上記実施形態3の作動を説明する。
火災が発生して、現場の取扱者が急いで消火栓扉11を開け、ノズル5を取り出し、片手でローラー54をつかんで引き下ろす。このとき、消火栓弁50が閉止位置で開閉レバー52が前傾しているので、ローラー54が前方(取扱者側)に突出しているため目立ち、初めて取り扱う者としては分かり易い。
【0041】
また、ローラー54をつかんでローラー54aまで引き下ろす時、消火栓弁50が閉止位置で開閉レバー52が前傾するように構成していると、ローラー54の上下方向の位置の変化は大きいが前後方向の位置の変化は小さいため、ローラー54を回動軸C3を中心として前後に丸く回動するというイメージよりも、ローラー54を降ろすというイメージの方が強い。操作説明板にローラー54の操作の仕方を図解表現するにも、回動する事を説明するよりも、単純に降ろすという事を説明する方が極めて分かり易いので、初めての取扱者や弁のことを全く知らない人にとっても分かり易く操作し易い。
【0042】
なお、θを45度未満にすると、図4に示すように消火栓弁50の全開時のローラー54aが閉止時のローラー54より前方に位置するため、消火栓弁50が全開状態ならば、消火栓扉11の閉止時にローラー54aが消火栓扉11に干渉して、消火栓扉11が閉まらないようにでき、上記実施形態2に示すように消火栓弁の閉め忘れ防止機能を有する消火栓装置1が得られる。
【0043】
【発明の効果】
消火栓扉が備えられた開口部を形成する筐体の中に配設された消火栓弁の開閉レバーの先端側に、ほぼ水平でかつ開口部に平行な軸を持つ把手部を設けたので、左右の手の選びによる、消火栓弁の把手部のつかみ勝手と消火栓弁の閉止操作のし易さに、差がない消火栓装置が得られるという効果がある。
【0044】
また、把手部の高さ位置が、消火栓弁の閉止時より全開時が低い位置であるので、開閉レバーの回転方向標識を見なくとも下に降ろす方が力を入れやすく選ばれ易いということで、操作性のよい消火栓装置が得られるという効果がある。
【0045】
また、垂直に配設された給水配管に接続された前記消火栓弁の前記開閉レバーの閉止位置が垂直より手前側に前傾しているので、把手部が前方(取扱者側)に突出しているため目立ち、初めて取り扱う者としては分かり易い。更に、上下方向の位置の変化は大きいが前後方向の位置の変化は小さくなるため、把手部を降ろすという図解説明板で分かり易く、初めての取扱者や弁のことを全く知らない人にとっても分かり易く操作し易い。
【0046】
また、少なくとも消火栓弁の全開時には、把手部が消火栓扉の閉止位置で干渉する構成であるので、消火栓弁が開いたまま消火栓扉を閉めることが出来ないことから、消火栓弁の閉め忘れが防止できる簡単な構成の消火栓装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す透視正面図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図で、(a)は警戒時の状態、(b)は使用時の状態を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の要部拡大側面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の要部拡大側面図である。
【図5】従来例を示す正面図である。
【図6】他の従来例を示す斜視図である。
【図7】更に他の従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 消火栓装置
2 消火栓弁
3 給水配管
4 消火栓ホース
5 ノズル
10 筐体
10a 開口部
11 消火栓扉
13 ノズルホルダ
22 開閉レバー
23 軸部
24 ローラー
40 消火栓弁
42 開閉レバー
44 ローラー
50 消火栓弁
52 開閉レバー
54 ローラー
C、C2、C3 弁軸
H 軸
Z、L 軸線
θ 前傾角度

Claims (4)

  1. 消火栓扉が備えられた開口部を形成する筐体の中に配設された消火栓弁の開閉レバーの先端側に、ほぼ水平でかつ前記開口部にほぼ平行な軸を持つ把手部を設けたことを特徴とする消火栓装置。
  2. 前記把手部の高さ位置が、消火栓弁の閉止時より全開時が低い位置であることを特徴とする請求項1記載の消火栓装置。
  3. 垂直に配設された給水配管に接続された前記消火栓弁の前記開閉レバーの閉止位置が垂直より手前側に前傾していることを特徴とする請求項1または2記載の消火栓装置。
  4. 少なくとも前記消火栓弁の全開時には、前記把手部が前記消火栓扉の閉止位置で干渉する構成であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の消火栓装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022513A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Hochiki Corp 消火栓装置
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