JP2015139881A - 積層フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】耐寒性、耐熱性に優れ、成形時における加熱工程でのフィルムが垂れ下がるドローダウン現象を抑制した積層フィルムを提供する。
【解決手段】 結晶性パラメーターΔTcgが35℃を越える層(以下、A層という)及び結晶性パラメーターΔTcgが35℃以下である層(以下、B層という)を有し、
A層は、ポリエステルを主成分とし(以下、A層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルAという)、
B層は、ポリエステルを主成分とし(以下、B層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルBという)、
B層は少なくとも一方の表面に位置し、
150℃における熱収縮率が5〜30%であることを特徴とする、積層フィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、耐寒性、耐熱性に優れ、成形時における加熱工程でのフィルムが垂れ下がるドローダウン現象(以下ドローダウンという)を抑制した成形性に優れた積層フィルムに関する。
飽和ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレートに代表されるポリエステル樹脂は、繊維を初めとしてシート、フィルム用ポリマーとして広く使用されているが、その優れた耐薬品性及び低ガス透過性を生かして炭酸飲料、ジュース、ビール等飲料用ボトル、化粧品容器、食品用トレーなどにも応用されるようになってきた。中でもA−PETと呼ばれる非晶状態のポリエステルシートは、その優れたリサイクル性、低公害性、食品安全性が注目され近年塩化ビニールやポリスチレンに替わる包装素材として急速に使用量が増大している。このポリエステルシートは、熱成形により食品、薬品の容器や雑貨のブリスターパックとして使われるほか、その優れた透明性を生かして化粧品や電気機器等を入れるクリヤーケースとして用いられている。しかしながら、A−PETは、ガラス転移温度が低いため、耐熱性に劣り、例えば電子レンジで使用するような耐熱容器の分野では実用上の使用範囲は大幅に限定されているのが現状である。また、一方で0℃以下の低温で使用する食品容器に関しては、A−PETでは低温衝撃性が劣るために、現在はポリプロピレン(PP)などが使用されている。しかしながら、PPは不透明であり、内容物が確認しにくいことから、透明性が要求されており、透明なPPが開発されようとしている。
このような問題点を解決する手段の一つとして、特許文献1及び特許文献2では、ポリエチレンテレフタレートを主体とする樹脂からなる層の両面に耐熱性、耐寒性が良好なポリブチレンテレフタレート主体とする樹脂からなる層を積層した積層フィルム、また、特許文献3では、ポリエチレンテレフタレートを主体とする樹脂からなる層の両面にポリブチレンテレフタレート主体とする樹脂からなる層を積層した積層フィルムを二軸延伸した積層フィルムが開示されている。
特開2013−63612号公報 特開2010−636660号公報 特開2010−208341号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示されている積層フィルムを成形して成形体を得る場合、特に耐熱性を付与しようとする際には、高温での成形が必要となり、この時に高温領域で成形を行うために成形前の加熱工程でシートが垂下がるドローダウンが問題となる。
そこで本発明は、耐寒性、耐熱性に優れ、成形時における加熱工程でのフィルムが垂れ下がるドローダウンを抑制した積層フィルムを提供することを目的とする。
本発明の積層フィルムは、上記課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。
(1) 結晶性パラメーターΔTcgが35℃を越える層(以下、A層という)及び結晶性パラメーターΔTcgが35℃以下である層(以下、B層という)を有し、
A層は、ポリエステルを主成分とし(以下、A層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルAという)、
B層は、ポリエステルを主成分とし(以下、B層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルBという)、
B層は少なくとも一方の表面に位置し、
150℃における熱収縮率が5〜30%であることを特徴とする、積層フィルム。
(2) B層は、結晶核剤を含有することを特徴とする、(1)に記載の積層フィルム。
(3) 面配向係数fnが0.1×10−2〜5×10−2であることを特徴とする、(1)または(2)に記載の積層フィルム。
(4) ポリエステルAがポリエチレンテレフタレートであることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の積層フィルム。
(5) ポリエステルBがポリブチレンテレフタレートであることを特徴とす(1)〜(4)のいずれかに記載の積層フィルム
本発明によれば、耐寒性、耐熱性に優れ、成形時における加熱工程でのフィルムが垂れ下がるドローダウンを抑制した積層フィルムを提供することが可能である。
本発明の積層フィルムは、結晶性パラメーターΔTcgが35℃を越える層(以下、A層という)及び結晶性パラメーターΔTcgが35℃以下である層(以下、B層という)を有し、A層は、ポリエステルを主成分とし(以下、A層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルAという)、B層は、ポリエステルを主成分とし(以下、B層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルBという)、B層は少なくとも一方の表面に位置し、150℃における熱収縮率が5〜30%であることを特徴とする。
以下、本発明の各要件について説明する。
本発明の積層フィルムは、積層フィルムの少なくとも一方の表面にB層が位置することが重要である。B層は少なくとも一方の表面に位置しさえすれば特に限定されないが、A層/B層、B層/A層/B層などが好ましく採用される。A層及びB層の積層比(各層の厚みの比)は特に限定されないが、A層/B層の構成の場合は、A層:B層=40:1〜1:1が好ましく、より好ましくは40:1〜10:1である。積層比が40:1より小さいと耐衝撃性が劣ることがある。また、1:1より大きいと透明性が不良となることがある。B層/A層/B層の構成の場合は、B層:A層:B層=1:80:1〜1:2:1が好ましく、より好ましくは1:80:1〜1:10:1である。B層の厚みの比が、B層:A層:B層=1:80:1〜1:2:1の範囲よりも小さいと耐衝撃性が劣ることがある。また、B層の厚みの比が、B層:A層:B層=1:80:1〜1:2:1の範囲よりも大きいと透明性が不良となることがある。本発明の積層フィルムは、B層が両方の表面に位置することがさらに好ましく、積層フィルムが3層構成であり、さらにA層の両面にB層が位置するB層/A層/B層の構成であることが特に好ましい。
本発明でいうポリエステルとは、ジカルボン酸成分とグリコール成分とで構成されるポリマーを意味する。
かかるジカルボン酸成分としては、例えば、イソフタル酸、テレフタル酸、ジフェニル−4,4’−ジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ナフタレン−1,5−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4’−ジカルボン酸、ジフェニルスルホン−4,4’−ジカルボン酸、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸、マロン酸、1,1−ジメチルマロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバチン酸、デカメチレンジカルボン酸などを用いることができる。
また、グリコール成分としては、例えば、エチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,3−プロパンジオール、スピログリコールなどの脂肪族グリコール、シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコール、ビスフェノール−A、ビスフェノール−Sなどの芳香族グリコールといったようなグリコール成分やポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、エチレングリコール−プロピレングリコール共重合体等を用いることができる。
本発明の積層フィルムのA層及びB層の主成分となるポリエステル(ポリエステルA及びポリエステルB)とは、具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合PET(PETG)、スピログリコール共重合PET、ポリプロピレンテレフタレート(PPT)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリヘキサメチレンテレフタレート(PHT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリプロピレンナフタレート(PPN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリヒドロキシベンゾエート(PHB)等が挙げられる。これらのポリエステルは、各層内において2種類以上を併用することもできる。
本発明の積層フィルムは、結晶性パラメーターΔTcgが35℃を越える層(以下、A層という)、及び結晶性パラメーターΔTcgが35℃以下である層(以下、B層という)を有することが重要である。さらにA層は、ポリエステルを主成分とし(以下、A層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルAという)、B層も、ポリエステルを主成分とする(以下、B層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルBという)。
なお、一般に結晶性パラメータΔTcgの値が小さいほど結晶化しやすいことを意味する。
ここでA層がポリエステルを主成分とするとは、該A層の全成分の合計100質量%において、ポリエステルを50質量%以上100質量%以下含むことを意味する。同様に、B層がポリエステルを主成分とするとは、該B層の全成分の合計100質量%において、ポリエステルを50質量%以上100質量%以下含むことを意味する。
ここで、結晶性パラメータΔTcgとは、積層フィルムの各層を削り取った粉末を示差走査熱量測定(DSC)した際に、昇温過程で見られる冷結晶化温度(Tc)とガラス転移温度(Tg)との差である。また、Tgが2箇所以上観測される場合には、最も曲線ピーク(Tc)が大きく観測される値をTcとして採用して、結晶性パラメータΔTcgを求めるのに使用した。そして、Tcが2箇所以上観測される場合には、最も曲線変化(Tg)が大きく観測される値をTgとして採用して、結晶性パラメータΔTcgを求めるのに使用した。
本発明の積層フィルムは、A層の結晶性パラメータΔTcgが35℃を超えることが重要であるが、成形性を高める点から、A層の結晶性パラメータΔTcgは、70以上がより好ましく、100℃以上が特に好ましい。また、A層の結晶性パラメータΔTcgに上限は特に限定されないが、成形時の結晶化抑制の観点から、200℃以下であることが好ましい。
本発明の積層フィルムは、B層の結晶性パラメータΔTcgが35℃以下であることが重要であるが、耐熱性を高める点から、B層の結晶性パラメータΔTcgは25℃以下がより好ましく、20℃以下がさらに好ましい。また、B層の結晶性パラメータΔTcgに下限は特に限定されないが、成形性の観点から7℃以上が好ましく、10℃以上がより好ましい。B層の結晶性パラメータΔTcgが35℃以下である事により、積層フィルムを成形した成形体の耐熱性を向上することができる。

本発明のA層の主成分であるポリエステルAとしては、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。A層の主成分であるポリエステルAとしてポリエチレンテレフタレートを用いることによって、A層の結晶性パラメータΔTcgが35℃を超えることができる。ここで、ポリエチレンテレフタレートとは、ジオール成分の合計100モル%において、エチレングリコール成分を70モル%以上100モル%以下含み、ジカルボン酸成分の合計100モル%において、テレフタル酸成分を70モル%以上100モル%以下含むポリエステルである。エチレングリコール成分以外のグリコール成分及びテレフタル酸成分以外のジカルボン酸成分としては、ポリエステルに通常用いられる共重合成分を含むことができる。
ポリエチレンテレフタレートに共重合しうるジカルボン酸成分としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、エイコ酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、ドデカンジオン酸、マレイン酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、トリメリット酸、およびピロメリット酸等の多官能酸等を挙げることができる。一方、ポリエチレンテレフタレートに共重合しうるジオール成分としては、例えば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールおよびトリエチレングリコール等の脂肪族グリコール、ビスフェノールAやビスフェノールSなどの芳香族グリコール、ジエチレングリコール、およびポリテトラメチレングリコール等を挙げることができる。また、これらジカルボン酸及び/またはジオール成分を複数用いて共重合体とすることもできる。その中でも共重合成分としては、成形性と耐熱性の両立の観点から、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ダイマー酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキサンジメタノールが好ましく用いられる。
本発明のB層の主成分であるポリエステルBとしては、ポリブチレンテレフタレートが好ましい。B層の主成分であるポリエステルAとしてポリブチレンテレフタレートを用いることによって、B層の結晶性パラメータΔTcgを35℃以下とすることができる。ここで、ポリブチレンテレフタレートとは、ジオール成分の合計100モル%において、ブチレングリコール成分を70モル%以上100モル%以下含み、ジカルボン酸成分の合計100モル%において、テレフタル酸成分を70モル%以上100モル%以下含むポリエステルである。ブチレングリコール成分以外のグリコール成分及びテレフタル酸成分以外のジカルボン酸成分としては、ポリエステルに通常用いられる共重合成分を含むことができる。耐溶剤性及び耐熱性の観点からは、ポリブチレンテレフタレートは、ジオール成分の合計100モル%において、ブチレングリコール成分を85モル%以上100モル%以下含み、ジカルボン酸成分の合計100モル%において、テレフタル酸成分を80モル%以上100モル%以下含むことが好ましく、ブチレングリコール成分を90モル%以上100モル%以下含み、テレフタル酸成分を85モル%以上100モル%以下含むことが特に好ましい。
ポリブチレンテレフタレートに共重合しうるジカルボン酸成分としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、エイコ酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、ドデカンジオン酸、マレイン酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、トリメリット酸、およびピロメリット酸等の多官能酸等を挙げることができる。一方、ポリブチレンテレフタレートに共重合しうるジオール成分としては、例えば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールおよびトリエチレングリコール等の脂肪族グリコール、ビスフェノールAやビスフェノールSなどの芳香族グリコール、ジエチレングリコール、およびポリテトラメチレングリコール等を挙げることができる。また、これらジカルボン酸及び/またはジオール成分を複数用いることもできる。

また、B層は、更に耐熱性を向上する目的で、結晶核剤を含有することが好ましい。結晶核剤の例としては、タルクなどの無機系核剤、ジベンジリデンソルビトール、安息香酸ナトリウム、モンタン酸ナトリウムなどの有機系核剤等が挙げられる。B層中の結晶核剤の含有量としては、B層の全成分の合計100質量%において、0.01〜10質量%であることが好ましく、さらに好ましくは0.05〜5質量%である。
更にB層には、目的や用途に応じて各種の粒子を含有することができる。含有する粒子は、ポリエステル樹脂に不活性なものであれば特に限定されないが、無機粒子、有機粒子、架橋高分子粒子などを挙げることができる。これらの粒子を2種類以上添加しても構わない。かかる粒子の含有量は、B層の全成分の合計100質量%に対して0.01〜10質量%が好ましく、さらに好ましくは0.03〜5質量%である。
無機粒子としては、特に限定されないが、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウムなどの各種炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの各種硫酸塩、カオリン、タルクなどの各種複合酸化物、リン酸リチウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウムなどの各種リン酸塩、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、酸化チタンなどの各種酸化物、フッ化リチウムなどの各種塩を使用することができる。
また有機粒子としては、カルシウム、バリウム、亜鉛、マンガン、マグネシウム等のテレフタル酸塩などを使用することができる。
架橋高分子粒子としては、ジビニルベンゼン、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸のビニル系モノマーからの単独重合体または共重合体が挙げられる。その他、ポリテトラフルオロエチレン、ベンゾグアナミン樹脂、熱硬化エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、熱硬化性尿素樹脂、熱硬化性フェノール樹脂などの有機粒子も好ましく使用される。
本発明のポリエステルBを主成分とするB層には、難燃剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐電防止剤、可塑剤、粘着性付与剤、脂肪酸エステル、ワックス等の有機滑剤またはポリシロキサン等の消泡剤などの各種の添加剤を本発明の効果を阻害しない範囲で適宜配合することが出来る。
本発明の積層フィルムのA層にも、B層と同様に、結晶核剤、粒子、その他各種の添加剤を含有することができる。
本発明の積層フィルムの厚みは、50〜1000μmが好ましく、より好ましくは100〜800μmである。フィルムの厚みが50μm未満であると積層フィルムを成形した成形体の強度が劣る場合があり、1000μmを超えると成形性が劣る場合がある。

本発明の積層フィルムの150℃における熱収縮率は5%〜30%である。積層フィルムの150℃における熱収縮率は、より好ましくは10%〜30%である。150℃における熱収縮率が5%より小さいと、シートが伸びるためにドローダウンが大きくなることがあり、150℃における熱収縮率が30%を越えると、後の成形工程で収縮が大きすぎて成形前の予熱工程でシートを固定できないことがある。
本発明の積層フィルムの150℃における熱収縮率を5%〜30%にする方法としては、溶融押出法でシート状物を形成する工程及び延伸する工程をこの順に有する製造方法を挙げることができる。そして延伸する工程における延伸倍率は、ドローダウンを抑制するために1.1倍〜5.0倍が好ましく、より好ましくは1.1倍〜4.0倍、更に好ましくは1.1倍〜3.0倍である。延伸倍率が1.1倍より小さいと熱収縮率が5%未満となり、ドローダウンが大きくなることがあり、3.0倍を越えると熱収縮が30%を越えるために成形性が低下することがある。シート状物を形成する工程と延伸する工程は、連続的に行う方法でもシート状物を形成して巻き取った後に延伸する工程を行う方法でも、いずれも好ましく採用できる。

次に、本発明の代表的な製造方法について説明するが、本発明はこれに限定されない。
本発明の積層フィルムは、溶融押出法でシート状物を形成する工程及び延伸する工程をこの順に有する製造方法によって製造することが好ましい。
積層フィルムをシート状物に形成する工程は特に限定されず、例えば、Tダイを用いた溶融押出法によって製造することができる。
すなわち、A層の主成分となるポリエステルAの原料(A原料)と、B層の主成分となるポリエステルBの原料(B原料)とをそれぞれ必要に応じて乾燥した後、溶融押出機に供給する。ここで、押出機としては、一軸押出機、二軸押出機のいずれも好適に使用できる。供給された樹脂は、各原料のうち主成分である樹脂の融点+20〜30℃の温度で溶融させた後、異物や粗大粒子などを除去するためにリーフディスクフィルターまたは金網メッシュを通過させる。次に、B原料/A原料/B原料の積層構成になるようにフィードブロックを通過させ、スリット状のTダイに導き、シート状に押出を行う。
押出されたシートは、冷却ロールに密着させて冷却固化を行う。冷却ロールに押出されたシートを密着させる方法としては、シート全面をロールと金属ベルトから構成されるスリーブタッチ装置でキャストドラムと挟み込む方法、押出されたシートの両端部に針状エッジピニング装置を用いて電圧を印加する静電印加方式、シート全面にエアチャンバー装置を用いて圧縮空気を吹き付ける空圧方式、シート全幅にワイヤー式またはテープ式静電印加装置を用いて電圧を印加する静電印加方式、シート全幅にエアーナイフ装置を用いて圧縮空気を吹き付けるエアーナイフ方式などが挙げられるが、シートの冷却の観点から、シート全幅にワイヤー式またはテープ式静電印加装置を用いて電圧を印加する静電印加方式を用いることが好ましい。
冷却ロールの表面温度は、60℃以下が結晶化の抑制の観点から好ましく、より好ましくは40℃以下、更に好ましくは20℃以下である。冷却ロールの表面温度の下限は低いほど結晶化を抑制する効果が大きい観点から好ましい。
次に延伸を行うが、延伸装置は特に限定されないが延伸精度の観点から、加熱ロールにより行う方法やテンター式オーブンで行う方法が好ましい。
延伸する工程における延伸温度は、ドローダウンを抑制するために60℃〜180℃が好ましく、より好ましくは60℃〜160℃、更に好ましくは60℃〜140℃である。延伸温度が60℃より小さいと延伸応力が高くなることがあり、180℃を越えるシートが軟化してドローダウンが大きくなることがある。
延伸する工程における延伸倍率は、ドローダウンを抑制するために1.1倍〜5.0倍が好ましく、より好ましくは1.1倍〜4.0倍、更に好ましくは1.1倍〜3.0倍である。延伸倍率が1.1倍より小さいとドローダウンが大きくなることがあり、3.0倍を越えると収縮量が大きくなりすぎて後の成形性が低下することがある。

また、積層フィルムの面配向係数fnは0.1×10−2〜5×10−2が好ましく、より好ましくは0.5×10−2〜3×10−2である。面配向係数が0.1×10−2未満であるとドローダウンが大きくなることがあり、5×10−2を越えると成形性が不良となることがある。面配向係数fnを0.1×10−2〜5×10−2にする方法としては、溶融押出法でシート状物を形成する工程の後に延伸する工程を設けることにより、達成可能である。

[特性の測定方法および効果の評価方法]
本発明における特性の測定方法及び効果の評価方法は次のとおりである。
(1)結晶性パラメータΔTcg
積層フィルムから、各層を削り取るなどして、それぞれの層について試料5mgを採取し、Seiko Instrument(株)製示差走査熱量分析装置DSCII型を用い、−30℃から300℃まで昇温速度20℃/分で昇温した際の吸熱融解曲線のピーク温度を融点(Tm)とした。また、同様の測定条件で、ガラス転移温度(Tg)と結晶化温度(Tc)を測定して、(式1)から結晶性パラメータ(ΔTcg)を算出した。また、Tgが2箇所以上観測される場合には、最も曲線ピーク(Tc)が大きく観測される値をTcとして採用して、結晶性パラメータΔTcgを求めるのに使用した。そして、Tcが2箇所以上観測される場合には、最も曲線変化(Tg)が大きく観測される値をTgとして採用して、結晶性パラメータΔTcgを求めるのに使用した。
結晶性パラメータ: ΔTcg=Tc−Tg ・・・(式1)
(2)150℃の熱収縮率(%)
積層フィルムから、延伸した方向に平行な方向を幅方向として幅4mm、幅方向に直交する方向が40mmの短冊状サンプルを切り出し、熱機械分析装置(SII社製 TMA6100)を用いて、荷重29.6mN/mm、昇温速度10K/min、サンプル長20mm設定の条件で測定を行って150℃での収縮量を求めた。そして、式(2)により150℃における収縮率を求めた。
2方向に延伸した場合は、フィルム長手方向とその直交する方向の各々について、サンプルを切り出し、上記の条件で測定を行い、収縮量の大きい方を150℃の収縮率とした。
未延伸フィルムについては、フィルム長手方向に平行な方向を幅方向として幅4mm、幅方向に直交する方向が40mmの短冊状サンプルを切り出し、上記の条件で測定を行った。
収縮率(%)= 150℃での収縮量/25℃でのサンプル長 × 100 ・・・式(2)
(3)面配向係数(fn)
アッベ屈折計によって積層フィルム長手方向、幅方向、厚み方向の屈折率(それぞれNx、Ny、Nz)を測定し、次式で算出した。
fn=(Nx+Ny)/2−Nz
(4)ドローダウン量(cm)、シートの成形性
ドローダウン量(cm)
幅320mm、長さ460mmの枚葉シートサンプルを、開口部150mm×210mm、底面部105mm×196mm、高さ50mmのトレー状金型を備えた成光産業(株)製小型真空成形機フォーミング300X型を用いて、成形時のシート温度が150℃になるように予熱を行った。その時のシートの垂下がりの最大部分を定規で測定してドローダウン量とした。
次にこの予熱されたシートを成形して下記のように評価した。
シートの成形性
◎(非常に良好):シートがトレー状の成形体の底面部まで十分に追従するよう成形されており、○に該当しない。
○(良好):シートがトレー状の成形体の底面部まで十分に追従するよう成形されているが、厚みムラを有する。
×(成形不良):◎および○のいずれにも該当しない(例えば、皺が発生している。)。
次に実施例および比較例に基づいて本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の製造例、実施例、比較例で用いた原料は下記の通りである。なお、製造例、実施例および比較例には、以下のポリエステルを使用した。
[ポリブチレンテレフタレートA(PBT−A)]
東レ(株)製“トレコン”(登録商標)1100Mのポリブチレンテレフタレート(ΔTcg10度、融点225℃、固有粘度0.89dl/g)を用いた。
[ポリブチレンテレフタレートB(PBT−B)]
東レ(株)製“トレコン”(登録商標)1100Mのポリブチレンテレフタレート(ΔTcg10度、融点225℃、固有粘度0.89dl/g)にエチレンビスラウリル酸アミド(日本化成製 スリパックス“L”)を1.0質量%をブレンドして用いた。
[ポリブチレンテレフタレートC(PBT−C)]
東レ(株)製“トレコン”(登録商標)1200Mのポリブチレンテレフタレート(ΔTcg10℃、融点225℃、固有粘度1.23dl/g)を用いた。
[ポリブチレンテレフタレートD(PBT−D)]
東レ(株)製“トレコン”(登録商標)1200Mのポリブチレンテレフタレート(ΔTcg10℃、融点225℃、固有粘度1.23dl/g)にエチレンビスラウリル酸アミド(日本化成製 スリパックス“L”)を1.0質量%をブレンドして用いた。
[ポリブチレンテレフタレートE(PBT−E)]
東レ(株)製“トレコン”(登録商標)1100Eのポリブチレンテレフタレート共重合体(ΔTcg20℃、融点195℃、固有粘度0.80dl/g)を用いた。
[ポリブチレンテレフタレートF(PBT−F)]
東レ(株)製“トレコン”(登録商標)1100Eのポリブチレンテレフタレート共重合体(ΔTcg20℃、融点195℃、固有粘度0.80dl/g)にエチレンビスラウリル酸アミド(日本化成製 スリパックス“L”)を1.0質量%をブレンドして用いた。
[ポリエチレンテレフタレートA(PET−A)]
テレフタル酸ジメチル100質量部、エチレングリコール60質量部の混合物に、テレフタル酸ジメチル量に対して酢酸マグネシウム0.09質量%、三酸化アンチモン0.03質量部を添加して、常法により加熱昇温してエステル交換反応を行った。次いで、該エステル交換反応生成物に、テレフタル酸ジメチル量に対して、リン酸85%水溶液0.20質量部を添加した後、重縮合反応槽に移行する。次いで、加熱昇温しながら反応系を徐々に減圧して1mmHgの減圧下、290℃で常温により重縮合反応を行い、ΔTcg85℃、融点257℃、固有粘度0.71dl/gのポリエチレンテレフタレートを得た。
但し、略号の意味は以下の通りである
PET:ポリエチレンテレフタレート
PBT:ポリブチレンテレフタレート
Figure 2015139881
Figure 2015139881
Figure 2015139881
実施例、比較例
表1に示すポリエチレンテレフタレートを主成分とする原料(A原料)を用い、180℃で4時間減圧乾燥を行った後、押出温度275℃に設定した一軸押出機(L/D=28)に、また、表1に示すポリブチレンテレフタレートを主成分とする原料(B原料)を用い、B原料は、150℃で4時間減圧乾燥を行った後、押出温度250℃に設定した一軸押出機(L/D=28)に、それぞれ投入し、A原料からなる層/B原料からなる層/A原料からなる層で積層比率が1/8/1の3層になるようにフィードブロック積層装置を通し、Tダイに導きシート状に押出し、押し出されたシートの全幅をワイヤー式静電印加装置を用いて電圧を印加して、20℃に冷却されたキャスティングドラムに密着させて冷却固化し、積層シートを得た。
こうして得られたシートを、表2の条件で直径20cmのセラミック被膜ロールからなる予熱部と直径12cmのセラミック被膜ロールと直径12cmのシリコン被膜ロールからなるニップロールからなる延伸ロール、直径12cmのHcrメッキされたロールからなる冷却部からなる延伸機に導き、表2の倍率で一方向に延伸を行った。
得られたシートの特性は表3の通りであり、実施例では、ドローダウン量が小さく、成形性が良好であったが比較例では、ドローダウン量が大きく、成形性が不良であった。

Claims (5)

  1. 結晶性パラメーターΔTcgが35℃を越える層(以下、A層という)及び結晶性パラメーターΔTcgが35℃以下である層(以下、B層という)を有し、
    A層は、ポリエステルを主成分とし(以下、A層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルAという)、
    B層は、ポリエステルを主成分とし(以下、B層の主成分となるポリエステルを、ポリエステルBという)、
    B層は少なくとも一方の表面に位置し、
    150℃における熱収縮率が5〜30%であることを特徴とする、積層フィルム。
  2. B層は、結晶核剤を含有することを特徴とする、請求項1に記載の積層フィルム。
  3. 面配向係数fnが0.1×10−2〜5×10−2であることを特徴とする、請求項1または2に記載の積層フィルム。
  4. ポリエステルAがポリエチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層フィルム。
  5. ポリエステルBがポリブチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の積層フィルム
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