JP2015135722A5 - X線発生管及びこれを用いたx線発生装置、x線撮影システム - Google Patents
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Description
本発明の第1は、管状の絶縁管の一端に陰極を、他端に陽極を備えたX線発生管であって、
前記X線発生管の内部空間と連通する開口を有し、前記X線発生管の内部に位置する導電性容器を備え、
前記導電性容器は、その内部に誘電体を備えることを特徴とする。
前記X線発生管の内部空間と連通する開口を有し、前記X線発生管の内部に位置する導電性容器を備え、
前記導電性容器は、その内部に誘電体を備えることを特徴とする。
本発明の第2は、上記本発明の第1のX線発生管と、
前記X線発生管を収容し、前記X線発生管から生じるX線を取り出すためのX線放出窓を有する収納容器と、を備え、
前記収納容器の内部の余空間が絶縁性流体で満たされていることを特徴とするX線発生装置である。
前記X線発生管を収容し、前記X線発生管から生じるX線を取り出すためのX線放出窓を有する収納容器と、を備え、
前記収納容器の内部の余空間が絶縁性流体で満たされていることを特徴とするX線発生装置である。
本発明の第3は、上記本発明のX線発生装置と、
前記X線発生管から放出され、被検体を透過したX線を検出するX線検出装置と
前記X線発生装置と前記X線検出装置とを連携制御する制御装置とを備えることを特徴とするX線撮影システムである。
前記X線発生管から放出され、被検体を透過したX線を検出するX線検出装置と
前記X線発生装置と前記X線検出装置とを連携制御する制御装置とを備えることを特徴とするX線撮影システムである。
また、図2(b)は、電子放出源11と引き出し電極12とが絶縁性の電子放出源支持部材22で互いに接合され、引き出し電極12とレンズ電極13とが電極間支持部材21で互いに接合されている形態である。係る形態においては、電子銃8を囲んで導電性容器5を構成し、レンズ電極13が導電性容器5の一部を兼ねており、電子放出源支持部材22及び電極間支持部材21の少なくとも一方を異物を捕獲するための誘電体として用いることができる。また、図2(b)の構成では、導電性容器5を貫通して配線用絶縁部材23を配置し、該配線用絶縁部材23を貫通して配線16,17を導電性容器5外へ引き出しており、係る配線用絶縁部材23を異物を捕獲するための誘電体として用いることもできる。尚、係る構成の場合、開口率を計算するための導電性容器5の外表面積には、係る絶縁部材23の表面も含まれるものとする。
Claims (14)
- 管状の絶縁管の一端に陰極を、他端に陽極を備えたX線発生管であって、
前記X線発生管の内部空間と連通する開口を有し、前記X線発生管の内部に位置する導電性容器を備え、
前記導電性容器は、その内部に誘電体を備えることを特徴とするX線発生管。 - 前記導電性容器は、前記絶縁管の内側面に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のX線発生管。
- 前記導電性容器は、前記絶縁管の内側面と対向する側に開口を有することを特徴とする請求項2に記載のX線発生管。
- 前記誘電体は、前記導電性容器に囲まれた前記絶縁管の内側面であることを特徴とする請求項3に記載のX線発生管。
- 前記陰極は、電子を放出する電子放出源を有する電子銃と、前記電子放出源に電圧を供給する配線と、前記陰極の厚さ方向に前記配線が貫通する絶縁部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載のX線発生管。
- 前記導電性容器は、前記配線を囲む前記電子銃のカバー部材であり、前記誘電体は、前記絶縁部材であることを特徴とする請求項5に記載のX線発生管。
- 前記電子銃は、前記電子放出源から放出された電子を引き出す引き出し電極と、前記引き出し電極により引き出された電子を集束し電子線とするレンズ電極と、をさらに有し、前記レンズ電極は前記導電性容器の一部を構成することを特徴とする請求項6に記載のX線発生管。
- 前記電子銃は、前記電子放出源から放出された電子を引き出す引き出し電極と、前記引き出し電極により引き出された電子を集束された電子線とするレンズ電極と、前記電子放出源と前記引き出し電極とに接合された絶縁性の電子放出源支持部材と、前記引き出し電極とレンズ電極とに接合された絶縁性の電極間支持部材と、をさらに有し、
前記導電性容器は、前記電子銃を囲み、
前記電子放出源支持部材及び前記電極間支持部材の少なくとも一方が、前記導電性容器の内部に配置された誘電体であることを特徴とする請求項5に記載のX線発生管。 - 前記導電性容器は、前記配線が貫通する配線用絶縁部材をさらに有し、前記配線用絶縁部材が前記導電性容器の内部に配置された誘電体であることを特徴とする請求項8に記載のX線発生管。
- 前記レンズ電極は、前記導電性容器の一部を構成することを特徴とする請求項8又は9に記載のX線発生管。
- 前記電子放出源は、熱カソードであることを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載のX線発生管。
- 前記導電性容器が開口を持たない場合の前記導電性容器の外側の表面積を100%と仮定して、前記表面積に対する前記開口の面積の比率を開口率とするとき、前記開口率が40%乃至85%であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のX線発生管。
- 請求項1乃至12のいずれか1項に記載のX線発生管と、
前記X線発生管を収容し、前記X線発生管から生じるX線を取り出すためのX線放出窓を有する収納容器と、を備え、
前記収納容器の内部の余空間が絶縁性流体で満たされていることを特徴とするX線発生装置。 - 請求項13に記載のX線発生装置と、
前記X線発生管から放出され、被検体を透過したX線を検出するX線検出装置と
前記X線発生装置と前記X線検出装置とを連携制御する制御装置とを備えることを特徴とするX線撮影システム。
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