JP2014241230A5 - - Google Patents

Description

本発明の第１は、絶縁管と、前記絶縁管の一方の開口を覆い、前記一方の開口の端面に周縁部が接合されるとともに電子放出源を有する陰極と、前記絶縁管の他方の開口を覆い、前記他方の開口の端面に周縁部が接合されるとともにターゲットを有する陽極と、を備えた放射線発生管において、
前記陰極及び前記陽極の少なくとも一方は、前記陰極及び陽極の他方に向けて管状に突出する管状延出部を備え、前記管状延出部が前記絶縁管の内周面又は外周面と接合された接合部を規定しており、
少なくとも、前記絶縁管は、前記接合部における管厚よりも管厚が薄い領域を、前記絶縁管の管軸方向における前記接合部と前記他方との間に有していることを特徴とする。

Claims (18)

1. 絶縁管と、前記絶縁管の一方の開口を覆い、前記一方の開口の端面に周縁部が接合されるとともに電子放出源を有する陰極と、前記絶縁管の他方の開口を覆い、前記他方の開口の端面に周縁部が接合されるとともにターゲットを有する陽極と、を備えた放射線発生管において、
   前記陰極及び前記陽極の少なくとも一方は、前記陰極及び陽極の他方に向けて管状に突出する管状延出部を備え、前記管状延出部が前記絶縁管の内周面又は外周面と接合された接合部を規定しており、
   少なくとも、前記絶縁管は、前記接合部における管厚よりも管厚が薄い領域を、前記絶縁管の管軸方向における前記接合部と前記他方との間に有していることを特徴とする放射線発生管。
2. 前記管状延出部は、前記絶縁管の内周面又は外周面に沿って延出していることを特徴とする請求項１に記載の放射線発生管。
3. 前記接合部は、管状であることを特徴とする請求項２に記載の放射線発生管。
4. 前記延出部の線膨張係数が、前記絶縁管の線膨張係数よりも大きいことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の放射線発生管。
5. 前記絶縁管の管軸方向の中央部の管厚が、前記絶縁管の前記接合部における管厚よりも薄いことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一項に記載の放射線発生管。
6. 前記絶縁管の管軸方向において、管厚の薄い領域が、前記管状延出部の先端より、前記接合部における前記絶縁管の管厚以上離れていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の放射線発生管。
7. 前記絶縁管の管厚の厚い領域から薄い領域に向かって、管厚が連続して薄くなることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の放射線発生管。
8. 前記管状延出部が前記絶縁管の外周面と接合されていることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の放射線発生管。
9. 前記管状延出部が前記絶縁管の内周面と接合されていることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の放射線発生管。
10. 前記陰極及び前記陽極の両方が前記管状延出部を備えていることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の放射線発生管。
11. 前記絶縁管の管厚の薄い領域が前記絶縁管の長さの４０％以上であることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の放射線発生管。
12. 前記絶縁管の管厚の厚い領域の管厚に対して、管厚の薄い領域の管厚が１０％乃至８０％であることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の放射線発生管。
13. 前記絶縁管がセラミック又はガラスからなり、前記陰極及び前記陽極が金属からなることを特徴とする請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の放射線発生管。
14. 前記金属が、ＮｉＣｕＦｅＭｎ合金、ＮｉＣｒＦｅ系合金、ＦｅＮｉＣｏ合金、ステンレスのいずれかであることを特徴とする請求項１３に記載の放射線発生管。
15. 前記放射線発生管が透過型の放射線発生管であることを特徴とする請求項１乃至１４のいずれか１項に記載の放射線発生管。
16. 請求項１乃至１５のいずれか１項に記載の放射線発生管と、前記放射線発生管を収容し、前記放射線発生管から生じる放射線を取り出すための放出窓を有する収納容器と、を備え、前記収納容器の内部の余空間が絶縁性流体で満たされたことを特徴とする放射線発生装置。
17. 前記放射線発生管の放出窓から放出される放射線の照射野の広さを調整する可動絞りユニットを備えたことを特徴とする請求項１６に記載の放射線発生装置。
18. 請求項１６又は１７に記載の放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置から放出され、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出装置と、
    前記放射線発生装置と前記放射線検出装置とを連携制御する制御装置とを備えたことを特徴とする放射線撮影システム。