JP2015134449A - 孔版印刷装置 - Google Patents

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一也 永田
竜太 渡邉
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竜太 渡邉
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Abstract

【課題】孔版原紙の排版時に、クランプ板のクランプ面にインクにより孔版原紙の先端部が付着していても、クランプ板の起因による排版ミスを防止する。【解決手段】円筒状の版胴63の外周面63aの一部に、製版済みの孔版原紙Gをクランプするクランプ板68と、使用済みの孔版原紙Gを跳ね上げる跳ね上げ板73とを開閉可能に設けた孔版印刷装置1において、使用済みの孔版原紙Gを排版するにあたって、クランプ板68及び跳ね上げ板73を共に開いたときに、排版時のクランプ板の開き角θ3を製版部(20)から送られた製版済みの孔版原紙Gをクランプ板68に送り込むときのクランプ板68の開き角(θ2)よりも大きく設定したことを特徴とする孔版印刷装置1を提供する。【選択図】図8

Description

本発明は、回転可能な版胴の外周面の一部に開閉可能なクランプ板及び跳ね上げ板を有し、版胴の外周面に巻回させた使用済みの孔版原紙を排版する際にクランプ板及び跳ね上げ板を共に開いたときに、クランプ板のクランプ面にインクにより孔版原紙の先端部が付着していてもクランプ板の起因による排版ミスを防止できる孔版印刷装置に関する。
一般的に、孔版印刷装置は、回転可能な円筒状の版胴の外周面に沿って製版済みの孔版原紙をクランプ板でクランプして巻回させ、且つ、版胴内に供給したインクを孔版原紙に形成した穿孔画像部分を通過させて用紙上にインク画像を印刷するものであり、1版分の孔版原紙により同一のインク画像を多数枚印刷することができるので多用されている。
この種の孔版印刷装置において、本出願人は、先に、版胴の外周面の一部に孔版原紙の先端部を係止する孔版原紙係止装置を提案している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された孔版原紙係止装置は、ここでの図示を省略するが、回転可能な円筒状の版胴の外周面の一部に設けられている。
上記した孔版原紙係止装置は、版胴の外周面の一部にこの版胴の軸方向に沿って固着させた長尺な版取付座と、版取付座上に版胴の軸方向に沿って設けられた磁石板と、この磁石板と対向し且つ版取付座の長手方向の両側端間に開閉可能に支持されて製版済みの孔版原紙の先端部を着版時にクランプするクランプ板と、版取付座の長手方向の両側端間に開閉可能に支持されてクランプ板によるクランプを解除された孔版原紙の先端部を排版時に版取付座上から跳ね上げる跳ね上げ板と、クランプ板を開閉する第1カムと、跳ね上げ板を開閉する第2カムとを有するカム駆動部とで構成されている。
この際、上記した第1,第2カムを有するカム駆動部は、版胴の軸方向の両側面の近傍に設けられている。
上記の構成により、製版部から送られた製版済みの孔版原紙を着版する時に、開いているクランプ板を閉じて、製版済みの孔版原紙の先端部を版取付座上の磁石板とクランプ板との間でクランプさせることができる。
一方,多数枚の用紙上に同一のインク画像を印刷した後に、使用済みの孔版原紙を排版する時に、閉じているクランプ板及び跳ね上げ板を共に開いて、クランプを解除された孔版原紙の先端部を跳ね上げ板で版取付座上から跳ね上げて、使用済みの孔版原紙を排版部に送ることができる。
特開2001−219638号公報
ところで、特許文献1に開示された孔版原紙係止装置では、使用済みの孔版原紙を排版する際に、閉じているクランプ板及び跳ね上げ板を共に開いて、跳ね上げ板で孔版原紙の先端部を跳ね上げるときに、孔版原紙の先端部を跳ね上げることができずに排版ミスが生じる場合がある。
ここで、上記した排版ミスについて図9を用いて説明する。
図9に示した従来の孔版印刷装置101において、円筒状の版胴102が軸部103を中心にして反時計方向に回転可能に設けられている。この版胴102の外周面102aの一部には、版胴102の軸方向に沿って長尺な薄板状に形成した不図示の版取付座上に磁石板104が取り付けられている。また、不図示の版取付座の長手方向の両側端間にはクランプ板105及び跳ね上げ板106が開閉可能に設けられている。
そして、使用済みの孔版原紙Gを排版する際、版胴102を反時計方向に回転させながら、閉じているクランプ板105及び跳ね上げ板106を共に開いたときに、孔版原紙Gの先端部Gaにインクが付着している場合、このインクにより孔版原紙Gの先端部Gaがクランプ板105のクランプ面105aに付着したままクランプ板105が開かれることがある。
これにより、跳ね上げ板106を開いても、クランプ板105のクランプ面105aにインクにより孔版原紙Gの先端部Gaが付着しているために、跳ね上げ板106の跳ね上げ面106aで孔版原紙Gの先端部Gaを跳ね上げることができない。
従って、孔版原紙Gを排版部に送ることができず、クランプ板105に起因する排版ミスが生じてしまい、問題である。
そこで、使用済みの孔版原紙の排版時に、クランプ板のクランプ面にインクにより孔版原紙の先端部が付着していても、クランプ板の起因による排版ミスを防止して、跳ね上げ板の跳ね上げ面で孔版原紙の先端部を確実に跳ね上げることできる孔版印刷装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、円筒状に形成され、軸部を中心にして回転可能な版胴と、
前記版胴の外周面の一部に該版胴の軸方向に沿わせて固着させた長尺な版取付座と、
前記版取付座の長手方向の両側端間に開閉可能に支持され、製版部から送られた製版済みの孔版原紙の先端部を着版時にクランプして該製版済みの孔版原紙を前記版胴の外周面に巻き付けるためのクランプ板と、
前記製版済みの孔版原紙の穿孔画像部分に基づいて用紙上にインク画像を印刷する印刷部と、
前記版取付座の長手方向の両側端間に開閉可能に支持され、印刷終了後に前記クランプ板によるクランプを解除された使用済みの孔版原紙の先端部を排版時に跳ね上げるための跳ね上げ板と、を備えた孔版印刷装置において、
前記使用済みの孔版原紙を排版するにあたって、前記クランプ板及び前記跳ね上げ板を共に開いたときに、排版時の前記クランプ板の開き角を前記製版部から送られた前記製版済みの孔版原紙を該クランプ板に送り込むときの該クランプ板の開き角よりも大きく設定したことを特徴とする孔版印刷装置である。
本発明に係る孔版印刷装置によると、円筒状の版胴の外周面の一部に、製版済みの孔版原紙をクランプするクランプ板と、使用済みの孔版原紙を跳ね上げる跳ね上げ板とを開閉可能に設けた孔版印刷装置において、使用済みの孔版原紙を排版するにあたって、クランプ板及び跳ね上げ板を共に開いたときに、排版時のクランプ板の開き角を製版部から送られた製版済みの孔版原紙をクランプ板に送り込むときのクランプ板の開き角よりも大きく設定している。
この結果、孔版原紙の排版時に、クランプ板のクランプ面にインクにより孔版原紙の先端部が付着していても、クランプ板のクランプ面が排版時における開き角まで大きく開くことにより、クランプ面に付着している孔版原紙の先端部はクランプ面から強制的に剥離されるので、剥離された孔版原紙の先端部を跳ね上げ板の跳ね上げ面で確実に跳ね上げることができ、クランプ板に起因する排版ミスが生じないために、孔版印刷装置の信頼性向上に寄与できる。
本発明に係る孔版印刷装置の全体構成を示した構成図である。 図1に示したカム体駆動部の構成を示しており、(a)はカム体が上昇位置に至った図であり、(b)カム体が下降位置に至った図である。 (a),(b)は図1に示した孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部を示した平面図,側面図である。 本発明に係る孔版印刷装置内の初期状態を示した図である。 カム体駆動部内のカム体が下降した状態を示した図である。 製版部からの孔版原紙を版胴の一部に取り付けたクランプ板に送り込む状態を示した図である。 孔版原紙を版胴に着版開始する状態を示した図である。 孔版原紙を版胴から排版する状態を示した図である。 従来の孔版印刷装置において、使用済みの孔版原紙の排版時に、クランプ板のクランプ面にインクにより孔版原紙の先端部が付着して排版ができない状態を示した図である。
以下に本発明に係る孔版印刷装置の一実施形態について、図1〜図8を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る孔版印刷装置の全体構成を示している。
図1に示す如く、本発明に係る孔版印刷装置1は、操作パネル部10と、原稿読取部15と、製版部20及びカム体駆動部30と、給紙部50と、第1,第2印刷部60A,6Bと、用紙中間搬送部85と、排紙部90と、第1,第2排版部95A,95Bと、制御部100とから主に構成されている。
ここで、上記した各部について順を追って具体的に説明すると、この孔版印刷装置1の外観を形成する筐体2は箱状に形成されている。
まず、操作パネル部10は、筐体2の上面2a上の左方に設置されており、この装置1を操作する各種の操作釦(図示せず)が取り付けられている。
次に、原稿読取部15は、筐体2の上面2a上の右方に設置されており、不図示の原稿の画像情報を不図示のCCDイメージセンサで読み取って、読み取った画像情報を製版部20に送っている。
次に、製版部20及びカム体駆動部30は、筐体2内の上方部位に設置されており、右側に配置した製版部20と左側に配置したカム体駆動部30とが一体的に連結された状態で第1,第2印刷部60A,60Bに対して共用できるように第1印刷部側位置D1と第2印刷部側位置D2との間を不図示のレールに沿って水平方向に往復移動可能になっている。
上記した製版部20は、ここでの詳細な図示を省略するが、原稿読取部15で原稿から読み取った画像情報を基にしてサーマルヘッドにより帯状の孔版原紙に穿孔画像部分を感熱穿孔しており、感熱穿孔済みの孔版原紙をカッタにより最大サイズとなる例えばA3サイズ1版分の長さに切断して孔版原紙を作製した後に、製版済みの孔版原紙Gを第1,第2印刷部60A,60Bに供給している。
上記したカム体駆動部30は、後述する第1,第2印刷部60A,60Bの各版胴63の外周面63aの一部に取り付けた孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65を動作させる機能を備えている。このカム体駆動部30は、本実施形態の要部となるものであり、これについては後で詳述する。
次に、給紙部50は、筐体2内の左側面2b側に設置されており、給紙トレイ51上に積載された用紙Pのうちで最上位の用紙Pを給紙ローラ52により給紙し、給紙した用紙Pを給紙ローラ52よりも下流に設けた捌きローラ53と捌き板54との間で挟持搬送しながら1枚ずつ捌いて用紙Pの二重送りを防止しつつ順次下流側に送り出している。
更に、捌きローラ53と捌き板54とにより送り出された用紙Pは、回転停止中の一対のタイミングローラ55,55に突き当たって斜行が補正され、その後、一対のタイミングローラ55,55を回転させて搬送タイミングを合わせて第1印刷部60Aの版胴63に巻き付いた孔版原紙Gとプレスローラ79との間に送り込まれている。
次に、第1,第2印刷部60A,60Bは、筐体2内の中央部で左方と右方とに間隔を離して設置されており、両者60A,60Bは同一に構成されている。
この第1,第2印刷部60A,60Bは、エンコーダ61をモータ軸に取り付けたメインモータ62によって版胴63が軸部64を中心にして図示反時計方向に予め設定した速度で回転駆動されている。
この際、エンコーダ61によって版胴63の基準位置を示す1回転パルスと、版胴63の基準位置からの回転角度位置を示す角度位置パルスとがそれぞれ出力されるようになっている。
また、版胴63の外周面63aは、後述するインクIKを浸み出させるように多孔性を有して長尺な円筒状に形成されており、この外周面63aの一部に孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65が版胴63の軸方向に沿って取り付けられている。この孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65は、本実施形態の要部となるものであり、これについても後で詳述する。
そして、後述する孔版原紙着版時に製版部20から送られた製版済みの孔版原紙Gを孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65のクランプ板68(図3)でクランプして、この孔版原紙Gを版胴63の外周面63aに沿って巻回させている。一方、後述する孔版原紙排版時に跳ね上げ板73(図3)によって使用済みの孔版原紙Gを第1,第2排版部95A,95Bに向かって跳ね上げている。
また、版胴63内でこの軸部64の下方には、ドクターローラ77とインクローラ78とが互に添接しながら回転自在に設けられていると共に、ドクターローラ77とインクローラ78と間に軸部64から供給されたインクIKが溜まっており、このインクIKはドクターローラ77とインクローラ78との隙間を通過してインクローラ8の外周面から版胴63の外周面63aに巻回された孔版原紙Gに供給されるようになっている。
また、版胴63の外側下方位置には、プレスローラ79が不図示の電磁ソレノイド又はカムにより版胴63内に設けたインクローラ78に対して接離自在に設けられている。このプレスローラ79は、版胴63の外周面63aに巻回された孔版原紙Gに用紙Pを重ね合わせて不図示のバネによって所定の圧力で押圧することで、版胴63内に供給されたインクIKを孔版原紙Gを通過させて用紙P上にインク画像を印刷できるようになっている。
この際、版胴63と一体に孔版原紙Gが反時計方向に回転して、版胴63の外周面63aの一部に取り付けた孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65がプレスローラ79を通過するときには、不図示の電磁ソレノイド又はカムを作動させてプレスローラ79を一時的に版胴63から退避させている。
また、版胴63の右下方部位には用紙剥離爪80が設置されており、この用紙剥離爪80は印刷済みの用紙Pを版胴63側から剥離するものである。
次に、第1印刷部60Aと第2印刷部60Bとの間には、用紙中間搬送部85が設置されている。この用紙中間搬送部85は、一対のプーリ86,86間にエンドレベルト87が掛け渡されていると共に、エンドレベルト87の内側に用紙Pをエンドレベルト87上に吸引する吸引ファン88が設置されている。
そして、上記した用紙中間搬送部85は、第1印刷部60A内の版胴63から用紙剥離爪80によって剥離された印刷済みの用紙Pを第2印刷部60B内の版胴63に送っている。
次に、第2印刷部60Bの下流側で筐体2の右側面2c側には、排紙部90が設置されている。この排紙部90は、第2印刷部60B内の版胴63から用紙剥離爪80によって剥離された印刷済みの用紙Pを一対のプーリ91,91間に掛け渡されたエンドレスベルト92により搬送して排紙トレイ93上に順次積載している。
次に、第1,第2印刷部60A,60Bの各版胴63の左上方には、第1,第2排版部95A,95Bが設置されている。これらの第1,第2排版部95A,95Bは、版胴63に巻き付いた孔版原紙Gが使用済みになった排版時に、跳ね上げ板73によって版胴63の外周面63aから跳ね上げられた孔版原紙Gを不図示の排版箱内に収容している。
更に、孔版印刷装置1の筐体2内の適宜な場所にこの装置全体を制御する制御部100が設置されている。
ここで、上記した構成部材のうちで、本実施形態の要部を構成するカム体駆動部30と、第1,第2印刷部60A,60B内の各版胴63の外周面63aの一部に取り付けた孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65とについて、図2及び図3を用いて説明する。
図2はカム体駆動部の構成を示している。また、図3は孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部を示している。
まず、図2(a),(b)に示す如く、カム体駆動部30は、基台となるブラケット31が製版部20(図1)と一体的に水平移動可能に連結されている。
このブラケット31上には、カム体駆動源となるエンコーダ32aを有するエンコーダ付きパルスモータ32と、このエンコーダ付きパルスモータ32の軸に固着されたウォーム歯車33と、このウォーム歯車33に噛み合いながら軸34の下方に軸支されたウォームホイール35と、このウォームホイール35と一体的に形成されて軸34の上方に軸支された小径な第1歯車36と、この第1歯車36と噛み合いながら軸37に軸支された大径な第2歯車38と、この第2歯車38に噛み合いながら軸39に軸支されて扇型カム片40aを一体的に形成した第3歯車40とが設けられている。
また、第3歯車40の扇型カム片40aには、回動軸41を中心に回動するカム体42に形成したアーム当接部42aが接離自在になっている。
また、カム体42は、アーム当接部42aの下方にクランプ板68(図3)を開くためのクランプ用カム42bと、跳ね上げ板73(図3)を開くための跳ね上げ用カム42cとが版胴63(図1)側に向かってそれぞれ奥行き高さを違えて形成されている。
この際、カム体42は、後述の図3で説明するように、版胴63(図1)の軸方向と平行に回動可能に設けた長尺な回動軸41の左右端側に左右一対のカム体42(42L,42R)が位相を合わせて固着されているものである。
また、カム体42は、ブラケット31とこのカム体42のアーム当接部42aの左端との間に掛け渡した引張バネ43によって上方に向かって付勢されている。
そして、図2(a)に示すように、エンコーダ32aが初期位置(待機位置)に至ってエンコーダ付きパルスモータ32が停止している時に、回転停止中の第3歯車40の扇型カム片40aがカム体42のアーム当接部42aから離間しているので、カム体42が引張バネ43の付勢力によって回動軸41を中心にして時計方向に回動して、ブラケット31のストッパ部31aで位置規制されている。
これにより、カム体42は版胴63(図1)から離間するように上昇して停止している。
一方、図2(b)に示すように、エンコーダ32aからのパルス数が予め設定した所定のパルス数になるまでエンコーダ付きパルスモータ32を動作させると、第3歯車40の扇型カム片40aが回転してカム体42のアーム当接部42aに当接する。これにより、カム体42は引張バネ43の付勢力に抗して回動軸41を中心にして反時計方向に回動して、版胴63側に向かって下降した後に停止している。
次に、図3(a),(b)に示す如く、孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65は、孔版原紙Gの先端部Gaを搭載する版取付座66が長手方向を版胴63の軸方向に沿わせて版胴63の外周面63aの一部に取り付けられている。
この版取付座66は、厚みが1.2mm程度の非磁性材のアルミ材又はステンレス材などを用いて板状に形成され且つ版胴63の軸方向の長さLと略同じ長さで長尺に形成されている。
尚、図3(b)中及び後述する図4〜図8中では版取付座66の図示を省略している。
また、版取付座66上には、ゴム製で厚みが2mm程度の磁石板67が長手方向を版胴63の軸方向に沿わせて版取付座66の左右両端に向って取り付けられている。
また、版取付座66の長手方向の両側端間には、クランプ板68が開閉可能に支持されている。このクランプ板68は、製版部20(図1)から送られた製版済みの孔版原紙Gを版取付座66側にクランプする機能を備えている。
また、クランプ板68は、磁性金属材を折り曲げて形成されており、且つ、平坦なクランプ面68aが孔版原紙Gの上面に接しながら版取付座66上の磁石板67と対向して版胴63の軸方向に沿って長尺に形成されている。
この際、クランプ板68は、耐食性が良好で且つ磁性を有するステンレス材(SUS400番台系)を用い、長手方向の左右端間の長さが孔版原紙Gの幅寸法Wよりも長く形成されている。
また、クランプ板68のクランプ面68aは、版胴63の円周方向の幅が20mm程度で板厚が1mm程度に薄く弾性変形可能に形成されているので、クランプ面全体が版取付座66上の磁石板67に対して均一な着磁力を得られるようになっている。
また、クランプ板68は、版取付座66の長手方向の左右両端部に固定された左右一対の軸支持部材69(69L,69R)に取り付けた左右一対の第1回動軸70(70L,70R)を介して左右一対の第1引張バネ72により閉じ方向に付勢されながら回動可能となっている。
また、クランプ板68は、長手方向の左端側及び右端側で、且つ、クランプ面68a側とは左右一対の第1回動軸70(70R,70R)を介した反対側に左右一対の第1カムフォロワー71(71L,71R)が版胴63の両側部よりも外側に向って突出した状態で取り付けられている。
そして、版取付座66上の磁石板67と、クランプ板68のクランプ面68aとの間に孔版原紙Gの先端部Gaを挿入することで磁性力により孔版原紙Gの先端部Gaが版胴63にクランプされようになっている。
更に、版取付座66の長手方向の両側端間には、跳ね上げ板73が開閉可能に支持されている。この跳ね上げ板73は、クランプ板68からクランプを解除された使用済みの孔版原紙Gを版取付座66上から跳ね上げる機能を備えている。
この跳ね上げ板73は、非磁性金属材を折り曲げて形成され、且つ、跳ね上げ面73aが孔版原紙Gの裏面に接するように版胴63の軸方向に沿って長尺に形成されている。
そして、跳ね上げ板73は、版取付座66上でクランプ板68よりも版胴63の回転方向の上流側に取り付けられている。
また、跳ね上げ板73も、クランプ板68と同様に、版取付座66の長手方向の左右両端部に固定された左右一対の軸支持部材69(69L,69R)に取り付けた左右一対の第2回動軸74(74L,74R)を介して左右一対の第2引張バネ76により閉じ方向に付勢されながら回動可能となっている。
また、跳ね上げ板73は、長手方向の左端側及び右端側で、跳ね上げ面73a側とは左右一対の第2回動軸74(74L,74R)を介した反対側に左右一対の第2カムフォロワー75(75L,75R)が版胴63の両側部よりも外側で且つ前記した左右一対の第1カムフォロワー71(71L,71R)よりも更に外側に向って突出した状態で取り付けられている。
更に、版胴63の軸方向の両側面側の上方部位には、クランプ板68及び跳ね上げ板73を開閉するための左右一対のカム体42(42L,42R)がクランプ板68の左右一対の第1カムフォロワー71(71L,71R)及び跳ね上げ板73の左右一対の第2カムフォロワー75(75L,75R)に対して接離可能になっている。
この際、前述したように、左右一対のカム体42(42L,42R)は、版胴63の軸方向と平行に回動可能に設けた長尺な回動軸41の左右端側に位相を合わせて固着されている。
ここで、上記のように構成した本発明に係る孔版印刷装置1の動作について順を追って説明する。
尚、以下では、第1,第2印刷部60A,60Bのうちで第1印刷部60Aの動作について説明し、第1印刷部60Aと同様に動作する第2印刷部60Bの動作についての説明を省略する。
尚また、以下では、版胴63が初期位置に至っている状態から孔版原紙Gを着版させて、用紙P上に印刷が終了後に使用済みの孔版原紙Gを排版する順で動作を説明するが、版胴63に使用済みの孔版原紙Gが巻回されている場合には排版後に新たな孔版原紙Gを版胴63に着版させる順に動作させれば良いものである。
図4は本発明に係る孔版印刷装置内の初期状態を示している。また、図5はカム体駆動部内のカム体が下降した状態を示している。また、図6は製版部からの孔版原紙を版胴の一部に取り付けたクランプ板に送り込む状態を示している。また、図7は孔版原紙を版胴に着版開始する状態を示している。また、図8は孔版原紙を版胴から排版する状態を示している。
尚、以下において、製版部からの孔版原紙を版胴の一部に取り付けたクランプ板に送り込む状態を、孔版原紙をローディングする状態と呼称し、且つ、このときをローディング時と呼称して説明する。
まず、図4に示す如く、本発明に係る孔版印刷装置1(図1)内が初期状態に至っているときには、第1印刷部60Aと第2印刷部60B(図1)との間を水平方向に往復移動可能な製版部20及びカム体駆動部30は、両者一体に第1印刷部側位置D1内の初期位置に至っている。
この際、第1印刷部側位置D1内の初期位置は、版胴63の軸部64を垂直に通るY軸上にカム体駆動部30内に回動可能に設けたカム体42の回動軸41が略一致しているので、この時にカム体42の回動軸41が初期位置に位置しているとする。
そして、初期状態時には、カム体駆動部30内のカム体42が、先に図2(a)を用いて説明したと同様に、引張バネ43の付勢力により回動軸41を中心にして時計方向に回動して、版胴63の外周面63aの一部に取り付けた孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65から離間するように上昇して停止している。
また、初期状態時には、第1印刷部60A内の版胴63は反時計方向への回転を停止している。また、版胴63の外周面63aの一部に取り付けた孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65は、Y軸よりも少し右側の上方部位で待機している。
そして、孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65内に開閉可能に設けたクランプ板68及び跳ね上げ板73は、第1引張バネ72及び第2引張バネ76の付勢力によりクランプ面68a及び跳ね上げ面73aが共に閉じている。
次に、図5に示す如く、カム体駆動部30のカム体42の回動軸41が初期位置に位置しているときに、カム体駆動部30内のエンコーダ付きパルスモータ32を動作させると、先に図2(b)を用いて説明したと同様に、カム体駆動部30内の第3歯車40の扇型カム片40aが回転してカム体42のアーム当接部42aに当接する。これにより、カム体42は引張バネ43の付勢力に抗して回動軸41を中心にして反時計方向に回動して版胴63側に向かって下降した後に停止する。
このとき、カム体42に形成したクランプ用カム42b及び跳ね上げ用カム42cは、共に版胴63の軸方向の両側面の外側で外周面63aよりも少し内側に入り込んでいる。
一方、版胴63側は、図4で説明した初期状態を保っているので、孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部65内のクランプ板68及び跳ね上げ板73は共に閉じている。
次に、図6(a)に示す如く、カム体駆動部30のカム体42の回動軸41が初期位置に位置し、且つ、カム体42が版胴63側に向かって下降しているときに、版胴63を軸部64を中心にして初期位置から反時計方向に回転させると、Y軸よりも左側の上方部位に設定した孔版原紙ローディング位置に至る。
そして、版胴63が孔版原紙ローディング位置まで回転すると、クランプ板68の第1カムフォロワー71及び跳ね上げ板73の第2カムフォロワー75がカム体42のクランプ用カム42b及び跳ね上げ用カム42cに当接するので、クランプ板68及び跳ね上げ板73が第1引張バネ72及び第2引張バネ76の付勢力に抗して第1回動軸70及び第2回動軸74を中心にしてそれぞれ反時計方向に回動して開く。
この後、製版部20で製版した製済みの孔版原紙Gが、版取付座66{図3(a)}上の磁石板67とクランプ板68との間に送り込まれる。
この際、図6(b)に拡大して示したイ部において、孔版原紙ローディング時におけるクランプ板68の開き角θ2は、磁石板67の上面67aとクランプ板68のクランプ面68aとの間のなす角度であり、このクランプ板68の開き角θ2は孔版原紙Gの先端部Gaが両面67a,68a間に進入し易い角度に設定されている。
一方、跳ね上げ板73は、孔版原紙ローディング時に孔版原紙Gの先端部Gaを跳ね上げる必要がないが、孔版原紙Gの先端部Gaの落下を防ぐために跳ね上げ面73aが初期状態よりも僅かに上方に向かって回動しているものの、孔版原紙Gのローディング動作に支障をきたさない。
次に、図7(a)に示す如く、孔版原紙Gの先端部Gaが、版取付座66{図3(a)}上の磁石板67の上面67aとクランプ板68のクランプ面68aとの間に進入した後に、孔版原紙Gへの着版が開始される。
この孔版原紙着版開始動作では、図6に示した孔版原紙ローディング状態からクランプ板68を閉じ方向に回動させるために、製版部20及びカム体駆動部30を共にY軸に対して左側に距離−X1だけ水平に移動させることで、カム体42の回動軸41がY軸よりも左側の着版開始位置に至る。
そして、カム体42がY軸に対して左側に距離−X1だけ移動したときに、クランプ板68及び跳ね上げ板73が共に孔版原紙ローディング時よりも閉じ方向に回動するようにカム体42のクランプ用カム42b及び跳ね上げ用カム42cの形状が設定されている。
この際、図7(b)に拡大して示したロ部において、孔版原紙着版開始時におけるクランプ板68の開き角θ1は、磁石板67の上面67aとクランプ板68のクランプ面68aとの間のなす角度であり、このクランプ板68の開き角θ1は孔版原紙ローディング時におけるクランプ板68の開き角θ2{図6(b)}よりも当然小さい値となる。
従って、孔版原紙着版開始時におけるクランプ板68の開き角θ1を小さく設定することにより孔版原紙Gが磁石板67上に安定してクランプできる。
一方、跳ね上げ板73は、孔版原紙着版開始時に孔版原紙Gの先端部Gaを跳ね上げる必要がないので、初期状態と同じように跳ね上げ板73の跳ね上げ面73aが閉じている。
そして、版胴63の回転に伴って孔版原紙Gの先端部Gaが、磁石板67の上面67aとクランプ板68のクランプ面68aとの間にクランプされ、この孔版原紙Gが版胴63の外周面63aに沿って巻回されると、第1印刷部60Aでの印刷が開始される。
この後、第1印刷部60Aで孔版原紙Gに形成した穿孔画像部分に基づいて多数枚の用紙P上に同一のインク画像を印刷して終了すると、孔版原紙Gは使用済みとなるので孔版原紙Gへの排版動作が行われる。
ここで、先に図9を用いて説明した従来の孔版印刷装置101では、使用済みの孔版原紙Gを版胴102から排版する時に、クランプ板105に孔版原紙Gを送り込む時(ローディング時)と略同じ角度開いているが、使用済みの孔版原紙Gの先端部Gaがインクによりクランプ板105のクランプ面105aに付着して剥がれないので、クランプ板105に起因する排版ミスが生じている。
そこで、従来の孔版印刷装置101内でのクランプ板105に起因する排版ミスを防止するために、本発明では図8(a),(b)に示す如く、孔版原紙Gの排版時にクランプ板68の開き角を孔版原紙ローディング時の開き角よりも大きく設定することにより解決できることを見出した。
即ち、図8(a)に示す如く、使用済みの孔版原紙Gを版胴63の外周面63aから排版する時に、クランプ板68を孔版原紙ローディング時よりも大きく開く必要があるために、製版部20及びカム体駆動部30を共にY軸に対して右側に距離+X2だけ水平に移動させることで、カム体42の回動軸41がY軸よりも右側の排版位置に至る。
そして、カム体42がY軸に対して右側に距離+X2だけ移動したときに、クランプ板68及び跳ね上げ板73が共に孔版原紙ローディング時よりも開き方向に回動するようにカム体42のクランプ用カム42b及び跳ね上げ用カム42cの形状が設定されている。
この際、図8(b)に拡大して示したハ部において、孔版原紙排版時におけるクランプ板68の開き角θ3は、磁石板67の上面67aとクランプ板68のクランプ面68aとの間のなす角度であり、このクランプ板68の開き角θ3は孔版原紙ローディング時におけるクランプ板68の開き角θ2{図6(b)}よりも大きな値となる。
即ち、クランプ板68の開き角は、図8(b)に示した孔版原紙排版時における開き角θ3>図6(b)に示した孔版原紙ローディング時における開き角θ2>図7(b)に示した孔版原紙着版開始時における開き角θ1の順に設定されている。
これにより、孔版原紙Gの排版時に、クランプ板68のクランプ面68aにインクにより孔版原紙Gの先端部Gaが付着していても、クランプ板68のクランプ面68aが排版時における開き角θ3まで大きく開くことにより、クランプ面68aに付着している孔版原紙Gの先端部Gaはクランプ面68aから強制的に剥離される。
一方、跳ね上げ板73は、孔版原紙排版時に孔版原紙Gの先端部Gaを跳ね上げる必要があるために大きく開くと共に、クランプ板68のクランプ面68aから剥離された孔版原紙Gの先端部Gaを跳ね上げ面73aで確実に跳ね上げて第1排版部95A(図1)に向けて搬送するので、クランプ板68に起因する排版ミスが生じないために、孔版印刷装置1の信頼性向上に寄与できる。
更に、孔版原紙Gの排版動作が終了した後には、次の孔版原紙Gを製版部20からローディングさせる孔版原紙ローディング状態に設定するか、もしくは、初期状態に設定するかを操作パネル部10(図1)で選択すれば良い。
尚、上記した本発明に係る孔版印刷装置1では、第1,第2印刷部60A,60Bを備えて、製版部20及びカム体駆動部30を両印刷部60A,60Bに共用できるように構成したが、これに限ることなく、一つの印刷部(図示せず)のみで構成しても良い。
この場合(一つの印刷部のみの場合)に、ここでの図示を省略するものの、一つの印刷部内に版胴を1箇設置した上で製版部を固定設置する一方、カム体駆動部のみを水平移動可能に構成すれば、本実施形態と同様に、孔版原紙の排版時にカム体を前記したY軸よりも右側に+X2だけ水平移動させることで、クランプ板の開き角を孔版原紙ローディングの開き角よりも大きく設定できる。
尚更に、一つの印刷部内に版胴を1箇設置した場合に、上述したように、製版部を固定設置しているが、カム体駆動部も固定設置することも可能である。
この場合(カム体駆動部を固定設置した場合)にも、ここでの図示を省略するものの、カム体駆動部内のカム体を版胴側に下降させると共に、下降後にカム体を初期状態時,孔版原紙ローディンク時,孔版原紙着版開始時,孔版原紙排紙時の各モード時に、クランプ板及び跳ね上げ板に対して本実施形態と同様な回動姿勢がそれぞれ得られるようにカム体のクランプ用カム及び跳ね上げ用カムの形状を設定することも可能である。
そして、カム体を水平移動させることなく回転のみ行うことでも、クランプ板の開き角を孔版原紙ローディングの開き角よりも大きく設定することが可能となる。
1…孔版印刷装置、2…筐体、
10…操作パネル部、15…原稿読取部、20…製版部、30…カム体駆動部、
31…ブラケット、32…エンコーダ付きパルスモータ、32a…エンコーダ、
33…ウォーム歯車、35…ウォームホイール、36…第1歯車、38…第2歯車、
40…第3歯車、40a…扇型カム片、41…回動軸、
42(42L,42R)…左右一対のカム体、42a…アーム当接部、
42b…クランプ用カム、42c…跳ね上げ用カム、43…引張バネ、
50…給紙部、51…給紙トレイ、52…給紙ローラ、
60A,60B…第1,第2印刷部、61…エンコーダ、62…メインモータ、
63…版胴、63a…外周面、64…軸部、
65…孔版原紙クランプ及び跳ね上げ部、
66…版取付座、67…磁石板、67a…上面、
68…クランプ板、68a…クランプ面、
69(69L,69R)…左右一対の軸支持部材、
70(70L,70R)…左右一対の第1回動軸、
71(71L,71R)…左右一対の第1カムフォロワー、72…第1引張バネ、
73…跳ね上げ板、73a…跳ね上げ面、
74(74L,74R)…左右一対の第2回動軸、
75(75L,75R)…左右一対の第2カムフォロワー、76…第2引張バネ、
85…用紙中間搬送部、90…排紙部、95A,95B…第1,第2排版部、
100…制御部、
D1…第1印刷部側位置、D2…第2印刷部側位置、
θ1…孔版原紙着版開始時におけるクランプ板の開き角、
θ2…孔版原紙ローディング時におけるクランプ板の開き角、
θ3…孔版原紙排版時におけるクランプ板の開き角、
G…孔版原紙、Ga…先端部、IK…インク、P…用紙。

Claims (1)

  1. 円筒状に形成され、軸部を中心にして回転可能な版胴と、
    前記版胴の外周面の一部に該版胴の軸方向に沿わせて固着させた長尺な版取付座と、
    前記版取付座の長手方向の両側端間に開閉可能に支持され、製版部から送られた製版済みの孔版原紙の先端部を着版時にクランプして該製版済みの孔版原紙を前記版胴の外周面に巻き付けるためのクランプ板と、
    前記製版済みの孔版原紙の穿孔画像部分に基づいて用紙上にインク画像を印刷する印刷部と、
    前記版取付座の長手方向の両側端間に開閉可能に支持され、印刷終了後に前記クランプ板によるクランプを解除された使用済みの孔版原紙の先端部を排版時に跳ね上げるための跳ね上げ板と、を備えた孔版印刷装置において、
    前記使用済みの孔版原紙を排版するにあたって、前記クランプ板及び前記跳ね上げ板を共に開いたときに、排版時の前記クランプ板の開き角を前記製版部から送られた前記製版済みの孔版原紙を該クランプ板に送り込むときの該クランプ板の開き角よりも大きく設定したことを特徴とする孔版印刷装置。
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