JP2015127860A - センサユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】人を検知するセンサを備えるセンサユニットとして、より汎用性の高い製品を提供する。【解決手段】住宅において検知範囲内に存在する人を検知する人感センサ2と、人感センサ2からの検知信号を受信すると制御信号を出力するコントローラ3と、が同一のケーシング内に収容されている。また、コントローラのモードは、住宅の居住者が外出している期間において制御信号を受信したときに検知範囲内に人が存在することを知らせる動作を行う機器に向けて制御信号を出力する防犯モード、居住者が在宅の期間において制御信号を受信したときに人感センサ2の検知状況に関する情報を外部者に連絡する動作を行う機器に向けて制御信号を出力する見守りモード、及び、制御信号を受信したときに宅内の照明装置13の運転状態を切り替える動作を行う機器に向けて制御信号を出力する遠隔制御モードの間で切り替え可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、センサユニットに係り、特に、人感センサ等、建物内に設定された検知範囲内に存在する人を検知するセンサを含むセンサユニットに関する。
人感センサ等、建物内に設定された検知範囲内に存在する人を検知するセンサは、既に周知である。また、上記センサを搭載したセンサユニットについても周知であり、その一例としては、特許文献1に記載の照明器具用のユニットが挙げられる。特許文献1に記載の照明器具は、白熱灯と、人感センサ及び制御部を備えるセンサユニットと、から構成されている。そして、上記のセンサユニットの制御部は、人感センサの検知結果に基づいて白熱灯の点灯状態を制御する。また、センサユニットには、白熱灯とは点灯特性が異なるフラッシュランプが備えられており、その点灯状態については、人感センサの検知結果に基づいて制御部によって制御されることとなっている。
一方、人感センサのように建物内において人を検知するセンサについては、その用途が多岐に亘り、例えば、特許文献1に示すように照明制御用として用いたり、特許文献2に示すように不審者侵入監視用として用いたり、あるいは、特許文献3に示すように建物内にその利用者が居るかどうかの確認用として用いたりする。
特開2006−86035号公報 特開2006−323755号公報 国際公開第2007/072594号
前述したように、建物内において人を検知するセンサを備えるセンサユニットの中には、特許文献1に開示されたもののように、上記のセンサの検知結果に基づいて制御信号を出力する制御部を備えているものもある。かかる類のセンサユニットについては、より優れた汎用性が要求され、具体的に説明すると、特許文献1から3に示した上記センサの多岐に亘る用途の各々に対応可能であることが求められている。
また、制御信号を出力する制御部(コントローラ)や、制御信号の出力先となる機器(具体的には、制御信号を受信して所定の動作を行う機器)がセンサとは離間して設置されることになると、その分、設置スペースを広く確保し、また、取り付け作業に手間を要することとなる。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、建物内において人を検知するセンサを備えるセンサユニットとして、より汎用性の高い製品を提供することである。
また、本発明の他の目的は、センサの検知結果に基づいて制御信号を出力するコントローラ、及び、制御信号を受信して所定の動作を行う機器の双方について、設置の手間とスペースを削減することである。
前記課題は、本発明のセンサユニットによれば、(A)建物内に設定された検知範囲内に存在する人を検知すると信号を出力するセンサと、(B)該センサからの前記信号を受信すると制御信号を生成して出力するコントローラと、(C)前記センサ及び前記コントローラの双方を収容する筐体と、を備え、(D)前記コントローラのモードは、(d1)前記建物の利用者が前記建物内に居ない期間において、前記制御信号を受信したときに前記検知範囲内に人が存在することを知らせる報知動作を行う機器に向けて、前記制御信号を出力する第1出力モード、(d2)前記利用者が前記建物内に居る期間において、前記制御信号を受信したときに前記センサの検知状況に関する情報を前記利用者とは異なる外部者に連絡する連絡動作を行う機器に向けて、前記制御信号を出力する第2出力モード、及び、(d3)前記制御信号を受信したときに前記建物内の室内環境を調整する装置の運転状態を切り替える切り替え動作を行う機器に向けて、前記制御信号を出力する第3出力モードのうち、少なくとも2つのモードの間で切り替え可能であることにより解決される。
本発明のセンサユニットは、上述した構成(A)、(B)、(C)、(D)、(d1)、(d2)及び(d3)を備えていることにより、より優れた汎用性を備えるようになる。具体的に説明すると、センサユニットは、建物内において人を検知するセンサと、センサの検知結果に基づいて制御信号を出力するコントローラと、を構成要素として備え、さらに、コントローラから出力される制御信号の出力先に関するモードが切り替え自在となっている。これにより、センサユニットは、その利用目的に応じてモードを切り替えることにより、複数の利用目的に対応可能となり、優れた汎用性を示すようになる。また、センサとコントローラとは同一筐体内に収容されているので、これらを別々に配置する必要がなく、その分、設置作業の手間と設置スペースを削減することが可能となる。
また、上記の構成において、前記コントローラのモードは、前記第1出力モード、前記第2出力モード及び前記第3出力モードの3つのモードの間で切り替え可能であり、前記筐体には、前記コントローラのモードを切り替える際に前記利用者によって操作される操作部が取り付けられており、該操作部は、前記利用者によって操作された際に切り替え信号を出力し、前記コントローラは、前記切り替え信号を受信すると、前記3つのモード中、受信した前記切り替え信号に対応するモードを採用すると、好適である。
上記の構成では、センサユニットのユーザである建物の利用者が行う操作を受け付けると、コントローラが、当該操作の内容に応じてモードを切り替える。これにより、より使い勝手のよいセンサユニットが実現されることとなる。
また、上記の構成において、前記報知動作として警報を発する動作を行う警報発生機器と、設定されている前記コントローラのモードを報知するモード報知機器と、を更に備え前記警報音発生装置は、前記筐体内に前記双方とともに収容されており、前記モード報知機器は、前記筐体内に前記双方とともに収容されており、または前記筐体に取り付けられていると、より好適である。
上記の構成では、現在設定されているコントローラのモードがモード報知機器により報知されるので、ユーザである建物の利用者は、現在設定のモードを正確に把握することが可能となる。また、制御信号の受信機器の一つである警報発生機器、及び、上記のモード報知機器がセンサユニットとして一体化されているので、設置作業の手間と設置スペースをより一層削減することが可能となる。
また、上記の構成において、電線及びLANケーブルのうちの少なくとも一方が接続される配線機器を収容するボックスが前記建物内の壁に埋め込まれているときに、前記双方を収容した前記筐体が前記ボックス内に収容されていると、さらに好適である。
上記の構成では、汎用的な配線機器用の収容ボックスに収めればよいので、センサユニットの設置作業として特別な作業を要することなく、その分、作業の手間が軽減されることとなる。
また、上記の構成において、前記少なくとも2つのモードには前記第3出力モードが含まれ、前記コントローラのモードが前記第3出力モードとなったとき、前記コントローラは、前記制御信号を受信したときに前記建物内の照明装置及び前記建物用の空調装置のうちの少なくとも一方の装置に向けて前記運転状態を切り替えるための信号を出力する動作を前記切り替え動作として行う制御機器に向けて、前記制御信号を出力すると、尚一層好適である。
上記の構成では、センサユニットが、照明装置及び/若しくは空調装置の運転状態を制御する制御機器と協働することにより、より高度な機器制御(例えば、建物内の機器の遠隔自動制御)を実現することが可能となる。
また、前記コントローラのモードは、前記第1出力モード、前記第2出力モード及び前記第3出力モードの3つのモードの間で切り替え可能であり、前記コントローラは、前記第2出力モード及び前記第3出力モードを同時に採用することが可能であると、益々好適である。
上記の構成では、センサの検知状況に関する情報を外部者に連絡するためのモード(すなわち、第2出力モード)と、建物内の室内環境を調整する装置の運転状態を切り替えるためのモード(すなわち、第3出力モード)と、を同時に採用する。これにより、ユーザである建物の利用者にとっての利便性が向上することになる。
本発明のセンサユニットによれば、建物内において人を検知するセンサの検知結果に基づいてコントローラが制御信号を出力する際の出力先に関するモードが切り替え可能である。したがって、センサユニットは、その利用目的に応じてモードを切り替えることで複数の利用目的に対応可能となり、優れた汎用性を示すようになる。
また、センサ、コントローラ、及びコントローラから出力される制御信号を受信する機器等が同一筐体内に収容されているので、これらを別々に配置する必要がなく、その分、設置作業の手間と設置スペースを削減することが可能となる。
建物内において人を検知するセンサを備えるセンサユニットとして、より汎用性の高い製品を提供することである。
さらに、本発明のセンサユニットは、汎用的な配線機器用の収容ボックスに収めることで所定位置に配置されることになり、センサユニットの設置作業として特別な作業を要することなく、その分、作業の手間が軽減されることとなる。
以上の効果により、本発明のセンサユニットは、ユーザである建物の利用者にとって使い勝手がよく、また、設置作業やメンテナンスの面でも取り扱い易い製品となっている。
本発明の一実施形態に係るセンサユニットの使用状況を示す図である。 本発明の一実施形態に係るセンサユニットを含む通信システムの概念図である。 本発明の一実施形態に係るセンサユニットの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るセンサユニットを含む通信システムの機器構成を示すブロック図である。 防犯モード設定時の流れを示す図である。 見守りモード設定時の流れを示す図である。 遠隔制御モード設定時の流れを示す図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について、図面を参照しながら説明する。なお、以降では、建物の一例として住宅を例に挙げて説明することとする。ただし、あくまでも住宅は建物の一例に過ぎず、本発明は、他の建物、例えば商業ビル、工場内の建屋、店舗等においても利用可能なものである。
なお、以下の説明において、「制御信号」とは、その出力先である機器に所定の処理(制御信号に応じた内容の処理)を実行させるための電気的信号やデータのことである。
(センサユニットの概要)
先ず、本実施形態に係るセンサユニット1について、その概要を説明する。
本実施形態に係るセンサユニット1は、センサとしての人感センサ2を内蔵しており、住宅内の所定箇所、具体的には住宅内の壁に埋め込まれた状態で使用される。そして、センサユニット1に内蔵された人感センサ2は、図1に示すように、住宅内に設定された検知範囲R(具体的には、センサユニット1の前方エリア)内に人が存在したときに、当該人を検知する。図1は、本実施形態に係るセンサユニット1の使用状況を示す図である。
また、センサユニット1は、図2に示すように、インターネットや宅内LANを介してサーバと通信可能となっている。図2は、本実施形態に係るセンサユニット1を含む通信システムSの概念図である。より具体的に説明すると、センサユニット1は、後述するコントローラ3を内蔵しており、このコントローラ3が人感センサ2の検知結果に基づいて制御信号を生成し、メールサーバ10やホームサーバ14に向けて制御信号を出力することとなっている。制御信号を受信したメールサーバ10やホームサーバ14は、制御信号を解析し、その解析結果に応じた動作(データ処理)を実行する。
なお、図示の都合により図2ではセンサユニット1が1個のみ図示されているが、住宅内に複数のセンサユニット1が設けられていることとしてもよい。
そして、本実施形態に係るセンサユニット1は、優れた汎用性を示し、複数の用途に対応可能となっている。ここで、本実施形態に係るセンサユニット1の用途について説明すると、主なものとして「防犯」、「見守り」及び「宅内機器の自動制御」の3つが挙げられる。以下、各用途について概説する。
「防犯」とは、建物の利用者である居住者が宅内に居ない期間(外出期間)において宅内に不審者が侵入するのを監視することである。より具体的に説明すると、外出期間中に人感センサ2がその検知範囲R内で人を検知すると、センサユニット1(厳密には、ユニット内蔵のコントローラ3)が宅内に設けられた警報発生装置に向けて制御信号を出力する。警報発生信号は、制御信号を受信すると、警報を発し、不審者の侵入を近隣住民に対して報知する。
本実施形態では、外出期間中に人感センサ2がその検知範囲R内で人を検知したときには、また、センサユニット1が制御信号の一例であるメールデータを生成する。そして、センサユニット1は、宅内ルータ15を経由してインターネット上のメールサーバ10にアクセスし、上記のメールデータをメールサーバ10に向けて出力(送信)する。メールサーバ10は、かかるメールデータを受信すると、同データを解析してメールの配信先を特定する。ここで、メールデータが示す文面は、不審者の侵入を知らせる内容となっている。そして、メールサーバ10は、上記の文面内容となったメール、すなわち不審者の侵入を知らせるメール(以下、通報メール)を、特定したメールアドレス宛てに配信するようになる。なお、通報メールの配信先については、特に限定されるものではないが、図1では居住者が保有するスマートフォンや携帯電話等の情報端末11に設定されている。
「見守り」とは、居住者が住宅内に居る期間(在宅期間)において居住者、特に独居生活をしている者の生存/安否状態を確認することである。より具体的には説明すると、在宅期間において人感センサ2が一定期間検知範囲R内で人を検知しないとき、センサユニット1(厳密には、ユニット内蔵のコントローラ3)が、制御信号の一例であるメールデータを生成する。そして、センサユニット1は、宅内ルータ15を経由してインターネット上のメールサーバ10にアクセスし、上記のメールデータをメールサーバ10に出力(送信)する。メールサーバ10は、かかるメールデータを受信すると、同データを解析してメールの配信先を特定する。ここで、メールデータが示す文面は、居住者に異常が生じたことを知らせる内容となっている。そして、メールサーバ10は、上記の文面内容となったメール、すなわち居住者の異常を連絡するメール(以下、連絡メール)を特定したメールアドレス宛てに配信するようになる。なお、連絡メールの配信先については、居住者とは異なる外部者、具体的には、居住者とは異なる場所に居住している居住者の親族、セキュリティ会社若しくは介護支援会社等が保有する情報端末12に設定されている。
また、本実施形態では、「見守り」の一環として、センサユニット1が人感センサ2による検知履歴を記憶し、定期的に、直近の検知時刻を示すメールデータを生成してメールサーバ10に向けて出力(送信)することとしている。メールサーバ10は、かかるメールデータを受信すると、同データを解析してメールの配信先を特定する。ここで、メールデータが示す文面は、直近の検知時刻を示す内容となっている。そして、メールサーバ10は、上記の文面内容となったメール、すなわち直近の検知時刻を連絡するメール(以下、第2の連絡メール)を、外部者の情報端末12に向けて配信する。
「宅内機器の自動制御」とは、住宅内の部屋における居住者の有無に応じて同部屋の室内環境を調整する装置の運転状態を遠隔制御することである。ここで、部屋の室内環境とは、室内温度、室内湿度、室内の照度(明るさ)、室内で流れる音響の音量等を総称する概念であり、室内環境を調整する装置としては、例えば、上記部屋内に設置された照明装置や上記部屋用の空調装置が該当する。以下、説明を分かり易くするため、照明装置13のみを制御対象とするケースについて説明することとする。ただし、当然ながら遠隔制御の対象に照明装置13以外の機器、例えば、上記の空調装置が含まれることとしてもよい。
宅内機器の自動制御は、センサユニット1が宅内に設置された制御機器としてのホームサーバ14にアクセスして、当該ホームサーバ14に向けて制御信号としての遠隔制御要求を出力することで実現される。すなわち、ホームサーバ14がセンサユニット1から遠隔制御要求を受信すると、当該要求に応じて照明装置13のオンオフ状態を切り替える。
より具体的に説明すると、例えば照明装置13がオフとなっているときに人感センサ2が検知範囲Rで人(居住者)を検知すると、センサユニット1がホームサーバ14に向けて遠隔制御要求を出力し、ホームサーバ14が当該要求に応じて照明装置13のオンオフを切り替えるための信号(以下、スイッチ信号)を生成し照明装置13に向けて出力する。これにより、スイッチ信号を受信した照明装置13側では、不図示の制御回路が作動し、その結果、オフからオンへ運転状態が切り替わる。反対に、照明装置13がオンとなっているときに、例えば居住者が部屋を退出する等して人感センサ2が検知範囲Rで再び人(居住者)を検知した際には、センサユニット1がホームサーバ14に向けて遠隔制御要求を出力し、ホームサーバ14が当該要求に応じてスイッチ信号を生成し照明装置13に向けて出力する。この結果、照明装置13がオンからオフへ切り替わるようになる。
(センサユニットの構成)
次に、本実施形態に係るセンサユニット1の構成について図3及び4を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係るセンサユニット1の構成を示す図であり、同図には、センサユニット1を収容するコンセントボックス20、及び、カバープレート25が図示されている。図4は、センサユニット1を含む通信システムSの機器構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るセンサユニット1は、図3に示す外観を呈しており、AC100Vの電源電力が供給されることで作動する。このため、センサユニット1には、同図に示すように100V用の電線が繋ぎ込まれている。また、センサユニット1の前方位置には透明若しくは半透明の材質からなるカバープレート25が配置されており、通常時には、かかるカバープレート25によってセンサユニット1の表面が覆われて保護されている。
また、センサユニット1は、図3に図示した人感センサ2、LEDランプ4、操作ボタン5、及び筐体としてのケーシング6を備えるとともに、図4に図示のコントローラ3及び警報発生装置としてのブザー7を更に備えている。以下、センサユニット1の各構成要素について説明する。
人感センサ2は、図3に示すように、その検知部2aをケーシング6に設けられた開口6bに臨ませた状態で取り付けられている。人感センサ2は、検知部2aの前方に設定された検知範囲R内に存在する人をカバープレート25越しに検知し、検知信号を出力する。なお、本実施形態では、光学式の人感センサ2を用いるケースを例に挙げて説明するが、人を検知するものである限り検知方式に制限はなく、公知の装置を利用することが可能である。また、人感センサ2の検知範囲Rについては、固定であることとしてもよいが、例えば特開2005−98822号に開示された可変機構を利用して検知部2aの向きを可変とすることで切り替え自在となっていてもよい。
コントローラ3は、人感センサ2からの出力信号を受信することで制御信号を生成し所定の出力先に出力するものである。このコントローラ3は、その内部にメモリ3aを備えており、メモリ3a内には、上述したメールデータや遠隔制御要求等、制御信号を生成するための各種情報が記憶されている。また、コントローラ3は、ケーシング6に設けられたジャック6aに繋ぎ込まれた有線LANケーブルを通じてメールサーバ10やホームサーバ14と通信可能に接続されている。
そして、本実施形態では、コントローラ3のモードが「防犯モード」、「見守りモード」及び「遠隔制御モード」の3つのモードの間で切り替え可能となっている。「防犯モード」は、本発明の第1出力モードに相当し、居住者が住宅内に居ない外出期間に設定される。そして、コントローラ3は、「防犯モード」が設定されている間に人感センサ2から出力された検知信号を受信すると、ブザー7やメールサーバ10に向けて制御信号を出力する。ブザー7は、制御信号を受信すると報知動作として警報(警報音)を発する動作を行う。かかる意味で、ブザー7は、制御信号を受信したときに報知動作を行う機器に相当すると言える。
また、メールサーバ10は、制御信号としてのメールデータを受信すると、同データに基づいて不審者の侵入を知らせる通報メールを所定のメールアドレス宛てに配信する。このメール配信処理の実行動作は、外出期間中に人感センサ2の検知範囲R内に人が存在することを知らせる報知動作に該当する。かかる意味で、メールサーバ10は、外出期間において制御信号を受信したときに報知動作を行う機器に相当すると言える。
「見守りモード」は、本発明の第2出力モードに相当し、居住者が住宅内に居る在宅期間に設定される。そして、コントローラ3は、「見守りモード」が設定されている間に一定期間以上人感センサ2から検知信号を受信しないと、制御信号の一例であるメールデータを生成し、メールサーバ10に向けて出力(送信)する。メールサーバ10は、当該メールデータを受信すると、同データに基づいて居住者に異常が生じたことを知らせる連絡メールを、外部者の情報端末12に配信する。ここで、上記の連絡メールは、一定時間以上制御信号を受信していないこと、換言すると、人感センサ2が一定時間以上人を検知していないことに連動して配信されるメールである。かかる意味で、上記の連絡メールは、人感センサ2の検知状況に関する情報に該当すると言える。
また、「見守りモード」の設定時において、コントローラ3は、定期的に自己のメモリ3aに記憶された人感センサ2の検知履歴を読み出し、直近の検知時刻を示すメールデータを生成してメールサーバ10に向けて出力(送信)する。メールサーバ10は、当該メールデータを受信すると、同データに基づいて直近の検知時刻を連絡する第2の連絡メールを、外部者の情報端末12に配信する。ここで、第2の連絡メールは、人感センサ2が人を検知した検知時刻を示すメールであり、かかる意味で、第2の連絡メールも上記の連絡メールと同様、人感センサ2の検知状況に関する情報に該当すると言える。
以上のように、連絡メールや第2の連絡メールの配信処理を実行する動作は、在宅期間中に人感センサ2の検知状況に関する情報を外部者に連絡する連絡動作に該当し、かかる動作を実行するメールサーバ10は、在宅期間において制御信号を受信したときに連絡動作を行う機器に相当すると言える。
「遠隔制御モード」は、本発明の第3出力モードに相当し、居住者が住宅内に居る在宅期間に設定される。そして、コントローラ3は、「遠隔制御モード」が設定されている間に人感センサ2から出力された検知信号を受信すると、ホームサーバ14に向けて遠隔制御要求を出力する。ホームサーバ14は、当該要求を受信すると、照明装置13のオンオフを切り替えるスイッチ信号を生成して照明装置13に向けて出力する。ここで、スイッチ信号の生成及び出力動作は、照明装置13の運転状態を切り替える切り替え動作に該当する。かかる意味で、ホームサーバ14は、在宅期間において制御信号を受信したときに切り替え動作を行う機器に相当すると言える。
以上までに説明してきたように、本実施形態では、コントローラ3から出力される制御信号の出力先に関するモードが上記の3つのモードの間で切り替え自在となっている。このようにコントローラ3が利用目的に応じてモードを切り替えることで、センサユニット1は、複数の利用目的に対応可能となり、優れた汎用性を示すようになる。
LEDランプ4は、現在設定されているコントローラ3のモードを報知するモード報知機器に相当する。本実施形態では、図3に示すように、モードの種類に応じて色が変わるように複数色のLEDランプ4によってモード報知機器が構成されている。コントローラ3は、現在設定されているモードに対応した色のLEDランプ4が発光するように制御する。これにより、現在設定されているモードがLEDランプ4の発光色により報知されるので、居住者は、現在設定のモードを正確に把握することが可能となる。なお、本実施形態において、複数のLEDランプ4は、ケーシング6の表面に設けられた孔6cから一部(発光箇所)が露出するようにケーシング6内に収容されている。
操作ボタン5は、操作部に相当し、コントローラ3のモードを切り替える際に居住者によって操作されるものである。この操作ボタン5は、ケーシング6の表面に取り付けられている。なお、本実施形態では、図3に示すように複数の操作ボタン5によって操作部が構成されている。居住者は、モードの切り替えを希望する際にカバープレート25を外して、希望するモードに対応する操作ボタン5を押す操作を行う。かかる操作を受け付けた操作ボタン5(厳密には、実際に押された操作ボタン5)からは、モード切り替え用の信号(切り替え信号)が出力される。コントローラ3は、当該切り替え信号を受信すると、前述した3つのモード中、受信した前記切り替え信号に対応するモードを採用するようになる。
なお、誤操作によりモードが意図せずに切り換わるのを防止するために、モード切り替え操作を無効化するロックを設定し、真にモードを切り替える場合には当該ロックを解除するような構成であることが望ましい。かかる構成において、ロック解除操作を操作ボタン5にて受け付けることとしてもよい。
ケーシング6は、箱状体であり、人感センサ2、コントローラ3、LEDランプ4及びブザー7を収容している。また、ケーシング6の表面には操作ボタン5が取り付けられている。このように本実施形態に係るセンサユニット1では、人感センサ2と、人感センサ2の検知結果に応じて制御信号を出力するコントローラ3と、制御信号を受信して作動する機器(具体的にはブザー7)と、その他の付帯機器(具体的にはLEDランプ4や操作ボタン5)が同一のケーシング6に収容され、若しくは取り付けられている。これにより、上記の機器を別々に配置する必要がなくなるので、本実施形態では、その分、設置作業の手間と設置スペースが削減されることになる。
(センサユニットの取り付け)
次に、本実施形態に係るセンサユニット1の取り付けについて説明する。
本実施形態に係るセンサユニット1は、前述したように、住宅内の壁に埋め込まれた状態で使用される。より詳しく説明すると、本実施形態のセンサユニット1は、通常の住宅において壁に埋め込まれた状態で配置されるコンセントボックス20内にセットされる。コンセントボックス20とは、配線機器の一例であるコンセントを収容するボックスとして市販されているものである。なお、本発明において、配線機器とは、電線(具体的には一般家庭用の電線、すなわちAC100V用の電線)及びLANケーブルのうちの少なくとも一方が接続される機器を意味する。ちなみに、本実施形態では、内部空間に電線とLANケーブルの双方が引き込める形式のコンセントボックス20が用いられている。
以上のように本実施形態に係るセンサユニット1を取り付けるには、その構成要素(すなわち、人感センサ2、コントローラ3、LEDランプ4、操作ボタン5及びブザー7)が取り付けられたケーシング6を汎用的なコンセントボックス20に収めればよいことになる。このため、センサユニット1を設置するにあたり、特別な作業(工事)を要することなく、その分、作業の手間が軽減されることとなる。
(センサユニットの動作例)
次に、本実施形態に係るセンサユニット1の動作例を図5乃至7を参照しながら説明する。図5は、防犯モード設定時の流れを、図6は、見守りモード設定時の流れを、図7は、遠隔制御モード設定時の流れを、それぞれ示している。以下、各モード別に説明することとする。
<<防犯モード>>
防犯モードが設定されると、コントローラ3が図5に図示した各ステップを実行する。具体的に説明すると、居住者がセンサユニット1の操作ボタン5を操作することで防犯モードが設定されることで(S001)、先ず、コントローラ3が、人感センサ2による不審者の侵入の監視(以下、警戒とも言う)を開始するまでのカウントダウンを開始する(S002)。このカウントダウンにおいて予め設定された待機時間が経過すると(すなわち、カウントが0に達すると)、警戒が開始されるようになる(S003)。居住者は、待機時間が経過するまでの間に人感センサ2の検知範囲Rに入らない位置まで移動し、例えば住宅外に出る。なお、警戒開始までの待機時間については、任意に設定することが可能であり、例えば操作ボタン5を操作することによって設定することが可能である。
そして、警戒実行中に人感センサ2がその検知範囲Rにおいて人を検知すると(S004)、コントローラ3が、制御信号を出力するまでのカウントダウンを開始する(S005)。このカウントダウンにおいて予め設定された待機時間が経過すると(すなわち、カウントが0に達すると)、コントローラ3は、制御信号を生成してブザー7やメールサーバ10に向けて出力する(S006)。なお、制御信号を出力するまでの待機時間については、任意に設定することが可能である。
制御信号を受信したブザー7及びメールサーバ10は、それぞれ報知動作を実行し、具体的には、ブザー7が警報(警報音)を発し、メールサーバ10が不審者の侵入を知らせる通報メールを所定のメールアドレス宛てに配信する。
<<見守りモード>>
見守りモードが設定されると、コントローラ3が図6に図示した各ステップを実行する。具体的に説明すると、居住者がセンサユニット1の操作ボタン5を操作することで見守りモードが設定された段階で(S011)、コントローラ3は、待機状態で人感センサ2からの検知信号を待つ。そして、一定時間以上検知信号を受信しなかった場合(S012)、コントローラ3は、メールデータを生成し、メールサーバ10に向けて送信する(S013)。メールサーバ10は、当該メールデータを受信すると、同データに基づいて居住者に異常が生じたことを知らせる連絡メールを、外部者の情報端末12に向けて配信する。なお、メールデータの生成・送信を開始する条件となる検知信号不受信の時間については、任意に設定することが可能であり、例えば操作ボタン5を操作することによって設定することが可能である。
一方、見守りモードが設定されている期間中、コントローラ3は、定期処理として、メモリ3aに記憶された人感センサ2の検知履歴を読み出して、直近の検知時刻を示すメールデータを生成し、メールサーバ10に向けて出力する(S014、S015)。メールサーバ10は、当該メールデータを受信すると、同データに基づいて直近の検知時刻を連絡する第2の連絡メールを、外部者の情報端末12に向けて配信する。なお、直近の検知時刻を示すメールデータの生成・送信を開始する定期処理の実行間隔については、任意に設定することが可能である。
<<遠隔制御モード>>
遠隔制御モードが設定されると、コントローラ3が図7に図示した各ステップを実行する。具体的に説明すると、居住者がセンサユニット1の操作ボタン5を操作することで遠隔制御モードが設定された段階で(S021)、コントローラ3は、待機状態で人感センサ2からの検知信号を待つ。そして、人感センサ2からの検知信号を受信すると(S022)、コントローラ3は、ホームサーバ14に向けて遠隔制御要求を出力する(S023)。ホームサーバ14は、当該要求を受信すると、照明装置13のオンオフを切り替えるスイッチ信号を生成して照明装置13に向けて出力し、スイッチ信号を受信した照明装置13側ではオンオフが切り替わるようになる。
以上までに説明してきたように、居住者の外出期間中には防犯モードが設定され、居住者の在宅期間中には見守りモードや遠隔制御モードが設定され、コントローラ3は、設定されたモードに対応する処理を実行することとなる。そして、本実施形態では、居住者の在宅期間中には見守りモード及び遠隔制御モードの双方を同時に設定することが可能である。換言すると、在宅期間中では、コントローラ3が見守りモード及び遠隔制御モードを同時採用することが可能である。このように2つのモードを同時に設定することが可能とすることで、居住者にとっての利便性がより向上した形となっている。
(その他の実施形態)
上記の実施形態では、本発明のセンサユニットについて、一例を挙げて説明した。ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、上記の実施形態では、コントローラ3のモードが防犯モード、見守りモード及び遠隔制御モードの3つの中から設定されることとしたが、これに限定されるものではない。つまり、コントローラ3のモードについては、上記3つのモードのうち、少なくとも2つのモードの間で切り替えられるものとなっていればよい。また、上記3つのモード以外のモードが含まれていることとしてもよい。例えば、住宅に住む複数の居住者のうち、特定の者(例えば子供であり、以下、特定居住者)が帰宅して人感センサ2により検知されたときに、特定居住者が帰宅済みであることをメール等にて他の居住者に連絡するモードが含まれていてもよい。
また、上記の実施形態では、コントローラ3のモードを切り替えるためにセンサユニット1に備えられた操作ボタン5を操作することとしたが、これに限定されるものではない。センサユニット1とは別の機器にてモード切り替え操作を受け付けることとしてもよく、例えば、センサユニット1とLANケーブルを介して接続されたホームサーバ14側でモード切り替え操作を受け付け、LAN経由で、モード切り替え用の信号をセンサユニット1へ送信することとしてもよい。なお、ホームサーバ14側でモード切り替え操作を受け付ける場合にも、意図せずに切り換わるのを防止するために誤操作回避措置を設けるのが望ましく、例えば操作受け付けに際して暗証番号やパスワードの入力を求める構成となっているとよい。
さらに、モードの切り替えについては、操作ボタン5やホームサーバ14にてモード切り替え操作を受け付けた際に行われるケースに限定されず、例えば、玄関錠の施錠に連動して防犯モードが自動的に設定され、玄関錠の解錠に連動して見守りモードや遠隔制御モードが自動的に設定されることとしてもよい。
また、上記の実施形態では、防犯モード設定時に人感センサ2が人を検知した際に不審者の侵入を知らせる目的で警報音を発するブザー7が設けられており、かかるブザー7は、センサユニット1のケーシング6内に収容されていることとした。このように警報発生機器がケーシング6内に収容されてセンサユニット1として一体化されていることで、設置作業の手間と設置スペースをより一層削減することが可能となる。ただし、これに限定されるものではなく、警報発生機器は、センサユニット1から分離されてセンサユニット1とは異なる個所に設定されていることとしてもよく、例えば、住宅内に予め備え付けられている警報器を転用することとしてもよい。かかる構成においては、防犯モード設定時に人感センサ2が人を検知した際にセンサユニット1がホームサーバ14に制御信号(遠隔制御要求)を出力し、制御信号を受信したホームサーバ14が上記警報器の運転状態を制御することで、警報器が警報音を発するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、防犯モード設定時に人感センサ2が人を検知した際に不審者の侵入を知らせるための機器として、警告音を発するブザー7を用いることとした。ただし、報知機器についてはブザー7以外の機器を用いることとしてもよく、例えば、宅内の照明装置13を報知機器として用いてもよい。具体的に説明すると、人感センサ2が人を検知したときにコントローラ3が照明装置13に向けて直接、あるいはホームサーバ14を介して制御信号を出力し、当該信号を受信した照明装置13が点滅することで不審者の侵入を報知することとしてもよい。
また、上記の実施形態では、防犯モード設定時及び見守りモード設定時におけるメールデータの生成及びメールサーバ10への送信をセンサユニット1が実行することとした。ただし、これに限定されるものではなく、メールデータの生成及びメールサーバ10への送信をセンサユニット1とは異なる機器(例えば、ホームサーバ14)が実行することとし、センサユニット1は、当該機器に向けてメールデータの生成・送信の実行要求を送信することとしてもよい。
また、上記の実施形態では、ホームサーバ14がセンサユニット1からの制御信号(遠隔制御要求)を受信すると、宅内にある室内環境の調整装置である照明装置13に向けてスイッチ信号を出力することにより、照明装置13のオンオフを切り替えることとした。ただし、これに限定されるものではなく、照明装置13に電力を供給する不図示の電源と照明装置13との間にリレーを設け、センサユニット1がリレー開閉用の制御信号を生成してリレーに向けて出力することとしてもよい。つまり、リレーがセンサユニット1からの制御信号を受信することでその開閉状態が切り替わることで、照明装置13のオンオフが切り替わることとしてもよい。かかる構成において、上記のリレーは、照明装置13の運転状態を切り替える切り替え動作を行う機器に相当する。
また、上記の実施形態では、センサユニット1に発光色が異なる複数のLEDランプ4が取り付けられており、現在設定されているコントローラ3のモードに対応したLEDランプ4が発光することとした。これにより、居住者は、発光しているLEDランプ4の色を通じて、現在設定のモードを正確に把握することが可能となる。ただし、現在設定のモードを報知する手段は、LEDランプ4に限定されるものではなく、音声により報知するものであってもよく、あるいは、現在設定のモードを表記パネル等に表示するものであってもよい。
また、上記の実施形態では、住宅内において人を検知するセンサとして人感センサ2を説明したが、特に人感センサ2に制限されるものではなく、例えば加速度センサにより人を検知することとしてもよい。また、住宅内の所定箇所をカメラで撮像しながらその映像を解析し当該映像中に動体が存在する場合には検知信号を出力するものであってもよい。
また、上記の実施形態では、センサユニット1の前方位置にカバープレート25を設けることとしたが、カバープレート25を設けない構成であってもよい。かかる構成であれば、例えば操作ボタン5を操作する際にカバープレート25を取り外す手間を省略することができ、モード切り替え操作等をより容易に行うことが可能となる。
1 センサユニット
2 人感センサ(センサ)、2a 検知部
3 コントローラ、3a メモリ
4 LEDランプ、5 操作ボタン
6 ケーシング、6a ジャック
6b 開口、6c 孔
7 ブザー、10 メールサーバ
11,12 情報端末
13 照明装置、14 ホームサーバ
15 宅内ルータ、20 コンセントボックス
25 カバープレート
R 検知範囲、S 通信システム

Claims (6)

  1. 建物内に設定された検知範囲内に存在する人を検知すると信号を出力するセンサと、
    該センサからの前記信号を受信すると制御信号を生成して出力するコントローラと、
    前記センサ及び前記コントローラの双方を収容する筐体と、を備え、
    前記コントローラのモードは、
    前記建物の利用者が前記建物内に居ない期間において、前記制御信号を受信したときに前記検知範囲内に人が存在することを知らせる報知動作を行う機器に向けて、前記制御信号を出力する第1出力モード、
    前記利用者が前記建物内に居る期間において、前記制御信号を受信したときに前記センサの検知状況に関する情報を前記利用者とは異なる外部者に連絡する連絡動作を行う機器に向けて、前記制御信号を出力する第2出力モード、及び、
    前記制御信号を受信したときに前記建物内の室内環境を調整する装置の運転状態を切り替える切り替え動作を行う機器に向けて、前記制御信号を出力する第3出力モードのうち、少なくとも2つのモードの間で切り替え可能であることを特徴するセンサユニット。
  2. 前記コントローラのモードは、前記第1出力モード、前記第2出力モード及び前記第3出力モードの3つのモードの間で切り替え可能であり、
    前記筐体には、前記コントローラのモードを切り替える際に前記利用者によって操作される操作部が取り付けられており、
    該操作部は、前記利用者によって操作された際に切り替え信号を出力し、
    前記コントローラは、前記切り替え信号を受信すると、前記3つのモード中、受信した前記切り替え信号に対応するモードを採用することを特徴とする請求項1に記載のセンサユニット。
  3. 前記報知動作として警報を発する動作を行う警報発生機器と、
    設定されている前記コントローラのモードを報知するモード報知機器と、を更に備え、
    前記警報音発生装置は、前記筐体内に前記双方とともに収容されており、
    前記モード報知機器は、前記筐体内に前記双方とともに収容されており、または前記筐体に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサユニット。
  4. 電線及びLANケーブルのうちの少なくとも一方が接続される配線機器を収容するボックスが前記建物内の壁に埋め込まれているときに、前記双方を収容した前記筐体が前記ボックス内に収容されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のセンサユニット。
  5. 前記少なくとも2つのモードには前記第3出力モードが含まれ、
    前記コントローラのモードが前記第3出力モードとなったとき、前記コントローラは、前記制御信号を受信したときに前記建物内の照明装置及び前記建物用の空調装置のうちの少なくとも一方の装置に向けて前記運転状態を切り替えるための信号を出力する動作を前記切り替え動作として行う制御機器に向けて、前記制御信号を出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のセンサユニット。
  6. 前記コントローラのモードは、前記第1出力モード、前記第2出力モード及び前記第3出力モードの3つのモードの間で切り替え可能であり、
    前記コントローラは、前記第2出力モード及び前記第3出力モードを同時に採用することが可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のセンサユニット。
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