JP4102940B2 - 防犯システム - Google Patents

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本発明は、防犯センサからの異常信号を受信したときに、設定されているモードに従い警報音の鳴動やその防犯センサに対応した警報表示などを行う防犯受信機と、その防犯受信機に対してモード設定を遠隔操作することが可能なワイヤレスリモコン発信器とを備えた防犯システムの改良に関するものである。
近時、住居やオフィス、集合住宅、ビルなどの建物内においては、窓や玄関などに防犯センサを設置して防犯を集中監視する防犯システムが採用されている。この防犯システムは、異常を感知すると鳴動音を出力するとともに、その感知信号を防犯受信機に送出する防犯センサと、この防犯センサから異常信号を受信して警報音の出力やその防犯センサに対応して設けたシンボルの表示などの警報処理動作をなすワイヤレス防犯受信機とを備えており、警戒モード、警戒解除モードの切替設定ができ、警戒モードのときに防犯センサから感知信号を受信すると上記警報処理を実行する一方、警戒解除モードのときに感知信号を受信しても警報処理を実行しない構成となっている。
すなわち、外出中などのときには警戒モードにセットして防犯監視できる一方、在宅中など窓、玄関を開放した状態などでは警戒解除モードにしておき、防犯監視を停止できるようになっている。
さらに、このような警戒モード、警戒解除モードの切替設定を、ワイヤレスリモコン発信器により行えるようにしたシステムも提案されている。
ワイヤレスリモコン発信器の遠隔操作により警戒セット、警戒解除の切替ができるものでは、住居内で使い勝手がよいだけではなく、住居を警戒モードにした状態で外出し、外出先から帰宅した場合に、玄関を解錠する前に携帯していたワイヤレスリモコン発信器で警戒モードを解除することができ、また、そのときに防犯センサが作動しても警報音が出力されないため、使い勝手がよく、利便性がきわめて高い。
特許文献1には、この種の防犯システムが記載されており、そのシステムではリモコン操作により、警戒モードから非警戒モード(警戒解除モード)に切替設定ができる構成となっている。
特開2005−338920号公報
ところで、この種の防犯システムでは、ワイヤレスリモコン発信器の操作者が戸外などで警戒モード、警戒解除モードの設定をする場合に、現在どのモードを実行中であるかをワイヤレスリモコン発信器で判断することができないため、警戒モード中に警戒モードを設定操作するなどの無駄な操作がなされることがある。
また、警戒モードの設定を、防犯センサがオン状態となっているとき(例えば窓の閉を検知中)などの所定の条件を満たしているときのみできるようにしたものでは、窓を開放していることにより窓の防犯センサがオフとなっていれば警戒モードには設定することはできず、窓を閉じて防犯センサがオンとなってはじめて警戒モードの設定が可能となるが、作動中の動作モードをワイヤレスリモコン発信器で判別できないシステムでは、防犯センサがオフのときに、リモコン操作者がそのことを知らずに警戒モードの設定操作をして警戒モードに切り替わったと思い込んでしまうような不具合が起こるおそれがある。
本発明は、このような種々の問題を解決すべく提案されたもので、その目的は、ワイヤレスリモコン発信器側で、システムの警戒モード、警戒解除モードなどの動作モードを確認することができる防犯システムを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に記載の防犯システムは、ワイヤレスリモコン発信器と、このワイヤレスリモコン発信器からの遠隔操作信号を受け付けて、防犯システムを警戒モード、警戒解除モードに少なくとも設定する防犯受信機とを組み合わせて成り、ワイヤレスリモコン発信器は、防犯受信機から受信した状態通知信号を報知制御する報知制御手段と、警戒、警戒解除ボタンと、これらボタンに対応した各表示部と、電源ボタンと、表示部を表示制御する表示制御手段とを有した構成とされ、電源ボタンを操作したときには、防犯受信機に対して状態要求信号を発信し、防犯受信機は、ワイヤレスリモコン発信器から状態要求信号を受信したときには、防犯受信機で作動中になっている動作モードの状態を状態通知信号として返信し、ワイヤレスリモコン発信器は、防犯受信機より状態通知信号を受信したときには、報知制御手段を作動させて、動作モードの状態に応じた状態通知信号を報知し、表示制御手段を作動させて、防犯受信機に対する遠隔操作が有効なボタンを、そのボタンに対応した表示部を表示させることで教示するとともに、教示された遠隔操作の可能なボタン以外の操作によるワイヤレス発信を禁止する構成にしていることを特徴としている。
請求項1に記載の本発明によれば、次の効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の防犯システムによれば、防犯受信機は、ワイヤレスリモコン発信器から状態要求信号を受信したときには、防犯受信機で作動中になっている動作モードの状態を状態通知信号として返信し、これを受信したワイヤレスリモコン発信器では、その動作モードの状態に応じた報知を行うようにしているため、ワイヤレスリモコン発信器から状態要求信号を送出すれば、その返信信号によってワイヤレスリモコン発信器で防犯受信機での動作モードの状態を報知でき、簡易に動作モードを確認することができる。
さらに請求項1に記載の防犯システムによれば、ワイヤレスリモコン発信器は、警戒、警戒解除ボタンを設けており、防犯受信機から状態通知信号を受けると、防犯受信機に対して遠隔操作が有効なボタンを教示する表示制御手段を更に備えているため、ワイヤレスリモコン発信器での誤操作や無駄な操作を行うことを防止できる。
また請求項1に記載の防犯システムによれば、ワイヤレスリモコン発信器は、電源ボタンの操作によって状態要求信号を発信する構成にしているため、操作者は必要なときには電源をオンするだけで遠隔操作の可能な操作ボタンが教示されるため、遠隔操作可能なボタンを迅速に把握できる。また、遠隔操作の可能な操作ボタンを教示した後に、電源を自動的に遮断する構成にすれば、動作モードを把握し、必要なモード設定操作が済めばオフ操作することなく自動的に電源オフとなるため、操作性がよく、電池の省エネ化も図れる。
さらに請求項1に記載の防犯システムによれば、ワイヤレスリモコン発信器は、防犯受信機から状態通知信号を受けたときには、教示された遠隔操作の可能なボタン以外の操作によるワイヤレス発信を禁止する構成にしているため、誤操作のおそれがなく、かつ無駄な発信をすることがないので電池の省エネ化が図れる。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面とともに説明する。
図1は本発明の防犯システムAの概略基本構成の一例を示す系統図、図2はその防犯システムAに使用される防犯受信機10の概略外観図である。
この防犯システムAは、住居やオフィス、集合住宅などに使用されるものであって、建物内の適所に設置された防犯受信機10と、窓や玄関などに設置された複数の防犯センサ30・・・と、警戒モード、警戒解除モード、報知モードの設定を遠隔操作で行うためのワイヤレスリモコン発信器40とを組み合わせて構成されている。
防犯受信機10は、CPU(不図示)などで構成される制御部11、種々の操作ボタンで構成された操作ボタン部12、防犯センサ30から感知信号を受けたときにその防犯センサ30に対応したシンボルなどを点灯表示するためのLED13xや、後述する操作ボタン12a、12b、12cに対応したLED13a、13b、13cや点灯制御回路を含んだ警報表示部13、電源部14、アンテナ20を介して防犯センサ30やワイヤレスリモコン発信器40と送、受信するための送信部15、受信部16、音声を生成する音声合成部17、合成された音声や鳴動音を出力するスピーカ18、複数の防犯センサ30を識別するためのID記憶手段19を含んで構成されている。
制御部11は、CPUのほか、防犯センサ30の属する監視エリアを判別する判別制御手段11a、警戒/報知/警戒解除の各モードの切替動作を実行するモード切替手段11b、鳴動音切替手段11c、インターネットなど外部との通信制御を行う通信制御手段11d、ID照合手段11eなどのソフトウェアまたはハード回路を含んで構成されている。
また、防犯受信機10の外観は図2に示されており、13Aは表示パネル、18aはスピーカ孔、12a、12b、12c、12dはそれぞれ警戒ボタン、警戒解除ボタン、報知ボタン、確認ボタンである。なお、警戒ボタン12a、警戒解除ボタン12b、報知ボタン12cには、それぞれに対応したLED13a、13b、13cが埋設されている。
警戒ボタン12aは警戒モードに設定するための操作ボタン、警戒解除ボタン12bは警戒モードを解除するための操作ボタン、報知ボタン12cは報知モードに設定するための操作ボタン、確認ボタン12dは、防犯センサ30の感知信号を受信して警報出力がされたときに、その警報を確認するための操作ボタンである。
ここで、報知モードは、警戒モードと同様に防犯センサ30からの感知信号を監視し、感知信号を受信したときに警報出力するモードであるが、例えば警戒モードを留守中の防犯監視モードとして、報知モードを在宅中の防犯監視モードとして使用させるために、警戒モードと報知モードとで警報表示やエラー音鳴動の態様を異ならせることが望ましい。また、警戒モードのときは、外部通報を可能とした構成にしてもよい。
表示パネル13Aは、透過性のシートで構成されており、種々の防犯センサ30に対応したLED13xなどの点灯機器を被覆し、防犯センサ30の感知信号を受信して該当のLEDが点滅、点灯したときに、その該当LED13xの照明がシートを透過して、監視対象のシンボルなどが表示される構成となっている。なお、表示パネル13Aはこのような構成に限られない。
一方、防犯センサ30は、窓や玄関などに設置されるもので、それぞれセンサ部31、アンテナ32を含んで構成されている。なお、防犯センサ30は、アンテナ32を設けて無線でセンサ31による感知信号を送出するようにしているが、有線により送出する構成であってもよい。また、防犯センサ30は建物内の監視エリアごとにグルーピングされていてもよい。その場合には、例えば監視エリアごとに感知信号の周波数を異ならせたり、IDコードを異ならせ、監視エリアに割り当てることによって、防犯受信機10でエリアを判別できるようにすればよい。
また、ワイヤレスリモコン発信器40は、モード切替を遠隔操作にて行うための機器であり、CPU(不図示)やソフトウェア、ハード回路などで構成される制御部41と、モード切替の遠隔操作などをするための操作ボタン部42と、複数のLED43a〜43dで構成された表示部43と、アンテナ44と、送信部45と、受信部46と、警報音を鳴動させる鳴動部47とを含んで構成されている。
制御部41は、防犯受信機10からの動作モードの状態通知信号を報知制御する報知制御手段41a、表示部43を表示制御する表示制御手段41bを有しており、操作部42は、モード切替用の警戒ボタン42a、警戒解除ボタン42b、報知ボタン42cと、電源ボタン42dとを有している。
本発明は、このワイヤレスリモコン発信器40で防犯受信機10の動作モードの状態を報知できるようにしたことを特徴とするもので、以下に、ワイヤレスリモコン発信器40の外観および詳細動作について、図3〜図5を参照しながら説明する。なお、防犯システムAの防犯受信機10における防犯監視の基本動作については図6にて、ワイヤレスリモコン発信器40からの受信時の動作については図7にて後述する。
図3はワイヤレスリモコン発信器40の外観を示す図で、(a)はワイヤレスリモコン発信器の斜視図、(b)は正面図である。
ワイヤレスリモコン発信器40は、ポケットなどに入れて持ち歩きが可能な携帯型発信器により構成されており、警戒ボタン42a、報知ボタン42c、警戒解除ボタン42b、電源ボタン42dなどの操作ボタンと、これらそれぞれのボタンに対応して点灯(点滅)、消灯する警戒LED43a、警戒解除LED43b、報知LED43c、電源LED43dなどの表示部43とを備えている。なお、48は発信器本体を吊り下げ保持するためのキーリングである。
ワイヤレスリモコン発信器40は、上記操作ボタン42a〜42cの操作によって防犯受信機10のモード設定を遠隔操作するとともに、それに対する各LED43a〜43cによって動作中のモードを報知、表示する構成としており、制御部41がそれらの遠隔通信制御、報知制御、表示制御を実行する。
図4、図5は、ワイヤレスリモコン発信器40の基本動作を示すフローチャートである。なお、図4、図5は連続した動作フローであるが、それらは、接続子(1)、(2)を用いて連結させている。以下、フローに沿って説明する。
電源ボタン42dが押下されると、電源をオンとし、防犯受信機10に対して状態要求信号を発信し、電源LED43dを点滅させる(101〜104)。次に、防犯受信機10からの状態通知信号の受信を一定時間待ち、返信されてきた状態通知信号を受信すると電源LED43dの点滅状態を点灯に変え、その状態通知信号が警報発生中であることを示すものであれば、全てのLED43a、43b、43c、43dを点滅させ、エラー音を鳴動させ、一定時間エラー報知した後、電源オフ処理(LED消灯、鳴動停止など)を行う(105〜110)。
なお、防犯受信機10から警報発生中であることを示す信号を受信したときのエラー処理(108)は、緊急を要するものであるため、以下に説明する他のエラー処理(例えば111など)とはLED点滅、エラー音鳴動の出力態様を異ならせることが望ましい。
また、状態通知信号受信待ちがタイムアップしたときは、全てのLED43a、43b、43c、43dを点滅させ、エラー音を鳴動させ、一定時間エラー報知した後、電源オフ処理を行う(110、111、109)。
防犯受信機10からの状態通知信号の内容が警報発生中以外の場合、つまり動作モードの状態を通知する内容であるとき、各モードを判断して各動作モードに対応した報知、表示制御を行う(図5のモード判断へ)。
状態通知信号の内容が警戒モードまたは報知モードのときは、警戒解除LED43bを点滅させ、警戒解除ボタン42bの押下を一定時間待ち、警戒解除ボタン42bが押下されると、警戒解除モードに切り替えるための警戒解除信号を送信する(201〜204、206、208)。
なお、警戒解除ボタン42aの押下待ちがタイムアップしたときは、(1)の電源オフ処理に戻り(205)、警戒解除ボタン42b以外のボタン操作がされたときは、エラー音を鳴動させて、警戒解除ボタン42の押下待ち状態に戻る(206、207、204)。
状態通知信号の内容が警戒解除モードのときは、警戒LED43aと報知LED43cとを点滅させ(221、222)、警戒ボタン42aまたは報知ボタン42cの押下を一定時間待ち(223、224)、警戒ボタン42aが押下されると、警戒モードに切り替えるための警戒セット信号を送信する一方(225、228)、報知ボタン42cが押下されると、報知モードに切り替えるための報知セット信号を送信する(226、229)。
なお、ボタンの押下待ちがタイムアップしたときは、(1)の電源オフ処理に戻り(224)、警戒解除ボタン42bの操作がされたときは、エラー音を鳴動させて、警戒ボタン42aまたは報知ボタン42cの押下待ち状態に戻る(226、227、223)。
また、状態通知信号の内容が警報発生中あるいはいずれのモードでもない異常信号の場合は、全てのLED43a、43b、43c、43dを点滅させ、エラー音を鳴動させて(221、230)、(1)の電源オフ処理に戻る。
上記のいずれかのモード切替信号を送出(208、228または229)してから、防犯受信機10からの実行結果(OKまたはNG)信号の受信を一定時間待ち、受信した実行結果信号の内容がOKであれば、防犯受信機10のモードが設定されたと判断して対応するLED(警戒LED43a、警戒解除LED43bまたは報知LED43c)を点灯させてOK音を鳴動させて(241、242、244、245)、(1)の電源オフ処理に戻る。
防犯受信機10からの実行結果信号の受信がタイムアップしたときは、全てのLED43a、43b、43c、43dを点滅させ、エラー音を鳴動させて(242、243)、(1)の電源オフ処理に戻る。
また、受信した実行結果信号の内容がOKでなければ、(2)の状態要求信号の送信処理(103)に戻り、これをN回リトライしてもOKとならなかったときは、全てのLED43a、43b、43c、43dを点滅させ、エラー音を鳴動させて(246、247)、(1)の電源オフ処理に戻る。
以上に示したように、電源ボタン42dが押下されると状態要求信号を防犯受信機10に発信し、防犯受信機10の動作モード、警報発生中などの状態を通知してもらう構成となっているため、状態通知信号を受信したワイヤレスリモコン発信器40では、簡易に動作モードを確認することができる。
特に、防犯受信機10から状態通知信号を受けると、警戒ボタン42a、報知ボタン42c、警戒解除ボタン42bのうちから、防犯受信機10に対して遠隔操作が有効なボタンを教示する構成となっているため、ワイヤレスリモコン発信器40での誤操作(例えば窓開のときの警戒セット操作や警報発生中の警戒解除操作などの思い込み操作を含む)や無駄な操作を防止することができる。
なお、状態要求信号は、専用の操作ボタン(不図示)の操作、あるいは操作ボタンを兼用して長押し等の操作により発信するようにしてもよいが、上記のように電源ボタン42dの操作で発信するようにすれば、操作者は必要なときには電源をオンするだけで遠隔操作の可能な操作ボタンが報知、教示されるため、遠隔操作可能なボタンを迅速に確認できる。また、遠隔操作の可能な操作ボタンをLEDで報知、教示した後に、電源を自動的に遮断する構成にしているため、動作モードを把握し、必要なモード設定操作が済めばオフ操作することなく自動的に電源オフとなり、操作性がよく、電池の省エネ化も図れる。
また、ワイヤレスリモコン発信器40は、防犯受信機10から状態通知信号を受けたときには、教示された遠隔操作の可能なボタン以外の操作による発信を禁止する構成にしているため、誤操作のおそれがなく、かつ無駄な発信をすることがないので電池の省エネ化が図れる。
次に、防犯受信機10における警戒モード、報知モード、警戒解除モードおよび警報発生時の動作について説明する。図6は防犯受信機10の基本動作を示すフローチャートである。また、図7(a)はワイヤレスリモコン発信器40からの状態要求信号を受け付ける割込み処理を示すフローチャート、(b)はワイヤレスリモコン発信器40からのモード切替信号を受け付ける割込み処理を示すフローチャートである。
まず、防犯受信機10の防犯監視の基本動作(図6)について説明する。
防犯受信機10の電源を立ち上げると、警戒解除モードが自動設定され、警戒解除LED13bを点灯させ、警戒解除モードが開始する。警戒解除モーでは、警戒ボタン12a、報知ボタン12cの押下を待ち、いずれかのボタンが操作されると、警戒解除LED13bを消灯させて、代わりに警戒LEDまたは報知LEDを点灯させ(300〜303)、警戒モードまたは報知モードが開始する。
警戒モードまたは報知モードでは、防犯センサ30からの感知信号の受信を監視し、受信があると、信号に含まれる登録IDから防犯センサ30を特定し、そのセンサに対応したLED13xを点灯させてシンボルを表示パネル13A上に表示し、警戒LED13aまたは報知LED13cを点滅させ、警戒モードまたは報知モードに対応した警報音を鳴動させる(304〜307)。
次に、警戒解除ボタン12bの押下を待ち、警戒解除ボタン12bが操作されると、あるいは一定時間ボタン操作がないときには、警報音を停止する(308〜311)。
ついで、確認ボタン12dが押下されると、特定した防犯センサ30に対応する音声による案内(警報)を出力し、さらに解除ボタン12bが押下されると、シンボルを消灯させ、警戒LED13aまたは報知LED13cを消灯させ(312〜316)、警戒モードを終了し、警戒解除モードに移行する。
上記の防犯監視の基本動作では、警戒ボタン12aによる警戒モードへの設定を無条件でできるようにしているが、防犯センサ30の電源オフ状態など所定の条件のときには警戒モードの設定ができないようにしてもよい。また、1つの防犯センサ30が作動して警報状態となったときに、他の防犯センサの作動を感知できる構成とするほうが望ましい。
一方、防犯受信機10は、ワイヤレスリモコン発信器40からの信号にもとづいた各処理も実行する。
図7(a)に示すように防犯受信機10は、図6の防犯監視の動作中にかかわらずワイヤレスリモコン発信器40より状態要求信号を受信した時には、状態通知信号をワイヤレスリモコン発信器40に返信する動作を実行する(320)。
また、図7(b)に示すように防犯受信機10は、ワイヤレスリモコン発信器40よりモード切替信号を受信した時には、切替が要求されたモードごとに、切替が可能な状態かどうかを判断し、それに応じてOKまたはNG信号を返信し、OKの場合は、各モードに応じた開始処理へ移行する(330〜334)。
より具体的には、要求された切替が警戒モードへの切替の場合には、窓開などによりオフ状態となっている防犯センサを判別し、オフとなっているものがあれば切替不可と判断することが望ましく、要求された切替が警戒解除モードへの切替の場合には、警報発生中のときに切替不可と判断することが望ましい。
(a)は本発明の防犯システムの概略基本構成を示す系統図、(b)はワイヤレスリモコン発信器の基本構成を示すブロック図である。 防犯受信機の概略外観図である。 (a)はワイヤレスリモコン発信器の斜視図、(b)は正面図である。 ワイヤレスリモコン発信器の基本動作(1)を示すフローチャートである。 ワイヤレスリモコン発信器の基本動作(2)を示すフローチャートである。 防犯受信機の防犯監視の基本動作を示すフローチャートである。 (a)は防犯受信機のワイヤレスリモコン発信器からの状態要求受信時の動作を示すフローチャート、(b)は防犯受信機のワイヤレスリモコン発信器からのモード切替信号受信時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
A 防犯システム
10 防犯受信機
30 防犯センサ
40 ワイヤレスリモコン発信器
41 制御部
41a 報知制御手段
41b 表示制御手段
42 操作ボタン部
42a 警戒ボタン
42b 警戒解除ボタン
42c 報知ボタン
42d 電源ボタン
43 表示部
43a 警戒LED
43b 警戒解除LED
43c 報知LED
43d 電源LED

Claims (1)

  1. ワイヤレスリモコン発信器と、このワイヤレスリモコン発信器からの遠隔操作信号を受け付けて、防犯システムを警戒モード、警戒解除モードに少なくとも設定する防犯受信機とを組み合わせて成り、
    上記ワイヤレスリモコン発信器は、上記防犯受信機から受信した状態通知信号を報知制御する報知制御手段と、警戒、警戒解除ボタンと、これらボタンに対応した各表示部と、電源ボタンと、上記表示部を表示制御する表示制御手段とを有した構成とされ、該電源ボタンを操作したときには、上記防犯受信機に対して上記状態要求信号を発信し、
    上記防犯受信機は、上記ワイヤレスリモコン発信器から状態要求信号を受信したときには、該防犯受信機で作動中になっている動作モードの状態を状態通知信号として返信し、
    上記ワイヤレスリモコン発信器は、上記防犯受信機より上記状態通知信号を受信したときには、上記報知制御手段を作動させて、動作モードの状態に応じた状態通知信号を報知し、上記表示制御手段を作動させて、上記防犯受信機に対する遠隔操作が有効なボタンを、そのボタンに対応した表示部を表示させることで教示するとともに、上記教示された遠隔操作の可能なボタン以外の操作によるワイヤレス発信を禁止する構成にしていることを特徴とする防犯システム。
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