JP6275994B2 - 警報器 - Google Patents
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Description
本発明は、
異常を検知するセンサ部と、
警報音の出力と警報表示を行う報知部と、
警報停止操作を行う操作部と、
他の警報器との間で信号を送受信する通信部と、
センサ部による異常を検知した場合に自身が連動元であることを示す連動元警報音の出力と連動元警報表示による警報を行うと共に異常連動信号を他の警報器へ送信し、他の警報器から異常連動信号を受信した場合に自身が連動先であることを示す連動先警報音の出力と連動先警報表示による警報を行い、また、警報の出力中に、操作部による警報停止操作を検知した場合、通信部に、警報停止連動信号を他の警報器へ送信させる制御部と、
を備えた警報器を対象とする。
制御部は、連動元警報音の出力と連動元警報表示による警報中に、通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、報知部に、連動元警報表示を停止させ、連動元警報音の出力は停止せずに維持させると共に、警報停止連動動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示を連動元警報表示とは別に行わせる。
あるいは、制御部は、連動元警報音の出力と連動元警報表示による警報中に、通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、報知部に、連動元警報音の出力を停止させ、連動元警報表示は停止せずに維持させると共に、警報停止連動動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示を連動元警報表示とは別に行わせるようにしてもよい。
制御部は、連動先警報音の出力と連動先警報表示による警報中に、通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、報知部に、連動先警報音の出力及び連動先警報表示を停止させる。
あるいは、制御部は、連動先警報音の出力と連動先警報表示による警報中に、通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、報知部に、連動先警報音の出力及び連動先警報表示を停止させると共に、警報停止連動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示を連動先警報表示とは別に行わせるようにしてもよい。
制御部は、警報の出力中に、操作部による警報停止操作を検知した場合、報知部に、出力中の警報を停止させる。
また、制御部は、警報停止指示表示が行われている状態で、操作部による警報停止操作を検知した場合、報知部に、警報停止指示表示を停止させる。
本発明の警報器によれば、連動元警報音の出力と連動元警報表示による警報中に、他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、連動元警報音の出力及び又は連動元警報表示を停止せずに維持させると共に、警報停止連動動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示を別に行わせるようにしたため、連動先警報が全て停止した状態で、連動元警報だけが継続することで、連動元の警報器を簡単且つ容易に特定することができ、更に、連動元の警報器で警報停止連動動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示が別に行われていることで、警報停止指示が届いたことによって連動元警報音及び又は連動元警報表示が継続していることを識別することができ、警報停止連動信号により連動元の警報器が正常に動作したことを簡単且つ容易に確認することができる。
また、連動元の警報器で、連動元警報音の出力と連動元警報表示を維持させると共に警報停止指示表示を行わせている状態で、自己の警報停止操作を検知した場合には、利用者が連動元を確認してから警報停止操作を行っていることから、これに基づき報知部に、連動元警報音の出力、連動元警報表示、及び警報停止指示表示を停止させることで、通常監視状態への復旧が簡単にできる。
連動先の警報器については、連動先警報音の出力と連動先警報表示による警報中に、操作部による警報停止操作を検知した場合に、報知部に、連動先警報音の出力及び連動先警報表示を停止させ、一方、連動先警報音の出力と連動先警報表示による警報中に、通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、報知部に、連動先警報音の出力及び連動元警報表示を停止させると共に、警報停止連動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示を別に行わせるようにしたため、警報停止指示が届いたことで、連動先警報音及び連動先警報表示が停止していることを識別することができ、警報停止連動信号により連動先の警報器が正常に動作したことを簡単且つ容易に確認することができる。
(住警器の配置)
図1は住宅における本発明による警報器の設置状態を例示した説明図である。図1の例にあっては、住宅24に設けられている台所、居間、子供部屋、主寝室、ガレージのそれぞれの監視領域に火災を検知して警報する本発明による無線式の住警器(住宅用火災警報器)10−1〜10−5が設置されている。なお、以下、住警器10−1〜10−5及をそれぞれ区別しない場合は住警器10という。
(住警器の構造)
図2は本発明の警報システムに設けた住警器の外観を示した説明図であり、図2(A)に正面図を、図2(B)に側面図を示している。なお、取付フック15を設けているほうを上側とする。
図3は住警器10−1の機能構成の概略を示したブロック図であり、他の住警器10−2〜10−5も同様となる。
制御部30は、センサ部32から出力した煙濃度の検出信号をAD変換により読み込み、所定の閾値以上の場合に火災を検知し、報知部38から連動元を示す火災警報を出力させる制御を行う。この場合の火災警報として、報知部38は、例えば「ウーウー 火災警報器が作動しました 確認してください」といった連動元を示す警報音をスピーカから繰り返し出力すると共に、警報表示用LEDを例えば点灯して連動元を示す警報表示を行う。
制御部30は、センサ部32の検出信号に基づき煙濃度が閾値を下回る状態が例えば所定時間継続した場合或いは例えば所定回数連続した場合、火災の復旧(火災検知状態が解消したこと)を検知し、報知部38からの連動元を示す火災警報出力を停止させると共に、所定の通信プロトコルに従った火災復旧連動信号を生成し、通信部34に指示し、当該火災復旧連動信号を他の住警器10−2〜10−5へ送信させる制御を行い、これを受信した他の住警器に、連動先を示す火災警報出力を停止させる。
制御部30は、連動元として火災警報の出力中に操作部40の警報停止スイッチで受け付けた警報停止操作を検知した場合、報知部38からの連動元を示す警報音の出力を停止させると共に、警報表示用LEDの点灯による連動元を示す警報表示を停止させる制御を行う。
図5(A)は連動元の住警器が警報停止連動信号を有効受信した場合の他の実施形態による動作を示した説明図である。
図5(B)は連動先の住警器が警報停止連動信号を有効受信した場合の他の実施形態による動作を示した説明図である。
上記の実施形態は監視領域の異状として火災を検知して警報する住警器を例にとるものであったが、住警器以外の火災警報器、ガス漏れ警報器、CO警報器、各種の防犯用警報器についても同様に適用できる。
12:カバー
14:本体
15:取付フック
16:検煙部
18:音響孔
20:警報停止スイッチ
22:警報表示用LED
23:警報停止指示表示用LED
24:住宅
26:ガレージ
30:制御部
32:センサ部
34:通信部
38:報知部
40:操作部
Claims (6)
- 異常を検知するセンサ部と、
警報音の出力と警報表示を行う報知部と、
警報停止操作を行う操作部と、
他の警報器との間で信号を送受信する通信部と、
前記センサ部による異常を検知した場合に自身が連動元であることを示す連動元警報音の出力と連動元警報表示による警報を行うと共に異常連動信号を他の警報器へ送信し、他の警報器から異常連動信号を受信した場合に自身が連動先であることを示す連動先警報音の出力と連動先警報表示による警報を行い、また、前記警報の出力中に、前記操作部による警報停止操作を検知した場合、前記通信部に、警報停止連動信号を他の警報器へ送信させる制御部と、
を備えた警報器に於いて、
前記制御部は、前記連動元警報音の出力と前記連動元警報表示による警報中に、前記通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、前記報知部に、前記連動元警報表示を停止させ、前記連動元警報音の出力は停止せずに維持させると共に、前記警報停止連動動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示を前記連動元警報表示とは別に行わせることを特徴とする警報器。
- 異常を検知するセンサ部と、
警報音の出力と警報表示を行う報知部と、
警報停止操作を行う操作部と、
他の警報器との間で信号を送受信する通信部と、
前記センサ部による異常を検知した場合に自身が連動元であることを示す連動元警報音の出力と連動元警報表示による警報を行うと共に異常連動信号を他の警報器へ送信し、他の警報器から異常連動信号を受信した場合に自身が連動先であることを示す連動先警報音の出力と連動先警報表示による警報を行い、また、前記警報の出力中に、前記操作部による警報停止操作を検知した場合、前記通信部に、警報停止連動信号を他の警報器へ送信させる制御部と、
を備えた警報器に於いて、
前記制御部は、前記連動元警報音の出力と前記連動元警報表示による警報中に、前記通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、前記報知部に、前記連動元警報音の出力を停止させ、前記連動元警報表示は停止せずに維持させると共に、前記警報停止連動動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示を前記連動元警報表示とは別に行わせることを特徴とする警報器。
- 請求項1又は2記載の警報器に於いて、
前記制御部は、前記連動先警報音の出力と前記連動先警報表示による警報中に、前記通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、前記報知部に、前記連動先警報音の出力及び前記連動先警報表示を停止させることを特徴とする警報器。
- 請求項1又は2記載の警報器に於いて、
前記制御部は、前記連動先警報音の出力と前記連動先警報表示による警報中に、前記通信部を介して他の警報器からの警報停止連動信号を受信した場合、前記報知部に、前記連動先警報音の出力及び前記連動先警報表示を停止させると共に、前記警報停止連動信号による警報停止指示が届いていることを示す警報停止指示表示を前記連動先警報表示とは別に行わせることを特徴とする警報器。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の警報器に於いて、
前記制御部は、前記警報の出力中に、前記操作部による警報停止操作を検知した場合、前記報知部に、前記出力中の警報を停止させることを特徴とする警報器。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の警報器に於いて、
前記制御部は、前記警報停止指示表示が行われている状態で、前記操作部による警報停止操作を検知した場合、前記報知部に、前記警報停止指示表示を停止させることを特徴とする警報器。
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JP2013224809A JP6275994B2 (ja) | 2013-10-30 | 2013-10-30 | 警報器 |
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JP2013224809A JP6275994B2 (ja) | 2013-10-30 | 2013-10-30 | 警報器 |
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JP2013224809A Active JP6275994B2 (ja) | 2013-10-30 | 2013-10-30 | 警報器 |
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Family Cites Families (2)
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2013
- 2013-10-30 JP JP2013224809A patent/JP6275994B2/ja active Active
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JP2015087884A (ja) | 2015-05-07 |
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